JPH07325137A - 閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサ - Google Patents

閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサ

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JPH07325137A
JPH07325137A JP6118875A JP11887594A JPH07325137A JP H07325137 A JPH07325137 A JP H07325137A JP 6118875 A JP6118875 A JP 6118875A JP 11887594 A JP11887594 A JP 11887594A JP H07325137 A JPH07325137 A JP H07325137A
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JP
Japan
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core
magnetic
sensor
coil
exciting coil
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JP6118875A
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English (en)
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幸夫 ▲浜▼崎
Yukio Hamazaki
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数個のセンサを近接配置して用い得る高感
度な閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサを提供す
ることである。 【構成】 本発明のマイクロフラックスゲートセンサ
は、高透磁率の磁性材料で作られたコア2と、該コアを
交流的に励磁するために該コアに巻き付けられた励磁コ
イル3と、同じくコア2に巻き付けられて励磁コイルの
磁束の変化を検出する検出用コイル4とからなるフラッ
クスゲート磁気センサを遮蔽するための磁性筐体7を具
備し、この磁性筐体7がコア2と磁気的に結合してい
る。また、本発明の上記センサはマイクロマシンニング
技術によってシリコン基板1上に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフラックスゲート磁気
センサを小型にするために、シリコン基板上に構成した
マイクロ磁気デバイスとしての磁気センサ(以下、これ
をマイクロフラックスゲートセンサと言う)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、シリコンを半導体素子材料として
だけでなくセンサ材料として用いる試みがなされてい
る。信頼性が高く、量産性や低コスト化、あるいは集積
回路との一体化による高機能化等を実現可能にするシリ
コンの優れた点が注目されているからである。
【0003】このようなシリコンの特徴を生かして、常
温で使用できる磁気センサとしては最も高感度であるフ
ラックスゲート磁気センサとシリコンを用いたマイクロ
マシンニング技術とを組み合わせたマイクロフラックス
ゲートセンサの試作が既になされている。(Thomas Sei
tz, "Fluxgate Sensor in Planar Microtechnology",Se
nsors and Actuators, A21 -A23, pp.799-802, 1990 お
よび S. Kawanami etal., "A fluxgate magnetic senso
r with micromachined solenoids and elec-troplated
permalloy cores", Tech. Dig. of Transducers '93, p
p.888-891,1993参照) フラックスゲート磁気センサの基本的な構成要素は、高
透磁率の磁性材料で作られたコアと、このコアを交流的
に励磁するために該コアに巻き付けられた励磁コイル
と、この励磁コイルと同じようにコアに巻き付けられた
検出用コイルとである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記2つの従来例にお
いて試作されたマイクロフラックスゲートセンサは磁気
回路の面では開磁路型であるために、励磁コイルからの
磁束が外部に漏れる。その結果、センサを単独で使用す
る場合には特に問題はないが、複数個のセンサを近接配
置して用いる場合には、個々のセンサの磁界が相互に影
響し合って正確な測定を行うことができない。従って、
例えば地中に埋設されたガス管の内部の腐食状態を検出
するために複数個のマイクロフラックスゲートセンサを
近接配置して用いるなどの場合には、隣接センサから発
生する磁気に影響されない閉磁路型のマイクロフラック
スゲートセンサの出現が望まれる。なお、上記2つの従
来例を閉磁路型に構成することはそれらの構造上および
製造上の問題から不可能である。
【0005】本発明は従来技術における上記課題を解決
するために為されたもので、その目的とするところは、
複数個のセンサを近接配置して用い得る高感度な閉磁路
型マイクロフラックスゲートセンサを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の主なる態様によれば、高透磁率の磁性材料
で作られたコアと、該コアを交流的に励磁するために該
コアに巻き付けられた励磁コイルと、同じく前記コアに
巻き付けられた検出用コイルとからなるフラックスゲー
ト磁気センサを遮蔽するための磁性筐体を具備し、該磁
性筐体が前記コアと磁気的に結合していることを特徴と
する閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサが提供さ
れる。
【0007】本発明のもう1つの態様によれば、上記主
態様に記載のコアと、励磁コイルと、検出用コイルと、
磁性筐体とがマイクロマシンニング技術によってシリコ
ン基板上に形成されたことを特徴とする閉磁路型マイク
ロフラックスゲートセンサが提供される。
【0008】本発明の別の態様によれば、上記各態様の
いずれか一方に記載の励磁コイルと検出用コイルとが平
面的位置関係において互いにずれていることを特徴とす
る閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサが提供され
る。
【0009】本発明の更に別の態様によれば、上記各態
様のいずれか一つの態様に記載の閉磁路型マイクロフラ
ックスゲートセンサが複数個近接配置されたことを特徴
とするセンサユニットが提供される。
【0010】
【作用】フラックスゲート磁気センサのコアと磁気的に
結合する磁性筐体によってセンサ全体を遮蔽し、閉磁路
型センサに構成したので、励磁コイルからの磁束が外部
に漏れなくなる。従って、複数個のマイクロフラックス
ゲートセンサが近接配置して用いられ得る。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面に示した好ましい一実施例
に関連して本発明を更に詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の閉磁路型マイクロフラック
スゲートセンサの一実施例を示す縦断面図である。図1
から明らかなように、この実施例は、コア2と、このコ
ア2を交流的に励磁するためにコア2に巻き付けた励磁
コイル3と、励磁コイル3の磁束を検出するために同じ
くコア2に巻き付けた検出用コイル4とから成るフラッ
クスゲート磁気センサを、磁性筐体7で囲むように、シ
リコン基板1上にマイクロマシンニングによって形成さ
れてたものである。
【0013】なお、コア2および磁性筐体7の材料とし
ては、例えばFeNi(パーマロイ)のような高透磁率
の磁性材料(軟磁性材料)が用いられ、また励磁コイル
3および検出用コイル4の材料としてCu、Au、Ni
またはPt等の低抵抗率金属が利用され得るが、この中
から電着成膜材としてCuが好適に用いられる。
【0014】シリコン基板1と磁性筐体7の底部7aと
の間および磁性筐体7の底部7aと励磁コイル3との間
にはそれぞれSiO2 、SiN、またはポリイミド等で
成膜された第1および第2絶縁膜5、8があり、また励
磁コイル3と検出用コイル4との間および検出コイル4
と磁性筐体7の頂部7cとの間にはそれぞれポリイミド
で成膜された層間絶縁膜10aおよび保護膜10bがあ
る。
【0015】更に、コア2の両側には磁性筐体7の側壁
7bが所定の間隔を空けてそれぞれ一体的に形成されて
いる。
【0016】図1には励磁コイル3および検出用コイル
4をそれぞれ単層で示したが、いずれか一方または双方
ともが所定位置で上下方向に互いに連結された複数層で
あって良いことは言うまでもない。何故なら、これらの
コイルの巻き数が多くなればなるほどセンサとしての性
能が向上するからである。また、これらの各コイルには
外部の処理回路等に接続されるコンタクト(図示せず)
が所定位置に形成されている。
【0017】図1に示した実施例の平面構成が図1にお
ける線IIーIIに沿った断面図である図2に示される。図
2から明らかなように、励磁コイル3および検出用コイ
ル4はいずれもコア2の回りに渦巻き状に形成されてい
る。更に、上方に形成された検出用コイル4と下方に形
成された励磁コイル3とが互いにずれた位置になってい
ることが判る。これは各層をマイクロマシンニングによ
って順次形成する際に、層の表面の凹凸を減らしできる
限り平らにするためであって、必ずしも位置をずらす必
要はない。
【0018】続いて、本発明の閉磁路型マイクロフラッ
クスゲートセンサの上記一実施例に関するマイクロマシ
ンニングによる製造プロセスを図3乃至図7を参照しな
がら説明する。
【0019】まず、図3の(A)に示されるように、シ
リコン基板1の表面に例えばSiO2 のような第1絶縁
膜5を略5000Åの厚さに成膜する。続いて、磁性材
料を電着するための例えばAuのような第1下地金属膜
6aをスパッタリング装置または蒸着装置を用いて絶縁
膜5の上に略5000Åの厚さに成膜する。その後、例
えばFeNi(パーマロイ)のような高透磁率材料から
なる磁性膜7aを10μm以上の厚さに電着する。この
磁性膜7aが磁性筐体7の底部になる。ただし、磁性膜
7aを電着で成膜しない場合は、第1下地金属膜6aを
成膜する必要はない。磁性膜7aを成膜後、その上に例
えばSiNのような第2絶縁膜8を略5000Åの厚さ
に成膜する。そして、第1層の励磁コイル3を電着する
ために、例えばAuのような第2下地金属膜6bをスパ
ッタリング装置および蒸着装置を用いて第2絶縁膜8の
上に略5000Åの厚さに成膜する。
【0020】なお、上記プロセス中、第1絶縁膜5とし
てSiO2 以外にSiNまたはポリイミドを使うことが
でき、また第2絶縁膜8としてSiN以外にSiO2
たはポリイミドを使うことができ、さらに第1および第
2下地金属膜6a,6bとしてAu以外にCr、Ptま
たはCu等の金属が用いられ得る。
【0021】次に、図3の(B)に示されるように、第
1層の励磁コイル3を電着する際の型となるレジスト9
aを10μm以上の厚さに塗布した後、励磁コイル3の
電着該当箇所がパターニングによって除去され、深さが
10μm以上で、かつ底面が第2下地金属膜6bの表面
であり、平面的には渦巻き状の凹部が形成される。
【0022】なお、レジスト9aとしては、10μm以
上の厚膜に成膜できること、パターンの解像性が良いこ
と、そして電着後の剥離性が良いことを満たすものであ
ればすべて使用可能である。一例としてはヘキスト社の
AZ4903(ポジレジスト)がある。
【0023】励磁コイル電着用の型が形成された後、図
3の(C)に示されるように、励磁コイル3の電着がレ
ジスト9aの厚みに達するまで行われる。電着金属とし
てはCu、Au、Ni、Pt等の低抵抗率の金属が望ま
しい。
【0024】続いて、図4の(D)に示されるように、
励磁コイル電着用の型として用いたレジスト9aが剥離
される。
【0025】図4の(E)に示されるプロセスでは、励
磁コイル3の電着の下地となった第2下地金属膜6bの
スパッタエッチングがシリコン基板1の全面にわたって
行われる。このスパッタエッチングは第2絶縁膜8の表
面の第2下地金属膜6bが除去されるまで行われる。そ
の際、励磁コイル3として電着した金属膜もエッチング
を受けるが、第2下地金属膜6bに比べ膜厚が十分厚い
のでそのエッチング量は問題にならない。なお、このス
パッタエッチングには、アルゴン、窒素などの不活性ガ
スが用いられる。
【0026】さらに、図4の(F)に示されるように、
励磁コイル3が形成され、第2下地金属膜6bが除去さ
れた後に、励磁コイル(第1層コイル)3とその上層に
形成される検出コイル(第2層コイル)4との間を埋め
る第1層間絶縁膜10aが略20μmの厚さで成膜され
る。この第1層間絶縁膜10aとしては、10μm以
上の膜厚に成膜できること、化学的に安定しているこ
と、熱的に安定であること、そして絶縁膜としての
電気的な特性が優れていること、の条件を満たせば良
い。一例として東レ社のフォトニース5100FXがあ
る。
【0027】続いて、図5の(G)に示されるように、
検出コイル4を電着するために第3下地金属膜6cがス
パッタリング装置および蒸着装置を用いて略5000Å
の厚さに成膜される。この第3下地金属膜6cに用いら
れる金属は第2下地金属膜6bと同じである。
【0028】第3下地金属膜6cの成膜後、図5の
(H)に示されるように、検出コイル4の電着のための
型となるレジスト9bが第3下地金属6c上に10μm
以上の厚さで塗布され、前述の図3Bのプロセスと同様
に検出コイル4の電着該当箇所にパターニングが施さ
れ、深さが10μm以上で、かつ底面が第3下地金属膜
6cの表面であり、平面的には渦巻き状の凹部が形成さ
れる。ここで用いれれるレジスト9bは前述のレジスト
9aと同じである。
【0029】検出コイル電着用の型が形成された後、図
5の(I)に示されるように、検出コイル4の電着がレ
ジスト9bの厚みに達するまで行われる。電着金属とし
ては励磁コイル3と同じ材料が用いられる。
【0030】検出コイル4の電着が終了した後、図6の
(J)に示されるように、レジスト9bが剥離される。
【0031】図6の(K)に示されるプロセスは前述の
図4の(E)のプロセスと同様で、検出コイル4の電着
の下地となった第3下地金属膜6cの除去のためのスパ
ッタエッチングがシリコン基板1の全面にわたって行わ
れる。その際、検出コイル4として電着した金属膜もエ
ッチングを受けるが、第3下地金属膜6cに比べ膜圧が
十分厚いのでそのエッチング量は無視することができ
る。このスパッタエッチングにはアルゴン、窒素等の不
活性ガスが用いられる。
【0032】スパッタエッチングの終了後、図6の
(L)に示されるように、検出コイル(第2層コイル)
4の保護膜10bが略20μmの厚さで成膜される。こ
の保護膜10bにはレジストまたはポリイミド等が用い
られ得る。
【0033】次に、コア2および磁性筐体7の側壁7b
および頂部7cの電着プロセスが図7を参照して説明さ
れる。
【0034】図7の(M)では、励磁コイル3および検
出コイル4の両渦巻きの平面的中央に相当する箇所の第
1層間絶縁膜10aおよび保護膜10bと、両渦巻きの
平面的周囲に相当する箇所の第1層間絶縁膜10aおよ
び保護膜10bとをRIE(リアクティブ・イオン・エ
ッチング)等のドライエッチングによってそれぞれ除去
することによって、コア2を電着する中央箇所では10
μm以上の幅を有し、側壁7bを電着する周囲箇所では
5〜10μmの幅を有し、そしていずれも第2絶縁膜8
に達する深さを有する複数箇所の凹部が形成される。
【0035】さらに、図7の(N)に示されるように、
第1層間絶縁膜10aおよび保護膜10bを貫通して形
成された各凹部の底面に相当する第2絶縁膜をエッチン
グによって除去し、コア2および側壁7bをこれらの凹
部内に電着によって形成するための下地金属膜として磁
性膜7aの表面を露出させる。
【0036】続いて、図7の(O)に示されるように、
コア2および側壁7bの電着が同時に行われる。電着さ
れる金属材料は磁性膜7aと同じFeNiが好適に用い
られるが、高透磁率の材料であれば良い。コア2および
側壁7bの電着は保護膜10bの表面に達するまで行わ
れ、さらにその後、磁性筐体7の頂部7cを形成するた
めにスパッタリング装置等を用いて10μm以上のFe
Ni膜が形成される。
【0037】なお、図示しないが、保護膜10bおよび
第1層間絶縁膜のそれぞれ一部にRIE等のドライエッ
チングが施され、そこに各コイルのための出力端子が電
着されることは言うまでもない。
【0038】また、上記実施例では、励磁および検出コ
イル3、4を四角形の渦巻き(図2参照)としたが、他
の形状であっても良い。
【0039】さらに、図示の実施例では1個のセンサの
製造が示されているが、複数個のセンサが1つのシリコ
ン基板上に同時に製造され、個々に切り離されることも
また言うまでもない。
【0040】以上の説明は単に本発明の好適な実施例の
例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはな
い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロフラックスゲ
ートセンサのコアと磁気的に結合する磁性筐体によって
センサ全体を遮蔽し、閉磁路型センサに構成したので、
励磁コイルからの磁束を外部に漏らさないようにするこ
とができる。従って、検出位置をより正確にキャッチで
きるように複数個のマイクロフラックスゲートセンサを
近接配置して用いることができる。
【0042】更に、シリコンを利用したマイクロマシン
ニング技術による製造が可能となるので、微弱な磁場変
化を検出し得る高感度センサを安価な製造コストで大量
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施例の平面構成を示すために図1に
おける線IIーIIに沿って得られた断面図である。
【図3】本発明の実施例のマイクロマシニングによる製
造プロセスを示すプロセスチャートである。
【図4】本発明の実施例のマイクロマシニングによる製
造プロセスを示すプロセスチャートである。
【図5】本発明の実施例のマイクロマシニングによる製
造プロセスを示すプロセスチャートである。
【図6】本発明の実施例のマイクロマシニングによる製
造プロセスを示すプロセスチャートである。
【図7】本発明の実施例のマイクロマシニングによる製
造プロセスを示すプロセスチャートである。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 コア 3 励磁コイル 4 検出用コイル 5 第1絶縁膜 6a 第1下地金属 6b 第2下地金属 6c 第3下地金属 7 磁性筐体 7a 底部 7b 側壁 7c 頂部 8 第2絶縁膜 9a レジスト膜 9b レジスト膜 10a 層間絶縁膜 10b 保護膜

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高透磁率の磁性材料で作られたコアと、
    該コアを交流的に励磁するために該コアに巻き付けられ
    た励磁コイルと、同じく前記コアに巻き付けられた検出
    用コイルとからなるフラックスゲート磁気センサを遮蔽
    するための磁性筐体を具備し、該磁性筐体が前記コアと
    磁気的に結合していることを特徴とする閉磁路型マイク
    ロフラックスゲートセンサ。
  2. 【請求項2】 前記コアと、前記励磁コイルと、前記検
    出用コイルと、前記磁性筐体とがマイクロマシンニング
    技術によってシリコン基板上に形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の閉磁路型マイクロフラックスゲー
    トセンサ。
  3. 【請求項3】 前記励磁コイルと前記検出用コイルとが
    平面的位置関係において互いにずれていることを特徴と
    する請求項1および2のいずれか一方に記載の閉磁路型
    マイクロフラックスゲートセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一方に記載
    の閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサが複数個近
    接配置されたことを特徴とするセンサユニット。
JP6118875A 1994-05-31 1994-05-31 閉磁路型マイクロフラックスゲートセンサ Withdrawn JPH07325137A (ja)

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