JPH07330018A - ストレッチ包装用フィルム - Google Patents

ストレッチ包装用フィルム

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Publication number
JPH07330018A
JPH07330018A JP13150694A JP13150694A JPH07330018A JP H07330018 A JPH07330018 A JP H07330018A JP 13150694 A JP13150694 A JP 13150694A JP 13150694 A JP13150694 A JP 13150694A JP H07330018 A JPH07330018 A JP H07330018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
stretch
side edges
uneven
wrapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13150694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Hashi
政明 橋
Tomotoshi Ooya
与俊 大屋
Toru Saito
徹 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP13150694A priority Critical patent/JPH07330018A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 長尺フィルムの両側縁部11の表面および裏
面を平滑にし、中央部12の表面を凹凸状にしたストレ
ッチ包装用フィルム1。 【効果】 延伸し両側縁部11を重ねながら被包装物を
スパイラル状に包装すると、両側縁部11の表面と裏面
とが密着し、被包装物の荷くずれを防止して安定して包
装できる。中央部の表面が凹凸状になっているから、こ
のフィルムで包装した包装物を積み重ねたり、隣合った
包装物に接触させて保管や運搬しても、フィルムが密着
せず、包装物の取り出しが容易にでき、フィルムが破れ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレッチ包装用フィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ストレッチ包装用フィルムは、特開平4
−277541号公報に記載あるように、従来から、ポ
リエチレン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等が一般的に使用され、自己
粘着性や耐引き裂き伝播性、破断強さ、破断伸び等の機
械的強度等に優れたフィルムであって、特開平3−34
837号公報、特開平4−100406号公報、特開平
4−327108号公報に記載あるように、このストレ
ッチ包装用フィルムを延伸させ、両側縁を重合させなが
ら被包装物にスパイラル状に巻くと、両側縁部の表面と
裏面とが密着して美麗に包装できるので多く使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このストレッ
チ包装用フィルムで包装された包装物を積み重ねたり隣
合っている包装物を接触させて運搬したり保管すると、
最外層にあるストレッチ包装用フィルム同士が密着す
る。そのために、荷役時に包装物を取り出すのに苦労す
るし、無理して取り出すと包装用ストレッチフィルムが
破れるという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ストレッチ包装
用フィルムで包装した包装物を積み重ねたり隣合ってい
る包装物を接触させて運搬したり保管してもストレッチ
包装用フィルム同士が密着することのないストレッチ包
装用フィルムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、請求項1の発明は、
長尺フィルムの両側縁部の表面および裏面が平滑になさ
れ、中央部の表面が凹凸状になされているものである。
【0006】この請求項1の発明では、長尺フィルムの
両側縁部の表面および裏面が平滑になされ、中央部の表
面が凹凸状になされているが、この平滑な側縁部と凹凸
状の中央部との割合はフィルムの幅によって異なるが、
通常使用されている幅300mm〜1000mmのスト
レッチ包装用フィルムの場合には、請求項2の発明のよ
うに、側縁から全幅の5〜25%までの距離の両側縁部
を平滑にし、残りの中央部を凹凸状にすることが望まし
い。即ち、請求項2の発明は、長尺フィルムの側縁から
全幅の5〜25%の距離までの両側縁部の表面および裏
面が平滑になされ、その他の中央部の表面が凹凸状にな
されているものである。
【0007】本発明において、長尺フィルムの中央部の
表面が凹凸状になされているが、この凹凸状は中央部全
面に設けられていてもよいし、中央部に長さ方向に沿う
1又は複数の小幅の平滑部を設け、この平滑部を除く帯
状部分に設けられていてもよい。又、中央部の表面を凹
凸状にする方法は種々ある。例えば、フィルム製造時に
エンボス加工してもよいし、ストレッチ包装機のヘッド
にローレット付け機を取り付けて、包装時に凹凸状にし
てもよい。又、表面を凹凸状にしたフィルムを貼り付け
てもよい。
【0008】
【作用】本発明ストレッチ包装用フィルムは、延伸させ
両側縁の平滑になされた部分を重ねながらスパイラル状
に被包装物を包装すると、本発明のストレッチ包装用フ
ィルムの両側縁部の表面および裏面は平滑であるから、
この重なった両側縁部の表面と裏面とが密着して包装で
きる。特に、長尺フィルムの側縁から全幅の5〜25%
の距離まで両側縁部の表面および裏面が平滑になされて
いると、この全幅の5〜25%の距離まで重ねることが
できるから、被包装物を荷くずれすることなく安定して
包装できる。
【0009】又、本発明のストレッチ包装用フィルムは
長尺フィルムの中央部の表面が凹凸状になされているか
ら、このフィルムで包装した包装物を積み重ねたり隣合
った包装物を接触させて保管したり運搬しても、フィル
ムが表面の凹凸のために密着することがなく、従って、
この包装物を取り出すときに取り出し易いし、フィルム
が破れることがない。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
3は本発明の一実施例を示すもので、図1はストレッチ
包装用フィルムを示す斜視図、図2は図1のフィルムで
被包装物を包装している状態を示す説明図、図3は図1
のフィルムで包装した包装物を積み重ねた状態を示す説
明図、図4は本発明の他の実施例を示すもので、ストレ
ッチ包装用フィルムを示す斜視図である。
【0011】図1〜図3において、1は幅600mm、
厚み25μmのポリエチレン樹脂製ストレッチ包装用フ
ィルムであり、このストレッチ包装用フィルム1は側縁
から90mm(15%)までの距離の側縁部分が平滑に
なされた側縁部11であり、幅420mm(70%)の
中央部分が凹凸状になされた中央部12である。この中
央部12は製造時にエンボス加工で設ける。しかし、通
常の平滑なストレッチ包装用フィルムを使用して、スト
レッチ包装機のヘッドにローレット付け機を取り付けて
中央部分を凹凸状にして中央部12としてもよい。
【0012】2はストレッチ包装機であり、このストレ
ッチ包装機2はフィルムホルダー21、ブレーキロール
22、回転テーブル23とからなる。なお、このストレ
ッチ包装機2はストレッチ包装に汎用のものであればよ
い。3は段ボールからなる被包装物である。4は被包装
物を載せるパレットである。
【0013】次に、このストレッチ包装用フィルムの使
用方法について説明する。段ボールからなる被包装物3
を順次積み重ねてパレット4の上に載せる。フィルムホ
ルダー21にロール状のストレッチ包装用フィルム1を
取り付け、図2に示すように、この被包装物3をパレッ
ト4と共に回転テーブル23の上に載せ、回転テーブル
23を回転しながら、ストレッチ包装用フィルム1をフ
ィルムホルダー21からブレーキロール22を経て取り
出し、被包装物3の外周面に両側縁部を30mm〜90
mm重ねてスパイラル状に巻く。
【0014】この際、ブレーキロール22がストレッチ
包装用フィルム1の送り出す速度を制限して引っ張りな
がらフィルムを送り出すから、ストレッチ包装用フィル
ム1を延伸した状態で被包装物3の外周に巻かれる。そ
の結果、このストレッチ包装用フィルム1が元の状態に
戻ろうとする弾性により被包装物3に密着される。な
お、ストレッチ包装用フィルム1は必ずしもストレッチ
包装機2を使用することなく、手動により被包装物3の
外周に巻かれてもよい。
【0015】このように、ストレッチ包装用フィルム1
が被包装物3に密着して包装されるから、ストレッチ包
装用フィルムの側縁部11も密着し、被包装物3が荷く
ずれすることなく安定して包装できる。又、このように
して包装された包装物を図3のように積み重ねたり、隣
合った包装物を接触させて保管したり運搬しても、スト
レッチ包装用フィルム1の中央部12が凹凸状になされ
ているから、表面のストレッチ包装用フィルムが密着し
ない。従って、この包装物を取り出すときに簡単に取り
出すことができる。
【0016】次に、図4に示すストレッチ包装用フィル
ムについて説明すると、1は図1と同様の材質、大きさ
のストレッチ包装用フィルムであって、図1の場合と同
様に両側に平滑な側縁部11が設けられている。このス
トレッチ包装用フィルム1の中央部分には長さ方向に沿
う小幅の平滑部13と凹凸状部14とが幅方向に交互に
設けられている。なお、このストレッチ包装用フィルム
1の使用方法や作用は上記実施例と同様である。
【0017】
【発明の効果】本発明ストレッチ包装用フィルムは両側
縁部の表面および裏面が平滑になされているから、延伸
し両側縁部を重ねながらスパイラル状に包装すると、シ
ッカリと包装できるし、この両側縁部の表面と裏面とが
密着し、被包装物が荷くずれすることなく包装できる。
【0018】又、このストレッチ包装用フィルムは中央
部の表面が凹凸状になされているから、このフィルムで
包装した包装物を積み重ねたり、隣合った包装物を接触
させて保管したり運搬しても、フィルムが密着しない。
従って、この包装物を取り出すときに簡単に取り出すこ
とができ、フィルムが破損することがない。
【0019】又、請求項2の発明のように、長尺フィル
ムの側縁から全幅の5〜25%の距離まで両側縁部の表
面および裏面が平滑になされていると、この全幅の5〜
25%の距離まで重ねることができるから、被包装物が
荷くずれすることなく安定して包装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレッチ包装用フィルムの一実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1のフィルムで被包装物を包装している状態
を示す説明図である。
【図3】図1のフィルムで包装した包装物を積み重ねた
状態を示す説明図である。
【図4】本発明のストレッチ包装用フィルムの他の実施
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ストレッチ包装用フィルム 11 平滑部 12 中央部 2 ストレッチ包装機 3 被包装物 4 パレット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺フィルムの両側縁部の表面および裏
    面が平滑になされ、中央部の表面が凹凸状になされてい
    ることを特徴とするストレッチ包装用フィルム。
  2. 【請求項2】 長尺フィルムの側縁から全幅の5〜25
    %の距離までの両側縁部の表面および裏面が平滑になさ
    れ、その他の中央部の表面が凹凸状になされていること
    を特徴とするストレッチ包装用フィルム。
JP13150694A 1994-06-14 1994-06-14 ストレッチ包装用フィルム Pending JPH07330018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13150694A JPH07330018A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ストレッチ包装用フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13150694A JPH07330018A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ストレッチ包装用フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07330018A true JPH07330018A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15059624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13150694A Pending JPH07330018A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ストレッチ包装用フィルム

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