JPH07322615A - 多出力電源装置 - Google Patents

多出力電源装置

Info

Publication number
JPH07322615A
JPH07322615A JP10416994A JP10416994A JPH07322615A JP H07322615 A JPH07322615 A JP H07322615A JP 10416994 A JP10416994 A JP 10416994A JP 10416994 A JP10416994 A JP 10416994A JP H07322615 A JPH07322615 A JP H07322615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
voltage
circuit
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10416994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3169764B2 (ja
Inventor
Jiro Tanuma
二郎 田沼
Shinichi Katakura
信一 片倉
Koichi Negishi
康一 根岸
Koji Ida
幸司 井田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10416994A priority Critical patent/JP3169764B2/ja
Publication of JPH07322615A publication Critical patent/JPH07322615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3169764B2 publication Critical patent/JP3169764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高圧電源回路を多くすることなく多出力を得る
ことができるようにする。 【構成】それぞれトランス25及びスイッチ素子24を
備え、互いに並列に接続されるとともに、駆動信号SG
22を受けて出力電圧vOUT を発生させる電圧変換部3
5と、各電圧変換部35の出力電圧vOUT がフィードバ
ック信号SGfとして入力されるA/Dコンバータ32
と、設定された周期パルスのタイミング信号を発生させ
る発振回路33とを有する。また、前記タイミング信号
に同期させて、前記A/Dコンバータ32の出力及び制
御信号SG21によって前記駆動信号SG22を発生さ
せる演算手段を有する。複数の高圧電源回路を制御部3
7に接続する必要がないので、装置を簡素化することが
できるだけでなく、小型化することができ、コストを低
くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多出力電源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多出力電源装置においては、制御
部に複数の高圧電源回路が接続され、各高圧電源回路に
スイッチ素子を駆動するための制御回路が配設されるよ
うになっている。図2は従来の多出力電源装置のブロッ
ク図、図3は従来の多出力電源装置における高圧電源回
路の制御回路のブロック図である。なお、図3は高圧電
源回路11についてだけ示しているが、高圧電源回路1
2、13の構造も同じである。
【0003】図に示すように、高圧電源回路11〜13
は入力電圧vINが印加されるようになっていて、出力を
発生させるかどうかを指示する制御信号SG1を制御部
10から受けると、動作を開始する。前記制御信号SG
1が入力されると、制御回路15内の起動停止回路17
によって動作指示信号SG5が発生させられ、該動作指
示信号SG5がエラーアンプ19に対して出力される。
また、レベルシフト回路21からの誤差電圧信号SG6
及び位相検出回路22からのトリガ信号SG7が、前記
エラーアンプ19に入力される。そして、動作指示信号
SG5、誤差電圧信号SG6及びトリガ信号SG7によ
ってエラーアンプ19はスイッチ素子駆動信号SG8を
発生させる。該スイッチ素子駆動信号SG8はスイッチ
素子24に対して出力され、該スイッチ素子24による
スイッチングを繰り返させる。
【0004】その結果、スイッチ素子24はトランス2
5に対して切替信号SG10を出力し、トランス25を
励磁し、前記スイッチ素子駆動信号SG8のオン・オフ
の時間によって制御された電力が前記トランス25の1
次側から2次側に伝達される。ところで、高圧系の電源
装置においては入力電圧vINに比較して各出力電圧v
OUT を高くする必要がある。そこで、トランス25の2
次側の出力をそのまま使用することなく、逓倍電圧回路
26によって2倍又は3倍にして出力電圧vOUTを発生
させるようにしている。なお、後述するように、出力電
圧vOUT は、フィードバック信号として検出することが
できる。
【0005】また、スイッチ素子24のスイッチング周
期を設定するために、制御回路15内に共振回路28及
