JPH07325699A - 表示制御方法および装置 - Google Patents

表示制御方法および装置

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Publication number
JPH07325699A
JPH07325699A JP6117821A JP11782194A JPH07325699A JP H07325699 A JPH07325699 A JP H07325699A JP 6117821 A JP6117821 A JP 6117821A JP 11782194 A JP11782194 A JP 11782194A JP H07325699 A JPH07325699 A JP H07325699A
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JP6117821A
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English (en)
Inventor
Junichi Tsukamoto
純一 塚本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07325699A publication Critical patent/JPH07325699A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面に表示可能な数以上の多数のアイコンの
中から、所定のアイコンを簡単に選択することを可能に
する。 【構成】 光磁気ディスク20に記憶されたアイコン
は、D/A変換器16によりビデオ信号に変換され、T
V11に表示される。コントロールパッド12が操作さ
れると、画面上に表示されたカーソルが移動し、CPU
18により自動的に画面に表示されるアイコンがスクロ
ールされる。所定のアイコンが選択されると、選択され
たアイコンに対応する制御信号が送受信部13より送信
される。AV機器30は、送受信部31により受信され
た制御信号に従って、所定の動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AV機器等を制御する
AVシステムに用いて好適な表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のAVシステムの一例の
構成を示すブロック図である。VTR(ビデオテープレ
コーダ)2より、テレビジョン受像機(TV)1に入力
されたビデオ信号に対応する映像は、テレビジョン受像
機1の内蔵するCRTに表示される。また、VTR2よ
り、テレビジョン受像機1に入力されたオーディオ信号
は、テレビジョン受像機1の内蔵するスピーカより出力
されるようになされている。
【0003】リモコン3の上面には、複数の操作釦から
なる操作部3aが設置されており、それぞれの操作釦
は、VTR2の動作に対応している。従って、VTR2
が内蔵する操作部、またはリモコン3に設けられた操作
部3aの所定の釦を操作することにより、VTR2を制
御することができるようになされている。
【0004】例えば、VTR2の電源のオンに対応する
操作部3aの操作釦を押すと、VTR2の電源をオンに
する制御信号に対応する光(赤外線)が、発光部3bよ
り発光される。その光は、VTR2の受光部2aにより
受光され、対応する制御信号に変換された後、内蔵する
制御部に供給される。制御部は、この制御信号が供給さ
れると、内蔵する電源スイッチを制御し、VTR2の電
源をオンにする。
【0005】次に、例えば、VTR2の再生動作に対応
する操作部3aの操作釦を押すと、VTR3の再生動作
を開始させる制御信号に対応する光が、リモコン3の発
光部3bより発光され、それはVTR2の受光部2aに
より受光され、対応する制御信号に変換された後、内蔵
する制御部に供給される。制御部は、供給された制御信
号に従ってVTR2の各部を制御し、再生動作を行わせ
る。
【0006】VTR2が再生動作を開始すると、画像信
号およびオーディオ信号より構成されるAV信号が、出
力端子T1より出力され、AV信号線4を介してTV1
の入力端子T1に供給される。TV1の入力端子T1に
供給されたAV信号を構成する映像信号は、TV1の内
蔵するCRTに供給され、対応する映像が表示される。
一方、TV1の入力端子T1に供給されたAV信号を構
成するオーディオ信号は、内蔵するスピーカに出力され
る。
【0007】このように、リモコン3の操作釦を操作す
ることにより、VTR2を制御していた。
【0008】従って、AVシステムが有する機能の数に
対応する数の操作釦を、操作部3a内に配置しなければ
ならず、その結果、釦同士が密集し、操作を誤る場合が
ある課題があった。
【0009】また、操作釦を見ながら操作するため、T
V1の画面から一旦視線を外さなければならず、操作性
が悪い課題があった。
【0010】そこで、TV1の画面上にアイコンを表示
し、そのアイコンを選択させることが考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AVシステムにおいては、各種の機能に対応するアイコ
ンをTV1の画面上に多く表示し、その中から所定のも
のを簡単に選択させることが困難である課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、多くのアイコンの中から所定のものを簡単
に選択することができるようにするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の表示制御方法
は、表示画面を第1の表示領域(例えば図3の表示領域
1)と第2の表示領域(例えば図3の表示領域2)とに
区分し、第1の表示領域に第1のアイコンを第1の方向
にスクロールできるように表示し、第2の表示領域に第
2のアイコンをスクロールできないように表示し、カー
ソルが第1の表示領域にある場合において、第1の方向
キーまたは第2の方向キー(例えば図2のカーソル釦1
2a)が操作されたとき、カーソルを、それぞれ第1の
方向、または第1の方向と垂直な第2の方向に、第1の
アイコン上で移動させ、カーソルが、第1の方向の端部
の第1のアイコン上にある状態において、第1の方向キ
ーが操作されたとき、第1のアイコンを第1の方向にス
クロールさせ、カーソルが、第2の方向の、第2の表示
領域側の端部の第1のアイコン上にある状態において、
第2の方向キーが操作されたとき、カーソルを第2の表
示領域の第2のアイコン上に移動させ、カーソルが第2
の表示領域にある場合において、第1の方向キーまたは
第2の方向キーが操作されたとき、カーソルを、第1の
方向または第2の方向に、第2のアイコン上で移動さ
せ、カーソルが、第2の方向の、第1の表示領域側の端
部の第2のアイコン上にある状態において、第2の方向
キーが操作されたとき、カーソルを第1の表示領域の第
1のアイコン上に移動させることを特徴とする。
【0014】この第1のアイコンと第2のアイコンは、
互いに異種のアイコンとすることができる。
【0015】また、第1のアイコンは、静止画を圧縮し
たアイコンとし、第2のアイコンは、他のモードまたは
前の状態へ戻るためのアイコンとすることができる。
【0016】また、第1の方向は、水平方向とすること
ができる。
【0017】本発明の表示制御装置は、第1の表示領域
(例えば、図3の表示領域1)に第1のアイコンを第1
の方向にスクロールできるように表示し、第2の表示領
域(例えば、図3の表示領域2)に第2のアイコンをス
クロールできないように表示する表示手段(例えば、図
1のTV11)と、カーソルを第1の方向、または第1
の方向と垂直な第2の方向に移動させるとき操作される
移動操作手段(例えば、図1のコントロールパッド12
のカーソル釦12a)と、カーソルが第1の表示領域に
ある場合において、移動操作手段が第1の方向または第
2の方向に操作されたとき、カーソルを、それぞれ第1
の方向、または第2の方向に、第1のアイコン上で移動
させ、カーソルが、第1の方向の端部の第1のアイコン
上にある状態において、移動操作手段が第1の方向に操
作されたとき、第1のアイコンを第1の方向にスクロー
ルさせ、カーソルが、第2の方向の、第2の表示領域側
の端部の第1のアイコン上にある状態において、移動操
作手段が第2の方向に操作されたとき、カーソルを第2
の表示領域の第2のアイコン上に移動させるとともに、
カーソルが第2の表示領域にある場合において、移動操
作手段が第1の方向または第2の方向に操作されたと
き、カーソルを、第1の方向または第2の方向に、第2
のアイコン上で移動させ、カーソルが、第2の方向の、
第1の表示領域側の端部の第2のアイコン上にある状態
において、移動操作手段が第2の方向に操作されたと
き、カーソルを第1の表示領域の第1のアイコン上に移
動させる制御手段(例えば、図1のCPU18)とを備
えることを特徴とする。
【0018】カーソルが位置する第1のアイコンまたは
第2のアイコンを選択するとき操作される選択操作手段
(例えば、図1のコントロールパッド12の確定釦12
b)をさらに設けるようにすることができる。
【0019】移動操作手段および選択操作手段は、コン
トロールパッドとすることができる。
【0020】
【作用】本発明の表示制御方法および装置においては、
第1の表示領域に第1のアイコンを第1の方向にスクロ
ールできるように表示し、第2の表示領域に第2のアイ
コンをスクロールできないように表示し、これらのアイ
コン上でカーソルを移動、表示させ、所望のアイコンを
選択することができる。従って、多くのアイコンの中か
ら所定のものを簡単に選択することができる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の表示制御装置を応用したA
Vシステムの一実施例の構成を示すブロック図である。
ROM17は、システムプログラムを記憶し、RAM1
9は、アプリケーションプログラムを記憶する。アイコ
ン用ROM14は、アイコンに対応するデータを記憶す
るようになされている。
【0022】CPU18は、ROM17に記憶されてい
るシステムプログラムまたはRAM19に記憶されてい
るアプリケーションプログラムに従って、AVシステム
100の各部を制御するようになされている。また、C
PU18は、所定の形状のカーソルを生成し、ビデオR
AM(VRAM)21を介して、TV11に表示させる
ようになされている。
【0023】光磁気ディスク20には、ドライブ24に
より制御され、静止画または動画等の画像データが記録
される。DSP(デジタルシグナルプロセッサ)25は
光磁気ディスク20に記録するアイコンをスケーリング
処理するときに用いられる。光磁気ディスク20に記録
された画像データは、内部バス22を介してビデオRA
M21に供給されるようになされている。
【0024】AV機器30(例えばビデオテープレコー
ダ)より入力されたビデオ信号は、A/D変換器15に
よりデジタル信号に変換され、インタフェース(I/
F)23、内部バス22を介して、ビデオRAM21に
供給される。
【0025】ビデオRAM21は、A/D変換器15よ
りI/F23を介して供給されるデジタルビデオ信号、
アイコン用ROM14より供給されるアイコンに対応す
るデータ、およびI/F23を介して光磁気ディスク2
0より供給される静止画若しくは動画を記憶するように
なされている。また、CPU18により生成されたカー
ソルを記憶するようになされている。
【0026】送受信部13は、CPU18よりI/F2
3を介して供給される制御信号に対応する光(赤外線)
を、内蔵する発光部より発光するようになされている。
【0027】コントロールパッド12は、例えば図2に
示すように、カーソルを上下左右に移動させるためのカ
ーソル釦12aと、カーソル釦12aにより選択された
アイコンを確定するための確定釦12bを有し、TV1
1に表示されたアイコンを選択するとき操作されるよう
になされている。
【0028】D/A変換器16は、ビデオRAM21よ
り供給されるデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号
に変換し、TV11に供給するようになされている。
【0029】次に、その動作について説明する。最初
に、例えば図1のAV機器30より供給されるアナログ
ビデオ信号が、A/D変換器15に供給され、そこで、
デジタルビデオ信号に変換された後、I/F23、内部
バス22を介して、ビデオRAM21に供給され記憶さ
れる。ビデオRAM21より読み出されたデジタルビデ
オ信号は、I/F23を介してD/A変換器16に入力
され、D/A変換された後、TV11に供給され、表示
される。
【0030】記録モードの時、所定のタイミングで確定
釦12bを操作すると、そのときビデオRAM21に記
憶されているビデオ信号がDSP25に供給される。D
SP25は、これらのデジタルビデオ信号をスケーリン
グ(拡大または縮小)処理し、内部バス22、I/F2
3を介して、ドライブ24に供給する。
【0031】ドライブ24は、これらのスケーリング処
理されたデジタルビデオ信号を、光磁気ディスク20に
記録する。このようにして、所定の静止画からなるアイ
コン(例えば図3に示すアイコン41c乃至41h)が
光磁気ディスク20に記録される。なお、このとき、取
り込んだ静止画のアドレス情報も光磁気ディスク20に
記録される。
【0032】次に、確定釦12bを操作し、再生モード
を指令すると、CPU18の制御により、光磁気ディス
ク20に記録されている所定の静止画に対応する画像デ
ータ(アイコン)が読み出され、ビデオRAM21に供
給される。ビデオRAM21に供給された所定の静止画
に対応する画像データは、DSP25により所定の大き
さの画面に縮小されている。また、ビデオRAM21に
は、アイコン用ROM14より読み出されたアイコンも
供給され、記憶される。これらのアイコンは、内部バス
22を介してD/A変換器16に供給され、アナログビ
デオ信号に変換された後、TV11に供給され、表示さ
れる。
【0033】その結果、TV11の画面には、例えば図
3に示すように、アイコン用ROM14より読み出され
たアイコン41a,41bが、画面の表示領域2に表示
され、光磁気ディスク20より読み出された6つのアイ
コン41c乃至41hが画面の表示領域1に表示され
る。また、TV11の表示領域2に表示されたアイコン
41a,41b、または表示領域1に表示されたアイコ
ン41c乃至41hのいずれかに、矩形カーソル41i
が重ねて表示される。
【0034】アイコン41aは、例えば、1つ前の画面
(例えばメニュー画面)に戻る機能に対応し、アイコン
41bは、アイコン41c乃至41hに対応する機能以
外の機能、例えば、ヘルプ画面の表示等に対応してい
る。
【0035】コントロールパッド12のカーソル釦12
aを操作して、アイコン41c乃至41hが表示されて
いる位置のいずれかにカーソル41iを移動させる。い
まの場合、アイコン41gにカーソルを移動させる。そ
の状態で、確定釦12bを押すと、CPU18により、
アイコン41gが選択されたことが認識され、アイコン
41gに対応する機能が実行される。
【0036】例えば、コントロールパッド12のカーソ
ル釦12a、および確定釦12bにより選択されたアイ
コン41gに対応する元の静止画を、画面に表示させる
ようにすることが可能である。
【0037】即ち、CPU18は、コントロールパッド
12のカーソル釦12a、および確定釦12bにより選
択されたアイコン41gに対応する元の静止画が記録さ
れている、例えばビデオテープのアドレスを光磁気ディ
スク20から読み取る。次に、例えばビデオテープレコ
ーダからなるAV機器30に、このアドレスに記録され
ている静止画を再生するよう指示する制御信号を発生
し、内部バス22、I/F23を介して送受信部13に
供給する。
【0038】送受信部13は、この制御信号に対応する
光(赤外線)を内蔵する発光部より発光する。送受信部
13の発光部により発光された光は、AV機器30の送
受信部31により受光され、対応する制御信号に変換さ
れた後、内蔵する制御部に供給される。制御部は、送受
信部31より供給された制御信号に基づいて、ビデオテ
ープの所定のアドレスに記録されている静止画を検索、
再生し、再生された静止画に対応するアナログビデオ信
号をA/D変換器15に供給する。
【0039】A/D変換器15に供給されたアナログビ
デオ信号は、そこでデジタルビデオ信号に変換された
後、I/F23、内部バス22を介してビデオRAM2
1に供給される。ビデオRAM21に供給されたデジタ
ルビデオ信号は、内部バス22、I/F23を介してD
/A変換器16に供給され、アナログビデオ信号に変換
された後、TV11に供給される。その結果、TV11
の画面に、AV機器30から出力された所定の静止画
(アイコン41gに対応する元の静止画)が表示され
る。
【0040】また、コントロールパッド12のカーソル
釦12aを操作して、カーソル41iをアイコン41a
上に移動させ、確定釦12bを押すと、CPU18によ
り、アイコン41aが選択されたことが認識され、アイ
コン41aに対応する機能が実行される。これにより、
例えばメニュー画面が、TV11の画面に表示される。
【0041】即ち、CPU18により、アイコン41a
が選択されたことが認識されると、CPU18は、メニ
ュー画面に表示すべきアイコンを、アイコン用ROM1
4または光磁気ディスク20より読み出し、内部バス2
2およびD/A変換器16を介して一旦ビデオRAM2
1に供給する。ビデオRAM21に記憶されたアイコン
に対応するデジタルビデオ信号は、内部バス22を介し
てD/A変換器16に出力され、そこでアナログビデオ
信号に変換された後、TV11に供給される。その結
果、TV11の画面にメニュー画面が表示される。
【0042】また、コントロールパッド12のカーソル
釦12aを操作して、カーソル41iをアイコン41b
上に移動させ、確定釦12bを押すと、CPU18によ
り、アイコン41bが選択されたことが認識され、アイ
コン41bに対応する機能が実行される。これにより、
例えばヘルプ画面が、TV11の画面に表示される。
【0043】即ち、CPU18により、アイコン41b
が選択されたことが認識されると、CPU18は、ヘル
プ画面に表示すべきアイコンを、アイコン用ROM14
または光磁気ディスク20より読み出し、内部バス22
を介して一旦ビデオRAM22に供給する。また、所定
の文字に対応するフォントを生成し、内部バス22を介
してビデオRAM21に供給する。ビデオRAM21に
記憶されたアイコン、または文字フォントに対応するデ
ジタルビデオ信号は、内部バス22を介してD/A変換
器16に出力され、そこでアナログビデオ信号に変換さ
れた後、TV11に供給される。その結果、TV11の
画面にヘルプ画面が表示される。
【0044】図4は、コントロールパッド12の操作
と、TV11に表示されるアイコンの関係を示した概念
図である。図4の矩形42乃至47は、図3のTV11
の画面のアイコン41c乃至41hの表示位置に対応す
る矩形領域を表している。また、矩形48および49は
それぞれ、図3のアイコン41a,41bの表示位置に
対応する矩形領域を表している。
【0045】また、図5は、CPU18により管理され
るアイコン(矩形領域42乃至47に表示されるアイコ
ン)の仮想画面を表している。識別番号x+n(図5の
実施例の場合、値nは−12乃至23)は、アイコンを
識別するための番号であり、それぞれのアイコンに対応
している。現在、識別番号x乃至x+5に対応するアイ
コンが、画面の対応する矩形領域42乃至47に表示さ
れているものとする。
【0046】次に、図6乃至図10に示したフローチャ
ートを参照して、コントロールパッド12の操作に対応
する、アイコンまたはカーソルの動作を説明する。最初
に、ステップS1において、カーソル釦12aが操作さ
れたか否かが判定される。
【0047】ステップS1において、CPU18によ
り、カーソル釦12aが操作されたと判定された場合、
ステップS2に進み、カーソル41iが、表示領域1に
表示されているか否かが判定される。カーソル41i
が、表示領域1に表示されていると判定された場合、ス
テップS3に進み、カーソル釦12aに対して、カーソ
ル41iを上方向に移動させる操作がされているか否か
が判定される。
【0048】ステップS3において、カーソル釦12a
により、カーソル41iを上方向に移動させる操作が行
われていると判定された場合、ステップS4に進み、カ
ーソル41iが、表示領域1の上端部、いまの場合、矩
形領域42乃至44のいずれかに表示されているか否か
が判定される。カーソル41iが、矩形領域42乃至4
4のいずれかに表示されていると判定された場合、カー
ソル41iを移動させることができないので、ステップ
S1に戻る。即ち、この場合は何の処理も行われない。
【0049】カーソル41iが、矩形領域42乃至44
のいずれにも表示されていない(上端部に位置していな
い)と判定された場合、ステップS5に進み、現在カー
ソル41iが表示されている矩形領域の上部に隣接する
矩形領域に、カーソル41iを移動させる。例えば、カ
ーソル41iが矩形領域45に表示されている場合、カ
ーソル41iを、矩形領域45の上部に隣接する矩形領
域42に移動させる。次に、ステップS1に戻る。
【0050】一方、ステップS3において、カーソル釦
12aにより、カーソル41iを上方向に移動させる操
作が行われていないと判定された場合、ステップS9に
進み、カーソル釦12aにより、カーソル41iを下方
向に移動させる操作が行われているか否かが判定され
る。カーソル41iを下方向に移動させる操作が行われ
ていると判定された場合、ステップS10に進む。
【0051】次に、ステップS10において、カーソル
41iが、表示領域1の下端部、いまの場合、矩形領域
45乃至47のいずれかに表示されているか否かが判定
される。カーソル41iが、矩形領域45乃至47のい
ずれかに表示されていると判定された場合、ステップS
12に進み、カーソル41iを表示領域2に移動させ
る。その詳細については、図9のフローチャートを参照
して後述する。
【0052】カーソル41iが、矩形領域45乃至47
のいずれにも表示されていない(下端部に位置していな
い)と判定された場合、ステップS11に進み、現在カ
ーソル41iが表示されている矩形領域の下部に隣接す
る矩形領域に、カーソル41iを移動させる。例えば、
カーソル41iが矩形領域42に表示されている場合、
カーソル41iを、矩形領域42の下部に隣接する矩形
領域45に移動させる。次に、ステップS1に戻る。
【0053】一方、ステップS9において、カーソル4
1iを下方向に移動させる操作がされていないと判定さ
れた場合、ステップS21に進み、カーソル釦12aに
より、カーソル41iを左方向に移動させる操作が行わ
れているか否かが判定される。
【0054】ステップS21において、カーソル釦12
aにより、カーソル41iを左方向に移動させる操作が
行われていると判定された場合、ステップS22に進
み、カーソル41iが表示領域1の左端部、いまの場
合、カーソル41iが矩形領域42または45に表示さ
れているか否かが判定される。カーソル41iが矩形領
域42または45に表示されている(左端部に位置して
いる)と判定された場合、ステップS23に進み、カー
ソル41iが矩形領域42または45に表示されていな
い(左端部に位置していない)と判定された場合、ステ
ップS24に進む。
【0055】ステップS24においては、現在カーソル
41iが表示されている矩形領域の左に隣接する矩形領
域へ、カーソル41iを移動させる。例えば、カーソル
41iが、矩形領域43に表示されている場合、カーソ
ル41iを、矩形領域42に移動させる。また、矩形領
域44に位置する場合、矩形領域43に移動させる。次
に、ステップS1に戻る。
【0056】一方、ステップS23においては、表示領
域1の左端部、いまの場合、矩形領域42または45に
表示されているアイコンが、左側端部のアイコン、いま
の場合、図5に示した仮想画面の識別番号(x−12)
に対応するアイコンまたは識別番号(x−9)に対応す
るアイコンであるか否かが判定される。
【0057】矩形領域42または45に表示されている
アイコンが、図5に示した仮想画面の識別番号(x−1
2)または識別番号(x−9)に対応する左側端部のア
イコンであると判定された場合、それ以上スクロールす
ることができないので、何の処理も行わず、ステップS
1に戻る。矩形領域42または45に表示されているア
イコンが、図5に示した仮想画面の識別番号(x−1
2)に対応するアイコンまたは識別番号(x−9)に対
応するアイコンではないと判定された場合、ステップS
25に進む。
【0058】ステップS25においては、アイコンを右
方向にスクロールさせる。即ち、矩形領域42にいま表
示されているアイコンの識別番号xより値6だけ小さい
識別番号(x−6)に対応するアイコンが、CPU18
に制御されたドライブ24により、光磁気ディスク20
より読み出され、矩形領域42に表示される。同様に、
その識別番号の次の識別番号(x−5)に対応するアイ
コンが、光磁気ディスク20より読み出され、矩形領域
43に表示される。
【0059】矩形領域44乃至47についても同様に、
識別番号(x−4),(x−3),(x−2),および
(x−1)に対応する画像が、光磁気ディスク20より
読み出され、矩形領域44乃至47にそれぞれ表示され
る。次に、ステップS1に戻る。
【0060】ステップS21において、カーソル釦12
aの操作により、カーソル41iを左方向に移動させる
操作が行われていないと判定された場合、ステップS2
6に進む。
【0061】ステップS26においては、カーソル41
iを右方向に移動させる操作が行われているか否かが判
定される。カーソル41iを右方向に移動させる操作が
行われていると判定された場合、ステップS27に進
み、カーソル41iが表示領域1の右端部、いまの場
合、カーソル41iが矩形領域44または47に表示さ
れているか否かが判定される。カーソル41iが矩形領
域44または47に表示されている(右端部に位置して
いる)と判定された場合、ステップS28に進み、カー
ソル41iが矩形領域44または47に表示されていな
い(右端部に位置していない)と判定された場合、ステ
ップS29に進む。
【0062】ステップS29においては、現在カーソル
41iが表示されている矩形領域の右に隣接する矩形領
域へ、カーソル41iを移動させる。例えば、カーソル
41iが、矩形領域42または43に表示されている場
合、カーソル41iを、矩形領域43または44にそれ
ぞれ移動させる。次に、ステップS1に戻る。
【0063】ステップS28においては、表示領域1の
右端部、いまの場合、矩形領域44または47に表示さ
れているアイコンが、右側端部のアイコン、いまの場
合、図5に示した仮想画面の識別番号(x+20)また
は識別番号(x+23)に対応するアイコンであるか否
かが判定される。
【0064】矩形領域44または47に表示されている
アイコンが、図5に示した仮想画面の識別番号(x+2
0)に対応するアイコンまたは識別番号(x+23)に
対応するアイコンであると判定された場合、アイコンを
それ以上スクロールすることができないので、何の処理
もせずに、ステップS1に戻る。
【0065】矩形領域44または47に表示されている
アイコンが、図5に示した仮想画面の識別番号(x+2
0)に対応するアイコン、または識別番号(x+23)
に対応するアイコンではないと判定された場合、ステッ
プS30に進む。
【0066】ステップS30においては、CPU18に
より、アイコンが左方向にスクロールされる。即ち、識
別番号xに値6を加算して得られた識別番号(x+6)
に対応するアイコンが、CPU18により、光磁気ディ
スク20より読み出され、内部バス22を介してビデオ
RAM21に供給される。
【0067】同様に、識別番号(x+7),(x+
8),(x+9),(x+10),および(x+11)
に対応するアイコンが、光磁気ディスク20より読み出
され、内部バス22を介してビデオRAM21に供給さ
れる。ビデオRAM21に供給されたアイコンに対応す
るデジタルビデオ信号は、内部バス22を介してD/A
変換器16に出力され、そこでアナログビデオ信号に変
換された後、TV11に供給される。その結果、TV1
1の画面の矩形領域42乃至47に、識別番号(x+
6)乃至(x+11)に対応するアイコンが表示され、
ステップS1に戻る。
【0068】一方、ステップS2において、カーソル4
1iが、表示領域1に表示されていないと判定された場
合、ステップS41に進み、カーソル41iが、表示領
域2に表示されているか否かが判定される。カーソル4
1iが、表示領域2に表示されていないと判定された場
合、結局、カーソル41iが表示領域1と2のいずれに
も表示されていないことになるので、ステップS1に戻
る。
【0069】カーソル41iが、表示領域2に表示され
ていると判定された場合、ステップS42に進み、カー
ソル釦12aにより、カーソル41iを下方向に移動さ
せる操作が行われているか否かが判定される。
【0070】ステップS42において、カーソル釦12
aにより、カーソル41iを下方向に移動させる操作が
行われていると判定された場合、その方向にカーソル4
1iを移動させることができないので、何の処理もせず
に、ステップS1に戻る。カーソル釦12aにより、カ
ーソル41iを下方向に移動させる操作が行われていな
いと判定された場合、ステップS43に進む。
【0071】ステップS43においては、カーソル釦1
2aにより、カーソル41iを上方向に移動させる操作
が行われているか否かが判定される。カーソル釦12a
により、カーソル41iを上方向に移動させる操作が行
われていると判定された場合、ステップS45に進み、
カーソル41iを表示領域1に表示させ、ステップS1
に戻る。ステップS45において、カーソル41iを表
示領域1に移動させる処理の詳細については、図10を
参照して後述する。
【0072】カーソル釦12aにより、カーソル41i
を上方向に移動させる操作が行われていないと判定され
た場合、ステップS44に進み、カーソル釦12aによ
り、カーソル41iを左方向に移動させる操作が行われ
ているか否かが判定される。
【0073】カーソル釦12aにより、カーソル41i
を左方向に移動させる操作が行われていると判定された
場合、ステップS46に進み、カーソル41iが左端部
に表示されているか否かが判定される。いまの場合、カ
ーソル41iが、矩形領域48に表示されているか否か
が判定される。
【0074】カーソル41iが矩形領域48に表示され
ている場合、それ以上左側にカーソル41iを移動させ
ることができないので、何の処理もせずに、ステップS
1に戻り、カーソル41iが矩形領域48に表示されて
いない場合、ステップS47に進む。
【0075】ステップS47においては、現在カーソル
41iが表示されている矩形領域の左に隣接する矩形領
域に、カーソル41iを移動させる。例えば、カーソル
41iが、矩形領域49に表示されている場合、矩形領
域48にカーソル41iを移動させ、ステップS1に戻
る。
【0076】ステップS44において、カーソル釦12
aにより、カーソル41iを左方向に移動させる操作が
行われていないと判定された場合、ステップS48に進
む。
【0077】ステップS48において、カーソル釦12
aにより、カーソル41iを右方向に移動させる操作が
行われているか否かが判定される。カーソル釦12aに
より、カーソル41iを右方向に移動させる操作が行わ
れていると判定された場合、ステップS49に進み、カ
ーソル釦12aにより、カーソル41iを右方向に移動
させる操作が行われていないと判定された場合、ステッ
プS1に戻る。
【0078】ステップS49においては、カーソル41
iが、右端部に表示されているか否かが判定される。い
まの場合、カーソル41iが、矩形領域49に表示され
ているか否かが判定される。カーソル41iが矩形領域
49に表示されていると判定された場合、それ以上左側
にカーソル41iを移動させることができないので、何
の処理も行わず、ステップS1に戻り、カーソル41i
が矩形領域49に表示されていないと判定された場合、
ステップS50に進む。
【0079】ステップS50においては、CPU18
は、現在カーソル41iが表示されている矩形領域の右
側に隣接する矩形領域に、カーソル41iを移動させ
る。例えば、カーソル41iが、矩形領域48に表示さ
れている場合、矩形領域49にカーソル41iを移動さ
せる。次にステップS1に戻る。
【0080】一方、ステップS1において、カーソル釦
12aが操作されていないと判定された場合、ステップ
S6に進み、確定釦12bが操作されたか否かが判定さ
れる。確定釦12bが操作されていないと判定された場
合、ステップS1に戻る。確定釦12bが操作されたと
判定された場合、ステップS7に進み、確定処理、即ち
カーソルが表示されているアイコンの選択処理が行わ
れ、処理を終了する。
【0081】次に、図9のフローチャートを参照して、
カーソル41iを表示領域1から表示領域2に移動させ
る場合の動作について説明する。
【0082】最初に、ステップS61において、所定の
フラグ変数(buf1)に、現在カーソル41iが表示
されている矩形領域の画面上での位置に対応する場所番
号が格納される。いまの場合、矩形領域42が表示され
る画面上における場所番号は1とされ、矩形領域43が
表示される画面上の場所番号は2とされる。同様に、矩
形領域44,45,46,または47に対応する場所番
号は、それぞれ3,4,5,または6とされる。例え
ば、カーソル41iが矩形領域45に表示されている場
合、フラグ変数buf1には、場所番号4が格納され
る。
【0083】次にステップS62に進み、フラグ変数b
uf2に格納されている値が1であるか否かが判定され
る。フラグ変数buf2には、後述する図10のステッ
プS71において、表示領域2におけるカーソル41i
の位置に対応する値が格納される。例えば、カーソル4
1iが表示領域2の矩形領域48に位置している状態か
ら、表示領域1に移動されたとき、フラグ変数buf2
には、番号1がセットされ、矩形領域49に位置してい
る状態から表示領域1に移動されたときは、番号2がセ
ットされる。
【0084】従って、フラグ変数buf2に格納されて
いる値が1であると判定された場合、ステップS63に
進み、CPU18は、カーソル41iを表示領域2の矩
形領域48(カーソル41iが表示領域1に移動する直
前の表示領域2における表示位置)に移動させ、リター
ンする。
【0085】ステップS62において、フラグ変数bu
f2に格納されている値が1ではないと判定された場
合、ステップS64に進み、フラグ変数buf2に格納
されている値が2であるか否かが判定される。
【0086】ステップS64において、フラグ変数bu
f2に格納されている値が2であると判定された場合、
ステップS65に進み、CPU18は、カーソル41i
を表示領域2の矩形領域49(カーソル41iが表示領
域1に移動する直前の表示領域2における表示位置)に
移動させ、リターンする。ステップS64において、フ
ラグ変数buf2に格納されている値が2ではないと判
定された場合、処理を終了しリターンする。
【0087】次に、図10のフローチャートを参照し
て、カーソル41iを表示領域2から表示領域1に移動
させる場合の動作について説明する。
【0088】最初に、ステップS71において、現在カ
ーソル41iが表示されている表示領域2上でのカーソ
ル位置、即ち、表示領域2に表示されているアイコンの
識別番号に対応する値が、フラグ変数buf2に格納さ
れる。例えば、矩形領域48または49にカーソル41
iが表示されている場合、矩形領域48または49の識
別番号に対応する値1または2が、フラグ変数buf2
にそれぞれ格納される。次にステップS72に進む。
【0089】ステップS72において、フラグ変数bu
f1に格納されている値、即ち、表示領域1に表示され
る矩形領域の画面上での場所番号に対応する値が4であ
るか否かが判定される。
【0090】フラグ変数buf1に格納されている値が
4であると判定された場合、ステップS74に進み、カ
ーソル41iを表示領域1の矩形領域45(カーソル4
1iが表示領域2へ移動する直前の表示領域1における
元の表示位置)に移動させ、リターンする。また、フラ
グ変数buf1に格納されている値が4でないと判定さ
れた場合、ステップS73に進む。
【0091】ステップS73において、フラグ変数bu
f1に格納されている値、即ち、表示領域1に表示され
る矩形領域の画面上での場所番号に対応する値が5であ
るか否かが判定される。
【0092】フラグ変数buf1に格納されている値が
5であると判定された場合、ステップS76に進み、カ
ーソルを表示領域1の矩形領域46(元の表示位置)に
移動させ、リターンする。また、フラグ変数buf1に
格納されている値が5でないと判定された場合、ステッ
プS75に進む。
【0093】ステップS75において、フラグ変数bu
f1に格納されている値、即ち、表示領域1に表示され
る矩形領域の画面上での場所番号に対応する値が6であ
るか否かが判定される。
【0094】フラグ変数buf1に格納されている値が
6であると判定された場合、ステップS77に進み、カ
ーソルを表示領域1の矩形領域47(元の表示位置)に
移動させ、リターンする。また、フラグ変数buf1に
格納されている値が6でないと判定された場合、処理を
終了し、リターンする。
【0095】このように、画面に表示可能な数より多い
数のアイコン、理論的には、無限数のアイコンの中か
ら、所定の数(この実施例の場合、6つ)の隣接するア
イコンを画面に表示し、カーソルを移動させることによ
り、所定のアイコンを選択することができる。
【0096】また、画面に表示されていないアイコン
は、コントロールパッド12のカーソル釦12aの操作
状況、および仮想画面に並べられたアイコンと実際の画
面(TV11に表示される画面)に表示されているアイ
コンとの位置関係に基づいて、CPU18が、TV11
の画面に表示する仮想画面上のアイコンを選択し、TV
11に表示する。従って、TV11の画面上に表示する
アイコンを、仮想画面上の所定のアイコンと入れ替える
ために、ユーザが特別な操作を行ったり、そのためのア
イコン(例えば「次のページ」または「前のページ」等
のアイコン)をTV11に表示させる等の無駄を省略す
ることができる。
【0097】また、アイコンが表示される表示領域1と
表示領域2の間で、一方の領域から他方の領域にカーソ
ルを移動させた後、再び元の領域にカーソルを移動させ
る操作が行われた場合、元の領域においてカーソルが表
示されていた場所番号またはアイコン識別番号を記憶し
ておき、元の領域にカーソルが移動されたとき、カーソ
ルが表示されていた元の場所番号またはアイコン識別番
号に対応する位置にカーソルが表示される。
【0098】従って、操作を簡略化することができ、多
数のアイコンからなる仮想画面上の所定のものを、有限
の大きさの画面(いまの場合、TV11の画面)上で、
簡単かつ確実に選択することが可能になる。
【0099】なお、上記実施例においては、AV機器3
0をビデオテープレコーダとしたが、レーザディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、あるいはCD−ROMと
してもよい。さらに、AV機器30を光により遠隔制御
するようにしたが、D2Bバスその他のバスを介して制
御するようにすることもできる。
【0100】また、上記実施例においては、TV11の
画面の表示領域1に表示されるアイコンの数を6とした
が、これに限定されるものではない。
【0101】さらに、上記実施例においては、TV11
の画面に表示された6つのアイコンを1単位とし、アイ
コンの入れ替え(スクロール)を行うようにしたが、1
つのアイコンごとに入れ替えるようにすることも可能で
ある。また、これ以外の任意の数ごとに、アイコンを入
れ替えるようにすることもできる。
【0102】また、上記実施例においては、画面の下部
に表示領域2を設定し、スクロールしないアイコンを表
示するようにしたが、画面の上部に表示領域2を設定
し、スクロールしないアイコンを表示するようにしても
よい。
【0103】さらに、上記実施例においては、仮想画面
上のアイコンと元の静止画とを対応づけるようにした
が、仮想画面上のアイコンをAV機器の所定の機能に対
応づけ、仮想画面上の所定のアイコンが選択されると、
選択されたアイコンに対応する所定の機能が、AV機器
により実行されるようにすることも可能である。
【0104】
【発明の効果】本発明の表示制御方法および装置によれ
ば、第1の表示領域に第1のアイコンを第1の方向にス
クロールできるように表示し、第2の表示領域に第2の
アイコンをスクロールできないように表示し、これらの
アイコン上でカーソルを移動、表示させ、所望のアイコ
ンを選択することができるようにしたので、多くのアイ
コンの中から所定のものを簡単に選択することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示制御装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】コントロールパッドを示す図である。
【図3】画面表示例を示す図である。
【図4】画面に表示されるアイコンとコントロールパッ
ドの操作の対応関係を示す図である。
【図5】仮想画面上に配置されたアイコンを示す図であ
る。
【図6】コントロールパッド12の操作に対応する、ア
イコンまたはカーソルの動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】図6のフローチャートに続くフローチャートで
ある。
【図8】図7のフローチャートに続くフローチャートで
ある。
【図9】カーソルを表示領域1から表示領域2に移動さ
せる場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図10】カーソルを表示領域2から表示領域1に移動
させる場合の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】従来のAVシステムの一例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 TV 2 VTR 2a 受光部 3 リモコン 3a 操作部 3b 発光部 4 AV信号線 11 TV 12 コントロールパッド 12a カーソル釦 12b 確定釦 13 送受信部 14 アイコン用ROM 15 A/D変換器 16 D/A変換器 17 ROM 18 CPU 19 RAM 20 光磁気ディスク 21 ビデオRAM(VRAM) 22 内部バス 23 インタフェース(I/F) 24 ドライブ 25 DSP 30 AV機器 31 送受信部 41a,41b アイコン 41c,41d,41e,41f,41g,41h ア
イコン 42,43,44,45,46,47,48,49 矩
形領域 100 AVシステム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を第1の表示領域と第2の表示
    領域とに区分し、 前記第1の表示領域に第1のアイコンを第1の方向にス
    クロールできるように表示し、 前記第2の表示領域に第2のアイコンをスクロールでき
    ないように表示し、 カーソルが前記第1の表示領域にある場合において、第
    1の方向キーまたは第2の方向キーが操作されたとき、
    前記カーソルを、それぞれ前記第1の方向、または前記
    第1の方向と垂直な第2の方向に、前記第1のアイコン
    上で移動させ、前記カーソルが、前記第1の方向の端部
    の前記第1のアイコン上にある状態において、前記第1
    の方向キーが操作されたとき、前記第1のアイコンを前
    記第1の方向にスクロールさせ、前記カーソルが、前記
    第2の方向の、前記第2の表示領域側の端部の前記第1
    のアイコン上にある状態において、前記第2の方向キー
    が操作されたとき、前記カーソルを前記第2の表示領域
    の前記第2のアイコン上に移動させ、 前記カーソルが前記第2の表示領域にある場合におい
    て、前記第1の方向キーまたは前記第2の方向キーが操
    作されたとき、前記カーソルを、前記第1の方向または
    第2の方向に、前記第2のアイコン上で移動させ、前記
    カーソルが、前記第2の方向の、前記第1の表示領域側
    の端部の前記第2のアイコン上にある状態において、前
    記第2の方向キーが操作されたとき、前記カーソルを前
    記第1の表示領域の前記第1のアイコン上に移動させる
    ことを特徴とする表示制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のアイコンと前記第2のアイコ
    ンは、互いに異種のアイコンであることを特徴とする請
    求項1に記載の表示制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のアイコンは、静止画を圧縮し
    たアイコンであり、 前記第2のアイコンは、他のモードまたは前の状態へ戻
    るためのアイコンであることを特徴とする請求項2に記
    載の表示制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の方向は、水平方向であること
    を特徴とする請求項1,2または3に記載の表示制御方
    法。
  5. 【請求項5】 第1の表示領域に第1のアイコンを第1
    の方向にスクロールできるように表示し、第2の表示領
    域に第2のアイコンをスクロールできないように表示す
    る表示手段と、 カーソルを第1の方向、または前記第1の方向と垂直な
    第2の方向に移動させるとき操作される移動操作手段
    と、 前記カーソルが前記第1の表示領域にある場合におい
    て、前記移動操作手段が前記第1の方向または第2の方
    向に操作されたとき、前記カーソルを、それぞれ前記第
    1の方向、または第2の方向に、前記第1のアイコン上
    で移動させ、前記カーソルが、前記第1の方向の端部の
    前記第1のアイコン上にある状態において、前記移動操
    作手段が前記第1の方向に操作されたとき、前記第1の
    アイコンを前記第1の方向にスクロールさせ、前記カー
    ソルが、前記第2の方向の、前記第2の表示領域側の端
    部の前記第1のアイコン上にある状態において、前記移
    動操作手段が前記第2の方向に操作されたとき、前記カ
    ーソルを前記第2の表示領域の前記第2のアイコン上に
    移動させるとともに、前記カーソルが前記第2の表示領
    域にある場合において、前記移動操作手段が前記第1の
    方向または第2の方向に操作されたとき、前記カーソル
    を、前記第1の方向または第2の方向に、前記第2のア
    イコン上で移動させ、前記カーソルが、前記第2の方向
    の、前記第1の表示領域側の端部の前記第2のアイコン
    上にある状態において、前記移動操作手段が前記第2の
    方向に操作されたとき、前記カーソルを前記第1の表示
    領域の前記第1のアイコン上に移動させる制御手段とを
    備えることを特徴とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記カーソルが位置する前記第1のアイ
    コンまたは第2のアイコンを選択するとき操作される選
    択操作手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に
    記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記移動操作手段および選択操作手段
    は、コントロールパッドであることを特徴とする請求項
    6に記載の表示制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999045699A1 (fr) * 1998-03-05 1999-09-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de commande de reseau, dispositif pour systeme de commande de reseau et controleur
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