JPH07320521A - ランプの取付構造 - Google Patents
ランプの取付構造Info
- Publication number
- JPH07320521A JPH07320521A JP6105601A JP10560194A JPH07320521A JP H07320521 A JPH07320521 A JP H07320521A JP 6105601 A JP6105601 A JP 6105601A JP 10560194 A JP10560194 A JP 10560194A JP H07320521 A JPH07320521 A JP H07320521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- lamp
- mounting plate
- filament
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示器の表示輝度を均一化するとともに
高輝度表示を行なうこと。 【構成】 フィラメント10を有するバルブ8と、固定
配置された取付板13に取り付けられるソケット9とか
らなるランプ4を備えるとともに、ランプ4の前方に液
晶表示器3が配設され、ランプ4と液晶表示器3との間
に集光レンズ1が固定配置された車両用のヘッドアップ
ディスプレイ装置におけるランプ4の取付構造に関す
る。集光レンズ1の光軸c1 付近にバルブ8のフィラメ
ント10を配置させることができるよう、集光レンズ1
の光軸c1 に対し略垂直方向にフィラメント10の位置
を移動可能とする位置調整機構を設けている。位置調整
機構は、取付板13に形成された貫通孔13dの周面に
形成された雌ねじ部14と、雌ねじ部14に螺着可能な
ようにソケット9の外周面に形成された雄ねじ部11と
からなる。
高輝度表示を行なうこと。 【構成】 フィラメント10を有するバルブ8と、固定
配置された取付板13に取り付けられるソケット9とか
らなるランプ4を備えるとともに、ランプ4の前方に液
晶表示器3が配設され、ランプ4と液晶表示器3との間
に集光レンズ1が固定配置された車両用のヘッドアップ
ディスプレイ装置におけるランプ4の取付構造に関す
る。集光レンズ1の光軸c1 付近にバルブ8のフィラメ
ント10を配置させることができるよう、集光レンズ1
の光軸c1 に対し略垂直方向にフィラメント10の位置
を移動可能とする位置調整機構を設けている。位置調整
機構は、取付板13に形成された貫通孔13dの周面に
形成された雌ねじ部14と、雌ねじ部14に螺着可能な
ようにソケット9の外周面に形成された雄ねじ部11と
からなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示器を後方から
照射するランプの取付構造に関する。
照射するランプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
液晶表示器を用いた表示装置においては、図12に示す
ように、ランプ4と液晶表示器3との間に拡散板(例え
ば、すりガラス、乳白材)19を配設し、この拡散板1
9でランプ4の光を拡散して液晶表示器3の表示面3a
の輝度を均一にするようにしていた。
液晶表示器を用いた表示装置においては、図12に示す
ように、ランプ4と液晶表示器3との間に拡散板(例え
ば、すりガラス、乳白材)19を配設し、この拡散板1
9でランプ4の光を拡散して液晶表示器3の表示面3a
の輝度を均一にするようにしていた。
【0003】しかし、上記のような構成の表示装置を車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に適用した場合、車
両用ヘッドアップディスプレイ装置は車両周囲の背景に
表示像を重ねて表示するものであり、晴天時や雪道走行
時など周囲が明るい場合でも高輝度表示(従来からのイ
ンストルメントパネル内のデジタルメータが最大輝度と
して約100[cd/m2 ]程度しか要求されないのに
対し、ヘッドアップディスプレイ装置では最大輝度とし
て約3000[cd/m2 ]程度が要求される。)によ
り視認性を確保する必要があるが、拡散板19の透過率
が低いため拡散板19が高輝度表示を阻害する要因にな
るという問題が生じる。
両用ヘッドアップディスプレイ装置に適用した場合、車
両用ヘッドアップディスプレイ装置は車両周囲の背景に
表示像を重ねて表示するものであり、晴天時や雪道走行
時など周囲が明るい場合でも高輝度表示(従来からのイ
ンストルメントパネル内のデジタルメータが最大輝度と
して約100[cd/m2 ]程度しか要求されないのに
対し、ヘッドアップディスプレイ装置では最大輝度とし
て約3000[cd/m2 ]程度が要求される。)によ
り視認性を確保する必要があるが、拡散板19の透過率
が低いため拡散板19が高輝度表示を阻害する要因にな
るという問題が生じる。
【0004】そこで、表示輝度を上げる方法として、
高輝度ランプを使用するか、又は、ランプの数を増加さ
せて光源の輝度を上げる、拡散板を用いる代わりに集
光レンズ又はリフレクタを用いて光の利用効率を上げる
ことが考えられるが、前者の方法では、発熱、消費電力
が問題となり限界が有る。
高輝度ランプを使用するか、又は、ランプの数を増加さ
せて光源の輝度を上げる、拡散板を用いる代わりに集
光レンズ又はリフレクタを用いて光の利用効率を上げる
ことが考えられるが、前者の方法では、発熱、消費電力
が問題となり限界が有る。
【0005】一方、後者の方法によると、発熱、消費電
力の問題は生じないが、下記のような問題が生じること
が判明した。
力の問題は生じないが、下記のような問題が生じること
が判明した。
【0006】すなわち、図13に示すように、集光レン
ズ1を液晶表示器3とランプ4との間に配設した場合、
ランプ4のバルブ8のフィラメント10の位置によって
集光レンズ1の出射光が傾き、液晶表示器3の表示輝度
にムラが生じ、また、図14に示すように、ランプ4の
後方にリフレクタ2を配設した場合、ランプ4のフィラ
メント10の位置によってリフレクタ2の反射光が傾
き、液晶表示器3の表示輝度にムラが生じるようにな
る。例えば、フィラメント10の位置の基準位置からの
ズレに対する液晶表示器3の表示輝度は、図15に示す
ようなグラフで表わされ、+1.0[mm]以上及び−
0.6[mm]以上のズレがあるときには、目標とする
表示輝度が得られなかった。なお、符号の「+」は、フ
ィラメント10の位置が基準位置よりも上方にあるとき
を示し、「−」は、下方にあるときを示している。
ズ1を液晶表示器3とランプ4との間に配設した場合、
ランプ4のバルブ8のフィラメント10の位置によって
集光レンズ1の出射光が傾き、液晶表示器3の表示輝度
にムラが生じ、また、図14に示すように、ランプ4の
後方にリフレクタ2を配設した場合、ランプ4のフィラ
メント10の位置によってリフレクタ2の反射光が傾
き、液晶表示器3の表示輝度にムラが生じるようにな
る。例えば、フィラメント10の位置の基準位置からの
ズレに対する液晶表示器3の表示輝度は、図15に示す
ようなグラフで表わされ、+1.0[mm]以上及び−
0.6[mm]以上のズレがあるときには、目標とする
表示輝度が得られなかった。なお、符号の「+」は、フ
ィラメント10の位置が基準位置よりも上方にあるとき
を示し、「−」は、下方にあるときを示している。
【0007】本発明は、車両用ヘッドアップディスプレ
イ装置においてランプの取付構造を工夫することによ
り、上記問題点を解決し、液晶表示器の表示輝度を均一
化するとともに高輝度表示を行なうことを目的とする。
イ装置においてランプの取付構造を工夫することによ
り、上記問題点を解決し、液晶表示器の表示輝度を均一
化するとともに高輝度表示を行なうことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1では、フィラメ
ントを有するバルブと、固定配置された取付板の貫通孔
の周囲に取り付けられるソケットとからなるランプを備
えるとともに、該ランプの前方に液晶表示器が配設さ
れ、少なくとも、前記ランプと前記液晶表示器との間に
集光レンズが固定配置され、又は、前記ランプの後方に
リフレクタが固定配置される車両用のヘッドアップディ
スプレイ装置において、前記集光レンズの光軸付近又は
前記リフレクタの光軸付近に前記バルブのフィラメント
を配置させることができるよう、前記集光レンズ又は前
記リフレクタの各光軸に対し略垂直方向に前記フィラメ
ントの位置を移動可能とする位置調整機構を設けた、こ
とを特徴とするランプの取付構造を採用する。
ントを有するバルブと、固定配置された取付板の貫通孔
の周囲に取り付けられるソケットとからなるランプを備
えるとともに、該ランプの前方に液晶表示器が配設さ
れ、少なくとも、前記ランプと前記液晶表示器との間に
集光レンズが固定配置され、又は、前記ランプの後方に
リフレクタが固定配置される車両用のヘッドアップディ
スプレイ装置において、前記集光レンズの光軸付近又は
前記リフレクタの光軸付近に前記バルブのフィラメント
を配置させることができるよう、前記集光レンズ又は前
記リフレクタの各光軸に対し略垂直方向に前記フィラメ
ントの位置を移動可能とする位置調整機構を設けた、こ
とを特徴とするランプの取付構造を採用する。
【0009】請求項2では、前記位置調整機構が、前記
取付板の貫通孔の周面に形成された雌ねじ部と、前記雌
ねじ部に螺着可能なように前記ソケットの外周面に形成
された雄ねじ部とからなることを特徴とする請求項1に
記載のランプの取付構造を採用する。
取付板の貫通孔の周面に形成された雌ねじ部と、前記雌
ねじ部に螺着可能なように前記ソケットの外周面に形成
された雄ねじ部とからなることを特徴とする請求項1に
記載のランプの取付構造を採用する。
【0010】請求項3では、前記位置調整機構が、前記
取付板の貫通孔の周囲に固定され、内周面に雌ねじ部が
形成されたアタッチメントと、前記雌ねじ部に螺着可能
なように前記ソケットの外周面に形成された雄ねじ部と
からなることを特徴とする請求項1に記載のランプの取
付構造を採用する。
取付板の貫通孔の周囲に固定され、内周面に雌ねじ部が
形成されたアタッチメントと、前記雌ねじ部に螺着可能
なように前記ソケットの外周面に形成された雄ねじ部と
からなることを特徴とする請求項1に記載のランプの取
付構造を採用する。
【0011】請求項4では、前記アタッチメントの外面
から内面に向けてビスがねじ込まれ、該ビスは、前記ソ
ケットの外周面を押圧して前記ソケットの回動を防止す
ることを特徴とする請求項3に記載のランプの取付構造
を採用する。
から内面に向けてビスがねじ込まれ、該ビスは、前記ソ
ケットの外周面を押圧して前記ソケットの回動を防止す
ることを特徴とする請求項3に記載のランプの取付構造
を採用する。
【0012】請求項5では、前記位置調整機構が、前記
取付板の貫通孔の周囲に固定されたアタッチメントと、
該アタッチメントの外面から内面に向けてねじ込まれ、
前記ソケットの外周面を押圧して該ソケットの移動を防
止するビスとからなることを特徴とする請求項1に記載
のランプの取付構造を採用する。
取付板の貫通孔の周囲に固定されたアタッチメントと、
該アタッチメントの外面から内面に向けてねじ込まれ、
前記ソケットの外周面を押圧して該ソケットの移動を防
止するビスとからなることを特徴とする請求項1に記載
のランプの取付構造を採用する。
【0013】請求項6では、前記位置調整機構が、前記
取付板の裏面と当接可能な段差面を有し、この段差面か
ら上側の高さ寸法が互いに異なる複数のソケットの当該
上部により構成されることを特徴とする請求項1に記載
のランプの取付構造を採用する。
取付板の裏面と当接可能な段差面を有し、この段差面か
ら上側の高さ寸法が互いに異なる複数のソケットの当該
上部により構成されることを特徴とする請求項1に記載
のランプの取付構造を採用する。
【0014】請求項7では、前記位置調整機構が、前記
取付板の裏面と当接可能なように前記ソケットの外周面
に形成された段差面と、前記ソケットの外周面を囲むよ
うに前記取付板の表面上、及び/又は、前記段差面と前
記取付板の裏面との間に配設されるスペーサと、前記段
差面と共同して前記取付板と前記スペーサとを挟持可能
なように前記ソケットの外周面に形成された係止爪部と
からなることを特徴とする請求項1に記載のランプの取
付構造を採用する。
取付板の裏面と当接可能なように前記ソケットの外周面
に形成された段差面と、前記ソケットの外周面を囲むよ
うに前記取付板の表面上、及び/又は、前記段差面と前
記取付板の裏面との間に配設されるスペーサと、前記段
差面と共同して前記取付板と前記スペーサとを挟持可能
なように前記ソケットの外周面に形成された係止爪部と
からなることを特徴とする請求項1に記載のランプの取
付構造を採用する。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1に係るランプの取付構造に
よると、位置調整機構を設け、集光レンズの光軸又はリ
フレクタの光軸に対し略垂直方向にバルブのフィラメン
ト位置を移動可能としたため、上記各光軸付近にフィラ
メントを配置させることが可能になる。このため、バル
ブの個体差により取付板の表面からフィラメント位置ま
での距離にバラツキがあり、フィラメント位置が上記各
光軸から大きく離れている場合であっても、上記位置調
整を行なうことにより、液晶表示器に対し光軸に沿った
高輝度の平行光を入射させることが可能になり、均一で
しかも高い表示輝度を得ることができる。
よると、位置調整機構を設け、集光レンズの光軸又はリ
フレクタの光軸に対し略垂直方向にバルブのフィラメン
ト位置を移動可能としたため、上記各光軸付近にフィラ
メントを配置させることが可能になる。このため、バル
ブの個体差により取付板の表面からフィラメント位置ま
での距離にバラツキがあり、フィラメント位置が上記各
光軸から大きく離れている場合であっても、上記位置調
整を行なうことにより、液晶表示器に対し光軸に沿った
高輝度の平行光を入射させることが可能になり、均一で
しかも高い表示輝度を得ることができる。
【0016】請求項2に係るランプの取付構造による
と、ソケットの外周面に形成された雄ねじ部と取付板の
貫通孔の周面に形成された雌ねじ部とで位置調整機構を
構成したため、ソケットの回動量を連続的に調整するこ
とによりフィラメント位置を連続的に調整できる。ま
た、各ねじの1ピッチがソケットの移動距離(この移動
距離はフィラメントの移動距離に等しい。)と等しいた
め、調整前のフィラメント位置とその基準位置との間の
距離からソケットの回動量を算出して、この回動量だけ
ソケットを回動させることで、迅速かつ的確にフィラメ
ントの位置調整を行なうことができる。
と、ソケットの外周面に形成された雄ねじ部と取付板の
貫通孔の周面に形成された雌ねじ部とで位置調整機構を
構成したため、ソケットの回動量を連続的に調整するこ
とによりフィラメント位置を連続的に調整できる。ま
た、各ねじの1ピッチがソケットの移動距離(この移動
距離はフィラメントの移動距離に等しい。)と等しいた
め、調整前のフィラメント位置とその基準位置との間の
距離からソケットの回動量を算出して、この回動量だけ
ソケットを回動させることで、迅速かつ的確にフィラメ
ントの位置調整を行なうことができる。
【0017】請求項3に係るランプの取付構造による
と、取付板の厚さが薄肉で雌ねじ部を形成することが困
難な場合でも、フィラメントの位置を調整しうるよう
に、アタッチメントを介してソケットを取付板に取り付
けることができるようになる。
と、取付板の厚さが薄肉で雌ねじ部を形成することが困
難な場合でも、フィラメントの位置を調整しうるよう
に、アタッチメントを介してソケットを取付板に取り付
けることができるようになる。
【0018】請求項4に係るランプの取付構造による
と、ソケットの外周面を押圧するビスによってソケット
の非所望な回動を防止できるため、取付板が振動しても
フィラメント位置を基準位置に保持することができる。
と、ソケットの外周面を押圧するビスによってソケット
の非所望な回動を防止できるため、取付板が振動しても
フィラメント位置を基準位置に保持することができる。
【0019】請求項5に係るランプの取付構造による
と、アタッチメントの内周面及びソケットの外周面に雌
ねじ部及び雄ねじ部を形成していないため、簡単な構造
となる。
と、アタッチメントの内周面及びソケットの外周面に雌
ねじ部及び雄ねじ部を形成していないため、簡単な構造
となる。
【0020】請求項6に係るランプの取付構造による
と、複数のソケットの中からフィラメントの位置に応じ
た1つのソケットを選択することでフィラメントの位置
調整ができるため、フィラメントの位置調整作業がきわ
めて容易になる。
と、複数のソケットの中からフィラメントの位置に応じ
た1つのソケットを選択することでフィラメントの位置
調整ができるため、フィラメントの位置調整作業がきわ
めて容易になる。
【0021】請求項7に係るランプの取付構造による
と、スペーサを取付板の表面上に配設した場合と、スペ
ーサを段差面と取付板の裏面との間に配設した場合と、
スペーサを取付板の表面上及び段差面と取付板の裏面と
の間にそれぞれ配設した場合とで、取付板の表面からフ
ィラメントの位置までの距離を相異ならせることができ
るため、フィラメントの位置調整ができる。また、係止
爪部と段差面とで取付板及びスペーサが挟持されるた
め、ソケットが取付板に強固に取り付けられることにな
り、フィラメント位置を基準位置に保持することができ
る。また、予め厚さの異なる複数個のスペーサを準備し
ておくようにすれば、調整前のフィラメント位置の基準
位置からのズレに応じて必要なスペーサを選択すること
でフィラメントの位置調整を行なうことができるため、
位置調整作業が比較的容易になる。
と、スペーサを取付板の表面上に配設した場合と、スペ
ーサを段差面と取付板の裏面との間に配設した場合と、
スペーサを取付板の表面上及び段差面と取付板の裏面と
の間にそれぞれ配設した場合とで、取付板の表面からフ
ィラメントの位置までの距離を相異ならせることができ
るため、フィラメントの位置調整ができる。また、係止
爪部と段差面とで取付板及びスペーサが挟持されるた
め、ソケットが取付板に強固に取り付けられることにな
り、フィラメント位置を基準位置に保持することができ
る。また、予め厚さの異なる複数個のスペーサを準備し
ておくようにすれば、調整前のフィラメント位置の基準
位置からのズレに応じて必要なスペーサを選択すること
でフィラメントの位置調整を行なうことができるため、
位置調整作業が比較的容易になる。
【0022】
(1) 第1実施例(図1〜図5) 本実施例に係るランプの取付構造は、図1に示すような
集光レンズ1を有する車両用ヘッドアップディスプレイ
装置、又は、基本的には図1に示す車両用ヘッドアップ
ディスプレイ装置と同様な構成であるが集光レンズ1の
代わりに図5に示すようなリフレクタ2を有する車両用
ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるものであ
る。
集光レンズ1を有する車両用ヘッドアップディスプレイ
装置、又は、基本的には図1に示す車両用ヘッドアップ
ディスプレイ装置と同様な構成であるが集光レンズ1の
代わりに図5に示すようなリフレクタ2を有する車両用
ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるものであ
る。
【0023】車両用ヘッドアップディスプレイ装置にお
いては、車速等を表示するための液晶表示器3の後方
に、液晶表示器3に対し光を照射するためのランプ4が
集光レンズ1を挟んで、あるいは、リフレクタ2の前方
に配設されており、液晶表示器3の表示像は反射ミラー
5で反射され、更に他の反射ミラー6で反射されて運転
者の目に入射され、車両の前方に車速等の虚像7が表示
される。
いては、車速等を表示するための液晶表示器3の後方
に、液晶表示器3に対し光を照射するためのランプ4が
集光レンズ1を挟んで、あるいは、リフレクタ2の前方
に配設されており、液晶表示器3の表示像は反射ミラー
5で反射され、更に他の反射ミラー6で反射されて運転
者の目に入射され、車両の前方に車速等の虚像7が表示
される。
【0024】ランプ4は、図2に示すように、バルブ8
と、このバルブ8が装着されるソケット9とからなる。
バルブ8はフィラメント10を有する。ソケット9の外
周面には、雄ねじ部11及び段差面12が形成されてい
る。雄ねじ部11は、取付板13の貫通孔13dの周面
に形成された雌ねじ部14に螺着され、これによりラン
プ4が取付板13に取り付けられている。
と、このバルブ8が装着されるソケット9とからなる。
バルブ8はフィラメント10を有する。ソケット9の外
周面には、雄ねじ部11及び段差面12が形成されてい
る。雄ねじ部11は、取付板13の貫通孔13dの周面
に形成された雌ねじ部14に螺着され、これによりラン
プ4が取付板13に取り付けられている。
【0025】ランプ4を取付板13に取り付けるに当た
っては、図3(A) に示すように、取付板13の下方か
ら、その貫通孔13d内にバルブ8を挿入し、ソケット
9の雄ねじ部11と貫通孔13dの雌ねじ部14とを螺
合させソケット9を回動することでランプ4は取付板1
3に取り付けられる。この取付の際、フィラメント10
が集光レンズ1の光軸(図2図示c1 )に対し略垂直方
向に移動するよう、取付板13とランプ4の相対位置を
定めてある。ソケット9の回動量(雄ねじ部11のねじ
込み量)は当然のことながら調整可能であり、この回動
量を調整することで、取付板13の表面からバルブ8の
フィラメント10の位置までの距離m(図3(B) )を調
整することができる。例えば、図2及び図3(B) は、フ
ィラメント10が基準位置よりも低い位置にあるランプ
4を取付板13に取り付けた状態を示しており、この場
合、雄ねじ部11のねじ込み量を大きくしてフィラメン
ト10の位置を基準位置に合致させている。一方、図4
は、フィラメント10が基準位置よりも高い位置にある
ランプ4の取付状態を示しており、この場合、雄ねじ部
11のねじ込み量を小さくしてフィラメント10の位置
を基準位置に合致させている。
っては、図3(A) に示すように、取付板13の下方か
ら、その貫通孔13d内にバルブ8を挿入し、ソケット
9の雄ねじ部11と貫通孔13dの雌ねじ部14とを螺
合させソケット9を回動することでランプ4は取付板1
3に取り付けられる。この取付の際、フィラメント10
が集光レンズ1の光軸(図2図示c1 )に対し略垂直方
向に移動するよう、取付板13とランプ4の相対位置を
定めてある。ソケット9の回動量(雄ねじ部11のねじ
込み量)は当然のことながら調整可能であり、この回動
量を調整することで、取付板13の表面からバルブ8の
フィラメント10の位置までの距離m(図3(B) )を調
整することができる。例えば、図2及び図3(B) は、フ
ィラメント10が基準位置よりも低い位置にあるランプ
4を取付板13に取り付けた状態を示しており、この場
合、雄ねじ部11のねじ込み量を大きくしてフィラメン
ト10の位置を基準位置に合致させている。一方、図4
は、フィラメント10が基準位置よりも高い位置にある
ランプ4の取付状態を示しており、この場合、雄ねじ部
11のねじ込み量を小さくしてフィラメント10の位置
を基準位置に合致させている。
【0026】また、図5に示すように、集光レンズ1の
代わりに、バルブ8の後方にリフレクタ2を配設した車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用される場合に
は、フィラメント10がリフレクタ2の光軸(図5図示
c2 )上に位置するようソケット9の回動量を調整する
ことで、フィラメント10の位置が調整される。
代わりに、バルブ8の後方にリフレクタ2を配設した車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用される場合に
は、フィラメント10がリフレクタ2の光軸(図5図示
c2 )上に位置するようソケット9の回動量を調整する
ことで、フィラメント10の位置が調整される。
【0027】このように、本実施例によるランプ4の取
付構造によると、集光レンズ1の光軸c1 あるいはリフ
レクタ2の光軸c2 に対し略垂直方向にバルブ8のフィ
ラメント10の位置を移動可能としたため、上記光軸c
1 ,c2 付近にフィラメント10を配置させることが可
能になる。このため、バルブ8の個体差により取付板1
3の表面からフィラメント10の位置までの距離mにバ
ラツキがあり、フィラメント10の位置が上記光軸c
1 ,c2 から大きく離れている場合であっても、上記位
置調整を行なうことにより、液晶表示器3に対し光軸c
1 に沿った高輝度の平行光を入射させることができ、均
一でしかも高い表示輝度を得ることができる。
付構造によると、集光レンズ1の光軸c1 あるいはリフ
レクタ2の光軸c2 に対し略垂直方向にバルブ8のフィ
ラメント10の位置を移動可能としたため、上記光軸c
1 ,c2 付近にフィラメント10を配置させることが可
能になる。このため、バルブ8の個体差により取付板1
3の表面からフィラメント10の位置までの距離mにバ
ラツキがあり、フィラメント10の位置が上記光軸c
1 ,c2 から大きく離れている場合であっても、上記位
置調整を行なうことにより、液晶表示器3に対し光軸c
1 に沿った高輝度の平行光を入射させることができ、均
一でしかも高い表示輝度を得ることができる。
【0028】また、ソケット9の外周面に形成された雄
ねじ部11と取付板13の貫通孔13dの周面に形成さ
れた雌ねじ部14とでフィラメント10の位置を調整す
るようにしたため、ソケット9の回動量を連続的に調整
することによりフィラメント10の位置を連続的に調整
できる。また、各ねじ部11,14の1ピッチがソケッ
ト9の移動距離(この移動距離はフィラメント10の移
動距離に等しい。)と等しいため、調整前のフィラメン
ト10の位置とその基準位置との間の距離からソケット
9の回動量を算出して、この回動量だけソケット9を回
動させることで、迅速かつ的確にフィラメント10の位
置調整を行なうことができる。なお、雄ねじ部11と雌
ねじ部14が本発明にいう位置調整機構に対応してい
る。
ねじ部11と取付板13の貫通孔13dの周面に形成さ
れた雌ねじ部14とでフィラメント10の位置を調整す
るようにしたため、ソケット9の回動量を連続的に調整
することによりフィラメント10の位置を連続的に調整
できる。また、各ねじ部11,14の1ピッチがソケッ
ト9の移動距離(この移動距離はフィラメント10の移
動距離に等しい。)と等しいため、調整前のフィラメン
ト10の位置とその基準位置との間の距離からソケット
9の回動量を算出して、この回動量だけソケット9を回
動させることで、迅速かつ的確にフィラメント10の位
置調整を行なうことができる。なお、雄ねじ部11と雌
ねじ部14が本発明にいう位置調整機構に対応してい
る。
【0029】(2) 第2実施例(図6) この第2実施例に係るランプ4の取付構造は、第1実施
例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車両
用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるものであ
る。ただし、この第2実施例は、図6に示すように、取
付板13の貫通孔13dの周面に雌ねじ部14を形成し
ておらず、この貫通孔13dを介して取付板13にアタ
ッチメント15が取り付けられ、このアタッチメント1
5の内周面にソケット9の雄ねじ部11が螺着される雌
ねじ部14を形成してある。さらに、アタッチメント1
5の外面から内面に向かってビス16がねじ込まれてお
り、このビス16でソケット9の外周面を押圧し、ソケ
ット9の非所望な回動を規制できるように構成されてい
る。
例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車両
用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるものであ
る。ただし、この第2実施例は、図6に示すように、取
付板13の貫通孔13dの周面に雌ねじ部14を形成し
ておらず、この貫通孔13dを介して取付板13にアタ
ッチメント15が取り付けられ、このアタッチメント1
5の内周面にソケット9の雄ねじ部11が螺着される雌
ねじ部14を形成してある。さらに、アタッチメント1
5の外面から内面に向かってビス16がねじ込まれてお
り、このビス16でソケット9の外周面を押圧し、ソケ
ット9の非所望な回動を規制できるように構成されてい
る。
【0030】従って、この第2実施例によると、第1実
施例と同様な効果を達成できる他に、車両の振動等によ
るソケット9の非所望な回動を防止し、フィラメント1
0を基準位置に確実に保持することができる。また、取
付板13の厚さが薄肉で雌ねじ部14の形成が困難な場
合でも、アタッチメント15とビス16によってソケッ
ト9を取付板13に強固に取り付けることができるよう
になる。
施例と同様な効果を達成できる他に、車両の振動等によ
るソケット9の非所望な回動を防止し、フィラメント1
0を基準位置に確実に保持することができる。また、取
付板13の厚さが薄肉で雌ねじ部14の形成が困難な場
合でも、アタッチメント15とビス16によってソケッ
ト9を取付板13に強固に取り付けることができるよう
になる。
【0031】(3) 第3実施例(図7) この第3実施例に係るランプ4の取付構造は、上記各実
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
あり、図7に示すように、第2実施例と同様、取付板1
3の貫通孔13dを介して取付板13にアタッチメント
15が取り付けられ、さらに、アタッチメント15の外
面から内面に向かってビス16がねじ込まれている。た
だし、第2実施例と異なり、ソケット9の外周面及びア
タッチメント15の内周面には、互いに螺合する雄ねじ
部11及び雌ねじ部14を形成しておらず、ビス16は
ソケット9の外周面を押圧して、ソケット9の非所望な
移動を規制するものとして作用する。
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
あり、図7に示すように、第2実施例と同様、取付板1
3の貫通孔13dを介して取付板13にアタッチメント
15が取り付けられ、さらに、アタッチメント15の外
面から内面に向かってビス16がねじ込まれている。た
だし、第2実施例と異なり、ソケット9の外周面及びア
タッチメント15の内周面には、互いに螺合する雄ねじ
部11及び雌ねじ部14を形成しておらず、ビス16は
ソケット9の外周面を押圧して、ソケット9の非所望な
移動を規制するものとして作用する。
【0032】従って、この第3実施例によると、構造が
簡単であり、しかも、厚さが薄肉の取付板13へのソケ
ット9の取り付けが可能になり、また、車両の振動等に
よるソケット9の非所望な移動を防止し、フィラメント
10を基準位置に確実に保持することができる。
簡単であり、しかも、厚さが薄肉の取付板13へのソケ
ット9の取り付けが可能になり、また、車両の振動等に
よるソケット9の非所望な移動を防止し、フィラメント
10を基準位置に確実に保持することができる。
【0033】(4) 第4実施例(図8) この第4実施例に係るランプ4の取付構造は、上記各実
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第4実施例は、上記各実施例と異な
り、図8(A) に示すように、ソケット9の上部9aの高
さ寸法が異なる複数のソケット9を予め用意しておき、
フィラメント10の位置に応じてソケット9を選択して
使用することにより、フィラメント10の位置調整を行
なうものである。ソケット9の外周面には係止爪部17
が設けられており、図8(B) に示すように、この係止爪
部17を取付板13の貫通孔13dの大径部13aに挿
入し、ソケット9を図示矢印A方向へ回動することによ
り、ソケット9の段差面12と係止爪部17とで貫通孔
13d周辺の取付板13が挟持され、ソケット9は取付
板13に取り付けられる。
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第4実施例は、上記各実施例と異な
り、図8(A) に示すように、ソケット9の上部9aの高
さ寸法が異なる複数のソケット9を予め用意しておき、
フィラメント10の位置に応じてソケット9を選択して
使用することにより、フィラメント10の位置調整を行
なうものである。ソケット9の外周面には係止爪部17
が設けられており、図8(B) に示すように、この係止爪
部17を取付板13の貫通孔13dの大径部13aに挿
入し、ソケット9を図示矢印A方向へ回動することによ
り、ソケット9の段差面12と係止爪部17とで貫通孔
13d周辺の取付板13が挟持され、ソケット9は取付
板13に取り付けられる。
【0034】従って、この第4実施例によると、フィラ
メント10の位置に応じてソケット9を選択し、この選
択したソケット9を取付板13に取り付けることでフィ
ラメント10の位置調整を行なうため、位置調整作業が
容易になる。
メント10の位置に応じてソケット9を選択し、この選
択したソケット9を取付板13に取り付けることでフィ
ラメント10の位置調整を行なうため、位置調整作業が
容易になる。
【0035】(5) 第5実施例(図9、図10) この第5実施例に係るランプ4の取付構造は、上記各実
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第5実施例は、上記各実施例と異な
り、スペーサ18を予め用意しておき、フィラメント1
0の位置に応じて、スペーサ18を図9(A) ,(B) に示
すように取付板13の表面13bに配してソケット9を
取付板13に取り付けるか、あるいは、図10に示すよ
うに取付板13の裏面13cに配してソケット9を取付
板13に取り付けるか、いずれかを選択することによ
り、フィラメント10の位置調整を多段階に行なうもの
である。ソケット9は、その段差面12と係止爪部17
とで貫通孔13d周辺の取付板13及びスペーサ18を
挟持することにより、取付板13に取り付けられてい
る。
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第5実施例は、上記各実施例と異な
り、スペーサ18を予め用意しておき、フィラメント1
0の位置に応じて、スペーサ18を図9(A) ,(B) に示
すように取付板13の表面13bに配してソケット9を
取付板13に取り付けるか、あるいは、図10に示すよ
うに取付板13の裏面13cに配してソケット9を取付
板13に取り付けるか、いずれかを選択することによ
り、フィラメント10の位置調整を多段階に行なうもの
である。ソケット9は、その段差面12と係止爪部17
とで貫通孔13d周辺の取付板13及びスペーサ18を
挟持することにより、取付板13に取り付けられてい
る。
【0036】従って、この第5実施例によると、フィラ
メント10の位置に応じてスペーサ18を取付板13の
表面13b又は裏面13cのいずれに配するかを選択し
てソケット9を取付板13に取り付けることでフィラメ
ント10の位置調整を多段階に行なうため、位置調整作
業が容易になる。
メント10の位置に応じてスペーサ18を取付板13の
表面13b又は裏面13cのいずれに配するかを選択し
てソケット9を取付板13に取り付けることでフィラメ
ント10の位置調整を多段階に行なうため、位置調整作
業が容易になる。
【0037】(6) 第6実施例(図11) この第6実施例に係るランプ4の取付構造は、上記各実
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第6実施例は、第5実施例と異な
り、複数(例えば2枚)の薄いスペーサ18を予め用意
しておき、フィラメント10の位置に応じて、2枚のス
ペーサ18を図9(A) ,(B) と同様、取付板13の表面
13bに配してソケット9を取付板13に取り付ける
か、あるいは、図10と同様、取付板13の裏面13c
に配してソケット9を取付板13に取り付けるか、ある
いは、図11に示すように、一方のスペーサ18は取付
板13の表面13aに、他方のスペーサ18は取付板1
3の裏面13cに配してソケット9を取付板13に取り
付けるか、いずれかを選択することにより、フィラメン
ト10の位置調整を多段階に行なうものである。ソケッ
ト9は、第5実施例と同様、その段差面12と係止爪部
17とで貫通孔13d周辺の取付板13及びスペーサ1
8を挟持することにより、取付板13に取り付けられて
いる。
施例と同様、集光レンズ1又はリフレクタ2を有する車
両用ヘッドアップディスプレイ装置に使用されるもので
ある。ただし、この第6実施例は、第5実施例と異な
り、複数(例えば2枚)の薄いスペーサ18を予め用意
しておき、フィラメント10の位置に応じて、2枚のス
ペーサ18を図9(A) ,(B) と同様、取付板13の表面
13bに配してソケット9を取付板13に取り付ける
か、あるいは、図10と同様、取付板13の裏面13c
に配してソケット9を取付板13に取り付けるか、ある
いは、図11に示すように、一方のスペーサ18は取付
板13の表面13aに、他方のスペーサ18は取付板1
3の裏面13cに配してソケット9を取付板13に取り
付けるか、いずれかを選択することにより、フィラメン
ト10の位置調整を多段階に行なうものである。ソケッ
ト9は、第5実施例と同様、その段差面12と係止爪部
17とで貫通孔13d周辺の取付板13及びスペーサ1
8を挟持することにより、取付板13に取り付けられて
いる。
【0038】従って、この第6実施例によると、フィラ
メント10の位置に応じてスペーサ18を取付板13の
表面13b及び/又は裏面13cのいずれに配するかを
選択してソケット9を取付板13に取り付けることでフ
ィラメント10の位置調整を多段階に行なうため、位置
調整作業が容易になる。
メント10の位置に応じてスペーサ18を取付板13の
表面13b及び/又は裏面13cのいずれに配するかを
選択してソケット9を取付板13に取り付けることでフ
ィラメント10の位置調整を多段階に行なうため、位置
調整作業が容易になる。
【図1】第1実施例に係るランプの取付構造が使用され
る車両用ヘッドアップディスプレイ装置の一例の基本構
成図
る車両用ヘッドアップディスプレイ装置の一例の基本構
成図
【図2】その要部の構成図
【図3】ランプを取付板に取り付ける方法を示す工程図
【図4】ランプの取付板への取付状態の他の例を示す取
付状態図
付状態図
【図5】第1実施例に係るランプの取付構造が車両用ヘ
ッドアップディスプレイ装置の他の例に使用された場合
の要部の構成図
ッドアップディスプレイ装置の他の例に使用された場合
の要部の構成図
【図6】第2実施例に係るランプの取付構造を示す断面
図
図
【図7】第3実施例に係るランプの取付構造を示す断面
図
図
【図8】第4実施例に係るランプの取付構造を示す側面
図及び平面図
図及び平面図
【図9】第5実施例に係るランプの取付構造の一例にお
いてランプの取付板への取付方法を示す工程図
いてランプの取付板への取付方法を示す工程図
【図10】第5実施例に係るランプの取付構造の他の例
を示す側面図
を示す側面図
【図11】第6実施例に係るランプの取付構造を示す側
面図
面図
【図12】従来の表示装置の要部の構成図
【図13】従来の車両用ヘッドアップディスプレイ装置
におけるランプの取付構造の問題点を説明するための要
部の構成図
におけるランプの取付構造の問題点を説明するための要
部の構成図
【図14】同じく、従来の車両用ヘッドアップディスプ
レイ装置におけるランプの取付構造の問題点を説明する
ための要部の構成図
レイ装置におけるランプの取付構造の問題点を説明する
ための要部の構成図
【図15】フィラメントの位置−表示輝度特性を示すグ
ラフ
ラフ
1 集光レンズ 2 リフレクタ 3 液晶表示器 4 ランプ 8 バルブ 9 ソケット 10 フィラメント 11 雄ねじ部 12 段差面 13 取付板 13d 貫通孔 14 雌ねじ部 15 アタッチメント 16 ビス 17 係止爪部 18 スペーサ
Claims (7)
- 【請求項1】 フィラメントを有するバルブと、固定配
置された取付板の貫通孔の周囲に取り付けられるソケッ
トとからなるランプを備えるとともに、該ランプの前方
に液晶表示器が配設され、少なくとも、前記ランプと前
記液晶表示器との間に集光レンズが固定配置され、又
は、前記ランプの後方にリフレクタが固定配置される車
両用のヘッドアップディスプレイ装置において、 前記集光レンズの光軸付近又は前記リフレクタの光軸付
近に前記バルブのフィラメントを配置させることができ
るよう、前記集光レンズ又は前記リフレクタの各光軸に
対し略垂直方向に前記フィラメントの位置を移動可能と
する位置調整機構を設けた、ことを特徴とするランプの
取付構造。 - 【請求項2】 前記位置調整機構が、 前記取付板の貫通孔の周面に形成された雌ねじ部と、前
記雌ねじ部に螺着可能なように前記ソケットの外周面に
形成された雄ねじ部とからなることを特徴とする請求項
1に記載のランプの取付構造。 - 【請求項3】 前記位置調整機構が、 前記取付板の貫通孔の周囲に固定され、内周面に雌ねじ
部が形成されたアタッチメントと、前記雌ねじ部に螺着
可能なように前記ソケットの外周面に形成された雄ねじ
部とからなることを特徴とする請求項1に記載のランプ
の取付構造。 - 【請求項4】 前記アタッチメントの外面から内面に向
けてビスがねじ込まれ、該ビスは、前記ソケットの外周
面を押圧して前記ソケットの回動を防止することを特徴
とする請求項3に記載のランプの取付構造。 - 【請求項5】 前記位置調整機構が、 前記取付板の貫通孔の周囲に固定されたアタッチメント
と、該アタッチメントの外面から内面に向けてねじ込ま
れ、前記ソケットの外周面を押圧して該ソケットの移動
を防止するビスとからなることを特徴とする請求項1に
記載のランプの取付構造。 - 【請求項6】 前記位置調整機構が、 前記取付板の裏面と当接可能な段差面を有し、この段差
面から上側の高さ寸法が互いに異なる複数のソケットの
当該上部により構成されることを特徴とする請求項1に
記載のランプの取付構造。 - 【請求項7】 前記位置調整機構が、 前記取付板の裏面と当接可能なように前記ソケットの外
周面に形成された段差面と、前記ソケットの外周面を囲
むように前記取付板の表面上、及び/又は、前記段差面
と前記取付板の裏面との間に配設されるスペーサと、前
記段差面と共同して前記取付板と前記スペーサとを挟持
可能なように前記ソケットの外周面に形成された係止爪
部とからなることを特徴とする請求項1に記載のランプ
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105601A JPH07320521A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ランプの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105601A JPH07320521A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ランプの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07320521A true JPH07320521A (ja) | 1995-12-08 |
Family
ID=14412026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105601A Pending JPH07320521A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | ランプの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07320521A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018107004A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | シーシーエス株式会社 | ライン光照射装置 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP6105601A patent/JPH07320521A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018107004A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | シーシーエス株式会社 | ライン光照射装置 |
WO2018124037A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | シーシーエス株式会社 | ライン光照射装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6504518B1 (en) | Head-up display | |
JP5353203B2 (ja) | ヘッドアップディスプレイ装置 | |
KR920001123B1 (ko) | 자동차 계기 허상 디스플레이 | |
US5013135A (en) | Head-up display with two fresnel lenses | |
JP4114194B2 (ja) | ヘッドアップディスプレイ装置 | |
JPH06235883A (ja) | 映像プロジェクタ装置 | |
US7038638B2 (en) | Display apparatus for a vehicle | |
WO2017017946A1 (ja) | 電子ミラー装置 | |
US20210389628A1 (en) | Backlight unit and liquid crystal display device including the same | |
JP2848499B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
US7136224B2 (en) | Rear projection screen with shifted lens | |
FR3051406B1 (fr) | Combine d’instruments pour planche de bord de vehicule automobile dote de moyens de reflexion optique grossissants. | |
JPH07320521A (ja) | ランプの取付構造 | |
JP2001125496A (ja) | 表示装置 | |
JP2005338689A (ja) | 反射ミラー及びその反射ミラーを備えた反射ミラー装置 | |
JP2003131163A (ja) | ミラー及びそのミラーを備えたミラー装置 | |
JP2920907B2 (ja) | 車両用表示装置とその調整方法 | |
JP2003131162A (ja) | 表示装置 | |
US8070293B2 (en) | Design-superposing display apparatus and vehicle display unit | |
JP2002109928A (ja) | 導光体及びこれを用いた面照明装置と液晶ディスプレイ装置 | |
JPH0720443A (ja) | 液晶式大型ディスプレイ | |
CN219676430U (zh) | 一种分区背光投影控制装置 | |
CN216331433U (zh) | 一种汽车仪表盘彩色成像显示装置 | |
JP2817265B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH05119316A (ja) | バツクライト装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |