JPH07323826A - 窓ガラス洗浄機能付車両 - Google Patents

窓ガラス洗浄機能付車両

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Publication number
JPH07323826A
JPH07323826A JP6140965A JP14096594A JPH07323826A JP H07323826 A JPH07323826 A JP H07323826A JP 6140965 A JP6140965 A JP 6140965A JP 14096594 A JP14096594 A JP 14096594A JP H07323826 A JPH07323826 A JP H07323826A
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JP
Japan
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window washer
window
temperature
vehicle
windshield
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Withdrawn
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JP6140965A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yamashita
豊 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷時にフロントガラスに噴射したウインド
ウオッシャ液がフロントガラス表面で凍結することを防
止する。 【構成】 フロントガラスにウインドウオッシャ液を噴
射するウインドウオッシャ機構17と、外部操作により
ウインドウオッシャ機構17の動作状態を選択するウイ
ンドウオッシャスイッチ6と、車両外部の温度を検出す
る外気温センサ2と、外気温センサ2の検出情報に基づ
いてフロントガラスの推定表面温度を演算し,フロント
ガラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以下の場
合にはウインドウオッシャスイッチ6によるウインドウ
オッシャ機構17の動作状態の選択の如何にかかわらず
ウインドウオッシャ機構17の動作を禁止するコントロ
ーラ1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓ガラス洗浄機能付車
両に係り、特に、寒冷時にフロントガラスに噴射したウ
インドウオッシャ液がフロントガラス表面で凍結するこ
とを防止する場合に好適な窓ガラス洗浄機能付車両に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両には、フロントガラス表面へ
ウインドウオッシャ液を噴射すると共にウインドウオッ
シャ液をワイパで拭き取ることにより,フロントガラス
を洗浄するウインドウオッシャ機構が装備されている。
当該ウインドウオッシャ機構は、車両運転者が操縦ハン
ドル近傍のレバーに装備されたウインドウオッシャスイ
ッチをオン操作すると、車両ボンネットに設けられたノ
ズルからフロントガラス表面へ向けてウインドウオッシ
ャ液が噴射されると共に、ワイパが動作してフロントガ
ラス表面のウインドウオッシャ液を拭き取るようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、外気温度が例えば氷点下となっ
ている寒冷時において、車両運転者がフロントガラスを
洗浄すべくウインドウオッシャスイッチをオン操作した
場合、フロントガラス表面に噴射されたウインドウオッ
シャ液が凍結する場合があるという問題があった。この
ため、フロントガラス表面でウインドウオッシャ液が凍
結すると、運転視界の確保に支障を来たすことになると
いう問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、寒冷時にフロントガラス表面にウインド
ウオッシャ液が凍結することを防止した窓ガラス洗浄機
能付車両を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、車
両窓ガラスに対応して設けられたワイパを駆動するワイ
パ駆動機構と,前記車両窓ガラスにウインドウオッシャ
液を噴射するウインドウオッシャ機構と,外部操作され
前記ウインドウオッシャ機構の動作状態を選択するウイ
ンドウオッシャスイッチと,車両外部の温度を検出する
外気温センサと,前記ワイパ駆動機構及びウインドウオ
ッシャ機構の動作を制御する制御手段とを車体に備え、
該制御手段が、前記外気温センサの検出情報に基づき前
記車両窓ガラスの推定表面温度を演算する温度演算機能
と,前記車両窓ガラスの推定表面温度が予め設定した所
定温度以下の場合に,前記ウインドウオッシャスイッチ
による前記ウインドウオッシャ機構の動作状態の選択の
