JPH07325456A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07325456A JPH07325456A JP6140956A JP14095694A JPH07325456A JP H07325456 A JPH07325456 A JP H07325456A JP 6140956 A JP6140956 A JP 6140956A JP 14095694 A JP14095694 A JP 14095694A JP H07325456 A JPH07325456 A JP H07325456A
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- JP
- Japan
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- toner
- developing
- color
- carrier
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- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2色画像の画像品質を黒単色画像形成時と同
等にし、装置のコンパクト化を図ることができ、かつ、
既定の2色以外の組み合わせの2色画像を形成すること
ができる複写機を提供する。 【構成】 黒トナーを用いる装置本体に固定の第1現像
ユニット13でトナー像を形成した感光体11上に、黒
以外のトナーを用いる装置本体に着脱自在の第2現像ユ
ニット16でトナー像を形成した後、該トナー像を転写
紙20に一括転写して2色画像を得る。原稿上の画像を
色分解して読み取る画像読取部1を設け、画像読取部1
の読み取り結果に基づいて、2色目のトナーの色に対応
した潜像を感光体11に形成してもよい。また、第2の
現像装置のトナーの色情報を装置本体側に伝達するコネ
クターを設けてもよい。1色目の光書き込み装置に半導
体レーザーを用い、2色目にLEDアレイを用いてもよ
い。
等にし、装置のコンパクト化を図ることができ、かつ、
既定の2色以外の組み合わせの2色画像を形成すること
ができる複写機を提供する。 【構成】 黒トナーを用いる装置本体に固定の第1現像
ユニット13でトナー像を形成した感光体11上に、黒
以外のトナーを用いる装置本体に着脱自在の第2現像ユ
ニット16でトナー像を形成した後、該トナー像を転写
紙20に一括転写して2色画像を得る。原稿上の画像を
色分解して読み取る画像読取部1を設け、画像読取部1
の読み取り結果に基づいて、2色目のトナーの色に対応
した潜像を感光体11に形成してもよい。また、第2の
現像装置のトナーの色情報を装置本体側に伝達するコネ
クターを設けてもよい。1色目の光書き込み装置に半導
体レーザーを用い、2色目にLEDアレイを用いてもよ
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは第1
の現像装置でトナー像を形成した像担持体上に、第2の
現像装置でトナー像を形成した後、該像担持体上のトナ
ー像を転写材に一括転写して2色画像を得る画像形成装
置に関するものである。
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは第1
の現像装置でトナー像を形成した像担持体上に、第2の
現像装置でトナー像を形成した後、該像担持体上のトナ
ー像を転写材に一括転写して2色画像を得る画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体上に異なった色の現像剤
による多色の顕像を形成する画像形成装置においては、
2色目の現像装置に用いる現像剤として、特に装置の小
型化及び低コスト化の面で有利な一成分系現像剤であっ
てカラー化が容易である非磁性トナーを用い、トナー担
持体上のトナー層と像担持体とを非接触に対向させて現
像を行うことにより、既に形成されている第1色目のト
ナー像を乱さず現像する方法が知られている。
による多色の顕像を形成する画像形成装置においては、
2色目の現像装置に用いる現像剤として、特に装置の小
型化及び低コスト化の面で有利な一成分系現像剤であっ
てカラー化が容易である非磁性トナーを用い、トナー担
持体上のトナー層と像担持体とを非接触に対向させて現
像を行うことにより、既に形成されている第1色目のト
ナー像を乱さず現像する方法が知られている。
【0003】上記従来の画像形成装置としては、例え
ば、複数個の現像装置を像担持体の周囲に設けて多色画
像を得る画像形成装置であって、下流側の2色目用の現
像装置に用いる一成分現像剤としての黒トナーの極性
が、上流側の1色目用の現像装置に用いる2成分現像剤
の有彩色トナーの極性と逆極性であり、また、下流側の
2色目用のトナー担持体上の層厚30〜500μm のト
ナー層が像担持体と非接触の状態で、現像時にはこのト
ナーが現像されるような交流電界を形成する交流の現像
バイアス電圧、一方非現像時には上流側の有彩色トナー
が現像されるような電界が形成される現像バイアス電圧
を、下流側の2色目のトナー担持体に印加するものが知
られている(特開昭63−60471号公報参照)。
ば、複数個の現像装置を像担持体の周囲に設けて多色画
像を得る画像形成装置であって、下流側の2色目用の現
像装置に用いる一成分現像剤としての黒トナーの極性
が、上流側の1色目用の現像装置に用いる2成分現像剤
の有彩色トナーの極性と逆極性であり、また、下流側の
2色目用のトナー担持体上の層厚30〜500μm のト
ナー層が像担持体と非接触の状態で、現像時にはこのト
ナーが現像されるような交流電界を形成する交流の現像
バイアス電圧、一方非現像時には上流側の有彩色トナー
が現像されるような電界が形成される現像バイアス電圧
を、下流側の2色目のトナー担持体に印加するものが知
られている(特開昭63−60471号公報参照)。
【0004】また、例えば、感光層の厚みが35〜90
μm で静電容量が20〜170pF/cm2のセレン又はセ
レン化砒素感光体によって構成される像担持体の周辺
に、複数の現像装置を配設し、帯電、光書き込み、現像
を複数回繰り返して同一像担持体上にカラー像を得る画
像形成方法であって、第2色目の現像装置において像担
持体との間隙が250μm 以下のトナー担持体に直流バ
イアス電圧を印加し、薄層化トナーの非接触現像を行な
い、現像に寄与していないトナー担持体の駆動を停止
し、その表面トナーを画像領域外で付着させて混色を防
ぐものが知られている(特開昭63−63061号公報
参照)。なお、本公知例では、像担持体として感光体層
の厚みが15〜50μm のOPC、及び帯電手段として
スコロトロン帯電器を用い、反転現像方式を採用し、電
位コントラストを400V以上、及び感光体上のトナー
層厚を5〜30μmに設定した実施例も示されている。
μm で静電容量が20〜170pF/cm2のセレン又はセ
レン化砒素感光体によって構成される像担持体の周辺
に、複数の現像装置を配設し、帯電、光書き込み、現像
を複数回繰り返して同一像担持体上にカラー像を得る画
像形成方法であって、第2色目の現像装置において像担
持体との間隙が250μm 以下のトナー担持体に直流バ
イアス電圧を印加し、薄層化トナーの非接触現像を行な
い、現像に寄与していないトナー担持体の駆動を停止
し、その表面トナーを画像領域外で付着させて混色を防
ぐものが知られている(特開昭63−63061号公報
参照)。なお、本公知例では、像担持体として感光体層
の厚みが15〜50μm のOPC、及び帯電手段として
スコロトロン帯電器を用い、反転現像方式を採用し、電
位コントラストを400V以上、及び感光体上のトナー
層厚を5〜30μmに設定した実施例も示されている。
【0005】また、例えば、複数の現像装置を非接触状
態で記録媒体に配して多色画像を得るものであって、上
流側の第1の現像装置を、直流偏奇された交流バイアス
を印加したトナー担持体の周速を同方向回転で記録媒体
より速くした黒現像とし、一方、下流の第2の現像装置
以降を、直流バイアス電圧のみを印加した等速現像のカ
ラー現像としたものが知られている(特開昭63−85
578号公報参照)。
態で記録媒体に配して多色画像を得るものであって、上
流側の第1の現像装置を、直流偏奇された交流バイアス
を印加したトナー担持体の周速を同方向回転で記録媒体
より速くした黒現像とし、一方、下流の第2の現像装置
以降を、直流バイアス電圧のみを印加した等速現像のカ
ラー現像としたものが知られている(特開昭63−85
578号公報参照)。
【0006】ところが、上記特開昭63−63061号
公報記載の画像形成装置のように帯電及び光書き込みを
行う潜像形成手段が1つしかない場合、像担持体の1回
転ごとに各色で帯電、光書き込み、現像のプロセスを繰
り返すため、単色画像形成時に比較して画像形成速度が
著しく低下する。更に、像担持体上に転写材である記録
紙1枚分の画像を保持して順次重ね現像していくため、
像担持体の周長が記録紙の縦サイズより長くなければな
らず、装置が大型化してしまう。
公報記載の画像形成装置のように帯電及び光書き込みを
行う潜像形成手段が1つしかない場合、像担持体の1回
転ごとに各色で帯電、光書き込み、現像のプロセスを繰
り返すため、単色画像形成時に比較して画像形成速度が
著しく低下する。更に、像担持体上に転写材である記録
紙1枚分の画像を保持して順次重ね現像していくため、
像担持体の周長が記録紙の縦サイズより長くなければな
らず、装置が大型化してしまう。
【0007】また、上記特開昭63−60471号公報
又は特開昭63−85578号公報記載の画像形成装置
のように、帯電及び光書き込みを行う潜像形成手段を各
色の現像装置ごとに備えていれば、像担持体の回転に従
って同時に複数色の潜像の形成及びその潜像の現像が行
えるため、単色画像形成時と同速度で多色画像形成が可
能となる。しかしながら、複数の潜像形成手段を備える
ことはやはり装置の大型化、高コストとなるために、3
色以上の潜像形成手段を配設することは困難であり、既
