JPH0732043Y2 - 鮮度保持シート - Google Patents
鮮度保持シートInfo
- Publication number
- JPH0732043Y2 JPH0732043Y2 JP1988106864U JP10686488U JPH0732043Y2 JP H0732043 Y2 JPH0732043 Y2 JP H0732043Y2 JP 1988106864 U JP1988106864 U JP 1988106864U JP 10686488 U JP10686488 U JP 10686488U JP H0732043 Y2 JPH0732043 Y2 JP H0732043Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- freshness
- fine powder
- resin solution
- natural radioactive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本考案は、生鮮食品の鮮度保持するためのシートに関す
るものである。
るものである。
・従来の技術 肉、魚介類、野菜、果実等の生鮮食品の鮮度を保持する
方法としては、従来より (1)氷、液化ガス等を用いて低温保存することで鮮度
を保つ方法 (2)多孔質物質を用いてエチレンガス、炭素ガス等を
吸収し、鮮度を保つ方法等が挙げられる。
方法としては、従来より (1)氷、液化ガス等を用いて低温保存することで鮮度
を保つ方法 (2)多孔質物質を用いてエチレンガス、炭素ガス等を
吸収し、鮮度を保つ方法等が挙げられる。
・考案が解決しようとする課題 しかし、上記(1)、(2)のいずれの方法も生鮮食品
の鮮度を長く保持することができないという問題があっ
た。
の鮮度を長く保持することができないという問題があっ
た。
・課題を解決するための手段 本出願人はこの問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末を用いれば生
鮮食品の鮮度以下が著しく抑制されることを見いだした
ものである。即ち本考案の鮮度保持シートは、天然放射
性稀有元素含有鉱石の微粉末4を熱反応性樹脂3の溶液
に混合し、かかる樹脂溶液をセルロース系天然繊維また
はポリアミド、ポリエステル等の合成繊維の編織物また
は不織布1に塗布乾燥し、固着せしめて成るものであ
る。
果、天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末を用いれば生
鮮食品の鮮度以下が著しく抑制されることを見いだした
ものである。即ち本考案の鮮度保持シートは、天然放射
性稀有元素含有鉱石の微粉末4を熱反応性樹脂3の溶液
に混合し、かかる樹脂溶液をセルロース系天然繊維また
はポリアミド、ポリエステル等の合成繊維の編織物また
は不織布1に塗布乾燥し、固着せしめて成るものであ
る。
ここで言う天然放射性稀有元素含有鉱石としては、サマ
ルスキー石、トリウム石、フェルグソン石、カルノー
石、トロゴム石、モナズ石、ゼノタイム等の鉱石が挙げ
られ、含まれる放射性稀有元素としては、ウラン系もし
くはトリウム系の半減期の長いものが挙げられる。ま
た、これらの鉱石はできるだけ微粉末にした方が表面積
が大きくなり、加えて放射線の鉱石内吸収も少なくなる
ので好ましい。
ルスキー石、トリウム石、フェルグソン石、カルノー
石、トロゴム石、モナズ石、ゼノタイム等の鉱石が挙げ
られ、含まれる放射性稀有元素としては、ウラン系もし
くはトリウム系の半減期の長いものが挙げられる。ま
た、これらの鉱石はできるだけ微粉末にした方が表面積
が大きくなり、加えて放射線の鉱石内吸収も少なくなる
ので好ましい。
また熱反応性樹脂層2としては、食品等に接触しても鉱
石や樹脂が付着しないような、水不溶性であり、且つ天
然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末4から放出される放
射線の効果を阻害しないものでなければならず、この目
的のものとして例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコン樹脂等が挙げられる。
石や樹脂が付着しないような、水不溶性であり、且つ天
然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末4から放出される放
射線の効果を阻害しないものでなければならず、この目
的のものとして例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコン樹脂等が挙げられる。
樹脂層2は、熱反応性樹脂溶液に天然放射性稀有元素含
有鉱石の微粉末4を均一に混合し、この混合樹脂溶液を
公知の方法、例えばフローティングナイフコーティング
法、ナイフオンロールコーティング法、ロールオンロー
ルコーティング法、キスロールコーティング法等のコー
ティング法や、フラットスクリーンプリント法、ロール
プリント法、ロータリースクリーンプリント法等ノプリ
ント法を用いて、セルローズ系天然繊維やポリアミド、
ポリエステル等の合成繊維の編織物や不織布1に層状な
いし散点状に塗布乾燥し、固着せしめる。
有鉱石の微粉末4を均一に混合し、この混合樹脂溶液を
公知の方法、例えばフローティングナイフコーティング
法、ナイフオンロールコーティング法、ロールオンロー
ルコーティング法、キスロールコーティング法等のコー
ティング法や、フラットスクリーンプリント法、ロール
プリント法、ロータリースクリーンプリント法等ノプリ
ント法を用いて、セルローズ系天然繊維やポリアミド、
ポリエステル等の合成繊維の編織物や不織布1に層状な
いし散点状に塗布乾燥し、固着せしめる。
・作用 上記構成の鮮度保持シートは、その表面に層状ないし散
点状に固着された樹脂層2を有しており、この樹脂層2
に天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末4が含まれてい
る。微粉末4内の天然放射性元素がα線、β線、γ線等
の放射線を放出し、放出された放射線は生鮮食品に作用
して、肉、魚介類においてはその蛋白質の分解酵素に作
用し、蛋白質の分解反応の進行を抑制し、野菜、果実等
においては老化促進ホルモンであるエチレンガスの発生
を抑制する。
点状に固着された樹脂層2を有しており、この樹脂層2
に天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末4が含まれてい
る。微粉末4内の天然放射性元素がα線、β線、γ線等
の放射線を放出し、放出された放射線は生鮮食品に作用
して、肉、魚介類においてはその蛋白質の分解酵素に作
用し、蛋白質の分解反応の進行を抑制し、野菜、果実等
においては老化促進ホルモンであるエチレンガスの発生
を抑制する。
・実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示したものであ
る。本考案の鮮度保持シートは、以下の順序で製造され
る。
る。本考案の鮮度保持シートは、以下の順序で製造され
る。
フェルグソン石微粉末 10部 アクリル樹脂(大日本インキ(株)ボンコートED-100)
60部 イミン系架橋剤(林化学(株)オキザールR) 3部 水 30部 アクリル増粘剤(大日本インキ(株)ボンコートV)3
部 前記部数の各成分をホモミキサーで攪拌混合して混合樹
脂溶液A(粘度60ポイズ)を作成し、この混合樹脂溶液
Aをバイヤス模様の透孔を有するスクリーンを装着した
ロータリースクリーンプリント機を用いて、ナイロン不
織布(旭化成工業(株)N1040)の表面に塗布量ウェッ
ト150g/m2を散点状に塗装し、120℃×1分で乾燥し鮮度
保持シートBを作成した。
60部 イミン系架橋剤(林化学(株)オキザールR) 3部 水 30部 アクリル増粘剤(大日本インキ(株)ボンコートV)3
部 前記部数の各成分をホモミキサーで攪拌混合して混合樹
脂溶液A(粘度60ポイズ)を作成し、この混合樹脂溶液
Aをバイヤス模様の透孔を有するスクリーンを装着した
ロータリースクリーンプリント機を用いて、ナイロン不
織布(旭化成工業(株)N1040)の表面に塗布量ウェッ
ト150g/m2を散点状に塗装し、120℃×1分で乾燥し鮮度
保持シートBを作成した。
・考案の効果 以上のように、本考案の鮮度保持シートは、その表面に
形成された樹脂層に天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉
末が含まれているので、鉱石の中の天然放射性稀有元素
から放出される放射線が生鮮保持シートの上に直接載置
された肉や魚介類、野菜、果実等に作用してそその鮮度
を長く保持するという効果がある。
形成された樹脂層に天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉
末が含まれているので、鉱石の中の天然放射性稀有元素
から放出される放射線が生鮮保持シートの上に直接載置
された肉や魚介類、野菜、果実等に作用してそその鮮度
を長く保持するという効果がある。
第1図は本考案に係る鮮度保持シートの平面図であり、
第2図は樹脂付着部分を矢印Aからみた拡大断面図であ
る。 1…ナイロン不織布 2…天然放射性稀有元素含有鉱石を含む樹脂層 3…熱反応性樹脂 4…天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末
第2図は樹脂付着部分を矢印Aからみた拡大断面図であ
る。 1…ナイロン不織布 2…天然放射性稀有元素含有鉱石を含む樹脂層 3…熱反応性樹脂 4…天然放射性稀有元素含有鉱石の微粉末
Claims (1)
- 【請求項1】サマルスキー石、トリウム石、フェルグソ
ン石、カルノー石、トロゴム石、モナズ石、ゼノタイム
石等の天然放射性稀有元素を含有した鉱石の微粉末
(4)を熱反応性樹脂(3)の溶液に混合し、かかる樹
脂溶液をセルロース系天然繊維またはポリアミド、ポリ
エステル等の合成繊維の編織物または不織布(1)に塗
布乾燥し、固着せしめて成る鮮度保持シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988106864U JPH0732043Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 鮮度保持シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988106864U JPH0732043Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 鮮度保持シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0227336U JPH0227336U (ja) | 1990-02-22 |
JPH0732043Y2 true JPH0732043Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31340759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988106864U Expired - Lifetime JPH0732043Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 鮮度保持シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732043Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0521406Y2 (ja) * | 1986-10-01 | 1993-06-01 | ||
JPH0632352Y2 (ja) * | 1988-02-17 | 1994-08-24 | 田中製紙工業株式会社 | シート状製品 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP1988106864U patent/JPH0732043Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227336U (ja) | 1990-02-22 |
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