JPH07327213A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH07327213A
JPH07327213A JP6117925A JP11792594A JPH07327213A JP H07327213 A JPH07327213 A JP H07327213A JP 6117925 A JP6117925 A JP 6117925A JP 11792594 A JP11792594 A JP 11792594A JP H07327213 A JPH07327213 A JP H07327213A
Authority
JP
Japan
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signal
image pickup
image
circuit
video signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6117925A
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English (en)
Inventor
Ryushi Nishimura
龍志 西村
Mayuko Oda
真愉子 織田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】通話者の顔画像が再生画面から外れないよう自
動制御を行なうテレビ電話を提供すること。 【構成】テレビ電話装置において、撮像素子の読み出し
領域を制御する制御手段と、ビデオ信号を電気的に拡大
するズーム手段と、被写体の位置を検出する検出手段と
を設け、上記検出手段の出力する被写体の位置に基づい
て撮像素子の読み出し位置を制御するように構成した。 【効果】雲台等の機械的な手段を用いること無く、電気
的な手段のみで制御を行なうので、通話者の顔画像が再
生画面から外れないよう自動制御を行なうテレビ電話を
小規模、低消費電力で実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ電話装置に係り、
通話者がある程度動いても画角から外れないように自動
制御を行なうテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話の機能である音声の伝送に加
えて映像の伝送も可能にしたテレビ電話、またこれを応
用したテレビ会議システムが新しいメディアとして普及
しつつある。
【0003】テレビ電話は一般に相手の顔画像だけでな
く自分の顔画像もモニタできるように構成されている。
しかし通話中は相手の顔画像を見ているため、自分の顔
画像が画面の端の方へ動いたり、また極端な場合には画
面内から外れてしまっても自分では気付かない場合があ
る。このような不都合が生じないようするため、テレビ
電話においてカメラ方向を自動的に制御する方式が提案
されている。このような技術に関し、例えば特開平1−
300789号公報に述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においてはカメラ方向を制御する手段が必要であり、通
常このような手段としては電動式の雲台等の機械的な手
段が必要となるため、テレビ電話装置の規模が大きくな
る問題があった。特に装置の小形化のためカメラをディ
スプレイの中に組み込むような場合に、カメラ方向を制
御できるように構成することは困難であった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決し、装
置の規模を増大させることなく、通話者が画角から外れ
ないように自動制御を行なうテレビ電話装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明では、撮像素子と、該撮像素子の出力する撮像
信号を用いてビデオ信号を生成する信号処理手段と、該
ビデオ信号を符号化する符号化手段と、該符号化手段の
出力する送信ビデオ信号を伝送路へ出力すると共に伝送
路から受信ビデオ信号を入力するためのインターフェー
ス手段と、該インターフェース手段から入力された受信
ビデオ信号を復号化する復号化手段と、該復号化手段の
出力するビデオ信号を表示するための表示手段とから構
成されたテレビ電話装置において、上記撮像素子の特定
の領域から撮像信号を読み出し、かつ該特定の領域の位
置を変化させるようにする制御手段と、上記撮像素子の
特定の領域から読みだされた撮像信号、または該撮像信
号から生成されたビデオ信号を電気的に拡大するズーム
手段と、被写体の位置を検出する検出手段とを設け、上
記制御手段は、上記検出手段の出力する被写体の位置に
基づいて制御するようにテレビ電話装置を構成した。
【0007】
【作用】上記手段により構成された本発明によるテレビ
電話は以下のように動作する。上記撮像素子と、信号処
理回路はビデオカメラを構成しており、通話者を撮像し
てビデオ信号を生成する。生成されたビデオ信号は、符
号化手段により符号化された後、インターフェース手段
を経て伝送路へ出力され、通話の相手方のテレビ電話装
置に送信される。また、受信の場合はインターフェース
手段から入力された受信信号を復号化装置で復号化し、
表示装置に出力することにより相手方から送られた映像
をモニタする。このテレビ電話装置では、撮像された通
話者の顔画像が出力画像の画面内から外れてしまうこと
のないよう、以下のような制御を行なう。
【0008】上記撮像素子は2次元撮像素子であり、全
体の受光領域よりも小さい特定の領域に蓄積した信号の
みを読み出すことが可能となっている。また、この読み
出し領域の位置は、上記制御手段により受光領域内で自
由に移動できるように構成されている。このように撮像
素子が全体の受光領域よりも小さい特定の領域から信号
を読み出す場合、ズーム手段は信号処理回路の出力する
ビデオ信号を電気的に拡大して再生画像の大きさを一定
にする。また、上記検出手段は、ビデオ信号から被写体
である通話者の位置を検出する。制御手段は検出された
位置と画面の中心とのずれを計算してこのずれがなくな
るよう、すなわち通話者の画像が画面中央にくるように
上記撮像素子からの読み出し領域を制御する。以上の動
作により、本テレビ電話装置では通話者の顔画像が画面
内から外れないように制御することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1により説明する。図
1は本発明の一実施例を示すテレビデ電話装置の構成を
示すブロック図であり、1はレンズ、2は撮像素子、3
はA/D変換回路、4は信号処理回路、5は駆動回路、
6は制御回路、7は被写体検出回路、8はズーム回路で
あり、これらによって撮像部を構成している。撮像部
は、通話者の顔画像を撮像し、CIF(Common Image Fo
rmat)等、所定のフォーマットに従ったビデオ信号を出
力する。
【0010】9は画像コーデックであり、撮像部で生成
した送信画像の符号化と受信画像の復号化を行なう。符
号化,復号化は、例えばテレビ電話用の符号化標準規格
であるCCITTのH.261等の規格に従って行な
う。これらの規格に従って符号化、復号化する方法に関
しては、例えばテレビジョン学会誌Vol.45,No.
7(1991年)第739から799頁、第807頁か
ら812頁に記載されている。また13は送受話器、1
4は音声コーデックであり、公知の音声信号処理を行な
う。音声コーデック14では音声信号の符号化、復号化
を行なう。10はマルチメディア分離、多重回路であ
り、音声信号とビデオ信号について受信の際は分離、送
信の際は多重を行なう。伝送インターフェース11は、
マルチメディア多重された信号を伝送路へ送受信するた
めのインターフェースである。
【0011】本発明では、通話者の顔画像が画面から外
れないように自動制御するが、この動作について以下に
説明する。撮像素子2はCCD(Charge Coupled Devic
e)等の2次元撮像素子であり、レンズ1によってその受
光面に結像された光学像を光電変換し、受光面に信号電
荷を蓄積する。蓄積された信号電荷は駆動回路5の制御
に従って電気的な撮像信号として読み出される。通常、
撮像素子2の受光面に蓄積したすべての信号電荷を読み
出して、1フィールド(あるいは1フレーム)の画像を
生成するが、駆動回路5の制御方法によっては受光面全
体よりも小さい特定の領域に蓄積した電荷のみを出力す
ることもできる。こうして読み出した画像を、信号処理
において電気的に拡大、補間することにより、電気的な
ズームが可能となる。このようなズーム処理の方法に関
しては例えば1991年テレビジョン学会全国大会予稿
集、第359頁から360頁に記載されている。図2に
より、上記の方法によって通話者の顔画像の位置を制御
する方法を説明する。同図(a)は撮像素子2において
撮像された画像の一例を示す模式図であり、このうち、
斜線を施していない領域が撮像素子からの読み出し領域
である。この読み出し領域の位置は、後述するように被
写体検出回路7によって検出された通話者の顔画像の位
置に基づいて上下左右に移動させる。こうすることによ
り、図(b)に示すように、通話者の顔画像が常に画面
の中心付近に来るように制御する。
【0012】次に図1における被写体検出回路7につい
て説明する。被写体検出回路7は、入力画像から被写体
である人物の顔を検出し、その重心座標等の特徴量を計
算して出力する。被写体図3は図1における被写体検出
回路7の構成の一例を示すブロック図であり、20〜2
2は2値化回路、26は拡大回路、27は演算回路であ
る。入力端子31からは図2(b)に示す画像に対応し
た輝度および色信号が入力され、2値化回路20〜22
において、輝度および色信号の閾値処理を行なって2値
化する。2値化回路の閾値は、図1における制御回路6
により、インターフェース回路29(図3)を通じて設
定される。2値化回路20〜22の閾値は、顔画像全体
が抽出されるよう、顔面,髪等、輝度と色がほぼ等しい
ブロックに分けて設定される。その後、2値化された各
ブロックをOR回路23で合成することによって、図4
(c)に示すような顔全体のシルエットを表わす2値画
像が生成される。この2値画像は、AND回路24を経
てフィールドメモリ25に1フィールド期間記憶され
る。フィールドメモリ25に記憶された2値画像は次の
フィールドで、拡大回路26により拡大され、AND回
路23の一方の入力にフィードバックされる。これによ
り、検出された被写体が動いても、隣合った2フィール
ド間で重なり合った領域がある限り、一度検出した被写
体を見失うことはない。
【0013】このようにして被写体検出を行ない、その
特徴量である重心座標等(x,y)を演算回路27によ
って求める。この結果は、インターフェース回路29を
通して、図1における制御回路6に送られる。制御回路
6ではこの情報を基に駆動回路5を制御し、撮像素子2
