JPH07323632A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07323632A
JPH07323632A JP11680894A JP11680894A JPH07323632A JP H07323632 A JPH07323632 A JP H07323632A JP 11680894 A JP11680894 A JP 11680894A JP 11680894 A JP11680894 A JP 11680894A JP H07323632 A JPH07323632 A JP H07323632A
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recording
carriage
lead screw
bidirectional lead
motor
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JP11680894A
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English (en)
Inventor
Hisashi Yoshikawa
尚志 吉川
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回転数が瞬間的に上昇することによ
って発生する異音や騒音を防止すること。 【構成】 記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒
体に対して記録を行う記録手段と、前記記録手段を搭載
して所定方向に移動するキャリッジと、前記キャリッジ
を所定方向に移動させる両方向リードスクリューと、前
記両方向リードスクリューを回転駆動する駆動モータ
と、を有し、前記キャリッジが前記両方向リードスクリ
ュー溝の折り返し部付近に到達するタイミングに合わせ
て前記駆動モータに一定期間の負荷を与える負荷付与手
段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体を副走査方向
に搬送し、記録手段を主走査方向に走査して、前記記録
手段によって前記記録媒体に記録を行うシリアル型の記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録シートを副走査方向に搬送
し、記録ヘッドを主走査方向に走査して、前記記録ヘッ
ドによって前記記録シートに記録を行うシリアルタイプ
の小型記録装置において、記録ヘッドを搭載したキャリ
ッジを主走査方向に往復移動させる手段として、回転軸
を一方向のみに回転させることによって前記キャリッジ
の往復移動を行う両方向リードスクリューを用いる場合
が多く見受けられる。
【0003】前記両方向リードスクリューは、その外周
面に互いに逆方向に螺旋状に延びる二方向のスクリュー
溝が穿設されており、前記二方向のスクリュー溝は両方
向リードスクリューの両端部付近で互いに滑らかに連結
されている。この両方向リードスクリューのスクリュー
溝に前記キャリッジに突設されたキャリッジピンが挿入
され、前記両方向リードスクリューがある一方向に回転
することにより、前記キャリッジピンが前記スクリュー
溝に沿って案内されて移動し、前記キャリッジが移動方
向を変更しながら往復動作を行う。
【0004】前記往復移動の際に、両方向リードスクリ
ューの両端部付近において、その移動方向を変更する直
前に前後したキャリッジピンがスクリュー溝の壁に接触
し、前記キャリッジは移動方向を変更する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、キャリッジの移動方向を変更する直前にスク
リュー溝の壁とキャリッジピンの接触が瞬間的に外れる
ため、両方向リードスクリューの回転に対する抵抗が瞬
間的に小さくなる。このため、駆動モータに対する負荷
が小さくなり、前記モータの回転数が瞬間的に上昇す
る。特に駆動モータとしてDCモータを用いた場合に前
述傾向が顕著である。この駆動モータの回転数が瞬間的
に上昇することによって、特に高速で駆動する機器にお
いては、異音や騒音の原因となる場合が多い。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、モータの回転数が瞬
間的に上昇することによって発生する異音や騒音を防止
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の記録装置の構成は、記録媒体を搬送する搬送手段
と、前記記録媒体に対して記録を行う記録手段と、前記
記録手段を搭載して所定方向に移動するキャリッジと、
前記キャリッジを所定方向に移動させる両方向リードス
クリューと、前記両方向リードスクリューを回転駆動す
る駆動モータと、を有し、前記キャリッジが前記両方向
リードスクリュー溝の折り返し部付近に到達するタイミ
ングに合わせて前記駆動モータに一定期間の負荷を与え
る負荷付与手段を具備したことを特徴とし、更に具体的
には、前記負荷付与手段は、前記駆動モータの駆動力で
回転する回転部材の一部に設けた突起と、前記回転部材
が回転したときに少なくとも前記突起と接触する位置に
設けた弾性部材とからなり、前記キャリッジが前記両方
向リードスクリュー溝の折り返し部付近に到達するタイ
ミングに合わせて、前記突起が前記弾性部材を一定期間
撓ませることことによって前記駆動モータに対する負荷
を発生する。
【0008】
【作用】上記構成にあっては、キャリッジが両方向リー
ドスクリュー溝の折り返し部付近に到達するタイミング
に合わせて前記突起と前記バネ部材とが接触し、この接
触時のバネ部材の撓みによって前記突起と一体に回転す
る回転部材にその回転方向とは逆向きの負荷が付与さ
れ、前記回転部材を駆動する駆動モータに対しても同時
に負荷が付与されるため、キャリッジの折り返し時に駆
動モータの回転数が瞬間的に上昇するのを抑えることが
でき、前記モータの回転数の上昇を原因とする異音や騒
音の発生を防止することが可能となる。
【0009】
【実施例】
〔第1実施例〕以下に、本発明を適用した記録装置の一
実施例について図面を参照して説明する。尚、本実施例
では、記録装置として、着脱自在な記録ヘッド(デイス
ポーザルタイプ)を2つ搭載したシリアルタイプのイン
クジェット記録装置を用いて説明する。
【0010】図1〜図4は記録装置の概略的構成を説明
するための模式的断面図であり、図1は記録装置の平面
図、図2は図1の矢印A方向から見た図、図3は図1の
矢印B方向から見た図、そして図4は図1の矢印C方向
から見た図である。
【0011】図において、1は装置本体を形成するベー
スフレームであり、このフレーム1に対して記録手段を
構成する2つの記録ヘッド7,8を着脱自在に搭載した
キャリッジ6が矢印H,I方向に移動可能に取り付けら
れている。
【0012】(駆動系)先ず、駆動源及びそれに関連し
た構成要素について説明する。図において、2は駆動源
であるDCモータであり、キャリッジ6を主走査方向に
移動させ且つ記録媒体(以下、記録紙ともいう)を副走
査方向に搬送させるためのものである。このモータ2の
軸にはモータウォームギア12が同軸上に圧入固定されて
いる。3はスクリューホイールギアであり、前記モータ
ウォームギア12と噛合している。4は紙送りホイールギ
アであり、装置本体のフレーム1に設けられた軸に回転
自在に支持され、且つ大径ギア4aと小径ギア4bとか
らなる。前記大径ギア4aはモータウォームギア12と噛
合している。一方、前記小径ギア4bは前記大径ギア4
aと一体に回転し、紙送り中間ギア27の左端にあるギア
27aと噛合している。前記紙送り中間ギア27の右端にあ
るギア27bは欠歯ギアであり、前記ギア27aと一体に回
転するようにして装置本体のフレーム1に取り付けられ
た軸に軸支されて回転自在となっている。また、紙送り
中間ギア27の軸部27gにはリブ27cが一体又は別体に形
成されている。
【0013】10は送りローラであり、左端部にギア10a
が設けられており、前記欠歯ギア27bと一定の周期をも
って噛み合い状態となる。また、送りローラ10は装置本
体のフレーム1に設けられた孔部に挿通され回転可能な
状態にある。更に送りローラ10の中央部には弾性材(例
えばゴム材)よりなる円環状の送り部材23が設けられ、
前記送り部材23に対向した位置にはピンチローラ20が各
々設けられている。前記ピンチローラ20はピンチローラ
軸21に軸支されており、前記ローラ軸21は装置本体のフ
レーム1に回転自在且つ図4の矢印E方向に移動可能に
支持されている。また、ピンチローラ20はピンチローラ
軸21によって送りローラ10方向に押圧されている。これ
により、送りローラ10が回転すると、ピンチローラ20と
の協働作用によって記録紙が搬送される。
【0014】5は両方向リードスクリューであり、装置
本体のフレーム1に形成された孔に挿通されて回転自在
に支持され、その一端部には前記モータウォームギア12
と噛合しているスクリューホイールギア3が同軸上に固
定されている。この両方向リードスクリュー5は、その
周面に180 度位相がズレた2つのネジ溝状のスクリュー
溝5a,5bが形成されている(図2参照)。これら2
つのスクリュー溝5a,5bは、両方向リードスクリュ
ー5の両端部の溝連結部5c,5dで合流して連続して
いる。
【0015】(記録系)次に記録手段及びそれに関連し
た構成要素について説明する。前記キャリッジ6に着脱
自在に搭載された記録手段としての2つの記録ヘッド
7,8は、図に示すように、キャリッジ6上に並列配置
されている。
【0016】本実施例における記録手段としては、記録
ヘッド7,8からインクを吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッド7,
8は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液
路の一部に設けられるエネルギー作用部、該作用部にあ
る液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエネ
ルギー発生手段等を備えている。
【0017】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、或いは発熱抵抗体を有する発
熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体を
吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等があ
る。
【0018】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0019】前記キャリッジ6は案内軸9に沿って図2
の矢印H,I方向へ往復移動する。また、キャリッジ6
には、図4に示すように、前記両方向リードスクリュー
5の周面に形成されたスクリュー溝5a,5bと係合す
るキャリッジピン18が突設されている。更に、キャリッ
ジ6の後端部には、装置本体のフレーム1の一部に形成
されたレール1aと係合する概略L字状の突起部6aが
設けられている。従って、前記キャリッジ6は前記案内
軸9による矢印H,I方向への案内のみならず、前記突
起部6aとレール1aとが係合することによっても案内
されるため、往復移動が安定したものとなる。
【0020】図4に示すように、装置本体のフレーム1
の上部には、記録紙(図示せず)が挿入される挿入口19
及び記録紙が排出される排出口22が夫々形成されてい
る。プラテン24は記録位置において記録紙を支持するも
のであり、排出口22近傍のフレーム上に着脱自在に装着
されている。従って、前記挿入口19から挿入された記録
紙は、プラテン24の前面部で入力画像情報の記録がなさ
れた後、排出口22から装置外へ排出される。尚、記録動
作及びその制御に関しては後述する。
【0021】前記キャリッジ6は2枚のフレキシブル回
路基板(記録ヘッド7側の回路基板26aのみを図4に示
す)を具備している。これらの回路基板は夫々記録ヘッ
ド7,8へ画像信号及び電力を提供するためのものであ
って、2つのセットレバー11を介して前記記録ヘッド
7,8とキャリッジ6とを電気的に接続する。また、前
記回路基板は回路基板17を介して装置本体の制御回路
(図示せず)と接続している。
【0022】16はホームポジション検出器(記録開始位
置検出器)として機能する透過型フォト検出器であり、
前記キャリッジ6の下部に設けられている。この検出器
16は凹形状をなし、前記回路基板17を介して装置本体の
制御回路と接続されている。また前記検出器16の凹形状
の開口部分には、キャリッジ6の往復移動に伴って装置
本体のフレーム1上に形成された凸形状のリブ1c,1
d,1eが入り込むようになっており、この凹状部分に
凸状部分が挿入されると、凹状部分の立設した壁面間の
光伝達が遮断される。従って、このような遮断が起こる
か否かによってキャリッジ6がホームポジションに位置
しているか否かが判断できるように構成されている。
【0023】(記録動作)上記構成からなる記録手段及
びそれに関連した構成要素による記録動作について説明
する。制御回路から駆動信号がDCモータ2に送られる
と、このモータ2が駆動してモータウォームギア12が図
2の矢印F方向に回転し、この回転はスクリューホイー
ルギア3を介して両方向リードスクリュー5へ伝達され
る。この両方向リードスクリュー5の図2の矢印G方向
への回転に伴って、スクリュー溝5aに係合したキャリ
ッジピン18が両方向リードスクリュー5の軸線に沿って
摺動し、キャリッジ6を矢印H方向へ動かす。
【0024】更に、キャリッジ6が矢印H方向へ移動し
て行き、キャリッジピン18がスクリュー溝連結部5cに
達する。この部分を通り過ぎた時点で、キャリッジピン
18はスクリュー溝5aと連続的につながっているスクリ
ュー溝5bに係合する。これによって移動方向は矢印I
方向へ変化する。キャリッジ6が両方向リードスクリュ
ー5の回転によって矢印I方向に移動し、やがてキャリ
ッジピン18がスクリュー溝連結部5dに達する。この部
分を通り過ぎた時点で、キャリッジピン18はスクリュー
溝5bと連続的につながっているスクリュー溝5aに係
合する。これによって、移動方向は再び矢印H方向へと
変化する。この動作の繰り返しによって前記キャリッジ
6は矢印H,I方向への往復移動を行う。
【0025】記録開始位置は、矢印I方向への移動では
前記リブ1cのエッジ部であり、矢印H方向への移動で
は前記リブ1dのエッジ部である。従って、前記記録開
始位置上にキャリッジ6が位置している場合、キャリッ
ジ6の下部に取り付けられたホームポジション検出器16
によって検出がなされ、記録開始位置検出信号が発生す
る。
【0026】また、前記モータウォームギア12には、そ
の根元部に円盤状のエンコーダスリット12aが一体的に
形成されており、前記スリット12aは吐出信号検出器25
の凹部に入り込んでいる。
【0027】(記録紙搬送)次に、記録紙の搬送につい
て簡単に説明する。記録紙の搬送は、DCモータ2の駆
動によって回転する前記欠歯ギア27bと噛み合って間欠
的に回転するフィードローラギア10aによってなされ
る。即ち、このギア10aが回転することによって、この
ギア10aと同軸上に結合した送りローラ10の周面に設け
られた送り部材23が回転する。その結果、この送り部材
23とピンチローラ20とによって挟持された記録紙が搬送
される。
【0028】(記録動作制御)上記構成からなる記録装
置の記録動作制御について説明する。まず、装置本体に
設けられた制御部について簡単に概略を説明する。本装
置の制御部は、装置全体の主制御を行うコントローラ、
情報処理手順を実行する(例えばマイクロコンピュータ
形態)CPU、上記処理における作業用の領域等を設け
たRAM、上記処理手順に対応したプログラムを格納し
たROM、記録動作の際の必要なタイミングを作り出し
たりするタイマー等、から構成される。このような制御
部からの信号は、インターフェース部や各駆動ドライバ
ーを介して上記回路基板17,26等へ送られる。また、そ
の逆の経路でもって検出器16,25等からの信号が制御部
のCPUへ送られる。
【0029】図5は本実施例における記録装置の周辺部
の構成を示すブロック図であり、上記制御部のCPU50
と、キーボード51と、表示器52と、電源ユニット53と、
モータ駆動回路54と、記録ヘッド駆動回路55と、記録装
置56とにより構成されている。前記記録装置56は、吐出
信号検出器25から出力される吐出位置検出信号と、ホー
ムポジション検出器16から出力される吐出開始位置検出
信号とを、上記CPU50へ送ることができる。
【0030】記録動作は、電源ユニット53から供給され
る電圧を記録装置56の駆動モータ(本実施例ではDCモ
ータ)に印加することによって開始される。DCモータ
が駆動すると、モータウォームギア12に一体形成された
円盤状のエンコーダスリット12aによって吐出位置検出
信号が発生する。この信号は、ドットマトリックスにお
ける各ドット列に一対一で対応して発生するように設定
されている。このモータウォームギア12の回転により、
キャリッジ6は例えば図2の矢印H方向への移動(矢印
C側端部から矢印B側端部への移動)を開始する。この
矢印H方向への移動に伴った記録動作のタイミングチャ
ートを図6に示す。
【0031】前記キャリッジ6の下部に固定されたホー
ムポジション検出器16が上記リブ1d(図1参照)を通
過すると、吐出開始位置信号が発生する。CPU50は吐
出開始位置信号を受けると同時に、この信号に同期して
記録信号を記録ヘッド7,8へ選択的に出力する。その
結果、図2の矢印H方向への記録が記録紙上になされ
る。本実施例では、各記録ヘッド7,8は、往路又は復
路のどちらか一方向の記録のみを担当するようにしてい
る。即ち、例えば矢印H方向の場合は記録ヘッド7が記
録を実施し、矢印I方向の場合は記録ヘッド8が記録を
実施する。
【0032】上記矢印H方向への記録が終了すると、記
録紙搬送が行われる。CPU50は吐出位置検出信号のパ
ルス数を計数し、予め設定されたパルス数(図6中M)
がカウントされるとDCモータ2への通電を停止させ
る。この際、キャリッジ6は装置本体左側部(図2の矢
印B側端部)にて停止する。
【0033】この状態で再びDCモータ2を駆動させる
と、キャリッジ6は図2の矢印I方向への移動(矢印B
側端部から矢印C側端部への移動)を開始する。この矢
印I方向への移動に伴った記録動作のタイミングチャー
トを図7に示す。
【0034】前記キャリッジ6の下部に固定されたホー
ムポジション検出器16が上記リブ1c(図1参照)を通
過すると、吐出開始位置信号が発生する。CPU50は吐
出開始位置信号を受けると同時に、この信号に同期して
記録信号を記録ヘッド7,8へ選択的に出力する。その
結果、図2の矢印I方向への記録が記録紙上になされ
る。
【0035】上記矢印I方向への記録が終了すると、記
録紙搬送が行われる。CPU50は吐出位置検出信号のパ
ルス数を計数し、予め設定されたパルス数(図7中N)
がカウントされるとDCモータ2への通電を停止させ
る。この際、キャリッジ6は装置本体右側部(図2の矢
印C側端部)にて停止する。
【0036】上記CPU50は、キャリッジ6が図1の矢
印B側端部に位置するか、或いは矢印C側端部に位置す
るかを事前に判別する必要がある。その判別方法として
は、例えば記録装置56に電源が投入された時、或いはキ
ーボード51の特定キーが押された時にDCモータ2が駆
動するようにし、続いて吐出開始位置検出信号が矢印H
方向と矢印I方向とで異なるようにする。即ち、図6及
び図7に示すように、異なるパルス幅の信号X,Yが発
生するように、上記リブ1cとリブ1eの間隔、及び上
記リブ1dとリブ1eの間隔を変えておく。こうするこ
とによって、例えばパルス幅がX→Yへ変化した場合は
矢印I方向への移動であり、Y→Xへ変化した場合は矢
印H方向への移動であると判断することができる。
【0037】更に、パルス信号X,Yの違いは、該パル
ス信号X,Yが発生する間に生ずる吐出位置検出信号の
パルス数を計数することにより、DCモータ2の回転速
度が異なっても正確にキャリッジ6の移動方向及び位置
を判別することが可能である。
【0038】また、記録紙の搬送動作は、DCモータ2
の駆動によって回転する平歯ギア27aと軸27gを介して
同軸に形成された欠歯ギア27bによりフィードローラギ
ア10aに間欠的に回転力が伝達されて行われる。
【0039】この記録紙の搬送動作は、両方向リードス
クリュー5の両端部付近にキャリッジ6が移動してきた
ときに行われる。また、本実施例における一行(一方
向)の記録動作(記録紙の搬送含む)は、前記両方向リ
ードスクリュー5が約3回転することで行われ、この動
作中、前述した欠歯ギア27b及び軸27gは約1回転する
ようにギア比等を設定している。
【0040】本発明では、前記キャリッジ6が前記両方
向リードスクリュー5の折り返し部付近に到達するタイ
ミングに合わせて、即ちキャリッジピン18がスクリュー
溝5a,5bの両端部の溝連結部5c,5d付近に位置
したときに、装置本体のフレーム1の所定位置に固定さ
れた板バネ27d(図1及び図8参照)を撓ませ始めるよ
うに前記軸27gの一部に半月状のリブ27cを設けてい
る。
【0041】図9に板バネ27dと半月状のリブ27cの動
作説明図を示す。前記リブ27cを有する軸27gは前述し
たように図中矢印Z方向に一記録動作で1回転する。図
9(a)ではキャリッジピン18がまだ両方向リードスク
リュー5の両端部に到達しておらず、リブ27cと板バネ
27dは接触していない。依って、前記板バネ27dは図中
矢印Z方向に回転している軸27gに何ら力を与えていな
い。
【0042】前記キャリッジピン18が両方向リードスク
リュー5の両端部に位置する溝連結部5c,5dいずれ
かの付近に到達したときに、図9(b)に示す如く板バ
ネ27dとリブ27cが接触し始め、図中矢印Z方向に回転
する軸27gに対して回転方向とは逆方向にバネ力による
負荷を与え始める。このとき、両方向リードスクリュー
5の溝の壁とキャリッジピン18との接触は離れ始めた状
態である。
【0043】図9(c)に示す如き状態では、板バネ27
dはリブ27cにより最大に撓みを生じ、この時点ではス
クリュー溝5a,5bはキャリッジピン18から殆ど力を
受けていない状態となるが、図中矢印Z方向に回転する
軸27gは前記板バネ27dの撓みによるバネ力により回転
方向とは逆方向に作用する負荷を受けている。
【0044】更に両方向リードスクリュー5が回転して
軸27gが矢印Z方向に回転すると、図9(d)に示すよ
うに、板バネ27dとリブ27cとの接触状態は解除され、
前記板バネ27dの撓みはなくなる。依って、矢印Z方向
に回転する軸27gに対する前記板バネ27dの負荷はなく
なる。
【0045】また、図10に前記両方向リードスクリュー
5回転時のスクリュー溝5a,5b及び溝連結部5c,
5dと、キャリッジピン18との関係を表す要部拡大図を
示す。図10(a)はキャリッジピン18がスクリュー溝5
a内を通過している場合であって、両方向リードスクリ
ュー5が図中矢印G方向に回転することでキャリッジピ
ン18はスクリュー溝5aの壁から力を受けて図中矢印H
方向に移動し、反対にスクリュー溝5aの壁はその反作
用としてキャリッジピン18から力Fを受けている。
【0046】図10(b)に示すように、前記キャリッジ
ピン18が両方向リードスクリュー5の左端側に位置する
スクリュー溝連結部5c(キャリッジ折り返し部)のあ
る位置に達すると、キャリッジピン18はスクリュー溝5
aの壁から離間し、前述した力Fは『0』となる。この
ときキャリッジの移動量も略『0』となる。
【0047】更に両方向リードスクリュー5が図中矢印
G方向に回転すると、図9(c)に示すように、前記キ
ャリッジピン18はもう一方のスクリュー溝5bの壁に接
触して、前記溝5bの壁から力(図中矢印G方向の回転
力)を受けて図中矢印I方向に移動し、前記スクリュー
溝5bの壁はキャリッジピン8 から前述した反力Fを受
けることになる。
【0048】このように両方向リードスクリュー5の両
端部の溝連結部5c,5d(キャリッジ折り返し部)に
おいて、キャリッジピン18とスクリュー溝5a,5bの
壁との接触が外れ、キャリッジピン18からスクリュー溝
5a,5bの壁に与える負荷が『0』となる領域が存在
する。従って、この領域では駆動源であるDCモータに
加わる負荷も減少し、瞬間的に前記モータの回転数が上
昇して異音や騒音を発生することがする。
【0049】そこで、本発明においては、この負荷が
『0』となる領域に対応して、前記モータの駆動力によ
り回転する回転部材としての軸27gの一部に半月形のリ
ブ27cを設け、これと対向する位置に板バネ27dを設置
し、前述したモータにかかる負荷が減少するタイミング
と同期させて前記リブ27cで板バネ27dを撓ませて、前
記軸27gの回転方向とは逆方向に作用する負荷を付与し
ている。従って、前記モータの回転数の瞬間的な上昇を
原因とする異音や騒音の発生を防止することが可能とな
る。
【0050】〔他の実施例〕前述した実施例では、紙送
り中間ギア27の軸27gの一部に半月形状のリブ27cを設
けた構成としたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば図11に示すように、前記軸27gの一部に直
方体形状のリブ27c′を設けた構成としても同様の効果
を得ることができる。
【0051】また、前述した実施例では、回転部材の一
部に設けられた突起に接触して負荷を与える弾性部材と
して板バネ27dを用いたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば図12に示すように、コイルバネ27
eとスライダ部材27fとからなる弾性部材を用いても同
様の効果を得ることができる。
【0052】また前述した実施例では記録手段としてイ
ンクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて電
気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加さ
れる熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利用
してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インクを
吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に好
ましい。
【0053】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成でき、より好ましい。
【0054】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。前記熱作用面の温
度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細書に
記載されている条件を採用すると、更に優れた記録を行
うことができる。
【0055】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0056】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことができるようになるからである。
【0057】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成の何れでも良い。
【0058】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、或いは記録ヘッド自体に一体的
にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録
ヘッドを用いても良い。
【0059】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換体或いはこれとは別の加熱
素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記録と
は別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定した
記録を行うために有効である。
【0060】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類乃至個数についても、例えば単色のインクに対応し
て1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異に
する複数のインクに対応して複数個数設けられるもので
あって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとして
は黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか或いは複数個の組合せによ
るか何れでも良いが、異なる色の複色カラー、又は混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適
用し得る。
【0061】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、何れにしても熱エネルギーの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録シートに到達する時点では
既に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインクを使用する場合も適用可
能である。
【0062】このような場合のインクは、特開昭54-568
47号公報或いは特開昭60-71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部又は貫通孔に液状又は固形物とし
て保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよ
うな形態としても良い。上述した各インクに対して最も
有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するものであ
る。
【0063】更に、前述したインクジェット記録装置の
形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出
力端末として用いられるものの他、リーダ等と組み合わ
せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシミリ
装置の形態をとるもの等であっても良い。
【0064】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明の記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等の記録方式、或いはそれ以外の記録方式で
あっても適用し得る。またシリアル記録方式に限定する
必要もなく、所謂ライン記録方式を用いても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、駆動モータの駆動
力により回転する回転部材の一部に突起を設けると共
に、これと対向する位置に弾性部材を設けて、駆動モー
タにかかる負荷が減少するタイミングと同期させて、即
ちキャリッジが両方向リードスクリュー溝の折り返し部
付近に到達するタイミングに合わせて、前記突起で前記
弾性部材を一定期間撓ませて、前記回転部材の回転方向
とは逆方向に作用する負荷、即ち前記駆動モータの回転
方向とは逆方向に作用する負荷を付与することによっ
て、前記モータの瞬間的な回転数の上昇を抑え、この回
転数の上昇を原因とする異音や騒音の発生を防止するこ
とができる。
【0066】また、記録手段としてインクジェット方式
を採用することにより、低騒音且つ高速記録が可能であ
り、また高画質の記録が可能となる。そして、この場合
にインク吐出エネルギーとして熱エネルギーを発生する
ための電気熱変換体を設けることにより、ヘッドのコン
パクト化が容易であり、製造コストも安価になし得る。
更にインク吐出に際して熱エネルギーにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる
ことにより、高精細な画像を得ることが可能となる等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にを適用したシリアルタイプのインクジ
ェット記録装置の一例の概略構成を示す平面断面図であ
る。
【図2】図1において矢印A方向から見た断面図であ
る。
【図3】図1において矢印B方向から見た断面図であ
る。
【図4】図1において矢印C方向から見た断面図であ
る。
【図5】本発明を適用したインクジェット記録装置の制
御を説明するためのブロック図である。
【図6】本実施例における矢印H方向への記録動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図7】本実施例における矢印I方向への記録動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図8】本実施例における記録装置の駆動系の概略構成
を示す要部構成図である。
【図9】突起と弾性部材との関係を示す動作説明図であ
る。
【図10】スクリュー溝及び溝連結部と、キャリッジピ
ンとの関係を示す動作説明図である。
【図11】他の実施例における突起と弾性部材との関係
を示す動作説明図である。
【図12】他の実施例における突起と弾性部材との関係
を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1…ベースフレーム、1a…レール、1c,1d…リ
ブ、2…DCモータ、3…スクリューホイールギア、4
…紙送りホイールギア、4a…大径ギア、4b…小径ギ
ア、5…両方向リードスクリュー、5a,5b…スクリ
ュー溝、5c,5d…溝連結部、6…キャリッジ、6a
…突起部、7,8…記録ヘッド、9…案内軸、10…送り
ローラ、10a…ギア、11…セットレバー、12…モータウ
ォームギア、12a…エンコーダスリット、16…ホームポ
ジション検出器、17…回路基板、18…キャリッジピン、
19…挿入口、20…ピンチローラ、21…ピンチローラ軸、
22…排出口、23…送り部材、24…プラテン、25…吐出信
号検出器、26a…フレキシブル回路基板、27…紙送り中
間ギア、27a…平歯ギア、27b…欠歯ギア、27c,27
c′…リブ、27d…板バネ、27e…コイルバネ、27f…
スライダ部材、27g…軸、50…CPU、51…キーボー
ド、52…表示器、53…電源ユニット、54…モータ駆動回
路、55…記録ヘッド駆動回路、56…記録装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記記録媒体に対して記録を行う記録手段と、 前記記録手段を搭載して所定方向に移動するキャリッジ
    と、 前記キャリッジを所定方向に移動させる両方向リードス
    クリューと、 前記両方向リードスクリューを回転駆動する駆動モータ
    と、 を有し、 前記キャリッジが前記両方向リードスクリュー溝の折り
    返し部付近に到達するタイミングに合わせて前記駆動モ
    ータに一定期間の負荷を与える負荷付与手段を具備した
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷付与手段は、前記駆動モータの
    駆動力で回転する回転部材の一部に設けた突起と、前記
    回転部材が回転したときに少なくとも前記突起と接触す
    る位置に設けた弾性部材とからなり、前記キャリッジが
    前記両方向リードスクリュー溝の折り返し部付近に到達
    するタイミングに合わせて、前記突起が前記弾性部材を
    一定期間撓ませることことによって前記駆動モータに対
    する負荷を発生する請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録装置は、記録手段がインク吐出
    用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    ていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、記録手段が前記電気熱
    変換体によって印加される熱エネルギーにより、インク
    に生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させ
    ることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
JP11680894A 1994-05-30 1994-05-30 記録装置 Pending JPH07323632A (ja)

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