定の2色以外の組み合わせの多色画像を得ることができ
なかった。
又は特開昭63−85578号公報記載の画像形成装置
のように、帯電及び光書き込みを行う潜像形成手段を各
色の現像装置ごとに備えていれば、像担持体の回転に従
って同時に複数色の潜像の形成及びその潜像の現像が行
えるため、単色画像形成時と同速度で多色画像形成が可
能となる。しかしながら、複数の潜像形成手段を備える
ことはやはり装置の大型化、高コストとなるために、3
色以上の潜像形成手段を配設することは困難であり、既
定の2色以外の組み合わせの多色画像を得ることができ
なかった。
【0008】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、2色画像の画像品質
を黒単色画像形成時と同等にし、装置のコンパクト化を
図ることができ、かつ、既定の2色以外の組み合わせの
2色画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることである。
であり、その目的とするところは、2色画像の画像品質
を黒単色画像形成時と同等にし、装置のコンパクト化を
図ることができ、かつ、既定の2色以外の組み合わせの
2色画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、第1の現像装置でトナー像を形
成した像担持体上に、第2の現像装置でトナー像を形成
した後、該像担持体上のトナー像を転写材に一括転写し
て2色画像を得る画像形成装置において、該第1の現像
装置が黒トナーを用いる装置本体に固定のものであり、
該第2の現像装置が黒以外のトナーを用いる装置本体に
着脱自在のものであることを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、第1の現像装置でトナー像を形
成した像担持体上に、第2の現像装置でトナー像を形成
した後、該像担持体上のトナー像を転写材に一括転写し
て2色画像を得る画像形成装置において、該第1の現像
装置が黒トナーを用いる装置本体に固定のものであり、
該第2の現像装置が黒以外のトナーを用いる装置本体に
着脱自在のものであることを特徴とするものである。
【0010】特に、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、原稿上の画像を色分解して読み取る画像読取
手段と、該画像読取手段の読み取り結果に基づいて、上
記第2の現像装置で現像する潜像を上記像担持体に形成
する潜像形成手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
において、原稿上の画像を色分解して読み取る画像読取
手段と、該画像読取手段の読み取り結果に基づいて、上
記第2の現像装置で現像する潜像を上記像担持体に形成
する潜像形成手段とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】特に、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、装置本体に装着された上記第2の現像装置の
トナーの色情報を該装置本体側に伝達する色情報伝達手
段を設けたことを特徴とするものである。
において、装置本体に装着された上記第2の現像装置の
トナーの色情報を該装置本体側に伝達する色情報伝達手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】特に、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、上記第1の現像装置で現像する潜像を形成す
る1色目の光書き込み装置と上記第2の現像装置で現像
する潜像を形成する2色目の光書き込み装置とを独立し
て設け、該1色目の光書き込み装置に半導体レーザーを
用い、該2色目の光書き込み装置にLEDアレイを用い
たことを特徴とするものである。
において、上記第1の現像装置で現像する潜像を形成す
る1色目の光書き込み装置と上記第2の現像装置で現像
する潜像を形成する2色目の光書き込み装置とを独立し
て設け、該1色目の光書き込み装置に半導体レーザーを
用い、該2色目の光書き込み装置にLEDアレイを用い
たことを特徴とするものである。
【0013】特に、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、トナー担持体を上記像担持体に非接触で対向
させて飛翔現像を行うものを用いたことを特徴とするも
のである。
において、トナー担持体を上記像担持体に非接触で対向
させて飛翔現像を行うものを用いたことを特徴とするも
のである。
【0014】特に、請求項6の発明は、請求項5の発明
において、上記トナー担持体の表面部を誘電体部及び導
電体部が規則的又は不規則的に微小面積で分布したもの
で構成し、該誘電体部と該導電体部との間に形成された
微小閉電界によってトナーを担持することを特徴とする
ものである。
において、上記トナー担持体の表面部を誘電体部及び導
電体部が規則的又は不規則的に微小面積で分布したもの
で構成し、該誘電体部と該導電体部との間に形成された
微小閉電界によってトナーを担持することを特徴とする
ものである。
【0015】特に、請求項7の発明は、請求項5の発明
において、上記トナー担持体表面の現像位置における線
速を、上記像担持体表面の線速の0.9倍以上、1.2
倍以下に設定したことを特徴とするものである。
において、上記トナー担持体表面の現像位置における線
速を、上記像担持体表面の線速の0.9倍以上、1.2
倍以下に設定したことを特徴とするものである。
【0016】特に、請求項8の発明は、請求項5の発明
において、上記トナー担持体表面に面接触で当接する弾
性トナー規制部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
において、上記トナー担持体表面に面接触で当接する弾
性トナー規制部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0017】特に、請求項9の発明は、請求項5の発明
において、上記第2の現像装置を、待機時に上記像担持
体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形成時
に該現像位置に移動させる移動手段と、上記トナー担持
体に直流又は直流重畳パルス電圧からなる現像バイアス
電圧を印加する現像バイアス電圧印加手段とを設け、該
第2の現像装置が該現像位置に位置するときに、該現像
バイアス電圧が印加されていることを特徴とするもので
ある。
において、上記第2の現像装置を、待機時に上記像担持
体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形成時
に該現像位置に移動させる移動手段と、上記トナー担持
体に直流又は直流重畳パルス電圧からなる現像バイアス
電圧を印加する現像バイアス電圧印加手段とを設け、該
第2の現像装置が該現像位置に位置するときに、該現像
バイアス電圧が印加されていることを特徴とするもので
ある。
【0018】特に、請求項10の発明は、請求項5の発
明において、上記第2の現像装置を、待機時には上記像
担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形
成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、該第
2の現像装置に用いる2色目のトナーの帯電極性が、該
像担持体の帯電電位と同極性であり、該現像位置に位置
する該第2の現像装置に対向する該像担持体の非画像形
成領域が所定の帯電電位にあることを特徴とするもので
ある。
明において、上記第2の現像装置を、待機時には上記像
担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形
成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、該第
2の現像装置に用いる2色目のトナーの帯電極性が、該
像担持体の帯電電位と同極性であり、該現像位置に位置
する該第2の現像装置に対向する該像担持体の非画像形
成領域が所定の帯電電位にあることを特徴とするもので
ある。
【0019】特に、請求項11の発明は、請求項5の発
明において、上記第2の現像装置を、待機時には上記像
担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形
成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、上記
トナー担持体の表面が移動しているとき、該第2の現像
装置が該現像位置に位置することを特徴とするものであ
る。
明において、上記第2の現像装置を、待機時には上記像
担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形
成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、上記
トナー担持体の表面が移動しているとき、該第2の現像
装置が該現像位置に位置することを特徴とするものであ
る。
【0020】特に、請求項12の発明は、請求項5の発
明において、上記トナー担持体として無端状のものを用
い、該トナー担持体の表面が移動開始から1周以上移動
した後に、上記像担持体の画像形成領域の先端が該トナ
ー担持体との対向位置に到達することを特徴とするもの
である。
明において、上記トナー担持体として無端状のものを用
い、該トナー担持体の表面が移動開始から1周以上移動
した後に、上記像担持体の画像形成領域の先端が該トナ
ー担持体との対向位置に到達することを特徴とするもの
である。
【0021】特に、請求項13の発明は、請求項5の発
明において、上記トナー担持体として無端状のものを用
い、上記像担持体の画像形成領域の後端が該トナー担持
体との対向位置を通過した後、該トナー担持体の表面が
1周以上移動することなく停止することを特徴とするも
のである。
明において、上記トナー担持体として無端状のものを用
