JPH07331157A - ブレンド性筆記用具 - Google Patents

ブレンド性筆記用具

Info

Publication number
JPH07331157A
JPH07331157A JP7131671A JP13167195A JPH07331157A JP H07331157 A JPH07331157 A JP H07331157A JP 7131671 A JP7131671 A JP 7131671A JP 13167195 A JP13167195 A JP 13167195A JP H07331157 A JPH07331157 A JP H07331157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
writing instrument
microcapsules
solvent
instrument according
binder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7131671A
Other languages
English (en)
Inventor
Alexander C-R Tsuei
アレキサンダー・チエ−ルエン・ツェイ
Jr Daniel B Pendergrass
ダニエル・ボーン・ペンダーグラス・ジュニア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH07331157A publication Critical patent/JPH07331157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D13/00Pencil-leads; Crayon compositions; Chalk compositions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クレヨン等の筆記用具であって、該筆記用具
によって作られたマークをこすることでブレンド可能な
筆記用具を提供する。 【構成】 (a)着色剤を含む摩擦転写性バインダー、お
よび(b)液体溶剤を含有する脆性マイクロカプセルを含
む筆記用具であって、該摩擦転写性バインダーは該液体
溶剤に使用条件下で軟化され、該マイクロカプセルは、
バインダー、着色剤およびマイクロカプセルの総重量の
2〜55重量%を構成することを特徴とし、25%以上の着
色均一性率を提供するために十分な量のマイクロカプセ
ルを含有する筆記用具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記用具に関する。よ
り詳しくは、本発明はクレヨン等の筆記用具であって、
該筆記用具によって作られたマークをこすることでブレ
ンド可能な筆記用具に関する。
【0002】
【従来の技術】ワックスクレヨンは、絵をかくため、そ
して一般には筆記用具として、子供達に(およびそれ以
外の人にも)長い間用いられてきた。数年にわたって、
多種多様なタイプの顔料がワックスベース中に加えら
れ、全くおびただしい数の利用可能色を生んだ。このよ
うなワックスクレヨンは、本格的な美術表現に用いるに
は制限があった。なぜなら、一方ではクレヨンによって
造られた線はあまり正確ではなく、もう一方では顔料で
着色したワックスが色のブレンドにはあまり向いていな
いためである。ブレンド性を達成するために、芸術家ら
は、パステルや絵の具等の異なる媒体に転換せざるを得
なかった。
【0003】米国特許第3,769,045号は、液状白色クレ
ヨンの製造方法について開示している。このクレヨンは
低ワックス含量を有するように設計されており、それに
よって該クレヨンは、望ましいフェルトマーカーの流体
マーキング特性に近づく。この目的を達するために、ク
レヨンは20〜40重量%のワックスおよび60〜80重量%の
カプセル化マーキング液体を含有する。マイクロカプセ
ル中に含まれるマーキング液体は、無色であるが着色可
能であることが望ましい場合以外は、どんな液状染料ま
たはインクであってもよい。無色であるが着色可能なマ
ーキング液体は、カーボンレス紙の分野において一般的
に用いられている酸性マーク形成材料の部類のものであ
る。マイクロカプセル中に含まれるインクまたは染料
を、所望により粘性のある液状オイルに溶解して、イン
クビヒクルとして機能させてもよい。
【0004】米国特許第5,039,243号(オブライエン(O'
Brien))は、マイクロカプセルのシェル内に芳香性材料
を含有するマイクロカプセルを有するクレヨンについて
開示している。絵を着色する場合にクレヨンを表面に当
てることによって、いくつかのマイクロカプセルは破裂
