JPH07319222A - ネガ型静電液体現像剤 - Google Patents

ネガ型静電液体現像剤

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JPH07319222A
JPH07319222A JP6111623A JP11162394A JPH07319222A JP H07319222 A JPH07319222 A JP H07319222A JP 6111623 A JP6111623 A JP 6111623A JP 11162394 A JP11162394 A JP 11162394A JP H07319222 A JPH07319222 A JP H07319222A
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diblock copolymer
electrostatic
electrostatic liquid
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JP6111623A
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Kathryn A Pearlstine
カスリン・エイミ・パールスタイン
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電化制御剤としてブロックコポリマーアミン
塩を含有するネガ型静電液体現像剤とその製法の提供。 【構成】 このネガ型静電液体現像剤は30未満のカウ
リブタノール価を有する非極性液体;面積で平均10μ
m未満の粒径を有する熱可塑性樹脂粒子;規定されるA
Bジブロックコポリマー電荷制御剤化合物の塩;そし
て、場合によっては着色剤及び荷電補助剤より本質的に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電液体現像剤に関す
る。さらに詳細には、本発明は、電荷制御剤(charge d
irector)としてブロックコポリマーアミン塩を含有す
るネガ型静電液体現像剤に関する。
【0002】
【従来の技術】液体静電トナー(当該技術において「液
体トナー」又は「液体現像剤」として知られる)を用い
て静電潜像を現像することができることが知られてお
り、それは、一般に109 オームセンチメートルを越え
る高い体積抵抗率、3.0未満の低い誘電率及び高い蒸
気圧を有する絶縁性の非極性担体液体中分散されている
熱可塑性樹脂トナー粒子よりなる。一般に適当な着色
剤、例えば色素又は顔料が存在する。トナー粒子は、面
積サイズで平均10μm未満である。静電潜像は均一な
静電電荷を感光性層に与え、その後それを放射エネルギ
ーの変調ビームに暴露して静電電荷を放電することによ
って得ることができる。静電潜像を形成させるため他の
方法が知られている。静電潜像が形成されて後、液体ト
ナーによって画像が現像され、その後担体シートに転写
することができる。
【0003】適切な画像の形成は、液体現像剤と現像さ
れる静電潜像との電荷の差によって決まるので、液体ト
ナーに電荷制御剤化合物及び、好ましくは、補助剤、例
えばポリヒドロキシ化合物、アミノアルコール、ポリブ
チレンサクシンイミド、金属石鹸、芳香族炭化水素など
を添加することが望ましいことが見いだされている。上
記液体現像剤は、良好な解像度の画像を与えるが、荷電
及び画質は、特に顔料によって決まることが見いだされ
ている。いくつかの処方物は、低い解像度、狭い連続面
積有効範囲(solid area coverage)及び(又は)画像
スカッシュ(squash)により示される画質の低下をもた
らす。市販のトナー用電荷制御剤は、石油産業の副産物
又は天然物質の分解残留物であることが多い。これらの
化合物は純度が低く、製品組成は信頼できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を克服する
ため、静電液体トナー用の新しい型の電荷制御剤及び
(又は)荷電補助剤を開発する多くの研究努力が費やさ
れている。第四級化ABジブロックコポリマー電荷制御
剤は、米国特許5,035,972に開示されている。こ
れらの電荷制御剤は、良好な荷電特性を有することが見
いだされているが、未反応の化合物は発癌性であるの
で、第四級化剤の完全な反応を確実にするように第四級
化の程度は限定されなければならないことが見いだされ
ている。第四級化の程度が高いほど、電荷制御剤を用い
て得られる電荷の程度が高いので、このことは不利であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上の不利点を克服し、非
極性液体分散剤、熱可塑性樹脂、本発明の電荷制御剤化
合物、並びに好ましくは、着色剤及び補助剤を含有する
改良現像剤を製造することができることが見いだされ
た。本発明の電荷制御剤を用いて荷電されている改良静
電液体現像剤は、静電画像を現像するのに使用されると
き、他の既知の電荷制御剤と比肩できる画質、スカッシ
ュ及び連続面積有効範囲を生じ、ある液体現像剤に対し
て、液体現像剤の性能を最適にするように電荷制御剤の
構造をコントロールすることができるという利点をさら
に有している。
【0006】本発明によれば、(A) 30未満のカウリ
ブタノール価を有する非極性液体、(B) 面積で平均1
0μm未満の粒径を有する熱可塑性樹脂粒子、及び(C)
成分(A)に実質的に可溶性のABジブロックコポリ
マー電荷制御剤の塩より本質的になり、Bブロックが
2,000〜50,000の数平均分子量範囲を有する、
成分(A)に実質的に可溶性のポリマーであり、そしてA
ブロックが200〜10,000の数平均分子量範囲を
有するトリアルキルアミノポリマーであり、Bブロック
対Aブロックの数平均重合度(DP)比が10:2〜1
00:20の範囲であり、そして塩がABジブロックコ
ポリマーを酸で中和することによって形成される改良さ
れたネガ型静電液体現像剤が提供される。
【0007】本発明の一実施態様によれば、 (A) 容器中高められた温度において、熱可塑性樹脂を
可塑化及び液化する温度において、そして非極性液体分
散剤が劣化し樹脂が分解する温度より下に容器中の温度
を保ちながら、熱可塑性樹脂及び30未満のカウリブタ
ノール価を有する非極性液体分散剤を分散させ、 (B)(1) 撹拌なしにゲル又は固形体を形成させ、次い
でゲル又は固形体を破砕しそして微粒子化媒体を用いて
磨砕するか; (2) 撹拌下粘稠な混合物を形成させ、そして微粒子化
媒体を用いて磨砕するか;又は (3) 微粒子化媒体を用いて磨砕しゲル又は固形体の形
成を防止しながら、分散物を冷却して、 (C) 面積で平均10μm未満の粒径を有するトナー粒
子の分散物を微粒子化媒体から分離し、そして (D) 前記分散物に、工程(A)の間又はその後に、成分
(A)に実質的に可溶性のABジブロックコポリマー電荷
制御剤の塩を添加することよりなり、前記Bブロックが
2,000〜50,000の数平均分子量範囲を有する、
成分(A)に実質的に可溶性のポリマーであり、そしてA
ブロックが200〜10,000の数平均分子量を有す
るトリアルキルアミノポリマーであり、Bブロック対A
ブロックの数平均重合度(DP)比が10:2〜10
0:20の範囲であり、そして塩がABジブロックコポ
リマーを酸で中和することによって形成される、ことを
特徴とする静電画像形成用ネガ型静電液体現像剤の製法
が提供される。
【0008】明細書全体を通して下に列記する用語は、
次の意味を有する:特許請求の範囲において、「より本
質的になる」は、静電液体現像剤の組成が、現像剤の利
点を実現するのを妨げない特定されない成分を排除しな
いことを意味する。例えば、主成分の外に、追加の成
分、着色剤、微粒径酸化物、補助剤、例えばポリヒドロ
キシ化合物、アミノアルコール、ポリブチレンサクシン
イミド、芳香族炭化水素、金属石鹸などが存在すること
ができる。伝導性は、5ヘルツ及び5ボルトにおいて測
定されたピコモー(pmho)単位の現像剤の伝導性であ
る。数平均重合度(DP)とは、ポリマー鎖あたりモノ
マー単位の平均数を意味する。それは、式Mn=Mo×D
P(式中Moはモノマーの分子量である)によって数平
均分子量(Mn)に関係している。
【0009】非極性液体分散剤 非極性液体分散剤(A)は、好ましくは、枝分かれ鎖脂
肪族炭化水素である。適当な非極性液体分散剤は、前記
の米国特許5,035,972に開示され、その開示は参
照によって本明細書に加入される。いくつかの有用な非
極性液体分散剤は、Exxon Corporation から入手できる
Isopar(登録商標)−G,Isopar(登録商標)−H,Is
opar(登録商標)−K,Isopar(登録商標)−L、Isop
ar(登録商標)−M及びIsopar(登録商標)−V、Norp
ar(登録商標)12、Norpar(登録商標)13及びNorp
ar(登録商標)15を包含する。それらは、109オー
ムセンチメーターを越える電気体積抵抗及び3.0以下
の誘電率を有する。その外、非極性液体分散剤の特徴
は、ASTM D 1133により測定して、 30未満、
好ましくは27又は28付近の低いカウリブタノール価
である。熱可塑性樹脂対非極性液体分散剤の比は、成分
の組み合わせが作業温度において流体となるものであ
る。非極性液体は、液体現像剤の全重量を基にして、8
5〜99.9重量%、好ましくは97〜99.5重量%の
量で存在する。液体現像剤中固形物の全重量は、0.1
〜15%、好ましくは0.5〜3.0%(重量)である。
液体現像剤中固形物の全重量は、その中に分散されてい
る成分及び存在する顔料を含む樹脂のみを基にする。
【0010】熱可塑性樹脂 有用な熱可塑性樹脂又はポリマーは、前記の米国特許
5,035,972に開示され、その開示は参照によって
本明細書に加入される。好ましいコポリマーは、エチレ
ンと、アクリル酸か又はメタクリル酸のα,β−エチレ
ン系不飽和酸とのコポリマーである。この型のコポリマ
ーの合成は、米国特許3,264,272に開示され、そ
の開示は参照によって本明細書に加入される。好ましい
コポリマーを製造する目的のためには、米国特許3,2
64,272に記載されているように、 酸含有コポリマ
ーのイオン化可能な金属化合物との反応は除かれる。エ
チレン成分は重量で、コポリマーの約80〜99.9重
量%、又酸成分は、コポリマーの約20〜0.1重量%
存在する。コポリマーの酸価は、1〜120、好ましく
は54〜90の範囲である。酸価は、ポリマー1gを中
和するのに要する水酸化カリウムのmg数である。10〜
500のメルトインデックス(g/10分)が、AST
M D 1238 操作Aにより求められる。この種の特
に好ましいコポリマーは、54の酸価及び190℃にお
いてそれぞれ100及び500のメルトインデックスを
有する。
【0011】その外、この樹脂は、次の好ましい特性を
有する: 1.着色剤、例えば顔料、金属石鹸補助剤などを分散さ
せることができる。 2.40℃以下の温度において分散性液体に実質的に不
溶性であるので、樹脂は、貯蔵中溶解又は溶媒和しな
い。 3.50℃を越える温度において溶媒和することができ
る。溶媒和によって、樹脂は、膨潤、ゼラチン状、又は
軟化するようになる。 4.磨砕されて、好ましくは直径0.1μm〜5μm(H
oriba Instruments, Inc., Irvine, CAにより決定)又
は直径1μm〜15μm(Malvern 3600E 粒径分析機に
より決定)の粒子を形成することができる。 5.10μm未満の平均面積粒径(Horiba CAPA-500 遠
心自動粒子分析機により決定);1.24cpsの溶媒粘
度、 0.76g/ccの溶媒密度、1,000rpmの遠心回
転を使用して1.32の試料濃度、0.01〜10μm未
満の粒径範囲及び1.0μmの粒径カット、並びに約3
0μmの平均粒径(Malvern 3600Eにより決定)を有す
る粒子を形成することができる。 6.70℃を越える温度において溶融することができ
る。
【0012】ABジブロックコポリマー電荷制御剤の塩 ABジブロックコポリマーの塩は、ABジブロックコポ
リマーを酸で中和することによって形成される。ABジ
ブロックコポリマーは、非極性液体分散剤に実質的に不
溶性であり、そして約2,000〜50,000の数平均
分子量を有するBブロック及び約200〜10,000
の範囲の数平均分子量を有するトリアルキルアミノポリ
マーであるAブロックよりなり、Bブロック対Aブロッ
クの数平均重合度比が10:2〜100:20、好まし
くは20:3〜40:10の範囲である。有用なABジ
ブロックコポリマー及びその合成は、 米国特許5,10
6,717に開示され、その開示は参照によって本明細
書に加入される。
【0013】好ましいABブロックコポリマーは次のも
のを包含する:ポリ−2−(N,N−ジメチルアミノ)エ
チルメタクリレート/ポリエチルヘキシルメタクリレー
ト;ポリ−2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルメタク
リレート/ポリラウリルメタクリレート;ポリ−2−ビ
ニルピリジン/ポリエチルヘキシルアクリレート;ポリ
−4−ビニルピリジン/ポリブタジエン及びポリ−2−
(N,N−ジエチルアミノ)エチルメタクリレート/ポリ
エチルヘキシルメタクリレート。 ポリ−2−(N,N−
ジメチルアミノ)エチルメタクリレート/ポリエチルヘ
キシルメタクリレート及びポリ−2−(N,N−ジエチル
アミノ)エチルメタクリレート/ポリエチルヘキシルメ
タクリレートジブロックコポリマーは、30:8のBブ
ロック対Aブロックの数平均重合度比を有する。最適の
ABジブロックコポリマーの構造は、静電液体現像剤に
よって決まる。ABジブロックコポリマーの構造を最適
にするためには、A及びBブロックのサイズ、並びにA
とBの比を変えることができる。
【0014】ABジブロックコポリマーの中和のために
有用な酸の例は次のものを包含する:鉱酸、例えば塩
酸、硫酸及び燐酸;有機酸、例えばp−トルエンスルホ
ン酸、安息香酸、ニトロ安息香酸、クロロ安息香酸、ト
ルイン酸、ホスホン酸など。中和のため第四級化剤では
なく酸を使用することにより、電荷制御剤塩中対イオン
の選択において若干の自由範囲の増大が得られる。対イ
オンは、電荷制御剤としてのABブロックコポリマーの
有効性に影響する。ABジブロックコポリマーの塩は、
現像剤固形物1gあたり0.1〜10.000mg、好まし
くは現像剤固形物1gあたり1〜1000mg存在する。
【0015】着色剤 上に示されたように、静電液体現像剤中存在することが
できる追加の成分は、着色剤、例えば顔料又は色素及び
それらの組み合わせであり、それは好ましくは潜像を可
視化するために存在するが、適用によってはこのことを
行う必要はない。着色剤、例えば顔料は、現像剤固形物
の全重量を基にして約60重量%までの量、好ましくは
現像剤固形物の全重量を基にして0.01〜30重量%
の量で存在していてよい。着色剤の量は、現像剤の用途
によって決まる。適当な顔料は、米国特許5,035,9
72に開示されている。他の成分、例えばシリカ、アル
ミナ、チタニアなどの微粒径酸化物を静電液体現像剤に
添加してよい;好ましくは0.5μm又はそれ未満の程
度で液化樹脂中に分散させることができる。これらの酸
化物は、単独又は着色剤と組み合わせて使用することが
できる。金属粒子も添加することができる。
【0016】他の添加剤 静電液化現像剤の他の追加の一成分は、少なくとも2つ
のヒドロキシ基を含有するポリヒドロキシ化合物、アミ
ノアルコール、ポリブチレンサクシンイミド、金属石鹸
及び30より大きいカウリブタノール価を有する芳香族
炭化水素の群から選ばれる補助剤である。補助剤は、一
般に1〜1000mg/g、好ましくは1〜200mg/g
の現像剤固形物の量で使用される。種々の上述した補助
剤の例は、米国特許5,035,972に開示されてい
る。静電液体現像剤中粒子は、上述したHoriba装置によ
り測定して面積粒径で平均10μm以下、好ましくは面
積粒径で平均5μm以下を有する。現像剤の樹脂粒子
は、それから一体となって伸びている複数の繊維を有し
ていてもいなくてもよいが、トナー粒子から伸びている
繊維の形成が好ましい。ここで使用されている「繊維」
なる用語は、繊維、テンドリル、テンタクル、スレッド
レット、フィブリル、リガメント、ヘアー、ブリストル
などをもって形成されている顔料添加トナー粒子を意味
する。
【0017】現像剤製造 静電液体現像剤は、種々の方法によって製造することが
できる。例えば、磨砕機、加熱ボールミル、分散及び磨
砕のために、微粒子化媒体を備えたSweco Co.(Los Ang
eles, CA)により製造されたSweco Mill、 Charles Ross
and Son(Hauppauge, NY)により製造されたRoss二重
遊星形ミキサーなどの加熱振動ミル、又は2ロール加熱
ミル(微粒子化媒体は必要でない)などの適当な混合又
は混和用容器を使用して、非極性液体分散剤中熱可塑性
樹脂を分散させる。一般に樹脂、非極性液体分散剤及び
任意の着色剤は、分散工程を開始する前に容器に入れら
れる。場合によっては着色剤は、樹脂及び非極性液体分
散剤を均質化して後添加することができる。容器中、例
えば全現像剤液体の重量を基にして100%までの、極
性液体も存在することができる。分散工程は一般に、高
められた温度、すなわち樹脂を可塑化及び液化するが、
存在する成分が劣化及び(又は)分解するより下の温度
において行われる。好ましい温度範囲は、80〜120
℃である。しかし、使用される粒状成分によっては、こ
の範囲外の温度も適当なことがある。容器中に不規則に
動く微粒子化媒体を存在させるのは、トナー粒子の分散
物を製造するために好ましい。他の撹拌手段を使用し
て、適切なサイズ、形状及び形態の分散トナー粒子を製
造することができる。有用な微粒子化媒体は、ステンレ
スチール、炭素鋼、アルミナ、セラミック、ジルコニ
ア、シリカ及びシリマナイトよりなる群から選ばれた、
例えば球状又は円筒状の、微粒子化のための材料であ
る。黒以外の着色剤が使用されるときには、炭素鋼が特
に有用である。微粒子化媒体の代表的な直径範囲は、
0.04〜0.5インチ(1〜13mm)の範囲である。
【0018】所望の分散が達成されるまで(典型的に
は、流体である混合物を用いて1時間)、極性液体の存
在下又は不存在下容器中成分を分散させて後、例えば0
℃〜50℃の範囲で、分散体は冷却される。冷却は、例
えば、同じアトリターなどの容器中、微粒子化媒体とと
もに同時に磨砕してゲル又は固形体の形成を防止しなが
ら;撹拌なしにゲル又は固形体を形成させ、次いでゲル
又は固形体を破砕し、そして例えば、追加の液体の存在
下又は不存在下に微粒子化媒体を用いて、磨砕して;又
は撹拌下粘稠な混合物を形成させ、そして追加の液体の
存在下又は不存在下に微粒子化媒体を用いて、磨砕して
行われる。磨砕を容易にするか、又はトーニングのため
に必要とされる適切な固形物%までトナーを希釈するた
めに、液体静電トナーの製造の間任意の工程において追
加の液体を添加することができる。追加の液体とは、非
極性液体分散剤、極性液体又はそれらの組み合わせを意
味する。
【0019】冷却は、当業者に知られている任意の手段
によって行うことができる。樹脂は、冷却の間に分散物
から析出する。上述したHoriba CAPA-500遠心粒子分析
機又は他のほぼ同等の装置によって測定して、10μm
未満の平均粒径(面積で)トナー粒子が比較的短時間磨
砕することによって形成される。
【0020】平均粒径を測定するための他の装置は、撹
拌される資料のレーザー回折光散乱を使用して平均粒径
を決定する、Malvern(Southborough, MA)により製造
されるMalvern 3600Eパーチクルサイザーである。これ
らの2種の装置は、異なった技術により平均粒径を測定
するので、読みは異なる。この2種の装置について、次
のμm単位のトナー粒子の平均サイズの相関がある。
【0021】
【表1】
【0022】この相関は、両装置について得られた67
の液体静電現像剤サンプル(本発明のものではない)に
ついて平均粒径の統計解析によって得られる。Horibaの
値の予想範囲は、95%信頼限界において線形回帰を使
用して決定された。明細書の特許請求の範囲において
は、粒径は、Horiba装置を使用して測定されるものであ
る。
【0023】冷却し、当業者に既知の手段によって微粒
子化媒体(存在する場合)からトナー粒子の分散体を分
離して後、分散物中トナー粒子の濃度を下げ、トナー粒
子に予定された極性の電荷を与え、又はそれらの変法の
組み合わせが可能である。分散体中トナー粒子の濃度
は、前に述べた追加の非極性液体分散剤の添加によって
下げられる。希釈は、非極性液体分散剤に関してトナー
粒子の濃度を0.1〜15重量%、好ましくは0.3〜
3.0、そしてより好ましくは0.5〜2重量%まで下げ
ることによって普通実施される。
【0024】1種又はそれ以上のABジブロックコポリ
マー電荷制御剤化合物(C)は、上述したとおり中和し
てその塩を形成しているが、液体静電現像剤に負の電荷
を与えるために添加することができる。添加は、処理の
間いつでも、好ましくは処理の終わりにおいて、例えば
微粒子化媒体(使用される場合)を除去し、そしてトナ
ー粒子の濃度が成就されて後行われてよい。希釈された
非極性液体分散剤が追加される場合には、ABジブロッ
クコポリマーの塩の電荷制御剤化合物は、その前、それ
と同時、又はその後に添加することができる。
【0025】産業上の利用 本発明のABジブロックコポリマー塩電荷制御剤は、静
電液体現像剤を負に荷電することができる。合成ABジ
ブロックコポリマーは、その分子量、存在する中和の量
及び中和ブロック対担体液体可溶性ブロックの比を再現
コントロールすることができ、そのことが最適の現像剤
の性能のために構造が選択される電荷制御剤のすぐれた
バッチ間再現性を可能にする。ABジブロックコポリマ
ー塩は、高い純度及び極めて低い毒性をもって製造され
る。この静電液体現像剤は、良好な画質、解像度、連続
面積有効範囲、細かい細部のトーニング、トーニングの
均一性及び存在する顔料に関係なく低下したスカッシュ
を示す。本発明の現像剤は、コピーイング、例えば黒及
び白、並びに種々のカラーのオフィスコピーを作る;又
はカラープルーフィング、例えば標準カラー:所望に応
じて黒とともに黄色、シアン色、マジェンタ色を使用す
る画像の再生の際有用である。コピーイング及びプルー
フィングにおいては、静電潜像に液体現像剤が施用され
る。静電液体現像剤について考えられる他の用途は次の
ものを包含する:デジタルカラープルーフィング、リト
グラフ印刷板及びレジスト。
【0026】
【実施例】つぎの対照及び実施例(部及び百分率は重量
による)は、本発明を例示するが、限定するものではな
い。実施例中、メルトインデックスはASTM D1238、操作
Aにより、平均粒径はMalvern 3600E パーチクルサイザ
ー(Malvern, Southborough, MA)により決定され、伝
導度は、5ヘルツ及び5ボルトにおいてピコモー(pmho
s)単位で測定され、濃度は、McBeth濃度計モデルRD918
を使用して測定された。解像度は、実施例中線対/mm
(lp/mm)として表される。画質は、300ボルトにセ
ットされた現像電圧及び7kvの転写コロトロンによりSa
vin 870コピー機を用いて求められた。
【0027】対照及び実施例中用いられたABジブロッ
クコポリマーは、次のとおり製造された: 製造1:反応容器に353.983ポンド(約160.3
54kg)のトルエン、8.558ポンド(約3.871kg)
の1−エトキシ−1−トリメチルシロキシ−2−メチル
プロパン(「開始剤」)及び0.427ポンド(約0.1
93kg)のアセトニトリル/THF中0.33Mのテト
ラブチルアンモニウム−3−クロロベンゾエート(「触
媒」)を装入した。2つの原料供給を同時に開始し;
1.471ポンド(約0.666kg )のTHF中0.427
ポンドの触媒を120分にわたって添加し、291.9
48ポンド(約132.252kg )の2−エチルヘキシ
ルメタクリレート(EHMA)を60分にわたって添加
した。EHMAの反応にFTIRが続いた。95%のE
HMAが反応して後、61.947ポンド(約28.06
1kg)の2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリ
レート(DMAEMA)を添加した。すべてのDMAE
MAモノマーの反応の後、7.876ポンド(約3.56
7kg)のメタノールを添加して急冷した。アミノ基を第
四級化するため、上の溶液に73.363ポンド(約3
3.273kg)のp−メチル−トルエンスルホネート
(MeOTs)を添加した。
【0028】製造2:米国特許5,035,972、カラ
ム12、15〜22行におけるとおり、EHMA及びD
MAEMAのランダムコポリマーを製造した。ポリマー
は、第四級化されなかった。ポリマーの60.44%の
固形物の溶液16.54gに0.611mlの濃硫酸を添加
して中和した。次にこの溶液をIsopar(登録商標)−L中
10%の固形物まで希釈した。
【0029】製造3:反応容器に4034gのトルエ
ン、6.0579gのメシチレン、96.9gの1−エト
キシ−1−トリメチルシロキシ−2−メチルプロパン
(「開始剤」)及び2.8mlのアセトニトリル/THF
中0.33Mのテトラブチルアンモニウム−3−クロロ
ベンゾエート(「触媒」)を装入した。2つの原料供給
を同時に開始し;6mlのTHF中2.8mlの触媒を24
0分にわたって添加し、3300.6gの2−エチルヘ
キシルメタクリレート( EHMA)を30分にわたっ
て添加した。EHMAの反応に高圧液体クロマトグラフ
ィーが続いた。EHMA全部が反応して後、712.6
gの2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレー
ト(DMAEMA)を20分にわたって添加した。すべ
てのDMAEMAモノマーの反応の後、89gのメタノ
ールを添加して急冷した。ポリマーの49.1%の固形
物の溶液101.8gに3mlの濃硫酸を添加して中和し
た。次にこの溶液をIsopar(登録商標)−L中10%の
固形物まで希釈した。
【0030】製造4:反応容器に104.54gのトル
エン、2.6gのメシチレン、2.09gの1−エトキシ
−1−トリメチルシロキシ−2−メチルプロパン(「開
始剤」)及び0.4mlのアセトニトリル/THF中0.3
3Mのテトラブチルアンモニウム−3−クロロベンゾエ
ート(「触媒」)を装入した。4gのTHF中0.4mlの
触媒及び94.45gの2−エチルヘキシルメタクリレ
ート(EHMA)を175分にわたって添加した。EH
MAの反応に高圧液体クロマトグラフィーが續いた。E
HMA全部が反応して後、5.69gの2−(N,N−ジ
メチルアミノ)エチルメタクリレート(DMAEMA)
を20分にわたって添加した。すべてのDMAEMAモ
ノマーの反応の後、3.36gのメタノールを添加して
急冷した。ポリマーの62.05%の固形物の溶液16.
12gに0.3mlの濃硫酸を添加して中和した。次にこ
の溶液をIsopar(登録商標)−L中10%の固形物まで希
釈した。
【0031】製造5:EHMA//DMAEMAブロッ
クコポリマーを製造3中のように製造した。ポリマーの
49.1%の固形物溶液101.8gに4.5mlの濃塩酸
を添加して中和した。次にこの溶液をIsopar(登録商
標)−L中10%の固形物まで希釈した。 製造6:EHMA//DMAEMAブロックコポリマー
を製造3中のように製造した。ポリマーの49.1%の
固形物溶液101.8gに3.67mlの濃燐酸を添加して
中和した。次にこの溶液をIsopar(登録商標)−L中10
%の固形物まで希釈した。
【0032】対照1:Union Process Company(Akron,
Ohio)のUnion Process 1S磨砕機に次の成分をいれた:
【表2】
【0033】これら成分を90℃〜110℃の範囲の温
度に加熱し、0.1875インチ(4.76mm )の直径の
ステンレススチールボールを用いて1時間ミリングし
た。ミリングを継続しながら磨砕機を42℃〜50℃に
冷却した。Isopar(登録商標)−L 1037gを添加し
た。ミリングを5.5時間継続して、Malvernパーチクル
サイザーで測定して面積で平均5.8μmの径を有する
トナー粒子を得た。微粒子化媒体を除去し、Isopar(登
録商標)−Lを追加して現像剤を1%の固形物まで希釈
した。この分散物にトナー固形物1gあたり100mgの
Basic Barium Petronate(登録商標)(Witco Corp.)を添
加した。Savin 870コピー機上画像をつくった。結果は
表1に示される。
【0034】対照2:現像剤懸濁液にBasic Barium Pet
ronate(登録商標)電荷制御剤の替わりに、製造1記載の
第四級化ABブロックコポリマーをトナー固形物1gあ
たり30mg添加した点を除いて、対照1のとおり現像剤
を製造した。現像剤をSavin 870コピー機上画像形成さ
せ、結果は表1に示される。 対照3:現像剤懸濁液にBasic Barium Petronate(登録
商標)の替わりに、製造2記載のランダムコポリマーを
トナー固形物1gあたり30mg添加した点を除いて、対
照1のとおり現像剤を製造した。現像剤をSavin 870コ
ピー機上画像形成させ、結果は表1に示される。
【0035】実施例1:現像剤懸濁液にBasic Barium P
etronate(登録商標)の替わりに、製造3記載の酸性化A
Bブロックコポリマーをトナー固形物1gあたり30mg
添加した点を除いて、対照1のとおり現像剤を製造し
た。現像剤をSavin 870コピー機上画像形成させ、結果
は表1に示される。
【0036】実施例2:現像剤懸濁液にBasic Barium P
etronate(登録商標)の替わりに、製造4記載の酸性化A
Bブロックコポリマーをトナー固形物1gあたり30mg
添加した点を除いて、対照1のとおり現像剤を製造し
た。現像剤をSavin 870コピー機上画像形成させ、結果
は表1に示される。
【0037】
【表3】
【0038】対照4:Union Process Company(Akron,
Ohio)のUnion Process 1S磨砕機に次の成分をいれた:
【表4】
【0039】これら成分を90℃〜110℃の範囲の温
度に加熱し、0.1875インチ(4.76mm )の直径の
ステンレススチールボールを用いて40分間ミリングし
た。ミリングを継続しながら磨砕機を30℃に冷却し
た。Isopar(登録商標)−L 1037gを添加した。ミ
リングを12時間15分継続して、Malvernパーチクル
サイザーで測定して面積で平均7.0μmの径を有する
トナー粒子を得た。微粒子化媒体を除去し、Isopar(登
録商標)−Lを追加して現像剤を1%の固形物まで希釈
した。この分散体にトナー固形物1gあたり30mgのBa
sic Barium Petronate(登録商標)を添加した。Savin
870コピー機上画像をつくった。結果は表2に示され
る。
【0040】対照5:現像剤懸濁液にBasic Barium Pet
ronate(登録商標)の替わりに、製造1記載の第四級化
ABブロックコポリマーをトナー固形物1gあたり30
mg添加した点を除いて、対照4のとおり現像剤を製造し
た。現像剤をSavin 870コピー機上画像形成させ、結果
は表2に示される。 対照6:現像剤懸濁液にBasic Barium Petronate(登録
商標)の替わりに、製造2記載のランダムコポリマーを
トナー固形物1gあたり30mg添加した点を除いて、対
照4のとおり現像剤を製造した。現像剤をSavin 870コ
ピー機上画像形成させ、結果は表2に示される。
【0041】実施例3:現像剤懸濁液にBasic Barium P
etronate(登録商標)の替わりに、製造3記載の酸性化
ABブロックコポリマーをトナー固形物1gあたり30
mg添加した点を除いて、対照4のとおり現像剤を製造し
た。現像剤をSavin 870コピー機上画像形成させ、結果
は表2に示される。 実施例4:現像剤懸濁液にBasic Barium Petronate(登
録商標)の替わりに、製造5記載の酸性化ABブロック
コポリマーをトナー固形物1gあたり30mg添加した点
を除いて、対照4のとおり現像剤を製造した。現像剤を
Savin 870コピー機上画像形成させ、結果は表2に示さ
れる。 実施例5:現像剤懸濁液にBasic Barium Petronate(登
録商標)の替わりに、製造6記載の酸性化ABブロック
コポリマーをトナー固形物1gあたり30mg添加した点
を除いて、対照4のとおり現像剤を製造した。現像剤を
Savin 870コピー機上画像形成させ、結果は表2に示さ
れる。
【0042】
【表5】

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 30未満のカウリブタノール価を
    有する非極性液体、 (B) 面積で平均10μm未満の粒径を有する熱可塑性
    樹脂粒子、及び (C) 成分(A)に実質的に可溶性のABジブロックコ
    ポリマー電荷制御剤の塩より本質的になり、Bブロック
    が2,000〜50,000の数平均分子量範囲を有す
    る、成分(A)に実質的に可溶性のポリマーであり、そし
    てAブロックが200〜10,000 の数平均分子量を
    有するトリアルキルアミノポリマーであり、Bブロック
    対Aブロックの数平均重合度(DP)比が10:2〜10
    0:20の範囲であり、そして塩がABジブロックコポ
    リマーを酸で中和することによって形成される改良され
    たネガ静電液体現像剤。
  2. 【請求項2】 ABジブロックコポリマーのAブロック
    が (1) CH2=CCH3CO2R、 (2) CH2=CHCO2R (ただしRは1〜20の炭素原子のアルキルであり、R
    の末端は一般式N(R1)3を有し、 Nは窒素であり、R1
    は1〜200の炭素原子のアルキル、 6〜30の炭素
    原子のアリール、7〜200の炭素原子のアルキルアリ
    ールである)及び (3) 2−、3−、又は4−ビニルピリジン〔ただしビ
    ニル基によって置換されていない環炭素原子はR1によ
    って置換されていてよく、ピリジン窒素原子はR1(R1
    は上に定義される)で置換されている〕よりなる群から
    選択される少なくとも1種のモノマーから製造されるポ
    リマーである請求項1記載の静電液体現像剤。
  3. 【請求項3】 ABジブロックコポリマーのBブロック
    がブタゾエン、イソプレン、並びに一般式CH2=CC
    3CO22及びCH2=CHCO22(ただしR2は8
    〜20の炭素原子のアルキルである)の化合物よりなる
    群から選択される少なくとも1種のモノマーから製造さ
    れるポリマーである請求項1記載の静電液体現像剤。
  4. 【請求項4】 ABジブロックコポリマーがポリ−2−
    (N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート//ポ
    リエチルヘキシルメタクリレート;ポリ−2−(N,N−
    ジメチルアミノ)エチルメタクリレート//ポリラウリ
    ルメタクリレート;ポリ−2−ビニルピリジン//ポリ
    エチルヘキシルアクリレート;ポリ−4−ビニルピリジ
    ン//ポリブタジエン及びポリ−2−(N,N−ジエチル
    アミノ)エチルメタクリレート//ポリエチルヘキシル
    メタクリレートよりなる群から選択される請求項1記載
    の静電液体現像剤。
  5. 【請求項5】 ABジブロックコポリマーがBブロック
    対Aブロックの数平均重合度比が30:8である、ポリ
    −2−(N,N−ジメチルアミノ)エチルメタクリレート
    //ポリエチルヘキシルメタクリレートである請求項1
    記載の静電液体現像剤。
  6. 【請求項6】 ABジブロックコポリマーがBブロック
    対Aブロックの数平均重合度比が30:8であるポリ−
    2−(N,N−ジエチルアミノ)エチルメタクリレート/
    /ポリエチルヘキシルメタクリレートである請求項1記
    載の静電液体現像剤。
  7. 【請求項7】 酸が鉱酸及び有機酸よりなる群から選択
    される請求項1記載の静電液体現像剤。
  8. 【請求項8】 成分Aが、液体現像剤の全重量を基にし
    て、85〜99.9重量%存在し、固形物の全重量が0.
    1〜15重量%であり、そして成分Cが現像剤固形物1
    gあたり0.1〜10,000mg存在する請求項1記載の
    静電液体現像剤。
  9. 【請求項9】 現像剤固形物の全重量を基にして約60
    %までの着色剤を含有する請求項1記載の静電液体現像
    剤。
  10. 【請求項10】 着色剤が顔料である請求項9記載の静
    電液体現像剤。
  11. 【請求項11】 さらにポリヒドロキシ化合物、アミノ
    アルコール、ポリブチレンサクシンイミド、金属石鹸及
    び芳香族炭化水素よりなる群から選択される補助剤を含
    有する請求項1記載の静電液体現像剤。
  12. 【請求項12】 熱可塑性樹脂がエチレン、並びにアク
    リル酸及びメタクリル酸よりなる群から選択されるα,
    β−エチレン系不飽和酸のコポリマーである請求項1記
    載の静電液体現像剤。
  13. 【請求項13】 粒子が面積で平均5μm未満の粒径を
    有する請求項1記載の静電液体現像剤。
  14. 【請求項14】 (A) 容器中高められた温度におい
    て、熱可塑性樹脂を可塑化及び液化する温度において、
    そして非極性液体分散剤が劣化し樹脂が分解する温度よ
    り下に容器中の温度を保ちながら、熱可塑性樹脂及び3
    0未満のカウリブタノール価を有する非極性液体分散剤
    を分散させ、 (B)(1) 撹拌なしにゲル又は固形体を形成させ、次い
    でゲル又は固形体を破砕しそして微粒子化媒体を用いて
    磨砕するか; (2) 撹拌下粘稠な混合物を形成させ、そして微粒子化
    媒体を用いて磨砕するか;又は (3) 微粒子化媒体を用いて磨砕しゲル又は固形体の形
    成を防止しながら、分散物を冷却し、 (C) 面積で平均10μm未満の粒径を有するトナー粒
    子の分散物を微粒子化媒体から分離し、そして (D) 前記分散物に、工程(A)の間又はその後に、非極
    性液体分散剤に実質的に可溶性のABジブロックコポリ
    マー電荷制御剤の塩を添加することよりなり、Bブロッ
    クが2,000〜50,000の数平均分子量範囲を有す
    る、非極性液体分散剤に実質的に可溶性のポリマーであ
    り、そしてAブロックが200〜10,000の数平均
    分子量を有するトリアルキルアミノポリマーであり、B
    ブロック対Aブロックの数平均重合度(DP)比が1
    0:2〜100:20の範囲であり、そして塩がABジ
    ブロックコポリマーを酸で中和することによって形成さ
    れることを特徴とする静電画像形成用ネガ型静電液体現
    像剤の製法。
  15. 【請求項15】 液体現像剤の全重量を基にして、10
    0重量%までの、少なくとも30未満のカウリブタノー
    ル価を有する極性液体が容器中存在する請求項14記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 微粒子化媒体を用いて磨砕して追加の
    液体の存在下又は不存在下ゲル又は固形体の形成を防止
    しながら分散物の冷却が成就される請求項14記載の方
    法。
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