い、上記像担持体の画像形成領域の後端が該トナー担持
体との対向位置を通過した後、該トナー担持体の表面が
1周以上移動することなく停止することを特徴とするも
のである。
【0022】
【作用】請求項1の発明においては、第1の現像装置に
よって画像品質への寄与が大きい黒トナー像が形成され
た像担持体上に、第2の現像装置によって黒以外のトナ
ー像が形成された後、転写材に転写されて2色画像を得
ることができる。この2色画像の画像品質は、1色目の
黒トナー像によって略決まるため、黒画像形成時と同等
となる。
よって画像品質への寄与が大きい黒トナー像が形成され
た像担持体上に、第2の現像装置によって黒以外のトナ
ー像が形成された後、転写材に転写されて2色画像を得
ることができる。この2色画像の画像品質は、1色目の
黒トナー像によって略決まるため、黒画像形成時と同等
となる。
【0023】また、上記第2の現像装置を着脱自在にし
ているので、2つの現像装置しか備えていないにもかか
わらず、1色目の黒色との色組み合わせが複数種類可能
となる。例えば、第2の現像装置として赤トナー現像装
置を装着すれば黒−赤の2色画像を得ることができ、青
トナーの現像装置を装着すれば黒−青の2色画像を得る
ことができる。
ているので、2つの現像装置しか備えていないにもかか
わらず、1色目の黒色との色組み合わせが複数種類可能
となる。例えば、第2の現像装置として赤トナー現像装
置を装着すれば黒−赤の2色画像を得ることができ、青
トナーの現像装置を装着すれば黒−青の2色画像を得る
ことができる。
【0024】請求項2の発明においては、画像読取手段
によって原稿上の画像を色分解して読み取り、画像読取
手段の読み取り結果に基づいて、上記第2の現像装置で
現像する潜像を上記像担持体に形成しているので、第2
の現像装置として任意の色のトナーを用いる現像装置を
装着しても、2色目に関しては原稿の画像に対応した自
然な画像を転写材上に形成できるようになる。
によって原稿上の画像を色分解して読み取り、画像読取
手段の読み取り結果に基づいて、上記第2の現像装置で
現像する潜像を上記像担持体に形成しているので、第2
の現像装置として任意の色のトナーを用いる現像装置を
装着しても、2色目に関しては原稿の画像に対応した自
然な画像を転写材上に形成できるようになる。
【0025】ここで、第2の現像装置のトナーと異なる
色の原稿上の画像については黒トナーでトナー像を形成
してもいいし、トナー像を形成しなくてもよい。また、
原稿の画像の黒以外の色と第2の現像装置に用いる2色
目のトナーの色とが対応していない場合には、該原稿の
画像の色と対応するトナーを用いる第2の現像装置に交
換すれば、2色目に関して原稿の画像に対応した自然な
2色画像を得ることができるようになる。
色の原稿上の画像については黒トナーでトナー像を形成
してもいいし、トナー像を形成しなくてもよい。また、
原稿の画像の黒以外の色と第2の現像装置に用いる2色
目のトナーの色とが対応していない場合には、該原稿の
画像の色と対応するトナーを用いる第2の現像装置に交
換すれば、2色目に関して原稿の画像に対応した自然な
2色画像を得ることができるようになる。
【0026】請求項3の発明においては、上記第2の現
像装置を画像形成装置本体に装着した際に、色情報伝達
手段によって第2の現像装置のトナーの色情報を該装置
本体側に伝達することにより、該色情報を該装置本体の
制御に用いることができるようになる。例えば、該色情
報に基づいて、第2の現像装置のトナーの色に対応した
潜像を形成するように潜像形成手段を制御できるように
なる。また、上記色情報を装置本体に伝達することによ
り、第2の現像装置の装着の有無自体も判別することが
でき、その装着の有無の情報も画像形成装置本体の制御
に用いることができるようになる。例えば第2の現像装
置が装着されないまま画像形成動作を行わないように制
御できるようになる。
像装置を画像形成装置本体に装着した際に、色情報伝達
手段によって第2の現像装置のトナーの色情報を該装置
本体側に伝達することにより、該色情報を該装置本体の
制御に用いることができるようになる。例えば、該色情
報に基づいて、第2の現像装置のトナーの色に対応した
潜像を形成するように潜像形成手段を制御できるように
なる。また、上記色情報を装置本体に伝達することによ
り、第2の現像装置の装着の有無自体も判別することが
でき、その装着の有無の情報も画像形成装置本体の制御
に用いることができるようになる。例えば第2の現像装
置が装着されないまま画像形成動作を行わないように制
御できるようになる。
【0027】請求項4の発明においては、1色目の光書
き込み装置に半導体レーザーを用いることにより、解像
度が高く、シャープ性に優れた1色目の黒色に対応した
潜像を形成することができるようになる。更に、該2色
目の光書き込み装置にLEDアレイを用いることによ
り、小型の光書き込み装置を構成することができ、省ス
ペース化が容易になる。
き込み装置に半導体レーザーを用いることにより、解像
度が高く、シャープ性に優れた1色目の黒色に対応した
潜像を形成することができるようになる。更に、該2色
目の光書き込み装置にLEDアレイを用いることによ
り、小型の光書き込み装置を構成することができ、省ス
ペース化が容易になる。
【0028】請求項5の発明においては、上記第2の現
像装置として、トナー担持体を像担持体に非接触で対向
させて飛翔現像を行うものを用いることにより、像担持
体に形成された1色目の黒トナー像を乱すことなく、2
色目の潜像の現像を行うことができるようになる。
像装置として、トナー担持体を像担持体に非接触で対向
させて飛翔現像を行うものを用いることにより、像担持
体に形成された1色目の黒トナー像を乱すことなく、2
色目の潜像の現像を行うことができるようになる。
【0029】請求項6の発明においては、上記トナー担
持体の表面部を誘電体部及び導電体部が規則的又は不規
則的に微小面積で分布したもので構成し、該誘電体部と
該導電体部との間に形成された微小閉電界によってトナ
ーを担持することにより、第2の現像装置に用いる2色
目のトナーの抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適
な均一なトナー層をトナー担持体上に形成することがで
きる。
持体の表面部を誘電体部及び導電体部が規則的又は不規
則的に微小面積で分布したもので構成し、該誘電体部と
該導電体部との間に形成された微小閉電界によってトナ
ーを担持することにより、第2の現像装置に用いる2色
目のトナーの抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適
な均一なトナー層をトナー担持体上に形成することがで
きる。
【0030】請求項7の発明においては、トナー担持体
表面の現像位置における線速を像担持体表面の線速の
0.9倍以上に設定することにより、ベタ画像での濃度
低下を防止することができる。更に、1.2倍以下に設
定することにより、ベタ画像の後端部や横ライン部のト
ナー付着量が増加する”トナー寄り”という現象の発生
を抑え、画像上での濃度差の発生を防止することができ
る。
表面の現像位置における線速を像担持体表面の線速の
0.9倍以上に設定することにより、ベタ画像での濃度
低下を防止することができる。更に、1.2倍以下に設
定することにより、ベタ画像の後端部や横ライン部のト
ナー付着量が増加する”トナー寄り”という現象の発生
を抑え、画像上での濃度差の発生を防止することができ
る。
【0031】請求項8の発明においては、弾性トナー規
制部材をトナー担持体表面に面接触で当接させることに
より、トナー担持体上のトナー層厚を均一化しているの
で、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵抗、帯
電量がばらついても、現像に最適な均一なトナー層をト
ナー担持体上に形成することができる。
制部材をトナー担持体表面に面接触で当接させることに
より、トナー担持体上のトナー層厚を均一化しているの
で、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵抗、帯
電量がばらついても、現像に最適な均一なトナー層をト
ナー担持体上に形成することができる。
【0032】請求項9の発明においては、移動手段によ
って待機時に像担持体に対向する所定の現像位置から第
2の現像装置を離間させることにより、該現像装置の着
脱が容易になる。更に、第2の現像装置が現像位置に位
置するときには、直流又は直流重畳パルス電圧からなる
現像バイアス電圧が印加されていることにより、第2の
現像装置のトナー担持体上のトナーを像担持体に向かっ
て飛翔させるような電界が形成される。
って待機時に像担持体に対向する所定の現像位置から第
2の現像装置を離間させることにより、該現像装置の着
脱が容易になる。更に、第2の現像装置が現像位置に位
置するときには、直流又は直流重畳パルス電圧からなる
現像バイアス電圧が印加されていることにより、第2の
現像装置のトナー担持体上のトナーを像担持体に向かっ
て飛翔させるような電界が形成される。
【0033】請求項10の発明においては、第2の現像
装置においては、2色目のトナーの帯電極性が像担持体
の帯電電位と同極性であり、反転現像が行われる。ここ
で、現像位置に位置する第2の現像装置に対向する像担
持体の非画像形成領域が所定の帯電電位にあることによ
り、第2の現像装置のトナー担持体上のトナーが像担持
体の非画像形成領域に飛翔して無駄に消費されない。
装置においては、2色目のトナーの帯電極性が像担持体
の帯電電位と同極性であり、反転現像が行われる。ここ
で、現像位置に位置する第2の現像装置に対向する像担
持体の非画像形成領域が所定の帯電電位にあることによ
り、第2の現像装置のトナー担持体上のトナーが像担持
体の非画像形成領域に飛翔して無駄に消費されない。
【0034】請求項11の発明においては、第2の現像
装置のトナー担持体の表面が移動しているとき、該第2
の現像装置が現像位置に位置することにより、トナー担
持体上のトナー層の低帯電量トナーのほとんどが像担持