して、香気を放出する。マイクロカプセルは、クレヨン
の1〜60重量%含まれていてよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
a)着色剤を含む摩擦転写性バインダー、およびb)液体溶
剤を含有する脆性マイクロカプセルを含む筆記用具を提
供する。摩擦転写性バインダーは、使用条件下で、液体
溶剤によって軟化され得る。マイクロカプセルは、バイ
ンダー、着色剤およびマイクロカプセルの総量の2〜55
重量%含まれ、かつ筆記用具は、約25%以上の着色均一
性率(Coloration Uniformity Percentage)を提供する
ために十分な量のマイクロカプセルを含有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】筆記用具による着色の均
一性は、筆記用具によるマークで紙支持体を均一かつ規
則的に被覆することによって得られた色を測定し、筆記
用具の融点よりも高い温度に維持された紙支持体で同様
に調製した試料と比較することによって評価される。溶
融試料は、筆記用具の理論最大ブレンド能力に近く、従
って、その筆記用具が同じマーキング圧力および周期数
で出し得る最良の着色を呈する。ルーチンマーキングに
よって得られた色と、溶融条件下で得られた色との比
は、以下に示す特定のプロトコルを通して定義されるよ
うな着色均一性率を確定する。驚くべきことに、使用条
件下で摩擦転写性バインダーを軟化または可溶化する液
体溶剤を有するマイクロカプセルを、約25%以上の着色
均一性率を提供するために十分な量で加えることによっ
て、色均一性、ブレンド能力、および画かれたものの美
しさが強められることにおいて優れた利益が得られるこ
とが見いだされた。筆記用具は、好ましくは約35%以
上、およびより好ましくは約45%以上の着色均一性率を
提供するために十分な量のマイクロカプセルを含有する
ことが好ましい。
【0007】マイクロカプセル化した液体溶剤を摩擦転
写性バインダー中に加えることによって、クレヨンをブ
レンド性にしてもよい。紙上にクレヨンによってマーク
を置く時に、脆性マイクロカプセルは破裂して、それに
よって液体溶剤を放出する。理論的な裏付けはないが、
この溶剤は、摩擦転写性バインダーを溶媒化または軟化
して、紙上の着色剤含有バインダーを部分的または全て
流動性にする。
【0008】この筆記用具で作られたマークを、指また
は鉄筆を用いてブレンドまたはこすり混ぜてもよい。好
ましくは、溶剤の揮発性は、本発明の筆記用具によって
作られたマークのブレンド能力に予め決められた時間枠
を提供するように選択され得る。従って、高い揮発性の
溶剤をマイクロカプセル中に加える場合には、本発明の
筆記用具はブレンド能力について比較的短い持続時間を
有する。より長い持続時間のブレンド能力が望ましい場
合には、溶剤は比較的低い揮発性を有するものから選択
され、それによって溶剤は、所望の時間枠の間ブレンド
能力を有するために、蒸発前の十分な時間、支持体上に
利用可能に保持される。バインダー材料のブレンド能力
が短時間であるように選択された溶剤の場合には、破裂
したマイクロカプセル中に含まれる溶剤の好ましくは20
重量%以下が、マークした支持体の上に10分後に存在す
る。バインダー材料のブレンド能力が長時間であるよう
に選択された溶剤の場合には、破裂したマイクロカプセ
ル中に含まれる溶剤の好ましくは20重量%以上が、マー
クした支持体の上に2週間後に存在する。
【0009】溶剤がカプセル化されているために、筆記
用具は比較的硬質または堅い状態で提供され得、従って
カプセル化していない状態でバインダーマトリクス中に
加えられた同量の溶剤を有するクレヨンのように柔らか
く、または弱くなることはない。更に、本発明の筆記用
具は自己安定用品としても提供され得る。溶剤は、マイ
クロカプセル化されているために、浸出または揮発によ
って早くにバインダーマトリックスから逃げてしまうこ
とはない。更に、バインダーと溶剤の両方の特性を、12
0°F、より好ましくは150°F程度の高温においてさえ
も、貯蔵中に溶融することがないようなブレンド性クレ
ヨンを提供するように選択してもよい。カプセル化溶剤
を有する筆記用具は、単にクレヨン中に分散した溶剤を
同量含有する同様の用具と比較して、優れたブレンド性
を提供する。
【0010】本発明の筆記用具は更に、極めて望ましい
筆記の美しさを有するワックスベースの用具を提供す
る。例えば、クレヨンは、紙上へのマーク創作中に低い
抵抗率を有するように提供され得る。理論的な裏付けは
ないが、マイクロカプセルの破裂の間にマークとして放
出される溶剤は、表面エネルギーおよび摩擦転写性バイ
ンダーの流動特性を修正するために働かされ、それによ
って溶剤が加えられていない同様のバインダー配合物と
比べて抵抗が減少するものと考えられる。
【0011】摩擦転写性バインダーは、紙支持体上を圧
力でこすることで擦り減る熱可塑性材料から選択され、
それによって支持体上に材料を残して、観察し得るマー
クを作る。好ましくは、摩擦転写性バインダーは、合成
および天然ワックスおよびそれらのブレンドから選択さ
れる。好ましいワックスの特定例には、カルナバ、モン
タン、密ろう、長鎖パラフィン、高分子量酸類、高分子
量アルコール類、ポリエステル類、ポリエーテル類、飽
和高分子量炭化水素、水素化脂肪酸、分岐鎖炭化水素ワ
ックス等がある。好ましい摩擦転写性バインダー材料に
は、100°Fにおいて固体である熱可塑性材料が含まれ
る。好ましくは、摩擦転写性バインダーは120°Fにお
いて固体であり、より好ましくは150°Fにおいて固体
である。特に好ましいバインダーは、安息香酸のC18
32エステル、パラフィン、ステアリン酸およびそれら
のブレンドである。特に好ましいバインダーには、ステ
アリルベンゾエートおよびベヘニルベンゾエートが含ま
れる。
【0012】所望により、バインダーを、せん断耐力を
有するものから選択して、紙へのマーク付与によって、
大量の未破裂マイクロカプセルを支持体に運ぶようにし
てもよい。これらのカプセルは、後でマークしたエリア
に、指、鉄筆またはその他の適当な道具を用いて圧力を
付与することによって破裂して、溶剤を放出し、マーク
にブレンド能力を与える。
【0013】摩擦転写性バインダー材料は所望により添
加剤、例えば溶剤、増粘剤、コーティングまたは押出補
助剤、充填剤等を含んでもよい。
【0014】摩擦転写性バインダーは、顔料、染料、レ
ーキ、カラー形成剤等、またはこれらの着色剤の組み合
わせから選ばれる着色剤を含有する。特に好ましい着色
剤は、子供達に用いられる筆記用具中に加えることに適
した非毒性着色剤である。本発明の筆記用具中に加えら
れる所望による着色剤には、現像剤との反応まで画像を
形成しないカラー付与材料、例えばロイコ染料化学、ま
たはカーボンレス紙産業において利用されるその他のこ
のような化学におけるカラー付与材料が含まれる。
【0015】溶剤は、意図した使用時間枠内に摩擦転写
性バインダーを軟化または可溶化する材料から選択され
る。溶剤は、筆記用具で支持体をマーキングした時、直
ちにバインダーをブレンドまたはこすり混ぜることがで
きるように、バインダーを十分に軟化することが好まし
い。
【0016】また、徐々にバインダーを軟化するように
溶剤を選択して、ブレンドまたはすり混ぜ効果が、予め
決めた時間延びるようにしてもよい。溶剤は、炭化水
素、石油蒸留物、天然または合成油、アルコール類、エ
ステル類、エーテル類、脂肪酸エステル類、ミネラルス
ピリット、および安息香酸の脂肪族アルコールエステル
類からなる群より選択されることが好ましい。特に好ま
しい溶剤は、安息香酸のC16〜C18エステル類、ブチル
ステアレート、メチルラウレート、イソプロピルミリス
テート、およびオレイルアルコールのブレンドである。
所望により、溶剤は界面活性剤を含んでいてもよい。好
ましくは、界面活性剤は液体充填量の約0.01〜0.5重量
%含まれる。理論的な裏付けはないが、界面活性剤はバ
インダーの表面全体に溶剤を分布させることを助成し、
それによって溶剤の軟化作用を促進するものと考えられ
る。
【0017】所望により、マイクロカプセルは更に着色
助剤、例えば染料、顔料、レーキ、カラー形成剤等を含
有してもよい。
【0018】本発明によれば、溶剤を含有するマイクロ
カプセルを、現場での方法、例えばアミノプラスト重合
等によって調製してもよい。一般に現場重合反応と称さ
れて開示されている該技術は、例えばアミノプラスト樹
脂カプセル壁材料を産生する。該方法においては、疎水
性油相を、アミノプラスト樹脂前駆体を含有する水性相
に、高せん断力撹拌することによって分散させる。酸触
媒の添加によって、アミノプラスト前駆体の重縮合が始
まり、油相の分散した液滴の周りにアミノプラスト樹脂
が堆積して、マイクロカプセルを作製する。
【0019】該カプセル用の疎水性内相は、どんな現場
でのアミノプラストカプセル化可能組成物であってもよ
く、米国特許第3,516,941号に記載されているように、
内相はバインダーに対する溶剤として機能するための基
準に見合うように提供される。
【0020】マイクロカプセルを界面重縮合によって調
製する場合には、カプセルの皮はどんな縮合ポリマーま
たは付加ポリマー(例えば、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリスルホンアミド、ポリユリア、ポリエステル、
ポリカーボネート等)からなっていてもよい。ポリアミ
ド類は、アミンと、酸塩化物、またはイソシアネートプ
レポリマーとポリアミン類との反応によって形成された
ポリマーとの界面重縮合によって調製される。
【0021】また、コアセルベーションによって形成さ
れたマイクロカプセルも、本発明に従ったマイクロカプ
セルを形成する上で有用である。コアセルベーション
は、高分子量ゲル化ポリマーを形成する周知の方法であ
って、例えば米国特許第2,800,458号および同2,800,457
号に記載されている。
【0022】これらの構造中、および一般に本発明の実
施において用いられるカプセルは、約4〜200μmの平均
直径を有する。好ましくは、平均直径は約40〜150μm、
およびより好ましくは80〜120μmである。該カプセル
は、好ましくは組成物の2〜55重量%、最も好ましくは
組成物の5〜40重量%からなる。大きいカプセル程、1
カプセル当たり、より多い体積の溶剤を運ぶので、本発
明に好ましい。
【0023】着色均一性率 上記のように、着色均一性率は、筆記用具で作製した試
料マークの測定色を、同様の筆記用具で、バインダーの
融点以上の温度に加熱した紙の上に作製したマークと比
較した比である。この評価は、以下のように実験的に行
った:
【0024】試料を、直径約8mmを有し、約2.5mmのポイ
ントに削った筆記用具を用いて、約800gの圧力で、標
準紙支持体にマークを付与することによって調製した。
好ましい標準紙支持体は、20ポンドの白色ボンド紙であ
る。4cm×4cmの試料試験エリアを作るために、筆記用具
の横移動に実質的に平行に均等に間隔をあけた40個を作
った。この間隔におけるこの数のマークは、試料エリア
の調製におけるマークのオーバーラップを伴う。このよ
うなオーバーラップは、筆記用具によって作られたマー
クが、予め作られたマークの上で道具を摩擦することに
よってブレンドする機会を提供する。色均一性の度合
は、上記のマークした試料に与えられた色を、ハンター
比色計またはその他の同様の色測定装置で測定すること
によって評価する。
【0025】上記のように調製した試料マークを有する
紙を色測定器具の試料窓の上に置き、試料を完全に窓に
オーバーラップさせる。その後白色タイルを試料の後ろ
に置き、CIELABデータを、比色計から1試料当たり3回
の読取の平均値を用いて得る。各試験試料の色差(△E
*ab)を、以下の式に従って計算した:
【数1】 式中、△E*abは、対照の紙とマークした紙との間の色
における差を表し、△L*、△a*および△b*は、カラ
ーコーディネートの用語である。△L*は、色の明るさ
を表し、△a*は色の赤みまたは緑みを表し、△b*は色
の黄みまたは青みを表す。更に詳しい論文については、
「色技術の原理(Principles of Color Technology)」、
第2版、ビルメイヤーら(F.W.Billmeyer and M.Saltzma
nn)、第59〜60頁および第102〜104頁に記載されてい
る。
【0026】色均一性率は、実験手続きによって作られ
た筆記用具マークの△E*ab(△E*abmark)と、同じバ
インダー構造物の筆記用具によって与えられるであろう
理論最大色の△E*abであって、紙の上でバインダーを
溶融させるために加熱した紙の小片上で同じ圧力で書く
ことによって調製された試料の△E*ab(△E*abmelt
を比較して決定した。バインダーの融点より高い温度に
設定したホットプレート上に置いた紙の上でマーキング
の実験を行うことによって紙を加熱し、バインダーがマ
ーキング処理の間に溶融するようにした。
【0027】従って、色均一性率は、以下の式で表され
る: 色均一性率 = △E*abmark / △E*abmelt × 100
【0028】本発明の筆記用具は、硬い面、主に紙等に
書くことに有用である。また、別の適当な支持体、例え
ばプラスチック、木材、塗面、厚紙、プレスボード、カ
ンバス、繊維等の上に書くことに用いてもよい。支持体
の表面は、ボンド紙の組織のように、わずかに組織があ
ることが好ましい。コンクリート表面のように過剰な組
織は好ましくはない。
【0029】以下の実施例で本発明を更に詳細に説明す
るが、これらは本発明の範囲を制限するものではない。
特に示さない限りにおいて、全ての比および率は、重量
単位である。
【0030】
【実施例】実施例1 約2μmの平均直径を有するフタロブルー顔料1gを、12
gのフィンソルブ(Finsolv)116ワックス(脂肪族安息香
酸エステル;ニュージャージー、エルムウッド・パーク
(Elmwood Park)のファインテックス社(Finetex Inc.)
製)に、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウレア
(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィンソル
ブTN溶剤(直鎖C12〜C15第1アルコール類の安息香
酸エステルの混合物で、ファインテックス社製)充填物
を含む100μmのカプセル7gを加えた。得られた組成物
を、3c.c.の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、
または氷水中で急冷させた。
【0031】実施例2 約2μmの平均直径を有するハンサ(Hansa)・イエロー顔料
1gを、12gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分
散させ、そこへポリメトキシウレア(PMU)シェル材
料からなり、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を
含む100μmのカプセル7gを加えた。得られた組成物
を、3c.c.の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、
または氷水中で急冷させた。
【0032】実施例3 約2μmの平均直径を有するチタンホワイト顔料3gを、1
2gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、
そこへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル7gを加えた。得られた組成物を、3
c.c.の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、ま
たは氷水中で急冷させた。
【0033】実施例4 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料1gを、12
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル7gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0034】実施例5 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料4gを、20
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル4gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0035】実施例6 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料4gを、20
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む32μ
mのカプセル4gを加えた。得られた組成物を、3c.c.の
使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水中
で急冷させた。
【0036】実施例7 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料4gを、20
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む180
μmのカプセル4gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0037】実施例8 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料2.4gを、1
2gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、
そこへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル4gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0038】実施例9 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料1gを、9.6
gのフィンソルブ116ワックスおよび2.4gのフィンソル
ブ137ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキ
シウレア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフ
ィンソルブTN溶剤充填物を含む32μmのカプセル6gを
加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジ
に移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0039】実施例10 約2μmの平均直径を有するフタロブルー顔料1gを、9.6
gのフィンソルブ116ワックスおよび2.4gのフィンソル
ブ137ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキ
シウレア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフ
ィンソルブTN溶剤充填物を含む32μmのカプセル6gを
加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジ
に移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0040】実施例11 約2μmの平均直径を有するハンサ・イエロー顔料1gを、
9.6gのフィンソルブ116ワックスおよび2.4gのフィン
ソルブ137ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメ
トキシウレア(PMU)シェル材料からなり、80重量%
のフィンソルブTN溶剤充填物を含む32μmのカプセル6
gを加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリ
ンジに移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させ
た。
【0041】実施例12 約3μmの平均直径を有するチタンホワイト顔料3gを、
9.6gのフィンソルブ116ワックスおよび2.4gのフィン
ソルブ137ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメ
トキシウレア(PMU)シェル材料からなり、80重量%
のフィンソルブTN溶剤充填物を含む32μmのカプセル6
gを加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリ
ンジに移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させ
た。
【0042】実施例13 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料3gを、30
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル15gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0043】実施例14 約2μmの平均直径を有するフタロブルー顔料3gを、30
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル15gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0044】実施例15 約2μmの平均直径を有するハンサ・イエロー顔料3gを、
30gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、
そこへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル15gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷水
中で急冷させた。
【0045】実施例16 約2μmの平均直径を有するチタンホワイト顔料3gを、3
0gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、
そこへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%の酢酸ブチル充填物を含む100μmのカプセ
ル15gを加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨て
シリンジに移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷さ
せた。
【0046】実施例17 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料1gを、12
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のフィンソルブTN溶剤充填物を含む100
μmのカプセル6gを加えた。得られた組成物を、3c.c.
の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却させた。
【0047】実施例18 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料1gを、12
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%の酢酸ブチル充填物を含む100μmのカプセ
ル6gを加えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシ
リンジに移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させ
た。
【0048】実施例19 約2μmの平均直径を有するフタロブルー顔料1gを、12
gのフィンソルブ116ワックスに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のテキサノールイソブチレート(アルドリ
ッチ・ケミカル社(Aldrich Chem. Co.)製)充填物を含む
100μmのカプセル6gを加えた。得られた組成物を、3c.
c.の使い捨てシリンジに移し、室温にて冷却、または氷
水中で急冷させた。
【0049】実施例20 ペルガスクリプト(Pergascript)ブラック(チバガイギ
ー(Ciba Geigy)社製)1gと、約2μmの平均直径を有する
チタンホワイト顔料2gを、12gのフィンソルブ116ワッ
クスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウレア
(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィンソル
ブTN溶剤充填物を含む100μmのカプセル5gを加え
た。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジに移
し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0050】実施例21 ペルガスクリプトグリーン1gと、約2μmの平均直径を有
するチタンホワイト顔料2gを、12gのフィンソルブ116
ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウ
レア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィン
ソルブTN溶剤充填物を含む100μmのカプセル5gを加
えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジに
移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0051】実施例22 ペルガスクリプトイエロー1gと、約2μmの平均直径を有
するチタンホワイト顔料2gを、12gのフィンソルブ116
ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウ
レア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィン
ソルブTN溶剤充填物を含む100μmのカプセル5gを加
えた。得られた溶液を、3c.c.の使い捨てシリンジに移
し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0052】実施例23 ペルガスクリプトレッド1gと、約2μmの平均直径を有す
るチタンホワイト顔料2gを、12gのフィンソルブ116ワ
ックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウレ
ア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィンソ
ルブTN溶剤充填物を含む100μmのカプセル5gを加え
た。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジに移
し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0053】実施例24 ペルガスクリプトオレンジ1gと、約2μmの平均直径を有
するチタンホワイト顔料2gを、12gのフィンソルブ116
ワックスに、110℃で分散させ、そこへポリメトキシウ
レア(PMU)シェル材料からなり、80重量%のフィン
ソルブTN溶剤充填物を含む100μmのカプセル5gを加
えた。得られた組成物を、3c.c.の使い捨てシリンジに
移し、室温にて冷却、または氷水中で急冷させた。
【0054】実施例25 約2μmの平均直径を有するレッドc19011顔料0.4gを、8
gのクレヨンワックスベースに、110℃で分散させ、そ
こへポリメトキシウレア(PMU)シェル材料からな
り、80重量%のテキサノールイソブチレート(アルドリ
ッチ・ケミカル社製)充填物を含む100μmのカプセル12
gを加えた。得られた組成物を、50c.c.の使い捨て容器
に移し、室温にて冷却させた。
【0055】実施例26 わずかにオーバーラップしたストロークのブレンド作用
によって得られ得る被覆度におけるマイクロカプセル化
溶剤の効果を比較するために、クレヨンを以下のように
調製した: a)添加剤非含有クレヨン、b)2.5%遊離ブチルステアレ
ート含有クレヨン、c)2.5%の直径35μmのマイクロカプ
セル化したブチルステアレートを含有するクレヨン、お
よびd)2.5%の直径120μmのマイクロカプセル化したブ
チルステアレートを含有するクレヨン。マイクロカプセ
ルには、約76.6重量%のブチルステアレートを含有させ
た。無添加クレヨンを、用いる圧力を変えること、およ
び第1にセットしたマークに対して垂直に2度目の走り
書き(直交平行線模様)をすることによって得られ得
る、断片的被覆度の範囲を示す走り書きパッチを調製す
るために用いた。これらの走り書きパッチは、手によっ
て、通常の使用において一般的に見られる着色圧力およ
びオーバーラップの範囲と同じように調製した。更に、
走り書きパッチを加熱した紙片の上に通常の圧力および
高い圧力で調製して、かなり薄い被覆度およびかなり厚
い被覆度のそれぞれで得られ得る最大マーク強度を表し
た。同様の走り書きパッチを機械的に(上記のように、
40ライン、4cm×4cm)、遊離ブチルステアレートまたは
マイクロカプセル化ブチルステアレートを含有するクレ
ヨンを用いて、普通の圧力で調製した。遊離溶剤を含有
するクレヨンは、使用することが難しかった。これは、
溶剤がチップを弱くして、崩れ易くさせたためである。
マイクロカプセル化溶剤を含有するクレヨンは、バイン
ダー中に分散した溶剤で評価したその他のクレヨンより
も溶剤の総量が少ないにもかかわらず、それらは一定の
良好な被覆度を与えた。
【0056】
【表1】
【0057】本実施例は、マイクロカプセル中に供給し
た溶剤の量がかなり少なくても、カラー測定値(△E)
における差は、マイクロカプセルを有さない同様の配合
のクレヨンと比べて劇的に改良されることを示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・ボーン・ペンダーグラス・ジュ ニア アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)着色剤を含む摩擦転写性バインダ
    ー、および(b)液体溶剤を含有する脆性マイクロカプセ
    ルを含む筆記用具であって、該摩擦転写性バインダーは
    該液体溶剤に使用条件下で軟化され、該マイクロカプセ
    ルは、バインダー、着色剤およびマイクロカプセルの総
    重量の2〜55重量%を構成することを特徴とし、25%以
    上の着色均一性率を提供するために十分な量のマイクロ
    カプセルを含有する筆記用具。
  2. 【請求項2】 35%以上の着色均一性率を提供するため
    に十分な量のマイクロカプセルを含有する請求項1記載
    の筆記用具。
  3. 【請求項3】 45%以上の着色均一性率を提供するため
    に十分な量のマイクロカプセルを含有する請求項1記載
    の筆記用具。
  4. 【請求項4】 液体溶剤が、炭化水素、石油蒸留物、天
    然または合成油、アルコール類、エステル類、エーテル
    類、脂肪酸エステル類、ミネラルスピリット、および安
    息香酸の脂肪族アルコールエステル類およびそれらの混
    合物からなる群より選択される、請求項1記載の筆記用
    具。
  5. 【請求項5】 液体溶剤が、ブチルステアレート、メチ
    ルラウレート、イソプロピルミリステート、オレイルア
    ルコールおよび安息香酸のC16〜C18エステル類のブレ
    ンドおよびそれらの混合物からなる群より選択される、
    請求項1記載の筆記用具。
  6. 【請求項6】 液体溶剤が界面活性剤を含む請求項1記
    載の筆記用具。
  7. 【請求項7】 液体溶剤が、筆記用具を支持体上にマー
    クした時、破裂したマイクロカプセル中に含有される溶
    剤の20重量%以下がマークした支持体上に10分後に存在
    するように選択された揮発性を有する、請求項1記載の
    筆記用具。
  8. 【請求項8】 摩擦転写性バインダーが、カルナバワッ
    クス、モンタンワックス、密ろう、長鎖パラフィン、高
    分子量酸類、高分子量アルコール類、ポリエステル類、
    ポリエーテル類、飽和高分子量炭化水素、水素化脂肪酸
    および分岐鎖炭化水素ワックスからなる群より選択され
    る、請求項1記載の筆記用具。
  9. 【請求項9】 摩擦転写性バインダーが、100°Fにお
    いて固体である熱可塑性材料からなる群より選択される
    請求項1記載の筆記用具。
  10. 【請求項10】 摩擦転写性バインダーがパラフィンか
    らなり、溶剤が石油蒸留物からなる、請求項1記載の筆
    記用具。
  11. 【請求項11】 摩擦転写性バインダーがステアリン酸
    からなり、溶剤がブチルステアレートからなる、請求項
    1記載の筆記用具。
  12. 【請求項12】 摩擦転写性バインダーが、安息香酸の
    18〜C32エステルからなり、溶剤が安息香酸のC16
    18エステルからなる、請求項1記載の筆記用具。
JP7131671A 1994-06-07 1995-05-30 ブレンド性筆記用具 Pending JPH07331157A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US255151 1994-06-07
US08/255,151 US5449399A (en) 1994-06-07 1994-06-07 Blendable writing instrument

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07331157A true JPH07331157A (ja) 1995-12-19

Family

ID=22967058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7131671A Pending JPH07331157A (ja) 1994-06-07 1995-05-30 ブレンド性筆記用具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5449399A (ja)
EP (1) EP0686677B1 (ja)
JP (1) JPH07331157A (ja)
DE (1) DE69520806T2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1050786C (zh) * 1994-03-15 2000-03-29 伊藤南己 蜡状物质和使用蜡状物质的造型方法
US6136078A (en) 1999-02-05 2000-10-24 Binney & Smith Inc. Marking composition and method for marking dark substrates
US20060278561A1 (en) * 2005-02-24 2006-12-14 John Schierlmann Blendable stick for coloration of wood and furniture
US20090215621A1 (en) * 2008-02-27 2009-08-27 Elmer's Products, Inc. Coloring system with encapsulated dyes
EP3532553B1 (en) * 2016-10-26 2020-12-16 Danimer Bioplastics, Inc. Renewable, biodegradable marking wax composition
US10280327B1 (en) * 2017-12-04 2019-05-07 Nov. & March Compositions for eco-friendly crayon and methods for preparing the same

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2383176A (en) * 1942-01-31 1945-08-21 Seagram & Sons Inc Art of distilling spirituous liquors
USRE24899E (en) 1953-06-30 1960-11-29 Oil-containrab
US2800457A (en) 1953-06-30 1957-07-23 Ncr Co Oil-containing microscopic capsules and method of making them
US3516941A (en) 1966-07-25 1970-06-23 Minnesota Mining & Mfg Microcapsules and process of making
US3672842A (en) * 1969-06-02 1972-06-27 Walter Florin Writing instrument and indicator method
DE7038726U (de) * 1969-10-20 1971-04-08 Mattel Inc Neuartiger farbstift
US3769045A (en) * 1971-06-22 1973-10-30 Ncr Co Process for producing liquid write crayon
US4058644A (en) * 1974-12-04 1977-11-15 Devries Roy F Sublimation transfer and method
US4557618A (en) * 1981-12-25 1985-12-10 Pentel Kabushiki Kaisha Ink and eraser of the ink
US4610927A (en) * 1983-09-14 1986-09-09 Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Microcapsules containing a hydrophobic, volatile core substance and their production
US4762493A (en) * 1984-08-16 1988-08-09 Anderson Raymond G Scented teaching aid, particularly crayons
US4879174A (en) * 1986-01-10 1989-11-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Device for exposing colorant to be transferred
US4756906A (en) * 1986-03-18 1988-07-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Cosmetic colorant compositions
US5039243A (en) * 1987-07-07 1991-08-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Fragrance releasing crayons
JPH0816215B2 (ja) * 1990-06-18 1996-02-21 株式会社松井色素化学工業所 フォトクロミック材料

Also Published As

Publication number Publication date
EP0686677A3 (en) 1997-07-16
US5449399A (en) 1995-09-12
EP0686677B1 (en) 2001-05-02
DE69520806T2 (de) 2001-12-13
DE69520806D1 (de) 2001-06-07
EP0686677A2 (en) 1995-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1316285C (en) Fragrance releasing crayons
JPH10506939A (ja) 熱変色性インク剤、指爪ラッカー及び使用方法
EP0665119B1 (en) Thermochromic colour-memory composition
JP3306609B2 (ja) 感温変色性色彩記憶性組成物
CN101330970B (zh) 水凝胶粒子及其制备方法
JPS61230982A (ja) 複写紙用の間隔保持体
JP2006188660A (ja) 感温変色性色彩記憶性組成物及びそれを内包した感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料
JPH07179777A (ja) 感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料
JPH07331157A (ja) ブレンド性筆記用具
TWI825008B (zh) 感溫變色性色彩記憶性組合物及內包有其之感溫變色性色彩記憶性微膠囊顏料
US4510206A (en) Thermal ink transfer recording
JPS63194984A (ja) 数回使用可能な熱転写リボン
JP3598307B2 (ja) 固体マーキング組成物
US3967034A (en) Pressure sensitive coatings
KR100387665B1 (ko) 승화성 분산염료를 포함한 전사크레용 및 크레파스 조성물
CA2172716C (en) Correction and marking materials
DE4221322C2 (de) Reversible wärmeempfindliche Färbezusammensetzung und deren Verwendung in Aufzeichnungsmaterialien
WO2020195131A1 (ja) 圧力測定用ペースト状組成物及び圧力測定方法
JPS6168290A (ja) 多数回熱転写媒体
EP0149557A2 (en) Partially pressure-sensitive recording paper
KR100375741B1 (ko) 고형상 마이크로캡슐 잉크
JPH1086542A (ja) 感温変色性熱転写記録媒体
JP2000017211A (ja) インクジェット用ホットメルト型インク組成物
DE2331636A1 (de) Beschichtungsfarbe
JPS62241980A (ja) 熱転写用インク

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004