JPH07324321A - タイロッドの施工法 - Google Patents

タイロッドの施工法

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JPH07324321A
JPH07324321A JP6142599A JP14259994A JPH07324321A JP H07324321 A JPH07324321 A JP H07324321A JP 6142599 A JP6142599 A JP 6142599A JP 14259994 A JP14259994 A JP 14259994A JP H07324321 A JPH07324321 A JP H07324321A
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JP
Japan
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fixed
tie rod
partition wall
partition walls
beams
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JP6142599A
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English (en)
Inventor
Shiyuuji Yukiya
修治 雪谷
Jitsuo Matsubara
実雄 松原
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CHUO TEKKO KK
Original Assignee
CHUO TEKKO KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources
    • Y02A20/402River restoration

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な作業により仕切壁間でタイロッドを水
平方向に固定した状態に保持するようにし、工期短縮、
低コスト化、安全性、省力化、省人化、省エネルギー化
等を図る。 【構成】 対向する仕切壁2の鋼矢板1の内側に同一高
さで複数個のブラケット21を固定する。各列のブラケ
ット21上に仕切壁2の内側に沿うように補助ビーム3
0を固定する。仕切壁2の間で補助ビーム30上に複数
本の渡しビーム37を固定する。渡しビーム37上に仕
切壁2と平行に複数本の支持ビーム38を固定する。複
数本のタイロッド3の両端部を定着用ナット10の締め
付けにより仕切壁2間に固定した状態で、各タイロッド
3を支持ビーム38上で水平方向に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川や港湾の埋立等に
際し、矢板、鋼管杭等を連続状態で打設して構築した対
向する仕切壁間を連結するために用いるタイロッドの施
工法に関する。
【0002】
【従来の技術】河川や港湾の埋立等に際しては、図8に
示すように、例えば、鋼矢板1を平行して直線状に連結
状態で連続的に打設して仕切り壁2を構築し、これら仕
切壁2の間に浚渫土等を投入する。このとき、仕切壁2
が投入される浚渫土等による内圧により外方へ倒れるの
を防止するため、対向する仕切壁2の所望間隔ごと、す
なわち、所望枚数ごとの対向する鋼矢板1間をタイロッ
ド3により連結する。
【0003】仕切壁2の間隔が15m〜20mと広く、
長尺なタイロッド3を用いる必要がある場合、鋼矢板1
間をタイロッド3のみで連結すると、タイロッド3が自
重により下方へ撓み、タイロッド3の引張り力を軸線方
向に正しく作用させることができない。そこで、従来に
おいては、まず、仕切壁2の内側で所望間隔、例えば5
mごとに多数の丸パイプからなる支持杭4を2列に打設
し、両列の支持杭4同士をH型鋼からなる補強ビーム5
により連結し、各列の支持杭4の側部間にH型鋼からな
る支持ビーム6を連結し、両支持ビーム6の上面を水平
に保つ。次に、タイロッド3における端部ロッド8をク
レーンにより吊し、鋼矢板1およびその外側に水平方向
で取付けられた腹起し9に挿通して定着用ナット10に
