JPH0732504Y2 - 整列積載装置 - Google Patents
整列積載装置Info
- Publication number
- JPH0732504Y2 JPH0732504Y2 JP1557689U JP1557689U JPH0732504Y2 JP H0732504 Y2 JPH0732504 Y2 JP H0732504Y2 JP 1557689 U JP1557689 U JP 1557689U JP 1557689 U JP1557689 U JP 1557689U JP H0732504 Y2 JPH0732504 Y2 JP H0732504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer table
- rear plate
- horizontal
- front plate
- conveyor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、重ね合わせ積載された枚葉シート束などブロ
ッ状の物品を、パレットなど所定の積載台上に縦、横整
列して積載するための整列積載装置に関する。
ッ状の物品を、パレットなど所定の積載台上に縦、横整
列して積載するための整列積載装置に関する。
(従来の技術) ブロック状の物品を整列して積載するための装置として
は、例えば第5図に示すように、水平方向に前進後退可
能な移送台1と、その前進方向の停止位置の前方と後方
とにそれぞれ相対する前方板2と後方板3とを設け、該
前方板及び後方板の相対間隔内の下側に昇降可能な積載
台4を設けた整列積載装置あり、該積載台4又は該台4
上に載せたパレット台(図示せず)上に、ブロック毎に
ブロック状物品を積載するものである。移送台1上に所
定の搬送装置により搬送されてくる物品A2は(イ)移送
装置1の前進動作により、(ロ)物品積載台4の真上に
位置させ、前方板2に物品A2の前面を当接させて、後方
板3先端部を移送台1上に下降動作させて物品A2の後面
に当接させる。次に、(ハ)移送台1を後退動作させて
物品A2の下側より該移送台1を引き抜き、積載物品A2よ
り引き抜き、積載物品A2を積み重ねるものである。
は、例えば第5図に示すように、水平方向に前進後退可
能な移送台1と、その前進方向の停止位置の前方と後方
とにそれぞれ相対する前方板2と後方板3とを設け、該
前方板及び後方板の相対間隔内の下側に昇降可能な積載
台4を設けた整列積載装置あり、該積載台4又は該台4
上に載せたパレット台(図示せず)上に、ブロック毎に
ブロック状物品を積載するものである。移送台1上に所
定の搬送装置により搬送されてくる物品A2は(イ)移送
装置1の前進動作により、(ロ)物品積載台4の真上に
位置させ、前方板2に物品A2の前面を当接させて、後方
板3先端部を移送台1上に下降動作させて物品A2の後面
に当接させる。次に、(ハ)移送台1を後退動作させて
物品A2の下側より該移送台1を引き抜き、積載物品A2よ
り引き抜き、積載物品A2を積み重ねるものである。
この場合、第5図(ロ)に示すように最初に積載されて
いる積載物品A1と次の物品A2との間に、少なくとも移送
台1の厚さ以上の空隙が必要であり、移送台1を積載物
品A2の下側より引き抜くとき、第5図(ハ)に示すよう
に移送台1の動摩擦力によって該移送台1に接する積載
物品A2の下側の枚葉シートにずれが発生して、整列積載
に不揃いが発生し易い。
いる積載物品A1と次の物品A2との間に、少なくとも移送
台1の厚さ以上の空隙が必要であり、移送台1を積載物
品A2の下側より引き抜くとき、第5図(ハ)に示すよう
に移送台1の動摩擦力によって該移送台1に接する積載
物品A2の下側の枚葉シートにずれが発生して、整列積載
に不揃いが発生し易い。
(考案の目的) 本考案は、上記不揃いの発生を防止することを目的とす
るものである。
るものである。
(考案の構成) 本考案は、水平方向に前進後退移動可能な水平移送台
と、前進移動した移送台の停止位置の前後に所定間隔を
もって相対するそれぞれ上昇下降可能な前方板と後方板
とを設け、該停止位置の下側に昇降可能な積載台を設け
