JPH07328973A - ロボット用把持装置及びこれを用いた部材把持方法 - Google Patents

ロボット用把持装置及びこれを用いた部材把持方法

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JPH07328973A
JPH07328973A JP12152094A JP12152094A JPH07328973A JP H07328973 A JPH07328973 A JP H07328973A JP 12152094 A JP12152094 A JP 12152094A JP 12152094 A JP12152094 A JP 12152094A JP H07328973 A JPH07328973 A JP H07328973A
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JP
Japan
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robot
pin
gripping device
view
base
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JP12152094A
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Inventor
Yutaro Fukase
勇太郎 深瀬
Haruo Nakazawa
春生 中澤
Tadashi Okano
岡野  正
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量の大きい部材を確実堅固に把持すること
ができかつ軽量化が図れるロボット用把持装置及びこれ
を用いた部材把持方法を提供する。 【構成】 穴部24が形成された部材23と、ベース1
6と該ベース16に突設された伸縮可能なピン17と該
ピン17の先端側に設けられた係合部18とを有するロ
ボット用把持装置14とを用い、ロボット用把持装置1
4のピン17を部材23の穴部24に挿通させ、該ピン
17の係合部18の部材23への係合及び縮長を行なう
ことにより、係合部18とベース16とで部材23を把
持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に建築用構造部材
等、重量の大きい部材に用いて好適なロボット用把持装
置及びこれを用いた部材把持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット用把持装置は、一対の近
接離間可能な板部を有しており、これら板部で、部材の
両外側を把持し、この状態で部材を運搬あるいは所定の
位置に配置等するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の従来のロボット用把持装置を、重量の大きい建築用
構造部材の建方等に適用した場合に、該構造部材を両側
から板部で把持するのみでは、把持が確実とは言えず、
このため把持力を大きくすると把持力発生のために大き
な動力が必要になる等の理由でロボット用把持装置の重
量が増大してしまうという問題があった。したがって、
本発明の目的は、重量の大きい部材を確実堅固に把持す
ることができかつ軽量化が図れるロボット用把持装置及
びこれを用いた部材把持方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のロボット用把持装置は、ベースと、該ベー
スに突設された伸縮可能なピンと、該ピンの先端側に設
けられた、把持する部材に係合する係合部とを有するこ
とを特徴としている。
【0005】本発明の部材把持方法は、穴部が形成され
た部材と、ベースと該ベースに突設された伸縮可能なピ
ンと該ピンの先端側に設けられた係合部とを有するロボ
ット用把持装置とを用い、前記ロボット用把持装置のピ
ンを前記部材の穴部に挿通させ、前記係合部の前記部材
への係合及び前記ピンの縮長を行なうことにより、前記
係合部と前記ベースとで前記部材を把持することを特徴
としている。
【0006】
【作用】本発明のロボット用把持装置によれば、部材に
穴部を形成しておき、該穴部にピンを挿通させ、係合部
の部材への係合及びピンの縮長を行なうことにより、係
合部とベースとで部材を把持することになる。そして、
この把持状態でピンが部材の穴部に挿通されているた
め、該ピンで部材の重量を受けることができ、よって、
把持力を小さくできる。
【0007】本発明の部材把持方法によれば、ロボット
用把持装置のピンを部材の穴部に挿通させ、係合部の部
材への係合及びピンの縮長を行なうことにより、ロボッ
ト用把持装置は、係合部とベースとで部材を把持するこ
とになる。そして、この把持状態でピンが部材の穴部に
挿通されているため、該ピンで部材の重量を受けること
ができ、よって、ロボット用把持装置の把持力を小さく
できる。
【0008】
【実施例】本発明の第1実施例によるロボット用把持装
置及びこれを用いた部材把持方法を図1〜図4を参照し
て以下に説明する。
【0009】図中符号10は、建築用構造部材(以下、
構造部材と称す)9を建方するロボットを示すもので、
該ロボット10は、自走のための走行装置7を具備する
台車部11と、該台車部11に水平旋回自在に設けられ
た旋回台8と、旋回台8上に揺動自在かつ伸縮自在に設
けられたアーム12と、台車部11の側部に二カ所設け
られた、ロボット10の作動姿勢を安定させるためのア
ウトリガー13,13とを有しており、アーム12の先
端に把持装置(ロボット用把持装置)14が揺動自在に
取り付けられている。
【0010】第1実施例の把持装置14は、図2に示す
ように、ベース16と、該ベース16に垂直突設された
伸縮可能な二つの平行なピン17,17と、これらピン
17,17の先端部にそれぞれ設けられた可動式フック
(係合部)18,18とを有している。ピン17,17
は、円柱状をなすとともに、ベース16内に内蔵された
油圧シリンダ19,19の駆動により軸方向に伸縮可能
とされている。また、可動式フック18,18は、ピン
17,17内に格納された状態と、ピン17,17から
径方向外方に突出された状態とに図示せぬ駆動手段の駆
動で切替可能となっており、突出状態において、ピン1
7,17の先端側部分がピン17,17の外周部に等し
く、ピン17,17の基端側がピン17,17の外周部
から径方向に突出するよう傾斜した形状をなしている。
【0011】一方、構造部材として、例えば、図3に示
す一対の平行な平板部21,21とこれら同士を連結さ
せる連結板部22とを有する鋼材からなる梁部材(部
材)23を例示して説明すると、該梁部材23の連結板
部22の幅方向の中心線上であって長さ方向の中央位置
に、上記ピン17,17同士のピッチと同ピッチをなす
よう2カ所の穴部24,24が一対形成されている。こ
れら穴部24,24はピン17,17を挿通可能とする
よう該ピン17,17より若干大径とされている。な
お、可動式フック18,18とベース16との間の距離
は、ピン17,17がベース16から最も突出した状態
において連結板部22の厚さより長くなり、ピン17,
17がベース16側に最も引き込まれた状態において連
結板部22の厚さより短くなるよう設定されている。
【0012】そして、図4に示すように、把持装置14
の両ピン17,17(図4では一方のみ図示)を、梁部
材23の両穴部24,24にそれぞれ挿通させた後、可
動式フック18,18を開状態にさせる。そして、油圧
シリンダ19,19を駆動してピン17,17を縮長さ
せることにより、可動式フック18,18が梁部材23
の連結板部22に係合し、該可動式フック18,18と
ベース16とで梁部材23が、ピン17,17で回転が
規制された状態で把持されることになる。また、把持を
解除する場合は、ピン17,17を伸長させた後、可動
式フック18,18をピン17,17内に格納し、ピン
17,17を穴部24,24から抜くことになる。
【0013】次に、本発明の第2実施例によるロボット
用把持装置及びこれを用いた部材把持方法を図5〜図7
を参照して以下に説明する。第2実施例の把持装置14
は、ベース16と、該ベース16に垂直突設された伸縮
可能な二つの平行なピン17,17と、これらピン1
7,17の先端部にそれぞれ同軸に設けられた回転可能
な回転部(係合部)28,28とを有している。ピン1
7,17は、円柱状をなすとともに、ベース16内に内
蔵された油圧シリンダ19,19の駆動により軸方向に
伸縮可能とされている。ここで、回転部28,28は、
短軸がピン17,17の直径以上とされた楕円形状をな
しており、図示せぬ駆動手段で駆動されて、ピン17,
17の配列方向にそれぞれの長軸が沿う方向と、ピン1
7,17の配列方向にそれぞれの短軸が沿う方向とに回
転切替可能となっている。
【0014】一方、構造部材として、例えば、図6に示
す一対の平行な平板部21,21とこれら同士を連結さ
せる連結板部22とを有する鋼材からなる梁部材23を
例示して説明すると、該梁部材23の連結板部22の幅
方向の中心線上であって長さ方向の中央位置に上記ピン
17,17間のピッチと同ピッチをなすよう一対の穴部
24,24が形成されている。第2実施例の穴部24,
24は、梁部材23の長さ方向に長軸を沿わせた楕円状
をなしており、同方向に長軸を沿わせた状態の回転部2
8,28及びピン17,17を挿通可能とするよう回転
部28,28より若干大きく形成されている。なお、回
転部28,28とベース16との間の距離は、ピン1
7,17がベース16から最も突出した状態において連
結板部22の厚さより長くなり、ピン17,17がベー
ス16側に最も引き込まれた状態において連結板部22
の厚さより短くなるよう設定されている。
【0015】そして、図7に示すように、把持装置14
の回転部28,28及びピン17,17を、回転部2
8,28の長軸方向を、穴部24,24の長軸方向に合
せた状態で、穴部24,24にそれぞれ挿通させ、回転
部28,28を90゜回転させる。そして、油圧シリン
ダ19,19を駆動してピン17,17を縮長させるこ
とにより、回転部28,28が梁部材23の連結板部2
2に係合し、該回転部28,28とベース16とで梁部
材23が把持されることになる。また、把持を解除する
場合は、ピン17,17を伸長させた後、回転部28,
88を回転させて挿通時の状態に戻し、ピン17,17
及び回転部28,28を穴部24,24から抜くことに
なる。
【0016】以上に述べた第1及び第2実施例の把持装
置14によれば、該把持装置14で梁部材23を把持し
た状態において、ピン17,17が梁部材23の穴部2
4,24に挿通されているため、該ピン17,17で梁
部材23の重量を受けることができ、よって、把持力の
作用方向に直交する方向に梁部材23がずれないため、
把持力のみで梁部材23の前記方向のずれを防止する場
合に比して把持力を小さくできる。したがって、重量の
大きい部材を確実堅固に把持することができるととも
に、把持力を発生させる油圧シリンダ19,19による
動力を小さくできるため軽量化が図れる。また、把持装
置14による梁部材23の把持が容易であるため自動化
が図れる。さらに、把持用仮設ピースを取り付けたり撤
去したりする必要がなくなる。加えて、梁部材23の重
量的なバランスの良い場所に穴部24,24を設けるこ
とにより、この位置を把持すれば、該梁部材23を他の
部材に組み付ける作業が円滑に行なえる。
【0017】なお、係合部は、上記構成の可動式フック
18,18及び回転部28,28に限定されることな
く、例えば、穴部24,24の奥側にメネジを形成して
おき、ピン17の先端にオネジを形成しておくことによ
り、これらを螺合させて係合させる構成等を採用するこ
とができる。また、穴部24,24を鍵穴状とし回転部
28,28を該鍵穴に対応した鍵形状とすることも可能
である。加えて、梁部材23に限定されることなく、柱
部材、壁部材あるいは床部材等、他の構造部材の把持に
も適用できる。
【0018】以下に、上記把持装置14を有するロボッ
ト10を用いた構造部材の建方について説明する。ま
ず、長く重い梁部材23を建方するため、一台当りの重
量負荷を低減させるようロボット10を二台用いた場合
を図8〜図13を参照して説明する。ロボット10を二
台用いるため、梁部材23には、図8に示すように、両
端から同距離内側となる位置に、上記と同様の穴部2
4,24がそれぞれ一対ずつ形成されている。
【0019】梁部材23は、既に建方された床面上に搭
載されたロボット10,10で、既に建方された一対の
柱部材30,30間に建方されるもので、図9に示すよ
うに、ロボット10,10の柱部材30,30に対し反
対側に、連結板部22を水平方向に沿わせた状態で搬送
台車31,31,…により搬入され、所定距離離間配置
された両ロボット10,10の把持装置14,14に把
持される。そして、ロボット10,10は、梁部材23
を、図10に示すように、連結板部22が垂直をなすよ
う角度を替えさせて手前まで移動させ、この状態から、
図11に示すように、持ち上げた後、図12に示すよう
に、連結板部22が水平をなすよう角度を替えた後、ア
ーム12,12の水平旋回により柱部材30側に位置さ
せる。そして、梁部材23を、連結板部22が垂直をな
すよう角度を替えた後、図13に示すように、柱部材3
0の上部間に上側から降ろして取り付ける。
【0020】なお、さらに長く重い梁部材23を建方す
る場合には、一台当りの重量負荷を低減させるようロボ
ット10を多数用いることも可能であり、例えば四台用
いる場合は、図14に示すように、梁部材23に、両端
から同距離内側となる位置に、上記と同様の穴部24,
24をそれぞれ二対ずつ形成しておき、図15に示すよ
うに、ロボット10を二台一組に連結させたパラレルロ
ボット26を二機用いて、一方のパラレルロボット26
の両アーム12,12の把持部14,14で梁部材23
の長さ方向における一端側を、他方のパラレルロボット
26の両アーム12,12の把持部14,14で梁部材
23の他端側をそれぞれ把持させて、上記と同様に建方
すればよい。
【0021】次に、ロボットを一台用いて柱部材を建方
する場合を図16〜図22を参照して説明する。図16
に示すように、柱部材(部材)32は、中空角筒状をな
すとともに、長さ方向の一端側に突部33が、他端側に
他のものの突部33を嵌合させる嵌合穴34が形成され
ている。そして、一の側板部35に、幅方向の中心線上
であって、長さ方向の略中央位置に上記と同様の一対の
穴部24,24が形成されている。
【0022】柱部材32は、既に建方された床面上に搭
載されたロボット10で、既に建方された柱部材30の
上部に建方されるもので、図17に示すように、ロボッ
ト10の柱部材30に対し反対側に、突部33をロボッ
ト10側に位置させた水平状態で搬送台車31により搬
入され、図18に示すように、ロボット10の把持装置
14により把持される。そして、ロボット10は、柱部
材32を、図19に示すように、持ち上げた後、図20
に示すように、アーム12とともに水平旋回させ、図2
1に示すように、突部33が下方に位置するよう鉛直方
向に沿わせた後、図22に示すように、既に建方された
柱部材30の上部位置に位置させ、該柱部材30の上部
の嵌合穴(図16参照)34に突部33を嵌合させて取
り付けられる。
【0023】また、重い柱部材を建方するため、一台当
りの重量負荷を低減させるようロボットを二台用いた場
合を図23〜図28を参照して説明する。ロボット10
を二台用いるため、柱部材32には、図23に示すよう
に、一の側板部35に、その長さ方向の両端から所定同
距離内側となる位置に、上記と同様の穴部24,24が
それぞれ一対ずつ形成されている。
【0024】図24に示すように、二台のロボット1
0,10は連結されてパラレルロボット26とされ、既
に建方された床面上に搭載されており、柱部材32は、
このパラレルロボット26で、既に建方された柱部材3
0の上部に建方される。すなわち、まず、柱部材32
は、パラレルロボット26のロボット10,10の連結
方向に沿って、突部33を柱部材30に対し反対側に位
置させた水平状態で搬送台車31,31,…により搬入
され、パラレルロボット26の把持装置14,14に把
持される。そして、パラレルロボット26は、把持した
柱部材32を、図25に示すように持ち上げ、図26に
示すように、突部33が下方に位置するよう鉛直方向に
沿わせた後、図27に示すように、既に建方された柱部
材30の上部位置に位置させ、図28に示すように、該
柱部材30の上部の嵌合穴(図23参照)34に突部3
3を嵌合させて取り付ける。
【0025】加えて、さらに重い柱部材を建方するため
一台当りの重量負荷を低減させるようロボットを四台用
いた場合を図29〜図35を参照して説明する。ロボッ
ト10を四台用いるため、柱部材32には図29に示す
ように、一の側板部35に、その長さ方向の両端から所
定同距離内側となる位置に、上記と同様の穴部24,2
4がそれぞれ一対ずつ形成されており、該側板部35に
対し反対側の側版部36にも、同様の穴部24,24が
二対形成されている。
【0026】図30に示すように、二台のロボット1
0,10が連結されたパラレルロボット26が並列され
て、既に建方された床面上に搭載されており、柱部材3
2は、これらパラレルロボット26,26で、既に建方
された柱部材30の上部に建方される。すなわち、ま
ず、柱部材32は、パラレルロボット26,26の間
に、突部33を柱部材30に対し反対側に位置させた水
平状態で搬送台車31,31により搬入され、パラレル
ロボット26,26のすべての把持装置14,14,…
に両側から把持される。そして、パラレルロボット2
6,26は、柱部材32を、図31に示すように、搬送
台車31上を柱部材30側に滑らせた後、図32に示す
ように、水平状態を維持しつつ持ち上げて、図33及び
図34に示すように、突部33が下方に位置するよう揺
動させた後、既に建方された柱部材30の上部位置に位
置させ、図35に示すように、該柱部材30の上部の嵌
合穴(図29参照)34に突部33を嵌合させて取り付
ける。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のロボット
用把持装置によれば、部材に穴部を形成しておき、該穴
部にピンを挿通させ、係合部の部材への係合及びピンの
縮長を行なうことにより、係合部とベースとで部材を把
持することになる。そして、この把持状態でピンが部材
の穴部に挿通されているため、該ピンで部材の重量を受
けることができ、よって、把持力を小さくできる。した
がって、重量の大きい部材を確実堅固に把持することが
できるとともに、把持力を発生させる動力を小さくでき
るため軽量化が図れる。
【0028】本発明の部材把持方法によれば、ロボット
用把持装置のピンを部材の穴部に挿通させ、係合部の部
材への係合及びピンの縮長を行なうことにより、ロボッ
ト用把持装置は、係合部とベースとで部材を把持するこ
とになる。そして、この把持状態でピンが部材の穴部に
挿通されているため、該ピンで部材の重量を受けること
ができ、よって、ロボット用把持装置の把持力を小さく
できる。したがって、重量の大きい部材を確実堅固に把
持することができるとともに、把持力を発生させる動力
を小さくできるため軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるロボット用把持装置
が用いられたロボットを示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例によるロボット用把持装置
を概略的に示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるロボット用把持装置
で把持される梁部材を示す正面図である。
【図4】本発明の第1実施例によるロボット用把持装置
で部材を把持した状態を示す側断面図である。
【図5】本発明の第2実施例によるロボット用把持装置
を概略的に示すもので(a)は側面図(b)は正面図で
ある。
【図6】本発明の第2実施例によるロボット用把持装置
で把持される梁部材を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施例によるロボット用把持装置
で梁部材を把持した状態を示すもので、(a)は正面図
(b)は側断面図である。
【図8】本発明のロボット用把持装置により把持される
梁部材の別の例を示す正面図である。
【図9】図8に示す梁部材を建方する際の一状態を示す
もので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図10】図9に続く工程を示す平面図である。
【図11】図10に続く工程を示す正面図である。
【図12】図11に続く工程を示す正面図である。
【図13】図12に続く工程を示すものであって、
(a)は平面図(b)は正面図である。
【図14】本発明のロボット用把持装置により把持され
る梁部材のさらに別の例を示す正面図である。
【図15】図14に示す梁部材を建方する際の一状態を
示す平面図である。
【図16】本発明のロボット用把持装置により把持され
る柱部材の一例を示す正面図である。
【図17】図16に示す柱部材を建方する際の一状態を
示すもので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図18】図17に続く工程を示す正面図である。
【図19】図18に続く工程を示す正面図である。
【図20】図19に続く工程を示す正面図である。
【図21】図20に続く工程を示す正面図である。
【図22】図21に続く工程を示す正面図である。
【図23】本発明のロボット用把持装置により把持され
る柱部材の別の例を示す側断面図である。
【図24】図23に示す柱部材を建方する際の一状態を
示すもので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図25】図24に続く工程を示す正面図である。
【図26】図25に続く工程を示す正面図である。
【図27】図26に続く工程を示す正面図である。
【図28】図27に続く工程を示す正面図である。
【図29】本発明のロボット用把持装置により把持され
る柱部材のさらに別の例を示す側断面図である。
【図30】図29に示す柱部材を建方する際の一状態を
示すもので、(a)は平面図(b)は正面図である。
【図31】図30に続く工程を示す正面図である。
【図32】図31に続く工程を示す正面図である。
【図33】図32に続く工程を示す正面図である。
【図34】図33に続く工程を示す正面図である。
【図35】図34に続く工程を示す正面図である。
【符号の説明】
9 構造部材(部材) 14 把持装置(ロボット用把持装置) 16 ベース 17 ピン 18 可動式フック(係合部) 23 梁部材(部材) 24 穴部 28 回転部(係合部) 32 柱部材(部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、該ベースに突設された伸縮可
    能なピンと、該ピンの先端側に設けられた、把持する部
    材に係合する係合部とを有することを特徴とするロボッ
    ト用把持装置。
  2. 【請求項2】 穴部が形成された部材と、ベースと該ベ
    ースに突設された伸縮可能なピンと該ピンの先端側に設
    けられた係合部とを有するロボット用把持装置とを用
    い、 前記ロボット用把持装置のピンを前記部材の穴部に挿通
    させ、前記係合部の前記部材への係合及び前記ピンの縮
    長を行なうことにより、前記係合部と前記ベースとで前
    記部材を把持することを特徴とする部材把持方法。
JP12152094A 1994-06-02 1994-06-02 ロボット用把持装置及びこれを用いた部材把持方法 Withdrawn JPH07328973A (ja)

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