JPH07321655A - A/d変換器の高分解能化方法 - Google Patents

A/d変換器の高分解能化方法

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JPH07321655A
JPH07321655A JP11499494A JP11499494A JPH07321655A JP H07321655 A JPH07321655 A JP H07321655A JP 11499494 A JP11499494 A JP 11499494A JP 11499494 A JP11499494 A JP 11499494A JP H07321655 A JPH07321655 A JP H07321655A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 A/D変換器に別回路を付加し等価的に該 A/D
変換器の固有のビット数を上回る様にする A/D変換器の
高分解能化方法と其のA/D 変換器の出力データを少いビ
ット数のデータに圧縮する方法の小形化,低消費電力化
を目的とする。 【構成】 入力信号INの全レベルを狭い2 n =23 の小範
囲に分割し各小範囲の入力信号V INをレベルに応じ粗く
A/D変換する低分解能化した A/D変換器(22)と、該小範
囲内のウインドウ選択器(23)の出力データを小範囲毎に
D/A 変換(24)したアナログ信号をオフセット電圧とし次
の入力信号INから引算(25)し差分ΔA を取り出し, 該差
分を固有ビット数 2N =212のデータに精密に変換する A
/D変換器(21)とを具え、A/D 変換器(21)の212 の出力デ
ータΔD を A/D変換器(22)の為に入力レベルを分割した
23の小範囲の全部に亘り合成(26)し、A/D 変換器(21)の
固有ビット数212 を上回るビット数 2N+n =215の高分解
能のA/D 変換器とするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力レベルが連続的に
変化するアナログ信号を一定ビット数の出力データに変
換する与えられた A/D変換器に, 別の処理回路を付加す
る事で, 等価的に該 A/D変換器の固有のビット数より大
きなビット数に拡張して, 高分解能のA/D変換器とす
る方法に係り、特に回路動作が確実で且つ小さな規模の
回路で実現される構成と、同時に、その高分解能化のA
/D変換器に係わる出力データのビット数を圧縮する出
力データの圧縮方法も提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、センサ等から入力するレベルの
連続的に変化するアナログ信号は、その低レベルの小信
号部分の変化に重要情報が多く, 高レベルの大信号部分
の変化に重要情報が少ないので、入力の小信号は其の出
力を拡大し, 大信号は出力を圧縮する所謂対数増幅器(L
og AMP) の特性を持つ処理回路を、与えられた A/D変換
器の前段に付加し、入力信号のダイナミックレンジを拡
げて、等価的に該 A/D変換器の固有のビット数を大きな
ビット数に拡張し、入力レベルのより広い範囲で使用可
能とする方法が採られている。この与えられた A/D変換
器に付加する処理回路を、従来はアナログ的な Log AMP
として構成していたが、その従来例の其の1は、図6の
aに示す如く、各段 AMPの利得特性は同じ(例えば4
倍)とし, 各入力に対する出力の AMP特性は、小入力に
対しては直線であるが,或る大きな入力からは出力値が
徐々に飽和する増幅特性(同図のb)のリミティングア
ンプを多段縦続する構成とし、各段AMP の各出力電圧を
加算器で加算して、大信号入力時に利得が少なくなる様
にし、等価的にアナログの複数の折線で近似されて圧縮
される入出力特性である高速応答可の Log出力(同図の
c)を実現し、後段の与えられたA/D変換器へ送出し A/
D変換する方法であった。従来例の其の2は、図7のb
に示す如き、ベース・エミッタ間のダイオード接合の電
流I と印加電圧Vの指数特性(I=ekV,V=1/k・Log I)
を利用し、図7のaに示す如く、アナログ的にトランジ
スタの Log AMPを構成し、其の出力 Vout(I)が、入力信
号Vin を対数化した Log(Vin/Rin)に比例する Log(I)
に比例して得られる様にして,アナログ信号入力の広い
ダイナミックレンジを Log特性で圧縮した後、与えられ
た A/D変換器へ送出し A/D変換する方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記2つの従来例の其
の1,其の2は何れも、与えられたA/D 変換器のビット
数が必要なものより小さな場合に其の A/D変換器の前段
に付加され,入力の小信号は其の出力を拡大し, 大信号
は出力を圧縮する対数増幅器(Log AMP)の特性を持つ処
理回路を、アナログ回路により構成して、アナログ信号
入力のダイナミックレンジを拡げていたので、其の拡げ
られた入力に対する圧縮した Log出力を A/D変換する事
で必要なビット数が減り、与えられたビット数の小さな
A/D変換器の使用を可能としていたが、入力レベルが変
化するアナログ信号を正確に A/D変換することは困難で
あるという問題があった。何故ならば、従来例の其の1
は、各AMP の直線増幅の領域から飽和領域に入る部分が
非線形で不確定であり、従来例の其の2は、ダイオード
接合の電流I と印加電圧V の指数特性のバラツキや其の
温度特性により、トランジスタ Log AMPの出力 Vout(I)
が不確定であったからである。一般に、必要な A/D変換
器を或る条件(機器の発注者の認定部品の中から選定し
なければならない等の条件)下で選定する時などに、高
分解能の A/D変換器が無く、やむを得ずビット数の少な
い A/D変換器を与えられて使用しなければならない場合
がある。本発明の目的は、A/D 変換のビット数が少ない
が許容される与えられた A/D変換器に、別の処理回路を
付加する事により,等価的にビット数の大きい高分解能
のA/D変換器とする処理回路と、更に此の高分解能化
したA/D変換器の出力データのビット数を減らして圧
縮する方法も提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】先ず一般には、与えられ
た A/D変換器の1個のみを用いて其の固有の分解能の変
換ビット数を拡張し, より大きな振幅の入力信号を A/D
変換できる高分解能のA/D変換器とする回路構成は見
当たらない。よって、必ず同じ A/D変換器を2個以上用
いる。先ず、前記の与えられた A/D変換器に付加する処
理回路の動作を確実にする目的のための本発明の請求項
1の基本的構成は、図1の原理図を参照し、入力信号IN
に対し並列に同じ n個の A/D変換器[(1),(2)─(n)]と、
該 n個のA/D変換器の各前段に入力信号INを夫々 20,21
─ 2n-1 倍するアンプ[(11),(12)─(1n)] と、該 n個の
A/D変換器の後段に各 A/D変換器[(1),(2)─(n)]の出力
データと其のオーバフロービットとを合成するディジタ
ル合成器(100)とを具え、入力信号INの振幅が所定の値
より 2n 倍大きくなって該 n個の A/D変換器の中の或る
変換器(n) の出力データが飽和しオーバーフロービット
を送出した時に、前記ディジタル合成器(100) が、未だ
其の出力が飽和していない変換器(1〜n-1)の出力データ
の何れか1つに、オーバーフローコードビットを付加
し、与えられたA/D変換器の固有のビット数よりも大き
なビット数のディジタル出力として送出するように構成
する。
【0005】然し、この請求項1の構成は、使用するA
/D変換器の個数n が多いので、其のA/D変換器の数
n を少なくし2個(21,22) のみで済む事を目的とした本
発明の請求項2の基本的構成は、図2の原理図を参照
し、入力のアナログ信号(IN)レベルの全変化範囲を, 与
えられた A/D変換器(21)の固有のビット数N (2N =212)
以下の任意ビット数n (2n =23=8)の狭い連続した小範囲
に分割し該小範囲を単位とし入力信号(VIN)をレベルに
応じて粗く A/D変換する低分解能化した A/D変換器(22)
と、其の粗く A/D変換する為に分割した複数(2n =23)の
小範囲のウインドウ比較器(23)のディジタル出力を各小
範囲毎に D/A変換(24)したアナログ信号をオフセット電
圧とし, 次に入力するアナログ信号(IN)から引算(25)し
差分(ΔA) を取り出し, 該差分を固有のビット数N (2
N =212) のデータに精密に A/D変換する A/D変換器(21)
とを具え、該 A/D変換器(21)の出力の小範囲毎に一定複
数(2 12)のデータ(ΔD )を任意複数(23)の小範囲に亘っ
て合成(26)することにより、与えられた A/D変換器(21)
の固有のビット数(2N =212)を上回るビット数( 2N+n =2
15) の高分解能で入力信号の全変化範囲に対応させるよ
うに構成する。
【0006】請求項3は、請求項2における与えられた
(12ビット)の A/D変換器を低分解能化(3ビット)し
た A/D変換器(22)の出力データと、同じ与えられた A/D
変換器(21,22)の2個により等価的に高分解能化(15ビ
ット)した出力データを、スイッチSWで切り替えて、何
れか一方を出力データする構成とする。この請求項2,
3の構成で使用される A/D変換器の数は2個である。
【0007】次に、本発明の請求項4の基本的構成は、
使用する A/D変換器の個数2を更に減らして1個とする
事を目的としたもので、図4の原理図に示す如く、該入
力のアナログ信号(VIN) を一定ビット数(2N =212) の出
力データに変換する与えられた A/D変換器(31)と、其の
出力の一定ビット数(2N =212) のデータを, 或る程度狭
い連続した任意複数(2n =23)の小範囲に分割し各小範囲
毎の出力データとするマルチウィンドウ・コンパレータ
(33)と、其の小範囲毎の出力データをアナログ信号に変
換する D/A変換器(34)と、其の出力のアナログ信号をオ
フセット電圧とし次に入力するアナログ信号(IN)から引
算する引算器(30)とを具え、該先に入力信号(VIN) を A
/D変化し D/A変換したアナログ出力を、次の入力信号(I
N)のサンプル出力をA/D変換する時までに該引算器(30)
へフィードバックして差分(ΔA )を取り出し、該差分
を前記 A/D変換器(31)で再び A/D変換する事を繰り返し
て該複数(212) の出力データ(ΔD )を該小範囲の全数
(23)に亘って合成(36)することにより、該 A/D変換器(3
1)の固有のビット数(2N =212) を上回るビット数( 2
N+n =215)の高分解能のA/D変換器として入力信号の
全変化範囲に対応させるように構成する。
【0008】次に、本発明の請求項5は、高分解能化さ
れたA/D変換器の出力データのビット数を少なくし送
出するデータのビット数を成るべく少なくするデータ圧
縮を目的としたものであり、前記請求項2又は請求項4
のA/D変換器の高分解能化方法にて、入力信号(IN)を
与えられた A/D変換器(21)の固有のビット数を拡張して
高分解能で A/D変換する場合に、入力信号(IN)が其の直
流成分が大きく変化成分が小さくて A/D変換の各サンプ
リング毎の出力データに大きな変化が無い時は、該入力
信号(IN)の全変化範囲を、低分解能化の A/D変換器(22)
が粗く A/D変換する際に分割した任意複数(2n =23)の小
領域の中の該当領域の出力データについて、現在の入力
信号(IN)と1サンプル前の入力信号(VIN)との差分(Δ
A )を取り出し精密に A/D変換する A/D変換器(21)が、
通常のサンプル周期より大きい時間で少ない回数だけ,
出力データの上位データ(2n =23)の変化データとして其
の変化時に送出するように構成する。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の構成(図1)では、与えら
れた一定ビット数の A/D変換器の同じ n個の A/D変換器
(1),(2) ─(n)を, 入力信号INに対して並列に有し、各
々の前段に入力信号INを各20,21─ 2n-1 倍するアンプ
(11),(12) ─(1n)を持ち、各後段に前記 n個の A/D変換
器 (1),(2)─(n) の各出力データをディジタル的に合成
する(論理加算する)ディジタル合成器(100) を持って
いて、通常は入力の一定振幅(例えば1v)の入力信号を
各アンプで 20,21─ 2n-1 倍したのち A/D変換して各出
力データ( 例えば12ビット)の1つをディジタル出力と
しているが、該通常の振幅(1v)より 2n-1 倍(例えば21
=2倍) 大きい振幅(2v)迄の入力信号を A/D変換でき
る, 等価的に(1 ビット) 大きなビット数(13 ビット)
の高分解能のA/D変換器として動作する場合は、入力
信号の振幅が通常値より 2n-1倍だけ大きくなって該 n
個の A/D変換器(1),(2)─(n) の中の A/D変換器(n) の
出力データが飽和して其の全ビットが1となり、オーバ
ーフロービットを送出した時に、前記ディジタル合成器
(100) が、未だ其の出力データが飽和していないA/D変
換器(1〜n-1)の出力データの何れか1つに、オーバーフ
ローコードビットを付加した各 A/D変換器の固有ビット
数(12 ビット)よりも大きいビット数(1ビットだけ大
きい 13 ビット) のデータを、そのディジタル出力とす
る。
【0010】次に、本発明の請求項2の構成(図2)で
は、入力のアナログ信号INのレベル変化は、1回のサン
プリングで、与えられて使用するA/D 変換器21,22の分
解能の一定ビット数 2N (例えばN=12ビット) を越えな
いことが正常動作の条件であるが、通常時のセンサ等か
らの入力信号の例えばビデオ信号等は、連続的な電気信
号であり、一般には、1回のサンプリングの間で大きな
変化が無いので、1 サンプリング周期を適当な数に分割
した短時間で使用する A/D変換器としては、入力の全変
化範囲を適当に分割した狭い入力範囲で高速動作可能な
低分解能化された例えば3ビットの A/D変換器22で済
む。故に、入力信号レベルの全範囲を、任意の適当な複
数2 n ( 3ビットで 23= 8) に分割して狭く定められた
許容入力の小範囲を単位として粗くA/D 変換するのに,
与えられたビット数 2N (例えばN=12ビット) のA/D 変
換器22を使用出来るし、各小範囲内を精密にA/D 変換す
るのに其の(N=12ビットの) A/D 変換器21をそのまま使
用することが出来る。
【0011】請求項3では、前記の請求項2の低分解能
化された A/D変換器22の小範囲を単位とした2 n 個の粗
い出力データと、該 A/D変換器22の出力の各小範囲のデ
ータを更に精密にA/D 変換するA/D 変換器21の出力の2
N 個のデータを2 n 個の小範囲の全範囲に亘って合成し
た2 N+n 個の高分解能化された出力データとを、必要に
応じて、スイッチSWにより切り替えて使用することが出
来る。
【0012】また、請求項4の構成(図4)では、請求
項2が入力信号INの入力レベルの全範囲を2 n 個の小範
囲に分けて A/D変換したのに対し、一旦入力信号INを N
ビットの A/D変換器31で A/D変換した 2N 個の出力デー
タを、2 n 個の小範囲に分けて、該小範囲毎に, オーバ
ーフローやアンダーフローの発生をマルチウインドウ・
コンパレータ33にて監視し、A/D変換器31での、次のサ
ンプルΔA の A/D変換では其の基準値のオフセット電圧
Vcn を変化させることで、オーバーフローやアンダーフ
ローが発生しない様にした後、A/D 変換器21の出力の2
N 個のデータを、データ合成器32にて、2 n 個の小範囲
の全範囲に亘って合成して、2 N+n 個の高分解能化され
た出力データを得ている。
【0013】また、請求項5の動作は、後記の実施例の
欄で図5の動作説明図を用いて詳述するが、一般に入力
信号INの、例えばセンサからの画像信号入力は、各サン
プリング毎に A/D変換した A/D変換器の出力データには
大きな変化が無く、また、低速で大信号の直流成分と,
高速で小信号の交流成分とから成るので、 A/D変換器の
出力としては、主として高速で小信号を A/D変換した出
力データを送出し、低速で大信号は、其の変化時のみに
送出するようにして、出力データのビット数を圧縮して
送出することが出来る。
【0014】従って、本発明によって、与えられた普通
級のA/D変換器を高分解能化したA/D変換器、又は高
い圧縮比のデータ圧縮器、或いは其の両方を兼ね備えた
信号処理回路を実現できることになる。
【0015】
【実施例】図1のaの本発明の請求項1の原理図は、そ
のまま其の一般的な実施例の構成を示す。入力信号INに
対して、一定ビット数 2N の N= 3 ビットの A/D変換器
の同じ n=3個の A/D(1),(2),(3) を並列に具え、通常は
一定振幅の、例えば1v 弱の入力信号INを, 3 個の各ア
ンプ(11),(12),(13)が夫々 20,21,22 倍だけ直線的に増
幅し各出力 1v,2v,4v 弱を得て, 各 A/D変換器A/D(1),A
/D(2),A/D(3)が其の出力 1v,2v,4v 弱を入力とし A/D変
換して、夫々3ビットのデータ001,010,100を出力し、
ディジタル合成器100 の論理加算器が其の1出力を送出
する。つまり、其の3ビットの出力データの何れか1つ
のをディジタル出力として送出する。A/D変換器(1)は、
アンプ(11)が入力IN 1v を2n-1 倍で n=1の場合の20=1
倍の1v を入力電圧とし,次の A/D変換器(2)では、アン
プ(12)が入力IN 1v を2n- 1 倍で n=2の場合の21=2倍の
2v を入力電圧とし, A/D変換器(3)では、アンプ(13)が
入力IN 1v を2n-1 倍でn=3 の場合の22=4倍の4v を入
力電圧とし,それぞれ A/D変換して固有の3ビットより
等価的に2ビット多い5ビットの高分解能のA/D変換
器とする。しかし,この場合、各 A/D変換器の飽和許容
入力電圧を1.75 v とすると、3個の A/D変換器(1),
(2),(3) の各前段のアンプ(11)(12)(13)は入力信号INの
振幅1v 弱を 20,21,22 倍するので、最高次アンプ(13)
の 22 倍の出力は4v 弱となり、前段アンプ(12)の 21
倍の出力も2v 弱となって、この出力をA/D 変換器(2),
(3) が A/D変換すると、何れも許容入力電圧 1.75 vを
超えているので、其の変換出力の3ビットの出力データ
は、飽和して3ビット全部が1の111 となるが、A/D 変
換器(1) は出力データ001 を出力することが出来る。し
かしこの時、A/D変換器(2),(3) は共に、1 ビットのオ
ーバーフロービットを出力する。そして、ディジタル合
成器100 は、未だ其の出力が飽和していない A/D変換器
(1)の出力のN=3ビットの出力データ001 に、最高次n
から未飽和分の1 を引いた値(n−1)にて, n=3 のオー
バーフロービットの2ビットを付加して、合計 N+(n−
1)=5ビットの出力データ(11 と001)を出力する。こ
の5ビットの出力データは、固有のビット数3 にオーバ
ーフロービットの2ビットを加えて等価的に5ビットの
高分解能のA/D変換器とした場合の出力データのビッ
ト数となる。この入力が1v の場合、3 個の各アンプ(1
1),(12),(13)が夫々20,21,22 倍だけ直線的に増幅し各
出力 1v,2v,4v を得ているのに対し、図示しないが、3
個の各アンプ(11),(12),(13)が夫々 40,41,42 倍と一般
には 22m倍(m は 1かより大の整数))のステップで大き
くなる利得で増幅し各出力 1v,4v,16vを得るようにする
ことで、並列の A/D変換器の系を少なくし、又オーバー
フロービットを少なくして、出力データのビット数を圧
縮する事が出来、ハードウェアとしての A/D変換器の数
を少なくすることが出来る。
【0016】次に図2の本発明の請求項2の原理図は、
そのまま其の実施例の構成を示し、与えられた A/D変換
器21,22の2個を使用した非帰還方式の高分解能のA/
D変換器の回路構成を示す。図3は其の実施例の動作説
明図である。この実施例は、振幅が変化するアナログ入
力信号INの全部の変化範囲を、与えられた A/D変換器22
の固有のビット数(2 NでN =12 の12ビット)より少ない
任意ビット数(2 n でn=3の3ビット)の複数(2 n =23
=8)の小範囲(R0 〜R7) に分割して各小範囲の中心(C0
〜C7) に与えられた比較判断用のオフセット電圧(0V,Vc
1 〜Vc7)を基準値として粗く A/D変換する低分解能化し
た A/D変換器22と、該低分解能の A/D変換器22の出力デ
ータを, 其の複数(2n =23=8)の小範囲(R0 〜R7) に分け
て,もう1つの与えられた A/D変換器21が各小範囲毎の
入力の A/D変換が可能なようにするウインドウ選択器23
と、該ウインドウ選択器23の出力を, アナログ信号に変
換する D/A変換器24と、該 D/A変換器24の各小範囲毎の
出力のアナログ信号をオフセット電圧(0v,Vc1〜Vc7)と
し前記A/D変換器22と同じ時間に入力信号INをサンプル
ホールドするサンプリングホールド(S/H) 回路27の出力
(Vi)との差分(ΔA) をとる引算器25と、其の出力の差
分(ΔA ) の振幅を, 固有の12ビットのデータに精密に
A/D変換する A/D変換器21と、其の変換出力の各小範囲
毎の212 個の出力データ(ΔD ) を前記ウインドウ選択
器23 からの各範囲指定信号により複数 23=8 の小範囲
(R0 〜R7) の全部に亘って加算するデータ合成器26とか
ら構成され、該データ合成器26の出力を、其のディジタ
ル出力信号(OUT) とする高分解能( 3+12=15ビット)化
されたA/D変換器としている。
【0017】なお、上記の図2の構成では、 A/D変換器
21とA/D変換器22の2個のハードウェアを必要としてい
るが、この2個の A/D変換器21,22 の動作は同じ時間で
はなく、先ずA/D変換器22が動作した後に、A/D変換器21
が動作するそれ等の動作をサンプル周期で繰り返すの
で、特に図示しないが、この2個の A/D変換器21,22
は、其の入出力を高速で切替えてそれぞれのデータを1
個の A/D変換器で A/D変換し,その出力を次に処理する
時間だけ保持するメモリを設ければ、ハードウェアとし
ての A/D変換器を、1個とすることが可能となる。
【0018】図3のaは、与えられた A/D変換器21が入
力信号INの全変化範囲を12ビットのデータにA/D変換す
る動作を示し、既に入力信号INのレベルを粗く A/D変換
する様に低分解能化された1つの A/D変換器22が、其の
複数 23=8 に分割した8個の小領域R0〜R7のウィンドウ
r0〜r7で A/D変換の動作をするウィンドウの配置と其の
中心C0〜C7の各3ビット値(000〜111)との関係を示す。
図3のbは、各ウィンドウの中心C0〜C7が入力レベルの
変化により移動する様態と各ウィンドウでの入力レベル
判断用のオフセット電圧V Rの全判断領域R を示す。図3
のcは、入力レベルが 0V から鋸歯状に上昇する入力
信号INに対し、8 個の各小領域での判断用にウィンドウ
の各中心C0〜C7に与えるオフセット電圧Vcn の値0V,Vc1
〜Vc7 を縦軸に示し、それと同時に入力信号INを各ウィ
ンドウr0〜r7を単位とし粗く A/D変換する低分解能化の
A/D変換器22から得られたもので階段状に変化する出力
データを実線で示す。また、各ウィンドウ内のアナログ
入力信号INと1サンプル前の入力信号V INとの差分ΔA
を取り出し、固有のビット数の12ビットのデータに精密
に A/D変換する A/D変換器21の出力データΔD を前記低
分解能化の A/D変換器22のウィンドウ数8 だけ合成する
データ合成器26で合成した出力データ(高分解能化され
た A/D変換器の出力)を、鋸歯状に上昇する点線で示
す。
【0019】本発明の請求項3の実施例は、図2にて、
与えられた12ビットの A/D変換器22を低分解能化してA/
D変換した3ビットの低分解能の出力データと、其のA/D
変換器22の3ビットの出力データともう一つの与えられ
た12ビットの A/D変換器21の出力データとをデータ合成
器26で合成した15ビットの合成出力として高分解能化し
たA/D変換器の高分解能の出力データとを、出力スイ
ッチSWにて切り替えて何れか一方を出力するように構成
している。
【0020】次に本発明の請求項4,5の図4の原理図
は、そのまま其の実施例の構成図であり、与えられた A
/D変換器31の1個を使用した帰還方式の高分解能のA/
D変換器の回路構成を示す。前記の図3の動作説明図は
この実施例の動作説明にも利用される。この図4の実施
例では、入力レベルが変化するアナログ入力信号INの現
在のサンプルホールド出力のレベルと、1サンプル前の
サンプルホールド出力のレベルの差ΔA を取る為に、先
ず入力信号V INを A/D変換器31にて固有のビット数の12
ビットで定まる一定複数212 のデータに A/D変換した各
サンプル出力の出力データΔD を得て、同時に、其のオ
ーバーフロー及びアンダフローのフローデータをマルチ
ウインドウ・コンパレータ33にて調べ、各ウインドウ毎
にA/D 変換器31が正常に動作できているか否かを見る。
そして、次のサンプル出力を A/D変換する時にオーバー
フロー及びアンダフローのデータが出なくなるように、
オフセット電圧0v,Vc1〜Vc7 をスイープさせて、A/D 変
換器31に正常な動作が出来る領域を与えるようにする。
そのため、A/D変換器31の現在の出力データΔDと其の1
サンプル前の出力データΔDの、何れも3ビットの 23=8
に分割した小領域R0〜R7のマルチウインドウ・コンパ
レータ33を通して各ウインドウ毎に識別しA/D変換した
出力データを8個全部のウインドウr0〜r7に亘ってデー
タ合成器32で合成する。そして其の合成出力データを、
マルチウインドウ・コンパレータ33の各ウインドウr0〜
r7毎に、D/A変換器34にて D/A変換してアナログ信号を
得て、其のアナログ信号を引算器30の各オフセット電圧
(0v,Vc1〜Vc7)として、次に入力する入力信号INとの差
分ΔA をとる為に該入力信号INから引算する引算器30
へ、該入力信号INのサンプル出力が、A/D 変換器31にて
A/D変換される時までに入力する様に、フィードバック
する帰還型の回路構成としている。そして該差分ΔA
前記 A/D変換器31にて再び精密に A/D変換されて複数2
12 の出力データΔ D を得る。この様な動作をウインド
ウの数23=8だけ繰り返す間に、オーバーフローやアンダ
フローが出ない正常動作をして、高分解能のA/D変換
器を実現している。
【0021】次に、図5は本発明の請求項5の高分解能
化のA/D変換器の出力データの圧縮方法の動作説明の
為の出力データの構成例を示す。図5のaは、通常の1
サンプルの出力データ(オリジナル)を示し、該出力デ
ータビットは上位3bit と下位12bit の15bit とパリテ
ィビットの1bit の合計 16 bit から成るが、該出力デ
ータビットの上位3bit は、変化分だけを送るならば3
bit も必要無く、変化の正負極性と無変化を表す+1,-1,
0(無変化) の2bit もあれば良い。また、画像データな
どでは、データビットの下位 12bitは、12 bit = 4096
段のうち、サンプル毎の変化分は多くても1割の4096 x
0.1= 409.6 であるので、9bit もあれば充分である。
従って、全データを各サンプル毎に送るとしても、2+
9+1= 12bitで良くなる。また、低速度のデータの上位
3bit を、各サンプル毎に送るのではなく, 変化時のみ
に送り、パリティビットの1bit は各サンプル毎に下位
の9bit と共に送るとすると、各サンプル毎には合計 1
0 bit で済む。其の出力データの圧縮時の1サンプルデ
ータは、図5のbに示す如く、各々が10 bitのパケット
化されたデータとして繰り返し送出される。但し、図5
のbの走査初期の上位3bit データは、各走査毎に完全
な10 bitデータを送り、毎サンプル・データの10 bitの
上位3bit データは、毎サンプルではなく,サンプル・
データの変化時のみに送る。又、毎サンプル・データの
オーバーフローやアンダフローのデータは、各10 bit内
で所要データビットの先頭に識別コードとして111 ─又
は000 ─を付加し、毎サンプル・データ列の中に割り込
ませ、こうしたデータ変化が発生した時にのみ割り込ん
で送出する。なお、この図5のbに示す信号を、一般の
データ復元可能なデータ圧縮器を通して、送出すると、
更にデータの圧縮が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、与
えられた比較的ビット数の少ないA/D変換器を用いて、
等価的に其のA/D 変換器の固有のビット数よりも大きな
高分解能のA/D変換器とすることを、確実に而も小さ
い回路規模で出来る効果と、更に、其の高分解能のA/
D変換器の出力データのビット数を効果的に圧縮して、
狭帯域の伝送路で次段へ送出できるようになる効果とが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1のA/D変換器の高分解能
化方法の原理図
【図2】 本発明の請求項2,3のA/D変換器の高分
解能化方法の基本構成を示す原理図
【図3】 本発明の請求項2の実施例のA/D変換器の
高分解能化方法の動作説明図
【図4】 本発明の請求項4,5のA/D変換器の高分
解能化方法と出力データの圧縮方法の基本構成を示す原
理図
【図5】 本発明の請求項5のA/D変換器の高分解能
化方法における出力データの圧縮方法の実施例の動作説
明図
【図6】 従来のA/D変換器の高分解能化方法の構成
と説明図(其の1)
【図7】 従来のA/D変換器の高分解能化方法の構成
と説明図(其の2)
【符号の説明】
図1において、(1)(2)─(n) は A/D変換器、(11)(12)─
(1n)はアンプ、(100)はディジタル合成器。図2,図4
において、21,22,31は A/D変換器、25,30 は引算器、23
はウインドウ選択器、33はマルチウインドウ・コンパレ
ータ、24,34 はD/A変換器、26,32 はデータ合成器、40
は圧縮回路である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力レベルが連続的に変化するアナログ
    信号を一定ビット数のデータに変換する A/D変換器に別
    回路を付加し, 等価的に該 A/D変換器の固有のビット数
    (N) より大きいビット数(N+n, n > 2)に拡張し所定の一
    定振幅 2N より 2n 倍大きい振幅の入力信号も A/D変換
    できるようにするA/D変換器の高分解能化方法であっ
    て、該入力信号に対して並列に同じ n個の A/D変換器
    [(1),(2)─(n)]と、該 n個の A/D変換器の各前段に該入
    力信号を夫々 20,21─ 2n-1 倍するアンプ[(11),(12)─
    (1n)]と、該 n個の A/D変換器の後段に其の各出力デー
    タを合成するディジタル合成器(100) とを具え、入力信
    号が所定の振幅よりも 2n倍大きくなって該 n個の A/D
    変換器の中の或る変換器(n)の出力データが飽和しオー
    バーフロービットを送出した時に、前記ディジタル合成
    器(100)が、未だ其の出力が飽和していない A/D変換器
    (1〜n-1)の出力データの何れか1つに、該オーバーフロ
    ービットを付加してディジタル出力とすることを特徴と
    するA/D変換器の高分解能化方法。
  2. 【請求項2】 入力レベルが連続的に変化するアナログ
    信号を一定ビット数のデータに変換する A/D変換器の2
    個(21,22) を用いて等価的に該 A/D変換器の固有のビッ
    ト数を上回るビット数を持たせるA/D変換器の高分解
    能化方法であって、該入力信号(IN)のレベルの全変化範
    囲を, 或る程度狭い連続した任意の複数(2n =23)の小範
    囲に分割し該小範囲を単位として入力信号(VIN) をレベ
    ルに応じて粗く A/D変換するようにして低分解能化した
    A/D変換器(22)と、其の分割した任意複数(2n =23)の小
    範囲の中のウインドウ選択器(23)の出力データを各小範
    囲毎に D/A変換(24)したアナログ信号をオフセット電圧
    として, 次に入力するアナログ信号(IN)から引算(25)し
    て差分(ΔA )を取り出し, 該差分を固有のビット数N
    (2N =212) のデータに精密に A/D変換する A/D変換器(2
    1)とを具え、該各小範囲毎に精密に A/D変するA/D変換
    器(21)の一定複数(212) の出力データ(ΔD )を、先に低
    分解能化した A/D変換器(22)の為に入力レベルを分割し
    た任意複数(23)の小範囲の全部に亘って合成(26)するこ
    とにより、該 A/D変換器(21)の固有ビット数(2N =212)
    を上回るビット数(2N+n =215) の高分解能の A/D変換器
    として入力信号の全変化範囲に対応させることを特徴と
    するA/D変換器の高分解能化方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載のA/D変換器の高分
    解能化方法における低分解能化した A/D変換器(22)の出
    力データと、該A/D変換器の高分解能化方法により高
    分解能化したA/D変換器の出力データとを、スイッチ
    (SW)で切り替えて何れか一方を出力することを特徴とす
    る高分解能のA/D変換器。
  4. 【請求項4】 入力レベルが連続的に変化するアナログ
    信号を一定ビット数のデータに変換する A/D変換器の1
    個(31)を用いて等価的に該 A/D変換器の固有のビット数
    を上回るビット数を持たせるA/D変換器の高分解能化
    方法であって、該入力のアナログ信号(VIN) を一定ビッ
    ト数(2N =212) のデータに変換するA/D変換器(31)と、
    其の出力の一定ビット数(2N =212) のデータを, 或る程
    度狭い連続した任意複数(2n =23)の小範囲に分割し該小
    範囲毎の出力データとするマルチウィンドウ・コンパレ
    ータ(33)と其の小範囲毎の出力データをアナログ信号に
    変換する D/A変換器(34)と、其の出力のアナログ信号を
    オフセット電圧として次に入力するアナログ信号(IN)か
    ら引算する引算器(30)とを具え、該先の入力信号(VIN)
    を A/D変換し D/A変換したアナログ出力を、次の入力(I
    N)をA/D変換するサンプル時までに該引算器(30)へフィ
    ードバックして差分(ΔA )を取り出し、該差分を前記
    A/D変換器(31)で再び A/D変換する事を繰り返して一定
    複数(212)のデータ(ΔD )を該小範囲の全数(2n =23)に
    亘って合成(36)することにより、該 A/D変換器(31)の固
    有のビット数(2N =212) を上回るビット数( 2 N+n =
    215)の高分解能で入力信号の全変化範囲に対応させるこ
    とを特徴とするA/D変換器の高分解能化方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項2又は請求項4のA/D変換
    器の高分解能化方法にて、与えられた A/D変換器を用い
    て其の固有のビット数より等価的に拡張して高分解能で
    入力信号(IN)を A/D変換する場合に、入力信号(IN)の変
    化成分が小さく各サンプリング毎のA/D変換の出力デー
    タに大きな変化が無い場合は、該低分解能の A/D変換器
    (22)の為に入力信号(IN)の全変化範囲を分割した任意複
    数(23)の小領域の中の該当領域の出力データについて、
    現在の入力信号(IN)と1サンプル前の入力信号(VIN)と
    の差分(ΔA )を取り出し A/D変換して出力する際に、
    通常のサンプル周期よりも大きな周期で少ない回数で出
    力する事により送出データのビット数を圧縮することを
    特徴とした高分解能のA/D変換器の出力データの圧縮
    方法。
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