JPH07328680A - 浄化槽の運転方法 - Google Patents
浄化槽の運転方法Info
- Publication number
- JPH07328680A JPH07328680A JP6126302A JP12630294A JPH07328680A JP H07328680 A JPH07328680 A JP H07328680A JP 6126302 A JP6126302 A JP 6126302A JP 12630294 A JP12630294 A JP 12630294A JP H07328680 A JPH07328680 A JP H07328680A
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- JP
- Japan
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- flow rate
- membrane
- septic tank
- separation device
- day
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要最小限の大きさの浄化槽によって最大の
処理能力を発揮する。 【構成】 流量調整部S1の容量V1(最高水位H.W.L.
−最低水位L.W.L.)は0.6m3、分離膜8の透過流束
Jは0.1〜1.0(m3/m2・day)、流量調整部S1
への1日当りの廃水の流入量vは1.25(m3/day)
である。したがって、V1/vで定義される日平均滞留
時間Rは0.48(day)であり、装置コンパクト化と
膜処理性能を総合的に評価する指標としての(R/J)
は0.48〜4.8となる。
処理能力を発揮する。 【構成】 流量調整部S1の容量V1(最高水位H.W.L.
−最低水位L.W.L.)は0.6m3、分離膜8の透過流束
Jは0.1〜1.0(m3/m2・day)、流量調整部S1
への1日当りの廃水の流入量vは1.25(m3/day)
である。したがって、V1/vで定義される日平均滞留
時間Rは0.48(day)であり、装置コンパクト化と
膜処理性能を総合的に評価する指標としての(R/J)
は0.48〜4.8となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭からの廃水や工場廃
水等を生物的に処理する浄化槽の運転方法に関する。
水等を生物的に処理する浄化槽の運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】便所、洗面所、風呂及び厨房などの家庭
からの廃水や工場廃水等を生物的に処理する従来の浄化
槽は、生物処理が終了した廃水を沈殿槽に導入し、廃水
中に浮遊している活性汚泥を沈降せしめ、清浄な上澄み
液を放流するようにしているが、沈降処理に時間がかか
るとともに沈殿槽の容積も大きくなるので、特開昭5−
50082号公報或いは特開平5−185092号公報
に開示されるように、沈殿槽の代りとして或いは沈殿槽
の補助として膜分離装置を用いた浄化槽が提案されてい
る。
からの廃水や工場廃水等を生物的に処理する従来の浄化
槽は、生物処理が終了した廃水を沈殿槽に導入し、廃水
中に浮遊している活性汚泥を沈降せしめ、清浄な上澄み
液を放流するようにしているが、沈降処理に時間がかか
るとともに沈殿槽の容積も大きくなるので、特開昭5−
50082号公報或いは特開平5−185092号公報
に開示されるように、沈殿槽の代りとして或いは沈殿槽
の補助として膜分離装置を用いた浄化槽が提案されてい
る。
【0003】一方、通常の浄化槽は1日のうちのほぼ決
まった時間にピーク流入があり、短時間のうちに多量の
廃水が生物反応室に流入すると、生物反応室の負荷が過
大となり、処理できないまま放流することになる。そこ
で、生物反応室の上流に流量調整部を設け、1日を通じ
て略一定量の廃水が生物反応室に流入するようにした浄
化槽も知られている。
まった時間にピーク流入があり、短時間のうちに多量の
廃水が生物反応室に流入すると、生物反応室の負荷が過
大となり、処理できないまま放流することになる。そこ
で、生物反応室の上流に流量調整部を設け、1日を通じ
て略一定量の廃水が生物反応室に流入するようにした浄
化槽も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、生物
反応室の他に膜分離装置や流量調整部を設けた浄化槽は
知られているが、今までこれらの関連性については何ら
検討がなされていない。即ち、透過流束の大きな分離膜
を用いれば膜分離装置の処理能力は向上するが、浄化槽
の処理能力は生物反応室における生物分解処理能力にも
依存しているために膜分離装置の透過流束を必要以上に
大きくしても、浄化槽全体の処理能力の向上にはつなが
らない。また、流量調整部の容量を大きくすれば大量の
ピーク流入があってもそれを吸収することができ、生物
処理を安定化させることができるが、流量調整部の容量
が必要以上に大きいと浄化槽の大型化につながってしま
う。
反応室の他に膜分離装置や流量調整部を設けた浄化槽は
知られているが、今までこれらの関連性については何ら
検討がなされていない。即ち、透過流束の大きな分離膜
を用いれば膜分離装置の処理能力は向上するが、浄化槽
の処理能力は生物反応室における生物分解処理能力にも
依存しているために膜分離装置の透過流束を必要以上に
大きくしても、浄化槽全体の処理能力の向上にはつなが
らない。また、流量調整部の容量を大きくすれば大量の
ピーク流入があってもそれを吸収することができ、生物
処理を安定化させることができるが、流量調整部の容量
が必要以上に大きいと浄化槽の大型化につながってしま
う。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、流量調整部へ
の1日当りの廃水の流入量をv(m3/day)、流量調整
部の容量をV(m3)とした場合に定義される廃水の日
平均滞留時間R(V/v)(day)と膜分離装置の膜透
過流束J(m3/m2・day)との比(R/J)が、装置コ
ンパクト化と膜処理性能を総合的に評価する指標として
優れているという知見に基づいて成したものである。即
ち、本発明は上記した(R/J)が、0.02≦(R/
J)≦60となるように運転することを要旨とする。
の1日当りの廃水の流入量をv(m3/day)、流量調整
部の容量をV(m3)とした場合に定義される廃水の日
平均滞留時間R(V/v)(day)と膜分離装置の膜透
過流束J(m3/m2・day)との比(R/J)が、装置コ
ンパクト化と膜処理性能を総合的に評価する指標として
優れているという知見に基づいて成したものである。即
ち、本発明は上記した(R/J)が、0.02≦(R/
J)≦60となるように運転することを要旨とする。
【0006】ここで、(R/J)が小さくなる(Rが小
さくなるかJが大きくなる)と浄化槽のコンパクト化と
膜処理性能の向上がバランスよく進み、高処理水質の運
転が行える。但し、R(V/v)が小さくなりすぎると
生物反応室の負荷変動が大きくなり放流水の水質が悪化
し、Jを大きくするための膜面の洗浄頻度及び運転動力
を大きくする必要が生じ、逆に(R/J)が大きくなる
と浄化槽が大型化することになるので、(R/J)は
0.02≦(R/J)≦60の範囲とし、好ましくは
0.08≦(R/J)≦12、最適には0.48≦(R
/J)≦4.8とする。
さくなるかJが大きくなる)と浄化槽のコンパクト化と
膜処理性能の向上がバランスよく進み、高処理水質の運
転が行える。但し、R(V/v)が小さくなりすぎると
生物反応室の負荷変動が大きくなり放流水の水質が悪化
し、Jを大きくするための膜面の洗浄頻度及び運転動力
を大きくする必要が生じ、逆に(R/J)が大きくなる
と浄化槽が大型化することになるので、(R/J)は
0.02≦(R/J)≦60の範囲とし、好ましくは
0.08≦(R/J)≦12、最適には0.48≦(R
/J)≦4.8とする。
【0007】
【作用】生物反応室から膜分離装置を介して排出された
処理済廃水の量に見合った分だけ、未処理の廃水が流量
調整部から生物反応室へ供給される。
処理済廃水の量に見合った分だけ、未処理の廃水が流量
調整部から生物反応室へ供給される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明方法を実施する浄化槽
の断面図であり、浄化槽1は流量調整部S1と生物反応
室S2とを隔壁2で画成してなり、流量調整部S1には
廃水の導入管3と、最高水位( H.W.L.)及び最低水位
(L.W.L.)を検知するセンサ4を設け、センサ4が最高
水位( H.W.L.)または最低水位(L.W.L.)を検知した
場合には、浄化槽1の運転停止或いは警報等を発するよ
うにし、流量調整部S1と生物反応室S2との間には流
量調整部S1から生物反応室S2へ廃水を移行するポン
プ5及び配管6を設けている。尚、ポンプ5を用いる代
りにエアリフタ等を用いることも可能である。
説明する。ここで、図1は本発明方法を実施する浄化槽
の断面図であり、浄化槽1は流量調整部S1と生物反応
室S2とを隔壁2で画成してなり、流量調整部S1には
廃水の導入管3と、最高水位( H.W.L.)及び最低水位
(L.W.L.)を検知するセンサ4を設け、センサ4が最高
水位( H.W.L.)または最低水位(L.W.L.)を検知した
場合には、浄化槽1の運転停止或いは警報等を発するよ
うにし、流量調整部S1と生物反応室S2との間には流
量調整部S1から生物反応室S2へ廃水を移行するポン
プ5及び配管6を設けている。尚、ポンプ5を用いる代
りにエアリフタ等を用いることも可能である。
【0009】一方、生物反応室S2内には膜分離装置7
を配置するとともに、この膜分離装置7の下方に曝気装
置12を配置している。ここで、膜分離装置7は中空糸
状膜等の分離膜8、集水管9、配管10及びポンプ11
から構成され、分離膜8としては管状膜、平板状膜も可
能であるが、分離膜の平均細孔径としては1nm以上2
0μm以下とすることが好ましい。更に、分離膜8は生
物反応室S2内に浸漬させずに膜モジュールとして外部
に設けてもよい。
を配置するとともに、この膜分離装置7の下方に曝気装
置12を配置している。ここで、膜分離装置7は中空糸
状膜等の分離膜8、集水管9、配管10及びポンプ11
から構成され、分離膜8としては管状膜、平板状膜も可
能であるが、分離膜の平均細孔径としては1nm以上2
0μm以下とすることが好ましい。更に、分離膜8は生
物反応室S2内に浸漬させずに膜モジュールとして外部
に設けてもよい。
【0010】ここで、前記流量調整部S1の容量V1
(最高水位H.W.L.−最低水位L.W.L.)は0.6m3、生
物反応室S2の容量V2は0.3m3、分離膜8の透過
流束Jは0.1〜1.0(m3/m2・day)、流量調整部
S1への1日当りの廃水の流入量vは1.25(m3/d
ay)である。したがって、V1/vで定義される日平均
滞留時間Rは0.48(day)であり、装置コンパクト
化と膜処理性能とを総合的に評価する指標としての(R
/J)は0.48〜4.8である。
(最高水位H.W.L.−最低水位L.W.L.)は0.6m3、生
物反応室S2の容量V2は0.3m3、分離膜8の透過
流束Jは0.1〜1.0(m3/m2・day)、流量調整部
S1への1日当りの廃水の流入量vは1.25(m3/d
ay)である。したがって、V1/vで定義される日平均
滞留時間Rは0.48(day)であり、装置コンパクト
化と膜処理性能とを総合的に評価する指標としての(R
/J)は0.48〜4.8である。
【0011】図2は本発明方法を実施する別実施例に係
る浄化槽の断面図であり、この実施例にあっては、生物
反応室S2を嫌気性処理室S2aと好気性処理室S2b
に分け、嫌気性処理室S2aに流量調整部S1からの廃
水を流入せしめ、好気性処理室S2b内における保持液
(濃縮液)を循環パイプ13を介して嫌気性処理室S2
aに戻すようにしている。
る浄化槽の断面図であり、この実施例にあっては、生物
反応室S2を嫌気性処理室S2aと好気性処理室S2b
に分け、嫌気性処理室S2aに流量調整部S1からの廃
水を流入せしめ、好気性処理室S2b内における保持液
(濃縮液)を循環パイプ13を介して嫌気性処理室S2
aに戻すようにしている。
【0012】この実施例にあっては、図1に示した実施
例が間欠的に曝気装置12を運転し、生物反応室S2内
を交互に嫌気・好気とし、例えば嫌気雰囲気の時に膜分
離装置を運転するのと異なり、曝気装置12と膜分離装
置7を常時運転する。これによって図1に示した実施例
とは生物処理方式の違いにより嫌気雰囲気と好気雰囲気
を別室に設けているため、膜分離の対象となる菌体の濃
度が低くなり、膜透過流束は大きな値が得られる。
例が間欠的に曝気装置12を運転し、生物反応室S2内
を交互に嫌気・好気とし、例えば嫌気雰囲気の時に膜分
離装置を運転するのと異なり、曝気装置12と膜分離装
置7を常時運転する。これによって図1に示した実施例
とは生物処理方式の違いにより嫌気雰囲気と好気雰囲気
を別室に設けているため、膜分離の対象となる菌体の濃
度が低くなり、膜透過流束は大きな値が得られる。
【0013】また、図2に示した実施例の場合には、流
量調整部S1の容量V1は0.8m3、嫌気性処理室S
2aと好気性処理室S2bを合わせた生物反応室S2の
容量V2は2.3m3、分離膜8の透過流束Jは0.5
〜6.0(m3/m2・day)、流量調整部S1への1日当
りの廃水の流入量vは1.75(m3/day)である。し
たがって、V1/vで定義される日平均滞留時間Rは
0.46(day)であり、装置コンパクト化と膜処理性
能とを総合的に評価する指標としての(R/J)は0.
08〜0.92である。
量調整部S1の容量V1は0.8m3、嫌気性処理室S
2aと好気性処理室S2bを合わせた生物反応室S2の
容量V2は2.3m3、分離膜8の透過流束Jは0.5
〜6.0(m3/m2・day)、流量調整部S1への1日当
りの廃水の流入量vは1.75(m3/day)である。し
たがって、V1/vで定義される日平均滞留時間Rは
0.46(day)であり、装置コンパクト化と膜処理性
能とを総合的に評価する指標としての(R/J)は0.
08〜0.92である。
【0014】図3は本発明方法を実施する別実施例に係
る浄化槽の断面図であり、この実施例にあっては、生物
反応室S2が流量調整部を兼ねる構造になっている。即
ち、1日のうちのピーク流入時においても生物反応室S
2内の水位が最高水位( H.W.L.)を越えることがない
ように、また夜間等の廃水の流入が殆んどない時間帯で
あっても最低水位(L.W.L.)を下回らないように設計し
ている。
る浄化槽の断面図であり、この実施例にあっては、生物
反応室S2が流量調整部を兼ねる構造になっている。即
ち、1日のうちのピーク流入時においても生物反応室S
2内の水位が最高水位( H.W.L.)を越えることがない
ように、また夜間等の廃水の流入が殆んどない時間帯で
あっても最低水位(L.W.L.)を下回らないように設計し
ている。
【0015】図3に示した実施例の場合には、生物反応
室全体の水量変動により膜分離の対象となる菌体の濃度
が大きく変動し、図1に示した実施例の場合より膜透過
流束の設定範囲が広くなる。ここで、流量調整部S1の
容量V1は0.6m3、生物反応室S2の容量V2は
0.3m3、分離膜8の透過流束Jは0.04〜5.0
(m3/m2・day)、流量調整部S1への1日当りの廃水
の流入量vは1.25(m3/day)である。したがっ
て、V1/vで定義される日平均滞留時間Rは0.48
(day)であり、装置コンパクト化と膜処理性能とを総
合的に評価する指標としての(R/J)は0.1〜12
である。
室全体の水量変動により膜分離の対象となる菌体の濃度
が大きく変動し、図1に示した実施例の場合より膜透過
流束の設定範囲が広くなる。ここで、流量調整部S1の
容量V1は0.6m3、生物反応室S2の容量V2は
0.3m3、分離膜8の透過流束Jは0.04〜5.0
(m3/m2・day)、流量調整部S1への1日当りの廃水
の流入量vは1.25(m3/day)である。したがっ
て、V1/vで定義される日平均滞留時間Rは0.48
(day)であり、装置コンパクト化と膜処理性能とを総
合的に評価する指標としての(R/J)は0.1〜12
である。
【0016】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明によれば、流
量調整部への1日当りの廃水の流入量をv(m3/da
y)、流量調整部の容量をV(m3)とした場合に定義さ
れる廃水の日平均滞留時間R(V/v)(day)と膜分
離装置の膜透過流束J(m31 m2・day)との比(R/
J)が、0.02≦(R/J)≦60となるように運転
したので、必要最小限の大きさでかつて最大の処理能力
(透過流束)を発揮する浄化槽で最良の処理水質が得ら
れる。また、本発明によれば流量調整部でもって生物反
応槽内で処理する1日当りの廃水の量を一定としたの
で、生物反応槽に過大な負担がかからず、放流水の水質
を向上させることができ、膜分離装置の運転負荷も均一
化が図れ、高い膜透過性能を維持できる。
量調整部への1日当りの廃水の流入量をv(m3/da
y)、流量調整部の容量をV(m3)とした場合に定義さ
れる廃水の日平均滞留時間R(V/v)(day)と膜分
離装置の膜透過流束J(m31 m2・day)との比(R/
J)が、0.02≦(R/J)≦60となるように運転
したので、必要最小限の大きさでかつて最大の処理能力
(透過流束)を発揮する浄化槽で最良の処理水質が得ら
れる。また、本発明によれば流量調整部でもって生物反
応槽内で処理する1日当りの廃水の量を一定としたの
で、生物反応槽に過大な負担がかからず、放流水の水質
を向上させることができ、膜分離装置の運転負荷も均一
化が図れ、高い膜透過性能を維持できる。
【図1】本発明方法を実施する浄化槽の断面図
【図2】本発明方法を実施する別実施例に係る浄化槽の
断面図
断面図
【図3】本発明方法を実施する別実施例に係る浄化槽の
断面図
断面図
1…浄化槽、4…水位センサ、5,11…ポンプ、7…
膜分離装置、8…分離膜、12…曝気装置、S1…流量
調整部、S2…生物反応室。
膜分離装置、8…分離膜、12…曝気装置、S1…流量
調整部、S2…生物反応室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瓜生 勝嗣 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 奥野 祐一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 微生物によって廃水を生物的に処理する
生物反応室と、この生物反応槽内で処理する廃水の量を
調整するための流量調整部と、生物反応室内の廃水を透
過液と保持液に分離して透過液を生物反応室外へ取り出
す膜分離装置とを備えた浄化槽の運転方法において、前
記流量調整部への1日当りの廃水の流入量をv(m3/d
ay)、流量調整部の容量(最高水位−最低水位)をV
(m3)、V/vで定義される日平均滞留時間をR(da
y)、膜分離装置の分離膜の透過流束をJ(m3/m2・da
y)とした場合、0.02≦(R/J)≦60となるよ
うにしたことを特徴とする浄化槽の運転方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の浄化槽の運転方法にお
いて、前記生物反応室が流量調整部を兼ねることを特徴
とする浄化槽の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126302A JPH07328680A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 浄化槽の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6126302A JPH07328680A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 浄化槽の運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328680A true JPH07328680A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14931843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6126302A Pending JPH07328680A (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 浄化槽の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07328680A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414610B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2004-01-13 | 주식회사 제닉스엔지니어링 | 분리막 생물 반응을 이용한 오,폐수 처리장치 |
US6863817B2 (en) | 2002-12-05 | 2005-03-08 | Zenon Environmental Inc. | Membrane bioreactor, process and aerator |
CN102372361A (zh) * | 2011-09-29 | 2012-03-14 | 上海百菲特环保科技有限公司 | 一种高强度循环流平板膜生物水处理器及其实现方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6126302A patent/JPH07328680A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414610B1 (ko) * | 2001-11-09 | 2004-01-13 | 주식회사 제닉스엔지니어링 | 분리막 생물 반응을 이용한 오,폐수 처리장치 |
US6863817B2 (en) | 2002-12-05 | 2005-03-08 | Zenon Environmental Inc. | Membrane bioreactor, process and aerator |
US7022236B2 (en) | 2002-12-05 | 2006-04-04 | Zenon Environmental Inc. | Membrane bioreactor, process and aerator |
CN102372361A (zh) * | 2011-09-29 | 2012-03-14 | 上海百菲特环保科技有限公司 | 一种高强度循环流平板膜生物水处理器及其实现方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
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