JPH07324939A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

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Publication number
JPH07324939A
JPH07324939A JP11665794A JP11665794A JPH07324939A JP H07324939 A JPH07324939 A JP H07324939A JP 11665794 A JP11665794 A JP 11665794A JP 11665794 A JP11665794 A JP 11665794A JP H07324939 A JPH07324939 A JP H07324939A
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JP
Japan
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scale
destination
data
storage medium
map
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Application number
JP11665794A
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English (en)
Inventor
Mikuhiro Hirashima
美久太 平島
Makoto Yamashita
誠 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両が地図データの範囲外に移動しても現在
地或いは目的地を表示する。 【構成】 車両が記憶媒体1の地図データの範囲外に移
動したとき、制御手段21は、位置検出手段7からの現
在地の座標と操作手段9により登録され地点管理手段1
7に記憶されている目的地の座標とから両者の相対位置
を演算する。そして、制御手段21は縮尺管理手段15
に記憶されている地図の縮尺における相対位置に基づい
て現在地或いは目的地を表示手段25に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用ナビゲーション
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用ナビゲーション装置では、
CD−ROMなどの地図データ記憶媒体から必要な地図
データをデータ読み出し手段で読み出して表示手段に表
示する。そして、その地図上にGPS(Global
Positioning System)受信機などの
位置検出手段により得られた現在地、予め操作手段で登
録していた目的地或いは緯度・経度による座標にて指定
された目的地をマークとして表示し、ナビゲーションを
行っていた。
【0003】また、前記データ読み出し手段は、音声デ
ータ或いは音声及び映像データの記憶媒体の再生につい
ても対応でき、この記憶媒体から読み出した音声データ
はスピーカに出力され、映像データは表示手段に表示さ
れていた。
【0004】しかしながら、地図データの記憶媒体とし
ての例えばCD−ROMに記憶できるデータ量に限度が
あることから、CD−ROMに記憶されている地図デー
タに基づくナビゲーションによる走行中に、その地図デ
ータの範囲外へ車両が移動することがあり得、そのよう
な場合にはナビゲーションが継続できなくなる。また、
予め登録している目的地或いは緯度・経度により指定さ
れる目的地を表示する際にも、その地点が地図データの
範囲外にある場合には表示が行えない。
【0005】更に、音声データ或いは音声データや映像
データの記憶媒体と取り替える為に、データ読み出し手
段から地図データの記憶媒体を取り除いた時点から、現
在地や目的地の表示も行えなくなってしまう為、ナビゲ
ーションができなくなる。
【0006】そして、当然地図データの記憶媒体を取り
付けていた様な縮尺の変更及び画像のスクロールは行え
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用ナビゲー
ション装置では、車両が記憶媒体に収められている地図
データの範囲外に移動した場合や地図データの記憶媒体
を取り除いた場合、現在地或いは目的地の表示が行えな
くなってしまい、この場合当然縮尺の変更及び画像のス
クロールも行えなかった。
【0008】本発明は、車両が記憶媒体の地図データの
範囲外に移動したり、地図データの記憶媒体を装置から
取り除いた場合にも、現在地或いは目的地の表示が可能
な車載用ナビゲーション装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、現在地或いは目的地の表示と共に、
地図が表示されている場合と同様に、縮尺の変更及び画
面のスクロールが可能な車載用ナビゲーション装置を提
供することを目的とする。
【0010】更に、音声データや映像データの記憶媒体
のデータ読み出し中でも、目的地に接近したことを知ら
せる車載用ナビゲーション装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(第1の構成例)地図データ記憶媒体と、この記憶媒体
の地図データを読み出すデータ読み出し手段と、車両の
現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、目的地
の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示を行う
操作手段と、登録された前記目的地を緯度・経度にて管
理する地点管理手段と、前記データ読み出し手段、位置
検出手段、操作手段及び地点管理手段に接続され、表示
すべきデータを制御する制御手段と、この制御手段から
のデータに基づき地図或いは前記現在地或いは前記目的
地を表示する表示手段とを備えた車載用ナビゲーション
装置において、前記記憶媒体に収められた地図データの
範囲を把握し、その範囲内に前記現在地或いは前記目的
地が存在するか否かを判断する地図管理手段と、前記表
示手段に最後に表示した前記記憶媒体の地図データの縮
尺を記憶する縮尺管理手段とを有し、前記制御手段が前
記縮尺管理手段に記憶している縮尺における前記位置検
出手段からの前記現在地と前記地点管理手段からの前記
目的地との相対位置を演算する。
【0012】(第2の構成例)地図データ記憶媒体と、
この記憶媒体の地図データを読み出すデータ読み出し手
段と、車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手
段と、目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表
示指示を行う操作手段と、登録された前記目的地を緯度
・経度にて管理する地点管理手段と、前記データ読み出
し手段、位置検出手段、操作手段及び地点管理手段に接
続され、表示すべきデータを制御する制御手段と、この
制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在地或
いは前記目的地を表示する表示手段とを備えた車載用ナ
ビゲーション装置において、前記記憶媒体に収められた
地図データの範囲を把握し、その範囲内に前記現在地或
いは前記目的地が存在するか否かを判断する地図管理手
段を有し、前記制御手段が、前記現在地の緯度・経度及
び前記目的地の緯度・経度からそれぞれの相対位置を演
算する。
【0013】(第3の構成例)地図データ記憶媒体と、
この記憶媒体の地図データを読み出すデータ読み出し手
段と、車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手
段と、目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表
示指示を行う操作手段と、登録された前記目的地を緯度
・経度にて管理する地点管理手段と、前記データ読み出
し手段、位置検出手段、操作手段及び地点管理手段に接
続され、表示すべきデータを制御する制御手段と、この
制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在地或
いは前記目的地を表示する表示手段とを備えた車載用ナ
ビゲーション装置において、前記記憶媒体に収められた
地図データの範囲を把握し、その範囲内に前記現在地或
いは前記目的地が存在するか否かを判断する地図管理手
段と、前記記憶媒体が持つ地図データの縮尺を記憶する
と共に、単一或いは複数の独自の縮尺を持ち、更に前記
表示手段に最後に表示した縮尺を記憶する縮尺管理手段
とを有し、前記制御手段が前記縮尺管理手段が持つ独自
の縮尺における前記位置検出手段からの前記現在地と前
記地点管理手段からの前記目的地との相対位置を演算す
る。
【0014】(第4の構成例)地図データを記憶する第
1の記憶媒体と、少なくとも音声データを記憶する第2
の記憶媒体と、スピーカーと、前記第1及び第2の記憶
媒体からデータを読み出し、前記第2の記憶媒体からの
データのうち、前記音声データを前記スピーカーへ出力
するデータ読み出し手段と、車両の現在地の緯度・経度
を検出する位置検出手段と、目的地の登録と前記現在地
或いは前記目的地の表示指示を行う操作手段と、登録さ
れた前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管理手段
と、前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段
及び地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御
する制御手段と、この制御手段からのデータに基づき地
図或いは前記現在地或いは前記目的地を表示する表示手
段を備えた車載用ナビゲーション装置において、警報音
声データを記憶するメモリーを有し、前記データ読み出
し手段が前記第2の記憶媒体から音声データを読み出し
ている間、前記制御手段は前記位置検出手段からの前記
現在地と前記地点管理手段からの前記目的地の相対距離
を監視し、所定の距離に接近したと判断したとき、前記
メモリーの前記警報音声データを読み出して前記スピー
カーに出力する。
【0015】(第5の構成例)地図データを記憶する第
1の記憶媒体と、少なくとも映像データを記憶する第2
の記憶媒体と、前記第1及び第2の記憶媒体からデータ
を読み出すデータ読み出し手段と、車両の現在地の緯度
・経度を検出する位置検出手段と、目的地の登録と前記
現在地或いは前記目的地の表示指示を行う操作手段と、
登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
理手段と、前記データ読み出し手段、位置検出手段、操
作手段及び地点管理手段に接続され、表示すべきデータ
を制御する制御手段と、この制御手段からのデータに基
づき地図或いは前記映像或いは前記現在地或いは前記目
的地を表示する表示手段を備えた車載用ナビゲーション
装置において、警報映像データを記憶するメモリーを有
し、前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から
映像データを読み出している間、前記制御手段は前記位
置検出手段からの前記現在地と前記地点管理手段からの
前記目的地の相対距離を監視し、所定の距離に接近した
と判断したとき、前記制御手段は、前記メモリーの前記
警報映像データを読み出して前記表示手段に出力する。
【0016】
【作用】現在地の緯度・経度は、位置検出手段により判
明する。目的地の緯度・経度は地点管理手段により判明
する。制御手段が縮尺管理手段に記憶している縮尺を読
み出し、例えば前記目的地を特定すればその縮尺におけ
る前記現在地の相対位置が特定できる。これにより、表
示手段に縮尺と上記相対位置を持つ現在地と目的地を表
示することができる。尚、縮尺,相対位置及び表示手段
の表示範囲の関係で前記現在地或いは前記目的地のみの
表示になることがある。
【0017】制御手段が演算に使用する縮尺は、前記縮
尺管理手段が持つ独自の縮尺においても、前記現在地と
前記目的地の相対位置の演算が可能である。
【0018】データ読み出し手段が第2の記憶媒体から
の音声データや映像データを読み出している間、前記制
御手段は、前記現在地と前記目的地の相対距離を監視す
る。そして、両者が接近して所定の距離に達したと判断
したときに、前記制御手段は、音声データのスピーカへ
の出力を中止し、或いは前記音声データのスピーカへの
出力と合成すべく、メモリーに記憶されている警報音声
データを読み出しスピーカに出力する。或いはメモリー
に記憶されている警報映像データを読み出して前記表示
手段に出力する。これにより、車両が目的地に接近して
いることを確認できる。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の構成を示す。第1のCD−ROM1は、地図データを
記憶している記憶媒体である。尚、地図データの記憶媒
体をここではCD−ROMとしているが、必ずしもCD
−ROMである必要はなく、単一或いは複数の縮尺を持
つ地図データが収められるものであれば良い。地図の縮
尺は、地図データの記憶媒体に収められている地図全域
にわたる同数の階層に分かれている必要はなく、地域に
より縮尺の階層数が異なっても良い。
【0020】第2のCD−ROM3は、音声データや映
像データを記憶している。この映像データとしては、例
えばカラオケの映像と歌詞が有る。尚、音声データや映
像データの記憶媒体は、地図データの場合と同様CD−
ROMである必要はない。
【0021】データ読み出し手段5は、第1或いは第2
のCD−ROM1,3に収められているデータを読み出
すためのものである。第1のCD−ROM1から読み出
した地図データは、次段の主処理部11に供給される。
第2のCD−ROM3から読み出した音声データは、ス
ピーカ25に出力し、映像データは次段の主処理部11
に供給される。
【0022】位置検出手段7は、例えばGPS受信機よ
りなり、車両の現在地の緯度と経度を検出する。
【0023】操作手段9は、目的地の登録,現在地或い
は目的地の表示指示を行うためのものである。更に、表
示の縮尺を指定したり、画面のスクロールを指示したり
するものである。
【0024】主処理部11は、地図管理手段13,縮尺
管理手段15,地点管理手段17,メモリー19及び前
述の各手段を制御する制御手段21で構成される。
【0025】地図管理手段13は、第1のCD−ROM
1に収められた地図データの範囲を管理し、表示しよう
とする座標がその収められた地図データの範囲に存在す
るか否かの判断を行う。
【0026】縮尺管理手段15は、第1のCD−ROM
1が持つ単一或いは複数の縮尺を記憶しており、また後
述の表示手段25に最後に表示した地図の縮尺を記憶す
る。更に、この手段15は、単一或いは複数の独自の縮
尺も持っている。
【0027】地点管理手段17は、操作手段9で予め指
定された目的地の緯度及び経度を管理しており、また表
示手段25に表示されている範囲に目的地が表示可能で
あるか否かの判断を行う。
【0028】メモリー19は、主処理部11での処理上
必要なデータ、目的地に接近したことを知らせる警報音
声データや警報映像データ或いは映像データを記憶して
いる。
【0029】制御手段21は、第1或いは第2のCD−
ROM1,3からの地図データ或いは映像データ、更に
操作手段9の指示に従い、表示に必要な各種データを主
処理部11の各手段より得、それらデータを次段の表示
制御手段23に供給する。
【0030】表示制御手段23は、制御手段21から送
られてきた映像データを表示可能な形式に変換し、表示
手段25への表示を行う。
【0031】以上の構成からなる車載用ナビゲーション
装置の第1の動作を説明する。
【0032】位置検出手段7は、車両の現在地の緯度及
び経度を常時検出しているものとする。縮尺管理手段1
5は、最後に表示されていた地図の縮尺を記憶している
ものとする。また、縮尺管理手段15が、独自の縮尺を
持つ場合、その独自の縮尺で最後に表示していたとき、
その縮尺を記憶しているものとする。これは、後述する
操作手段9による選択の場合は例外として、表示手段2
5に表示される縮尺の極端な不連続を避け、利用者の利
便を考えてのことである。
【0033】操作手段9により現在地表示が指定された
場合は、位置検出手段7から得られる現在地座標を含む
地図データが第1のCD−ROM1に収められているか
否かを地図管理手段13が判断する。そして、地図デー
タが存在する場合には、制御手段21の制御によりデー
タ読み出し手段5がその地図データを読み出し、表示制
御手段23を通じて表示手段25に地図と現在地が従来
のように表示される。表示手段25の表示範囲内に予め
登録された目的地があることが、地点管理手段17によ
り判断された場合には、従来のようにその目的地を地図
上に表示する。このとき、操作手段9の指示により、表
示手段25の画面上で現在地の位置が固定で現在地の移
動に合わせて地図がスクロールしても、或いは地図の表
示範囲が固定で地図上を現在地が移動しても良い。
【0034】次に、表示しようとする現在地が第1のC
D−ROM1に収められた地図データの範囲外にある場
合、或いは地図データの範囲外に移動する場合を考えて
みる。これらの場合、制御手段21は、縮尺管理手段1
5に記憶されている最後に表示された地図の縮尺を読み
出す。まず例えば目的地Bを特定すれば、制御手段21
は地点管理手段17からの目的地Bの座標と位置検出手
段7からの現在地の座標とから、その縮尺における目的
地Bに対する現在地Aの相対位置を演算できる。以降で
述べる車両の現在地と目的地の相対位置は、この原理で
求める。
【0035】そのようにして求められた車両の現在地A
と目的地Bの位置関係を、図2に示す。この場合でも、
表示手段25の表示範囲には限界が有り、車両の現在地
と目的地の相対位置がある範囲に接近するまで、図2に
示す如く目的地Bが表示されない。また、車両の現在地
Aと目的地Bの相対位置を演算するのに、縮尺管理手段
15が独自に持つ縮尺を用いても良い。この場合、後述
の操作手段9による選択の場合は例外として、縮尺管理
手段15は以前に最後に表示されていたものと同一の縮
尺或いは最も近い縮尺を選択するのが望ましい。これ
は、表示手段25に表示される縮尺の極端な不連続を避
け利用者の利便を考えてのことである。尚、図2中C乃
至Fとあるのは、ガソリンスタンド等の情報を示すもの
である。また、車両の現在地Aのマークに重畳して表示
される三角形の部分は車両の進行方向を示すものであ
り、後述の図3乃至図5においても同様である。
【0036】操作手段9により目的地Bが登録されこの
目的地Bの表示が指示された場合は、地点管理手段17
からその登録された目的地Bを含む地図データが第1の
CD−ROM1に収められているか否かを地図管理手段
13が判断する。そして、地図データが存在する場合に
は、制御手段21の制御によりデータ読み出し手段5が
その地図データを読み出し、表示制御手段23を通じて
表示手段25に地図と目的地Bが従来のように表示され
る。表示手段25の表示範囲内に現在地Aが存在する場
合は、従来のように現在地Aを地図上に表示しても良
い。
【0037】次に、表示しようとする目的地Bが第1の
CD−ROM1に収められた地図の範囲外にある場合、
制御手段21は、前述した手順で第1のCD−ROM1
に収められた地図のうち最後に表示された地図の縮尺に
従って目的地Bと現在地A或いは目的地以外の地点の相
対位置を演算する。この場合でも、表示手段25の表示
範囲には限界が有り、車両の現在地と目的地の相対位置
がある範囲に接近するまで現在地が表示されない。前述
と同様、車両の現在地Aと目的地Bの相対位置を演算す
るのに、縮尺管理手段15が独自に持つ縮尺を用いても
良い。この場合、後述の操作手段9による選択の場合は
例外として、縮尺管理手段15は以前に最後に表示され
ていたものと同一の縮尺或いは最も近い縮尺を選択する
のが望ましい。
【0038】現在地表示の場合、或いは目的地表示の場
合に、表示手段25の表示範囲に地図の一部が存在する
場合には、その地図を併せて表示しても良い。
【0039】次に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の第2の動作を説明する。
【0040】位置検出手段7は、車両の現在地の緯度及
び経度を常時検出しているものとする。縮尺管理手段1
5は、最後に表示されている地図の縮尺を記憶している
ものとする。また、縮尺管理手段15が、独自の縮尺を
持つ場合、その独自の縮尺に表示しているとき、その縮
尺を記憶しているものとする。そして、地図データが存
在する従来の表示が行われているものとする。
【0041】この状態にて、地図データを収めた第1の
CD−ROM1がデータ読み出し手段5から取り除かれ
た場合、制御手段21は、データ読み出し手段5を通じ
て第1のCD−ROM1が取り除かれたことを判断す
る。そして、制御手段21は、縮尺管理手段15に記憶
されている最後に表示されていた地図の縮尺における現
在地Aと目的地の相対位置を演算し、表示手段25の表
示範囲の関係で、現在地A或いは目的地の表示を継続し
て行う。図3に、その表示の例を示すが、この例では現
在地Aの位置は当初そのままにし、地図のみが消去さ
れ、その後地図の前記縮尺に従って表示を継続すること
となる。車両の現在地Aと目的地の相対位置を演算する
のに、縮尺管理手段15が独自に持つ縮尺を用いても良
い。この場合、後述の操作手段9による選択の場合は例
外として、縮尺管理手段15は以前に最後に表示された
ものと同一の縮尺又は最も近い縮尺を選択するのが望ま
しい。
【0042】第1のCD−ROM1を取り除いた場合、
それ以前に送られてきた地図データを表示制御手段23
が保持し表示手段25の表示範囲内であれば、その地図
データを表示しても構わない。
【0043】データ読み出し手段5に、音声データを記
憶している第2のCD−ROM3の様に地図データ以外
のデータを収めたCDが取り付けられた場合、制御手段
21はデータ読み出し手段5を通じて第1のCD−RO
M1が取り除かれたことを判断する。そして、制御手段
21は、縮尺管理手段15に記憶されている最後に表示
されていた地図の縮尺における現在地と目的地の相対位
置を演算し、表示手段25の関係で現在地或いは目的地
の表示を継続して行う。車両の現在地と目的地の相対位
置を演算するのに、縮尺管理手段15が独自に持つ縮尺
を用いても良い。この場合、後述の操作手段9による選
択の場合は例外として、縮尺管理手段15は以前に最後
に表示されたものと同一の縮尺又は最も近い縮尺を選択
するのが望ましい。尚、第2のCD−ROM3に記憶さ
れた音声データは、データ読み出し手段5からスピーカ
27に出力される。
【0044】第2のCD−ROM3が音声データ及び映
像データを記憶している場合については後述する。
【0045】第2のCD−ROM3を取り付ける前に送
られてきた地図データを表示制御手段23が保持し表示
手段25の表示範囲内であれば、その地図データを表示
しても構わない。
【0046】次に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の第3の動作を説明する。
【0047】前述の第1の動作のように地図データが存
在しない地域にて車両の現在地、或いは目的地が表示さ
れている場合、操作手段9は、縮尺管理手段15に記憶
されている第1のCD−ROM1の複数の縮尺の中から
他の縮尺に変更指示することも可能である。制御手段2
1は、操作手段9により指示された縮尺を縮尺管理手段
15から取り出し、その変更された縮尺における車両の
現在地と目的地の相対位置を演算しなおす。これにより
車両の現在地或いは目的地の表示が可能である。また、
このような縮尺の変更は、縮尺管理手段15が独自に持
つ縮尺への変更であっても良い。
【0048】前述の第2の動作のように第1のCD−R
OM1がデータ読み出し手段5から取り除かれたり、或
いは代りに第2のCD−ROM3が取り付けられた状態
で、車両の現在地或いは目的地が表示されている場合、
操作手段9は縮尺管理手段15に記憶されている第1の
CD−ROM1の複数の縮尺の中から他の縮尺に変更す
ることも可能である。制御手段21は、操作手段9によ
り指示された縮尺を縮尺管理手段15から取り出し、そ
の変更された縮尺における車両の現在地と目的地の相対
位置を演算しなおす。これにより車両の現在地或いは目
的地の表示が可能である。また、このような縮尺の変更
は、縮尺管理手段15が独自に持つ縮尺への変更であっ
ても良い。
【0049】このような縮尺の変更の関係を図4に示
す。図4(a)は、第1のCD−ROM1が例えば3段
階の縮尺を持つことを意味する。同図(b)は、(a)
の各縮尺における車両の現在地と目的地の相対位置を示
し、同図(c)は、各縮尺において表示手段25に表示
される情報を示す。広い地域から狭い地域までの現在地
或いは目的地の相対位置が確認可能となる。同図(c)
の縮尺3において、まだ車両の現在地も目的地も表示さ
れていないが、ガソリンスタンド等の情報を示すことが
できる。
【0050】次に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の第4の動作を説明する。
【0051】操作手段9は、画面のスクロール開始と停
止及びスクロール方向を指示できるものとする。
【0052】前述の第1の動作のように地図データが存
在しない地域でまた第2の動作のように第1のCD−R
OM1が取り除かれた状態で車両の現在地或いは目的地
を表示している場合に、操作手段9により指定された方
向への表示領域の移動を可能にすることにより、車両の
現在地と目的地の相対位置を広範囲にわたって確認でき
る。その一例を図5に示す。この例では目的地を目標と
し、現在地が時間の経過と共に移動している状態を示
す。逆に現在地を固定の状態とし、時間の経過と共に目
的地が接近してくる状態を表示する。
【0053】また、現在地或いは目的地をカーソル等に
より画面上で選択することにより他の機能が起動するよ
うな場合には、その操作を行うことも可能となる。
【0054】次に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の第5の動作を説明する。
【0055】縮尺管理手段15の持つ独自の縮尺におけ
る車両の現在地と目的地の相対位置を表示している際
に、第2の動作の反対として、第1のCD−ROM1が
データ読み出し手段5に取り付けられた場合、地図管理
手段13が車両の現在地或いは目的地を含む地図データ
が存在すると判断したとき、制御手段21は第1のCD
−ROM1に収められた地図データをデータ読み出し手
段5を介して読み出し表示手段25に表示させる。第1
のCD−ROM1から読み出す地図データの縮尺を、縮
尺管理手段15に記憶している独自の縮尺と同一或いは
最も近い縮尺とすれば極端な不連続を避られ、利用者に
便利である。またこの第1のCD−ROM1から読み出
す地図データの縮尺として、第1のCD−ROM1が取
り除かれる際に縮尺管理手段15に記憶された縮尺を用
いても良い。
【0056】第1のCD−ROM1が読み出し手段5に
取り付けられ縮尺管理手段13の持つ独自の縮尺で車両
の現在地と目的地の相対位置を表示している際に、操作
手段9により新らたに表示しようとする位置を指示した
とする。この位置が第1のCD−ROM1に収められて
いる地図の範囲内でありかつ表示可能な地図データ内に
あると地図管理手段13が判断したとき、制御手段21
はデータ読み出し手段5を介してその地図データを読み
出しその位置と共に表示手段25に表示させる。第1の
CD−ROM1から読み出す地図データの縮尺を、その
独自の縮尺と同一或いは最も近い縮尺とすれば極端な不
連続が避けられ、利用者に便利である。
【0057】次に、本発明の車載用ナビゲーション装置
の第6の動作を説明する。
【0058】位置検出手段7は、車両の現在地の緯度及
び経度を常時検出しているものとする。地点管理手段1
7は、操作手段9により登録された目的地の緯度及び経
度を管理しており、また表示手段25に表示されている
範囲に各地点が表示可能であるか否かの判断を行う。メ
モリー19には、車両が目的地に接近したことを示す警
報音声データと映像データが記憶されている。ここで使
用する第2のCD−ROM3は、音声データ及び映像デ
ータを記憶しているものである。
【0059】ここで行う動作は、車両が目的地に接近し
たときに、スピーカ27から警報音声を出力し、表示手
段25にその旨をメッセージすることである。更に車両
が目的地と一定の範囲に接近した以降目的地を通過する
まで、車両の現在地と目的地の相対位置を表示すること
である。
【0060】以下、詳細に説明する。
【0061】データ読み出し手段5が第2のCD−RO
M3に記憶されているデータを読み出し、音声データは
スピーカ27に出力され、映像データは主処理部11及
び表示制御手段23を介して表示される。制御手段21
は、位置検出手段7からの緯度・経度と地点管理手段1
7からの目的地の緯度・経度により両者の相対距離を監
視する。そして、両者の相対距離が所定の距離に接近し
たと判断したときに、制御手段21は、図6に示す如
く、第2のCD−ROM3の音声データの出力を中止
し、メモリー19に記憶されている警報音声データを読
み出し、データ読み出し手段5を介してスピーカ27に
出力する。このとき第2のCD−ROM3の音声データ
の出力を中止しないで、警報音声データと合成して出力
するようにしても良い。また、メモリー19から映像デ
ータを読み出し、第2のCD−ROM3からの映像デー
タに重畳して表示手段25に表示する。
【0062】この場合の動作のフローチャートを図8に
示す。ST1乃至ST6は、ステップ番号を示す。ST
1で、取り付けられているCD−ROMが第1のCD−
ROM1か第2のCD−ROM3かを判断する。第2の
CD−ROM3の場合、ST2でデータ読み出し手段5
は音声データ(音楽データ)を読み出しスピーカ27に
出力する。ST3で、データ読み出し手段5は絵のデー
タ(映像データ)を読み出し、主処理部11及び表示制
御手段23を介して表示手段25に表示する。ST4
で、制御手段21は車両が目的地に接近したか否かを判
断する。NOの場合はST1に戻る。YESの場合は、
ST5で接近した旨の警報を1度だけ音声で出力すると
共に、表示手段25にメッセージを送る。ST1におい
てCD−ROMが第1のCD−ROM1の場合、ST6
で地図データ読み出し表示等を行う。
【0063】次に車両が目的地に所定の範囲まで接近し
た以降音声だけでなく車両の現在地と目的地の相対位置
を表示する例を説明する。制御手段21は、位置検出手
段7からの車両の現在地の緯度・経度と地点管理手段1
7からの目的地の緯度・経度との相対位置を監視する。
そして、この相対位置が所定の距離に接近したと判断し
たときに、制御手段21は、図7に示す如く第2のCD
−ROM3からの映像データの表示を中止し、それ以降
縮尺管理手段15に記憶した縮尺における現在地と目的
地の相対位置を表示手段25に表示する。図7におい
て、縮尺,相対位置及び表示手段25の表示範囲の関係
で、現在地Aのみのマークが表示されている。これ以外
に目的地の方向を示す直線Bと目的地までの距離Cを表
示できる。尚、現在地Aのマークに重畳して表示される
三角形の部分は車両の進行方向を示す。この場合でも、
スピーカ27は前述の動作と同様警報を出力するが、警
報を出力したかの判定を追加し、まだ警報を出力してい
ないと判断した場合は、目的地への接近を示す警報を出
力する。
【0064】尚、車両が目的地を通過した以降は、制御
手段21は、表示手段25に対し第2のCD−ROM3
からの映像データの表示に切り換える。
【0065】以上により、目的地を知らずに通過するこ
とが無い。
【0066】縮尺管理手段15は第1のCD−ROM1
が持つ複数の縮尺を記憶していても良い。そして、操作
手段9は表示縮尺の変更を指示することも可能である。
そこで、車両の現在地と目的地の相対位置を監視する場
合、両地点の緯度・経度で監視するのではなく、縮尺さ
れた地図上での相対位置で監視することも可能であり、
その地図の縮尺として、縮尺管理手段15で記憶してい
るものの中で操作手段9が変更指定した縮尺とすること
ができる。
【0067】縮尺管理手段15は第1のCD−ROM1
が持つ地図の縮尺を記憶すると共に、単一或いは複数の
独自の縮尺を持っていても良い。そこで、車両の現在地
と目的地の相対位置を監視する縮尺として、その独自の
縮尺でもよい。更に、操作手段9は表示縮尺の変更も指
示することも可能である。そこで車両の現在地と目的地
の相対位置を監視する縮尺として、縮尺管理手段15で
記憶しているものの中で操作手段9が変更指定した独自
の縮尺でも良い。
【0068】この場合の動作のフローチャートを図9に
示す。ST1乃至ST8は、ステップ番号を示す。ST
1で、取り付けられているCD−ROMが第1のCD−
ROM1か第2のCD−ROM3かを判断する。第2の
CD−ROM3の場合、ST2で制御手段21は車両が
目的地に接近したか否かを判断する。NOの場合は、S
T3でデータ読み出し手段5は音声データ(音楽デー
タ)を読み出しスピーカ27に出力する。ST4で、デ
ータ読み出し手段5は絵のデータ(映像データ)を読み
出し、主処理部11及び表示制御手段23を介して表示
手段25に表示する。ST3及びST4の動作が終わる
と、ST1に戻る。ST2においてYESの場合、ST
5で制御手段21は警報をスピーカ27に出力したか否
かを判断する。YESの場合、ST7で所定の縮尺にお
ける現在地或いは目的地の位置を表示手段25に表示す
る。ST5においてNOの場合、ST6で接近を示す警
報をスピーカ27に出力する。次は、ST7の動作に移
る。ST1において、CD−ROMが第1のCD−RO
M1の場合、ST8で地図データ読み出し表示等を行
う。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、車両が記憶媒体の地図
データの範囲外に移動したり、地図データの記憶媒体を
装置から取り除いた場合でも現在地或いは目的地の表示
が可能である。また、表示の縮尺の変更及び画面のスク
ロールが可能である。更に音声データや映像データの記
憶媒体のデータ読み出し中でも目的地に接近したことを
利用者に知らせることができ目的地を知らずに通過する
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用ナビゲーション装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するための表示例である。
【図3】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するための表示例である。
【図4】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するための表示例である。
【図5】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するための表示例である。
【図6】車両が目的地に接近したことを知らせる態様を
示す図である。
【図7】車両が目的地に接近したことを知らせる態様を
示す図である。
【図8】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の車載用ナビゲーション装置の動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…第1のCD−ROM(地図データ記憶媒体)、3…
第2のCD−ROM(音声・映像データ記憶媒体)、5
…データ読み出し手段、7…位置検出手段、9…操作手
段、11…主処理部、13…地図管理手段、15…縮尺
管理手段、17…地点管理手段、19…メモリー、21
…制御手段、23…表示制御手段、25…表示手段、2
7…スピーカ。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データ記憶媒体と、 この記憶媒体の地図データを読み出すデータ読み出し手
    段と、 車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、 目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示
    を行う操作手段と、 登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
    理手段と、 前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段及び
    地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御する
    制御手段と、 この制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在
    地或いは前記目的地を表示する表示手段とを備えた車載
    用ナビゲーション装置において、 前記記憶媒体に収められた地図データの範囲を把握し、
    その範囲内に前記現在地或いは前記目的地が存在するか
    否かを判断する地図管理手段と、 前記表示手段に最後に表示した前記記憶媒体の地図デー
    タの縮尺を記憶する縮尺管理手段とを有し、 前記制御手段が前記縮尺管理手段に記憶している縮尺に
    おける前記位置検出手段からの前記現在地と前記地点管
    理手段からの前記目的地との相対位置を演算することを
    特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 地図データ記憶媒体と、 この記憶媒体の地図データを読み出すデータ読み出し手
    段と、 車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、 目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示
    を行う操作手段と、 登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
    理手段と、 前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段及び
    地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御する
    制御手段と、 この制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在
    地或いは前記目的地を表示する表示手段とを備えた車載
    用ナビゲーション装置において、 前記記憶媒体に収められた地図データの範囲を把握し、
    その範囲内に前記現在地或いは前記目的地が存在するか
    否かを判断する地図管理手段を有し、 前記制御手段が、前記現在地の緯度・経度及び前記目的
    地の緯度・経度からそれぞれの相対位置を演算すること
    を特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 地図データ記憶媒体と、 この記憶媒体の地図データを読み出すデータ読み出し手
    段と、 車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、 目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示
    を行う操作手段と、 登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
    理手段と、 前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段及び
    地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御する
    制御手段と、 この制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在
    地或いは前記目的地を表示する表示手段とを備えた車載
    用ナビゲーション装置において、 前記記憶媒体に収められた地図データの範囲を把握し、
    その範囲内に前記現在地或いは前記目的地が存在するか
    否かを判断する地図管理手段と、 前記記憶媒体が持つ地図データの縮尺を記憶すると共
    に、単一或いは複数の独自の縮尺を持ち、更に前記表示
    手段に最後に表示した縮尺を記憶する縮尺管理手段とを
    有し、 前記制御手段が前記縮尺管理手段が持つ独自の縮尺にお
    ける前記位置検出手段からの前記現在地と前記地点管理
    手段からの前記目的地との相対位置を演算することを特
    徴とする車載用ナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶媒体に収められた地図データの
    範囲外の前記現在地或いは前記目的地を表示する際に
    は、前記制御手段で求めた前記現在地と前記目的地の相
    対位置に基づいて表示することを特徴とする請求項1或
    いは請求項2或いは請求項3記載の車載用ナビゲーショ
    ン装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶媒体がナビゲーション装置動作
    中に取り除かれた場合に、前記制御手段で求めた前記現
    在地と前記目的地の相対位置に基づいて前記現在地或い
    は前記目的地を前記表示手段に表示することを特徴とす
    る請求項1或いは請求項2或いは請求項3記載の車載用
    ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記縮尺管理手段は、前記表示手段に最
    後に表示した前記記憶媒体の地図の縮尺の他に前記記憶
    媒体が持つ複数の縮尺を記憶しており、 前記操作手段は、記憶されている縮尺の範囲内で表示縮
    尺の変更を指示でき、 前記制御手段は、前記操作手段の表示縮尺の変更指示に
    伴い前記縮尺管理手段から該当する縮尺を読み出し、こ
    の読み出した縮尺における前記位置検出手段からの前記
    現在地と前記地点管理手段からの前記目的地との相対位
    置を演算し、この相対位置に基づいて前記現在地或いは
    前記目的地を前記表示手段に表示することを特徴とする
    請求項1記載の車載用ナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記現在地と前記目的地の相対位置の演
    算に使用される独自の縮尺として、前記縮尺管理手段
    は、それ以前に最後に表示されていたものと同一の縮尺
    或いは最も近い縮尺を選択することを特徴とする請求項
    3或いは請求項4或いは請求項5記載の車載用ナビゲー
    ション装置。
  8. 【請求項8】 前記操作手段は表示縮尺の変更を指示で
    き、前記制御手段はその表示縮尺の変更指示に伴ない前
    記縮尺管理手段から該当する独自の縮尺を読み出し、こ
    の読み出した縮尺における前記位置検出手段からの前記
    現在地と前記地点管理手段からの前記目的地との相対位
    置を演算し、この相対位置に基づいて前記現在地或いは
    前記目的地を前記表示手段に表示することを特徴とする
    請求項3記載の車載用ナビゲーション装置。
  9. 【請求項9】 前記操作手段は画面のスクロールを指示
    することができ、この操作手段のスクロール指示により
    前記制御手段は前記表示手段に表示される画像をスクロ
    ールさせることを特徴とする請求項4或いは請求項5或
    いは請求項6或いは請求項7記載の車載用ナビゲーショ
    ン装置。
  10. 【請求項10】 前記縮尺管理手段の持つ独自の縮尺に
    おける前記現在地と前記目的地の相対位置を表示してい
    る際に、前記記憶媒体が取り付けられ、前記現在地或い
    は前記目的地を含めた地図データが存在すると前記地図
    管理手段が判断した場合、或いは新たに表示しようとす
    る位置が現に取り付けられている前記記憶媒体に収めら
    れている範囲内でありかつ表示可能な地図データ内にあ
    ると、前記地図管理手段が判断した場合、前記制御手段
    は前記記憶媒体の縮尺にしたがって前記記憶媒体に収め
    られた地図データを表示させることを特徴とする請求項
    3或いは請求項4或いは請求項5或いは請求項7或いは
    請求項8記載の車載用ナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 前記独自の縮尺における前記現在地と
    前記目的地との相対位置の表示から、前記記憶媒体の地
    図縮尺による地図表示に切り替わる際には、最後に表示
    されていた独自の縮尺と同一或いは最も近い縮尺を前記
    縮尺管理手段が選択して地図を表示することを特徴とす
    る請求項10記載の車載用ナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 前記独自の縮尺における前記現在地と
    前記目的地との相対位置の表示から、前記記憶媒体の地
    図縮尺による地図表示に切り替える際には、最後に表示
    されていた前記記憶媒体に収められた地図の縮尺と同一
    或いは最も近い縮尺を前記縮尺管理手段が選択して地図
    を表示することを特徴とする請求項10記載の車載用ナ
    ビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 地図データを記憶する第1の記憶媒体
    と、 少なくとも音声データを記憶する第2の記憶媒体と、 スピーカーと、 前記第1及び第2の記憶媒体からデータを読み出し、前
    記第2の記憶媒体からのデータのうち、前記音声データ
    を前記スピーカーへ出力するデータ読み出し手段と、 車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、 目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示
    を行う操作手段と、 登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
    理手段と、 前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段及び
    地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御する
    制御手段と、 この制御手段からのデータに基づき地図或いは前記現在
    地或いは前記目的地を表示する表示手段を備えた車載用
    ナビゲーション装置において、 警報音声データを記憶するメモリーを有し、 前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から音声
    データを読み出している間、前記制御手段は前記位置検
    出手段からの前記現在地と前記地点管理手段からの前記
    目的地の相対距離を監視し、所定の距離に接近したと判
    断したとき、前記メモリーの前記警報音声データを読み
    出して前記スピーカーに出力することを特徴とする車載
    用ナビゲーション装置。
  14. 【請求項14】 前記メモリーからの前記警報音声デー
    タを出力する際は、前記第2の記憶媒体からの音声デー
    タの出力を中止することを特徴とする請求項13記載の
    車載用ナビゲーション装置。
  15. 【請求項15】 地図データを記憶する第1の記憶媒体
    と、 少なくとも映像データを記憶する第2の記憶媒体と、 前記第1及び第2の記憶媒体からデータを読み出すデー
    タ読み出し手段と、 車両の現在地の緯度・経度を検出する位置検出手段と、 目的地の登録と前記現在地或いは前記目的地の表示指示
    を行う操作手段と、 登録された前記目的地を緯度・経度にて管理する地点管
    理手段と、 前記データ読み出し手段、位置検出手段、操作手段及び
    地点管理手段に接続され、表示すべきデータを制御する
    制御手段と、 この制御手段からのデータに基づき地図或いは前記映像
    或いは前記現在地或いは前記目的地を表示する表示手段
    を備えた車載用ナビゲーション装置において、警報音声
    データを記憶するメモリーを有し、 前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から映像
    データを読み出している間、前記制御手段は前記位置検
    出手段からの前記現在地と前記地点管理手段からの前記
    目的地の相対距離を監視し、所定の距離に接近したと判
    断したとき、前記制御手段は、前記メモリーの前記警報
    映像データを読み出して前記表示手段に出力することを
    特徴とする車載用ナビゲーション装置。
  16. 【請求項16】 前記警報映像データを出力する際は、
    前記第2の記憶媒体からの映像データの出力を中止する
    ことを特徴とする請求項15記載の車載用ナビゲーショ
    ン装置。
  17. 【請求項17】 前記警報映像データは、前記現在地或
    いは前記目的地の位置を表示することを特徴とする請求
    項15記載の車載用ナビゲーション装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段に最後に表示した前記第
    1の記憶媒体の地図の縮尺を記憶する縮尺管理手段を有
    し、 前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から映像
    データを読み出している間、前記制御手段は、前記縮尺
    管理手段に記憶した縮尺における前記現在地と前記目的
    地の相対位置を監視し、この相対位置が所定の距離に接
    近したと判断したとき、前記制御手段は前記縮尺におけ
    る前記現在地或いは前記目的地の位置を表示することを
    特徴とする請求項15記載の車載用ナビゲーション装
    置。
  19. 【請求項19】 前記縮尺管理手段は前記表示手段に最
    後に表示した前記第1の記憶媒体の地図の縮尺の他に前
    記第1の記憶媒体がもつ複数の縮尺を記憶しており、前
    記操作手段は記憶されている縮尺の範囲内で表示縮尺の
    変更を指示でき、 前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から映像
    データを読み出している間、前記制御手段は前記操作手
    段の表示縮尺の変更指示に伴ない前記縮尺管理手段から
    該当する縮尺を読み出し、この読み出した縮尺における
    前記現在地と前記目的地の相対位置を監視し、この相対
    位置が所定の距離に接近したと判断したときに、前記制
    御手段は前記縮尺における前記現在地或いは前記目的地
    の位置を表示することを特徴とする請求項18記載の車
    載用ナビゲーション装置。
  20. 【請求項20】 前記第1の記憶媒体が持つ地図の縮尺
    を記憶すると共に、単一或いは複数の独自の縮尺を持
    ち、更に前記表示手段に最後に表示した縮尺を記憶する
    縮尺管理手段を有し、 前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体から映像
    データを読み出している間、前記制御手段は、前記縮尺
    管理手段が持つ独自の縮尺における前記現在地と前記目
    的地の相対位置を監視し、この相対的位置が所定の距離
    に接近したと判断したときに、前記制御手段は前記縮尺
    における前記現在地或いは前記目的地の位置を表示する
    ことを特徴とする請求項15記載の車載用ナビゲーショ
    ン装置。
  21. 【請求項21】 前記操作手段は表示縮尺の変更を指示
    でき、前記データ読み出し手段が前記第2の記憶媒体か
    ら映像データを読み出している間、前記制御手段は、そ
    の表示縮尺の変更指示に伴ない前記縮尺手段から該当す
    る独自の縮尺を読み出し、この読み出した縮尺における
    前記現在地と前記目的地の相対位置を監視し、この相対
    位置が所定の距離に接近したと判断したときに、前記制
    御手段は前記縮尺における前記現在地或いは前記目的地
    の位置を表示することを特徴とする請求項20記載の車
    載用ナビゲーション装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020101621A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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