た整列積載装置において、前方板の外側から前方板と後
方板との相対間隔内に突入後退動作する水平コンベア装
置を設け、該コンベア装置の突入及び後退動作方向に対
して、該コンベア装置上面のコンベア送行動作方向を互
いに逆向きにしたことを特徴とする整列積載装置であ
る。
と、前進移動した移送台の停止位置の前後に所定間隔を
もって相対するそれぞれ上昇下降可能な前方板と後方板
とを設け、該停止位置の下側に昇降可能な積載台を設け
た整列積載装置において、前方板の外側から前方板と後
方板との相対間隔内に突入後退動作する水平コンベア装
置を設け、該コンベア装置の突入及び後退動作方向に対
して、該コンベア装置上面のコンベア送行動作方向を互
いに逆向きにしたことを特徴とする整列積載装置であ
る。
(考案の作用) 本考案は、相対する位置にある上昇下降動作可能な垂直
前方板と垂直後方板との相対間隔内に、該前方板と後方
板に対して直交する方向に同一高さに水平に突入後退動
作する水平移送台と水平コンベア装置とを設けたもの
で、積載のための物品を載置した水平移送台は、前方板
と後方板との間に突入動作した後に水平方向に後退復帰
動作しながら物品下側より引き抜き動作され、引き抜き
動作と同時に該移送台の先端部に対して同一高さに先端
部を近接相対するように水平コンベア装置が突入動作す
る。そして、そのとき移送台の後退速度に対して同速度
で突入動作する水平コンベア装置の速度に対して上面コ
ンベア送行速度を逆方向且つ大にすることによって、移
送台の引き抜き方向と逆方向に、物品下側を引き戻す作
用を得るものである。これによって移送台の引き抜き動
作によって生ずる物品下側のずれを修正しながら、物品
下側より移送台を引き抜き、物品が水平コンベア装置に
受け渡された後は、水平コンベア装置を後退動作させ
る。このとき、後退動作速度と同速度且つ逆向きに上面
コンベアを送行させながら、水平コンベア装置を後退復
帰させることによって物品を積載台上に整列積載できる
ものである。
前方板と垂直後方板との相対間隔内に、該前方板と後方
板に対して直交する方向に同一高さに水平に突入後退動
作する水平移送台と水平コンベア装置とを設けたもの
で、積載のための物品を載置した水平移送台は、前方板
と後方板との間に突入動作した後に水平方向に後退復帰
動作しながら物品下側より引き抜き動作され、引き抜き
動作と同時に該移送台の先端部に対して同一高さに先端
部を近接相対するように水平コンベア装置が突入動作す
る。そして、そのとき移送台の後退速度に対して同速度
で突入動作する水平コンベア装置の速度に対して上面コ
ンベア送行速度を逆方向且つ大にすることによって、移
送台の引き抜き方向と逆方向に、物品下側を引き戻す作
用を得るものである。これによって移送台の引き抜き動
作によって生ずる物品下側のずれを修正しながら、物品
下側より移送台を引き抜き、物品が水平コンベア装置に
受け渡された後は、水平コンベア装置を後退動作させ
る。このとき、後退動作速度と同速度且つ逆向きに上面
コンベアを送行させながら、水平コンベア装置を後退復
帰させることによって物品を積載台上に整列積載できる
ものである。
(実施例) 本考案装置を一実施例に従って詳細に説明すれば、第1
図は本考案装置の概要側面図である。
図は本考案装置の概要側面図である。
水平方向に前進後退可能な水平移送台5を設け、該移送
台5の前進方向停止位置に垂直前方板6と該前方板6と
相対する垂直後方板7とを備える。そして、該水平移送
台5と同一高さにあって、前方板6の外側から前方板6
と後方板7との相対間に水平に突入後退動作する水平コ
ンベア装置9を設ける。移送台5とコンベア装置9の各
々先端部を互いに衝突しない位置まで近接させ突き合わ
せることができるようになっている。前方板6と後方板
7との間の下側には昇降可能な積載台8を設ける。移送
台5の先端部10は、該台5の上面が徐々に先端に向って
下り傾斜面10aを備え、先細りになっている。
台5の前進方向停止位置に垂直前方板6と該前方板6と
相対する垂直後方板7とを備える。そして、該水平移送
台5と同一高さにあって、前方板6の外側から前方板6
と後方板7との相対間に水平に突入後退動作する水平コ
ンベア装置9を設ける。移送台5とコンベア装置9の各
々先端部を互いに衝突しない位置まで近接させ突き合わ
せることができるようになっている。前方板6と後方板
7との間の下側には昇降可能な積載台8を設ける。移送
台5の先端部10は、該台5の上面が徐々に先端に向って
下り傾斜面10aを備え、先細りになっている。
第2図は第1図の平面図であり、移送台5の先端部10及
び後方板7は、互いに直交方向に嵌挿交差可能な櫛歯状
になっている。一方、水平コンベア装置9はその先端部
9aより該コンベアの必要長さ分だけ櫛歯状になってお
り、前方板6は同様に前記先端部9aに対して嵌挿交差可
能な櫛歯状になっている。そして、移送台5と水平コン
ベア装置9の各々先端部10,9aは、互いにその上面が概
略平坦な連続平面になるように嵌合可能な櫛歯状になっ
ていることが望ましい。移送台5の上面5aには、前記先
端部10の櫛歯状空隙部10b相当部分より移送台5上面に
連続して溝部5bを備え、該溝部5bには前記後方板7の櫛
歯部分が嵌合できるようにすることができる。9bは水平
コンベア装置9の櫛歯状の空隙部、9c,9dはコンベア装
置9の両端プーリー、9eは例えばエンドレスベルトであ
る。なお、コンベア装置9はエンドレスベルト方式以外
に、例えばローラーコンベア方式でもよい。
び後方板7は、互いに直交方向に嵌挿交差可能な櫛歯状
になっている。一方、水平コンベア装置9はその先端部
9aより該コンベアの必要長さ分だけ櫛歯状になってお
り、前方板6は同様に前記先端部9aに対して嵌挿交差可
能な櫛歯状になっている。そして、移送台5と水平コン
ベア装置9の各々先端部10,9aは、互いにその上面が概
略平坦な連続平面になるように嵌合可能な櫛歯状になっ
ていることが望ましい。移送台5の上面5aには、前記先
端部10の櫛歯状空隙部10b相当部分より移送台5上面に
連続して溝部5bを備え、該溝部5bには前記後方板7の櫛
歯部分が嵌合できるようにすることができる。9bは水平
コンベア装置9の櫛歯状の空隙部、9c,9dはコンベア装
置9の両端プーリー、9eは例えばエンドレスベルトであ
る。なお、コンベア装置9はエンドレスベルト方式以外
に、例えばローラーコンベア方式でもよい。
第3図は、本考案装置の駆動機構の位置実施例の工面図
であり、移送台5の位置側端部に設けたブラケット5b,5
bを設け、該ブラケットを摺動ガイドするガイドシャフ
ト11を設け、移送台5の一側端部前後にスプロケット5
c,5dを設け、該スプロケット5c,5dに巻回するチエン5e
を設け、そのチエン5e両端を前記ブラケット5b,5bに連
結する。そして、該スプロケット5c,5dの一方を駆動回
転させることによって、移送台5をガイドシャフト11に
沿って水平に前進後退移動可能である。続いて、第3図
本考案装置の一実施例における前方板6、後方板7、水
平コンベア装置9の各動作機構を説明する。まず前方板
6は、ブラケット12に取付け固定されている。該ブラケ
ット12はガイドステー13に沿って上下方向に移動調整で
きるが、一旦調整して位置決めした後はステー13に対し
て固定する。14はステー13を支持するフレームであり、
メインガイドレール19に沿ってエアーシリンダー、油圧
シリンダーなどの駆動装置18によって水平に前進後退移
動可能なブラケット17の一端に取付け固定されている。
次に後方板7は、ブラケット20に取付け固定され、該ブ
ラケット20はガイドステー21に沿って上下方向の所定高
さに移動調整でき、調整位置決めされた後はステー21に
対して固定される。ステー21は下向きエアーシリンダ
ー、油圧シンダーなど駆動装置24の駆動ロッド24aの先
端に取付け固定され、該駆動装置24は、メインガイドレ
ール19に沿ってエアーシリンダー、油圧シリンダーなど
駆動装置25によって水平に前進後退移動可能なブラケッ
ト23の下側に取付け固定されたフレーム22に取付け固定
されている。次に水平コンベア装置9について説明すれ
ば、メインガイドレール19に沿って前進後退可能なブラ
ケット17に備える水平方向溝ガイド17aに沿って上端部
が摺動移動可能なL字型のフレーム16を設け、該フレー
ム16の下端部にある偏平な細長い支持アーム16aの先端
部にプーリー9cを、他端部にプーリー9dを軸支して設け
る。該プーリー9c,9d間にガイドプーリー9f,9fを介して
エンドレスベルト9eを支持アーム16aの上面より僅少高
い位置にて走行するように巻回する。プーリー9c,9d間
の上面ベルト下側には該ベルトを下側より支持するため
の支持ローラーを適宜設置することができる。他端部の
プーリー9dは、駆動モーター16bの駆動プーリー9gと該
プーリー9dとの間に巻回する伝動ベルト、チエン9hによ
って回転し、水平コンベア装置9のコンベアベルト9eを
送行させるものである。コンベアの送行速度及び送行方
向は前記駆動モーターの駆動制御により行なう。前記支
持フレーム14の上部には、水平方向にエアーシリンダ
ー、油圧シリンダーなどの駆動装置15を取付け固定し、
該装置15の駆動ロッド15aの先端部と前記L字型フレー
ム16の垂直部に設けた補助フレーム16cとを接続する。
水平コンベア装置9の前進後退動作は、駆動装置15によ
ってL字型フレーム16を溝ガイド17aに沿って水平移動
動作させることにより行なうものである。
であり、移送台5の位置側端部に設けたブラケット5b,5
bを設け、該ブラケットを摺動ガイドするガイドシャフ
ト11を設け、移送台5の一側端部前後にスプロケット5
c,5dを設け、該スプロケット5c,5dに巻回するチエン5e
を設け、そのチエン5e両端を前記ブラケット5b,5bに連
結する。そして、該スプロケット5c,5dの一方を駆動回
転させることによって、移送台5をガイドシャフト11に
沿って水平に前進後退移動可能である。続いて、第3図
本考案装置の一実施例における前方板6、後方板7、水
平コンベア装置9の各動作機構を説明する。まず前方板
6は、ブラケット12に取付け固定されている。該ブラケ
ット12はガイドステー13に沿って上下方向に移動調整で
きるが、一旦調整して位置決めした後はステー13に対し
て固定する。14はステー13を支持するフレームであり、
メインガイドレール19に沿ってエアーシリンダー、油圧
シリンダーなどの駆動装置18によって水平に前進後退移
動可能なブラケット17の一端に取付け固定されている。
次に後方板7は、ブラケット20に取付け固定され、該ブ
ラケット20はガイドステー21に沿って上下方向の所定高
さに移動調整でき、調整位置決めされた後はステー21に
対して固定される。ステー21は下向きエアーシリンダ
ー、油圧シンダーなど駆動装置24の駆動ロッド24aの先
端に取付け固定され、該駆動装置24は、メインガイドレ
ール19に沿ってエアーシリンダー、油圧シリンダーなど
駆動装置25によって水平に前進後退移動可能なブラケッ
ト23の下側に取付け固定されたフレーム22に取付け固定
されている。次に水平コンベア装置9について説明すれ
ば、メインガイドレール19に沿って前進後退可能なブラ
ケット17に備える水平方向溝ガイド17aに沿って上端部
が摺動移動可能なL字型のフレーム16を設け、該フレー
ム16の下端部にある偏平な細長い支持アーム16aの先端
部にプーリー9cを、他端部にプーリー9dを軸支して設け
る。該プーリー9c,9d間にガイドプーリー9f,9fを介して
エンドレスベルト9eを支持アーム16aの上面より僅少高
い位置にて走行するように巻回する。プーリー9c,9d間
の上面ベルト下側には該ベルトを下側より支持するため
の支持ローラーを適宜設置することができる。他端部の
プーリー9dは、駆動モーター16bの駆動プーリー9gと該
プーリー9dとの間に巻回する伝動ベルト、チエン9hによ
って回転し、水平コンベア装置9のコンベアベルト9eを
送行させるものである。コンベアの送行速度及び送行方
向は前記駆動モーターの駆動制御により行なう。前記支
持フレーム14の上部には、水平方向にエアーシリンダ
ー、油圧シリンダーなどの駆動装置15を取付け固定し、
該装置15の駆動ロッド15aの先端部と前記L字型フレー
ム16の垂直部に設けた補助フレーム16cとを接続する。
水平コンベア装置9の前進後退動作は、駆動装置15によ
ってL字型フレーム16を溝ガイド17aに沿って水平移動
動作させることにより行なうものである。
このように、前方板6、後方板7、水平コンベア装置9
は所定のシーケンス制御によって所定の順序で所定の距
離を各々個々に単独にて動作させることができるが、前
方板6と水平コンベア装置9は、駆動装置18によってメ
インガイドレール19に沿ってブラケット17を前進後退さ
せることにより、一体に前進後退させることができる。
は所定のシーケンス制御によって所定の順序で所定の距
離を各々個々に単独にて動作させることができるが、前
方板6と水平コンベア装置9は、駆動装置18によってメ
インガイドレール19に沿ってブラケット17を前進後退さ
せることにより、一体に前進後退させることができる。
なお、コンベア装置9により積載台上に物品を積載する
場合、コンベア装置9と積載台における積載面との間の
高低差を少なくして、積載時における物品の揺動をでき
るかぎり緩和するために、コンベア装置9本体の上面と
下面の間の距離(厚さ)を少なくすることが望ましい。
場合、コンベア装置9と積載台における積載面との間の
高低差を少なくして、積載時における物品の揺動をでき
るかぎり緩和するために、コンベア装置9本体の上面と
下面の間の距離(厚さ)を少なくすることが望ましい。
第4図は、本考案装置を用いて整列積載する場合の動作
順序を説明する側面図である。
順序を説明する側面図である。
物品を整列積載する場合は、まず(イ)予め前方板6は
水平移送台5と直交交差する位置に設定し、後方板7
は、駆動装置によって上止点位置にある。この状態で水
平移送台5を矢印方向に移動動作させて該台5上に載置
されている物品A2を後方板7外側から前方板6と後方板
7との間に水平に搬入する。次に(ロ)駆動装置24によ
って後方板7を移送台5上面5aに降下させ。次に(ハ)
前方板6及び後方板7をそれぞれ駆動装置18,25によっ
て水平に幅寄せ移動させ、物品A2を前後からタイトに規
制する。次に(ニ)水平コンベア装置9を移送台5の先
端に向って水平に移動動作させ、コンベア装置9の先端
部9aと移送台5の先端部10を接近させて互いの櫛歯部分
を嵌合する。続いて(ホ)先端部9a,10を接近させた状
態で、水平移送台5を後退させながらコンベア装置9を
前方板6と後方板7の相対間に突入させて、物品A2を移
送台5からコンベア装置9上面に受け渡す。
水平移送台5と直交交差する位置に設定し、後方板7
は、駆動装置によって上止点位置にある。この状態で水
平移送台5を矢印方向に移動動作させて該台5上に載置
されている物品A2を後方板7外側から前方板6と後方板
7との間に水平に搬入する。次に(ロ)駆動装置24によ
って後方板7を移送台5上面5aに降下させ。次に(ハ)
前方板6及び後方板7をそれぞれ駆動装置18,25によっ
て水平に幅寄せ移動させ、物品A2を前後からタイトに規
制する。次に(ニ)水平コンベア装置9を移送台5の先
端に向って水平に移動動作させ、コンベア装置9の先端
部9aと移送台5の先端部10を接近させて互いの櫛歯部分
を嵌合する。続いて(ホ)先端部9a,10を接近させた状
態で、水平移送台5を後退させながらコンベア装置9を
前方板6と後方板7の相対間に突入させて、物品A2を移
送台5からコンベア装置9上面に受け渡す。
次に(ヘ)水平移送台5は後退を継続する一方、水平コ
ンベア装置9は後退動作を開始する。そして、水平移送
台5の先端部10の櫛歯部分が後方板7の真下に来た時
に、該移送台5の位置を、前記移送台5の駆動モーター
に備えるエンコーターなど所定のセンサーにより検出し
て、その信号に基いて直ちに駆動装置24を動作させ、先
に設定されている前方板6の下端部と後方板7の下端部
が同じ高さになる位置まで後方板7を下降動作させる。
そして、移送台5及びコンベア装置9が前方板6と後方
板7との相対間より退去して、(ト)物品A2は、前方板
6と後方板7との間に規制されながら、下側の積載台8
上に整列積載される。
ンベア装置9は後退動作を開始する。そして、水平移送
台5の先端部10の櫛歯部分が後方板7の真下に来た時
に、該移送台5の位置を、前記移送台5の駆動モーター
に備えるエンコーターなど所定のセンサーにより検出し
て、その信号に基いて直ちに駆動装置24を動作させ、先
に設定されている前方板6の下端部と後方板7の下端部
が同じ高さになる位置まで後方板7を下降動作させる。
そして、移送台5及びコンベア装置9が前方板6と後方
板7との相対間より退去して、(ト)物品A2は、前方板
6と後方板7との間に規制されながら、下側の積載台8
上に整列積載される。
(考案の効果) 本考案は、枚葉シート束などのブロック状の物品を積載
台上に整列積載する場合に、物品を下側から支える支持
部を物品下面から引き抜く時に、支持部と物品下面との
間の動摩擦力により生ずる物品下面の横方向へのずれに
よる不揃いの発生を防止することができ、きれいに揃っ
た状態で物品を整列積載することができ、実用的に価値
のあるものである。
台上に整列積載する場合に、物品を下側から支える支持
部を物品下面から引き抜く時に、支持部と物品下面との
間の動摩擦力により生ずる物品下面の横方向へのずれに
よる不揃いの発生を防止することができ、きれいに揃っ
た状態で物品を整列積載することができ、実用的に価値
のあるものである。
第1図は本考案装置の概要側面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は本考案装置の要部の一実施例における機
構を説明する側面図、第4図は本考案装置を用いて整列
積載する場合の動作順序を説明する側面図、第5図は従
来の整列積載装置の概要図である。 1……移送台、2……前方板、3……後方板、4……積
載台、5……移送台、6……前方板、7……後方板、8
……積載台、9……コンベア装置、9e……コンベアベル
ト、10……先端部、11……ガイドシャフト、15……駆動
装置、16……フレーム、16a……コンベア支持アーム、1
7……スライドブラケット、18……駆動装置、19……メ
インガイドレール、23……スライドブラケット、24……
駆動装置、25……駆動装置、A1,A2……物品
面図、第3図は本考案装置の要部の一実施例における機
構を説明する側面図、第4図は本考案装置を用いて整列
積載する場合の動作順序を説明する側面図、第5図は従
来の整列積載装置の概要図である。 1……移送台、2……前方板、3……後方板、4……積
載台、5……移送台、6……前方板、7……後方板、8
……積載台、9……コンベア装置、9e……コンベアベル
ト、10……先端部、11……ガイドシャフト、15……駆動
装置、16……フレーム、16a……コンベア支持アーム、1
7……スライドブラケット、18……駆動装置、19……メ
インガイドレール、23……スライドブラケット、24……
駆動装置、25……駆動装置、A1,A2……物品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高野 一 兵庫県尼崎市久々知西町2丁目7―31 福 石技研株式会社内 審査官 鈴木 久雄 (56)参考文献 実開 昭52−45981(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】水平方向に前進後退移動可能な水平移送台
と、前進移動した移送台の停止位置の前後に所定間隔を
もって相対するそれぞれ上昇下降可能な前方板と後方板
とを設け、該停止位置の下側に昇降可能な積載台を設け
た整列積載装置において、前方板の外側から前方板と後
方板との相対間隔内に突入後退動作する水平コンベア装
置を設け、該コンベア装置の突入及び後退動作方向に対
して、該コンベア装置上面のコンベア送行動作方向を互
いに逆向きにしたことを特徴とする整列積載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1557689U JPH0732504Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 整列積載装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1557689U JPH0732504Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 整列積載装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105924U JPH02105924U (ja) | 1990-08-23 |
JPH0732504Y2 true JPH0732504Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31227743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1557689U Expired - Fee Related JPH0732504Y2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 整列積載装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732504Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6070448B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2017-02-01 | 株式会社デンソー | パレット交換装置 |
-
1989
- 1989-02-13 JP JP1557689U patent/JPH0732504Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02105924U (ja) | 1990-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4711612A (en) | Palleting device | |
US4927321A (en) | Device for stacking batches of flat objects in a vertical file | |
US4764074A (en) | Pallet loading apparatus | |
SU843724A3 (ru) | Устройство дл загрузки стеллажей | |
CN108820378B (zh) | 纸板点数捆扎翻转装置 | |
CA2093833C (en) | Apparatus for the continuous delivery of flat printed cut-off copies | |
JP3696272B2 (ja) | 紙若しくは類似の材料から成るチューブ片の積層体をパレット積みするための方法及び装置 | |
JPH0732504Y2 (ja) | 整列積載装置 | |
US3211301A (en) | Papermaking machine | |
CN211470578U (zh) | 一种清洗笼起吊装置 | |
CN214217652U (zh) | 一种包装盒料坯码垛机用包装盒料坯自动接取料装置 | |
US3211449A (en) | Papermaking machine | |
JPH10297763A (ja) | 成形鋼板の積重ね装置 | |
JP2733734B2 (ja) | 薄板の2枚同時送り込み方法及びその装置 | |
JPS6222883B2 (ja) | ||
JPS6124345Y2 (ja) | ||
JPH0754188Y2 (ja) | ダンボール紙自動打抜機におけるキッカー構造 | |
CN217555409U (zh) | 毛巾抓手机构 | |
CN217805547U (zh) | 一种纸箱打包机进料装置 | |
JP2984482B2 (ja) | 給紙自動ノンストップ紙積装置 | |
CN218533829U (zh) | 一种金属板拉丝机自动进料装置 | |
CN219097934U (zh) | 辊式进板机 | |
JP2876334B2 (ja) | 枚葉印刷機の給紙紙積方法および装置 | |
CN111391402B (zh) | 一种全自动上纸机 | |
JP2766289B2 (ja) | 整列積載装置における移送台支持機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |