JPH0733199Y2 - 電子線照射装置 - Google Patents
電子線照射装置Info
- Publication number
- JPH0733199Y2 JPH0733199Y2 JP10774188U JP10774188U JPH0733199Y2 JP H0733199 Y2 JPH0733199 Y2 JP H0733199Y2 JP 10774188 U JP10774188 U JP 10774188U JP 10774188 U JP10774188 U JP 10774188U JP H0733199 Y2 JPH0733199 Y2 JP H0733199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- electron beam
- door
- roll
- irradiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は電子線照射装置に関する。
(従来の技術) 電子線照射装置において、照射窓に向い合うようにして
X線遮蔽体を設置し、その内部を長尺体の被照射体、た
とえばウエブを搬送させ、その過程で電子線を照射して
処理するようにしたものは、すでによく知られている。
X線遮蔽体を設置し、その内部を長尺体の被照射体、た
とえばウエブを搬送させ、その過程で電子線を照射して
処理するようにしたものは、すでによく知られている。
第2図は従来例の構成を示し、1は電子線の走査管、2
はその照射窓、3はX線を遮蔽するための遮蔽体で、照
射窓2の周囲に設置されている。その内部にはウエブ4
を搬送するためのロール5が配置されている。
はその照射窓、3はX線を遮蔽するための遮蔽体で、照
射窓2の周囲に設置されている。その内部にはウエブ4
を搬送するためのロール5が配置されている。
具体的には遮蔽体3の両側には、仕切壁7によって仕切
られて、予備室8が設置されてあり、これにロール5が
フレーム9によって支持されている。10は予備室8の扉
で、遮蔽体3内の保守、点検の際、およびウエブ4をロ
ール5に添纏させるときに開かれる。
られて、予備室8が設置されてあり、これにロール5が
フレーム9によって支持されている。10は予備室8の扉
で、遮蔽体3内の保守、点検の際、およびウエブ4をロ
ール5に添纏させるときに開かれる。
11はウエブ4を遮蔽体3の内部に導出入させるときに通
過するスリットで、仕切壁7に形成されてある。
過するスリットで、仕切壁7に形成されてある。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのような遮蔽体の構成によると、その内部が狭
いので、内部の保守点検のみならず、照射窓のための保
守点検の作業が困難であるし、またウエブが通しにくく
なる。またロール5として径の大きいものを使用すると
きは、その交換作業が行ないにくい。
いので、内部の保守点検のみならず、照射窓のための保
守点検の作業が困難であるし、またウエブが通しにくく
なる。またロール5として径の大きいものを使用すると
きは、その交換作業が行ないにくい。
この考案は遮蔽体の内部、照射窓などの保守点検を容易
にするとともに、ウエブの挿通作業が簡単にできるよう
にすることを目的とする。
にするとともに、ウエブの挿通作業が簡単にできるよう
にすることを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は遮蔽体の照射窓に対向する面を開閉自在の扉
とし、この扉の内側に、搬送用のロールと、このロール
を支持するフレームとを取り付けたことを特徴とする。
とし、この扉の内側に、搬送用のロールと、このロール
を支持するフレームとを取り付けたことを特徴とする。
(作用) 扉を開放すると、その扉とともにロールが露出されるよ
うになる。したがってロールへのウエブの添纏、挿通が
簡単となり、またロールなどの保守点検が容易となる。
更に扉の開放によって、遮蔽体が開放される。そのため
照射窓が外部に露呈されるので、その保守点検も容易と
なる。
うになる。したがってロールへのウエブの添纏、挿通が
簡単となり、またロールなどの保守点検が容易となる。
更に扉の開放によって、遮蔽体が開放される。そのため
照射窓が外部に露呈されるので、その保守点検も容易と
なる。
(実施例) この考案の実施例を第1図によって説明する。なお第2
図と同じ符号を付した部分は、同一または対応する部分
を示す。
図と同じ符号を付した部分は、同一または対応する部分
を示す。
この考案にしたがい、遮蔽体3の、照射窓2に対向する
面に開閉自在の扉12を設ける。この扉12はヒンジ13によ
って開閉自在とされている。扉12の内側には、ロール5
の複数と、これらを支持するフレーム9が取り付けられ
てある。また仕切壁7Aも設けてあり、これは遮蔽体3に
取り付けられている仕切壁7Bと向い合うことによって、
スリット11が形成されるようになっている。
面に開閉自在の扉12を設ける。この扉12はヒンジ13によ
って開閉自在とされている。扉12の内側には、ロール5
の複数と、これらを支持するフレーム9が取り付けられ
てある。また仕切壁7Aも設けてあり、これは遮蔽体3に
取り付けられている仕切壁7Bと向い合うことによって、
スリット11が形成されるようになっている。
第1図は扉12を閉じた状態を示しており、この場合は従
来例と特に相違するところはない。保守点検などの必要
がある場合は、ヒンジ13を中心として扉13を開放すれば
よい。その開放状態を、図中鎖線で示してある。
来例と特に相違するところはない。保守点検などの必要
がある場合は、ヒンジ13を中心として扉13を開放すれば
よい。その開放状態を、図中鎖線で示してある。
この状態から理解されるように、扉13、遮蔽体3の各内
面は外部に曝されるようになり、したがって各ロール
5、フレーム9などの保守点検、照射窓類の保守点検が
極めて容易に実施できるようになる。
面は外部に曝されるようになり、したがって各ロール
5、フレーム9などの保守点検、照射窓類の保守点検が
極めて容易に実施できるようになる。
またロール5類が外部に曝されるようになったことによ
って、ウエブ4をロール5に添纏させて通す作業も極め
て簡単となる。ウエブ4を通したあと、扉12を閉じれ
ば、仕切壁7A,7Bによってスリット11が自動的に形成さ
れるようになり、かつウエブ4が自動的に遮蔽体3内に
挿通されるようになる。
って、ウエブ4をロール5に添纏させて通す作業も極め
て簡単となる。ウエブ4を通したあと、扉12を閉じれ
ば、仕切壁7A,7Bによってスリット11が自動的に形成さ
れるようになり、かつウエブ4が自動的に遮蔽体3内に
挿通されるようになる。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、ロール類、照射
窓などの保守点検、ならびに被照射体の挿通作業が、従
来構成に比較してはるかに簡便となるといった効果を奏
する。
窓などの保守点検、ならびに被照射体の挿通作業が、従
来構成に比較してはるかに簡便となるといった効果を奏
する。
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2図は従来
例の断面図である。 2……照射窓、3……遮蔽体、4……ウエブ、5……ロ
ール、9……フレーム、12……扉、
例の断面図である。 2……照射窓、3……遮蔽体、4……ウエブ、5……ロ
ール、9……フレーム、12……扉、
Claims (1)
- 【請求項1】電子線を照射する照射窓の周囲にX線を遮
蔽する遮蔽体を設け、前記遮蔽体の内部に被照射体を搬
送し、その搬送の過程で電子線を照射するようにした電
子線照射装置において、 前記遮蔽体の前記照射窓に対向する面を開閉自在の扉と
し、前記扉の内部に、前記被照射体を搬送するためのロ
ールと、前記ロールを支持するフレームとを取り付けて
なる電子線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10774188U JPH0733199Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 電子線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10774188U JPH0733199Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 電子線照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230099U JPH0230099U (ja) | 1990-02-26 |
JPH0733199Y2 true JPH0733199Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31342427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10774188U Expired - Lifetime JPH0733199Y2 (ja) | 1988-08-16 | 1988-08-16 | 電子線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0733199Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068973A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Hamamatsu Photonics Kk | 電子線照射装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5621567B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2014-11-12 | 澁谷工業株式会社 | 電子線殺菌装置 |
-
1988
- 1988-08-16 JP JP10774188U patent/JPH0733199Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009068973A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Hamamatsu Photonics Kk | 電子線照射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0230099U (ja) | 1990-02-26 |
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