の読みだし位置を制御する。このときの制御フローを図
5に示す。被写体検出回路7で検出した重心座標等
(x,y)から、画面の中心座標(x0,y0)との差分
(Δx,Δy)を計算する。この差分を補正するように
撮像素子2を制御するには、撮像素子の読みだし開始座
標(xs,ys)を計算し、計算した座標から読み出しが
開始されるよう、駆動回路5を制御する。
【0014】本実施例によれば、雲台等の機械的な手段
を用いること無く、電気的な手段のみで被写体位置の制
御を行なえるので、通話者の顔画像が再生画面から外れ
ないよう自動制御を行なうテレビ電話を小規模、低消費
電力で実現できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、通話者の顔画像が再生
画面から外れない小規模、低消費電力のテレビ電話を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮像装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明おける撮像画像(a)と出力画像(b)
の一例を示す模式図である。
【図3】本発明における被写体検出手段の一構成例を示
すブロック図である。
【図4】被写体検出手段における抽出画像(a)とその
拡大画像(b)の一例を示す模式図である。
【図5】本発明における撮像素子の読み出し位置制御の
方法を示すフローチャト図である。
【符号の説明】
1…レンズ、2…撮像素子、3…A/D変換回路、4…
信号処理回路、5…駆動回路、6…制御回路、7…検出
回路、8…ズーム回路、9…画像コーデック、10…マ
ルチメディア分離,多重回路、11…伝送インターフェ
ース、20〜22…2値化回路、26…拡大回路、27
…演算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学像を電気信号に変換して撮像信号を出
    力する撮像素子と、 該撮像素子の出力する撮像信号を用いてビデオ信号を生
    成する信号処理手段と、 該信号処理手段の出力するビデオ信号を符号化する符号
    化手段と、 該符号化手段の出力する送信ビデオ信号を伝送路へ出力
    すると共に、伝送路から受信ビデオ信号を入力するため
    のインターフェース手段と、 該インターフェース手段から入力された受信ビデオ信号
    を復号化する復号化手段と、 該復号化手段の出力するビデオ信号を表示するための表
    示手段とから構成されたテレビ電話装置において、 上記撮像素子の特定の領域から撮像信号を読み出し、か
    つ該特定の領域の位置を変化させるように制御する制御
    手段と、 上記撮像素子の特定の領域から読みだされた撮像信号、
    または該撮像信号から生成されたビデオ信号を電気的に
    拡大するズーム手段と、 被写体の位置を検出する検出手段とを設け、 上記制御手段は、上記検出手段の出力する被写体の位置
    に基づいて制御を行なうことを特徴とするテレビ電話装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したテレビ電話装置におい
    て、上記検出手段は、被写体の輝度、色情報を用いて被
    写体位置を検出することを特徴とするテレビ電話装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載したテレビ電話装置におい
    て、上記検出手段は、被写体の人物の顔を検出すること
    を特徴とするテレビ電話装置。
JP6117925A 1994-05-31 1994-05-31 テレビ電話装置 Pending JPH07327213A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308198A (ja) * 1999-02-16 2000-11-02 Gm & M:Kk 補聴器
KR100359921B1 (ko) * 2000-11-24 2002-11-07 엘지전자 주식회사 디스플레이 영상의 패닝 및 줌인 방법
US7676372B1 (en) 1999-02-16 2010-03-09 Yugen Kaisha Gm&M Prosthetic hearing device that transforms a detected speech into a speech of a speech form assistive in understanding the semantic meaning in the detected speech

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000308198A (ja) * 1999-02-16 2000-11-02 Gm & M:Kk 補聴器
US7676372B1 (en) 1999-02-16 2010-03-09 Yugen Kaisha Gm&M Prosthetic hearing device that transforms a detected speech into a speech of a speech form assistive in understanding the semantic meaning in the detected speech
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