JPH07326551A - 電気二重層コンデンサ - Google Patents

電気二重層コンデンサ

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Publication number
JPH07326551A
JPH07326551A JP6116444A JP11644494A JPH07326551A JP H07326551 A JPH07326551 A JP H07326551A JP 6116444 A JP6116444 A JP 6116444A JP 11644494 A JP11644494 A JP 11644494A JP H07326551 A JPH07326551 A JP H07326551A
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JP
Japan
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rectangular
capacitor
layer capacitor
casing
double layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6116444A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Takada
和夫 高田
Kohei Yamamoto
浩平 山本
Masanori Nakanishi
正典 中西
Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
Tatsuya Yamazaki
龍也 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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Publication of JPH07326551A publication Critical patent/JPH07326551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/13Energy storage using capacitors

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 限られたケーシング寸法で内部抵抗を小さく
して大きな放電電流を取り出すことができ、かつ実装時
にスペース効率の良い角型ケーシング構造の電気二重層
コンデンサを得る。 【構成】 横断面が四角の角筒型で一端が閉じた底面で
他端が開口した金属製の角筒缶10と、その開口端を絶
縁性のガスケット12を介して密閉する金属製の封口板
11とで角型ケーシングを構成する。角筒缶10の正面
形状に対応した四角形の薄板状に形成された一対の分極
性電極51〜56が間にセパレータ41〜43を挟んで
対向配置されたコンデンサ・セルを複数積層したものが
角型ケーシング内に密着状態で装填されて密封され、分
極性電極の表面に密着配置されている集電板61〜64
および当該集電板に連続したリード片71〜73を介し
て複数のコンデンサ・セルがすべて並列接続されるとと
もに、その両極が前記角筒缶と封口板とにそれぞれ接続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の電子機器ある
いは電気機械の補助電源などとして使用される小型で大
容量の角型電気二重層コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサの従来の代表的な
構成を図1に示している。これはもっとも一般的なコイ
ン型電気二重層コンデンサである。つまり、外形の少し
異なる2つの偏平な円形の金属ケース1と2、それに両
金属ケース1と2の間に挟み込まれて圧縮されるリング
状の封口ガスケット3とによって偏平なコイン型ケーシ
ングを構成し、このケーシング空間内に、セパレータ4
で2層に分割された分極性電極5を積層状態で密封した
ものである。2つの分極性電極5は両金属ケース1およ
び2の内面に密着し、両金属ケース1と2は外部接続用
の端子となる。封口ガスケット3は金属ケース1と2を
絶縁するとともに両者の隙間を塞いで当該コンデンサ・
ケースを密封する。分極性電極5は活性炭、バインダ
ー、導電剤からなる合剤を偏平な円形ペレット状に成形
したものであり、これに適宜な電解液を含浸させてい
る。セパレータ4はポリプロピレンなどのイオン透過性
の多孔性フィルムからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明で取り上げて
いる第1の技術課題は、電気二重層コンデンサの内部抵
抗をできるだけ小さくすることである。電気二重層コン
デンサをメモリバックアップ用電源として使用するよう
な場合、放電電流は非常に小さいのでコンデンサ・セル
の内部抵抗はあまり問題にならない。しかし、電気二重
層コンデンサを介して負荷にパルス的に大きな放電電流
を供給するような利用形態の場合に、コンデンサ・セル
の内部抵抗が問題となる。従来のコイン型電気二重層コ
ンデンサの内部抵抗はあまり小さくはなく、低レートの
放電(1μA〜1mA程度)では、コンデンサに充電し
た電気量をほぼ100%放電することができるものの、
高レートの放電(100mA以上)では、内部抵抗によ
る電圧降下が大きく、充電した電気量を効率よく放電す
ることができない。従って、大きな放電電流を必要とす
る用途にはあまり適してはいなかった。
【0004】この発明が取り上げている第2の技術課題
は、コイン型ケーシングでは各種の電子回路機器への実
装性があまり良くないという点である。超小型化をめざ
して多数の構成部品の高密度実装が図られている中で、
コイン型電気二重層コンデンサはその形状のために、他
の部品との間に隙間が空き、周辺に無駄なスペースが生
じやすいという問題があった。
【0005】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、限られたケーシング寸法に
おいて、内部抵抗をより小さくして大きな放電電流を取
り出すことができ、充電した電気量を効率よく放電する
ことができ、かつ他の部品との間に隙間を生じにくい角
型ケーシング構造の電気二重層コンデンサを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る角型の電
気二重層コンデンサでは、横断面が四角形をなす角筒型
で一端が閉じた底面になっていて他端が開口した金属製
の角筒缶と、この角筒缶の開口端を絶縁性のガスケット
を介して密閉する金属製の封口板とで角型ケーシングが
構成されている。また、前記角筒缶の正面形状に対応し
た四角形の薄板状に形成された一対の分極性電極が間に
セパレータを挟んで対向配置されたものを1つのコンデ
ンサ・セルとし、このコンデンサ・セルを複数積層した
ものが前記角型ケーシング内に密着状態で装填されて密
封されており、前記分極性電極の表面に密着配置されて
いる集電板および当該集電板に連続したリード片を介し
て複数の前記コンデンサ・セルがすべて並列接続される
とともに、その両極が前記角筒缶と前記封口板とにそれ
ぞれ接続されている。
【0007】
【作用】複数のコンデンサ・セルが積層されたこの発明
の電気二重層コンデンサでは、各分極性電極は非常に薄
くなり、また並列接続された複数のコンデンサ・セルの
全体ではセパレータを挟んで対向する分極性電極の対向
面積の合計は非常に大きくなる。つまり、非常に薄くて
大面積の分極性電極がセパレータを挟んで対向している
のと等価になり、集電面積も非常に大きくなる。従って
コンデンサの内部抵抗は非常に小さくなる。
【0008】また、この発明の電気二重層コンデンサで
はケーシングが角型なので、これを各種機器に実装する
際に、周辺の他の部品との間に必要以上に大きな隙間が
できないので、高密度実装が可能である。
【0009】
【実施例】この発明の一実施例による角型電気二重層コ
ンデンサの外観を図2に示し、その内部構造を図3に示
している。角型のケーシングは金属製の角筒缶10と封
口板11および絶縁性の封口ガスケット12とから主に
構成されている。角筒缶10は、横断面が長方形の角筒
型に形成され、その一端は閉じて底面を構成しており、
他端は開口している。角筒缶10の開口部に封口ガスケ
ット12を介して封口板11が嵌合され、角筒缶10の
開口端部分をかしめることによって角型ケーシングが密
閉される。封口板11の外側に外装絶縁板13があてが
われ、角筒缶10の外周面が外装チューブ14で被覆さ
れる。
【0010】この実施例においては3つのコンデンサ・
セルが前記の角型ケーシングに積層状態で密封され(電
解液が含浸されている)、各コンデンサ・セルは並列接
続されている。セパレータ41を挟んで対向配置された
分極性電極51と52で1つのコンデンサ・セルが構成
されている。セパレータ42を挟んで対向配置された分
極性電極53と54で1つのコンデンサ・セルが構成さ
れている。セパレータ43を挟んで対向配置された分極
性電極55と56で1つのコンデンサ・セルが構成され
ている。各分極性電極およびセパレータは角筒缶10の
正面10aおよび背面10bの長方形に対応したこれよ
り少し小さな長方形に形成されている。
【0011】また、図3の一番右側の分極性電極51の
右側表面に集電板61が密着配置され、分極性電極52
と53の間には両者に密着した集電板62が配置され、
分極性電極54と55の間には両者に密着した集電板6
3が配置され、一番左側の分極性電極56の左側表面に
は集電板64が密着配置されている。各集電板はアルミ
ニウムなどからなる。
【0012】一番右の集電板61は角筒缶10の正面1
0aの内面に直接密着して電気的に接続されているが、
一番左の集電板64と角筒缶10の背面10bとの間に
は絶縁板15が挟まれていて両者は絶縁されている。集
電板61と63とはリード片71で接続されている。ま
た集電板64と62とはリード片72で接続され、さら
にリード片73により金属製の封口板11の内面に溶接
されて接続されている。
【0013】以上のように、角型ケーシング内に積層状
態で密封された3つのコンデンサ・セルが並列接続さ
れ、その両極が角筒缶10と封口板11とにそれぞれ接
続されている。
【0014】前記実施例におけるコンデンサ・セル群は
図4(a)〜(d)に示すエレメントを組み合わせるこ
とで構成される。図4(a)のエレメントでは、リード
片71付きの長方形の集電板61の片面に分極性電極5
1が薄層状に塗布形成されている。図4(b)のエレメ
ントでは、リード片71付きの長方形の集電板63の両
面に分極性電極54および55がそれぞれ薄層状に塗布
形成されている。
【0015】図4(c)のエレメントでは、リード片7
2および73付きの長方形の集電板64の片面に分極性
電極56が薄層状に塗布形成されている。図4(d)の
エレメントでは、リード片72および73付きの長方形
の集電板62の両面に分極性電極53および52がそれ
ぞれ薄層状に塗布形成されている。
【0016】また、正極用の集電板62および64はリ
ード片72が右端(または左端)に配置され、負極用の
集電板61および63はリード片71が、前記正極用集
電板62および64の場合と逆の左端(または右端)に
配置される。
【0017】このようなエレメントを必要数だけ用意し
てセパレータと組み合わせて積層し、前述のように相互
接続することで図3に示す3セル並列の電気二重層コン
デンサを容易に構成することができる。
【0018】なお分極性電極はつぎのように製作する。
活性炭、アセチレンブラック、ポリビニリデンフロライ
ド、接着剤を重量%で50:10:30:10の割り合
いで混合したものにN−メチルピロリドンを加えて混合
したスラリー合剤をつくり、さらに前記接着剤に対して
5重量%の割り合いで硬化剤を加えて撹拌する。このス
ラリー合剤を集電板の片面あるいは両面に薄層状に塗布
して乾燥させる。
【0019】なお以上説明した実施例では、3セル並列
構成であったが、本発明はこれに限定されるものではな
く、さらに2セル並列式あるいは4セル以上の並列式の
ものも同様な構成で製作することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明の電気二重層コンデンサでは、
各コンデンサ・セルの分極性電極は非常に薄くなり、ま
た並列接続された複数のコンデンサ・セルの全体ではセ
パレータを挟んで対向する分極性電極の対向面積の合計
は非常に大きくなる。つまり、非常に薄くて大面積の分
極性電極がセパレータを挟んで対向しているのと等価に
なり、集電面積も非常に大きくなる。従ってコンデンサ
の内部抵抗は非常に小さくなる。
【0021】また、この発明の電気二重層コンデンサで
はケーシングが角型なので、これを各種機器に実装する
際に、周辺の他の部品との間に必要以上に大きな隙間が
できないので、高密度実装が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコイン型電気二重層コンデンサの構成図
である。
【図2】この発明の一実施例による角型電気二重層コン
デンサの外観図である。
【図3】同上角型電気二重層コンデンサの縦断面図であ
る。
【図4】同上角型電気二重層コンデンサのコンデンサ・
セルの構成エレメントの概略図及び集電板である。
【符号の説明】 10 角筒缶 11 封口板 12 封口ガスケット 41〜43 セパレータ 51〜56 分極性電極 61〜64 集電板 71〜73 リード片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 光宏 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 山崎 龍也 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面が四角形をなす角筒型で一端が閉
    じた底面になっていて他端が開口した金属製の角筒缶
    と、この角筒缶の開口端を絶縁性のガスケットを介して
    密閉する金属製の封口板とで角型ケーシングが構成さ
    れ、前記角筒缶の正面形状に対応した四角形の薄板状に
    形成された一対の分極性電極が間にセパレータを挟んで
    対向配置されたものを1つのコンデンサ・セルとし、こ
    のコンデンサ・セルを複数積層したものが前記角型ケー
    シング内に密着状態で装填されて密封されており、前記
    分極性電極の表面に密着配置されている集電板および当
    該集電板に連続したリード片を介して複数の前記コンデ
    ンサ・セルがすべて並列接続されるとともに、その両極
    が前記角筒缶と前記封口板とにそれぞれ接続されている
    ことを特徴とする電気二重層コンデンサ。
JP6116444A 1994-05-30 1994-05-30 電気二重層コンデンサ Pending JPH07326551A (ja)

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JP (1) JPH07326551A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161244A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Fdk Corp 蓄電デバイス及びその製造方法
US9287059B2 (en) 2011-12-15 2016-03-15 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electric storage device and method of manufacture thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010161244A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Fdk Corp 蓄電デバイス及びその製造方法
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