JPH0732360A - Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 - Google Patents
Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置Info
- Publication number
- JPH0732360A JPH0732360A JP20128993A JP20128993A JPH0732360A JP H0732360 A JPH0732360 A JP H0732360A JP 20128993 A JP20128993 A JP 20128993A JP 20128993 A JP20128993 A JP 20128993A JP H0732360 A JPH0732360 A JP H0732360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- hopper
- carrier
- paint waste
- melted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は一般廃棄物と同様に焼却が容易
にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、場所
を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるように
したUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提供す
ることにある。 【構成】本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法は、UV
塗料廃棄物のスラッジをホッパ−に投入後、ホッパ−内
でスラッジが流動性を持つように該スラッジを溶融せし
め、溶融したスラッジを搬送体に一定の厚みで塗布し、
該搬送体で搬送される一定の厚みに塗布したスラッジを
紫外線照射して硬化せしめるようにしたものである。
にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、場所
を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるように
したUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提供す
ることにある。 【構成】本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法は、UV
塗料廃棄物のスラッジをホッパ−に投入後、ホッパ−内
でスラッジが流動性を持つように該スラッジを溶融せし
め、溶融したスラッジを搬送体に一定の厚みで塗布し、
該搬送体で搬送される一定の厚みに塗布したスラッジを
紫外線照射して硬化せしめるようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業廃棄物の一種であ
る塗料廃棄物のうちでUV(紫外線)ハ−ドコ−ト及び
アンダ−コ−ト処理ライン等から排出されたUV硬化型
塗料(UV塗料)廃棄物処理方法及びその処理装置に関
する。
る塗料廃棄物のうちでUV(紫外線)ハ−ドコ−ト及び
アンダ−コ−ト処理ライン等から排出されたUV硬化型
塗料(UV塗料)廃棄物処理方法及びその処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばABS樹脂の耐擦傷性を改良する
ためのUVハ−ドコ−ト及びアンダ−コ−ト処理ライン
等から排出されたUV塗料廃棄物は、塗装ブ−ス水槽で
溶剤が蒸発し粘度が高くなった状態の塗料が浮遊または
沈殿スラッジとなり溜っている。これを定期的にひしゃ
く等で空き缶にすくっている。
ためのUVハ−ドコ−ト及びアンダ−コ−ト処理ライン
等から排出されたUV塗料廃棄物は、塗装ブ−ス水槽で
溶剤が蒸発し粘度が高くなった状態の塗料が浮遊または
沈殿スラッジとなり溜っている。これを定期的にひしゃ
く等で空き缶にすくっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、定期的にひし
ゃく等で空き缶にすくったのでは、UV塗料廃棄物のス
ラッジと一緒に水もすくうことになるため含水率は30
パ−セント程度とかなり高く、焼却しようとしても通常
の焼却炉では困難である。また廃棄物処理費用も業者へ
委託した場合一般廃棄物費用の5倍も高くついてしまう
という難点があった。従来のUV塗料廃棄物の処理法と
して、脱水等の方法で処理が試みられているが、フィル
タ−が目詰まりして長期使用に耐えられないという難点
がある上に、基本的にUV塗料は紫外線照射無しの状態
では長期硬化するものではなくうまくいっていないのが
現状であった。
ゃく等で空き缶にすくったのでは、UV塗料廃棄物のス
ラッジと一緒に水もすくうことになるため含水率は30
パ−セント程度とかなり高く、焼却しようとしても通常
の焼却炉では困難である。また廃棄物処理費用も業者へ
委託した場合一般廃棄物費用の5倍も高くついてしまう
という難点があった。従来のUV塗料廃棄物の処理法と
して、脱水等の方法で処理が試みられているが、フィル
タ−が目詰まりして長期使用に耐えられないという難点
がある上に、基本的にUV塗料は紫外線照射無しの状態
では長期硬化するものではなくうまくいっていないのが
現状であった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは一般廃棄物と同様に焼却が
容易にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、
場所を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるよ
うにしたUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提
供することにある。
で、その目的とするところは一般廃棄物と同様に焼却が
容易にできるようにすることと、臭い、騒音等がなく、
場所を取らないコンパクトな装置が安価に提供できるよ
うにしたUV塗料廃棄物処理方法及びその処理装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るUV塗料廃
棄物処理方法は、UV塗料廃棄物のスラッジをホッパ−
に投入後、ホッパ−内でスラッジが流動性を持つように
該スラッジを溶融せしめ、溶融したスラッジを搬送体に
一定の厚みで塗布し、該搬送体で搬送される一定の厚み
に塗布したスラッジを紫外線照射して硬化せしめるよう
にしたものである。また、本発明に係るUV塗料廃棄物
処理装置は、UV塗料廃棄物のスラッジを収容するホッ
パ−と,該ホッパ−の下部外側に設けた、スラッジを熱
照射する遠赤外線ヒ−タ−と,ホッパ−の下方に設置し
た搬送体と,該搬送体上に溶融したスラッジを一定の厚
みで塗布するコ−タ−部と,一定の厚みに塗布したスラ
ッジを硬化せしめるために照射する紫外線照射部とを備
えたものである。UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬
送体は回転ドラムまたはエンドレスベルトである。そし
て、UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬送体の終端部
に近接してスクレ−パ−部を設けるとともに剥離したス
ラッジを細かく砕く破砕部を設ける。
棄物処理方法は、UV塗料廃棄物のスラッジをホッパ−
に投入後、ホッパ−内でスラッジが流動性を持つように
該スラッジを溶融せしめ、溶融したスラッジを搬送体に
一定の厚みで塗布し、該搬送体で搬送される一定の厚み
に塗布したスラッジを紫外線照射して硬化せしめるよう
にしたものである。また、本発明に係るUV塗料廃棄物
処理装置は、UV塗料廃棄物のスラッジを収容するホッ
パ−と,該ホッパ−の下部外側に設けた、スラッジを熱
照射する遠赤外線ヒ−タ−と,ホッパ−の下方に設置し
た搬送体と,該搬送体上に溶融したスラッジを一定の厚
みで塗布するコ−タ−部と,一定の厚みに塗布したスラ
ッジを硬化せしめるために照射する紫外線照射部とを備
えたものである。UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬
送体は回転ドラムまたはエンドレスベルトである。そし
て、UV塗料廃棄物処理装置で使用する搬送体の終端部
に近接してスクレ−パ−部を設けるとともに剥離したス
ラッジを細かく砕く破砕部を設ける。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法の一例
を示すブロック説明図である。AはUV塗料廃棄物のス
ラッジをホッパ−1に投入する工程、Bはホッパ−1内
のスラッジSが流動性を持つように該スラッジを溶融せ
しめる加熱工程、Cは溶融したスラッジSを搬送体2に
一定の厚みで塗布する塗布工程、Dは搬送体2で搬送さ
れる一定の厚みに塗布したスラッジSを紫外線照射して
硬化せしめる硬化工程、Eは硬化したスラッジSを搬送
体2から剥離する剥離工程、Fは剥離されたスラッジS
が帯状の場合に刃物等で破砕する破砕工程、Gは剥離さ
れたスラッジSを収納するストック工程をそれぞれ示
す。
る。図1は本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法の一例
を示すブロック説明図である。AはUV塗料廃棄物のス
ラッジをホッパ−1に投入する工程、Bはホッパ−1内
のスラッジSが流動性を持つように該スラッジを溶融せ
しめる加熱工程、Cは溶融したスラッジSを搬送体2に
一定の厚みで塗布する塗布工程、Dは搬送体2で搬送さ
れる一定の厚みに塗布したスラッジSを紫外線照射して
硬化せしめる硬化工程、Eは硬化したスラッジSを搬送
体2から剥離する剥離工程、Fは剥離されたスラッジS
が帯状の場合に刃物等で破砕する破砕工程、Gは剥離さ
れたスラッジSを収納するストック工程をそれぞれ示
す。
【0007】図2は搬送体が回転ドラムであるUV塗料
廃棄物処理装置の正面図、図3は図2の平面図、図4は
図2の左側面図である。処理対象であるUV塗料廃棄物
としてはクリアで、これに顔料や艶消し剤等の多く混入
していないものが対象となる。ホッパ−1はブ−ス内に
落下した被塗布物等の異物を取り除くための異物フィル
タ−(図示せず)を内蔵し、かつホッパ−1下部に定量
供給するための電磁バルブ1aを備えるとともにホッパ
−1下部は遠赤外線をよく吸収する材質等で形成する。
廃棄物処理装置の正面図、図3は図2の平面図、図4は
図2の左側面図である。処理対象であるUV塗料廃棄物
としてはクリアで、これに顔料や艶消し剤等の多く混入
していないものが対象となる。ホッパ−1はブ−ス内に
落下した被塗布物等の異物を取り除くための異物フィル
タ−(図示せず)を内蔵し、かつホッパ−1下部に定量
供給するための電磁バルブ1aを備えるとともにホッパ
−1下部は遠赤外線をよく吸収する材質等で形成する。
【0008】3はホッパ−1の下部外側に設けた、スラ
ッジSを熱照射するための遠赤外線ヒ−タ−である。ホ
ッパ−1に投入されたスラッジSは塗料によって決まる
一定温度まで遠赤外線ヒ−タ−3によって昇温され、粘
度がある程度さがり流動性を持つようになる。そして、
異物フィルタ−によって異物が取り除かれた後、電磁バ
ルブ1aよりスラッジが定量供給される。ホッパ−1の
下方に設置した搬送体2である回転ドラム2aには前記
バルブ1aから流動性を持ったスラッジSが定量供給さ
れ、スラッジS中に含有する水分が分離除去される。回
転ドラム2aはインバ−タ(図示せず)およびギヤ−モ
−タ−4aを備えた駆動部4により駆動される。図中、
5は制御部で、回転ドラム2aのスピ−ドを調整した
り、ホッパ−1内のスラッジSを一定の温度に昇温させ
る遠赤外線ヒ−タ−3の電力制御、電磁バルブ1aの開
閉制御や破砕部6の作動制御および紫外線照射部7等を
制御するものである。
ッジSを熱照射するための遠赤外線ヒ−タ−である。ホ
ッパ−1に投入されたスラッジSは塗料によって決まる
一定温度まで遠赤外線ヒ−タ−3によって昇温され、粘
度がある程度さがり流動性を持つようになる。そして、
異物フィルタ−によって異物が取り除かれた後、電磁バ
ルブ1aよりスラッジが定量供給される。ホッパ−1の
下方に設置した搬送体2である回転ドラム2aには前記
バルブ1aから流動性を持ったスラッジSが定量供給さ
れ、スラッジS中に含有する水分が分離除去される。回
転ドラム2aはインバ−タ(図示せず)およびギヤ−モ
−タ−4aを備えた駆動部4により駆動される。図中、
5は制御部で、回転ドラム2aのスピ−ドを調整した
り、ホッパ−1内のスラッジSを一定の温度に昇温させ
る遠赤外線ヒ−タ−3の電力制御、電磁バルブ1aの開
閉制御や破砕部6の作動制御および紫外線照射部7等を
制御するものである。
【0009】8は搬送体2である回転ドラム2a上に、
溶融したスラッジを一定の厚みで塗布するコ−タ−部で
ある。コ−タ−部8で一定の厚み、例えば100〜10
00μmに塗布されるが、この厚みは搬送体2の送り速
度および紫外線照射量等によってスラッジSが効果的に
硬化される厚みであればよい。ゆっくりと回転する回転
ドラム2a上に一定の厚みで塗布されたスラッジSは回
転ドラム2aの上方から照射してスラッジを硬化させる
ための高圧水銀灯等の紫外線ランプよりなる紫外線照射
部7を備えている。そして、搬送体2である回転ドラム
2aの終端部に近接してスクレ−パ−部9を設け、硬化
したスラッジSを回転ドラム2aより剥離させる。スク
レ−パ−部9により剥離されたスラッジSが帯状となる
場合は、ブレ−ド等の刃物を有する破砕部6を設けてス
ラッジSを細かく砕く。細かく砕かれたスラッジSは収
納容器等のストック部10にストックされる。このよう
に処理されたスラッジSは一般の廃棄物として処理され
る。
溶融したスラッジを一定の厚みで塗布するコ−タ−部で
ある。コ−タ−部8で一定の厚み、例えば100〜10
00μmに塗布されるが、この厚みは搬送体2の送り速
度および紫外線照射量等によってスラッジSが効果的に
硬化される厚みであればよい。ゆっくりと回転する回転
ドラム2a上に一定の厚みで塗布されたスラッジSは回
転ドラム2aの上方から照射してスラッジを硬化させる
ための高圧水銀灯等の紫外線ランプよりなる紫外線照射
部7を備えている。そして、搬送体2である回転ドラム
2aの終端部に近接してスクレ−パ−部9を設け、硬化
したスラッジSを回転ドラム2aより剥離させる。スク
レ−パ−部9により剥離されたスラッジSが帯状となる
場合は、ブレ−ド等の刃物を有する破砕部6を設けてス
ラッジSを細かく砕く。細かく砕かれたスラッジSは収
納容器等のストック部10にストックされる。このよう
に処理されたスラッジSは一般の廃棄物として処理され
る。
【0010】図2〜図4は搬送体が回転ドラムであるU
V塗料廃棄物処理装置 について説明したが、回転ドラ
ムに代えて図5に示すようにエンドレスベルトであって
もよい。エンドレスベルト2bとした場合、ホッパ−1
の高さは比較的低くできるので、ドラム等からUV塗料
廃棄物を投入するにも作業が楽であり、傾斜して設置し
たエンドレスベルト2b上でスラッジSと水を分離する
ことが容易となる。
V塗料廃棄物処理装置 について説明したが、回転ドラ
ムに代えて図5に示すようにエンドレスベルトであって
もよい。エンドレスベルト2bとした場合、ホッパ−1
の高さは比較的低くできるので、ドラム等からUV塗料
廃棄物を投入するにも作業が楽であり、傾斜して設置し
たエンドレスベルト2b上でスラッジSと水を分離する
ことが容易となる。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の説明から判るように、ホ
ッパ−投入時に乳白色で粘度はういろ状であったスラッ
ジが処理後はフィルム状に乾燥固化したものが得られた
り、艶消し剤が入ったUV塗料廃棄物のスラッジの場合
はホッパ−投入時には白色で粘度はようかん状であった
ものが処理後は顆粒状あるいは粉末状となり、いずれの
場合においても完全乾燥状態で固化しUV塗料廃棄物が
一般廃棄物として処理可能で、通常の焼却炉で焼却処理
が容易にできる。また、UV塗料を使用するUV塗装シ
ステムは、UV塗料自体の塗膜硬化に熱を必要とせず、
秒単位の短時間で硬化できるという特質から、省エネ
ルギ−化、省スペ−ス化、無騒音化が図られ、熱に弱
い素材や熱容量が大きい素材の塗装に有利であり、無
溶剤塗料であるため臭いなどが無く、作業環境の良化、
大気汚染の防止に役立つ等といった数々の優れた特徴を
持つ反面、難点の一つとして、廃棄物処理の難しさがあ
るが、この点については、本発明のUV塗料廃棄物処理
法およびその装置によれば、かかる廃棄物処理が容易
で、かつロ−コストで処理できることから、上記UV塗
装システムの難点の一つが解決され、この面からも該U
V塗装システムの普及拡大に貢献することができる。
ッパ−投入時に乳白色で粘度はういろ状であったスラッ
ジが処理後はフィルム状に乾燥固化したものが得られた
り、艶消し剤が入ったUV塗料廃棄物のスラッジの場合
はホッパ−投入時には白色で粘度はようかん状であった
ものが処理後は顆粒状あるいは粉末状となり、いずれの
場合においても完全乾燥状態で固化しUV塗料廃棄物が
一般廃棄物として処理可能で、通常の焼却炉で焼却処理
が容易にできる。また、UV塗料を使用するUV塗装シ
ステムは、UV塗料自体の塗膜硬化に熱を必要とせず、
秒単位の短時間で硬化できるという特質から、省エネ
ルギ−化、省スペ−ス化、無騒音化が図られ、熱に弱
い素材や熱容量が大きい素材の塗装に有利であり、無
溶剤塗料であるため臭いなどが無く、作業環境の良化、
大気汚染の防止に役立つ等といった数々の優れた特徴を
持つ反面、難点の一つとして、廃棄物処理の難しさがあ
るが、この点については、本発明のUV塗料廃棄物処理
法およびその装置によれば、かかる廃棄物処理が容易
で、かつロ−コストで処理できることから、上記UV塗
装システムの難点の一つが解決され、この面からも該U
V塗装システムの普及拡大に貢献することができる。
【図1】本発明に係るUV塗料廃棄物処理方法の一実施
例を示すブロック説明図である。
例を示すブロック説明図である。
【図2】搬送体が回転ドラムであるUV塗料廃棄物処理
装置の正面図である。
装置の正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の左側面図である。
【図5】搬送体がエンドレスベルトであるUV塗料廃棄
物処理装置の概略説明図である。
物処理装置の概略説明図である。
1 ホッパ− 2 搬送体 2a 回転ドラム 2b エンドレスベルト 3 遠赤外線ヒ−タ− 4 駆動部 5 制御部 6 破砕機 7 紫外線照射部 8 コ−タ−部 9 スクレ−パ−部 10 ストック部 S スラッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B09B 3/00 // B29K 105:26
Claims (4)
- 【請求項1】 UV塗料廃棄物のスラッジをホッパ−に
投入後、ホッパ−内でスラッジが流動性を持つように該
スラッジを溶融せしめ、溶融したスラッジを搬送体に一
定の厚みで塗布し、該搬送体で搬送される一定の厚みに
塗布したスラッジを紫外線照射して硬化せしめることを
特徴とするUV塗料廃棄物処理方法。 - 【請求項2】 UV塗料廃棄物のスラッジを収容するホ
ッパ−と,該ホッパ−の下部外側に設けた、スラッジを
熱照射する遠赤外線ヒ−タ−と,ホッパ−の下方に設置
した搬送体と,該搬送体上に溶融したスラッジを一定の
厚みで塗布するコ−タ−部と,一定の厚みに塗布したス
ラッジを硬化せしめるために照射する紫外線照射部とを
備えていることを特徴とするUV塗料廃棄物処理装置。 - 【請求項3】 搬送体は回転ドラムまたはエンドレスベ
ルトであることを特徴とする請求項2記載のUV塗料廃
棄物処理装置。 - 【請求項4】 搬送体の終端部に近接してスクレ−パ−
部を設けるとともに剥離したスラッジを細かく砕く破砕
部を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載のUV
塗料廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20128993A JPH0732360A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20128993A JPH0732360A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732360A true JPH0732360A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16438515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20128993A Withdrawn JPH0732360A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732360A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002102777A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 塗料廃棄物再資源原料化処理方法及び処理装置 |
WO2021142657A1 (zh) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | 杰瑞环保科技有限公司 | 一种油漆废渣热相分离处理工艺及其装置 |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP20128993A patent/JPH0732360A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002102777A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Fuji Heavy Ind Ltd | 塗料廃棄物再資源原料化処理方法及び処理装置 |
JP4612167B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2011-01-12 | 富士重工業株式会社 | 塗料廃棄物再資源原料化処理方法及び処理装置 |
WO2021142657A1 (zh) * | 2020-01-15 | 2021-07-22 | 杰瑞环保科技有限公司 | 一种油漆废渣热相分离处理工艺及其装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU607074B2 (en) | Method and apparatus for treating waste paint sludge | |
JP4104168B2 (ja) | 有機材料の生物学的処理のための方法及びその処理を行うための装置 | |
CA2242535C (en) | Asphalt material recycling system and method | |
EP1196255A1 (en) | Improved apparatus and method for processing municipal solid waste | |
AU656662B2 (en) | Apparatus for reprocessing special waste | |
JPH0732360A (ja) | Uv塗料廃棄物処理方法及びその処理装置 | |
NZ207456A (en) | Treatment of industrial residual sludge | |
EP0893220B1 (en) | Apparatus for recycling polyethylene, particularly polyethylene foil | |
JPH06506382A (ja) | 廃棄物消毒方法およびこれを実施するためのプラント | |
US4003136A (en) | Method for the drying and recovery of polyethylene waste material | |
US5954970A (en) | Process for treating sludge using low-level heat | |
US5569331A (en) | Method and apparatus for recycling oil-soaked boom and pads | |
JP4037556B2 (ja) | 塗料滓の処理方法 | |
US4526958A (en) | Particle form evaporation start-up | |
JPH05337943A (ja) | 廃棄ゴムの粉砕脱硫装置 | |
JP2002355576A (ja) | 廃プラスチック処理装置 | |
KR102084611B1 (ko) | 슬러지 처리장치 | |
JP3333706B2 (ja) | 下水道汚泥炭化処理方法及び下水道汚泥炭化処理装置 | |
KR100713830B1 (ko) | 음식물 쓰레기 처리 과정에서 발생된 폐수의 처리장치 | |
KR100827625B1 (ko) | 폐수 처리용 전처리 장치 | |
JP2006009328A (ja) | アスファルト舗装廃材の再生方法及び装置 | |
JP2895754B2 (ja) | 廃棄プラスチック処理装置 | |
JPH07100832A (ja) | マイクロ波加熱分解炉 | |
JP2000081280A (ja) | 生ゴミ乾燥機 | |
KR102642031B1 (ko) | 음식물 쓰레기 재활용 건조장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |