JPH0732360A - Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 - Google Patents

Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置

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JPH0732360A
JPH0732360A JP20128993A JP20128993A JPH0732360A JP H0732360 A JPH0732360 A JP H0732360A JP 20128993 A JP20128993 A JP 20128993A JP 20128993 A JP20128993 A JP 20128993A JP H0732360 A JPH0732360 A JP H0732360A
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JP
Japan
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sludge
hopper
carrier
paint waste
melted
Prior art date
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Withdrawn
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JP20128993A
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English (en)
Inventor
Keikichi Hara
敬吉 原
Hiroo Tanaka
中 裕 男 田
Takamitsu Kuroba
羽 孝 光 黒
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SAAMIC KK
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SAAMIC KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は一般廃棄物と同様に焼却が容易
にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、場所
を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるように
したUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提供す
ることにある。 【構成】本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法は、UV
塗料廃棄物のスラッジをホッパ−に投入後、ホッパ−内
でスラッジが流動性を持つように該スラッジを溶融せし
め、溶融したスラッジを搬送体に一定の厚みで塗布し、
該搬送体で搬送される一定の厚みに塗布したスラッジを
紫外線照射して硬化せしめるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業廃棄物の一種であ
る塗料廃棄物のうちでUV(紫外線)ハ−ドコ−ト及び
アンダ−コ−ト処理ライン等から排出されたUV硬化型
塗料(UV塗料)廃棄物処理方法及びその処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばABS樹脂の耐擦傷性を改良する
ためのUVハ−ドコ−ト及びアンダ−コ−ト処理ライン
等から排出されたUV塗料廃棄物は、塗装ブ−ス水槽で
溶剤が蒸発し粘度が高くなった状態の塗料が浮遊または
沈殿スラッジとなり溜っている。これを定期的にひしゃ
く等で空き缶にすくっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定期的にひし
ゃく等で空き缶にすくったのでは、UV塗料廃棄物のス
ラッジと一緒に水もすくうことになるため含水率は30
パ−セント程度とかなり高く、焼却しようとしても通常
の焼却炉では困難である。また廃棄物処理費用も業者へ
委託した場合一般廃棄物費用の5倍も高くついてしまう
という難点があった。従来のUV塗料廃棄物の処理法と
して、脱水等の方法で処理が試みられているが、フィル
タ−が目詰まりして長期使用に耐えられないという難点
がある上に、基本的にUV塗料は紫外線照射無しの状態
では長期硬化するものではなくうまくいっていないのが
現状であった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは一般廃棄物と同様に焼却が
容易にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、
場所を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるよ
うにしたUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るUV塗料廃
棄物処理方法は、UV塗料廃棄物のスラッジをホッパ−
に投入後、ホッパ−内でスラッジが流動性を持つように
該スラッジを溶融せしめ、溶融したスラッジを搬送体に
一定の厚みで塗布し、該搬送体で搬送される一定の厚み
に塗布したスラッジを紫外線照射して硬化せしめるよう
にしたものである。また、本発明に係るUV塗料廃棄物
処理装置は、UV塗料廃棄物のスラッジを収容するホッ
パ−と,該ホッパ−の下部外側に設けた、スラッジを熱
照射する遠赤外線ヒ−タ−と,ホッパ−の下方に設置し
た搬送体と,該搬送体上に溶融したスラッジを一定の厚
みで塗布するコ−タ−部と,一定の厚みに塗布したスラ
ッジを硬化せしめるために照射する紫外線照射部とを備
えたものである。UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬
送体は回転ドラムまたはエンドレスベルトである。そし
て、UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬送体の終端部
に近接してスクレ−パ−部を設けるとともに剥離したス
ラッジを細かく砕く破砕部を設ける。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法の一例
を示すブロック説明図である。AはUV塗料廃棄物のス
ラッジをホッパ−1に投入する工程、Bはホッパ−1内
のスラッジSが流動性を持つように該スラッジを溶融せ
しめる加熱工程、Cは溶融したスラッジSを搬送体2に
一定の厚みで塗布する塗布工程、Dは搬送体2で搬送さ
れる一定の厚みに塗布したスラッジSを紫外線照射して
硬化せしめる硬化工程、Eは硬化したスラッジSを搬送
体2から剥離する剥離工程、Fは剥離されたスラッジS
が帯状の場合に刃物等で破砕する破砕工程、Gは剥離さ
れたスラッジSを収納するストック工程をそれぞれ示
す。
【0007】図2は搬送体が回転ドラムであるUV塗料
廃棄物処理装置の正面図、図3は図2の平面図、図4は
図2の左側面図である。処理対象であるUV塗料廃棄物
としてはクリアで、これに顔料や艶消し剤等の多く混入
していないものが対象となる。ホッパ−1はブ−ス内に
落下した被塗布物等の異物を取り除くための異物フィル
タ−(図示せず)を内蔵し、かつホッパ−1下部に定量
供給するための電磁バルブ1aを備えるとともにホッパ
−1下部は遠赤外線をよく吸収する材質等で形成する。
【0008】3はホッパ−1の下部外側に設けた、スラ
ッジSを熱照射するための遠赤外線ヒ−タ−である。ホ
ッパ−1に投入されたスラッジSは塗料によって決まる
一定温度まで遠赤外線ヒ−タ−3によって昇温され、粘
度がある程度さがり流動性を持つようになる。そして、
異物フィルタ−によって異物が取り除かれた後、電磁バ
ルブ1aよりスラッジが定量供給される。ホッパ−1の
下方に設置した搬送体2である回転ドラム2aには前記
バルブ1aから流動性を持ったスラッジSが定量供給さ
れ、スラッジS中に含有する水分が分離除去される。回
転ドラム2aはインバ−タ(図示せず)およびギヤ−モ
−タ−4aを備えた駆動部4により駆動される。図中、
5は制御部で、回転ドラム2aのスピ−ドを調整した
り、ホッパ−1内のスラッジSを一定の温度に昇温させ
る遠赤外線ヒ−タ−3の電力制御、電磁バルブ1aの開
閉制御や破砕部6の作動制御および紫外線照射部7等を
制御するものである。
【0009】8は搬送体2である回転ドラム2a上に、
溶融したスラッジを一定の厚みで塗布するコ−タ−部で
ある。コ−タ−部8で一定の厚み、例えば100〜10
00μmに塗布されるが、この厚みは搬送体2の送り速
度および紫外線照射量等によってスラッジSが効果的に
硬化される厚みであればよい。ゆっくりと回転する回転
ドラム2a上に一定の厚みで塗布されたスラッジSは回
転ドラム2aの上方から照射してスラッジを硬化させる
ための高圧水銀灯等の紫外線ランプよりなる紫外線照射
部7を備えている。そして、搬送体2である回転ドラム
2aの終端部に近接してスクレ−パ−部9を設け、硬化
したスラッジSを回転ドラム2aより剥離させる。スク
レ−パ−部9により剥離されたスラッジSが帯状となる
場合は、ブレ−ド等の刃物を有する破砕部6を設けてス
ラッジSを細かく砕く。細かく砕かれたスラッジSは収
納容器等のストック部10にストックされる。このよう
に処理されたスラッジSは一般の廃棄物として処理され
る。
【0010】図2〜図4は搬送体が回転ドラムであるU
V塗料廃棄物処理装置 について説明したが、回転ドラ
ムに代えて図5に示すようにエンドレスベルトであって
もよい。エンドレスベルト2bとした場合、ホッパ−1
の高さは比較的低くできるので、ドラム等からUV塗料
廃棄物を投入するにも作業が楽であり、傾斜して設置し
たエンドレスベルト2b上でスラッジSと水を分離する
ことが容易となる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の説明から判るように、ホ
ッパ−投入時に乳白色で粘度はういろ状であったスラッ
ジが処理後はフィルム状に乾燥固化したものが得られた
り、艶消し剤が入ったUV塗料廃棄物のスラッジの場合
はホッパ−投入時には白色で粘度はようかん状であった
ものが処理後は顆粒状あるいは粉末状となり、いずれの
場合においても完全乾燥状態で固化しUV塗料廃棄物が
一般廃棄物として処理可能で、通常の焼却炉で焼却処理
が容易にできる。また、UV塗料を使用するUV塗装シ
ステムは、UV塗料自体の塗膜硬化に熱を必要とせず、
秒単位の短時間で硬化できるという特質から、省エネ
ルギ−化、省スペ−ス化、無騒音化が図られ、熱に弱
い素材や熱容量が大きい素材の塗装に有利であり、無
溶剤塗料であるため臭いなどが無く、作業環境の良化、
大気汚染の防止に役立つ等といった数々の優れた特徴を
持つ反面、難点の一つとして、廃棄物処理の難しさがあ
るが、この点については、本発明のUV塗料廃棄物処理
法およびその装置によれば、かかる廃棄物処理が容易
で、かつロ−コストで処理できることから、上記UV塗
装システムの難点の一つが解決され、この面からも該U
V塗装システムの普及拡大に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法の一実施
例を示すブロック説明図である。
【図2】搬送体が回転ドラムであるUV塗料廃棄物処理
装置の正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の左側面図である。
【図5】搬送体がエンドレスベルトであるUV塗料廃棄
物処理装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 ホッパ− 2 搬送体 2a 回転ドラム 2b エンドレスベルト 3 遠赤外線ヒ−タ− 4 駆動部 5 制御部 6 破砕機 7 紫外線照射部 8 コ−タ−部 9 スクレ−パ−部 10 ストック部 S スラッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 // B29K 105:26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 UV塗料廃棄物のスラッジをホッパ−に
    投入後、ホッパ−内でスラッジが流動性を持つように該
    スラッジを溶融せしめ、溶融したスラッジを搬送体に一
    定の厚みで塗布し、該搬送体で搬送される一定の厚みに
    塗布したスラッジを紫外線照射して硬化せしめることを
    特徴とするUV塗料廃棄物処理方法。
  2. 【請求項2】 UV塗料廃棄物のスラッジを収容するホ
    ッパ−と,該ホッパ−の下部外側に設けた、スラッジを
    熱照射する遠赤外線ヒ−タ−と,ホッパ−の下方に設置
    した搬送体と,該搬送体上に溶融したスラッジを一定の
    厚みで塗布するコ−タ−部と,一定の厚みに塗布したス
    ラッジを硬化せしめるために照射する紫外線照射部とを
    備えていることを特徴とするUV塗料廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 搬送体は回転ドラムまたはエンドレスベ
    ルトであることを特徴とする請求項2記載のUV塗料廃
    棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 搬送体の終端部に近接してスクレ−パ−
    部を設けるとともに剥離したスラッジを細かく砕く破砕
    部を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のUV
    塗料廃棄物処理装置。
JP20128993A 1993-07-22 1993-07-22 Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 Withdrawn JPH0732360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002102777A (ja) * 2000-10-03 2002-04-09 Fuji Heavy Ind Ltd 塗料廃棄物再資源原料化処理方法及び処理装置
WO2021142657A1 (zh) * 2020-01-15 2021-07-22 杰瑞环保科技有限公司 一种油漆废渣热相分离处理工艺及其装置

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