より仮止めする。次に、タイロッド3におけるターンバ
ックル11で連結された中間部ロッド12をクレーンに
より吊し、その両端部を端部ロッド8の先端部とリング
ジョイント13により連結する。その後、タイロッド3
を両支持ビーム6上に乗せ、水平を保った状態で定着用
ナット10を締め付けることにより、タイロッド3を鋼
矢板1および腹起し9、すなわち、仕切壁2間に水平方
向に固定し、タイロッド3の引張り力を軸線方向に正し
く作用させるようにする。タイロッド3は、以下、上記
と同様にして順次、所望間隔、例えば、160cmごと
に仕切壁2間に水平方向に固定する。
【0004】従来、タイロッド3に代えて鋼矢板1の間
をワイヤロープにより連結する方法もあり、この場合に
は、上記従来例のような支持杭4、補強ビーム5、支持
ビーム6は不要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、タイロッド3を用いた前者の方法では、鋼
矢板1の引張り力における信頼性には優れているが、支
持杭4を直線状に並べて打設する作業に困難を伴い、し
かも、これらの支持杭4に支持ビーム6を水平方向で固
定する作業に困難を伴う。したがって、施工費が高くな
り、工事期間が長くなるばかりでなく、安全性、省力
化、省人化、省エネルギー化等を図ることができないと
いう問題があった。
【0006】一方、ワイヤロープを用いた後者の方法で
は、タイロッド3による上記問題を解決することはでき
るが、タイロッドに比べて素材重量が軽いため、撓みは
少ないものの、撚線であるために伸びが発生し、その都
度、締め直さなければならない施工上の問題があるばか
りでなく、結局、水平に張ることができない。また、撚
線が傷付くと腐食しやすく、切断のおそれがあり、信頼
性に劣るという問題があった。
【0007】そこで、タイロッド3を用いながら、作業
性の向上等による工期短縮、低コスト化および安全性、
省力化、省人化、省エネルギー化等を図ることが要望さ
れている。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、簡単な作業により仕切壁間でタイロッ
ドを水平方向に固定した状態に保持することができ、し
たがって、作業性を向上させて工期短縮、低コスト化を
図ることができるとともに、安全性、省力化、省人化、
省エネルギー化等を図ることができるようにしたタイロ
ッドの施工法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、矢板、鋼管杭、H型鋼等を連
続状態で打設して構築した対向する仕切壁の内側にほぼ
同一高さで水平基準部材を固定し、上記仕切壁間で上記
水平基準部材上に複数本の渡しビームを固定し、これら
の渡しビーム上に上記仕切壁に沿うように支持ビームを
固定し、複数本のタイロッドを定着用ナットの締め付け
により上記仕切壁間に固定した状態で各タイロッドを上
記支持ビーム上で水平方向に保持するようにしたもので
ある。
【0010】そして、上記技術的手段において、水平基
準部材として、仕切壁の内側に対向して固定した複数組
のブラケットにより構成し、または各仕切壁の内側の複
数箇所に固定したブラケットと、各仕切壁に沿うように
上記ブラケット上に固定した補助ビームとから構成する
ことができる。
【0011】また、渡しビーム、支持ビーム、更には補
助ビームとして型鋼、特に、H型鋼を用いるのが好まし
い。
【0012】また、タイロッドをジョイントにより連結
する前の分解状態で仕切壁に対する固定位置に配置し、
上記タイロッドを固定する際、ジョイントにより連結す
ることができる。
【0013】
【作用】本発明によれば、仕切壁間に固定した複数本の
タイロッドを仕切壁に沿うように配置した支持ビーム上
に支持させて水平方向に保持し、タイロッドの引張り力
を軸線方向に正しく作用させるようにしている。そし
て、仕切壁に固定した水平基準部材上に仕切壁間で複数
本の渡しビームを固定し、これらの渡しビーム上に仕切
壁に沿うように支持ビームを固定するので、水平基準部
材をその高さがほぼ同一となるように仕切壁に固定する
ことにより、渡しビームおよび支持ビームをほぼ水平方
向に設定することができ、水平基準部材は既存の仕切壁
に固定すればよいので、その作業は簡単であり、また、
渡しビームは水平基準部材に載せた状態で固定し、支持
ビームも渡しビームに載せた状態で固定することができ
るので、固定作業も簡単となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1ないし図4は本発明の一実施例
におけるタイロッドの施工法を示し、図1は仕切壁と平
行に支持ビームを配置した状態の平面図、図2、図3は
支持ビーム上で仕切壁間にタイロッドを固定する状態の
側面図、図4は図3の平面図、図5(a)、(b)は仕
切壁の鋼矢板に対するブラケットの固定例を示す一部切
欠側面図、正面図、図6(a)、(b)は仕切壁の鋼矢
板に対するブラケットの他の固定例を示す一部切欠側面
図、正面図、図7(a)、(b)は補助ビーム、渡しビ
ーム、支持ビームを構成する型鋼の連結例を示す正面
図、側面図である。
【0015】まず、図1ないし図4に示すように、複数
組の金属製のブラケット21を仕切壁2を構成する複数
本ごとの鋼矢板1の上部内側に対向してほぼ同一高さに
固定する。各ブラケット21は、例えば、図5(a)、
(b)に示すように、肱板22と受板23からなり、鋼
矢板1に溶接24により固定してもよく、または図6
(a)、(b)に示すように、背面板25と肱板22と
受板23からなり、背面板25を鋼矢板1にボルト2
8、ナット29により固定してもよい。
【0016】次に、H型鋼からなる補助ビーム30をク
レーンにより吊し、各仕切壁1の内側に沿って列設され
たブラケット21の受板23上に載せる。各補助ビーム
30を構成するH型鋼は上フランジ31と下フランジ3
2との間にウエブ33が連結されている。そして、一本
のH型鋼では長さが不足し、継ぎ足す必要がある場合に
は、作業現場で図7(a)、(b)に示すように、隣り
合うH型鋼のウエブ33の両側面に跨り、連結板34を
ボルト35、ナット36により連結し、この連結状態の
補助ビーム30をクレーンにより吊して下フランジ32
(若しくは上フランジ31)をブラケット21上に載せ
る。このように短いH型鋼を作業現場で連結して用いる
ことにより、作業現場への搬入作業が容易となる。次
に、補助ビーム30をブラケット21に溶接により固定
する。この状態で各補助ビーム30の上面はほぼ水平と
なり、しかも、両側補助ビーム30の上面はほぼ同一高
さになる。このようにしてブラケット21と補助ビーム
30とにより水平基準部材を構成することができる。
【0017】次に、H型鋼からなる渡しビーム37をク
レーンにより吊し、仕切壁2間で両端部を補助ビーム3
0上に載せる。渡しビーム37を構成するH型鋼は補助
ビーム30と同様の構成で、また、補助ビーム30と同
様に必要に応じて連結して使用することができ、下フラ
ンジ32(若しくは上フランジ31)を補助ビーム30
上に載せる。次に、渡しビーム37を補助ビーム30に
溶接により固定する。渡しビーム37は仕切壁2間で所
望間隔に複数本配置する。この状態で各渡しビーム37
の上面はほぼ水平となり、しかも、すべての渡しビーム
37の上面はほぼ同一高さになる。
【0018】次に、H型鋼からなる支持ビーム38をク
レーンにより吊し、渡しビーム37上にこの渡しビーム
37と直交方向で仕切壁2とほぼ平行に沿うように載せ
る。支持ビーム38を構成するH型鋼は補助ビーム30
と同様の構成で、また、補助ビーム30と同様に必要に
応じて連結して使用することができ、下フランジ32
(若しくは上フランジ31)を渡しビーム37上に載せ
る。次に、支持ビーム38を渡しビーム37に溶接によ
り固定する。支持ビーム37は仕切壁2と平行に所望間
隔で複数本(図示例では2本)配置する。この状態で各
支持ビーム38の上面はほぼ水平となり、しかも、両支
持ビーム38の上面はほぼ同一高さになる。
【0019】次に、タイロッド3における一方の端部ロ
ッド8をクレーンにより吊し、図2に示すように、鋼矢
板1の穴39および腹起し9に挿通させ、端部ロッド8
の外方突出部にワッシャー40を介して定着用ナット1
0を螺合させて端部ロッド8を仮止めする。次に、他方
の端部ロッド8をクレーンにより吊し、鋼矢板1の穴3
9および腹起し9に挿通させ、端部ロッド8の外方突出
部にワッシャー40を介して定着用ナット10を螺合さ
せて端部ロッド8を仮止めする。これらの端部ロッド8
は後述するようにタイロッド3の中間部ロッド12を支
持ビーム38上に載せた際、両者の軸心がほぼ一致する
ように鋼矢板1および腹起し9に仮止めする。
【0020】次に、タイロッド3におけるターンバック
ル11で連結された中間部ロッド12をクレーンにより
吊し、中間部ロッド12の両側部を支持ビーム38上に
載せて水平状態に支持する。次に、図3、図4に示すよ
うに、中間部ロッド12の両端部を上記のように鋼矢板
1等に仮止めしてある端部ロッド8にリングジョイント
13により連結する。次に、定着用ナット10を締め付
けることにより、タイロッド3を鋼矢板1間に水平方向
に固定し、支持ビーム38によりタイロッド3が自重に
より下方へ向かって突出するように湾曲するのを防止し
てタイロッド3を水平状態に保ち、タイロッド3の引張
り力を軸線方向に正しく作用させるようにすることがで
きる。以下、上記と同様にして所望枚数ごとの鋼矢板1
および腹起し9の間に固定した複数本のタイロッド3を
支持ビーム38上で水平状態に保持することにより作業
を完了する(図4においては、紙面の大きさの都合上、
タイロッド3は一本のみ示されている。)。
【0021】そして、投入物による仕切壁2内の埋立に
伴い、ブラケット21、補助ビーム30、渡しビーム3
7、支持ビーム38およびタイロッド3を埋殺しにす
る。
【0022】なお、上記実施例においては、補助ビーム
30、渡しビーム37、支持ビーム38としてH型鋼を
用いているが、それ以外の形状の型鋼やその他の変形し
にくい材料を用いることができる。また、上記実施例で
は、補助ビーム30と渡しビーム37、渡しビーム37
と支持ビーム38を溶接により固定しているが、それ以
外にも例えば、ボルト、ナットにより固定することもで
きる。また、上記実施例では、水平基準部材として、ブ
ラケット21と補助ビーム30を用いているので、補助
ビーム30を利用して渡しビーム37の配置を自由に選
択することができるが、渡しビーム37の配置をあらか
じめ決定しておけば、その位置にブラケット21を配置
することにより、補助ビーム30を用いることなく、こ
のブラケット21上に渡しビーム37を直接固定するこ
ともできる。また、ブラケット21を用いることなく、
補助ビーム30のみを用いることもできる。また、両側
のロッドを自在ジョイントにより連結する方式のタイロ
ッドの施工に適用することもできる。また、支持ビーム
38は仕切壁2と平行に配置する必要はなく、しかも、
タイロッド3を水平状態に保持することができればその
本数、形状等を適宜選択することができる。また、仕切
壁2間の間隔が広い場合には渡しビーム37の中央部が
少し下方へ湾曲するおそれがあるが、あらかじめこれを
考慮して水平基準部材を仕切壁2に固定すればよい。更
に、本発明は図示例のU型鋼矢板1および腹起し9を用
いて構築した仕切壁2の場合に限定されるものではな
く、それ以外の各種形式の矢板、鋼管杭、H型鋼などを
用いて構築した仕切壁の場合にも適用することができる
ことは言うまでもない。このほか、本発明は、その基本
的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更することが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、仕
切壁間に固定した複数本のタイロッドを仕切壁に沿うよ
うに配置した支持ビーム上に支持させて水平方向に保持
し、タイロッドの引張り力を軸線方向に正しく作用させ
ている。そして、仕切壁に固定した水平基準部材上に仕
切壁間で複数本の渡しビームを固定し、これらの渡しビ
ーム上に仕切壁に沿うように支持ビームを固定するの
で、水平基準部材をその高さがほぼ同一となるように仕
切壁に固定することにより、渡しビームおよび支持ビー
ムをほぼ水平方向に設定することができ、水平基準部材
は既存の仕切壁に固定すればよいので、その作業は簡単
であり、また、渡しビームは水平基準部材に載せた状態
で固定し、支持ビームも渡しビームに載せた状態で固定
することができるので、固定作業も簡単となる。したが
って、作業性を向上させて工期短縮、低コスト化を図る
ことができるとともに、安全化、省力化、省人化、省エ
ネルギー化等を図ることができる。
【0024】また、水平基準部材として仕切壁の内側に
対向して固定した複数組のブラケットを用いることによ
り、使用材料の低コスト化を図ることができる。
【0025】また、水平基準部材として仕切壁の内側の
複数箇所に固定したブラケットと、各仕切壁に沿うよう
に上記ブラケット上に固定した補助ビームとを用いるこ
とにより、渡しビームの配置を自由に設定することがで
き、作業性を更に一層向上させることができる。
【0026】また、渡しビーム、支持ビーム、更には補
助ビームとして型鋼を用いることにより、強度に優れ、
タイロッドを水平状態に保持しやすい。
【0027】また、タイロッドをジョイントにより連結
する前の分解状態で仕切壁に対する固定位置に配置し、
タイロッドを固定する際、ジョイントにより連結するこ
とにより、タイロッドの配置作業を簡単に、かつ迅速に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるタイロッドの施工法
を示し、仕切壁と平行に支持ビームを配置した状態の平
面図である。
【図2】同施工法を示し、支持ビーム上で仕切壁間にタ
イロッドを配置した状態の側面図である。
【図3】同施工法を示し、支持ビーム上で仕切壁間にタ
イロッドを固定した状態の側面図である。
【図4】同施工法を示し、図3の平面図である。
【図5】(a)は同施工法に用い、仕切壁の鋼矢板に対
するブラケットの固定例を示す一部切欠側面図である。
(b)は同固定例を示す正面図である。
【図6】(a)は同施工法に用い、仕切壁の鋼矢板に対
するブラケットの他の固定例を示す一部切欠側面図であ
る。(b)は同固定例を示す正面図である。
【図7】(a)は同施工法に用い、補助ビーム、渡しビ
ーム、支持ビームを構成する型鋼の連結例を示す正面図
である。(b)は同連結例を示す正面図である。
【図8】従来のタイロッドの施工法を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 鋼矢板 2 仕切壁 3 タイロッド 21 ブラケット 30 補助ビーム 37 渡しビーム 38 支持ビーム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矢板、鋼管杭、H型鋼等を連続状態で打
    設して構築した対向する仕切壁の内側にほぼ同一高さで
    水平基準部材を固定し、上記仕切壁間で上記水平基準部
    材上に複数本の渡しビームを固定し、これらの渡しビー
    ム上に上記仕切壁に沿うように支持ビームを固定し、複
    数本のタイロッドを定着用ナットの締め付けにより上記
    仕切壁間に固定した状態で各タイロッドを上記支持ビー
    ム上で水平方向に保持するタイロッドの施工法。
  2. 【請求項2】 水平基準部材が仕切壁の内側に対向して
    固定された複数組のブラケットである請求項1記載のタ
    イロッドの施工法。
  3. 【請求項3】 水平基準部材が、各仕切壁の内側の複数
    箇所に固定されたブラケットと、各仕切壁に沿うように
    上記ブラケット上に固定された補助ビームからなる請求
    項1記載のタイロッドの施工法。
  4. 【請求項4】 渡しビーム、支持ビームが型鋼からなる
    請求項1ないし3のいずれかに記載のタイロッドの施工
    法。
  5. 【請求項5】 補助ビームが型鋼からなる請求項3また
    は4記載のタイロッドの施工法。
  6. 【請求項6】 タイロッドをジョイントにより連結する
    前の分解状態で仕切壁に対する固定位置に配置し、上記
    タイロッドを固定する際、ジョイントにより連結する請
    求項1ないし5のいずれかに記載のタイロッドの施工
    法。
JP6142599A 1994-06-01 1994-06-01 タイロッドの施工法 Pending JPH07324321A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113235592A (zh) * 2021-04-21 2021-08-10 海洋石油工程股份有限公司 一种临时钢板桩地锚系统和施工方法

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