び位相検出回路22が配設される。該位相検出回路22
において、トランス25の内部におけるインダクタンス
特性及びキャパシタンス特性によって決まる共振周波数
によりトリガ信号SG7が発生させられ、該トリガ信号
SG7によって前記スイッチング周期が設定されるとと
もに、スイッチングの開始タイミングが設定される。
【0006】ところで、各高圧電源回路11〜13に使
用されるトランス25においては、1次巻線と2次巻線
との巻線比が大きく、2次巻線の巻数は100ターン以
上になる。したがって、2次巻線間の線間容量が大きく
なるとともに、巻線インダクタンスも大きくなる。そこ
で、共振波形の立下りタイミングを位相として捉(と
ら)えて次の駆動をかけ、2次側巻線間の線間容量への
充電量を少なくするようにしている。
【0007】図4は従来の定電流定電圧電源装置におけ
る高圧電源スイッチング回路を示す図、図5は従来の定
電流定電圧電源装置におけるスイッチング波形図であ
る。図4において、24はトランジスタ等のスイッチ素
子、25はトランス、Dはダイオード、Cはコンデン
サ、vINは入力電圧、vA はトランス25の1次側巻線
とスイッチ素子24との間のスイッチング電圧である。
スイッチ素子24をオン・オフさせることによってトラ
ンス25の1次側に図5に示すようなスイッチング電圧
A を発生させるようにしている。
【0008】この場合、共振波形の立下りタイミングを
位相として捉えてスイッチ素子24をオンにしている。
1回だけスイッチ素子24をオンにすると2次巻線間の
線間容量及び巻線インダクタンスによって、スイッチン
グ電圧vA は破線Bで示すように変化する。そこで、位
相検出回路22によって共振波形の立下りタイミングを
位相として捉え、該タイミングによってスイッチ素子2
4をオンにするようにしている。
【0009】一方、逓倍電圧回路26(図2)によって
発生させられた出力電圧vOUT はフィードバック信号S
Gfとして検出され、レベルシフト回路21に入力され
る。そして、該レベルシフト回路21において目標出力
電圧と前記フィードバック信号SGfとが比較され、比
較結果が誤差電圧信号SG6としてエラーアンプ19に
対して出力される。
【0010】すなわち、前記フィードバック信号SGf
が目標出力電圧になるように制御され、出力電圧vOUT
が定電圧化される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の多出力電源装置においては、複数の高圧電源回路1
1〜13が制御部10に接続されるので、各高圧電源回
路11〜13を構成する要素の個数が増加し、装置が複
雑化するだけでなく、大型化してしまい、コストが高く
なってしまう。
【0012】また、スイッチ素子24のスイッチング周
期及びスイッチ開始のタイミングを設定するために、各
トランス25の内部のインダクタンス特性及びキャパシ
タンス特性を利用しているので、各トランス25に対応
させて共振回路28、位相検出回路22、エラーアンプ
19等の回路がそれぞれ必要になり、同じ構成の回路が
出力電圧vOUT の数だけ必要になるので、多出力電源回
路の構造が複雑になるだけでなくコストが高くなってし
まう。
【0013】さらに、制御部10と各高圧電源回路11
〜13との間の制御信号SG1の数も多くなり、それに
伴って接続部分数も増加してしまうので、多出力電源装
置のコストが高くなってしまう。本発明は、前記従来の
多出力電源装置の問題点を解決して、構造を複雑にする
ことなく多出力を得ることができる多出力電源装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の多
出力電源装置においては、それぞれトランス及びスイッ
チ素子を備え、互いに並列に接続されるとともに、駆動
信号を受けて出力電圧を発生させる電圧変換部と、各電
圧変換部の出力電圧がフィードバック信号として入力さ
れるA/Dコンバータと、設定された周期パルスのタイ
ミング信号を発生させる発振回路とを有する。
【0015】また、前記タイミング信号に同期させて、
前記A/Dコンバータの出力及び制御信号によって前記
駆動信号を発生させる演算手段を有する。
【0016】
【作用】本発明によれば、前記のように多出力電源装置
においては、それぞれトランス及びスイッチ素子を備
え、互いに並列に接続されるとともに、駆動信号を受け
て出力電圧を発生させる電圧変換部と、各電圧変換部の
出力電圧がフィードバック信号として入力されるA/D
コンバータと、設定された周期パルスのタイミング信号
を発生させる発振回路とを有する。
【0017】また、前記タイミング信号に同期させて、
前記A/Dコンバータの出力及び制御信号によって前記
駆動信号を発生させる演算手段を有する。前記フィード
バック信号はA/Dコンバータによりアナログ/ディジ
タル変換され、ディジタル信号になる。該ディジタル信
号と基準電圧との差がタイミング信号に同期させて演算
され誤差信号になる。前記演算手段は、誤差信号及び制
御信号に基づいて駆動信号を発生させ、該駆動信号によ
ってスイッチ素子を作動させる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おける多出力電源装置のブロック図、図6は本発明の第
1の実施例における制御回路のブロック図、図7は本発
明の第1の実施例におけるシリアルインタフェースのブ
ロック図、図8は本発明の第1の実施例におけるスイッ
チング波形図、図9は本発明の第1の実施例における多
出力電源装置のタイムチャート、図10は本発明の第1
の実施例におけるシリアルインタフェースのタイムチャ
ートである。
【0019】図1において、24は例えば、トランジス
タ等のスイッチ素子、25は各出力電圧vOUT を出力す
るトランス、26は逓倍電圧回路、31は制御回路、3
2はA/Dコンバータ、33は発振回路、34は演算
部、35は前記制御回路31に接続され、該制御回路3
1によって電圧制御が行われる複数の電圧変換部、37
は高圧出力のオン・オフをシリアルデータによって指示
する制御部、38は前記シリアルデータに基づいて高圧
出力のシリアルインタフェース制御信号SG29を出力
するシリアルインタフェース回路、39は複数のセレク
タである。
【0020】また、SG21はセレクタ39から出力さ
れる制御信号、SG22は駆動信号、SGfはフィード
バック信号、vINは入力電圧、SG24はシーケンスク
リア、SG25はシリアルクロック、SG26はコマン
ドデータ、SG27はレスポンスデータ、SG29はシ
リアルインタフェース回路38から各セレクタ39に対
して出力されるシリアルインタフェース制御信号、SG
30はパラレル制御信号、SG31はシリアル制御/パ
ラレル制御切替信号である。前記セレクタ39は前記シ
リアルインタフェース回路38からのシリアルインタフ
ェース制御信号SG29とパラレル制御信号SG30と
を選択する。
【0021】次に、図6において、32はA/Dコンバ
ータ、33は発振回路、34は演算部、41は基準電圧
源、42は減算器、43はラッチ回路、44は乗算器、
45はカウンタ、G1、G2はアンドゲート、F1はフ
リップフロップ回路、SG33は誤差信号、SG34は
ラッチ出力、SG35はタイミング信号である。そし
て、図7において、51はデータラッチ回路、52はコ
マンドデコーダ、53は高圧制御信号発生回路、54は
ラッチクロック発生回路、55はパリティチェック回
路、56はパリティ発生回路、57はマルチプレクサ、
58はカウンタである。
【0022】前記電圧変換部35(図1)においては、
入力電圧vINが印加されるトランス25にスイッチ素子
24及び逓倍電圧回路26が接続されるようになってい
る。そして、該逓倍電圧回路26からは出力電圧vOUT
が出力され、スイッチ素子24には制御回路31からの
駆動信号SG22が入力される。また、前記制御回路3
1においては、制御信号SG21及び前記電圧変換部3
5からのフィードバック信号SGfが入力され、駆動信
号SG22を発生させる。実際には、前記電圧変換部3
5からのフィードバック信号SGfは制御回路31のA
/Dコンバータ32に入力される。
【0023】次に、前記演算部34について説明する。
図6に示すように、減算器42、ラッチ回路43、乗算
器44及びカウンタ45は直列に接続され、該カウンタ
45の出力がアンドゲートG2の一方の入力端子に入力
される。また、前記アンドゲートG2の他方の入力端子
には制御信号SG21が入力される。
【0024】前記減算器42にはA/Dコンバータ32
及び基準電圧源41が接続され、前記フィードバック信
号SGfをアナログ/ディジタル変換することによって
発生させられたディジタル信号、及び基準電圧源41か
らの基準電圧vREF が入力される。 そして、前記減算
器42は前記ディジタル信号と基準電圧vREF の差を演
算して誤差信号SG33を発生させ、該誤差信号SG3
3をラッチ回路43にラッチさせる。また、該ラッチ回
路43及びカウンタ45は発振回路33と接続され、該
発振回路33からタイミング信号SG35が入力され
る。
【0025】一方、アンドゲートG1の一方の入力端子
は前記発振回路33に接続され、発振回路33のタイミ
ング信号SG35が入力される。そして、前記アンドゲ
ートG1の他方の端子には制御信号SG21が入力され
る。また、前記アンドゲートG1、G2の各出力はフリ
ップフロップ回路F1に入力され、フリップフロップ回
路F1の出力端子から駆動信号SG22が出力される。
【0026】次に、前記電圧変換部35について説明す
る。前記制御回路31に入力される制御信号SG21に
応じて出力される駆動信号SG22によって、スイッチ
素子24がオン・オフ制御され、該スイッチ素子24の
オン・オフによってトランス25が励磁される。したが
って、該トランス25において入力電圧vINを変換し、
その後逓倍電圧回路26において更に高電圧にした後、
出力電圧vOUT を得ることができる。そして、該出力電
圧vOUT はフィードバック信号SGfとして制御回路3
1に入力される。
【0027】次に、スイッチ素子24のスイッチング周
期を設定するための周期パルスについて説明する。従来
の多出力電源装置においては、図5に示すようにリンギ
ングの立下り部の下側ピーク近傍において次の駆動をか
け、トランス25の2次側巻線間の線間容量への充電量
を少なくし、線間容量による偏差を小さくするようにし
ている。
【0028】ところが、共振波形の立下り部の下側ピー
ク近傍において次の駆動をかけるためには位相検出回路
22(図3参照)が必要であり、高圧電源回路11が複
雑になってしまう。そこで、本実施例においては、トラ
ンス25の内部インダクタンス、キャパシタンス等のパ
ラメータによる影響を受けることがないように、図8で
示すように、スイッチング電圧vA の振動を抑えてから
スイッチングを行うようにしている。そのために、前記
発振回路33において発生させられたタイミング信号S
G35の周期パルスは、スイッチング電圧vA の振動が
十分に減衰した後にスイッチングが行われるように設定
される。本実施例においては、トランス25の2次巻線
によって決定される共振周波数に対して十分に小さな周
波数(例えば、1/2の周波数)になるように設定され
る。
【0029】この場合、シリアルインタフェース回路3
8及び制御回路31を1個のICによって構成すること
ができるので、装置が簡素化するだけでなく、小型化し
コストを低くすることができる。また、スイッチ素子2
4のスイッチング周期及びスイッチ開始のタイミングを
設定するために、各トランス25の内部のインダクタン
ス特性及びキャパシタンス特性を利用する必要がないの
で、共振回路28、位相検出回路22、エラーアンプ1
9等の回路が不要になるとともに、コストを低くするこ
とができる。
【0030】次に、前記演算部34の動作について説明
する。前記フィードバック信号SGfはA/Dコンバー
タ32によってディジタル値に変換され、減算器42の
一方の入力端子に入力される。また、減算器42の他方
の入力端子には、希望する出力電圧に対応させてあらか
じめディジタル値によって設定された基準電圧源41の
基準電圧vREF が入力される。
【0031】そして、図9に示すように、前記減算器4
2においてフィードバック信号SGfから基準電圧v
REF が減算され、減算結果が誤差信号SG33としてラ
ッチ回路43にラッチされる。次に、ラッチされた誤差
信号SG33は、発振回路33によって出力されるタイ
ミング信号SG35の次のタイミングでラッチ出力SG
34として乗算器44に入力される。そして、該ラッチ
出力SG34は、スイッチ素子24の必要な駆動時間に
合わせるための乗算が施された後、カウンタ45に入力
され、カウントが開始される。
【0032】一方、フリップフロップ回路F1はスイッ
チ素子24を駆動するために駆動信号SG22を出力す
る。そのために、高圧出力のオン・オフを制御する制御
信号SG21、及び発振回路33からのタイミング信号
SG35が前記アンドゲートG1に入力され、その結
果、前記アンドゲートG1の出力がハイレベルになり、
前記フリップフロップ回路F1から出力される駆動信号
SG22もハイレベルになる。
【0033】そして、前記カウンタ45のカウントが終
了すると、前記アンドゲートG2の出力がハイレベルに
なり、前記フリップフロップ回路F1がリセットされ、
駆動信号SG22がローレベルになる。以上の動作を繰
り返すことによって出力電圧vOUT が目標出力電圧にな
るように制御される。
【0034】次に、制御信号SG21について説明す
る。多出力電源装置の各出力電圧vOUT のオン・オフ
は、制御回路31に入力される制御信号SG21によっ
て制御される。そして、各セレクタ39にシリアル制御
/パラレル制御切替信号SG31を入力することによっ
て、パラレル制御信号SG30を制御信号SG21とす
るか、シリアルインタフェース制御信号SG29を制御
信号SG21とするかを選択することができる。
【0035】次に、シリアルインタフェース回路38の
動作について説明する。シリアルインタフェース回路3
8は、制御部37から出力されるシーケンスクリアSG
24、シリアルクロックSG25及びコマンドデータS
G26によって制御され、シリアルインタフェース回路
38から制御部37に回路内の情報がレスポンスデータ
SG27として返送される。したがって、制御部37と
シリアルインタフェース回路38との間の制御信号SG
21の数を少なくすることができ、それに伴って接続部
分の数を減少させることができるので、多出力電源装置
のコストを低くすることができる。
【0036】そして、シリアルインタフェース制御信号
SG29は図10に示すように制御される。すなわち、
前記制御部37から出力されたシーケンスクリアSG2
4によってシリアルインタフェース回路38が初期化さ
れ、シリアルインタフェース制御信号SG29は、シリ
アルクロックSG25に同期させたコマンドデータSG
26によって制御される。該コマンドデータSG26
は、シリアルクロックSG25に基づいてラッチクロッ
ク発生回路54(図7)から発生させられるラッチクロ
ックSG35によってデータラッチ回路51にラッチさ
れ、シリアルデータからパラレルデータに変換される。
【0037】パラレルデータに変換されたコマンドデー
タSG26はコマンドデコーダ52に送られる。該コマ
ンドデコーダ52においては、前記コマンドデータSG
26がどの高圧出力を出力するように指示しているかが
解読され、解読結果が出力指示信号SG36として高圧
制御信号発生回路53に対して出力される。該高圧制御
信号発生回路53はコマンドデータSG26の通信にエ
ラーがない場合、パリティチェック回路55から出力さ
れる受信正常信号SG38を確認して制御信号SG29
を出力する。
【0038】前記パリティチェック回路55において
は、前記ラッチクロック発生回路54から出力されるラ
ッチクロックに従って、コマンドデータSG26の各ビ
ットデータb0〜b5及びパリティビットb6の論理値
“1”の数をカウントすることによってパリティチェッ
クが行われ、コマンドデータSG26における通信エラ
ーの有無が調べられる。そして、通信エラーがない場
合、パリティチェック回路55は受信正常信号SG38
を出力する。
【0039】前記シリアルインタフェース回路38は、
図10のタイムチャートで示すようにコマンドデータS
G26を受信すると同時に、レスポンスデータSG27
を送信する。該レスポンスデータSG27には、コマン
ドデータSG26における通信エラーの有無、及び制御
部37側においてレスポンスデータSG27における通
信エラーの有無を確認するためのパリティがセットされ
る。そして、シリアルクロックSG25によって動作す
るカウンタ58からの信号によってマルチプレクサ57
が切り替えられ、レスポンスデータSG27のビットデ
ータb0〜b5にコマンドデータSG26がセットさ
れ、ビットデータb6にパリティチェック回路55によ
る受信時の通信エラーの有無が(例えば、“0”:通信
エラーなし、“1”:通信エラーあり)セットされる。
また、パリティ発生回路56から出力されたクロックに
従って、レスポンスデータSG27のビットデータb0
〜b6の論理値“1”の数がカウントされ、カウント値
に対応するパリティがビットデータb7にセットされ
る。
【0040】次に、本発明の多出力電源装置の第2の実
施例について説明する。図11は本発明の第2の実施例
を示す多出力電源装置のブロック図である。この場合、
制御回路にマイクプロセッサが使用され、トランスT1
〜T4の駆動時間はプログラムによって計算される。ま
た、一つの出力端子において正負逆極性の出力電圧を発
生させることもできる。
【0041】図において、Tr1〜Tr4はスイッチ素
子、T1〜T4はトランス、32はA/Dコンバータ、
38は前記シリアルデータに基づいて高圧出力の制御信
号SG21を出力するシリアルインタフェース回路、3
9は複数のセレクタ(図においては1個だけ示した。)
である。また、SG21は制御信号、SG22は駆動信
号、SGfはフィードバック信号、vINは入力電圧、S
G24はシーケンスクリア、SG25はシリアルクロッ
ク、SG26はコマンドデータ、SG27はレスポンス
データ、SG29はシリアルインタフェース回路38か
ら各セレクタ39に対して出力されるシリアルインタフ
ェース制御信号、SG30はパラレル制御信号、SG3
1はシリアル制御/パラレル制御切替信号である。前記
セレクタ39は前記シリアルインタフェース回路38か
らのシリアルインタフェース制御信号SG29とパラレ
ル制御信号SG30とを選択する。
【0042】そして、61はマイクロプロセッサ、62
はウォッチドッグタイマ、63は前記制御信号SG21
及びフィードバック信号SGfを処理して出力信号SG
51を発生させる演算部、64はリセット回路、65は
レジスタ、66は出力信号SG51を出力するための出
力ポート、68はパルス幅制御出力信号SG52を出力
するタイマ、G3〜G6はアンドゲート、71,72は
電源電圧装置、D1〜D4はダイオード、C1〜C4は
コンデンサ、R1〜R10は抵抗、vOUT1、v OUT2は出
力電圧、74,75は負荷である。
【0043】前記構成の多出力電源装置において、マイ
クロプロセッサ61のシリアルインタフェース回路38
は、図示しない制御部から出力されるシーケンスクリア
SG24、シリアルクロックSG25及びコマンドデー
タSG26によって制御され、シリアルインタフェース
回路38は回路内の情報をレスポンスデータSG27と
して制御部に返送する。
【0044】多出力電源装置の各出力電圧vOUT1、v
OUT2のオン・オフは、レジスタ65に入力される制御信
号SG21によって制御される。そして、パラレル制御
信号SG30を制御信号SG21とするか、シリアルイ
ンタフェース制御信号SG29を制御信号SG21とす
るかを、各セレクタ39にシリアル制御/パラレル制御
切替信号SG31を入力することによって選択すること
ができる。出力電圧vOU T1、vOUT2はフィードバック信
号SGfとしてマイクロプロセッサ61のA/Dコンバ
ータ32に入力される。
【0045】前記マイクロプロセッサ61の出力ポート
66からの出力信号SG51及びタイマ68からのパル
ス幅制御出力信号SG52は、アンドゲートG3〜G6
を介してスイッチ素子Tr1〜Tr4を選択的にオン・
オフさせ、電源電圧装置72からの入力電圧vINをトラ
ンスT1〜T4によって変換し、変換された電圧をダイ
オードD1〜D4、コンデンサC1〜C4及び抵抗R1
〜R10から成る整流・平滑回路に伝える。
【0046】この場合、トランスT1、T2の組合せに
よって得られた出力電圧vOUT1が負荷74に与えられ、
一方、トランスT3、T4の組合せによって得られた出
力電圧vOUT2が負荷75に与えられる。次に、本発明の
第2の実施例の動作について説明する。前記A/Dコン
バータ32は、出力電圧vOUT1、vOUT2のフィードバッ
ク信号SGfを読み取り、ディジタル値に変換し、変換
値をレジスタ65に書き込む。そして、演算部63は、
設定された周期パルスのタイミング信号に同期させて、
レジスタ65に書き込まれた変換値を読み出し、該変換
値からあらかじめ設定された基準電圧が減算され、誤差
電圧分が求められる。
【0047】前記演算部63は、レジスタ65に格納さ
れた基準電圧を前記変換値と共に該レジスタ65から読
み出す。また、前記演算部63において乗算が行われ、
前記誤差電圧分に対応するタイマ設定値が得られ、該設
定値はタイマ68に設定され、該タイマ68からパルス
幅制御出力信号SG52として出力される。
【0048】この場合、多出力電源装置は正負逆極性を
出力する2回路を構成するので、マイクロプロセッサ6
1によって前記出力ポート66の対応するポートをハイ
レベルにし、アンドゲートG3〜G6を介して対応する
スイッチ素子Tr1〜Tr4に対してだけ駆動信号SG
22を出力する。そして、トランスT1〜T4の2次側
出力はダイオードD1〜D4、コンデンサC1〜C4及
び抵抗R1〜R10から成る整流・平滑回路によって整
流され、平滑化される。なお、本実施例においては、逓
倍電圧回路は図示されていないが、倍率が一倍の逓倍電
圧回路と等価である。
【0049】また、トランスT1、T3は正極性の出力
用として、トランスT2、T4は負極性の出力用として
動作する。次に、正極性の出力及び負極性の出力につい
て説明する。例えば、出力電圧vOUT1が正極性である場
合、スイッチ素子Tr1を動作状態にし、スイッチ素子
Tr2を不動作状態にする。この場合、トランスT1の
2次側出力はダイオードD1のカソード側が正電位にな
るようにコンデンサC1に出力される。そして、出力電
流は出力端子から負荷74に流れ、負荷74から抵抗R
2を通ってコンデンサC1に戻る。
【0050】この時、抵抗R2は電源内部の負荷抵抗と
して作用する。また、出力電圧vOU T1は抵抗R3、R4
による分圧を測定することによって検出され、マイクロ
プロセッサ61の検出端子にフィードバック信号SGf
として取り込まれる。また、出力電圧vOUT1が負極性で
ある場合、スイッチ素子Tr2を動作状態にし、スイッ
チ素子Tr1を不動作状態にする。この場合、トランス
T2の2次側出力はダイオードD2のアノード側が負電
位になるようにコンデンサC2に出力される。そして、
出力電流はコンデンサC2のアース側から負荷74に流
れ、負荷74から抵抗R1を通ってコンデンサC2に戻
る。
【0051】この時、抵抗R1は電源内部の負荷抵抗と
して作用する。また、出力電圧vOU T1は抵抗R3、R4
による分圧を測定することによって検出され、マイクロ
プロセッサ61の検出端子にフィードバック信号SGf
として取り込まれる。本実施例においては、制御信号S
G21を発生させる側の故障等によって正負両極性の制
御信号SG21が入力した場合でも、あらかじめ設定さ
れた優先度に従って正極性側又は負極性側だけを駆動す
ることができる。
【0052】また、前記制御部が外乱等によって暴走し
た場合には、マイクロプロセッサ61内のウォッチドッ
グタイマ62によって全出力を一旦(いったん)停止さ
せ、再度出力するように制御する。なお、本発明は前記
実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づ
いて種々変形することが可能であり、これらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば多出力電源装置においては、それぞれトランス及び
スイッチ素子を備え、互いに並列に接続されるととも
に、駆動信号を受けて出力電圧を発生させる電圧変換部
と、各電圧変換部の出力電圧がフィードバック信号とし
て入力されるA/Dコンバータと、設定された周期パル
スのタイミング信号を発生させる発振回路とを有する。
【0054】また、前記タイミング信号に同期させて、
前記A/Dコンバータの出力及び制御信号によって前記
駆動信号を発生させる演算手段を有する。この場合、複
数の高圧電源回路を制御部に接続する必要がないので、
多出力電源装置の構造を簡素化することができるだけで
なく、小型化することができ、コストを低くすることが
できる。
【0055】また、前記発振回路において発生させられ
るタイミング信号の周期パルスを、スイッチング電圧の
振動が十分に減衰した後にスイッチングするように設定
すると、スイッチ素子のスイッチング周期及びスイッチ
開始のタイミングを設定するために、各トランスの内部
のインダクタンス特性及びキャパシタンス特性を利用す
る必要がなくなる。
【0056】したがって、共振回路、位相検出回路、エ
ラーアンプ等の回路が不要になるとともに、コストを低
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多出力電源装置
のブロック図である。
【図2】従来の多出力電源装置のブロック図である。
【図3】従来の多出力電源装置における高圧電源回路の
制御回路のブロック図である。
【図4】従来の定電流定電圧電源装置における高圧電源
スイッチング回路を示す図である。
【図5】従来の定電流定電圧電源装置におけるスイッチ
ング波形図である。
【図6】本発明の第1の実施例における制御回路のブロ
ック図である。
【図7】本発明の第1の実施例におけるシリアルインタ
フェースのブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施例におけるスイッチング波
形図である。
【図9】本発明の第1の実施例における多出力電源装置
のタイムチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例におけるシリアルイン
タフェースのタイムチャートである。
【図11】本発明の第2の実施例を示す多出力電源装置
のブロック図である。
【符号の説明】
24 スイッチ素子 25 トランス 26 逓倍電圧回路 31 制御回路 32 A/Dコンバータ 33 発振回路 34 演算部 35 電圧変換部 37 制御部 38 シリアルインタフェース回路 39 セレクタ SG21 制御信号 SG22 駆動信号 SGf フィードバック信号 SG24 シーケンスクリア SG25 シリアルクロック SG26 コマンドデータ SG27 レスポンスデータ SG29 シリアルインタフェース制御信号 SG30 パラレル制御信号 SG31 シリアル制御/パラレル制御切替信号 vOUT 出力電圧 vIN 入力電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 幸司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)それぞれトランス及びスイッチ素
    子を備え、互いに並列に接続されるとともに、駆動信号
    を受けて出力電圧を発生させる電圧変換部と、(b)各
    電圧変換部の出力電圧がフィードバック信号として入力
    されるA/Dコンバータと、(c)設定された周期パル
    スのタイミング信号を発生させる発振回路と、(d)前
    記タイミング信号に同期させて、前記A/Dコンバータ
    の出力及び制御信号によって前記駆動信号を発生させる
    演算手段とを有することを特徴とする多出力電源装置。
  2. 【請求項2】 (a)制御部からのインタフェース制御
    信号を受けるシリアルインタフェース回路と、(b)パ
    ラレル制御信号と前記シリアルインタフェース回路から
    のシリアルインタフェース制御信号とを選択して前記制
    御信号として出力するセレクタとを有する請求項1に記
    載の多出力電源装置。
  3. 【請求項3】 前記A/Dコンバータ、発振回路、演算
    手段、シリアルインタフェース回路及びセレクタはマイ
    クロプロセッサによって構成された請求項1に記載の多
    出力電源装置。
JP10416994A 1994-05-18 1994-05-18 多出力電源装置 Expired - Fee Related JP3169764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10416994A JP3169764B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多出力電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10416994A JP3169764B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多出力電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07322615A true JPH07322615A (ja) 1995-12-08
JP3169764B2 JP3169764B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=14373545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10416994A Expired - Fee Related JP3169764B2 (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多出力電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3169764B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271195A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Samsung Electronics Co Ltd 高電圧発生装置,高電圧発生方法,asicチップおよび画像形成装置
CN100438258C (zh) * 2006-12-08 2008-11-26 杭州华三通信技术有限公司 控制多模块电源同步的电路及方法
JP2012175789A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Fuji Electric Co Ltd スイッチング電源の制御用半導体装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271195A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Samsung Electronics Co Ltd 高電圧発生装置,高電圧発生方法,asicチップおよび画像形成装置
US7508095B2 (en) 2005-03-23 2009-03-24 Samsung Electronics Co., Ltd Apparatus to generate high voltage by digital control and method thereof
JP4516540B2 (ja) * 2005-03-23 2010-08-04 三星電子株式会社 高電圧発生装置,高電圧発生方法,asicチップおよび画像形成装置
US7986534B2 (en) 2005-03-23 2011-07-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus to generate high voltage by digital control and method thereof
CN100438258C (zh) * 2006-12-08 2008-11-26 杭州华三通信技术有限公司 控制多模块电源同步的电路及方法
JP2012175789A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Fuji Electric Co Ltd スイッチング電源の制御用半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3169764B2 (ja) 2001-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5152185B2 (ja) スイッチング電源装置
EP1878107A1 (en) Resonant dc/dc converter with zero current switching
US4408267A (en) DC-to-DC Switching converters
JP2011526478A (ja) 共振型電力コンバータ
JP3169764B2 (ja) 多出力電源装置
WO2002003533A1 (fr) Systeme de conversion de courant electrique
JP6684637B2 (ja) 共振形電源装置
US4352153A (en) Regulated converter with volt-balancing control circuit
JP2002010642A (ja) 電源装置およびその出力制御方法
RU2396686C2 (ru) Стабилизированный преобразователь напряжения
JP3279775B2 (ja) マルチ高圧電源装置
US20220190735A1 (en) Converter including active clamp switch and secondary side rectifier and controlling method of converter
JPH0134453Y2 (ja)
JP2990481B2 (ja) 1次・2次pwm制御によるソフトスイッチング方法
JPH0564451A (ja) 電源装置
JP3429420B2 (ja) スイッチング電源
US20220069697A1 (en) Converter including active clamp switch and secondary side rectifier and controlling method thereof
JP2532565B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5123763B2 (ja) スイッチング電源
JPS6223544B2 (ja)
JP3488711B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2000341943A (ja) アクティブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリセット回路
JPS61177161A (ja) 電源装置
JPH07213059A (ja) スイッチングレギュレータ
JPH0446561A (ja) スイッチング電源

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140316

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees