JPH07325266A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH07325266A
JPH07325266A JP6119961A JP11996194A JPH07325266A JP H07325266 A JPH07325266 A JP H07325266A JP 6119961 A JP6119961 A JP 6119961A JP 11996194 A JP11996194 A JP 11996194A JP H07325266 A JPH07325266 A JP H07325266A
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JP
Japan
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image display
image
optical system
lcd
view
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JP6119961A
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Keiichi Hisayoshi
久芳圭一
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • H04N5/7475Constructional details of television projection apparatus
    • H04N5/7491Constructional details of television projection apparatus of head mounted projectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/0101Head-up displays characterised by optical features
    • G02B2027/011Head-up displays characterised by optical features comprising device for correcting geometrical aberrations, distortion
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 臨場感のある映像を投影するコンパクトで軽
量な広画角頭部装着式映像表示装置。 【構成】 LCD1と、LCD1から発した映像光束を
観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD1の光軸及び
観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾斜配置された
ビームスプリッタプリズム5と、ビームスプリッタプリ
ズム5のLCD1と反対側の面に設けられた凹面鏡2と
からなり、LCD1の表示像はプリズム5に入射した
後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼球4に入射
する。映像表示部周辺の映像を不鮮明にして臨場感を出
す手段として、ハーフミラー3、凹面鏡2、ビームスプ
リッタプリズム5の有効径を小さくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像表示装置に関し、
特に、使用者の頭部もしくは顔面に保持して眼球に映像
を投影する小型の頭部又は顔面装着式映像表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バーチャルリアリティ用、あるい
は、個人的に大画面の映像を楽しむことを目的として、
ヘルメット型、ゴーグル型の頭部又は顔面に保持する映
像表示装置が開発されている。
【0003】例えば、特開平3−191389号におい
ては、図19に示すように、映像を表示する2次元表示
素子1と、その映像を眼球4に拡大投影するために表示
素子1と対向して設けられた凹面鏡2と、両者の間に配
置されたハーフミラー3とを備えることにより、良好な
結像性能を保ったまま光学系を小型化する方法が開示さ
れている。また、米国特許第4,269,476号で
は、図20に示すように、ハーフミラー3を有するビー
ムスプリッタプリズム5を使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、どのような
接眼光学系を使用しても、映像表示領域最周辺を鮮明に
投影すると、映像表示領域と非映像表示領域の境界が鮮
明に表示されることになり、臨場感を損なうことにな
る。多くの場合、映像表示領域に対応する視野絞りが使
用されているので、視野絞りが結像され、映像表示領域
の境界が観察されることになる。この場合は、黒い背景
の中に映像が表示されることになり、臨場感を大きく損
なうことになる。
【0005】そして、どのような接眼光学系を使用して
も、映像表示領域最周辺の光束の主光線を観察者の眼球
に投影すると、映像表示領域の最周辺が結像される。そ
の結果、枠のついた映像が表示されることになり、臨場
感を損なうことになる。
【0006】また、映像表示領域全域を口径食なく観察
者に投影することを前提に、光学系を広画角化しようと
すると、いくつかの問題が生ずる。この点について、図
19、図20に示す従来の接眼光学系を例に説明する。
図19、図20に示す従来の接眼光学系を広画角化する
には、2次元表示素子1を大きくするか、光学系2
の焦点距離fを小さくすればよい。
【0007】上記のの方法は、2次元表示素子1だけ
でなく、ハーフミラー3あるいはプリズム5等の光学部
品も大型化することが必要になるので、装置の大きさ・
重量が増加し、頭部装着式映像表示装置として好ましく
ない。また、特に両眼視の場合に、左右の光学部品同士
が干渉することから、広画角化に限界がある。
【0008】一方、の方法で図20の構成の光学系を
広画角化すると、広画角化に伴って増加する収差を補正
する必要性から、光学系が複雑化・大型化する。また、
の方法で図19、図20の構成の光学系を広画角化す
ると、凹面鏡2による像面湾曲(負のペッツバール和)
や外コマ収差が問題となる。そこで、凹面鏡2の代わり
に、レンズの裏面に反射面を設けた裏面鏡を使用し、像
面湾曲・コマ収差等の収差補正能力を増すと共に、ミラ
ーの耐久性も向上させる方法が考えられるが、屈折系レ
ンズにより色収差が発生する。
【0009】この点に関しては、図21のように、屈折
系レンズをダブレットDとして色収差を補正すればよい
が、大きさ・重量が増加するので、頭部装着式映像表示
装置として好ましくなくなる。図21の光学系は、1.
3インチLCD1を使用し、水平画角44°、垂直画角
33.2°が観察可能な光学系であるが、映像表示領域
全域を口径食なく結像させているので、プリズム5が約
32mm×26mm×38mm以上と、非常に大型化し
ている。
【0010】また、の方法は、2次元表示素子1の大
きさを一定に保ったまま光学系の焦点距離を小さくする
と、眼球4とハーフミラー3の間隔(光学系の作動距
離)が減少し、眼鏡を着けたままの使用が困難になる等
の問題が発生する。また、広画角化にも限界がある。何
れにせよ、映像表示領域全域を口径食なく観察者に投影
することを前提に、光学系を広画角化しようとすると、
問題が生ずる。
【0011】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、その目的は、臨場感
のある映像を投影するコンパクトで軽量な広画角頭部装
着式映像表示装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の映像表示装置は、映像表示部と、表示された映像を
眼球へ投影する接眼光学系とからなる映像表示装置にお
いて、映像表示部周辺の映像を不鮮明にする手段を有す
ることを特徴とするものである。
【0013】この場合、映像表示部の所定位置から周辺
に向かうにつれて像を徐々に暗くすることで、映像表示
部周辺の映像を不鮮明にするようにすることができる。
【0014】また、映像表示部内の所定位置から最周辺
に向かうにつれて解像度が劣化するようにすることもで
きる。
【0015】さらに、接眼光学系が、ハーフミラーと凹
面ミラーを有するものとすることもできる。
【0016】また、接眼光学系が、映像表示素子の映像
の周辺に外界像を重ねて表示するようにすることもでき
る。
【0017】
【作用】以下、上記構成を採用する理由とその作用につ
いて説明する。どのような接眼光学系を使用しても、映
像表示領域最周辺を良好な性能で結像すると、映像表示
領域と非映像表示領域の境(枠)がはっきりと観察され
るので、臨場感を損なう。そこで、映像表示領域と非映
像表示領域の境(枠)が明確に観察されないようにその
境を不鮮明にすると、臨場感が向上する。
【0018】そして、映像表示領域周辺部に向かうにつ
れて、像を徐々に暗くすると、映像表示領域と非映像表
示領域のコントラストの差が減少するので、映像表示領
域と非映像表示領域の境(枠)が不鮮明となり、臨場感
が向上する。
【0019】また、映像表示部の周辺の解像度を劣化さ
せると、映像表示領域と非映像表示領域の境(枠)がは
っきり結像されず不鮮明となるので、境(枠)がはっき
りと認識されないので、臨場感が向上する。
【0020】また、どのような接眼光学系を使用して
も、映像表示領域最周辺の光束の主光線を観察者の眼球
に投影しなければ、映像表示領域の最周辺は結像され
ず、ぼやけた状態となる。かつ、暗くなる。その結果、
映像表示領域と非映像表示領域の境が不鮮明となり、臨
場感が向上する。この場合、主光線を遮断する手段を映
像表示部から焦点深度以上離れた位置に配置すると、主
光線を遮断する手段がぼけた状態となり好ましい。
【0021】また、接眼光学系の一部の有効径を小さく
することで、映像表示領域最周辺の光束の主光線が観察
者の眼球に投影されることを防ぐと、口径食用の新たな
光学部品が不必要で好ましい。
【0022】さらに、接眼光学系の内部又は映像表示素
子と接眼光学系の間に配置した遮光体により、映像表示
部周辺の光束に口径食を発生させ、映像表示素子周辺の
像を暗くすることもできる。この場合、遮光体は変更す
ることができるので、同じ接眼光学系を使用して、好み
に応じて臨場感を変更することもできる。
【0023】また、遮光体の像位置が眼球に近接すると
生理的に不快感を生ずるが、その位置を眼球から25m
m以上離れた位置に結像するようにすることにより、こ
れを防止することができる。
【0024】さらに、映像表示素子の接眼光学系による
像位置をA(m-1)、映像表示部最周辺の光束の少なく
とも主光線を遮光する手段の接眼光学系による像位置を
B(m-1)とするとき、 |A−B|>3m-1 を満足するようにすることが望ましい。|A−B|<3
-1の場合には、遮光手段の遮光効果が小さくなる。
【0025】また、映像表示素子から焦点深度以上離れ
た位置に、映像表示部最周辺の光束全てを遮断する手段
を設けて、映像表示領域最周辺の光束が観察者の眼球に
投影されないようにすれば、映像表示領域の最周辺は完
全に結像されないことになり、映像表示領域と非映像表
示領域の境が存在しないので、臨場感がさらに向上す
る。
【0026】また、接眼光学系の焦点距離をf(mm)
とするとき、映像表示部最周辺の光束全てを遮光する手
段を、映像表示素子からf2 /333(mm)以上離れ
た位置に配置することが望ましい。この距離がf2 /3
33(mm)より小さいと、遮光手段の遮光効果が小さ
くなる。
【0027】さらに、映像表示素子の周辺に向かうにつ
れて、映像表示素子照明光の照度を小さくするようにす
れば、映像表示素子周辺が暗くなり、映像表示領域と非
映像表示領域のコントラストの差が減少するので、映像
表示領域と非映像表示領域の境が不鮮明となり、臨場感
が向上する。また、照明光の照度分布は変更することも
できるので、同じ接眼光学系を使用して、好みに応じて
臨場感を変更することもできる。
【0028】また、映像表示素子の周辺の照明光を制限
するような遮光体を映像表示素子とその照明系の間に配
置すれば、通常の均一照明を行う照明系を使用しても映
像表示領域と非映像表示領域の境が不鮮明となり、臨場
感が向上する。
【0029】さらに、映像表示素子照明系を映像表示素
子から離すと、映像表示素子面に照明ムラが生じて映像
表示素子周辺が暗くなるので、映像表示領域と非映像表
示領域の境が不鮮明となり、臨場感が向上する。
【0030】また、接眼光学系の有効径周辺の透過率を
有効径中心の透過率より小さくすると、映像表示素子周
辺が暗くなるので、映像表示領域と非映像表示領域の境
が不鮮明となり、臨場感が向上する。この場合、新たな
光学部品を追加する必要がない。
【0031】ミラーを含む接眼光学系の透過率を制御す
る場合、ミラーの有効径周辺の反射率を制御する方法が
簡便である。
【0032】ところで、液晶表示素子(LCD)は、液
晶の特性により、LCD面の垂線方向の透過率が最大
で、垂線となす角が大きくなるにつれて透過率が劣化
し、垂線から15°程度で透過率が0に近くなってしま
う。そのため、映像表示素子の周辺に向かうにつれて、
接眼光学系の主光線が映像表示素子となす角が徐々に大
きくなるようにすることで、映像表示素子の映像を暗く
でき、映像表示領域と非映像表示領域の境が不鮮明とな
り臨場感が向上する。
【0033】LCD以外の映像表示素子でも、一般的
に、映像表示素子の輝度(透過率)は表示面との角度に
依存するので、光学系の射出瞳位置や瞳収差をコントロ
ールすることで主光線角度を変更し、映像の明るさをコ
ントロールすることができる。
【0034】この場合、接眼光学系の主光線が映像表示
素子となす角が、映像表示素子の最周辺において15°
以上であると、映像表示素子の周辺の映像が十分に暗
く、臨場感の向上度が大きい。
【0035】また、映像表示部内のある位置から最周辺
に向かうにつれて解像度が劣化するようにすると、映像
表示領域と非映像表示領域の境(枠)がはっきり結像さ
れず不鮮明となり、境(枠)がはっきりと認識されない
ので、臨場感が向上する。
【0036】また、映像表示素子の周辺に向かうにつれ
て、接眼光学系のコマ収差又は非点収差の少なくとも一
方が増加するようにして、映像表示部の周辺を結像する
接眼光学系の結像性能を劣化させると、映像表示素子周
辺の解像度が劣化するので、映像表示領域と非映像表示
領域の境(枠)が不鮮明となり、臨場感が向上する。ま
た、映像表示素子周辺まで良好に収差補正を行う必要が
ないので、接眼光学系の収差補正に関する負担が少なく
なり好ましい。
【0037】また、映像表示素子の周辺に向かうにつれ
て、拡散効果が増加する拡散板を使用することで、映像
表示部周辺の解像度が劣化するので、映像表示領域と非
映像表示領域の境(枠)が不鮮明となり、臨場感が向上
する。その場合、拡散板の有無や拡散板の交換により、
臨場感を変更することができる。
【0038】また、ハーフミラーと凹面ミラーを含む接
眼光学系で、光線の経路が、映像表示素子→ハーフミ
ラー透過→凹面ミラー反射→ハーフミラー反射→眼球、
映像表示素子→ハーフミラー反射→凹面ミラー反射→
ハーフミラー透過→眼球、の何れかをとる構成とする
と、接眼光学系がコンパクトになるし、色収差の発生が
防止できる。
【0039】図1に、映像表示素子1から焦点深度以上
離れた位置に配置する映像表示部最周辺の光束の少なく
とも主光線を遮断する手段として、ハーフミラー3、凹
面ミラー2、ビームスプリッタプリズム5の有効径を小
さくした光学系を示す。1は映像表示素子、4は眼球の
瞳位置で、ここでは瞳径=φ4mmの光路図を示してあ
る。図1はアイリリーフ=20mmで設計されている
が、同じ光学系でアイリリーフ=15mmとアイリリー
フ=10mmにした場合をそれぞれ図2、図3に示す。
【0040】図2では、映像表示素子1最周辺の光束に
口径食はあるが、主光線は投影されており、図3では、
映像表示素子1最周辺の光束に口径食がなくなってい
る。このように、映像表示部周辺の映像を不鮮明にする
ように光学系を設計しても、図2、図3のような使用状
態による映像を好む観察者は、眼4を接眼光学系にどん
どん近づけようとするが、顔や眼鏡が接眼光学系に接触
してしまうので、限界がある。そのため、イライラ感が
つのるという不具合を生ずる。
【0041】これを避けるためには、眼を接眼光学系に
近づける効果がないようにすればよい。そのためには、
映像表示部の中心部は口径食なく良好な性能で投影し、
この領域より外に向かうにつれて口径食が増加すると共
に、収差を増加させるようにすればよい。特に、平均像
面は良好結像画角の平均像面と同じであるが、非点隔差
が増大するようにするとよい。こうすると、眼を接眼光
学系に近づけても、収差によるぼけた周辺画像の明るさ
が増加するだけであるので、眼を接眼光学系に近づける
意味がなくなり、もっと眼を装置に近づけたいという衝
動を抑制することができる。その結果、眼を接眼光学系
にどんどん近づけ、顔や眼鏡が接眼光学系に接触するこ
とを防ぐことができる。
【0042】また、口径食のない良好結像領域は、ディ
ストーションも良好に補正する必要があるが、良好結像
領域の外側は、良好結像領域ほど厳しくディストーショ
ンを補正する必要はない。この場合、プラスのディスト
ーションを発生させると、広画角の確保が容易になり、
臨場感がさらに増大する。
【0043】このディストーションの量が、映像表示素
子の対角位置で10%以上であると、広画角の確保の効
果が大きくなるのでより効果的である。
【0044】また、口径食を行う領域をあまり広くしす
ぎると、表示像が暗くなるので好ましくない。口径食な
く良好な性能で結像する領域が観察画角の50%以上で
あると、画面をあまり暗くすることなく臨場感を向上さ
せることができ好ましい。
【0045】口径食を発生させる手段にはいろいろある
が、プリズムを使用した接眼光学系の場合、良好な結像
をする表示領域の光束からプリズムの大きさを決定し、
プリズムあるいは凹面ミラーで口径食を発生させると、
光学系が小型になることに加えて、口径食用の新たな光
学部品を必要としないので、光学系が単純で済む。
【0046】この場合、口径食なく良好な性能で結像す
る領域が、観察画角の50〜90%であると、プリズム
あるいは凹面鏡のみで口径食を発生させることができる
ので好ましい。
【0047】凹面ミラーの有効径を小さくすることによ
って、映像表示素子周辺の光束に口径食を与える場合、
凹面ミラーの位置が、映像表示素子から充分遠く、眼球
からも充分遠くする。こうすると、遮光体である凹面ミ
ラーの像が網膜に結像せず、凹面ミラーが眼球に近接し
て生理的に不快感を生ずることもない。
【0048】接眼光学系中に、ハーフミラーを有するプ
リズムを使用すると、映像表示素子と眼球の間の距離の
確保が容易になり、短焦点距離化が容易で、その結果、
広画角化が容易になる。
【0049】また、このプリズムをプラスチック製とす
ると、軽量化でき、頭部又は顔面装着式映像表示装置と
して好ましい。
【0050】また、映像表示素子側のプリズム端面、又
は、映像表示素子とプリズムの間に配置されたレンズを
非球面とすると、ディストーションや主光線傾角のコン
トロールを効果的に行うことができる。この非球面は、
有効径のある位置までは光軸から離れるに従って付加す
る凹パワーが増加するようにすると、凹面ミラーで発生
するマイナスのディストーションを補正することができ
る。
【0051】また、映像表示素子側のプリズム端面、又
は、映像表示素子とプリズムの間に配置されたレンズ
が、光軸周辺のパワーに比べて有効径周辺部でのパワー
が正方向にシフトしていると、映像周辺の像を不鮮明に
し、マイナスのディストーションを発生させ、広画角の
確保が容易になる。
【0052】さらに、接眼光学系のアイリリーフが20
mm以上であると、眼鏡を着けたままでの映像の観察を
行うことができるのでより好ましい。
【0053】さらに、接眼光学系が映像表示素子の映像
の周辺に外界像を重ねて表示するようにすると、映像表
示面と非映像表示面との明るさの差が減少するので、映
像表示面と非映像表示面との境界(枠)が不鮮明にな
り、臨場感が向上する。
【0054】
【実施例】以下、図面を参照にして、本発明の頭部装着
式映像表示装置の光学系の実施例1〜14について説明
する。なお、実施例1〜8の数値データは後記する。 実施例1 この実施例の光路図を図4に示す。この実施例は、接眼
光学系の一部の有効径を小さくするもので、映像を表示
するLCD1と、LCD1から発した映像光束を観察者
の眼球の瞳4に導くために、LCD1の光軸及び観察者
の視軸の交点にハーフミラー3が傾斜配置されたビーム
スプリッタプリズム5と、ビームスプリッタプリズム5
のLCD1と反対側の面に設けられた凹面鏡2とからな
り、LCD1の表示像はプリズム5に入射した後、凹面
鏡2とハーフミラー3で反射し、眼球4に入射する。
【0055】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角35°、垂直画角26.6° 観察画角 :水平画角58°、垂直画角45.2° (良好結像画角は観察画角の約60%) である。プリズム5の大きさを図4に示す大きさ(29
mm×24mm×27mm)にすると、映像表示素子1
最周辺の光束の主光線は眼球4に投影されないので、臨
場感が向上した映像が得られる。
【0056】この場合の、良好結像画角は0.8インチ
LCDを口径食なく観察する画角に相当する。映像表示
部周辺の映像を不鮮明にする手段として、ハーフミラー
3、凹面鏡2、ビームスプリッタプリズム5の有効径を
小さくすることにより、プリズム5を大型化することな
く、観察画角が1.7倍に拡大されている。
【0057】LCD1側のプリズム5の端面の非球面
は、良好結像画角内のディストーションをプラスマイナ
ス5%以下に補正し、良好結像画角外では大きなマイナ
スのディストーションを発生させることで、観察画角の
確保を容易にしている(逆追跡においては、マイナスの
ディストーションが発生しているが、順追跡では、プラ
スのディストーションとなる。)。
【0058】また、プリズム5はプラスチック製とし、
軽量化を図っている。本実施例では、プリズムを用いた
光学系を示したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0059】実施例2 この実施例の光路図を図5に示す。この実施例も、実施
例1と同様に、接眼光学系の一部の有効径を小さくする
もので、映像を表示するLCD1と、LCD1から発し
た映像光束を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD
1の光軸及び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾
斜配置されたビームスプリッタプリズム5と、ビームス
プリッタプリズム5のLCD1と反対側の面に設けられ
た凹面鏡2とからなり、LCD1の表示像はプリズム5
に入射した後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼
球4に入射する。
【0060】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角35°、垂直画角26.6° 観察画角 :水平画角66°、垂直画角52.0° (良好結像画角は観察画角の約52%) である。プリズム5の大きさを図5に示す大きさにする
と、映像表示素子1周辺の光束は眼球4に投影されな
い。この場合、プリズム5の大きさは29mm×24m
m×27mm程度と小型にできる。
【0061】実施例3 この実施例の光路図を図6に示す。この実施例も、実施
例1と同様に、接眼光学系の一部の有効径を小さくする
もので、映像を表示するLCD1と、LCD1から発し
た映像光束を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD
1の光軸及び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾
斜配置されたビームスプリッタプリズム5と、ビームス
プリッタプリズム5のLCD1と反対側の面に設けられ
た凹面鏡2とからなり、LCD1の表示像はプリズム5
に入射した後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼
球4に入射する。
【0062】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角40°、垂直画角30.6° 観察画角 :水平画角60°、垂直画角46.8° (良好結像画角は観察画角の約66%) である。プリズム5の大きさを図6に示す大きさにする
と、映像表示素子1周辺の光束は眼球4に投影されな
い。この場合、プリズム5の大きさは34mm×29m
m×31mmと小型にできる。
【0063】実施例4 この実施例の光路図を図7に示す。この実施例も、実施
例1と同様に、接眼光学系の一部の有効径を小さくする
もので、映像を表示するLCD1と、LCD1から発し
た映像光束を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD
1の光軸及び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾
斜配置されたビームスプリッタプリズム5と、ビームス
プリッタプリズム5のLCD1と反対側の面に設けられ
た凹面鏡2とからなり、LCD1の表示像はプリズム5
に入射した後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼
球4に入射する。
【0064】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角40°、垂直画角30.6° 観察画角 :水平画角60°、垂直画角46.8° (良好結像画角は観察画角の約66%) である。この実施例は実施例3と同一仕様であるが、光
学系の光軸を偏心させているので、眼球4とLCD1の
間の距離が小さくできる。その結果、LCD1とプリズ
ム5間の距離の確保が容易になり、プリズム5もより小
型化できる。プリズム5の大きさを図7に示す大きさに
すると、映像表示素子1最周辺の光束の主光線は眼球4
に投影されない。この場合、プリズム5の大きさは約3
4mm×27mm×30mmと小型にできる 実施例5 この実施例の光路図を図8に示す。この実施例も、実施
例1と同様に、接眼光学系の一部の有効径を小さくする
もので、映像を表示するLCD1と、LCD1から発し
た映像光束を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD
1の光軸及び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾
斜配置されたビームスプリッタプリズム5と、ビームス
プリッタプリズム5のLCD1と反対側の面に設けられ
た凹面鏡2とからなり、LCD1の表示像はプリズム5
に入射した後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼
球4に入射する。
【0065】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角35°、垂直画角27° 観察画角 :水平画角58°、垂直画角45° (良好結像画角は観察画角の約78%) である。本実施例では、光軸から離れるにつれて曲率が
小さくなる(パワーを強める)ような非球面凹面鏡2を
使用し、良好結像画角内のディストーションをマイナス
5%以下に補正し、良好結像画角外では大きなマイナス
のディストーションを発生させ、広画角の確保を容易に
している(逆追跡においては、マイナスのディストーシ
ョンが発生しているが、順追跡では、プラスのディスト
ーション)。
【0066】実施例6 この実施例の光路図を図9に示す。この実施例も、実施
例1と同様に、接眼光学系の一部の有効径を小さくする
もので、映像を表示するLCD1と、LCD1から発し
た映像光束を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD
1の光軸及び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾
斜配置されたビームスプリッタプリズム5と、ビームス
プリッタプリズム5のLCD1と反対側の面に設けられ
た凹面鏡2とからなり、LCD1の表示像はプリズム5
に入射した後、凹面鏡2とハーフミラー3で反射し、眼
球4に入射する。
【0067】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角30°、垂直画角23° 観察画角 :水平画角60°、垂直画角47° (良好結像画角は観察画角の約50%) である。本実施例では、プリズム5の映像表示素子1側
端面を、光軸から離れるに従って凹パワーを強め、ある
位置からは外に向かうにつれて凸パワーに変化するよう
な非球面としている。
【0068】このような非球面を採用すると、次のよう
な効果が得られる。 (1)良好結像画角内では、凹面鏡2で発生するマイナ
スのディストーションを補正して、接眼光学系のディス
トーションをマイナス5%以下に補正し、良好結像画角
外では大きなマイナスのディストーションを発生させ、
広画角の確保を容易にしている(逆追跡においては、マ
イナスのディストーションが発生しているが、順追跡で
は、プラスのディストーション)。
【0069】(2)映像表示素子1周辺の主光線が映像
表示素子1となす角を大きくし、映像表示素子1周辺の
像を暗くしている(接眼光学系の主光線傾角を制御す
る)。LCD1の長辺、短辺、対角線端部における主光
線傾角は次の通りである。
【0070】LCD長辺における主光線傾角 :14° LCD短辺における主光線傾角 : 7° LCD対角線における主光線傾角:35° (3)非点収差、コマ収差(内コマ)を発生させ、映像
表示部周辺の映像の解像度を劣化させ、映像表示部と非
映像表示部の境界を不鮮明にする(映像表示部周辺の接
眼光学系の結像性能を劣化させる。)。プリズム光学系
では、内コマ収差、X像面がプラス側でY像面がマイナ
ス側となる非点収差が発生しやすいので、このような収
差を発生させると、より好ましい。
【0071】実施例7 この実施例の光路図を図10に示す。この実施例は、遮
光体を用いて映像表示部周辺の映像を不鮮明にするもの
で、接眼光学系は、実施例1と同様に、映像を表示する
LCD1と、LCD1から発した映像光束を観察者の眼
球の瞳4に導くために、LCD1の光軸及び観察者の視
軸の交点にハーフミラー3が傾斜配置されたビームスプ
リッタプリズム5と、ビームスプリッタプリズム5のL
CD1と反対側の面に設けられた凹面鏡2とからなり、
LCD1の表示像はプリズム5に入射した後、凹面鏡2
とハーフミラー3で反射し、眼球4に入射する。そし
て、LCD1とビームスプリッタプリズム5の間に遮光
用枠6が配置される。
【0072】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角12°、垂直画角9° 観察画角 :水平画角38°、垂直画角29° (良好結像画角は観察画角の約32%) である。本実施例では、LCD1と相似形状の遮光用枠
6を使用することで、LCD1最周辺の光束の主光線が
観察者の眼球4に到達しないようにしている。
【0073】遮光用枠6をLCD1の位置に置くと、枠
6は視野絞りとなり、その形状が眼球4に投影されるの
で、遮光用枠6はLCD1から焦点深度以上離れた位置
に配置する必要がある。枠6を焦点深度の20倍以上離
れた位置に配置すると、ぼけの効果がより大きくなり、
さらに好ましい。また、遮光用枠6の大きさをさらに小
さくすれば、LCD1最周辺の光束を完全にカットでき
る。
【0074】遮光用枠6をLCD1から2mmの位置に
配置すれば、接眼光学系による遮光用枠6の像は眼球の
瞳4から−260mmの位置となり、LCD1から4m
mの位置に配置すれば、眼球の瞳4から−155mmの
位置となる。
【0075】実施例8 この実施例の光路図を図11に示す。この実施例も、遮
光体を用いて映像表示部周辺の映像を不鮮明にするもの
であるが、接眼光学系を、映像を表示するLCD1側に
配置された両凸レンズ、観察者の眼球の瞳4側に配置さ
れた負メニスカスレンズの2枚のレンズを貼り合わせた
ダブレット7のみで構成し、LCD1とダブレット7の
間に遮光用枠6を配置してある。
【0076】この光学系の仕様は、0.7インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角20°、垂直画角15° 観察画角 :水平画角38°、垂直画角29° (良好結像画角は観察画角の約52%) である。本実施例でも、LCD1と相似形な遮光用枠6
を使用することで、LCD1最周辺の光束の主光線が観
察者の眼球4に到達しないようにしている。
【0077】遮光用枠6をLCD1から5mmの位置に
配置すれば、接眼光学系7による遮光用枠6の像は眼球
の瞳4から−88mmの位置となり、LCD1から10
mmの位置に配置すれば、眼球の瞳4から−46mmの
位置となる。
【0078】実施例9 この実施例は、接眼光学系として何れのものを用いる場
合であっても、映像表示素子としてLCDを用いる場合
の照明系に制御して映像表示部周辺の映像を不鮮明にす
るものであり、図12に示すように、周辺に向かうにつ
れ透過率が減少する遮光体8を、LCDの照明系とLC
Dの間に配置し、映像表示素子周辺の照明光を弱くする
ものである。
【0079】実施例10 映像表示素子としてLCDを用いる場合、通常の照明法
は、図13(b)に示すように、バックライト9をLC
D1に近接して配置するが、この実施例は、図13
(a)に示すように、バックライト9をLCD1から離
して配置することにより、照明ムラを発生させて映像表
示素子1周辺の映像を暗くして、映像表示部周辺の映像
を不鮮明にするものである。
【0080】実施例11 この実施例は、接眼光学系の透過率を制御する実施例で
あり、図14に示すように、実施例1〜8と同様に、映
像を表示するLCD1と、LCD1から発した映像光束
を観察者の眼球の瞳4に導くために、LCD1の光軸及
び観察者の視軸の交点にハーフミラー3が傾斜配置され
たビームスプリッタプリズム5と、ビームスプリッタプ
リズム5のLCD1と反対側の面に設けられた凹面鏡2
からなる光学系において、プリズム5にコートする凹面
鏡2の径を領域Aに制限し、その周囲を透過面又は吸収
面とする実施例である。
【0081】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角12°、垂直画角9° 観察画角 :水平画角38°、垂直画角29° (良好結像画角は観察画角の約32%) である。本実施例では、凹面鏡2におけるLCD1最周
辺の光束の主光線の位置から外側にはミラーコートしな
いことで、最周辺の光束の主光線が観察者の眼4に到達
しないようにしている。ミラーコートの範囲をさらに狭
くすれば、最周辺の光束を完全にカットすることができ
る。
【0082】実施例12 この実施例も、接眼光学系の透過率を制御する実施例で
あり、接眼光学系の構成は、図15に示すように、実施
例1〜8、11と同様であるが、ビームスプリッタプリ
ズム5に設けるハーフミラー3の範囲を領域Bに制限
し、その周囲を透過面とする実施例である。
【0083】この光学系の仕様は、1.3インチLCD
を用い、 良好結像画角:水平画角12°、垂直画角9° 観察画角 :水平画角38°、垂直画角29° (良好結像画角は観察画角の約32%) である。本実施例では、ハーフミラー面3の範囲を限定
することで、LCD1最周辺の光束の主光線が観察者の
眼球4に到達しないようにしている。ハーフミラー面3
の面積をさらに限定すれば、LCD1最周辺の光束を完
全にカットすることができる。
【0084】実施例13 この実施例は、拡散板を使用する例であり、図16に示
すように、周辺に向かうにつれて拡散効果が増加する拡
散板10を、公知の何れかの接眼光学系の内部あるいは
映像表示素子と接眼光学系の間に配置することによって
映像表示部周辺の映像を不鮮明にするものである。
【0085】実施例14 この実施例は、図17に示すように、映像表示素子の映
像11の周辺に外界像12を重ねて表示するものであ
り、そのためには、例えば図18に示すように、実施例
1〜8、11のような接眼光学系において、ビームスプ
リッタプリズム5の観察者の眼球4と反対側の面の前方
の中央部を遮光13し、その周囲を透過14状態にすれ
ばよい。
【0086】以下、上記実施例1〜8の逆追跡の数値デ
ータを示すが、これらのデータは全て、瞳孔4から映像
表示素子1に至る逆追跡の順で示してあり、全ての実施
例において、r0 は物体面を、r1 は瞳孔4を、r2
3 …は各レンズ面又は反射面の曲率半径を、d0 、d
1 、d2 …は各面間の間隔を、nd1、nd2…は各硝材の
d線の屈折率、νd1、νd2…は各硝材のアッベ数を表
し、r10は映像表示素子1を表す。また、θはLCD1
の法線とハーフミラー3の法線のなす角度(ハーフミラ
ー3の傾き)を表す。さらに、非球面形状は、 z=ch2 /{1+〔1−c2 (K+1)h21/2 } +Ah4 +Bh6 +Ch8 +Dh10 ・・・(7) で表される。ただし、 z :光軸でレンズに接する接平面からのずれ(サグ
値) c :近軸曲率 h :光軸からの距離 K :円錐定数 A :4次非球面係数 B :6次非球面係数 C :8次非球面係数 D :10次非球面係数である。
【0087】実施例1 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 66.16270 d2 = 14.000000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -14.000000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 86.34040 (2) d4 = 24.000000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 6.065328 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.176495×10-4 B= C= D= 0
【0088】実施例2 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 69.68840 d2 = 14.000000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -14.000000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 73.87907 (2) d4 = 24.000000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 3.797873 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.275606×10-4 B= C= D= 0
【0089】実施例3 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 72.89831 d2 = 16.000000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -16.000000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 79.01767 (2) d4 = 26.500000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 3.526499 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.552271×10-4 B= C= D= 0
【0090】実施例4 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 63.81664 d2 = 17.000000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -14.000000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=41.000000°) r4 = 79.69406 (2) d4 = 24.000000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 4.622182 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.398580×10-4 B= C= D= 0
【0091】実施例5 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 67.22728 d2 = 13.500000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -13.500000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 81.74063 (2) d4 = 23.000000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 (非球面) r5 = ∞ (非球面)d5 = 5.902159 r10= ∞ (1) 非球面係数 第4面 K= 0.000000 A= B= C= 0 D= 0.229171×10-14 第5面 K= 0.000000 A= 0.587853×10-5 B= 0.837441×10-7 C= D= 0
【0092】実施例6 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 70.19917 d2 = 15.000001 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -15.000001 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 80.07065 (2) d4 = 26.500000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 3.495833 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.852957×10-4 B=-0.132225×10-6 C=-0.458379×10-9 D= 0
【0093】実施例7 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 66.16270 d2 = 14.000000 nd1
=1.525400νd1 =56.3 r3 = ∞ (3) d3 = -14.000000 nd2
=1.525400νd2 =56.3 (θ=45.000000°) r4 = 86.34040 (2) d4 = 24.000000 nd3
=1.525400νd3 =56.3 r5 = ∞ (非球面)d5 = 6.065328 r10= ∞ (1) 非球面係数 第5面 K=-1.000000 A= 0.176495×10-4 B= C= D= 0
【0094】実施例8 r0 = ∞ (物体面)d0 =-1000.000000 r1 = ∞ (4) d1 = 20.000000 r2 = 18.04461 d2 = 5.000000 nd1
=1.846658νd1 =23.9 r3 = 12.03621 d3 = 8.000000 nd2
=1.620411νd2 =60.3 r4 = -29.43062 (非球面)d4 = 15.050168 r10= ∞ (1) 非球面係数 第4面 K=-1.000000 A= 0.500369×10-4 B=-0.261038×10-7 C= D= 0
【0095】以上説明した本発明の映像表示装置は、以
下のように構成することができる。 (1)映像表示部と、表示された映像を眼球へ投影する
接眼光学系とからなる映像表示装置において、映像表示
部周辺の映像を不鮮明にする手段を有することを特徴と
する映像表示装置。
【0096】(2)映像表示部の所定位置から周辺に向
かうにつれて像を徐々に暗くすることで、映像表示部周
辺の映像を不鮮明にするようにしたことを特徴とする上
記(1)記載の映像表示装置。
【0097】(3)映像表示素子から焦点深度以上離れ
た位置に、映像表示部最周辺の光束の少なくとも主光線
を遮断する手段を有することを特徴とする上記(2)記
載の映像表示装置。
【0098】(4)映像表示部最周辺の主光線を遮断す
る手段が、接眼光学系の一部の有効径を小さくするもの
であることを特徴とする上記(3)記載の映像表示装
置。
【0099】(5)映像表示部最周辺の主光線を遮断す
る手段が、接眼光学系の内部又は映像表示素子と接眼光
学系の間に配置した遮光体であることを特徴とする上記
(3)記載の映像表示装置。
【0100】(6)接眼光学系による遮光手段の像が、
眼球から25mm以上離れた位置に結像するようにした
ことを特徴とする上記(4)又は(5)記載の映像表示
装置。
【0101】(7)映像表示素子の接眼光学系による像
位置をA(m-1)、映像表示部最周辺の光束の少なくと
も主光線を遮光する手段の接眼光学系による像位置をB
(m-1)とするとき、 |A−B|>3m-1 を満足するようにしたことを特徴とする上記(3)記載
の映像表示装置。
【0102】(8)映像表示素子から焦点深度以上離れ
た位置に、映像表示部最周辺の光束全てを遮断する手段
を有することを特徴とする上記(3)記載の映像表示装
置。
【0103】(9)接眼光学系の焦点距離をf(mm)
とするとき、映像表示部最周辺の光束全てを遮光する手
段を、映像表示素子からf2 /333(mm)以上離れ
た位置に配置することを特徴とする上記(8)記載の映
像表示装置。
【0104】(10)映像表示素子の周辺に向かうにつ
れて、映像表示素子照明光の照度を小さくするようにし
たことを特徴とする上記(2)記載の映像表示装置。
【0105】(11)映像表示素子と映像表示素子照明
系の間に遮光体を配置することを特徴とする上記(1
0)記載の映像表示装置。
【0106】(12)映像表示素子照明系を映像表示素
子から離すことを特徴とする上記(10)記載の映像表
示装置。
【0107】(13)接眼光学系の有効径周辺の透過率
が有効径中心の透過率より小さくしたことを特徴とする
上記(2)記載の映像表示装置。
【0108】(14)接眼光学系に含まれるミラーの反
射率が有効径の周辺で小さくしたことを特徴とする上記
(13)記載の映像表示装置。
【0109】(15)映像表示素子の周辺に向かうにつ
れて、接眼光学系の主光線が映像表示素子となす角が徐
々に大きくなるようにしたことを特徴とする上記(2)
記載の映像表示装置。
【0110】(16)接眼光学系の主光線が映像表示素
子となす角が、映像表示素子の最周辺において15°以
上であることを特徴とする上記(15)記載の映像表示
装置。
【0111】(17)映像表示部内の所定位置から最周
辺に向かうにつれて解像度が劣化するようにしたことを
特徴とする上記(1)記載の映像表示装置。
【0112】(18)映像表示素子の周辺に向かうにつ
れて、接眼光学系のコマ収差又は非点収差の少なくとも
一方が増加することを特徴とする上記(17)記載の映
像表示装置。
【0113】(19)映像表示素子の周辺に向かうにつ
れて、拡散効果が増加する拡散板を使用することを特徴
とする上記(17)記載の映像表示装置。
【0114】(20)接眼光学系が、ハーフミラーと凹
面ミラーを有することを特徴とする上記(1)記載の映
像表示装置。
【0115】(21)接眼光学系が、映像表示部の中心
部は口径食なく投影し、この領域から外に向かうにつれ
て、口径食が増加すると共に、非点収差とプラスのティ
ストーションが増加することを特徴とする上記(20)
記載の映像表示装置。
【0116】(22)ディストーションの量が映像表示
素子の対角位置で10%以上であることを特徴とする上
記(21)記載の映像表示装置。
【0117】(23)口径食なく結像する領域が、観察
画角の50〜90%の範囲にあることを特徴とする上記
(21)記載の映像表示装置。
【0118】(24)凹面ミラーの有効径を小さくする
ことによって、映像表示素子周辺の光束に口径食を与え
ることを特徴とする上記(23)記載の映像表示装置。
【0119】(25)接眼光学系が、ハーフミラーを有
するプリズムを含むことを特徴とする上記(20)記載
の映像表示装置。
【0120】(26)プリズムがプラスチック製である
ことを特徴とする上記(25)記載の映像表示装置。
【0121】(27)映像表示素子側のプリズム端面、
又は、映像表示素子とプリズムの間に配置されたレンズ
が非球面であって、有効径内の所定位置までは、光軸か
ら離れるに従って付加される凹パワーが増加する非球面
であることを特徴とする上記(25)記載の映像表示装
置。
【0122】(28)映像表示素子側のプリズム端面、
又は、映像表示素子とプリズムの間に配置されたレンズ
が、光軸周辺のパワーに比べて有効径周辺部でのパワー
が正方向にシフトしていることを特徴とする上記(2
5)記載の映像表示装置。
【0123】(29)接眼光学系のアイリリーフが20
mm以上であることを特徴とする上記(20)記載の映
像表示装置。
【0124】(30)接眼光学系が、映像表示素子の映
像の周辺に外界像を重ねて表示するようにしたことを特
徴とする上記(1)記載の映像表示装置。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像表示部周辺の映像を不鮮明にする手段を有し、臨場
感のある映像を投影する、コンパクトで軽量な広画角頭
部装着式映像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像表示部最周辺の主光線を遮断する手段を採
用した頭部装着式映像表示装置の1つの光学系を示す光
路図である。
【図2】図1の光学系のアイリリーフを短くした場合の
光路図である。
【図3】図1の光学系のアイリリーフをさらに短くした
場合の光路図である。
【図4】実施例1の光学系の光路図である。
【図5】実施例2の光学系の光路図である。
【図6】実施例3の光学系の光路図である。
【図7】実施例4の光学系の光路図である。
【図8】実施例5の光学系の光路図である。
【図9】実施例6の光学系の光路図である。
【図10】実施例7の光学系の光路図である。
【図11】実施例8の光学系の光路図である。
【図12】実施例9で用いる遮光体の平面図である。
【図13】実施例10で用いるLCDの照明法を説明す
るための図である。
【図14】実施例11の光学系の光路図である。
【図15】実施例12の光学系の光路図である。
【図16】実施例13で用いる拡散板の平面図である。
【図17】実施例14によって得られる表示画面を示す
図である。
【図18】図17の表示画面を得るための構成の1例を
示すための図である。
【図19】従来の頭部装着式映像表示装置の1例の構成
を示すための図である。
【図20】従来の他の頭部装着式映像表示装置の構成を
示すための図である。
【図21】図20の光学系の変形の構成を示すための図
である。
【符号の説明】
1…映像表示素子(LCD) 2…凹面ミラー(凹面鏡) 3…ハーフミラー 4…眼球の瞳位置 5…ビームスプリッタプリズム 6…遮光用枠 7…ダブレットレンズ 8…遮光体 9…バックライト 10…拡散板 11…映像 12…外界像 13…遮光領域 14…透過領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像表示部と、表示された映像を眼球へ
    投影する接眼光学系とからなる映像表示装置において、
    映像表示部周辺の映像を不鮮明にする手段を有すること
    を特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 映像表示部の所定位置から周辺に向かう
    につれて像を徐々に暗くすることで、映像表示部周辺の
    映像を不鮮明にするようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の映像表示装置。
  3. 【請求項3】 映像表示部内の所定位置から最周辺に向
    かうにつれて解像度が劣化するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の映像表示装置。
  4. 【請求項4】 接眼光学系が、ハーフミラーと凹面ミラ
    ーを有することを特徴とする請求項1記載の映像表示装
    置。
  5. 【請求項5】 接眼光学系が、映像表示素子の映像の周
    辺に外界像を重ねて表示するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の映像表示装置。
JP6119961A 1994-06-01 1994-06-01 映像表示装置 Withdrawn JPH07325266A (ja)

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