如何にかかわらず前記ウインドウオッシャ機構の動作を
禁止するウオッシャ液噴射禁止機能と,前記車両窓ガラ
スの推定表面温度が前記所定温度以上の場合に,前記ウ
インドウオッシャスイッチにより前記ウインドウオッシ
ャ機構の動作状態が選択された時は前記ウインドウオッ
シャ機構の動作を制御してウインドウオッシャ液を噴射
させるウオッシャ液噴射許可機能とを備える、という構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。
【0006】請求項2の本発明は、前記制御手段が、前
記車両窓ガラスの推定表面温度が前記所定温度以上の場
合に,前記ウインドウオッシャスイッチにより前記ウイ
ンドウオッシャ機構の動作状態が選択された時は前記ワ
イパ駆動機構の動作を制御して前記ワイパを所定時間動
作させるウオッシャ液除去制御機能を備える、という構
成を採っている。
【0007】
【作用】請求項1の本発明によれば、例えば冬場等の寒
冷時において、車体に設けられた外気温センサにより車
両外部の温度が検出されると、制御手段は、車両外部の
温度から車両窓ガラスの推定表面温度を演算する。次
に、制御手段は、車両窓ガラスの推定表面温度が予め設
定した所定温度以下の場合は、ウインドウオッシャ機構
の動作を禁止する。従って、車両運転者がウインドウオ
ッシャスイッチを操作してウインドウオッシャ機構を動
作させようとしても、ウインドウオッシャ機構から車両
窓ガラス表面へウインドウオッシャ液が噴射されること
は無い。他方、制御手段は、車両窓ガラスの推定表面温
度が予め設定した所定温度以上の場合は、車両運転者の
ウインドウオッシャスイッチの操作によりウインドウオ
ッシャ機構の動作状態が選択されると、ウインドウオッ
シャ機構の動作を制御してウインドウオッシャ液を噴射
させる。
【0008】請求項2の本発明によれば、例えば冬場等
の寒冷時において、制御手段は、車両外部の温度に基づ
き演算した車両窓ガラスの推定表面温度が予め設定した
所定温度以上の場合は、車両運転者によるウインドウオ
ッシャスイッチの操作によりウインドウオッシャ機構の
動作状態が選択されると、ウインドウオッシャ機構の動
作を制御してウインドウオッシャ液を噴射させる。更に
この時、制御手段は、ワイパ駆動機構の動作を制御して
ワイパを所定時間動作させる。これに伴い、車両窓ガラ
ス表面に噴射されたウインドウオッシャ液は、ワイパに
より拭き取られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用してなる第1乃至第3実
施例を図面に基づき説明する。
【0010】(1)第1実施例。 本第1実施例では、車両のフロントガラスの推定表面温
度が予め設定した所定温度以下となった場合に、フロン
トガラス表面に対するウインドウオッシャ液の噴射を禁
止するようにした点が特徴となっている。
【0011】先ず、本第1実施例並びに第2,第3実施
例に共通のウインドウオッシャ/ワイパ用コントローラ
(以下コントローラと略称)と各種センサ,スイッチ,
ドライバ等との接続関係を図2に基づき説明すると、車
載空調装置(カーエアコン)を装備した車両に設置され
たコントローラ1には、外気温度を検出する外気温セン
サ2,内気温度(車両室内温度)を検出する内気温セン
サ3,車両インストルメントパネルに設置されたデフ吹
出口からの調和風の吹出状態を選択するためのデフ吹出
口スイッチ4,デフ吹出口の温度を検出するデフ吹出口
温度センサ5,ウインドウオッシャスイッチ6,ワイパ
スイッチ7が各々接続されている。
【0012】また、コントローラ1には、トランジスタ
8を介してウインドウオッシャ噴射用ドライバ(図1参
照)が接続され、トランジスタ9を介してワイパ駆動用
ドライバ(図1参照)が接続されている。更に、コント
ローラ1は、トランジスタ10を介してウインドウオッ
シャ噴射禁止信号を出力するようになっている。
【0013】前述したコントローラ1は車両インストル
メントパネルの内部に装備され、外気温センサ2は車体
外部の所定適所に装備され、内気温センサ3は車両室内
の所定適所に装備されている。また、デフ吹出口スイッ
チ4はインストルメントパネルに装着された空調パネル
に装備され、ウインドウオッシャスイッチ6及びワイパ
スイッチ7は操作ハンドル近傍のレバーに装備されてい
る。
【0014】次に、本第1実施例並びに第2,第3実施
例に共通のコントローラを中心とした制御系の構成を図
1に基づき説明すると、コントローラ1は、ウインドウ
オッシャ・ワイパ制御部11と推定温度演算部12とか
ら構成されており、ウインドウオッシャ・ワイパ制御部
11の入力側には、ウインドウオッシャスイッチ6及び
ワイパスイッチ7が各々接続され、推定温度演算部12
の入力側には、外気温センサ2,内気温センサ3,デフ
吹出口スイッチ4,デフ吹出口温度センサ5が各々接続
されている。
【0015】また、ウインドウオッシャ・ワイパ制御部
11の出力側には、ウインドウオッシャ噴射用ドライバ
13及びワイパ駆動用ドライバ14が各々接続され、推
定温度演算部12の出力側には、車両フロントガラスの