体に向かって飛翔するので、該低帯電量トナーが像担持
体とトナー担持体との間の層流にのって画像形成装置内
に広がらなくなる。
装置のトナー担持体の表面が移動しているとき、該第2
の現像装置が現像位置に位置することにより、トナー担
持体上のトナー層の低帯電量トナーのほとんどが像担持
体に向かって飛翔するので、該低帯電量トナーが像担持
体とトナー担持体との間の層流にのって画像形成装置内
に広がらなくなる。
【0035】請求項12の発明においては、第2の現像
装置のトナー担持体の表面が移動開始から1周以上移動
した後に、像担持体の画像形成領域の先端がトナー担持
体との対向位置に到達することにより、該現像装置が長
時間使われずに放置されてトナー担持体上のトナー層の
帯電量が低下している場合においても、画像形成時には
例えば供給部材またはトナー層規制部材との摩擦により
該トナー層の帯電が再び立ち上がり、安定した現像特性
が得られる。なお、該トナー層が過剰に摩擦されるのを
防止するために、第2の現像装置のトナー担持体の表面
が移動開始から2周移動する前に、画像形成領域の先端
がトナー担持体との対向位置に到達するように構成して
もよい。
装置のトナー担持体の表面が移動開始から1周以上移動
した後に、像担持体の画像形成領域の先端がトナー担持
体との対向位置に到達することにより、該現像装置が長
時間使われずに放置されてトナー担持体上のトナー層の
帯電量が低下している場合においても、画像形成時には
例えば供給部材またはトナー層規制部材との摩擦により
該トナー層の帯電が再び立ち上がり、安定した現像特性
が得られる。なお、該トナー層が過剰に摩擦されるのを
防止するために、第2の現像装置のトナー担持体の表面
が移動開始から2周移動する前に、画像形成領域の先端
がトナー担持体との対向位置に到達するように構成して
もよい。
【0036】請求項13の発明においては、像担持体の
画像形成領域の後端が第2の現像装置のトナー担持体と
の対向位置を通過した後、トナー担持体の表面が1周以
上移動することなく停止することにより、トナー担持体
の表面が過剰に移動することなく、該表面に接する例え
ば供給部材若しくはトナー層厚規制部材によって該表面
上のトナーが過剰に摩擦されて粘性が増し、トナーの飛
翔特性が劣化するのを防止することができる。
画像形成領域の後端が第2の現像装置のトナー担持体と
の対向位置を通過した後、トナー担持体の表面が1周以
上移動することなく停止することにより、トナー担持体
の表面が過剰に移動することなく、該表面に接する例え
ば供給部材若しくはトナー層厚規制部材によって該表面
上のトナーが過剰に摩擦されて粘性が増し、トナーの飛
翔特性が劣化するのを防止することができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の像担持体
である感光体周りの概略構成図であり、図2は同複写機
全体の概略構成を示す正面図である。この複写機は画像
読取部1及び画像形成部2により構成されている。画像
読取部1においては、原稿載置台上に置かれた原稿3に
照射ランプ4から光を照射し、その反射光像をミラー群
5a,b,c及びレンズ6を介してカラーセンサー7に
結像して、原稿3のカラー画像情報を、例えば光の3原
色(赤、緑、青)の色分解光ごとに読み取り、2色目の
トナーの色部分と、その他の色の部分とに分割して、電
気的な画像信号に変換する。そして、2色目のトナーの
色部分の画像信号は後述の第2の潜像形成手段の光書き
込み装置に送られ、その他の色(以下、1色目の色とい
う)部分の画像信号は後述の第1の潜像形成手段の光書
き込み装置に送られる。 (以下、余白)
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の像担持体
である感光体周りの概略構成図であり、図2は同複写機
全体の概略構成を示す正面図である。この複写機は画像
読取部1及び画像形成部2により構成されている。画像
読取部1においては、原稿載置台上に置かれた原稿3に
照射ランプ4から光を照射し、その反射光像をミラー群
5a,b,c及びレンズ6を介してカラーセンサー7に
結像して、原稿3のカラー画像情報を、例えば光の3原
色(赤、緑、青)の色分解光ごとに読み取り、2色目の
トナーの色部分と、その他の色の部分とに分割して、電
気的な画像信号に変換する。そして、2色目のトナーの
色部分の画像信号は後述の第2の潜像形成手段の光書き
込み装置に送られ、その他の色(以下、1色目の色とい
う)部分の画像信号は後述の第1の潜像形成手段の光書
き込み装置に送られる。 (以下、余白)
【0038】上記画像形成部2では、表面に感光体11
が形成された直径100mmの感光体ドラムが、図中時計
方向に線速200mm/secで回転しており、この感光体1
1を、第1の潜像形成手段の第1帯電器12によって−
800Vに帯電させる。そして、上記画像読取部1から
送られてきた上記1色目の色部分の画像信号に応じて、
光書き込み装置の半導体レーザー9を点灯させる。半導
体レーザー8からの光Lは、所定の回転速度で回転する
ポリゴンミラー8で反射させて感光体11上に照射し、
これにより感光体11上に第1の静電潜像を形成する。
この第1の静電潜像を現像する第1の現像装置として
は、黒トナーとキャリアを混合した2成分現像剤を用い
て黒現像を行なう現像ユニットを固定して用いている。
このように半導体レーザー8による光書き込み及び2成
分現像剤による現像方法を採用することにより、解像度
が高く、シャープ性のよい画像を得ることができる。
が形成された直径100mmの感光体ドラムが、図中時計
方向に線速200mm/secで回転しており、この感光体1
1を、第1の潜像形成手段の第1帯電器12によって−
800Vに帯電させる。そして、上記画像読取部1から
送られてきた上記1色目の色部分の画像信号に応じて、
光書き込み装置の半導体レーザー9を点灯させる。半導
体レーザー8からの光Lは、所定の回転速度で回転する
ポリゴンミラー8で反射させて感光体11上に照射し、
これにより感光体11上に第1の静電潜像を形成する。
この第1の静電潜像を現像する第1の現像装置として
は、黒トナーとキャリアを混合した2成分現像剤を用い
て黒現像を行なう現像ユニットを固定して用いている。
このように半導体レーザー8による光書き込み及び2成
分現像剤による現像方法を採用することにより、解像度
が高く、シャープ性のよい画像を得ることができる。
【0039】次に、第2の潜像形成手段の第2帯電器1
4によって、黒トナー像の部分を含めて感光体11上を
−800〜−900Vに再帯電させる。そして、上記画
像読取部1から送られてきた2色目の色部分の画像信号
に応じて、光書き込み装置のLEDアレイ15を点灯さ
せ、これにより感光体11上に第2の静電潜像を形成す
る。この第2の静電潜像は、後述の第2の現像装置であ
る第2現像ユニット16で現像され、これにより、感光
体11上には第1色目及び第2色目のトナー像が形成さ
れる。
4によって、黒トナー像の部分を含めて感光体11上を
−800〜−900Vに再帯電させる。そして、上記画
像読取部1から送られてきた2色目の色部分の画像信号
に応じて、光書き込み装置のLEDアレイ15を点灯さ
せ、これにより感光体11上に第2の静電潜像を形成す
る。この第2の静電潜像は、後述の第2の現像装置であ
る第2現像ユニット16で現像され、これにより、感光
体11上には第1色目及び第2色目のトナー像が形成さ
れる。
【0040】感光体11上の2色トナー像は、転写チャ
ージャ17a等を備えた転写ベルト17上で、給紙トレ
イ19から送られてきた転写材としての転写紙20に一
括転写された後、定着装置21の定着ローラ21aで定
着され、転写紙20が排紙トレイ22上に排出される。
一方、転写後の感光体11の表面はクリーニング装置1
8でクリーニングされて残留したトナーが除去され、次
の画像形成に備える。
ージャ17a等を備えた転写ベルト17上で、給紙トレ
イ19から送られてきた転写材としての転写紙20に一
括転写された後、定着装置21の定着ローラ21aで定
着され、転写紙20が排紙トレイ22上に排出される。
一方、転写後の感光体11の表面はクリーニング装置1
8でクリーニングされて残留したトナーが除去され、次
の画像形成に備える。
【0041】上記構成の複写機においては、感光体11
が一定の回転速度で回転し、2色画像形成時及び黒単色
画像形成時ともに、静電潜像形成開始から転写紙20へ
の転写終了までの時間が略同じであるので、同複写機に
よる2色画像形成速度は単色画像形成時と同等となる。
また、2色画像形成時の画像品質も1色目の黒画像によ
って決まるため、2色画像の画像品質は黒単色画像形成
時と同等になる。
が一定の回転速度で回転し、2色画像形成時及び黒単色
画像形成時ともに、静電潜像形成開始から転写紙20へ
の転写終了までの時間が略同じであるので、同複写機に
よる2色画像形成速度は単色画像形成時と同等となる。
また、2色画像形成時の画像品質も1色目の黒画像によ
って決まるため、2色画像の画像品質は黒単色画像形成
時と同等になる。
【0042】また、上記構成の複写機においては、原稿
から読み取った画像のうち第2現像ユニット16のトナ
ーの色に対応した第2の静電潜像を形成し、その静電潜
像を第2現像ユニット16で現像して2色目のトナー像
を形成しているので、原稿の色に対応した自然な画像を
得ることができる。また、1色目の黒画像の光書き込み
装置に半導体レーザーを用いることにより、解像度が高
く、シャープ性に優れた黒画像を得ることができ、2色
目の光書き込み装置にLEDアレイを用いることによ
り、小型の光書き込み装置を構成することができ、省ス
ペース化が容易になる。
から読み取った画像のうち第2現像ユニット16のトナ
ーの色に対応した第2の静電潜像を形成し、その静電潜
像を第2現像ユニット16で現像して2色目のトナー像
を形成しているので、原稿の色に対応した自然な画像を
得ることができる。また、1色目の黒画像の光書き込み
装置に半導体レーザーを用いることにより、解像度が高
く、シャープ性に優れた黒画像を得ることができ、2色
目の光書き込み装置にLEDアレイを用いることによ
り、小型の光書き込み装置を構成することができ、省ス
ペース化が容易になる。
【0043】図3は第2現像ユニット16の概略構成図
である。この第2現像ユニット16には一成分系現像剤
である非磁性の2色目の色トナーを収容するトナー収容
部16aが設けられている。トナー収容部16aには図
中矢印D方向に回転駆動され、トナーを撹拌し搬送する
撹拌搬送部材であるアジテータ161a,161bが設
けられている。また、第2現像ユニット16には感光体
1に対向する箇所に開口部16bが形成されており、該
開口部16bには所定の現像バイアス電圧が印加された
導電性材料で構成され、図中矢印B方向(反時計方向)
に回転駆動されるトナー担持体としての現像ローラ16
3が設けられている。この現像ローラ163には図中矢
印C方向に回転駆動され、弾性発泡材料で構成された現
像剤供給部材としての供給ローラ162が圧接してい
る。また、現像ローラ163の回転方向において、供給
ローラ162との圧接部16cよりも下流側で開口部1
6bよりも上流側の現像ローラ163表面上には、弾性
材で構成され、一端部が現像装置ケーシングに固定され
たトナー規制部材としての規制ブレード164の自由端
部が面接触で当接している。この規制ブレード164に
より、現像ローラ163上のトナー層厚を均一化してい
るので、第2現像ユニット16に用いる2色目のトナー
の抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適なトナー層
を現像ローラ163上に形成することができる。
である。この第2現像ユニット16には一成分系現像剤
である非磁性の2色目の色トナーを収容するトナー収容
部16aが設けられている。トナー収容部16aには図
中矢印D方向に回転駆動され、トナーを撹拌し搬送する
撹拌搬送部材であるアジテータ161a,161bが設
けられている。また、第2現像ユニット16には感光体
1に対向する箇所に開口部16bが形成されており、該
開口部16bには所定の現像バイアス電圧が印加された
導電性材料で構成され、図中矢印B方向(反時計方向)
に回転駆動されるトナー担持体としての現像ローラ16
3が設けられている。この現像ローラ163には図中矢
印C方向に回転駆動され、弾性発泡材料で構成された現
像剤供給部材としての供給ローラ162が圧接してい
る。また、現像ローラ163の回転方向において、供給
ローラ162との圧接部16cよりも下流側で開口部1
6bよりも上流側の現像ローラ163表面上には、弾性
材で構成され、一端部が現像装置ケーシングに固定され
たトナー規制部材としての規制ブレード164の自由端
部が面接触で当接している。この規制ブレード164に
より、現像ローラ163上のトナー層厚を均一化してい
るので、第2現像ユニット16に用いる2色目のトナー
の抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適なトナー層
を現像ローラ163上に形成することができる。
【0044】また、上記現像ローラ163としては、表
面部を誘電体部及び導電体部が規則的又は不規則的に微
小面積で分布したもので構成し、該誘電体部と該導電体
部との間に形成された微小閉電界によってトナーを担持
するものを用いている。図4(a)は現像ローラ163
の斜視図であり、図4(b)は現像ローラ163表面の
拡大図である。この現像ローラ163は、アルミ芯金1
63aにアヤメローレット加工によって深さ100μm
程度の溝を形成した後、エポキシ変性シリコーン樹脂を
塗布して切削することにより、誘電体部163bの表面
及び導電体部163cのアルミ面が交互に露出するよう
に構成されている。そして、図4(c)に示すように、
誘電体部163bにプラス極性の摩擦帯電電荷を保持さ
せることにより、現像ローラ163表面に多数の微小閉
電界Eを形成し、この微小閉電界Eにより、マイナス極
性の非磁性トナーが保持される。このように微小閉電界
Eによってトナーを担持させることにより、2色目のト
ナーの抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適な均一
なトナー層を現像ローラ163上に形成することができ
るので、2色目のトナーの色にかかわらず、安定した現
像特性が得られ、更に良好な画像品質を得ることができ
る。
面部を誘電体部及び導電体部が規則的又は不規則的に微
小面積で分布したもので構成し、該誘電体部と該導電体
部との間に形成された微小閉電界によってトナーを担持
するものを用いている。図4(a)は現像ローラ163
の斜視図であり、図4(b)は現像ローラ163表面の
拡大図である。この現像ローラ163は、アルミ芯金1
63aにアヤメローレット加工によって深さ100μm
程度の溝を形成した後、エポキシ変性シリコーン樹脂を
塗布して切削することにより、誘電体部163bの表面
及び導電体部163cのアルミ面が交互に露出するよう
に構成されている。そして、図4(c)に示すように、
誘電体部163bにプラス極性の摩擦帯電電荷を保持さ
せることにより、現像ローラ163表面に多数の微小閉
電界Eを形成し、この微小閉電界Eにより、マイナス極
性の非磁性トナーが保持される。このように微小閉電界
Eによってトナーを担持させることにより、2色目のト
ナーの抵抗、帯電量がばらついても、現像に最適な均一
なトナー層を現像ローラ163上に形成することができ
るので、2色目のトナーの色にかかわらず、安定した現
像特性が得られ、更に良好な画像品質を得ることができ
る。
【0045】また、この第2現像ユニット16は、移動
手段としての加圧部材165を軸165aを中心に回転
させることにより、矢印E方向に押圧されて現像位置に
セットされる。この加圧部材165の回転駆動手段とし
ては、駆動モータ、ソレノイド等を用いることができ
る。
手段としての加圧部材165を軸165aを中心に回転
させることにより、矢印E方向に押圧されて現像位置に
セットされる。この加圧部材165の回転駆動手段とし
ては、駆動モータ、ソレノイド等を用いることができ
る。
【0046】上記第2現像ユニットの現像位置では、現
像ローラ163の端部に設けられた図示しないギャップ
コロが感光体11表面に当接することにより、現像ロー
ラ163上のトナー層及び感光体11を非接触で対向さ
せている。このときの現像ローラ163表面と感光体1
1表面との間隙は100〜300μmに設定する。ま
た、現像ローラ163の表面と感光体11の表面は同方
向に略等速で移動している。ここで、現像ローラ163
表面の線速は感光体11の線速の0.9倍以上に設定す
ることにより、ベタ画像での濃度低下を防止することが
でき、1.2倍以下に設定することにより、ベタ画像の
後端部や横ライン部のトナー付着量が増加する”トナー
寄り”という現象の発生を抑え、画像上での濃度差の発
生を防止することができる。この”トナー寄り”による
画像上での濃度差は、トナーの色によっては明らかに現
れてしまうが、この濃度差を未然に防止することができ
る。
像ローラ163の端部に設けられた図示しないギャップ
コロが感光体11表面に当接することにより、現像ロー
ラ163上のトナー層及び感光体11を非接触で対向さ
せている。このときの現像ローラ163表面と感光体1
1表面との間隙は100〜300μmに設定する。ま
た、現像ローラ163の表面と感光体11の表面は同方
向に略等速で移動している。ここで、現像ローラ163
表面の線速は感光体11の線速の0.9倍以上に設定す
ることにより、ベタ画像での濃度低下を防止することが
でき、1.2倍以下に設定することにより、ベタ画像の
後端部や横ライン部のトナー付着量が増加する”トナー
寄り”という現象の発生を抑え、画像上での濃度差の発
生を防止することができる。この”トナー寄り”による
画像上での濃度差は、トナーの色によっては明らかに現
れてしまうが、この濃度差を未然に防止することができ
る。
【0047】また、現像時には、現像ローラ163と供
給ローラ162の芯金部に現像バイアス電圧として直流
−750Vが印加されている。これにより、交流電圧印
加時のように1色目の黒トナー像が乱れたり、第2現像
ユニット16内に1色目の黒トナーが混入することもな
い。なお、この現像バイアス電圧としては、直流電圧を
重畳したパルス電圧を印加してもよい。
給ローラ162の芯金部に現像バイアス電圧として直流
−750Vが印加されている。これにより、交流電圧印
加時のように1色目の黒トナー像が乱れたり、第2現像
ユニット16内に1色目の黒トナーが混入することもな
い。なお、この現像バイアス電圧としては、直流電圧を
重畳したパルス電圧を印加してもよい。
【0048】以上の構成に係る第2現像ユニット16に
おいては、トナー収容部16aのトナーはアジテータ1
61a,161bによって供給ローラ162に送り込ま
れ、供給ローラ162表面に担持される。供給ローラ1
62に担持されたトナーは現像ローラ163との圧接部
16cにおいて、供給ローラ162及び現像ローラ16
3両者の周速差から生じる摩擦帯電による静電気的な力
によって現像ローラ163上に供給される。現像ローラ
163上に供給されたトナーは、規制ブレード164と
の当接部16dで余剰なトナーが規制され、層厚が一定
化されて感光体11との対向部の現像領域に搬送され
る。この層状に形成されたトナーは、現像ローラ163
と感光体1上の第2の静電潜像との電位差によって、感
光体1表面にに向かって飛翔して付着し、2色目のトナ
ー像を形成する。このように非接触の飛翔現像を行なう
ことにより、感光体11に形成された1色目の黒トナー
像を乱すことなく、2色目の第2の静電潜像の現像を行
うことができるようになる。
おいては、トナー収容部16aのトナーはアジテータ1
61a,161bによって供給ローラ162に送り込ま
れ、供給ローラ162表面に担持される。供給ローラ1
62に担持されたトナーは現像ローラ163との圧接部
16cにおいて、供給ローラ162及び現像ローラ16
3両者の周速差から生じる摩擦帯電による静電気的な力
によって現像ローラ163上に供給される。現像ローラ
