JPH0732248A - 工程時間計測装置 - Google Patents

工程時間計測装置

Info

Publication number
JPH0732248A
JPH0732248A JP5177035A JP17703593A JPH0732248A JP H0732248 A JPH0732248 A JP H0732248A JP 5177035 A JP5177035 A JP 5177035A JP 17703593 A JP17703593 A JP 17703593A JP H0732248 A JPH0732248 A JP H0732248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timer
time
tact
board
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5177035A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Matsuki
博明 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP5177035A priority Critical patent/JPH0732248A/ja
Publication of JPH0732248A publication Critical patent/JPH0732248A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を加工するのにかかる工程時間を計測す
る計測装置に関し、リアルタイムな工程時間を確実に確
認できるようにする。 【構成】 物品が搬入、或いは搬出されたことを検出し
たとき、複数の計時手段の内、計数動作中の計時手段に
対してこの検出時点の計時値を保持させ、他の少なくと
も1つの計時手段に対しては計時動作を開始させる制御
手段と、この保持された計時値を工程時間と判断する判
断手段とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板等の物品加工の工
程時間を計測する工程時間計測装置に関する。
【0002】
【従来技術】生産部門等では、生産ラインのある作業工
程において、1つの物品を加工するのにかかる工程時
間、すなわちタクトを計測し、これをデータとして保持
するようにしている。このタクトを利用すれば、工程時
間のばらつき等がわかるため、ある工程における作業効
率の悪さや設備の異常等を知ることができる。従って、
タクトを計測することは物品を効率よく作業する上で非
常に重要なデータとなる。また物品に対する作業が行わ
れる毎に、リアルタイムにタクトを確認することで、タ
クトに異常があればこの時の作業を即時に止めて、後工
程に流れる不良物品の流出等を防止できる。また設備の
異常原因を即座に追求することもできる。
【0003】従来、このタクトの計測については主に人
手により行っていた。例えば基板が、ある工程の領域内
に搬入したら、このとき作業者がストップウォッチを操
作して計時を開始する。そしてその基板に対して工程作
業が自動で行われ、次の基板が搬入されたら、ストップ
ウォッチの動作を止めてこのとき計測された時間を確認
・記録する。このように、ある工程領域に対する基板の
搬入から次の基板の搬入までの時間をタクトとしてデー
タ保持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は次のような問題点を生ずる。すなわち、工程時間を短
縮するという必要性から、基板は次々と工程領域に搬送
されてくる。従って次の基板が搬入されたらすぐにスト
ップウォッチを止め、タクトを記録し、更にストップウ
ォッチの計時を再スタートするという迅速な作業が必要
となる。このため、この時のタクトを確実に確認するこ
とができず、誤った時間を計測しかねないばかりか、作
業者に疲労がかさむことになる。
【0005】本発明の目的は、ある作業工程におけるリ
アルタイムなタクトを確実に確認できるようにすること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、物品加工に対する工程時間を計測する工程
時間計測装置において、前記物品が工程領域内の所定位
置に到達したことを検出する検出手段と、計時動作を行
う複数の計時手段と、前記検出手段により、前記物品が
前記工程領域内の所定位置に到達したことを検出したと
き、前記計時手段の内、計時動作中の計時手段に対して
該検出の時点の計時値を保持させ、他の少なくとも1つ
の計時手段に対しては計時動作を開始させる制御手段
と、前記保持された計時値を工程時間と判断する判断手
段とを備えたことを特徴とする工程時間計測装置であ
る。
【0007】
【作用】判断手段は、物品が工程領域内の所定位置に到
達されたことを検出すると、計時動作中の計時手段に対
してこの検出時点の計時値を保持させ、他の少なくとも
1つの計時手段に対しては計時動作を開始させる。そし
て判断手段は、この保持された計時値を工程時間として
判断する。この判断された工程時間は例えば表示器等に
よって表示される。
【0008】このように、複数の計時手段により、交互
に計時動作を行わせることにより、1つの計測手段を計
数させながら他の計時手段では計数値を保持させること
ができるので、この保持をタクト表示に適用すれば、前
回の工程のタクトを、少なくとも今回の工程の期間中は
表示することができ、リアルタイムなタクトを正確に確
認することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて詳細に説明する。図1は
本発明の一例を示す生産システムの構成図である。1は
シーケンサであって、本例では基板に対する部品挿入機
として動作するもので、この部品挿入、タクトの計測等
を自動で行う。
【0010】シーケンサ1内部には図示せぬROMを有
しており、このROMに書き込まれたプログラムにより
部品挿入の動作等をソフトで制御するようにしている。
またこのシーケンサ1内部にはソフト的に動作するタイ
マ(TMR)を有している。このタイマは、入力端子、
リセット端子を備え、入力端子に入力信号が与えられて
いる間計時を行い、入力信号の供与を停止すると計時動
作を停止して、この時点の計時値を保ったままの状態と
なる。また、このリセット端子にリセット信号を与える
ことで、計時値が0になる。
【0011】20、21、22はそれぞれコンベア3
1、32上にある基板で、これら基板20、21、22
はコンベア32上(本工程の領域)で部品が各々挿入さ
れる。11は部品挿入機本体である。31、32はそれ
ぞれ前工程、本工程において基板21等を搬送するため
のコンベアで、本図では基板を右方向へ搬送するよう駆
動される。
【0012】41、42は上述したコンベア31、32
を各々駆動させるための駆動ローラーで、この駆動ロー
ラー41、42の動作はシーケンサ1により制御される
ようになっている。5は基板がコンベア32に搬入され
たことを検出する検出スイッチで、基板がコンベア32
へ搬入された時、この基板先端が該スイッチ5に当接す
るように配置されている。そして基板がスイッチ5に当
接し、該スイッチが摺動してオンすることにより、基板
がコンベア32に搬入されたことを検出する。これと共
に搬入されたことを示す信号をシーケンサ1に出力す
る。
【0013】尚、本例では機械式の検出スイッチを用い
ているが、特にこれには限定されず、この代わりに受発
光素子を用い、これらによって形成される光線を基板が
通過する領域に設け、基板がこの光を遮ることにより、
搬入を検出するようにしてもよい。一方、6は表示器
で、本例ではLEDにより本工程におけるタクトを、基
板の作業毎に表示される。この表示の動作はシーケンサ
1により制御される。この表示タイミング等は後で述べ
ることにする。
【0014】7はシーケンサ1と接続されたプリンタ付
のパソコンで、シーケンサ1で計算されたデータ(タク
ト、平均タクト、生産台数等)がシーケンサ1より送出
されるようになっている。このパソコン7によって必要
に応じてデータが蓄積・プリントアウトされるようにし
てある。8はコンベア31上にある基板21、22がコ
ンベア32へ流れることを阻止するためのストッパであ
る。図示のストッパ8の位置で基板21はストッパ8に
当接した状態になり、コンベア32へ流れない。またス
トッパ8がコンベア31より上方に上がるとこの当接が
解除されるので、基板21はコンベア32へ移動する。
このストッパ8の移動はシーケンサ1により制御され
る。
【0015】以上述べた構成において、シーケンサ1
は、基板がコンベア32(本工程の領域)へ搬入された
ことを検出スイッチ5により検知し、その後基板に対し
て部品の挿入を行うと共に、この時の部品挿入工程にお
けるタクトを計測し、これらデータを表示器6及びパソ
コン7に送信する。次にシーケンサ1の動作を、図2、
及び図3を用いて説明する。図2はシーケンサ1の制御
動作を示すフローチャート、図3はタイマの動作を示す
タイミングチャートである。
【0016】まず基板22がコンベア32に搬入される
と(時刻t1)、検出スイッチ5の動作により該スイッ
チ5から信号が送出される。この信号に基づき、図2で
示すステップS1において基板22がコンベア32に搬
入されたと判断されると、次のステップS2に移り、タ
イマI,IIの計時制御が開始される。すなわち、ステッ
プS2においてタイマフラグが「1」か否かを判断し、
このときタイマフラグが「0」であればステップS3に
移り、タイマIIの計時値をこの時点でホールドさせる
(タイマIIへの入力信号の供与を停止する)。更にこの
ときの計時値データを表示器6、及びパソコン7へ送出
する。
【0017】上記の動作を行ったのち、次のステップS
4においてタイマIに対し計時動作を開始させる。すな
わち、タイマIにリセット信号を与え、これと共に次の
基板の搬入があるまで入力信号をタイマIに供与し続け
る。このように、タイマIIの計時値をホールドしている
間(シーケンサ1の初期動作では0)、タイマIに計時
動作を行わせ、基板22に対するタクトを計測するよう
にしている。このタイマIの計時を開始させた後、ステ
ップS5で「タイマIに計時動作をさせている」ことを
示すべく、タイマフラグに「1」を立てる。
【0018】これにより、タイマIの計時値は計時を行
い、この間ステップS6で基板22に対し、部品挿入の
作業がなされる。この作業が終了すると、次の基板21
をコンベア32へ搬出させるべく、ストッパ8をコンベ
ア31より上方に上げる。そして基板21を通過させた
後、次の基板20がコンベア32へ流れないよう、スト
ッパ8をもとに戻す(ストッパ8を下げる)。
【0019】その後基板21がコンベア32に搬入され
ると(時刻t2)、ステップS1の判断によりステップ
S2に進む。このときタイマフラグは「1」であるの
で、ステップS9に進み、計時動作中であるタイマIの
計時値をホールドさせ、更に表示器6にこの計時値、す
なわち基板22に対するタクトを表示させるとともに、
パソコン7にこの計時値のデータを送る。
【0020】そしてこの基板22に対するタクトをホー
ルド・表示させている間、今度は基板21に対するタク
トを計測するべく、ステップS10においてタイマIIの
計時動作を開始させる。すなわち、今までホールドさせ
ていたタイマIIの計時値をリセットして、タイマIIを0
から計時させ、タイマIIを計時させてゆく。
【0021】次のステップS11では「タイマIIに計時
動作をさせている」ことを示すべく、タイマフラグを
「0」に戻す。その後ステップS6で基板21に対する
部品挿入、及び基板20のコンベア32への搬入がなさ
れたのち(時刻t3)、タイマIIによる基板21に対す
るタクトがホールド・表示されると共に、基板20に対
するタクトを計測するべく、タイマIの計時動作が開始
する。
【0022】以下、基板がコンベア32に搬入される毎
に上述した動作が繰り返される。尚、本例では基板がス
トッパ8により解除されてから、検知スイッチ5に当接
するまでの時間が極めて短くなるよう、ストッパ8及び
検知スイッチ5を配置してある。また本例では検知スイ
ッチ5を設けているが、特にこのような専用スイッチを
設けずに、ストッパ8の解除動作で基板の搬入と判断す
るようにしてもよい。
【0023】以上図3で示すように、時刻t2から時刻
t3の間、タイマIIで計時を行わせる一方で、タイマI
により基板22に対するタクトが表示器6で表示される
ので、作業者はリアルタイムなタクトを確実に確認する
ことができると共に作業者の疲労も低減される。特に、
タクトの値が異常であることを確実に認識できるので、
異常のときシーケンサ1の動きを止めれば、不良品の流
出を確実に防止できる。
【0024】また本例では従来よりシーケンサ1内に備
えられているタイマ(TMR)を利用するようにしてい
る。このタイマは元々設備のトータル稼働時間等を計測
するためのものであるが、タイマは複数個備えられてい
るので、これらの内、空いているタイマを利用するよう
にしている。このように、本例では従来より備えられて
いるタイマ(I、或いはIIのどちらか一方)を計時値の
メモリとして利用するので、計時値を一定時間表示させ
るために必要な専用のメモリをシーケンサ1に設ける必
要がなく、構成を複雑化することなくタクトを計測でき
る。
【0025】また、本例では元々設けられているタイマ
を利用しているが、これに限らず、リセット機能及びス
タート機能を有する一般のタイマや上述したTMRを複
数個新規に設け、交互に計時を行わせるようにしても、
少なくとも人手による計数操作をなくし、タクトの確認
を確実に行うことができる。一方、本例ではシーケンサ
1で計測されたタクトをパソコン7で蓄積し、これらの
データを基に平均タクトを算出するようにしている。具
体的にはこの自動部品挿入工程において、一日に計測し
た各タクトの累計を求め、この累計を一日に投入した基
板の台数で割ることにより、一日の平均タクトを算出す
る。
【0026】このように平均タクトを自動で算出するこ
とにより、例えばある機種の基板に要する工程時間を利
便性よく確認することができ、機種毎の工程時間のばら
つきをチェックできる。これによって今後の作業の効率
化を図ることができる。尚、本例ではタイマを2つ用い
てタクトを計測するようにしたが、これに限らず、3つ
以上のタイマにより計測してもよい。使用するタイマの
数が多い程、これに比例してタクトを保持する時間が大
きくなるので、更に確実にリアルタイムなタクトを確認
することができる。
【0027】また、本例では基板の搬入に基づいてタイ
マを制御するようにしたが、基板の搬出に基づいて制御
するようにしてもよい。また本例のような部品挿入機に
関わらず、自動はんだ付け機等、その作業工程の種類は
問わない。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ある作業工程に
おけるリアルタイムなタクトを確実に確認でき、不良物
品の流出等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す生産システムの構成図であ
る。
【図2】シーケンサ1の制御動作を示すフローチャート
である。
【図3】タイマの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1・・・シーケンサ 20、21、22・・・基板 31、32・・・コンベア 6・・・表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品加工に対する工程時間を計測する工程
    時間計測装置において、 前記物品が工程領域内の所定位置に到達したことを検出
    する検出手段と、計時動作を行う複数の計時手段と、前
    記検出手段により、前記物品が前記工程領域内の所定位
    置に到達したことを検出したとき、前記計時手段の内、
    計時動作中の計時手段に対して該検出の時点の計時値を
    保持させ、他の少なくとも1つの計時手段に対しては計
    時動作を開始させる制御手段と、前記保持された計時値
    を工程時間と判断する判断手段とを備えたことを特徴と
    する工程時間計測装置。
JP5177035A 1993-07-16 1993-07-16 工程時間計測装置 Withdrawn JPH0732248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5177035A JPH0732248A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 工程時間計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5177035A JPH0732248A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 工程時間計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732248A true JPH0732248A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16024012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5177035A Withdrawn JPH0732248A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 工程時間計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11614146B2 (en) 2019-06-26 2023-03-28 Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh Play-free planetary gear transmission

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11614146B2 (en) 2019-06-26 2023-03-28 Knorr-Bremse Systeme Fuer Nutzfahrzeuge Gmbh Play-free planetary gear transmission

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102438435B (zh) 部件安装系统及其控制装置和部件安装方法
EP0040661A2 (en) Method and apparatus for sorting out defective empty cans automatically
JPH0732248A (ja) 工程時間計測装置
JP3441172B2 (ja) 作業ラインの品質管理装置および品質管理方法
JPH06100202A (ja) 搬送装置
JPS61127427A (ja) 包装容器のホットメルト付着検査装置
JP2988808B2 (ja) フレームテストハンドラー
JPS62253569A (ja) 車両の組付け部品検査方法
JPS6326339Y2 (ja)
JPH0479781B2 (ja)
JPS598792Y2 (ja) 不適性間隔物品排出装置
JPH02291090A (ja) 数量検出システム
JPS63133700A (ja) 電子部品自動挿入機における部品挿入位置補正方法
JPS567062A (en) Wiring harness automatic checker
JPH0770880B2 (ja) 端子ピンの挿入良否検出方法
JPH07178651A (ja) 加工ラインの運転制御方法及び装置
JPH06321207A (ja) 製造システム
JPS5826359Y2 (ja) 自動計量ラベル貼付機の誤動作防止装置
JPH0715919B2 (ja) 半導体ウエハプロ−バ装置
JPS632633A (ja) チツプ部品の装着方法
JPH0581528A (ja) 自動販売機の制御装置
JPH02160459A (ja) 生産指示方法
JPS6238275A (ja) 接着剤残量検出方法
JPH0349054B2 (ja)
CN106610583A (zh) 基于传感器的机器人末端位置获取方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001003