推定表面温度が予め設定した所定温度以下となったこと
に伴いウインドウオッシャ機構17(後述)からのウイ
ンドウオッシャ液の噴射を禁止する旨を車両運転者へ警
告する警告ランプ15が接続されている。警告ランプ1
5は、車両運転者にとって視認性良好な箇所(例えばイ
ンストルメントパネル)に設置されている。
【0016】ウインドウオッシャ噴射用ドライバ13の
出力側には、ウインドウオッシャ用モータ16が接続さ
れ、ウインドウオッシャ用モータ16の出力側には、ウ
インドウオッシャ液を貯溜したタンク内からウインドウ
オッシャ液を汲み上げてノズルから噴射させるポンプ等
から成るウインドウオッシャ機構17が接続されてい
る。また、ワイパ駆動用ドライバ14の出力側には、ワ
イパ用モータ18が接続され、ワイパ用モータ18の出
力側には、ワイパ19が接続されている。
【0017】ウインドウオッシャ・ワイパ制御部11
は、車両運転者によるウインドウオッシャスイッチ6の
オン操作に伴い操作信号が入力されてくると、ウインド
ウオッシャ噴射用ドライバ13へ駆動制御信号を出力す
るようになっている。これにより、ウインドウオッシャ
噴射用ドライバ13は、ウインドウオッシャ用モータ1
6を駆動してウインドウオッシャ機構17を作動させ、
フロントガラス表面へウインドウオッシャ液を噴射させ
るようになっている。ウインドウオッシャ液の噴射を禁
止する時の制御については後述する。
【0018】また、ウインドウオッシャ・ワイパ制御部
11は、車両運転者によるワイパスイッチ7のオン操作
に伴い操作信号が入力されてくると、ワイパ駆動用ドラ
イバ14へ駆動制御信号を出力するようになっている。
これにより、ワイパ駆動用ドライバ14は、ワイパ用モ
ータ18を駆動してワイパ19を作動させ、フロントガ
ラス表面のウインドウオッシャ液(または雨水や雪)を
拭き取らせるようになっている。
【0019】推定温度演算部12は、車両運転者により
イグニッションスイッチが投入されエンジンが始動した
時点で、外気温センサ2により検出した外気温度,内気
温センサ3により検出した内気温度(車両室内温度)に
基づき、フロントガラスの推定表面温度(後述の新推定
表面温度に対して旧推定表面温度と称する)を演算する
ようになっている。
【0020】また、推定温度演算部12は、デフ吹出口
から調和風(温風)が吹出状態に有る場合は、デフ吹出
口温度からフロントガラスの旧推定表面温度(微少時間
前の推定表面温度)を減算した温度に定数k1を乗算し
(k1:実験により,デフ吹出口温度に対するフロント
ガラス推定表面温度の時定数に基づき算出した微小時間
Δt毎の変動定数),当該乗算した温度にフロントガラ
スの旧推定表面温度と外気温度の変動値とを加算するこ
とにより,フロントガラスの新推定表面温度を演算する
ようになっている。
【0021】この場合、デフ吹出口温度センサ5の検出
値を用いる代わりに、例えば空調ダクト内部に装備され
たエアミックスダンパの開度,またはデフ吹出口温度調
整スイッチによる設定値,またはデフ吹出口温度の推定
値の何れを用いてもよい。即ち、デフ吹出口の温度を実
測または推定できるならば、前述した何れの情報を用い
てもよい。
【0022】他方、推定温度演算部12は、デフ吹出口
から調和風(温風)が吹出状態に無い場合は、内気温度
からフロントガラスの旧推定表面温度(微少時間前の推
定表面温度)を減算した温度に定数k2を乗算し(k2:
実験により,内気温度に対するフロントガラス推定表面
温度の時定数に基づき算出した微小時間Δt毎の変動定
数),当該乗算した温度にフロントガラスの旧推定表面
温度と外気温度の変動値とを加算することにより,フロ
ントガラスの新推定表面温度を演算するようになってい
る。
【0023】そして、本第1実施例では、推定温度演算
部12は、上記の如く演算したフロントガラスの新推定
表面温度が予め設定した所定温度θ以上の場合(即ち、
フロントガラス表面にウインドウオッシャ液が凍結する
恐れが無い場合)は、ウインドウオッシャ・ワイパ制御
部11へウインドウオッシャ噴射禁止信号を出力しない
ようになっている。
【0024】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作した時は、ウインドウオッシ
ャ・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドラ
イバ13へ駆動制御信号を出力するため、ウインドウオ
ッシャ噴射用ドライバ13がウインドウオッシャ用モー
タ16を駆動してウインドウオッシャ機構17を作動さ
せ、フロントガラス表面にウインドウオッシャ液を噴射
させるようになっている。
【0025】他方、推定温度演算部12は、上記の如く
演算したフロントガラスの新推定表面温度が予め設定し
た所定温度θ以下の場合(即ち、フロントガラス表面に
ウインドウオッシャ液が凍結する恐れが有る場合)は、
ウインドウオッシャ・ワイパ制御部11へウインドウオ
ッシャ噴射禁止信号を出力するようになっている。
【0026】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作しても、ウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドライ
バ13へ駆動制御信号を出力しないため、ウインドウオ
ッシャ用モータ16は駆動せず、従ってウインドウオッ
シャ機構17は作動せず、この結果、フロントガラス表
面に対するウインドウオッシャ液の噴射が禁止されるよ
うになっている。
【0027】この場合、後述の第2実施例では、推定温
度演算部12は、フロントガラスの新推定表面温度が予
め設定した所定温度θ以下の場合はウインドウオッシャ
噴射禁止信号をウインドウオッシャ・ワイパ制御部11
及び警告ランプ15へ出力し、また、後述の第3実施例
では、推定温度演算部12は、フロントガラスの新推定
表面温度がウインドウオッシャ液の凍結温度よりも若干
高い温度の場合はウインドウオッシャ噴射許可信号及び
ワイパ駆動指示信号をウインドウオッシャ・ワイパ制御
部11へ出力するようになっている。これについては後
述する。
【0028】次に、上記の如く構成した本第1実施例の
作用を図3及び図4に基づき説明する。
【0029】「フロントガラス表面温度推定処理」(図
3) フロントガラス表面温度推定処理は、予め設定した一定
時間(例えば数秒間或いは数分間)毎に繰返される処理
である。例えば冬場等の寒冷時において、車両に装備さ
れたコントローラ1の推定温度演算部12は、外気温セ
ンサ2により検出した外気温度,内気温センサ3により
検出した内気温度,デフ吹出口スイッチ4の出力信号
(オン信号またはオフ信号),デフ吹出口温度センサ5
により検出したデフ吹出口温度を読込む(ステップSA
1)。
【0030】次に、車両運転者によりイグニッションス
イッチが投入されたエンジン始動直後の初期状態の場合
には(ステップSA2の肯定)、推定温度演算部12
は、外気温度及び内気温度に基づきフロントガラスの推
定表面温度を演算し(ステップSA3)、ステップSA
1で外気温センサ2から読込んだ外気温度を初期外気温
度に設定した後(ステップSA4)、ステップSA5へ
移行する。初期状態でない場合には(ステップSA2の
否定)、ステップSA5へ直接移行する。
【0031】ステップSA2またはステップSA4の処
理後、推定温度演算部12は、外気温度から初期外気温
度を減算して外気温度の変動値を演算し(ステップSA
5)、デフ吹出口から調和風(温風)が吹出状態となっ
ているか否かを判定する(ステップSA6)。
【0032】推定温度演算部12は、デフ吹出口から調
和風が吹出状態となっている場合は(ステップSA6の
肯定)、デフ吹出口温度からフロントガラスの旧推定表
面温度(ステップSA3で演算した微少時間前の推定表
面温度)を減算した温度に定数k1を乗算し,当該乗算
した温度にフロントガラスの旧推定表面温度と外気温度
の変動値とを加算することにより,フロントガラスの新
推定表面温度を演算する(ステップSA7)。
【0033】他方、推定温度演算部12は、デフ吹出口
から調和風が吹出状態に無い場合は、内気温度からフロ
ントガラスの旧推定表面温度(ステップSA3で演算し
た微少時間前の推定表面温度)を減算した温度に定数k
2を乗算し,当該乗算した温度にフロントガラスの旧推
定表面温度と外気温度の変動値とを加算することによ
り,フロントガラスの新推定表面温度を演算する(ステ
ップSA8)。
【0034】次に、推定温度演算部12は、ステップS
A7またはステップSA8で演算したフロントガラスの
新推定表面温度が予め設定した所定温度θ以上か否かを
判定し(ステップSA9)、フロントガラスの新推定表
面温度が予め設定した所定温度θ以上の場合,即ちフロ
ントガラスの新推定表面温度がフロントガラス表面にウ
インドウオッシャ液が凍結する恐れが無い温度である場
合には、ウインドウオッシャ噴射禁止信号をウインドウ
オッシャ・ワイパ制御部11へ出力しない(ステップS
A10)。
【0035】他方、フロントガラスの新推定表面温度が
予め設定した所定温度θ以下の場合,即ちフロントガラ
スの新推定表面温度がフロントガラス表面にウインドウ
オッシャ液が凍結する恐れが有る温度である場合には、
ウインドウオッシャ噴射禁止信号をウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11へ出力する(ステップSA11)。
【0036】ここで、上記図3において、本第1実施例
及び後述の第3実施例ではステップSA12,13の処
理は実行しないが、後述の第2実施例では、推定温度演
算部12は、フロントガラスの新推定表面温度が所定温
度θ以上の場合に警告ランプ15を消灯状態とし、フロ
ントガラスの新推定表面温度が所定温度θ以下の場合に
警告ランプ15を点灯状態とするようになっている。こ
れについては後述する。
【0037】「ウインドウオッシャ液噴射制御処理」
(図4) コントローラ1の推定温度演算部12は、フロントガラ
スの推定表面温度が予め設定した所定温度以下と判定し
た場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを噴
射した際にウインドウオッシャ液が凍結する恐れが有る
と判定した場合は(ステップSB1の肯定)、ウインド
ウオッシャ噴射禁止信号をウインドウオッシャ・ワイパ
制御部11へ出力するため、ウインドウオッシャ液の噴
射が禁止状態となる(ステップSB2)。
【0038】他方、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以上と判定
した場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを
噴射してもウインドウオッシャ液が凍結する恐れが無い
と判定した場合は(ステップSB1の否定)、ウインド
ウオッシャ噴射禁止信号をウインドウオッシャ・ワイパ
制御部11へ出力しないため、ウインドウオッシャ液の
噴射が禁止解除状態となる(ステップSB3)。
【0039】次に、ウインドウオッシャ・ワイパ制御部
11は、車両運転者によりウインドウオッシャスイッチ
6がオン操作されたか否かを判定し(ステップSB
4)、ウインドウオッシャスイッチ6がオン操作されて
いない場合は、本処理を終了する一方、ウインドウオッ
シャスイッチ6がオン操作された場合は、ウインドウオ
ッシャ液の噴射が禁止状態か禁止解除状態かを判定する
(ステップSB5)。
【0040】ウインドウオッシャ・ワイパ制御部11
は、ウインドウオッシャ液の噴射が禁止状態の場合は、
本処理を終了する一方、ウインドウオッシャ液の噴射が
禁止解除状態の場合は、ウインドウオッシャ噴射用ドラ
イバ13へ駆動信号を出力するため、ウインドウオッシ
ャ用モータ16が駆動してウインドウオッシャ機構17
を作動させる結果、ウインドウオッシャ機構17のノズ
ル(図示略)からウインドウオッシャ液がフロントガラ
ス表面へ噴射される(ステップSB6)。
【0041】上述したように、本第1実施例によれば、
フロントガラスの推定表面温度が所定温度以下と判定し
た場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを噴
射した際にウインドウオッシャ液が凍結する恐れが有る
と判定した場合は、車両運転者がウインドウオッシャス
イッチ6を操作してもウインドウオッシャ機構17から
のウインドウオッシャ液の噴射を禁止するため、従来の
ように冬場等の寒冷時に車両運転者がフロントガラスを
洗浄すべく,ウインドウオッシャスイッチをオン操作し
てフロントガラス表面へウインドウオッシャ液を噴射さ
せた際に,フロントガラス表面にウインドウオッシャ液
を凍結させて運転視界を悪化させてしまうといった不具
合を防止することができる。
【0042】(2)第2実施例。 本第2実施例では、車両のフロントガラスの推定表面温
度が予め設定した所定温度以下となった場合に、フロン
トガラス表面に対するウインドウオッシャ液の噴射を禁
止すると共に,警告ランプ15を点灯させ車両運転者に
ウインドウオッシャ液噴射禁止状態となった旨を警告す
るようにした点が特徴となっている。
【0043】即ち、コントローラ1の推定温度演算部1
2は、フロントガラスの推定表面温度が予め設定した所
定温度以下の場合は,ウインドウオッシャ噴射禁止信号
をウインドウオッシャ・ワイパ制御部11及び警告ラン
プ15へ出力するようになっている。
【0044】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作しても、ウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドライ
バ13へ駆動制御信号を出力しないため、ウインドウオ
ッシャ用モータ16は駆動せず、従ってウインドウオッ
シャ機構17は作動せず、この結果、フロントガラス表
面に対するウインドウオッシャ液の噴射が禁止されるよ
うになっている。またこの時、警告ランプ15が点灯
し、ウインドウオッシャ液噴射禁止状態となった旨を警
告するようになっている。
【0045】他方、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以上の場合
は,ウインドウオッシャ噴射禁止信号をウインドウオッ
シャ・ワイパ制御部11及び警告ランプ15へ出力しな
いようになっている。
【0046】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作すれば、ウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドライ
バ13へ駆動制御信号を出力するため、ウインドウオッ
シャ用モータ16が駆動してウインドウオッシャ機構1
7が作動し、フロントガラス表面にウインドウオッシャ
液が噴射されるようになっている。また、警告ランプ1
5は消灯状態に維持されるようになっている。
【0047】次に、本第2実施例の作用を図5に基づき
説明する。
【0048】「ウインドウオッシャ液噴射制御処理」
(図5) コントローラ1の推定温度演算部12は、フロントガラ
スの推定表面温度が予め設定した所定温度以下と判定し
た場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを噴
射した際にウインドウオッシャ液が凍結する恐れが有る
と判定した場合は(ステップSC1の肯定)、ウインド
ウオッシャ噴射禁止信号を警告ランプ15及びウインド
ウオッシャ・ワイパ制御部11へ出力するため、警告ラ
ンプ15が点灯してウインドウオッシャ液噴射禁止状態
となった旨を警告すると共に(ステップSC2)、ウイ
ンドウオッシャ液の噴射が禁止状態となる(ステップS
C3)。
【0049】他方、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以上と判定
した場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを
噴射してもウインドウオッシャ液が凍結する恐れが無い
と判定した場合は(ステップSC1の否定)、ウインド
ウオッシャ噴射禁止信号を警告ランプ15及びウインド
ウオッシャ・ワイパ制御部11へ出力しないため、警告
ランプ15は消灯状態を維持すると共に(ステップSC
4)、ウインドウオッシャ液の噴射が禁止解除状態とな
る(ステップSC5)。
【0050】次に、ウインドウオッシャ・ワイパ制御部
11は、車両運転者によりウインドウオッシャスイッチ
6がオン操作されたか否かを判定し(ステップSC
6)、ウインドウオッシャスイッチ6がオン操作されて
いない場合は、本処理を終了する一方、ウインドウオッ
シャスイッチ6がオン操作された場合は、ウインドウオ
ッシャ液の噴射が禁止状態か禁止解除状態かを判定する
(ステップSC7)。
【0051】ウインドウオッシャ・ワイパ制御部11
は、ウインドウオッシャ液の噴射が禁止状態の場合は、
本処理を終了する一方、ウインドウオッシャ液の噴射が
禁止解除状態の場合は、ウインドウオッシャ噴射用ドラ
イバ13へ駆動信号を出力するため、ウインドウオッシ
ャ用モータ16が駆動してウインドウオッシャ機構17
を作動させる結果、ウインドウオッシャ機構17のノズ
ル(図示略)からウインドウオッシャ液がフロントガラ
ス表面へ噴射される(ステップSC8)。
【0052】上述したように、本第2実施例によれば、
フロントガラスの推定表面温度が所定温度以下と判定し
た場合,即ちフロントガラスにウインドウオッシャを噴
射した際にウインドウオッシャ液が凍結する恐れが有る
と判定した場合は、車両運転者がウインドウオッシャス
イッチ6をオン操作してもウインドウオッシャ機構17
からのウインドウオッシャ液の噴射を禁止するため、従
来のように冬場等の寒冷時において車両運転者がフロン
トガラスを洗浄すべくウインドウオッシャスイッチを操
作し,フロントガラス表面へウインドウオッシャ液を噴
射させて凍結させてしまうといった不具合を防止するこ
とができる。
【0053】また、本第2実施例によれば、フロントガ
ラスの推定表面温度が所定温度以下の場合には,ウイン
ドウオッシャ液の噴射を禁止すると共に警告ランプ15
を点灯させるため、車両運転者は、警告ランプ15の点
灯を目視することにより、ウインドウオッシャスイッチ
6のオン操作にかかわらずウインドウオッシャ液が噴射
しないのは,ウインドウオッシャ機構17の故障では無
く,フロントガラスの推定表面温度がウインドウオッシ
ャ液の凍結する恐れが有る温度となっているためである
ことを認識することができる。
【0054】(3)第3実施例。 本第3実施例では、車両のフロントガラスの推定表面温
度がウインドウオッシャ液の凍結温度よりも若干高い温
度の場合に、フロントガラス表面に対するウインドウオ
ッシャ液の噴射は禁止せず,ウインドウオッシャ液の噴
射時にはワイパを所定時間動作させてフロントガラス表
面のウインドウオッシャ液を拭き取らせるようにした点
が特徴となっている。
【0055】即ち、コントローラ1の推定温度演算部1
2は、フロントガラスの推定表面温度がウインドウオッ
シャ液の凍結温度より若干高い温度の場合には,ウイン
ドウオッシャ噴射許可信号及びワイパ駆動指示信号をウ
インドウオッシャ・ワイパ制御部11へ出力するように
なっている。
【0056】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作すれば、ウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドライ
バ13へ駆動制御信号を出力するため、ウインドウオッ
シャ用モータ16が駆動してウインドウオッシャ機構1
7が作動し、フロントガラス表面にウインドウオッシャ
液が噴射されるようになっている。
【0057】またこの時、ウインドウオッシャ・ワイパ
制御部11がワイパ駆動用ドライバ14へ駆動制御信号
を出力するため、ワイパ用モータ18が所定時間(また
は所定回転)だけ駆動してワイパ19が作動し、フロン
トガラス表面に噴射されたウインドウオッシャ液を拭き
取るようになっている。
【0058】次に、本第3実施例の作用を図6に基づき
説明する。
【0059】「ウインドウオッシャ噴射制御及びワイパ
駆動制御処理」(図6) コントローラ1の推定温度演算部12は、フロントガラ
スの表面推定温度がウインドウオッシャ液の凍結温度よ
りも高いか低いかを判定し(ステップSD1)、フロン
トガラスの表面推定温度がウインドウオッシャ液の凍結
温度よりも低い場合は、フロントガラス表面にウインド
ウオッシャ液が凍結する恐れが有るため、ウインドウオ
ッシャ・ワイパ制御部11へウインドウオッシャ噴射禁
止信号を出力する(ステップSD2)。
【0060】これにより、車両運転者がウインドウオッ
シャスイッチ6をオン操作しても、ウインドウオッシャ
・ワイパ制御部11がウインドウオッシャ噴射用ドライ
バ13へ駆動制御信号を出力しないため、ウインドウオ
ッシャ用モータ16は駆動せず、従ってウインドウオッ
シャ機構17は作動せず、この結果、フロントガラス表
面に対するウインドウオッシャ液の噴射が禁止される。
【0061】他方、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの表面推定温度がウインドウオッシャ液の凍結温度
よりも高い場合は、車両運転者によりウインドウオッシ
ャスイッチ6がオン操作されたか否かを判定し(ステッ
プSD3)、ウインドウオッシャスイッチ6がオン操作
されていない場合は、本処理を終了する一方、ウインド
ウオッシャスイッチ6がオン操作された場合は、ウイン
ドウオッシャ噴射用ドライバ13へ駆動信号を出力する
ため、ウインドウオッシャ用モータ16が駆動してウイ
ンドウオッシャ機構17を作動させる結果、ウインドウ
オッシャ機構17のノズル(図示略)からウインドウオ
ッシャ液がフロントガラス表面へ噴射される(ステップ
SD4)。
【0062】次に、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの推定表面温度がウインドウオッシャ液の凍結温度
に所定温度α度C(例えば数度C)を加算した温度より
も低いか高いかを判定し(ステップSD5)、フロント
ガラスの推定表面温度がウインドウオッシャ液の凍結温
度に所定温度α度Cを加算した温度よりも高い場合は、
フロントガラス表面にウインドウオッシャ液が凍結する
恐れが無いため、本処理を終了する。この場合、上記ス
テップSD1の処理に加えてステップSD5の処理を行
う理由は、フロントガラスの推定表面温度がウインドウ
オッシャ液の凍結温度よりも高く且つ凍結温度付近か否
かを判定するためである。
【0063】他方、推定温度演算部12は、フロントガ
ラスの推定表面温度がウインドウオッシャ液の凍結温度
に所定温度α度Cを加算した温度よりも低い場合,即ち
フロントガラスの推定表面温度がウインドウオッシャ液
の凍結温度よりも高く且つ凍結温度付近の場合は、ワイ
パ駆動指示信号をウインドウオッシャ・ワイパ制御部1
1へ出力する。
【0064】これにより、ウインドウオッシャ・ワイパ
制御部11がワイパ駆動用ドライバ14へ駆動制御信号
を出力するため、ワイパ用モータ18が所定時間(また
は所定回転)だけ駆動してワイパ19が動作する結果、
フロントガラス表面に噴射されたウインドウオッシャ液
が拭き取られる。
【0065】上述したように、本第3実施例によれば、
フロントガラスの推定表面温度がウインドウオッシャ液
の凍結温度より若干高い温度の場合には,フロントガラ
ス表面に対するウインドウオッシャ液の噴射時に,ワイ
パ用モータ18を所定時間(または所定回転)だけ駆動
してワイパ19を作動させフロントガラス表面に噴射さ
れたウインドウオッシャ液を拭き取るため、フロントガ
ラス表面上からウインドウオッシャ液を全部拭き取るこ
とができ、これにより、冬場等の寒冷時でもフロントガ
ラス表面にウインドウオッシャ液を凍結させることな
く,フロントガラス表面の汚れを洗浄することができ
る。
【0066】ここで、上記第1乃至第3実施例では、ウ
インドウオッシャ/ワイパ専用のコントローラ1に各種
センサ,ウインドウオッシャスイッチ,ワイパスイッ
チ,ドライバ等を接続することにより上述した制御を行
ったが、エアコン用コントローラ(またはオートエアコ
ン用コントローラ)にウインドウオッシャスイッチ,ワ
イパスイッチ,ドライバ等を接続することにより上述し
た制御を行ってもよい。この場合は、既存のエアコン用
コントローラ(またはオートエアコン用コントローラ)
を利用するため、低コストで上述した制御を実現するこ
とができる。
【0067】また、上記第1乃至第3実施例では、車両
のフロントガラスに噴射したウインドウオッシャ液がフ
ロントガラス表面で凍結することを防止する場合を例に
上げたが、リヤガラス用ワイパを装備した車両のリヤガ
ラスに噴射したウインドウオッシャ液がリヤガラス表面
で凍結することを防止する場合に適用することもでき
る。
【0068】また、上記第2実施例では、車両のフロン
トガラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以下と
なった場合に,ウインドウオッシャ液の噴射を禁止する
と共に,警告ランプ15を点灯させることにより車両運
転者にウインドウオッシャ液噴射禁止状態となった旨を
警告するようにしたが、警告ランプ15を点灯させる代
わりに例えばブザーを鳴動させてもよい。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
によれば、車両窓ガラスの推定表面温度が予め設定した
所定温度以下の場合には,ウインドウオッシャスイッチ
によるウインドウオッシャ機構の動作状態の選択の如何
にかかわらずウインドウオッシャ機構の動作を禁止する
ため、車両窓ガラス表面にウインドウオッシャ液が噴射
されることは無く、従って、従来のように寒冷時に車両
窓ガラス表面へウインドウオッシャ液を噴射させて凍結
させてしまうといった不具合を防止することができる、
という効果を奏する。
【0070】請求項2の本発明によれば、車両窓ガラス
の推定表面温度が予め設定した所定温度以上の場合に,
ウインドウオッシャスイッチによりウインドウオッシャ
機構の動作状態が選択された時はウインドウオッシャ液
を噴射させると共にワイパを所定時間動作させるため、
車両窓ガラス表面上からウインドウオッシャ液を全部拭
き取ることができ、これにより、寒冷時でも車両窓ガラ
ス表面にウインドウオッシャ液を凍結させること無く車
両窓ガラス表面の汚れを洗浄することができる、という
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1乃至第3実施例に共通の
コントローラと各部との構成を示すブロック図である。
【図2】第1乃至第3実施例に共通のコントローラと各
部との接続関係を示す概略図である。
【図3】第1乃至第3実施例に一部のステップを除き共
通したフロントガラス表面温度推定処理の流れ図であ
る。
【図4】第1実施例におけるウインドウオッシャ液噴射
制御処理の流れ図である。
【図5】第2実施例におけるウインドウオッシャ液噴射
制御処理の流れ図である。
【図6】第3実施例におけるウインドウオッシャ液噴射
制御及びワイパ駆動制御処理の流れ図である。
【符号の説明】
1 制御手段としてのコントローラ 2 外気温センサ 6 ウインドウオッシャスイッチ 15 警報手段としての警告ランプ 17 ウインドウオッシャ機構 18 ワイパ駆動機構としてのワイパ用モータ 19 ワイパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両窓ガラスに対応して設けられたワイ
    パを駆動するワイパ駆動機構と,前記車両窓ガラスにウ
    インドウオッシャ液を噴射するウインドウオッシャ機構
    と,外部操作され前記ウインドウオッシャ機構の動作状
    態を選択するウインドウオッシャスイッチと,車両外部
    の温度を検出する外気温センサと,前記ワイパ駆動機構
    及びウインドウオッシャ機構の動作を制御する制御手段
    とを車体に備え、 該制御手段が、 前記外気温センサの検出情報に基づき前記車両窓ガラス
    の推定表面温度を演算する温度演算機能と,前記車両窓
    ガラスの推定表面温度が予め設定した所定温度以下の場
    合に,前記ウインドウオッシャスイッチによる前記ウイ
    ンドウオッシャ機構の動作状態の選択の如何にかかわら
    ず前記ウインドウオッシャ機構の動作を禁止するウオッ
    シャ液噴射禁止機能と,前記車両窓ガラスの推定表面温
    度が前記所定温度以上の場合に,前記ウインドウオッシ
    ャスイッチにより前記ウインドウオッシャ機構の動作状
    態が選択された時は前記ウインドウオッシャ機構の動作
    を制御してウインドウオッシャ液を噴射させるウオッシ
    ャ液噴射許可機能とを備えたことを特徴とする窓ガラス
    洗浄機能付車両。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記車両窓ガラスの推
    定表面温度が前記所定温度以上の場合に,前記ウインド
    ウオッシャスイッチにより前記ウインドウオッシャ機構
    の動作状態が選択された時は前記ワイパ駆動機構の動作
    を制御して前記ワイパを所定時間動作させるウオッシャ
    液除去制御機能を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の窓ガラス洗浄機能付車両。
JP6140965A 1994-05-31 1994-05-31 窓ガラス洗浄機能付車両 Withdrawn JPH07323826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536232A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドウガラスワイパ駆動ユニットとこれを備えた車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536232A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドウガラスワイパ駆動ユニットとこれを備えた車両

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