JPH07325905A - 画像のエンドレス処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像のエンドレス処理方法及び画像処理装置

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JPH07325905A
JPH07325905A JP11791894A JP11791894A JPH07325905A JP H07325905 A JPH07325905 A JP H07325905A JP 11791894 A JP11791894 A JP 11791894A JP 11791894 A JP11791894 A JP 11791894A JP H07325905 A JPH07325905 A JP H07325905A
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JP
Japan
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image
image data
joint
fourier transform
processing
Prior art date
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Application number
JP11791894A
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English (en)
Inventor
Toshio Motegi
敏雄 茂出木
Norio Miyasaka
典郎 宮坂
Yasuhiro Hayashi
靖浩 林
Hideki Murota
秀樹 室田
Ieharu Hashizume
家治 橋爪
Naoki Kawai
直樹 河合
Toshio Ariyoshi
俊雄 有吉
Masaru Okamoto
優 岡本
Yoshio Sukegawa
佳夫 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木目柄の画像データのエンドレス処理を短時
間、且つ容易に行えるようにする。 【構成】 画像処理手段1は、指定された素材の画像デ
ータを木目方向に2分割して入れ換えて接続する。次
に、この入れ換えて接続した画像の画像サイズを正規化
し、木目方向にフーリエ変換を行って、当該画像の木目
方向の空間周波数成分を得、その虚部の所定の高周波成
分以上の成分を除去し、その後逆フーリエ変換を行う。
これによって、接続位置における濃度差を殆ど解消する
ことができ、接続位置の両側の濃度が馴染んで濃度が連
続し、接続位置における木目柄が良好に連続する画像を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、素材の画像データから
エンドレス画像を作成するための画像のエンドレス処理
方法、及び素材の画像データに対してエンドレス処理を
行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木目柄は建材に非常に広く使用さ
れている。ところで、木目柄に限らず、建材の製版を行
う場合には、まず素材である小さな画像を縦方向及び横
方向に隙間なく繰り返して大きな画像を得るようにして
いるのが一般的である。なお、以下においては、画像を
縦方向または横方向に隙間なく繰り返すことをリピート
と称することにする。図6はリピートの例を示す図であ
り、図6においては「A」という画像を有する素材が横
方向に2回、縦方向に3回リピートされている。
【0003】ところで、ある画像を縦方向及び横方向に
リピートした場合、図6において矢印で示すような画像
の繋ぎ目に濃度の段差があったり、あるいは絵柄が不連
続であると、リピートされた画像全体としての一体性あ
るいは連続性が損なわれるばかりでなく、見栄えも悪く
なるので、画像の繋ぎ目においては隣接する画像は、絵
柄も、濃度も連続している必要がある。
【0004】しかし、素材として用いられる画像は、そ
れ自体では上述したような条件を満足していないので、
建材の製版を行う場合には、素材の画像に対して、リピ
ートした場合に繋ぎ目において絵柄も、濃度も連続する
ように処理することが行われている。この処理がエンド
レス処理である。
【0005】さて、木目柄の場合には、リピートした場
合には特に木目方向の連続性が重要視されるため、木目
方向に対してのみエンドレス処理を行い、これによって
素材の画像をリピートした場合、木目方向に隣接する画
像の間で木目が自然につながるようにしている。なお、
本明細書中においては、木目方向とは図7において矢印
10で示す方向、即ち木の繊維に沿った方向とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のエン
ドレス処理においては、木目柄画像を例にとれば、ま
ず、木目を撮影したフィルムをスキャナで読み取り、読
み取って得た画像をモニタに表示して、モニタ画面上で
ある程度木目の柄の雰囲気が似た部分を探し、木目の両
端の雰囲気が似た素材データを作成してフィルム出力
し、その出力したポジフィルムまたはネガフィルム上で
レタッチ処理を行って、木目方向にリピートした場合に
木目の雰囲気が違和感なくつながるように修正してい
る。
【0007】しかしながら、このような従来のエンドレ
ス処理を行うには非常に熟練を要するばかりでなく、非
常に長い時間を要するという問題があった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、素材の画像に対するエンドレス処理を容易に、短
時間で行うことができる画像のエンドレス処理方法を提
供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、素材の画像の雰囲気を残
したまま自動的に画像のエンドレス処理を行う画像処理
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像のエンドレス処理は、素材の
画像データのエッジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有
する新たな画像を作成し、この繋ぎ目を有する画像デー
タに対して広義のフーリエ変換を施して正規直交関数系
に展開し、この正規直交関数系のうち繋ぎ目の濃度差に
寄与する成分を除去または減衰する処理を施した後に逆
変換を施して画像データを得ることを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の画像のエンドレス処
理方法は、素材の画像データのエッジの部分を互いに接
続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成し、この繋ぎ目
の位置が原点となるように繋ぎ目を有する画像データに
対して広義のフーリエ変換を施して正規直交関数系に展
開し、この正規直交関数系のうち奇関数の成分を除去ま
たは減衰する処理を施した後に逆変換を施して画像デー
タを得ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の画像のエンドレス処理方法
は、素材の画像データのエッジの部分を互いに接続して
繋ぎ目を有する新たな画像を作成し、その繋ぎ目の位置
が当該繋ぎ目を有する新たな画像の中心に位置するよう
に処理し、その画像データに対してフーリエ変換を施し
て得られた空間周波数スペクトル領域において、繋ぎ目
の濃度差に寄与する正弦波の高周波成分を除去または減
衰する処理を施した後に逆変換を施して画像データを得
ることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の画像処理装置は、素材の画
像データのエッジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有す
る新たな画像データを作成する画像作成手段と、画像作
成手段で作成された新たな画像データに対して広義のフ
ーリエ変換を施して正規直交関数系に展開するフーリエ
変換手段と、フーリエ変換手段によって展開された正規
直交関数系のうち繋ぎ目の濃度差に寄与する成分を除去
または減衰する処理を施す除去手段と、除去手段により
繋ぎ目の濃度差に寄与する成分が除去または減衰された
正規直交関数系に対して逆変換を施す逆変換手段とを備
えることを特徴とする。
【0014】請求項5記載の画像処理装置は、素材の画
像データのエッジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有す
る新たな画像データを作成する画像作成手段と、画像作
成手段で作成された新たな画像データに対して、繋ぎ目
の位置が原点となるように広義のフーリエ変換を施して
正規直交関数系に展開するフーリエ変換手段と、フーリ
エ変換手段によって展開された正規直交関数系のうち奇
関数の成分を除去または減衰する処理を施す除去手段
と、除去手段により奇関数の成分が除去または減衰され
た正規直交関数系に対して逆変換を施す逆変換手段とを
備えることを特徴とする。
【0015】請求項6記載の画像処理装置は、素材の画
像データのエッジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有す
る新たな画像データを作成する画像作成手段と、画像作
成手段で作成された新たな画像データの繋ぎ目の位置が
当該画像の中心に位置するように処理する処理手段と、
処理手段で得られた画像データに対してフーリエ変換を
施すフーリエ変換手段と、フーリエ変換手段で得られた
空間周波数スペクトル領域において、繋ぎ目の濃度差に
寄与する正弦波の高周波成分を除去または減衰する除去
手段と、除去手段により繋ぎ目の濃度差に寄与する正弦
波の高周波成分が除去または減衰された空間周波数スペ
クトル領域の信号に対して逆変換を施す逆変換手段とを
備えることを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の画像のエンドレス処理方法の作
用は次のようである。このエンドレス処理方法において
は、まず、素材の画像データのエッジの部分を互いに接
続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成する。そして次
に、この新たな画像データに対して広義のフーリエ変換
を施す。
【0017】これにより正規直交関数系に展開される
が、この正規直交関数系のうち繋ぎ目の濃度差に寄与す
る成分を除去または減衰する処理を施し、その後逆変換
する。
【0018】これによって、前記繋ぎ目の目立たない画
像データを得ることができる。
【0019】次に、請求項2記載の画像のエンドレス処
理方法の作用は次のようである。このエンドレス処理方
法においては、まず、素材の画像データのエッジの部分
を互いに接続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成す
る。そして次に、この繋ぎ目の位置が原点となるように
繋ぎ目を有する画像データに対して広義のフーリエ変換
を施す。
【0020】これにより正規直交関数系に展開される
が、この正規直交関数系のうち奇関数の成分を除去また
は減衰する処理を施し、その後逆変換を施す。これによ
って、前記繋ぎ目の目立たない画像データを得ることが
できる。
【0021】次に、請求項3記載の画像のエンドレス処
理方法の作用は次のようである。このエンドレス処理方
法においては、まず、素材の画像データのエッジの部分
を互いに接続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成す
る。そして次に、その繋ぎ目の位置が当該繋ぎ目を有す
る新たな画像の中心に位置するように処理し、その画像
データに対してフーリエ変換を施す。
【0022】これにより空間周波数スペクトル領域に変
換されるが、この空間周波数スペクトル領域の繋ぎ目の
濃度差に寄与する正弦波の高周波成分を除去または減衰
する処理を施し、その後逆変換を施す。これによって、
前記繋ぎ目の目立たない画像データを得ることができ
る。
【0023】次に、請求項4記載の画像処理装置の作用
は次のようである。この画像処理装置は、請求項1記載
の画像のエンドレス処理方法を実現するための画像処理
装置であり、画像作成手段と、フーリエ変換手段と、除
去手段と、逆変換手段とを備える。
【0024】画像作成手段は、素材の画像データのエッ
ジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有する新たな画像デ
ータを作成するものであり、フーリエ変換手段は、この
画像作成手段で作成された新たな画像データに対して広
義のフーリエ変換を施して正規直交関数系に展開する。
【0025】そして、フーリエ変換手段によって展開さ
れた正規直交関数系のうち繋ぎ目の濃度差に寄与する成
分は除去手段によって除去または減衰され、除去手段に
よって繋ぎ目の濃度差に寄与する成分が除去または減衰
された正規直交関数系は逆変換手段によって逆変換が施
される。
【0026】このようにして得られた画像データにおい
ては、繋ぎ目部分が目立たなくなっていることが確認さ
れている。
【0027】次に、請求項5記載の画像処理装置の作用
は次のようである。この画像処理装置は、請求項2記載
の画像のエンドレス処理方法を実現するための画像処理
装置であり、画像作成手段と、フーリエ変換手段と、除
去手段と、逆変換手段とを備える。
【0028】画像作成手段は、素材の画像データのエッ
ジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有する新たな画像デ
ータを作成するものであり、フーリエ変換手段は、この
画像作成手段で作成された新たな画像データに対して、
繋ぎ目の位置が原点となるように広義のフーリエ変換を
施して正規直交関数系に展開する。
【0029】そして、フーリエ変換手段によって展開さ
れた正規直交関数系のうち奇関数の成分は除去手段によ
って除去または減衰され、除去手段により奇関数の成分
が除去または減衰された正規直交関数系は逆変換手段に
よって逆変換が施される。
【0030】このようにして得られた画像データにおい
ては、繋ぎ目部分の濃度差が目立たなくなっていること
が確認されている。
【0031】次に、請求項6記載の画像処理装置の作用
は次のようである。この画像処理装置は、請求項3記載
の画像のエンドレス処理方法を実現するための画像処理
装置であり、画像作成手段と、処理手段と、フーリエ変
換手段と、除去手段と、逆変換手段とを備える。
【0032】画像作成手段は、素材の画像データのエッ
ジの部分を互いに接続して繋ぎ目を有する新たな画像デ
ータを作成するものであり、処理手段は、この画像作成
手段で作成された新たな画像データの繋ぎ目の位置が当
該画像の中心に位置するように処理するものである。
【0033】処理手段で処理された画像データはフーリ
エ変換手段によってフーリエ変換され、フーリエ変換手
段で得られた空間周波数スペクトル領域の繋ぎ目の濃度
差に寄与する正弦波の高周波成分は除去手段により除去
または減衰される。そして、除去手段により繋ぎ目の濃
度差に寄与する正弦波の高周波成分が除去または減衰さ
れた空間周波数スペクトル領域の信号は逆変換手段によ
って逆変換され、画像データが得られる。
【0034】このようにして得られた画像データにおい
ては、繋ぎ目部分が目立たなくなっていることが確認さ
れている。
【0035】
【実施例】以下、図面を参照しつつ実施例を説明する
が、以下に説明する実施例においては木目柄の画像に対
してエンドレス処理を施す場合を例にとって説明する。
【0036】図2Aは木目柄の例を示す図であり、この
ような木目柄を最小繰り返し単位としてエンドレス処理
する際に、この木目柄の左右両端のエッジ部14、14
を互いに繋いだ場合に木目が連続して見え、繋ぎ部分の
濃度差が目視で目立たないようにすることが必要である
が、本発明のエンドレス処理は、この両端のエッジ部1
4、14を繋いだ場合に濃度が滑らかに変化させるよう
に処理をすることにより、その連続性を得るようにする
ものである。
【0037】その処理の概略を説明すると次のようであ
る。図2Bに示すように、木目柄の両端のエッジ部1
4、14を接続して新たな木目柄の画像を作成し、この
新たに作成された木目柄の濃淡に対して、フーリエ変換
またはフーリエ級数展開を行って空間周波数スペクトル
を求め、該空間周波数スペクトルの中の繋ぎ目の濃度
差、即ち図2Bの12で示す位置に寄与している成分を
除去し、残りの成分を逆変換または逆展開して、空間座
標領域における画像データに戻すことによって、繋ぎ目
12の濃度差が目立たない木目柄を得るようにするので
ある。
【0038】以下に説明する最適な実施例の説明におい
ては、この繋ぎ目12の濃度差に寄与している成分とし
て、フーリエ変換した際の正弦波成分に着目する。
【0039】このフーリエ変換自体は公知の手法である
が、以下に簡単に説明すると次のようである。
【0040】木目柄の2次元分布を表す関数をF(x,
y)、完全系である正規直交関数系を、Φ0(x,y)
,Φ1(x,y) ,…,Φn(x,y) とし、区間
〔X1 ,Y1 〕、及び〔X2 ,Y2 〕で定義される平面
領域が木目柄の存在領域である場合に、木目柄の濃淡で
あるF(x,y)は以下の式で表される。但し、「・」
で示す記号は内積を示す。以下、同様である。
【0041】
【数1】
【0042】ここで、Cn はn番目のスペクトルの強
度、即ち第n高調波のフーリエ係数であり、Cn は以下
の式で表される。
【0043】
【数2】
【0044】なお、正規直交関数系Φn(x,y) とし
ては、狭義のフーリエ変換においては三角関数が用いら
れるが、以下に示すような正規直交の関係を満たす完全
な関数系であれば三角関数に限る必要はない。
【0045】
【数3】
【0046】そして、このような正規直交関数系Φn
(x,y) としては、三角関数の他に、ベッセル関数
(第1種円柱関数、第2種円柱関数)、エルミート多項
式、ルジャンドル多項式、ルジャンドル陪多項式、ラゲ
ール多項式、ラゲール陪多項式、チェビシェフ多項式等
を用いることもできる。
【0047】本発明では、これらの正規直交関数系Φn
(x,y) を用いて木目柄の画像を表現するために施
す変換手法を「広義のフーリエ変換」と総称することに
する。ただし、以下に説明する最適な実施例では、計算
が比較的簡単で一般的によく利用されている正規直交関
数系として三角関数を用いた例で説明する。この場合
は、一般的に知られているフーリエ変換を施すことにな
るが、この変換処理を施すソフトウェアは各種開発され
ているのでこのソフトウェアを利用すればよい。
【0048】以下に、本実施例で利用するフーリエ変換
を簡単に説明する。本実施例では、繋ぎ目がある木目柄
に対してその木目方向、即ち図2A,Bにおいては左右
方向にフーリエ変換して、余弦波及び正弦波を正規直交
座標系として展開する。この場合は、木目方向1ライン
(1走査線)毎にフーリエ変換を施すので、各1ライン
分の木目柄の濃淡を表す画像は木目方向を軸とした1次
元座標系で表すことができ、これをF(x)と表現す
る。
【0049】このとき、区間〔−π,π〕において木目
柄の濃淡を表すF(x)は、以下に示すフーリエ級数で
表される。
【0050】
【数4】
【0051】ここで、フーリエ係数a0 ,b0 は以下の
式で定義されるものである。
【0052】
【数5】
【0053】なお、フーリエ変換またはフーリエ級数変
換のどちらを用いるかについて言及すると、繋ぎ目があ
る木目模様の最小単位のみを対象としてスペクトル分解
する場合は、空間座標系に対して非周期関数であるた
め、フーリエ(積分)変換となり、得られるスペクトル
は連続スペクトルとなる。これに対して、繋ぎ目がある
木目模様の複数周期分繰り返し連結させた木目柄パター
ンに対してスペクトル分解する場合は、空間座標に対し
て周期関数となるので、フーリエ級数展開となり、得ら
れるスペクトルは線スペクトルとなる。
【0054】しかし、本発明においては、結果として繋
ぎ目の濃度差に寄与する成分を特定してこの成分を除去
または減衰することにより、目的を達成するものであ
り、フーリエ変換及びフーリエ級数展開のいずれを用い
るかは発明の本質とは全く関係がない。繋ぎ目を含む木
目模様1周期分が繰り返された木目模様を用いても、そ
の木目模様の単位周期分のみを対象にスペクトル分解を
行えばフーリエ変換となるし、全周期を対象とすればフ
ーリエ級数展開となるだけであり、このことからも両者
に本質的な差はない。
【0055】よって、以下の説明においては、フーリエ
変換とフーリエ級数展開との区別はせず、両者を纏めて
「フーリエ変換」と称することにする。
【0056】さて、図1は本発明に係る画像処理装置の
一実施例の構成を示す図であり、図中、1は画像処理手
段、2は入力手段、3はモニタ、4はメモリ、5は記憶
手段、6は表示制御手段を示す。
【0057】図1において、画像処理手段1は、マイク
ロプロセッサ等の処理装置及びその周辺回路で構成され
るものであり、本発明に係る木目柄の画像のエンドレス
処理を行うものである。
【0058】入力手段2はキーボード、マウス等で構成
されている。モニタ3はカラーCRT等の適宜の表示装
置で構成することができるが、いわゆるハイビジョン仕
様のモニタのような高精細度のものが望ましい。
【0059】メモリ4、記憶手段5は共にデータを格納
するものではあるが、メモリ4は画像処理手段1のワー
クメモリとして機能するものであってRAMで構成され
るのに対して、記憶手段5はハードディスク等の大容量
の記憶装置で構成され、種々の建材に用いられる種々の
素材の画像パターンや、エンドレス処理されたエンドレ
ス柄の画像データ等が格納されるものとする。
【0060】表示制御手段6は、画像処理手段1から指
示された画面をモニタ3に表示するための処理、及び画
面上のメニューが選択された場合は、その情報を画像処
理手段1に通知する処理を行うものであって、ビデオR
AM等で構成される。なお、この表示制御手段6につい
ては周知であるので、詳細な説明は省略する。
【0061】以上、画像処理装置の各部の概略について
説明したが、次に、画像処理手段1が行う木目柄の画像
のエンドレス処理について説明する。なお、ここでは素
材の画像はスキャナで読み取られて、当該画像データは
既に記憶手段5に登録されているものとする。
【0062】まず、オペレータは、入力手段2により木
目柄画像のエンドレス処理を選択し、更にエンドレス処
理を施す素材の画像を選択して、処理を開始させる。こ
こでは図2Aに示す木目柄の画像が選択されたものとす
る。
【0063】これにより画像処理手段1は、記憶手段5
から選択された素材の画像データを読み出してメモリ4
に展開すると共に、この画像の表示を表示制御手段6に
指示する。そして、画像処理手段1は、当該画像の各色
データに対して以下に述べるエンドレス処理を実行す
る。即ち、例えば当該画像がスキャナにより、赤、緑、
青の3つの色信号に分解されたとすると、画像処理手段
1は赤色データ、緑色データ、青色データに対してそれ
ぞれエンドレス処理を施す。
【0064】このようにして選択された素材の画像がモ
ニタ3に表示されるが、オペレータはその画面上で分割
する木目方向の位置を入力手段2により指示する。
【0065】いま、オペレータは図2Aの11で示す位
置を指示したとすると、画像処理手段1は当該画像デー
タをこの位置で木目方向に2分割し、図2Aから図2B
への矢印で示すように、分割した二つの画像の位置を交
換して図2Bに示すように接続する。なお、以下におい
ては、この接続された位置12を接続位置と称する。
【0066】この図2Bに示す画像を木目方向にリピー
トした場合、隣接する画像との繋ぎ目においては木目柄
は連続であり、濃度も段差がなく連続性を保つものであ
ることは明かである。しかし、接続位置12において
は、木目柄は連続しておらず、濃度は段差があるのが通
常である。例えば、図2Bの13で示すラインに沿った
濃度変化は図3に示すようであり、接続位置12におい
て段差を有している。
【0067】つまり、図2Bに示す画像は、それ自体エ
ンドレスな画像、即ちエンドレス柄ではあるが、但し、
接続位置12においては木目柄は不連続であり、濃度は
段差があるものである。
【0068】そこで、画像処理手段1は、この接続位置
12における木目柄の不連続性、及び濃度の段差を解消
するために、引き続き以下の処理を実行する。
【0069】画像処理手段1は、図2Bの画像データに
関して、木目方向の画像サイズ、即ち画素数が2のべき
乗個となるように、且つ接続位置12が当該画像の木目
方向の中央に位置するように正規化の処理を行う。
【0070】この正規化の処理は、後の直交変換等の処
理が行い易いようにするために行うものであるが、例を
あげて説明すると次のようである。
【0071】いま、上述した素材の画像データを2分割
し、相互に入れ換えて接続する処理によって図4のaで
示すサイズの画像データが得られたとし、この画像デー
タの木目方向の画像サイズが2のべき乗個でない場合、
あるいは接続位置12が当該画像の木目方向の中央にな
い場合には、画像処理手段1は、木目方向の一方の端部
のある範囲の画像データ、例えば図4のcで示す範囲の
画像データまたは図4のdで示す範囲の画像データを、
図の矢印20、21で示すように、他方の端部の画像に
続けてコピーする。ここで、cの幅、dの幅は、画像デ
ータの木目方向の画像サイズが2のべき乗個になり、且
つ接続位置12が木目方向の中央に位置するように設定
されることは当然である。
【0072】以上の処理により、当該画像の木目方向の
サイズが図4のbで示すようになったとすると、bの範
囲内の画素数は2のべき乗個であり、接続位置12はb
のサイズを二等分する位置となる。
【0073】次に、画像処理手段1は、以上の処理によ
り得られた画像データに対して木目方向に直交変換の処
理を施す。ここでは直交変換処理はフーリエ変換を行う
ものとするが、他の変換方式を用いてもよいことは当然
である。
【0074】さて、図4のbのサイズの画像データを木
目方向にフーリエ変換すると当該画像の木目方向の空間
周波数成分が得られ、これには実部と虚部があるが、画
像処理手段1は虚部のデータの予め定められた周波数以
上の成分のデータの値を0にして当該成分を除去する。
なお、除去する周波数成分をどの周波数以上とするかは
任意である。
【0075】その後、画像処理手段1は、虚部データの
予め定められた周波数以上の成分を除去したデータに対
して逆フーリエ変換を施し、その結果得られた画像デー
タをメモリ4の所定の領域に展開すると共に、表示制御
部6に対してモニタ3への表示を指示する。これにより
オペレータはモニタ3の画面上でエンドレス処理が施さ
れた画像を観察することができる。
【0076】以上の処理により接続位置12における濃
度の段差を解消することができるが、その理由は次のよ
うである。
【0077】図4のbのサイズの画像データを木目方向
にフーリエ変換すると当該画像の木目方向の空間周波数
成分が得られるが、これには実部と虚部があり、実部は
図5E,F,Gに示すような余弦波成分として得られ、
虚部は図5B,C,Dに示すような正弦波成分として得
られる。なお、図5Aは直交変換される画像、即ち図4
のbのサイズの画像と同じものであり、図5Bは虚部の
基本波、図5Cは図5Bに示す基本波の2倍の周波数の
波、図5Dは図5Bに示す基本波の4倍の周波数の波を
それぞれ示し、また、図5Eは実部の基本波、図5Fは
図5Eに示す基本波の2倍の周波数の波、図5Gは図5
Eに示す基本波の4倍の周波数の波をそれぞれ示してい
る。
【0078】図5B〜Gから、接続位置12の位置にお
ける値の変化量は、余弦波成分、即ち実部の成分よりも
正弦波成分、即ち虚部の成分の方が大きいことが分か
り、しかも正弦波成分の周波数が高くなる程値の変化量
が大きくなることが分かる。これに対して、余弦波成分
の接続位置12の位置における値の変化量は無いか、変
化量があったとしても非常に小さいことが分かる。
【0079】これはつまり、空間周波数成分の正弦波成
分の接続位置12における値の変化量は、この位置にお
ける濃度の段差に対応しているものと考えることがで
き、従って、正弦波成分の特に高い周波数成分を除去す
れば濃度の段差を解消することができることを意味して
いる。
【0080】そして、実際、以上の処理により作成され
た画像データは接続位置における濃度差が殆どなくな
り、接続位置の両側の濃度が馴染んで濃度が連続し、接
続位置における木目柄が良好に連続することが確認され
ている。
【0081】なお、上述したように画像データの木目方
向の画像サイズを2のべき乗個とするのはフーリエ変換
をFFTを用いて高速に行うことができるようにするた
めであって、本発明に必須の要件ではない。
【0082】しかし、フーリエ変換したデータの虚部の
高周波成分を除去または減衰させるだけで接続位置12
における濃度の段差を解消するためには、接続位置12
が木目方向の中央に位置するようにすることが必要であ
る。
【0083】つまり、上記の実施例において、木目方向
の画像サイズが2のべき乗個となるように、且つ接続位
置12が当該画像の木目方向の中央に位置するよう正規
化の処理を行うのは、フーリエ変換したデータの虚部の
高周波成分を除去または減衰させるだけで接続位置12
における濃度の段差を解消するばかりでなく、FFTを
用いて高速にフーリエ変換できるようにするためである
が、上述したように木目方向の画像サイズが2のべき乗
個とすることは必ずしも必要とはしないのである。
【0084】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種々
の変形が可能である。
【0085】上記実施例では木目柄に対するエンドレス
処理について説明したが、本発明は木目の他に大理石等
の石目、砂目、布目、皮シボ等の画像についても適用す
ることができる。
【0086】また、上記実施例では、エンドレス処理は
木目方向のみについて行ったが、木目方向及びそれと直
交する方向のそれぞれの方向についてエンドレス処理を
行うことも可能であることは当然であり、その場合には
木目方向及びそれと直交する方向についてそれぞれ一次
元のフーリエ変換を施して上述したエンドレス処理を行
えばよい。
【0087】また、繋ぎ目の形状、即ち接続位置12の
線の形状は図2Bの如く直線とする以外に、ジグザグの
折れ線になるようにしても良い。この場合は、素材の画
像データを部分的に重ね合わせてジグザグのマスクを用
いて合成すればよい。なお、このマスクは2値である必
要はなく、透かし合成といわれる合成方法を用いても良
い。このようにすると、繋ぎ目が直線の場合に比べ、繋
ぎ目の濃度差がより目立たなくなる。
【0088】更に、上記実施例ではエンドレス処理の対
象となる画像は、赤、緑、青に分解されているものとし
たが、シアン、マゼンタ、イエロー、墨の濃度データを
有するものであってもよいものである。
【0089】更に、図1に示す構成ではスキャナは備え
ていないが、スキャナを設け、スキャナで読み取った画
像のデータを記憶手段5に登録できるようにすることが
できることは当然である。
【0090】また更に、上記実施例ではスキャナで読み
取られた画像データをそのまま使用するものとしたが、
最初に、オペレータがスキャナから入力した画像データ
に対して、木目方向の両端の木目の雰囲気が似ている部
分をモニタ3の画面上で探し、木目方向両端の雰囲気が
似ている画像を作成し、その作成した画像データに対し
て上述したエンドレス処理を施すようにしてもよい。
【0091】更に、上記実施例では画像を2分割する位
置はオペレータが指示するものとしたが、自動的に木目
方向の中央で2分割させるようにしてもよい。
【0092】また更に、上記実施例では虚部のデータの
除去する周波数は予め設定されているものとしたが、オ
ペレータがどの周波数以上の成分を除去するかを設定で
きるようにしてもよい。これによれば、除去する周波数
範囲を種々設定してエンドレス処理を行い、結果のよい
ものを採用することができる。
【0093】また、上記実施例では所定の周波数以上の
成分を除去するものとしたが、当該データの値を0でな
い所定の小さい値に書き換えることによって減衰させる
ようにしてもよい。
【0094】また更に、上記実施例においては画像処理
手段1が直交変換及び逆直交変換を行うものとしたが、
直交変換を行う手段、逆直交変換を行う手段を別個に設
けてもよい。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、木目柄の画像のエンドレス処理を行うのに熟
練を要せず、しかも短時間で行うことができる。また、
オペレータが行うべき操作は少なく、しかも非常に簡単
であるのでオペレータの負担を従来に比較して大幅に軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の一実施例の構成
を示す図である。
【図2】 本発明に係るエンドレス処理を説明するため
の図である。
【図3】 図2Bの画像の接続位置12における濃度の
段差を説明するための図である。
【図4】 画像データの木目方向のサイズを2のべき乗
個とし、且つ接続位置12を木目方向の中央に位置させ
るための処理を説明するための図である。
【図5】 本発明のエンドレス処理により接続位置12
の濃度の段差を解消できる理由を説明するための図であ
る。
【図6】 素材の画像のリピートを説明するための図で
ある。
【図7】 木目柄を有する画像の木目方向を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1…画像処理手段、2…入力手段、3…モニタ、4…メ
モリ、5…記憶手段、6…表示制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06F 17/14 (72)発明者 室田 秀樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 橋爪 家治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 河合 直樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 有吉 俊雄 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 岡本 優 埼玉県入間郡三芳町竹間沢311 大日本印 刷株式会社内 (72)発明者 助川 佳夫 埼玉県入間郡三芳町竹間沢311 株式会社 大日本トータルプロセス建材内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成し、 この繋ぎ目を有する画像データに対して広義のフーリエ
    変換を施して正規直交関数系に展開し、 この正規直交関数系のうち繋ぎ目の濃度差に寄与する成
    分を除去または減衰する処理を施した後に逆変換を施し
    て画像データを得ることを特徴とする画像のエンドレス
    処理方法。
  2. 【請求項2】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成し、 この繋ぎ目の位置が原点となるように繋ぎ目を有する画
    像データに対して広義のフーリエ変換を施して正規直交
    関数系に展開し、 この正規直交関数系のうち奇関数の成分を除去または減
    衰する処理を施した後に逆変換を施して画像データを得
    ることを特徴とする画像のエンドレス処理方法。
  3. 【請求項3】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像を作成し、 その繋ぎ目の位置が当該繋ぎ目を有する新たな画像の中
    心に位置するように処理し、 その画像データに対してフーリエ変換を施して得られた
    空間周波数スペクトル領域において、繋ぎ目の濃度差に
    寄与する正弦波の高周波成分を除去または減衰する処理
    を施した後に逆変換を施して画像データを得ることを特
    徴とする画像のエンドレス処理方法。
  4. 【請求項4】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像データを作成する画
    像作成手段と、 画像作成手段で作成された新たな画像データに対して広
    義のフーリエ変換を施して正規直交関数系に展開するフ
    ーリエ変換手段と、 フーリエ変換手段によって展開された正規直交関数系の
    うち繋ぎ目の濃度差に寄与する成分を除去または減衰す
    る処理を施す除去手段と、 除去手段により繋ぎ目の濃度差に寄与する成分が除去ま
    たは減衰された正規直交関数系に対して逆変換を施す逆
    変換手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像データを作成する画
    像作成手段と、 画像作成手段で作成された新たな画像データに対して、
    繋ぎ目の位置が原点となるように広義のフーリエ変換を
    施して正規直交関数系に展開するフーリエ変換手段と、 フーリエ変換手段によって展開された正規直交関数系の
    うち奇関数の成分を除去または減衰する処理を施す除去
    手段と、 除去手段により奇関数の成分が除去または減衰された正
    規直交関数系に対して逆変換を施す逆変換手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】素材の画像データのエッジの部分を互いに
    接続して繋ぎ目を有する新たな画像データを作成する画
    像作成手段と、 画像作成手段で作成された新たな画像データの繋ぎ目の
    位置が当該画像の中心に位置するように処理する処理手
    段と、 処理手段で得られた画像データに対してフーリエ変換を
    施すフーリエ変換手段と、 フーリエ変換手段で得られた空間周波数スペクトル領域
    において、繋ぎ目の濃度差に寄与する正弦波の高周波成
    分を除去または減衰する除去手段と、 除去手段により繋ぎ目の濃度差に寄与する正弦波の高周
    波成分が除去または減衰された空間周波数スペクトル領
    域の信号に対して逆変換を施す逆変換手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
JP11791894A 1994-05-31 1994-05-31 画像のエンドレス処理方法及び画像処理装置 Pending JPH07325905A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010053049A1 (ja) * 2008-11-04 2010-05-14 株式会社島精機製作所 リピート柄の作成方法と作成装置及び作成プログラム
JP2013012184A (ja) * 2011-05-26 2013-01-17 Kla-Tencor Corp 標本データ用のロバストなピークファインダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010053049A1 (ja) * 2008-11-04 2010-05-14 株式会社島精機製作所 リピート柄の作成方法と作成装置及び作成プログラム
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