163上に供給されたトナーは、規制ブレード164と
の当接部16dで余剰なトナーが規制され、層厚が一定
化されて感光体11との対向部の現像領域に搬送され
る。この層状に形成されたトナーは、現像ローラ163
と感光体1上の第2の静電潜像との電位差によって、感
光体1表面にに向かって飛翔して付着し、2色目のトナ
ー像を形成する。このように非接触の飛翔現像を行なう
ことにより、感光体11に形成された1色目の黒トナー
像を乱すことなく、2色目の第2の静電潜像の現像を行
うことができるようになる。
【0049】図5は、上記第2の静電潜像の形成と現像
動作のタイミングチャートである。まず、第2帯電器に
よる帯電を開始した後、現像バイアス電圧を印加し、加
圧部材165を回転させて第2現像ユニット16を押圧
して現像位置に移動させる。その後、現像ローラ163
の回転を開始し、1周以上回転した後に、感光体11上
の画像書き込み領域の先端が現像ローラ163に対向す
るようになる。一方、画像形成終了時には、画像書き込
み領域の後端が現像ローラ163との対向位置を通過し
た後、現像ローラ163を1周以上回転させることなく
停止させ、上記加圧部材165による押圧を解除して、
第2現像ユニット16を現像位置から離間させる。その
後、現像バイアス電圧の印加を停止し、第2帯電器によ
る帯電を終了する。
動作のタイミングチャートである。まず、第2帯電器に
よる帯電を開始した後、現像バイアス電圧を印加し、加
圧部材165を回転させて第2現像ユニット16を押圧
して現像位置に移動させる。その後、現像ローラ163
の回転を開始し、1周以上回転した後に、感光体11上
の画像書き込み領域の先端が現像ローラ163に対向す
るようになる。一方、画像形成終了時には、画像書き込
み領域の後端が現像ローラ163との対向位置を通過し
た後、現像ローラ163を1周以上回転させることなく
停止させ、上記加圧部材165による押圧を解除して、
第2現像ユニット16を現像位置から離間させる。その
後、現像バイアス電圧の印加を停止し、第2帯電器によ
る帯電を終了する。
【0050】以上の静電潜像形成及び現像のタイミング
において、第2現像ユニット16が現像位置に位置する
ときには、現像バイアス電圧が印加され、現像ローラ1
63上のトナーを感光体11に向かって飛翔させるよう
な電界が形成されているので、感光体11上の1色目の
トナーが第2現像ユニット16側へ逆飛翔して混色する
ことを防止することができる。
において、第2現像ユニット16が現像位置に位置する
ときには、現像バイアス電圧が印加され、現像ローラ1
63上のトナーを感光体11に向かって飛翔させるよう
な電界が形成されているので、感光体11上の1色目の
トナーが第2現像ユニット16側へ逆飛翔して混色する
ことを防止することができる。
【0051】また、上記第2現像ユニット16の現像位
置への移動のタイミングは、感光体11の帯電領域の先
端が現像ローラ163との対向部を通過した後に行なわ
れ、現像位置からの離間のタイミングは、帯電領域の後
端が現像ローラ163との対向部を通過した後に行なわ
れる。これにより、現像ローラ163上のトナーが感光
体11の画像形成領域の前後の領域に飛翔して無駄に消
費されることを防止することができ、所定のトナー量で
多数枚の画像形成が可能となる。
置への移動のタイミングは、感光体11の帯電領域の先
端が現像ローラ163との対向部を通過した後に行なわ
れ、現像位置からの離間のタイミングは、帯電領域の後
端が現像ローラ163との対向部を通過した後に行なわ
れる。これにより、現像ローラ163上のトナーが感光
体11の画像形成領域の前後の領域に飛翔して無駄に消
費されることを防止することができ、所定のトナー量で
多数枚の画像形成が可能となる。
【0052】また、現像ローラ163が回転していると
き、第2現像ユニットが現像位置に位置することによ
り、現像ローラ163上のトナー層の低帯電量トナーの
ほとんどが感光体11に向かって飛翔するので、該低帯
電量トナーが感光体11と現像ローラ163との間の層
流にのって複写機内に広がることがなくなり、複写機内
がトナーで汚染させるのを防止することができる。
き、第2現像ユニットが現像位置に位置することによ
り、現像ローラ163上のトナー層の低帯電量トナーの
ほとんどが感光体11に向かって飛翔するので、該低帯
電量トナーが感光体11と現像ローラ163との間の層
流にのって複写機内に広がることがなくなり、複写機内
がトナーで汚染させるのを防止することができる。
【0053】また、現像ローラ163が回転開始から1
周以上回転した後に、感光体11の画像形成領域の先端
が現像ローラ163との対向位置に到達することによ
り、該現像装置が長時間使われずに放置されて現像ロー
ラ163上のトナー層の帯電量が低下している場合にお
いても、画像形成時には例えば供給ローラ162または
規制ブレード164との摩擦により該トナー層の帯電が
再び立ち上がって良好な画像が得られるようになる。こ
こで、該トナー層が過剰に摩擦されるのを防止するため
に、現像ローラ163が回転開始から2周回転する前
に、画像形成領域の先端が現像ローラ163との対向位
置に到達するように構成するのが好ましい。
周以上回転した後に、感光体11の画像形成領域の先端
が現像ローラ163との対向位置に到達することによ
り、該現像装置が長時間使われずに放置されて現像ロー
ラ163上のトナー層の帯電量が低下している場合にお
いても、画像形成時には例えば供給ローラ162または
規制ブレード164との摩擦により該トナー層の帯電が
再び立ち上がって良好な画像が得られるようになる。こ
こで、該トナー層が過剰に摩擦されるのを防止するため
に、現像ローラ163が回転開始から2周回転する前
に、画像形成領域の先端が現像ローラ163との対向位
置に到達するように構成するのが好ましい。
【0054】また、画像形成領域の後端が現像ローラ1
63との対向位置を通過した後、現像ローラ163表面
が1周以上回転することなく停止することにより、現像
ローラ163の表面が過剰に移動することなく、該表面
に接する例えば供給ローラ162若しくは規制ブレード
164によって該表面上のトナーが過剰に摩擦されて粘
性が増し、トナーの飛翔特性が劣化するのを防止するこ
とができ、経時的に安定した画像形成が可能となる。
63との対向位置を通過した後、現像ローラ163表面
が1周以上回転することなく停止することにより、現像
ローラ163の表面が過剰に移動することなく、該表面
に接する例えば供給ローラ162若しくは規制ブレード
164によって該表面上のトナーが過剰に摩擦されて粘
性が増し、トナーの飛翔特性が劣化するのを防止するこ
とができ、経時的に安定した画像形成が可能となる。
【0055】なお、本実施例の複写機における上記第2
現像ユニット16の交換時は、加圧部材165による押
圧を解除し、第2現像ユニット16を現像位置から離間
させる。この位置で図2中手前側に引き出して取外し、
別の第2現像ユニットを手前から挿入して装着する。こ
のように第2の現像ユニット16が着脱自在であること
により、1色目の黒色との色組み合わせが複数種類可能
となるとともに、複数種類の色組み合わせができるよう
に3以上の複数組の帯電器、光書き込み装置及び現像装
置を備えたものに比較して装置のコンパクト化を図るこ
とができる。
現像ユニット16の交換時は、加圧部材165による押
圧を解除し、第2現像ユニット16を現像位置から離間
させる。この位置で図2中手前側に引き出して取外し、
別の第2現像ユニットを手前から挿入して装着する。こ
のように第2の現像ユニット16が着脱自在であること
により、1色目の黒色との色組み合わせが複数種類可能
となるとともに、複数種類の色組み合わせができるよう
に3以上の複数組の帯電器、光書き込み装置及び現像装
置を備えたものに比較して装置のコンパクト化を図るこ
とができる。
【0056】また、本実施例では、第2現像ユニット1
6に用いるトナーの色情報を複写機側に電圧する色情報
伝達手段として、第2現像ユニット16の図2中奥側
に、複写機本体側に接続可能なコネクターが設けられて
いる。図6は赤色のトナーを用いる第2現像ユニット1
6を装着した場合の該コネクターの回路説明図である。
この場合には、コネクターの端子23a,b間が短絡さ
れ、端子23b,c間が開放されている。複写機本体側
では端子23bに接続される端子24bが接地されてい
るので、端子24aが現像ユニット16のコネクターの
回路を介して接地状態となる。この接地状態により、端
子24a〜24cに接続された複写機本体の制御部25
が現像ユニット16のトナーが赤色であるという判断が
できる。この色情報は、2色目の静電潜像の形成時の光
書き込み動作の制御などに用いることができる。
6に用いるトナーの色情報を複写機側に電圧する色情報
伝達手段として、第2現像ユニット16の図2中奥側
に、複写機本体側に接続可能なコネクターが設けられて
いる。図6は赤色のトナーを用いる第2現像ユニット1
6を装着した場合の該コネクターの回路説明図である。
この場合には、コネクターの端子23a,b間が短絡さ
れ、端子23b,c間が開放されている。複写機本体側
では端子23bに接続される端子24bが接地されてい
るので、端子24aが現像ユニット16のコネクターの
回路を介して接地状態となる。この接地状態により、端
子24a〜24cに接続された複写機本体の制御部25
が現像ユニット16のトナーが赤色であるという判断が
できる。この色情報は、2色目の静電潜像の形成時の光
書き込み動作の制御などに用いることができる。
【0057】また、第2現像ユニット16が青色のトナ
ーを用いるものである場合には、コネクターの端子23
a,b間が開放され、端子23b,c間が二点鎖線で示
すように短絡される。
ーを用いるものである場合には、コネクターの端子23
a,b間が開放され、端子23b,c間が二点鎖線で示
すように短絡される。
【0058】なお、上記色情報伝達手段は、上記コネク
ターを用いるものに限定されず、例えば、第2現像ユニ
ット16の奥側端面に形成された識別部材等を光センサ
等で検知するようなもので構成してもよい。
ターを用いるものに限定されず、例えば、第2現像ユニ
ット16の奥側端面に形成された識別部材等を光センサ
等で検知するようなもので構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】請求項1ないし13の発明によれば、2
色画像形成時の画像品質も1色目の黒画像によって決ま
るため、2色画像の画像品質は黒単色画像形成時と同等
になるという効果がある。また、上記第2の現像装置が
着脱自在に構成されているので、1色目の黒色との色組
み合わせが複数種類可能となるとともに、複数種類の色
組み合わせができるように3以上の複数の現像装置等を
備えたものに比較して装置のコンパクト化を図ることが
できるという効果がある。
色画像形成時の画像品質も1色目の黒画像によって決ま
るため、2色画像の画像品質は黒単色画像形成時と同等
になるという効果がある。また、上記第2の現像装置が
着脱自在に構成されているので、1色目の黒色との色組
み合わせが複数種類可能となるとともに、複数種類の色
組み合わせができるように3以上の複数の現像装置等を
備えたものに比較して装置のコンパクト化を図ることが
できるという効果がある。
【0060】特に、請求項2の発明によれば、画像読取
手段によって原稿上の画像を色分解して読み取った結果
に基づいて、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの
色に対応した潜像を像担持体に形成しているので、第2
の現像装置として任意の色のトナーを用いる現像装置を
装着しても、2色目に関しては原稿の画像に対応した自
然な画像を転写材上に形成できるようになるという効果
がある。
手段によって原稿上の画像を色分解して読み取った結果
に基づいて、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの
色に対応した潜像を像担持体に形成しているので、第2
の現像装置として任意の色のトナーを用いる現像装置を
装着しても、2色目に関しては原稿の画像に対応した自
然な画像を転写材上に形成できるようになるという効果
がある。
【0061】特に、請求項3の発明によれば、上記第2
の現像装置を画像形成装置本体に装着した際に、色情報
伝達手段によって第2の現像装置のトナーの色情報を該
装置本体側に伝達することにより、該色情報を該装置本
体の制御に用いることができるという効果がある。
の現像装置を画像形成装置本体に装着した際に、色情報
伝達手段によって第2の現像装置のトナーの色情報を該
装置本体側に伝達することにより、該色情報を該装置本
体の制御に用いることができるという効果がある。
【0062】特に、請求項4の発明によれば、上記第1
の潜像形成手段の光書き込み装置に半導体レーザーを用
いることにより、解像度が高く、シャープ性に優れた黒
画像を形成することができ、上記第2の潜像形成手段の
光書き込み装置にLEDアレイを用いることにより、小
型の光書き込み装置を構成することができ、省スペース
化が容易になるという効果がある。
の潜像形成手段の光書き込み装置に半導体レーザーを用
いることにより、解像度が高く、シャープ性に優れた黒
画像を形成することができ、上記第2の潜像形成手段の
光書き込み装置にLEDアレイを用いることにより、小
型の光書き込み装置を構成することができ、省スペース
化が容易になるという効果がある。
【0063】特に、請求項5の発明によれば、上記第2
の現像装置として、トナー担持体を像担持体に非接触で
対向させて飛翔現像を行うものを用いることにより、像
担持体に形成された1色目の黒トナー像を乱すことな
く、2色目の第2の潜像の現像を行うことができ、良好
な画像を得ることができるという効果がある。
の現像装置として、トナー担持体を像担持体に非接触で
対向させて飛翔現像を行うものを用いることにより、像
担持体に形成された1色目の黒トナー像を乱すことな
く、2色目の第2の潜像の現像を行うことができ、良好
な画像を得ることができるという効果がある。
【0064】特に、請求項6の発明によれば、上記トナ
ー担持体の表面部の誘電体部と導電体部との間に形成さ
れた微小閉電界によってトナーを担持することにより、
第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵抗、帯電量
が異なっても、現像に最適な均一なトナー層をトナー担
持体上に形成することができるので、2色目のトナーの
色にかかわらず、安定した現像特性が得られ、更に良好
な画像品質を得ることができるようになるという効果が
ある。
ー担持体の表面部の誘電体部と導電体部との間に形成さ
れた微小閉電界によってトナーを担持することにより、
第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵抗、帯電量
が異なっても、現像に最適な均一なトナー層をトナー担
持体上に形成することができるので、2色目のトナーの
色にかかわらず、安定した現像特性が得られ、更に良好
な画像品質を得ることができるようになるという効果が
ある。
【0065】特に、請求項7の発明によれば、トナー担
持体表面の現像位置における線速を像担持体表面の線速
の0.9倍以上に設定することにより、ベタ画像での濃
度低下を防止することができ、1.2倍以下に設定する
ことにより、ベタ画像の後端部や横ライン部のトナー付
着量が増加する”トナー寄り”という現象の発生を抑
え、画像上での濃度差の発生を防止することができると
いう効果がある。
持体表面の現像位置における線速を像担持体表面の線速
の0.9倍以上に設定することにより、ベタ画像での濃
度低下を防止することができ、1.2倍以下に設定する
ことにより、ベタ画像の後端部や横ライン部のトナー付
着量が増加する”トナー寄り”という現象の発生を抑
え、画像上での濃度差の発生を防止することができると
いう効果がある。
【0066】特に、請求項8の発明によれば、弾性トナ
ー規制部材をトナー担持体表面に面接触で当接させるこ
とにより、トナー担持体上のトナー層厚を均一化してい
るので、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵
抗、帯電量がばらついても、現像に最適なトナー層をト
ナー担持体上に形成することができ、更に良好な画像品
質を得ることができるようになるという効果がある。
ー規制部材をトナー担持体表面に面接触で当接させるこ
とにより、トナー担持体上のトナー層厚を均一化してい
るので、第2の現像装置に用いる2色目のトナーの抵
抗、帯電量がばらついても、現像に最適なトナー層をト
ナー担持体上に形成することができ、更に良好な画像品
質を得ることができるようになるという効果がある。
【0067】特に、請求項9ないし11の発明によれ
ば、移動手段によって待機時に像担持体に対向する所定
の現像位置から第2の現像装置を離間させることによ
り、該現像装置の着脱が容易になるという効果がある。
ば、移動手段によって待機時に像担持体に対向する所定
の現像位置から第2の現像装置を離間させることによ
り、該現像装置の着脱が容易になるという効果がある。
【0068】特に、請求項9の発明によれば、第2の現
像装置が現像位置に位置するときには、直流若しくは直
流重畳パルス電圧からなる現像バイアス電圧が印加され
ていることにより、第2の現像装置のトナー担持体上の
トナーを像担持体に向かって飛翔させるような電界が形
成されるので、像担持体上の1色目のトナーが第2の現
像装置側へ逆飛翔して混色することを防止することがで
き、良好な画像を得ることができるという効果がある。
像装置が現像位置に位置するときには、直流若しくは直
流重畳パルス電圧からなる現像バイアス電圧が印加され
ていることにより、第2の現像装置のトナー担持体上の
トナーを像担持体に向かって飛翔させるような電界が形
成されるので、像担持体上の1色目のトナーが第2の現
像装置側へ逆飛翔して混色することを防止することがで
き、良好な画像を得ることができるという効果がある。
【0069】特に、請求項10の発明によれば、現像位
置に位置する第2の現像装置に対向する像担持体の非画
像形成領域が所定の帯電電位にあることにより、第2の
現像装置のトナー担持体上のトナーが像担持体の非画像
形成領域に飛翔して無駄に消費されることを防止するこ
とができ、所定のトナー量で多数枚の画像形成が可能と
なるという効果がある。
置に位置する第2の現像装置に対向する像担持体の非画
像形成領域が所定の帯電電位にあることにより、第2の
現像装置のトナー担持体上のトナーが像担持体の非画像
形成領域に飛翔して無駄に消費されることを防止するこ
とができ、所定のトナー量で多数枚の画像形成が可能と
なるという効果がある。
【0070】特に、請求項11の発明によれば、第2の
現像装置のトナー担持体の表面が移動しているとき、該
第2の現像装置が現像位置に位置することにより、トナ
ー担持体上のトナー層の低帯電量トナーのほとんどが像
担持体に向かって飛翔するので、該低帯電量トナーが像
担持体とトナー担持体との間の層流にのって画像形成装
置内に広がることがなくなり、画像形成装置内がトナー
で汚染されるのを防止することができるという効果があ
る。
現像装置のトナー担持体の表面が移動しているとき、該
第2の現像装置が現像位置に位置することにより、トナ
ー担持体上のトナー層の低帯電量トナーのほとんどが像
担持体に向かって飛翔するので、該低帯電量トナーが像
担持体とトナー担持体との間の層流にのって画像形成装
置内に広がることがなくなり、画像形成装置内がトナー
で汚染されるのを防止することができるという効果があ
る。
【0071】特に、請求項12の発明によれば、第2の
現像装置のトナー担持体の表面が移動開始から1周以上
移動した後に、像担持体の画像形成領域の先端がトナー
担持体との対向位置に到達することにより、該現像装置
が長時間使われずに放置されてトナー担持体上のトナー
層の帯電量が低下している場合においても、画像形成時
には例えば供給部材またはトナー層規制部材との摩擦に
より該トナー層の帯電が再び立ち上がって良好な画像が
得られるようになるという効果がある。
現像装置のトナー担持体の表面が移動開始から1周以上
移動した後に、像担持体の画像形成領域の先端がトナー
担持体との対向位置に到達することにより、該現像装置
が長時間使われずに放置されてトナー担持体上のトナー
層の帯電量が低下している場合においても、画像形成時
には例えば供給部材またはトナー層規制部材との摩擦に
より該トナー層の帯電が再び立ち上がって良好な画像が
得られるようになるという効果がある。
【0072】特に、請求項13の発明によれば、像担持
体の画像形成領域の後端が第2の現像装置のトナー担持
体との対向位置を通過した後、トナー担持体の表面が1
周以上移動することなく停止することにより、トナー担
持体の表面が過剰に移動することなく、該表面に接する
例えば供給部材若しくはトナー層厚規制部材によって該
表面上のトナーが過剰に摩擦されて粘性が増し、トナー
の飛翔特性が劣化するのを防止することができ、経時的
に安定した画像形成が可能となるという効果がある。
体の画像形成領域の後端が第2の現像装置のトナー担持
体との対向位置を通過した後、トナー担持体の表面が1
周以上移動することなく停止することにより、トナー担
持体の表面が過剰に移動することなく、該表面に接する
例えば供給部材若しくはトナー層厚規制部材によって該
表面上のトナーが過剰に摩擦されて粘性が増し、トナー
の飛翔特性が劣化するのを防止することができ、経時的
に安定した画像形成が可能となるという効果がある。
【図1】実施例に係る複写機の感光体周りの概略構成
図。
図。
【図2】同複写機の概略構成を示す正面図。
【図3】同複写機の第2現像ユニットの概略構成を示す
正面図。
正面図。
【図4】(a)は同第2現像ユニットの現像ローラの斜
視図。(b)は同現像ローラの表面の拡大図。(c)は
同現像ローラ表面に発生した微小閉電界の説明図。
視図。(b)は同現像ローラの表面の拡大図。(c)は
同現像ローラ表面に発生した微小閉電界の説明図。
【図5】同複写機の第2の静電潜像の形成及び現像動作
のタイミングチャート。
のタイミングチャート。
【図6】同複写機と第2現像ユニットとの間のコネクタ
ーの回路の説明図。
ーの回路の説明図。
11 感光体ドラム 12 第1帯電器 13 第1現像ユニット 14 第2帯電器 15 LEDアレイ 16 第2現像ユニット 17 転写ベルト 20 転写紙 163 現像ローラ 163b 誘電体部 163c 導電体部 164 規制ブレード 165 加圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 503 B 506 A 507 H (72)発明者 沢 茂樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (13)
- 【請求項1】第1の現像装置でトナー像を形成した像担
持体上に、第2の現像装置でトナー像を形成した後、該
像担持体上のトナー像を転写材に一括転写して2色画像
を得る画像形成装置において、 該第1の現像装置が黒トナーを用いる装置本体に固定の
ものであり、該第2の現像装置が黒以外のトナーを用い
る装置本体に着脱自在のものであることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】原稿上の画像を色分解して読み取る画像読
取手段と、該画像読取手段の読み取り結果に基づいて、
上記第2の現像装置で現像する潜像を上記像担持体に形
成する潜像形成手段とを設けたことを特徴とする請求項
1の画像形成装置。 - 【請求項3】装置本体に装着された上記第2の現像装置
のトナーの色情報を該装置本体側に伝達する色情報伝達
手段を設けたことを特徴とする請求項1の画像形成装
置。 - 【請求項4】上記第1の現像装置で現像する潜像を形成
する1色目の光書き込み装置と上記第2の現像装置で現
像する潜像を形成する2色目の光書き込み装置とを独立
して設け、該1色目の光書き込み装置に半導体レーザー
を用い、該2色目の光書き込み装置にLEDアレイを用
いたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項5】上記第2の現像装置として、トナー担持体
を上記像担持体に非接触で対向させて飛翔現像を行うも
のを用いたことを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項6】上記トナー担持体の表面部を誘電体部及び
導電体部が規則的又は不規則的に微小面積で分布したも
ので構成し、該誘電体部と該導電体部との間に形成され
た微小閉電界によってトナーを担持することを特徴とす
る請求項5の画像形成装置。 - 【請求項7】上記トナー担持体表面の現像位置における
線速を、上記像担持体表面の線速の0.9倍以上、1.
2倍以下に設定したことを特徴とする請求項5の画像形
成装置。 - 【請求項8】上記トナー担持体表面に面接触で当接する
弾性トナー規制部材を設けたことを特徴とする請求項5
の画像形成装置。 - 【請求項9】上記第2の現像装置を、待機時に上記像担
持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像形成
時に該現像位置に移動させる移動手段と、上記トナー担
持体に直流又は直流重畳パルス電圧からなる現像バイア
ス電圧を印加する現像バイアス電圧印加手段とを設け、
該第2の現像装置が該現像位置に位置するときに、該現
像バイアス電圧が印加されていることを特徴とする請求
項5の画像形成装置。 - 【請求項10】上記第2の現像装置を、待機時には上記
像担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像
形成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、該
第2の現像装置に用いる2色目のトナーの帯電極性が、
該像担持体の帯電電位と同極性であり、該現像位置に位
置する該第2の現像装置に対向する該像担持体の非画像
形成領域が所定の帯電電位にあることを特徴とする請求
項5の画像形成装置。 - 【請求項11】上記第2の現像装置を、待機時には上記
像担持体に対向する所定の現像位置から離間させ、画像
形成時には該現像位置に移動させる移動手段を設け、上
記トナー担持体の表面が移動しているとき、該第2の現
像装置が該現像位置に位置することを特徴とする請求項
5の画像形成装置。 - 【請求項12】上記トナー担持体として無端状のものを
用い、該トナー担持体の表面が移動開始から1周以上移
動した後に、上記像担持体の画像形成領域の先端が該ト
ナー担持体との対向位置に到達することを特徴とする請
求項5の画像形成装置。 - 【請求項13】上記トナー担持体として無端状のものを
用い、上記像担持体の画像形成領域の後端が該トナー担
持体との対向位置を通過した後、該トナー担持体の表面
が1周以上移動することなく停止することを特徴とする
請求項5の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140956A JPH07325456A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6140956A JPH07325456A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07325456A true JPH07325456A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15280732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6140956A Pending JPH07325456A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07325456A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19940037A1 (de) * | 1999-08-24 | 2001-03-29 | Oce Printing Systems Gmbh | Elektrografische Druckeinrichtung mit zusätzlichem Farbdruckwerk sowie Verfahren hierzu |
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1994
- 1994-05-30 JP JP6140956A patent/JPH07325456A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19940037A1 (de) * | 1999-08-24 | 2001-03-29 | Oce Printing Systems Gmbh | Elektrografische Druckeinrichtung mit zusätzlichem Farbdruckwerk sowie Verfahren hierzu |
US6374072B1 (en) | 1999-08-24 | 2002-04-16 | OćE PRINTING SYSTEMS GMBH | Electrographic printer device with additional color printing unit as well as method therefor |
DE19940037B4 (de) * | 1999-08-24 | 2006-10-05 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Elektrografische Druckeinrichtung mit zusätzlichem Farbdruckwerk sowie Verfahren hierzu |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
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