JPH07332473A - ベルト無段変速装置の冷却構造 - Google Patents

ベルト無段変速装置の冷却構造

Info

Publication number
JPH07332473A
JPH07332473A JP6126039A JP12603994A JPH07332473A JP H07332473 A JPH07332473 A JP H07332473A JP 6126039 A JP6126039 A JP 6126039A JP 12603994 A JP12603994 A JP 12603994A JP H07332473 A JPH07332473 A JP H07332473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation
pulley
fan
continuously variable
transmission case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6126039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3084186B2 (ja
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Tsuginobu Ujita
次延 氏田
Mineyoshi Motomura
峰義 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP06126039A priority Critical patent/JP3084186B2/ja
Publication of JPH07332473A publication Critical patent/JPH07332473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084186B2 publication Critical patent/JP3084186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱的に厳しいケース内装型のベルト無段変速
装置を効率良く冷却できるものを提供する。 【構成】 駆動及び受動の両プーリPK,PJ共に割り
プーリ構造に構成されたベルト無段変速装置Aにおい
て、伝動ケースCaの受動プーリPJ側部分に換気入口
20を、かつ、駆動プーリPK側部分に換気出口22を
夫々形成し、駆動プーリPKを備えた駆動軸1の伝動ケ
ースCa外部分に動力取入れ用の板金製入力プーリ4を
取付け、この入力プーリ4に吸出し型の換気ファン23
を一体形成し、換気ファン23の回転により、換気出口
22から伝動ケースCa内の吸出し換気作用が可能とな
るよう、換気出口22に換気ファン23を近接配置す
る。又、吸出し換気を伝動ケース外面に吹付けて冷却す
る冷却ファン24を入力プーリ4に一体形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケース内装型のベルト
無段変速装置を効率良く冷却させる技術に関するもので
ある。コンバインや田植機の変速装置として、或いは各
種産業機器における伝動装置として適用可能である。
【0002】
【従来の技術】ケース内装型のベルト無段変速装置とし
ては、例えば、特開平6‐34004号公報に示された
コンバイン用のものが知られている。内装型ではゴミ等
の異物がベルトへの噛込みおそれや水、油といったもの
の付着おそれがなく、外部に露出させた開放型に比べて
変速作動を支障なく安定的に行える信頼性の良さがあ
る。特に、切れワラや粉塵の舞い上がる中で作業するコ
ンバインといった具合に、作業環境の悪い中で作動させ
る場合に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ベルト無段変速装置で
はベルト側面とプーリ面との摩擦接触で動力伝達させる
ものであり、又、その変速操作はベルトをその張力に抗
してプーリ面上でズレ動かすものであることから元々発
熱し易いものである。従って、エンジンの高出力化を図
るとか大型機種用といった具合に負荷が大きくなると発
熱も顕著になり、ベルトスリップや早期ベルト切れとい
った不具合が生じ易くなる不利がある。本発明の目的
は、ケース内装型のベルト無段変速装置を効率良く冷却
させるものを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、駆動プーリと、受動プーリと、これら両プー
リに亘る伝動ベルトとを伝動ケースに内装するととも
に、両プーリのうちの一方を、ベルト巻回半径を可変調
節可能な割りプーリ構造に構成してあるベルト無段変速
装置の冷却構造において、 伝動ケースにおける受動プーリ側部分に換気入口を、
かつ、伝動ケースにおける駆動プーリ側部分とに換気出
口を夫々形成し、駆動プーリを備えた駆動軸の伝動ケー
ス外部分に動力取入れ用の入力プーリを取付け、この入
力プーリに吸出し型の換気ファンを一体形成し、換気フ
ァンの回転により、換気出口から伝動ケース内の吸出し
換気作用が可能となるよう、換気出口と換気ファンとを
相対配置してあることを特徴構成とするものである。
【0005】又、入力プーリに、換気ファンによる吸
出し換気を伝動ケース外面に吹付け可能とする吹出し型
の冷却ファンを形成してあると好都合である。そして、
冷却ファンを、一対の円板間に、前記駆動軸を中心と
した略放射線状の羽根を配置するとともに、換気ファン
による吸出し換気の吸入口を備えて成る遠心ファンに構
成してあるものでも良い。さらに、冷却ファンの回転
によって生ずる冷却風を伝動ケース外面に案内するガイ
ドカバーを設けるとか、換気出口からの吸出し換気を
換気ファンに案内するガイド体を設ける等すればさらに
好都合である。
【0006】
【作用】特徴構成によれば、入力プーリが回転すれば
換気ファンが回転して換気出口から吸出し作用し、換気
入口から外気が伝動ケース内に導入されるようになる。
つまり、駆動中は常に伝動ケース内が換気冷却され、熱
の発生を抑制できるのである。換気ファンは、入力用と
して元々備わっている入力プーリに形成されるので、例
えば入力プーリの反対側におけるケース外に専用の吸出
しファンを設ける場合に比べて、構造が簡単であり場所
も取らないようにできる。
【0007】特徴構成によれば、ケース内から吸出し
た換気によってケース外面も冷却でき、ベルトケースを
内外からより効率的に冷却できるようになるとともに、
その冷却ファンも入力プーリに一体形成されているの
で、専用の冷却ファンが不要である。
【0008】入力プーリは伝動ケースのすぐ側に配置さ
れるものであるから、特徴構成によれば、換気ファン
による吸出し換気を遠心ファンによって駆動軸と直交す
る方向に、すなわち伝動ケース表面に沿った方向に吹出
させることができる。つまり、風の通路を導くガイド部
材無しでも冷却ファンによる吹出し風をケース外表面に
吹付けることが可能であり、吸出し風を効率良く向き変
更させて吹出せるようになる。
【0009】特徴構成によれば、冷却ファンを効率良
くケース外面に導くことができて、その冷却効率を改善
できるとともに、特徴構成によれば、換気ファンによ
る吸込み効率がより向上するようになる。
【0010】
【発明の効果】従って、請求項1〜5記載のいずれの冷
却構造でも、入力プーリを利用した換気ファンによって
強制的に外気を伝動ケース内に給排させる作用により、
経済的に熱的負荷条件の厳しいケース内装型ベルト無段
変速装置を効率良く冷却でき、高出力、大型機種に無理
無く搭載し得るものを提供できた。
【0011】請求項2記載のベルト無段変速装置では、
伝動ケース外面も冷却できて冷却効率が向上し、請求項
3記載のベルト無段変速装置では合理的に伝動ケース外
面冷却が行えるようになる。又、請求項4又は5記載の
いずれのベルト無段変速装置でも、冷却効率が一層改善
されるようにできた。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を、コンバインの伝
動系に使用されるベルト無段変速装置について図面に基
づいて説明する。図5にコンバインの概略の伝動系が示
され、エンジンEの動力が入力ベルト27を介してベル
ト無段変速装置Aに入力され、その変速後の動力をミッ
ションMを通してクローラ走行装置31に伝達するとと
もに、受動軸11軸から変速後の動力を刈取部32にも
伝動してある。
【0013】図1に示すように、ベルト無段変速装置A
は、駆動プーリPKと、受動プーリPJと、これら両プ
ーリに亘る伝動ベルト16とを半割り構造の伝動ケース
Caに内装して構成されている。駆動及び受動の両プー
リPK,PJ共にベルト巻回半径を可変調節可能な割り
プーリ構造に構成され、各プーリのベルト巻回半径は背
反的に大小調節されるように連係してある。
【0014】伝動上手側の駆動軸1に対して半割ケース
2の外側部分に、動力が伝達されてくる入力プーリ4が
固定され、駆動軸1における半割ケース2の内側部分に
駆動プーリPKが装着されている。駆動プーリPKは駆
動軸1に固定取付けされる固定プーリ片5と可動プーリ
片6とで構成され、固定プーリ片5に対向してプーリ部
分6が駆動軸1に、ボール及び溝の構造により一体回転
且つ軸芯方向に移動在に外嵌されている。
【0015】可動プーリ片6のボス部にリング部材8が
ベアリング7を介して回転自在に外嵌され、リング部材
8に固定された一対のピン8aに、長方形状で各角部が
少し丸められた受け部材8bが取付けられており、他方
の半割ケース3の凹部3aに入り込んでリング部材8が
回り止めされている。円筒状のカム部材9が一対のベア
リング10を介して駆動軸1に外嵌されており、左右対
象な一対の傾斜面9aで構成された凹部がカム部材9に
一対形成されて、リング部材8のピン8aのローラー8
cがカム部材9の一対の凹部に入り込んでいる。
【0016】伝動下手側の受動軸11においては、他方
の半割ケース3の内側部分に固定プーリ片12が配置さ
れ、この固定プーリ片12に対向して可動プーリ片13
が受動軸11に一体回転かつ軸芯方向移動自在に外嵌さ
れている。この受動軸11の可動プーリ片13はバネ1
4で固定プーリ片12側に付勢され、受動軸11側の負
荷が大きくなるのに比例して可動プーリ片13を固定プ
ーリ片12側に押すカム機構15が設けられている。
【0017】図1に示す状態は、駆動軸1の可動プーリ
片6が固定プーリ片5から紙面左方に最も離れ、受動軸
11の可動プーリ片13が固定プーリ片12に最も接近
した最低速位置の状態である。そして、この状態からカ
ム部材9を右及び左に回転させると傾斜面9aを介し
て、リング部材8及び駆動軸1の可動プーリ片6が、固
定プーリ片5側に押し操作されて接近して、駆動プーリ
PKでの伝動ベルト16の巻回半径が大きくなってい
き、これに伴って受動軸11の可動プーリ片13が、固
定プーリ片12から紙面右方に離れていくことで無段変
速装置1が高速側に変速操作される。
【0018】次に、このベルト式無段変速装置Aの変速
操作構造について説明する。図1、図2に示すように、
半割ケース3の外側においてカム部材9のボス部にボス
部材17が固定され、ボス部材17に変速レバー18が
支持されており、ボス部材17に扇型ギヤ19が固定さ
れて、この扇型ギヤ19を回転駆動するギヤードモータ
33が備えられている。そして、ボス部材17のアーム
17aのピン17bが、扇型ギヤ19の開孔19aに入
り込んでおり、ゴム状の一対の感圧センサー21がアー
ム17aのピン17bを挟み込むように扇型ギヤ19に
固定されている。
【0019】図1に示す状態は変速レバー18を中立停
止位置に操作している状態であり、この状態から変速レ
バー18を紙面前後方向に操作してカム部材9を回転さ
せようとすると、この操作によりアーム17aのピン1
7bが感圧センサー21に押圧され感圧センサー21か
らの信号により、変速レバー18の操作方向にボス部材
17及び扇型ギヤ19が回転するようにモータが作動し
て、ベルト式無段変速装置が高速側に変速操作される。
そして、変速レバー18の操作を所望の操作位置で止め
るとモータも停止して、変速レバー18及びベルト式無
段変速装置がモータによりこの操作位置に保持される。
【0020】次に、ベルト無段変速装置Aの冷却構造に
付いて説明する。図1、図3に示すように、伝動ケース
Caにおける受動プーリPJ側部分に換気入口20を、
かつ、駆動プーリPK側部分に換気出口22を夫々形成
するとともに、入力プーリ4に吸出し型の換気ファン2
3を一体形成してあり、換気ファン23の回転により、
伝動ケースCa内のエアーを換気出口22から吸出し可
能となるよう、換気出口22と換気ファン23とを相対
配置してある。又、入力プーリ4には、換気ファン23
で吸出されたエアーを伝動ケースCa外面に吹付け可能
とする吹出し型の冷却ファン24も形成されている。
【0021】換気入口20は、半割りケース2,3を断
面円形で膨出成形して成り、伝動ケース連結用ボルトの
両側に計2箇所形成されている。この換気入口20に
は、ゴミや異物のケース内への侵入を阻止するフィルタ
ー(図示せず)を装着するのが好ましい。換気出口22
は、右半割りケース2における駆動プーリPKと入力プ
ーリ4とで挟まれた側壁部分に形成された貫通孔で成
り、駆動軸1を中心とした周方向で等間隔に8箇所空け
られている。
【0022】図3、図4に示すように、換気ファン23
は、板金製入力プーリ4の側面に6枚の吸込み羽根23
aを部分的に切欠いて曲起し形成することで構成される
とともに、冷却ファン24は、入力プーリ4の側面に沿
わして取付けられた補助円板24Aに、6枚の起立羽根
24aを曲起し形成することで構成されている。尚、補
助円板24Aは入力プーリ4の強度を補強するものであ
るとともに、その側面には吸込み羽根23aの曲起しに
よって形成される吸込み孔23bに対応した通過孔24
bが形成されている。
【0023】換気出口22の周囲には、曲起しによって
伝動ケース側に突出する吸込み羽根23aに外径側から
近接する円筒状のガイド体25が右半割りケース2に一
体形成されているとともに、冷却ファン24の回転によ
って生ずる冷却風を伝動ケースCa外面に案内するガイ
ドカバー26が右半割りケース2に取付けてある。ガイ
ド体25は、図1に示すように入力プーリ4とでラビリ
ンス部Rを形成しており、外部から水、ゴミ、ワラ等の
侵入を規制する機能と、換気ファン23の吸引力を向上
させる機能とを出している。ガイドカバー26は入力プ
ーリ4への入力ベルト27の通過を許容する切欠き26
aが形成された鍋蓋形状に形成され、取付け片26bを
介してケース連結ボルト28で伝動ケースCaに装着さ
れるとともに、その開放端は右半割りケース2の外面に
極めて接近する状態に配置されている。
【0024】上記の冷却構造の作用を述べると、入力プ
ーリ4が回転すれば換気ファン23及び冷却ファン24
が共に駆動回転し、換気ファン23の換気出口22から
の吸出し作用による負圧で換気入口20から外気が導入
されるのであり、この外気の通過によって両プーリP
K,PJ、伝動ベルト16等、伝動ケースCaの内部が
冷却される。そして、換気出口22がら吸出されたエア
ー(換気排風)は冷却ファン24による冷却風として再
利用されて吹出され、ガイドカバー26で伝動ケースC
aに導かれてケース外表面を冷却するのである。伝動ケ
ースCaの外面にはリブ出しによる多数の冷却フィン2
9が形成されており、冷却効率を向上させてある。つま
り、入力プーリ4に一体形成される両ファン23,24
により、ベルト無段変速装置Aをその内部及び外部の双
方から冷却でき、熱的に厳しい不利面を経済的に、か
つ、省スペースで克服できるのである。
【0025】〔別実施例〕図6、図7に示すように入力
プーリ4を形成しても良い。すなわち、駆動軸1間際ま
でに迫って径方向に長く補助円板24Aを曲起こして起
立羽根24aを形成して冷却ファン24を構成するとと
もに、それによって形成される通過孔24bの内径寄り
部分に相当する開口面積を有した吸込み孔23bを持つ
吸込み羽根23aを備えて換気ファン23を構成するの
である。そして、8箇所の吸込み羽根23aの突出部分
を外周から覆うリングガイド30が換気ファン23に取
付けられ、これはガイド体25に内周側から近接してラ
ビリンス構造を形成している。
【0026】吸込み羽根23aが換気出口22に近づく
ようその突出量を高くしての吸込み率の向上と、吸出し
換気部分にも起立羽根24aが存在するようにしての吹
出し率の向上、及び、リングガイド30による吸込み率
向上を図ってあるとともに、ガイド体25とによるラビ
リンス作用の強化も図ってある。
【0027】又、図8に示すように、冷却ファン24
を、駆動軸1と一体に回転する一対の補助円板24A,
24B間に、駆動軸1を中心とした略放射線状の羽根2
4aを配置するとともに、換気ファン23で吸出された
換気の吸入口24bをプーリ側円板24Aに形成して成
る遠心ファンに構成しても良い。この手段では、冷却フ
ァン24に対するエアー取入口及びエアー取出口での給
排効率が改善され、伝動ケースCa内での換気効率並び
に冷却効率がさらに向上する利点がある。
【0028】駆動プーリPKのみ、又は受動プーリPJ
のみベルト巻回半径可変型の割りプーリ構造に構成され
たベルト無段変速装置Aに本発明を適用しても良い。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト無段変速装置の構造を示す断面図
【図2】ベルト無段変速装置の側面図
【図3】入力プーリの構造を示す分解図
【図4】換気及び冷却ファンの部分図
【図5】コンバインの概略伝動構造を示す系統図
【図6】入力プーリの第1別構造を示す断面図
【図7】図6に示す入力プーリの構造を示す分解図
【図8】入力プーリの第2別構造を示す要部の断面図
【符号の説明】
1 駆動軸 4 入力プーリ 16 伝動ベルト 20 換気入口 22 換気出口 23 換気ファン 24 冷却ファン 24A,24B 補助円板 24a 羽根 24b 吸入口 25 ガイド体 26 ガイドカバー PK 駆動プーリ PJ 受動プーリ Ca 伝動ケース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動プーリ(PK)と、受動プーリ(P
    J)と、これら両プーリ(PK),(PJ)に亘る伝動
    ベルト(16)とを、伝動ケース(Ca)に内装すると
    ともに、前記両プーリ(PK),(PJ)のうちの一方
    を、ベルト巻回半径を可変調節可能な割りプーリ構造に
    構成してあるベルト無段変速装置の冷却構造であって、 前記伝動ケース(Ca)における前記受動プーリ(P
    J)側部分に換気入口(20)を、かつ、前記伝動ケー
    ス(Ca)における前記駆動プーリ(PK)側部分に換
    気出口(22)を夫々形成し、 前記駆動プーリ(PK)を備えた駆動軸(1)の前記伝
    動ケース(Ca)外部分に動力取入れ用の入力プーリ
    (4)を取付け、この入力プーリ(4)に吸出し型の換
    気ファン(23)を一体形成し、 前記換気ファン(23)の回転により、前記換気出口
    (22)から前記伝動ケース(Ca)内の吸出し換気作
    用が可能となるよう、前記換気出口(22)と前記換気
    ファン(23)とを相対配置してあるベルト無段変速装
    置の冷却構造。
  2. 【請求項2】 前記入力プーリ(4)に、前記換気ファ
    ン(23)による吸出し換気を前記伝動ケース(Ca)
    外面に吹付け可能とする吹出し型の冷却ファン(24)
    を形成してある請求項1記載のベルト無段変速装置の冷
    却構造。
  3. 【請求項3】 前記冷却ファン(24)を、一対の円板
    (24A)、(24B)間に、前記駆動軸(1)を中心
    とした略放射線状の羽根(24a)を配置するととも
    に、前記換気ファン(23)による吸出し換気の吸入口
    (24b)を備えて成る遠心ファンに構成してある請求
    項2記載のベルト無段変速装置の冷却構造。
  4. 【請求項4】 前記冷却ファン(24)の回転によって
    生ずる冷却風を前記伝動ケース(Ca)外面に案内する
    ガイドカバー(26)を設けてある請求項2又は3記載
    のベルト無段変速装置の冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記換気出口(22)から吸出される換
    気を前記換気ファン(23)に案内するガイド体(2
    5)を設けてある請求項1〜4のいずれかに記載のベル
    ト無段変速装置の冷却構造。
JP06126039A 1994-06-08 1994-06-08 ベルト無段変速装置の冷却構造 Expired - Fee Related JP3084186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06126039A JP3084186B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 ベルト無段変速装置の冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06126039A JP3084186B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 ベルト無段変速装置の冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07332473A true JPH07332473A (ja) 1995-12-22
JP3084186B2 JP3084186B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=14925157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06126039A Expired - Fee Related JP3084186B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 ベルト無段変速装置の冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3084186B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075106A (ja) * 2010-12-24 2011-04-14 Kubota Corp 作業機
WO2014155452A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 住友重機械工業株式会社 減速機
JP2020153390A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 本田技研工業株式会社 無段変速装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075106A (ja) * 2010-12-24 2011-04-14 Kubota Corp 作業機
WO2014155452A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 住友重機械工業株式会社 減速機
CN104995436A (zh) * 2013-03-29 2015-10-21 住友重机械工业株式会社 减速机
JP2020153390A (ja) * 2019-03-18 2020-09-24 本田技研工業株式会社 無段変速装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3084186B2 (ja) 2000-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0805276B1 (en) Blower assembly having integral air flow cooling duct
US4632070A (en) Device for cooling engine power unit
US5839374A (en) Blower for generating static pressure
US4509933A (en) Belt pulley and method of making the same
US4708699A (en) Method and apparatus for reducing sound emanation from a drive system
KR20040101528A (ko) 원심 송풍기 및 원심 송풍기를 구비한 공기 조화 장치
JP4099458B2 (ja) 静翼を含む遠心ファン
US20220252076A1 (en) Blower
JPH07332473A (ja) ベルト無段変速装置の冷却構造
US4530680A (en) Belt pulley and method of making the same
KR100378034B1 (ko) 전동송풍기
US4669951A (en) Air operated motor
JP2021067245A (ja) クローポンプ
JPH0953589A (ja) スクロール式流体機械
JPS6240588B2 (ja)
JPH0735153A (ja) カップリングカバー
JPS6132197Y2 (ja)
JP4174229B2 (ja) 軸流送風機
JPS63297799A (ja) 電動軸流送風機
JPH0676823B2 (ja) ベルト伝動装置
JP2000356200A (ja) ファン装置
KR960003793Y1 (ko) 제어용 모터의 냉각장치
JPH02150515A (ja) 粘性流体継手
JP2001020898A (ja) 送風装置
JPS5824109Y2 (ja) 換気扇

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees