JPH07318477A - 試験すべき大気中に含まれるエアロゾル粒子用電気的移動度スペクトロメータ - Google Patents

試験すべき大気中に含まれるエアロゾル粒子用電気的移動度スペクトロメータ

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JPH07318477A
JPH07318477A JP7124657A JP12465795A JPH07318477A JP H07318477 A JPH07318477 A JP H07318477A JP 7124657 A JP7124657 A JP 7124657A JP 12465795 A JP12465795 A JP 12465795A JP H07318477 A JPH07318477 A JP H07318477A
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JP
Japan
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detector
particles
disc
spectrometer
aerosol
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JP7124657A
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Michel Pourprix
プールプリ ミシェル
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Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的移動度の調節を可能とし、選択された
エアロゾル粒子が管内壁に付着することによる損失を防
止するとともに、粒子の走行時間を一定にすることによ
り計算精度を向上すること。 【構成】 試験すべき大気のエアロゾル粒子用電気的移
動度スペクトロメータは、間に電界が加えられる第1
(18)および第2(20)の離れた、平行な、同軸の
導電性円板、試験すべき大気に連通するため第1円板に
形成された環状溝(22)、円板の周囲からの、求心方
向の、安定した、濾過された、層状の空気流を循環させ
る中央の取入れ口(26)、第2の円板に作られた環状
溝、選択された電気的移動度を変更する装置およびエア
ロゾル検出器またはコレクタを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な粒子スペクトロメ
ータ、とくに1ナノメータ(10-9m)と数マイクロメ
ータ(10-6m)との間のサイズ範囲をカバーする、空
気または他のガス中に浮游するエアロゾル粒子の粒子サ
イズ分布を決定できるようにすることである。他の用途
の中で、前記スペクトロメータはたとえばとくに設備ま
たは環境の中の空気の質を連続的に観察するための大気
エアロゾルの粒子サイズスペクトルを決定するのに適し
ている。
【0002】
【従来の技術】現在、ミクロン以下のエアロゾルの粒子
サイズ分布を決定する最高の実施方法は、その荷電法則
が知られた粒子の電気的移動度スペクトルを測定するこ
とである。本明細書の下記の記載を一層よく理解するた
め、大気の所定容積中の定常的平衡において、中に存在
するエアロゾルの粒子に負荷される正負の電荷の総和は
ゼロであることを指摘しておく。このことは、つねに、
前記大気部分中に包含されるサンプルは、一般に電荷ゼ
ロを中心とするガウス分布に従いかつ単位電荷の数の関
数として減少する負の電荷と同じ数の正の電荷を有し、
これはいわゆるボルツマンの法則である。
【0003】したがって、エアロゾルの選択のため、そ
れらに負荷された電荷に作用する静電界がしばしば使用
された。このため、この分野における基本的概念の決定
が実施され、それは電界内に置かれた荷電粒子の電気的
移動度である。そのような粒子の挙動変化を決定してこ
の電界の作用の下において偏向を受ける、この量は、下
記のベクトル方程式によって表すことができる。すなわ
ち、
【外3】 ここに
【外4】 はそれが露出される電界E影響の下において粒子が必要
とするドリフト速度である。二つの前記量の間の比例常
数は問題の電気的移動度である。同様に直感によれば、
この電気的移動度は、一方では粒子の電荷に比例し、他
方ではその粒子サイズに反比例し、ガス流中に捕捉され
たエアロゾル粒子に二つの電極の間に存在する電界の作
用をうけさせることよりなる、真の電気的移動度スペク
トロメータを製造する可能性が存在する。電界の作用の
下で、前記エアロゾルの荷電粒子は、その符号の関数と
して、前記電極の一方に沈澱し、ガス流の方向に対する
それらの沈澱の横座標は、前記電気的移動度が高くなれ
ばなるほどそれらの沈澱の横座標は低くなるという意味
において、それらの移動度の特性である。しかして、そ
れらの電気的移動性の関数としてそのスペクトル測定を
実施する、収集された粒子の空間における広がりが存在
する。
【0004】この原理に基づく装置は、“静電的エアロ
ゾル粒子センサおよびその実施に関連する装置”と称す
る追加特許第 2 658 916号(米国特許第 5
117190号)として特許された、1990年2月2
7日出願のフランス国特許出願第90 02413号に
記載されている。図1に示されたこの型の装置は、二つ
の離れた、平行な、同軸の導電板2,4を有し、その間
に電位差Vしたがって均一な電界
【外5】 が発生される。円板2は環状溝6(半径r1 )を有し、
そこから解析されるべき粒子が流量q1 で導入される。
中央取入れ口8が設けられ、そこから空気流Qが図示し
ないポンプの作用によって循環する。
【0005】必要な電気的移動度を有する荷電粒子は、
円板4に作られた半径r2 の第2環状溝10に、二つの
円板の間に発生した半径方向かつ層状の流量q0 の濾過
された空気流と、二つの円板の間に加えられる電界Eと
の複合作用によって捕捉される。溝10を通って、空気
は流量q2 で円板4の下に取付けられた円筒形箱12に
流れ込み、流量はQ=q0 +q1 −q2 となる。溝10
を横切る粒子は同じ電気移動度Z=Q/πE(r1 2−r
2 2)を有する。この電気的移動度を個々の場合において
所望の値に調節するため、二つのパラメータに、すなわ
ち一方では流量Qおよび他方では二つの同軸の、導電性
円板2および4の間に加えられる電位差Vに作用するこ
とが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】円筒形箱12および管
14によって、粒子を検出器に指向することができる。
この型の装置は、ある点においては満足すべきものであ
るが、とくにナノメータ程度のサイズの粒子を検出する
のに使用されるときにはなおある欠点に悩まされた。第
1に、装置の回路内におけるナノメータ程度のサイズの
粒子の輸送は、壁付近とくに円筒形箱12、検出器への
排出管および検出器自体において、ブラウン散乱による
損失を生ずる。一例として、流量0.3 l/min におい
て、長さ30cmの管はブラウン散乱によりサイズが3ナ
ノメータの粒子の約50%を収集した。第2に、回路内
の層流状態の結果、管の中心にある粒子は壁付近の粒子
より速く移動し、その結果装置を通る粒子の走行時間の
広がりが発生し、それはとくに電界が時間の関数である
とき検出器による計数精度を阻害する。本発明の目的は
これらの課題を解決することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、試
験すべき大気中に含まれるエアロゾル粒子の電気的移動
度スペクトロメータであって、装置は、第1および第2
の、離れた、平行な、同軸の円板を有し、それらを異な
った電位に上昇させることによりそれらの間に電界を発
生させ、二つの円板の間の空間は第1の円板に作られた
半径r1 の環状溝を通して試験すべき大気に連通し、中
央取入れ口が前記空間に、円板の周囲から、安定した、
求心方向の、濾過された空気の層流を循環させるため設
けられ、第2の円板は所定の電気的移動度を有するエア
ロゾル粒子の選択を可能にするように半径r2 (r2
1 )の環状開口を備えたスペクトロメータにおいて、
装置は、選択された電気的移動度を変更しうる装置およ
びエアロゾル検出器を有することを特徴とする前記スペ
クトロメータに関する。本発明による型の装置におい
て、スペクトロメータはまた前記検出器を備えたエアロ
ゾルコレクタを有する。本発明は円筒形箱(図1)の必
要性を解消できるようにし、円筒形箱における損失が回
避される。また箱12がないことにより一層コンパクト
になる。
【0008】一実施例によれば、環状開口は単一の中央
オリフィスに縮小される。この形状は粒子を正確に装置
の軸線方向に吸出すことができるようにするものであ
る。したがって粒子は壁と接触することなく(したがっ
て損失なしに)、同じ走行時間および同じ軌道に沿っ
て、層流として移動する。また装置の幾何学的寸法を容
易に決定しうるため、走行時間は容易に決定される。も
しスペクトロメータがコレクタを有するならば、コレク
タは機械または静電型とすることができる。機械的コレ
クタは、とくに電位計型の検出器を備えることができ
る。この場合、粒子サイズがミクロン以下のスペクトロ
メータを製造することができる。静電型コレクタは放射
性エアロゾルの解析のため原子核検出器を備えることが
できる。この場合、検出器によって得られた信号を処理
する装置を備えた、検出器出口において得られた電気的
移動度スペクトラムから、エアロゾル粒子サイズスペク
トラムを得ることができるようにプログラムしうる電気
的移動度スペクトロメータを備えた、粒子サイズがミク
ロン以下のスペクトロメータを製造することができる。
【0009】本発明の別の特徴によれば、静電的コレク
タは、 ―第2円板に面しかつ選択された粒子に対する収集面を
形成する第3の導電性円板、 ―第2および第3円板間の空間に前記二つの円板の周囲
から半径方向の、濾過された空気の層流を噴射する装
置、および ―第2円板に固定され第2および第3円板の間の空間か
らの大気の吸出しを可能にする中央管を備えることがで
きる。他の実施例によれば、 ―第2円板に面する第3の導電性円板、 ―第2および第3円板間の空間に前記二つの円板の周囲
から半径方向の、濾過された空気の層流を噴射する装
置、および ―第3円板に固定され、そこを通って粒子が計数のため
検出器に送られる中央管、を備えることができる。
【0010】前記後の形状よれば、第2段階は第2およ
び第3の円板の助けによって形成され、“動的局限”は
前記二つの円板の間の濾過された空気流の助けによって
得られる。この流れは粒子を、第1および第2円板によ
って構成された第1段階からそれらを吸出すときのよう
に、粒子を案内する。ついで、第2段階を通過し、粒子
は管内に案内され、それらが壁との接触なしに(したが
って損失なしに)、また同じ軌道を通り(したがって同
じ走行時間で)、流れの中心付近に局限されるという特
徴をもって、依然として層流のままそれらは確実に外側
に移送される。
【0011】さらに、前記装置はいくつかの型と検出器
との最善の組合わせを得るのに一層適合し、そこで、下
記のように、すなわち、 ―同じきわめてコンパクトな装置内における解析器/検
出器の高度の一体化、 ―粒子が壁上における損失なしに移送されるため、ナノ
メータサイズに対してさえも、すぐれた感度を有するこ
と、 ―いかなる従来技術の装置によっても達成されなかった
結果に対する正確さを期待することができ、前記正確さ
は装置の異なった室内における粒子走行の正確な制御と
関連する。検出器は下記の装置の中から選択することが
できる。すなわち、 ―所定の超飽和状態に対してできるだけ微細な(〜1n
m)大気イオン粒子を検出しうる、“凝縮原子核カウン
タ型”の光学的粒子カウンタ、 ―電荷集積型(高濃度用)またはパルス型(低濃度用)
の電位計、 ―放射性エアロゾル用原子核検出器である。繰返せば、
装置は、特殊な粒子サイズのスペクトロメータを得るた
め、検出器の信号を処理しうる装置と組合わせることが
できる。
【0012】
【実施例】図2(A) は本発明による装置の線図である。
この装置はまず二つの同心の円板18,20を有する円
形の電気的移動度選択器(CEMS)を備えている。第1円
板18は半径r1 の環状溝22を有し、そこから解析す
べき粒子を含有するガスサンプルが流量q1 で導入され
る。中央吸出し管26は二つの円板の間の空間から空気
流Qを吸出しうるようになっている。二つの円板が導電
性であるためそれらをそれぞれある電位に上昇させるこ
とができ、電界
【外6】 をそれらを隔てる空間24に加えることができる。第2
円板20は半径r2 の環状開口28を形成され、そこを
空気流q2 が横切る。二つの円板の間にかつ空間24の
周囲に、流量q0 でかつ図2には示されていない装置を
使用して、エントレインメントガス(濾過空気)が噴射
され、そこで層流が二つの円板の間を中央吸込み管26
まで循環し、吸込み管26は結局流量Q=q0 +q1
2 を吸込む。
【0013】Zを粒子の電気的移動度、2hを円板1
8,20を隔てる距離、Vをこれらの円板の電位差とす
ると、装置の原理は半径r2 の溝を横切るエアロゾル粒
子は下記のような移動度Zを有することを示している。
すなわち
【数1】 本発明によるスペクトロメータは、図2には示されてい
ない、選択された移動度Zを変更しうるようになった装
置、たとえば関数Q(t) またはV(t) に従って流量Qま
たは電圧Vを変更する装置を有する。これらの装置は下
記に記載されるすべての他の実施例にも設けられる。機
械的コレクタ17は選択された電気的移動度を有する粒
子を収集する。これらの粒子は、たとえば、引続く解析
のために多孔膜19(きわめて高効率のフィルタ)上に
収集される。そのような解析はたとえば秤量作業または
化学的解析とすることができる。
【0014】図2(B) に示されたように、第2円板20
に連結された中央吸出し管27を、第1円板18に連結
された管26の代わりに設けることができる。管27は
側面を通って箱31の外側に向かうことができるように
するベンド29′を有する。管27は図2(B) に一点鎖
線33で示されたように、下方部分を通って延びること
もできる。この配置は上方円板18の側面の所要空間を
縮小する。この実施例の変型は図3に示され、図2と同
じ要素は同じ符号で示されているが、溝28は単一の中
央オリフィス29に置き換えられている。第2円板20
の中央に到達しかつオリフィス29を通って流量q2 で
吸出される粒子は、Z=Q/πEr1 2の移動度を有す
る。オリフィス29の直径Φは、粒子の選択度を確実に
よくするように(直径が大きいと、選択度は低下す
る)、しかもそこを通る流体の流れを混乱させないよう
に(直径が小さいと、前記オリフィスに“ジェット”現
象が発生し、過大な圧力降下が発生するかもしれない)
選択されるのが好ましい。
【0015】本発明によるスペクトロメータは中央吸出
しオリフィスに縮小されまたは縮小されなくともよい環
状溝を備え、また検出器として機能する電位計を備える
ことができる。中央吸出しオリフィスを備える場合は図
4に示され、図3と同じ要素は同じ符号で示されてい
る。粒子は環状溝22から噴射され、前記のように選択
される。検出器は本質的にファラデーケージ30、およ
び導電性フィルタホルダ34により支持されかつ絶縁カ
ラー36によってケージ30に連結されたフィルタ32
から構成されている。符号40はフィルタホルダ34に
連結された電位計を示す。フィルタ32に捕捉された荷
電粒子は電流iを誘起し、その電流は電位計40によっ
て測定され、そのデータは処理、記憶および解析装置4
1に収集することができる。Nを解析されるべき粒子の
濃度、pを各粒子に負荷された平均電荷数、qをフィル
タを通るサンプル流量とすると、電流iは i=qNpe となる。ここにeは単位電荷である。実際上、この方法
の主要な用途は|p|=1(粒子に負荷された単位電
荷)の場合であり、この場合粒子の濃度は直接 N=i/qe と表現される。
【0016】またこの実施例はエアロゾル粒子サイズス
ペクトロメータを製造できるようにするものである。粒
子の移動度スペクトルはこの目的で設けられた手段の助
けによって、たとえば走査E=f(t)、ついで下記の
データ、すなわち ―サイズの関数としての最初の粒子の荷電法則 ―異なった流量の値 ―装置の寸法上の特性 ―関数 E=f(t)(電圧走査の場合) ―粒子走行時間 ―時間の関数としての衝撃数 に基づく粒子の移動度の走査を実施することによってま
ず確立され、この目的のためとくにプログラムされたマ
イクロコンピュータにおける計算プログラム作業によっ
て最初の粒子の粒子サイズスペクトルに戻ることができ
る。このプログラムはエアロゾル・サイエンス・アンド
・テクノロジー(Aerosol Science and Te-chnology)社
から1990年に発行された、エス・シー・ワング(S.
C.Wang)他の、“電気的移動度スペクトロメータの走
査”と称する著作、vol.13 第230〜240頁に記
載されたような計算方法に基づいている。
【0017】本発明によるスペクトロメータの別の変型
が図5に示され、これもまた、環状吸出し溝28を図3
のような中央吸出しオリフィスに縮小するのが有利であ
る。図5は図2と同じ要素に対して同じ符号を使用して
いる。この実施例において、それらの電気的移動度の関
数としての選択後、荷電粒子は本質的にコレクタ円板4
2によって構成された静電コレクタ上に沈澱する。図面
には示されていない装置が、選択器の要素である円板4
2と第2円板との間に、選択器に発生した電界Eに比較
して一般にきわめて高い電界E2 を発生するため設けら
れている。電界E2 は円板42上に荷電粒子が沈澱でき
るようにするものである。粒子の沈澱の後、コレクタ円
板は引続く解析全体に使用することができる。
【0018】図6に示された装置によれば、図5の実施
例はコレクタ円板を検出器44、たとえば放射性エアロ
ゾルを解析するための原子核検出器に置き換えることに
よって、変型することができる。とくに前記検出器は、
たとえばラドンの崩壊生成物のような“x線放射”放射
性エアロゾルの粒子サイズを測定するため、連続解析の
ために、表面障壁型シリコン検出器とすることができ
る。また、検出器の上面と選択器の第2円板20との間
に環状溝または中央吸出しオリフィスによって選択され
た荷電粒子が沈澱できるようにする電界E2 を発生する
装置が設けられている。
【0019】この装置によって、粒子サイズスペクトロ
メータを製造することができる。このため、図6に示さ
れたような選択装置が選択器44の助けによって測定さ
れた信号を処理する装置に連結される。前記のように、
粒子移動度スペクトルがまずこの目的のため設けられた
装置の助けによって描き出される。これに続いて、デー
タのデコンボリューション処理、この目的のためにとく
にプログラムされたマイクロコンピュータにおける操作
を実施し、そこで選択される放射性粒子をその粒子サイ
ズにすることができる。この処理は、電位計を使用する
実施例の場合の前記データばかりでなく、それらの半減
期を考慮して、時間の関数として、検出器上に沈澱した
放射性核種の活性を減少する効果も考慮しなければなら
ない。フィルタに沈澱した放射性核種に対するそのよう
な効果は、1969年にヘルス・フィジックス(Health
Physics)社発行の、アール・ディー・エバンス(R.D.Eva
ns) 著“ラドンの崩壊生成物の基本的機能に対するエン
ジニヤのための案内”と称する著作の第17巻第229
〜252に記載されている。
【0020】本発明の別の実施例を図7(A) および(B)
に基づいて以下に説明する。図7(A) の装置は二つの円
板18,20を有し、その第1のものは半径r1 の環状
溝22を有し、そこから解析すべき粒子を含有するガス
サンプルが流量q1で導入される。二つの円板は導電性
で、これらの電位をそれぞれある電位に上昇させ、かつ
それらを分離する空間に電界E1 を発生させる装置が設
けられる。二つの円板18,20の周囲から、図7(A)
には示されていない装置により、エントレインメントガ
ス(濾過した空気)が、流量q0 で、層流が二つの円板
15,20の間に第1円板18に作られた中央開口50
まで流れるように噴射される。箱および吸出し管によっ
て構成される装置52によつて、この開口は流量Qを吸
出すことができるようになっている。さらに、第2円板
20に向き合って、環状溝28を通って選択された粒子
を収集する導電面46が設けられている。面46および
円板20の電位を、二つの要素の間の空間に、粒子が面
46上に沈澱できるようにする電界E2 を発生するよう
に、ある電位まで上昇させる装置が設けられる。また装
置の周囲から、円板20と面46との間の空間に、半径
方向の、濾過された空気の層流q2 を噴射する装置が設
けられている。第2円板の中心に作られた開口45に連
結された吸出し管48は、前記円板20と面46との間
の大気を、流量q3 で吸出すことができるようになって
いる。したがって、環状溝28を通して選択された粒子
は前記溝から流量q3 −q2 で吸出される。さらに、Q
=q0 +q1 −q3 +q2 の関係も得られる。この装置
は、エアロゾルが電界E2 の作用の下で収集円板46の
面上に沈澱することができるようになっている。前記電
界がないとき、面46は流量q2 の濾過した空気で掃除
され、その完全な清掃を保障され、しかし図5に基づい
て説明した実施例の場合には関係ない。
【0021】丁度今記載された装置は、図7に示された
ように、検出器54たとえば放射性エアロゾルの解析用
原子核検出器、を備えた収集面46を設けることによっ
て完成される。この検出器は図6に基づいて記載した検
出器44と同じまたは同等のものとすることができる。
さらに、装置のこの変型は、図6の実施例の場合のよう
に、検出器54からの信号を処理する装置を備えること
によって粒子サイズスペクトロメータを得ることができ
る。しかして、これらの処理装置はプログラムをデコン
ボリューションまたは分解することができるようにし、
そこで二つの上記作用、すなわち、 ―使用者によって与えられた、溝28を通って選択され
た粒子の電気的移動度の時間変更 ―時間に伴う、収集された放射性核種の活性の低下 を考慮することができる。
【0022】本発明による別の実施例を図8および図9
に基づいて記載する。前記各図面に示す実施例の場合に
おけるように、図8の実施例によるスペクトロメータ
は、それらの電気的移動度の関数として粒子に対する第
1選択段階を有し、それらは図2および図3(A) に基づ
いて記載された選択段階、とくに、それぞれ環状溝2
2,28を有する二つの同心の、導電性円板18,20
を有する選択段階と同じ構造を有する。それらの電気的
移動度の関数としての粒子の選択は、前記のように実施
される。さらに、この実施例による装置は、一方では前
記第2円板20によって、他方では第2円板に面して設
置されそれとともに空間62を画定する第3の導電性円
板60によって構成された第2段階を有する。前記空間
の周囲からのように、公知の装置の助けによって、第2
段階の空気流が層流となるように選択された、半径方向
の、濾過された空気流量q′0 を生ずることが可能であ
る。しかして、開口28またはオリフィス29を通して
選択された粒子は、第1段階のそれらの吸出しのように
送られる。
【0023】図8において、円板20および60の電位
を必要な電位(電位差V′)にそれぞれ上昇することに
よって得られる電界E′は、これら二つの円板の間に粒
子が接触する表面から粒子を分離するように加えること
ができる。電界E′は電界Eと簡単な関係、すなわち、
E′=f(E) 、たとえばE′=E/10とすることができ
る。とくにEに対してE′を従属させることができる。
この配置は中央吸出し型(図9)の場合には有用でな
い。
【0024】第3円板60はその中心に管66に排出す
る開口64を設けられている。開口64の中心は円板1
8および20の中心と整合するのが好ましい。層流内の
選択された粒子は、流れの中心付近に、開口64の軸線
上に局限され、したがって壁接触することはなく、すな
わち損失がない。さらに、粒子が辿る軌道は第2段階お
よび管66内を含めて装置全体で同じであり、そこで粒
子は同じ走行時間で流れ、それは装置の幾何学的寸法が
容易に決定できるため容易に決定することができる。両
方の場合(中心オリフィスに縮小されまたはされない環
状溝)においても、粒子は通常光学的または電気的方法
に基づく公知の装置の中から選択された検出器68によ
ってカウントすることができる。さらに、解析器を検出
器68から分離する連結管66の長さdをもっとも短く
することができ、そこで勝れた組合わせの利点が得ら
れ、また同じきわめてコンパクトな装置内における解析
器と検出器の一体化を期待することができる。
【0025】検出器として光学的カウンタを使用する前
記実施例によるスペクトロメータが図10に図示されて
いる。しかして、図8および図9の線図とは違って、ス
ペクトロメータは下方部分にまた光学的カウンタは上方
部分に設置されているが、作用の原理はまったく同じで
ある。図10において、図8および図9に使用されたも
のと同じ符号は同じ要素を示す。エアロゾルの観点か
ら、スペクトロメータは一方では解析すべき粒子を含有
するガスを(流量q1 で)、他方では濾過されたベクト
ルガスを(流量q0 で)供給される。符号72および7
4はそれぞれポンプおよびフィルタを示す。図10に示
されていない装置が、円板18,20および60の電位
を所望の電位に上昇させるため設けられている。静電気
的選択の間、適当な移動度を有する粒子が第2段階に噴
射され、それらはついで濾過された層状ガス流(流量
q′0 )によって捕捉され、ついで、粒子と壁の間の接
触を防止するように、層流のまま、管78の軸線内に輸
送される。この小さい管は凝縮性液体を収容する飽和器
80の出口に達し、その飽和器の機能は濾過された空気
流q3 の通過の間に凝縮性蒸気を発生することである。
そこで、検出に先立って前記粒子を凝縮器82内におい
て拡大させることができる。
【0026】ついで粒子は光散乱を利用する光学装置に
よってカウントされる。解析すべき粒子は光源86から
放射された光線84を通るガス流によって捕捉される。
ついで粒子はそれぞれのある光量を散乱し、光検出器8
8によって解析される。解析装置90はデータを収集し
かつそれを処理するため設けられている。粒子を飽和度
が最高になる飽和装置の軸線に導入することにより、ほ
ぼ1ナノメータのきわめて低い粒子検出しきい値が得ら
れる。この特徴は、選択された粒子の均一な走行時間お
よび壁上の沈澱物による損失のないことと組合わされ、
本発明による装置は、比較的簡単かつコンパクトである
にもかかわらず、きわめて正確かつ高感度の装置である
ことを意味している。検出器を横切った後、空気はポン
プ92とフィルタ94とによって構成された装置に吸込
まれ、ついで一方ではスペクトロメータの第2段階に
(流量q′0 )また他方では飽和装置80に(流量
3 )再循環される。前記最後の実施例によるスペクト
ロメータは(図8および図9)、電位計によって検出器
として作用することができる。この場合は図11に示さ
れ、同じ符号は図8,図9,図10と同じ要素を示して
いる。粒子は環状溝22から噴射され、前記のように2
段階で捕捉される。検出器は図4に基づいて記載したも
のと同一の要素によって構成され、そこでこれらの要素
は図4と同じ符号で示されている。
【0027】Nを解析すべき粒子の濃度、pを各粒子に
負荷された平均電荷、qをフィルタを通るサンプル流量
とすると、フィルタ94に捕捉された荷電粒子が誘起す
る電流は、 i=qNpe である。ここにeは単位電荷である。これまた、この方
法の主要な用途は|p|=1(粒子に負荷された単位電
荷)の場合であり、この場合粒子の濃度は直接、 N=i/qe と記載することができる。検出感度はこれまで存在する
電位計の限界、すなわちほぼ10-16 アンペアによって
与えられる。粒子濃度Nに関して、N=i/qeが知ら
れていると、電荷を負荷された粒子の検出限界は ―q= 1リットル/分の場合、N=40粒子/cm3
あり、 ―q=10リットル/分の場合、N= 4粒子/cm3
ある。等々 検出感度を改善する一つの方法は、解析すべき粒子のサ
ンプル流量を増加することである。またこの型の検出は
高濃度の粒子の解析に適している。最後に、寸法が大き
くなればなるほど、この検出器と組合わされたスペクト
ロメータの感度はますますよくなる。きわめて小さい濃
度およびきわめて小さい流量のいずれか一方または双方
の場合、前記装置は以前に記載された装置より適してい
る。
【0028】図12は図11記載のものにきわめて近い
基本的線図を有し、差異は本質的に電子アバランシ検出
装置の使用に関する。図12において、図11と同じ符
号は同じ要素を示す。検出装置は電圧が本質的に電圧供
給装置100によって高い正電圧に上昇された針98を
有する。高電圧の値は、ガイガーカウンタにおけるよう
に“コロナ効果”による放電開始電圧直下になるように
選択される。負の粒子が電界がきわめて強い電極付近に
くると、電子は粒子から離れ直ちに電子アバランシを生
じ、パルスカウンタ104に接続されたコレクタ102
によって容易に検出しうる電流パルスを誘起する。
【0029】後者の装置の利点の一つはそれ自体をかな
り微小化させることであり、記載された型のセンサのサ
イズは直径数センチまで小さくすることができる。また
図10から図12に基づいて記載された実施例は、スペ
クトロメータとともに使用され、その環状開口28は図
9に基づいて記載されたように中央オリフィスに縮小さ
れている。ここに記載したすべての装置(図10から図
12)に対してミクロン以下のエアロゾルの粒子サイズ
分布を決定する一つの方法は、この目的のために設けら
れた装置、たとえば電界E=f(t) の走査の助けによっ
て粒子の迅速な移動度走査を実施することによる粒子の
移動度スペクトルを描き出すことよりなっている。つい
で、下記のデータの知識、すなわち、 ―それらのサイズの関数としての最初の粒子の荷電法則 ―異なった流量の値 ―装置の寸法的特徴 ―関数 E=f(t) ,E′=g(t) ―異なった室における粒子の走行時間 ―時間の関数としてのカウント割合 に基づいて、この目的のために特に設計されたマイクロ
コンピュータにおける計算プログラム機能による最初の
粒子の粒子サイズスペクトルに自動的に戻ることが可能
である。そのようなプログラムはエアロゾル・サイエン
ス・テクノロジー(Aerosol Science TECHNOLOGY)社が1
990年に発行した、エス・シー・ワング(s.C.Wang)
著、“電気的移動度スペクトロメータ走査”第13巻第
230〜240に記載されたものと同様の計算方法に基
づいている。
【0030】広い濃度範囲をカバーすべきスペクトロメ
ータは、二つの型の検出器すなわち電子アバランシカウ
ンタおよび電位計を組合わせることができる。そのよう
な装置において、検出器は直列に同じ装置内で接続さ
れ、それらのそれぞれの濃度範囲において使用される。
凝縮型のある種の光学的検出器の原理に関するきわめて
多くの類似品が存在し、それらは低濃度に対してパルス
モードでまたは高濃度に対して総合モードで作用するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】二つの円板を隔置しそれらの間に電界を
発生させる型のエアロゾル粒子用スペクトロメータにお
いて、電気的移動との調節が可能となり、選択されたエ
アロゾル粒子を軸線方向に走行させ、管内壁に付着する
ことによる損失を防止するとともに、粒子走行時間を一
定にすることにより計算精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による静電エアロゾル粒子スペクトロ
メータの線図。
【図2】(A) および(B) は吸出し管の位置のみをそれぞ
れ異にする本発明による粒子スペクトロメータの二実施
例の線図。
【図3】本発明による粒子スペクトロメータの変型実施
例の線図。
【図4】検出器として電位計を有する本発明によるスペ
クトロメータの実施例の線図。
【図5】静電コレクタを有する本発明によるスペクトロ
メータの実施例の線図。
【図6】原子核検出器を有する本発明によるスペクトロ
メータの実施例の線図。
【図7】(A) および(B) はそれぞれ静電コレクタまたは
原子核検出器を有する本発明によるスペクトロメータの
実施例の線図。
【図8】本発明による別の二段階スペクトロメータの実
施例の線図。
【図9】図8とは第2円板の構造が異なる本発明による
二段階スペクトロメータの実施例の線図。
【図10】光学的粒子カウンタを有する本発明による二
段階スペクトロメータの実施例の線図。
【図11】カウンタとして電位計を有する本発明による
二段階スペクトロメータの実施例の線図。
【図12】アバランシ粒子カウンタを有する本発明によ
る二段階スペクトロメータの実施例の線図。
【符号の説明】 17 機械的コレクタ 18 第1円板 19 膜 20 第2円板 22 環状溝 24 空間 26 吸出し管 27 吸出し管 28 環状溝 29 オリフィス 29′ベンド 30 ファラデーケージ 31 管 32 フィルタ 33 中央吸出し管 34 フィルタホルダ 36 絶縁カラー 40 電位計 41 解析装置 42 円板 44 検出器 45 開口 46 コレクタ円板 48 吸出し管 50 中央開口 52 (箱および吸出し管よりなる)装置 54 検出器 60 第3円板 64 開口 66 管 68 検出器 72 ポンプ 74 フィルタ 78 管 80 飽和装置 86 光源 88 光検出装置 90 解析装置 92 ポンプ 94 フィルタ 98 針 100 高圧供給源 102 コレクタ 104 パルスカウンタ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験すべき大気中に含まれるエアロゾル
    粒子用電気的移動度スペクトロメータにおいて、第1お
    よび第2の、離れた、平行な、同軸の導電性円板を有
    し、それらを異なった電位に上昇させることによりそれ
    らの間に電界を発生させ、二つの円板の間の空間は第1
    の円板に作られた半径r1 の環状溝を通して試験すべき
    大気に連通し、中央取入れ口が前記空間に、円板の周囲
    から、安定した、求心方向の、濾過された空気の層流を
    循環させるため設けられ、第2の円板は所定の電気的移
    動度を有するエアロゾル粒子の選択を可能にするように
    半径r2 (r2 <r1 )の環状開口を備え、さらに、選
    択された電気的移動度を変更しうる装置およびエアロゾ
    ル検出器を有する、前記スペクトロメータ。
  2. 【請求項2】 さらにエアロゾルコレクタを有する、請
    求項1に記載のスペクトロメータ。
  3. 【請求項3】 環状開口は単一の中央吸出しオリフィス
    に縮小された、請求項1または2のいずれか一項に記載
    のスペクトロメータ。
  4. 【請求項4】 コレクタは機械的コレクタである、請求
    項1から3のいずれか一項に記載のスペクトロメータ。
  5. 【請求項5】 機械的コレクタは電位計に接続されてい
    る、請求項4に記載のスペクトロメータ。
  6. 【請求項6】 コレクタは静電型のものである請求項1
    から3のいずれか一項に記載のスペクトロメータ。
  7. 【請求項7】 コレクタは放射性エアロゾル解析用の原
    子核検出器である、請求項6に記載のスペクトロメー
    タ。
  8. 【請求項8】 コレクタは、 第2円板に面しかつ選択された粒子に対する収集面を形
    成する第3の導電性円板と、 第2および第3円板の間の空間に前記二つの円板の周囲
    から半径方向の、濾過された空気の層流を噴射する装置
    と、および第2円板に固定され第2および第3円板間の
    大気の吸出しを可能にする中央管と、 を有する請求項2に記載のスペクトロメータ。
  9. 【請求項9】 コレクタはまた放射性エアロゾル解析用
    原子核検出器を備えている、請求項8に記載のスペクト
    ロメータ。
  10. 【請求項10】第2円板に面する第3の導電性円板と、 第2および第3円板間の空間に前記二つの円板の周囲か
    ら半径方向の、濾過された空気の層流を噴射する装置
    と、および第3円板に固定され、そこを通って粒子が計
    数のため検出器に送られる中央管と、 を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のスペ
    クトロメータ。
  11. 【請求項11】 第2および第3円板間に電界 【外1】 に従属する補助電界 【外2】 を発生させ、選択された粒子をそれらが接触しうる面の
    開口を通って分離できるようにする装置が設けられる、
    請求項10に記載のスペクトロメータ。
  12. 【請求項12】 検出器は凝縮原子核カウンタ型の光学
    的検出器である、請求項10または11のいずれか一項
    に記載のスペクトロメータ。
  13. 【請求項13】 検出器は電位計である、請求項10ま
    たは11のいずれか一項に記載のスペクトロメータ。
  14. 【請求項14】 検出器は電子的アパランシェカウンタ
    である、請求項10または11のいずれか一項に記載の
    スペクトロメータ。
  15. 【請求項15】 少なくとも請求項1から14のいずれ
    か一項に記載の電気的移動度スペクトロメータ、およ
    び、検出器出口において得られた電気的移動度スペクト
    ルからエアロゾルの粒子サイズスペクトルを得るように
    プログラムしうる検出器によって得られた信号を処理す
    る装置を有するミクロン以下のエアロゾル粒子サイズス
    ペクトロメータ。
JP7124657A 1994-05-24 1995-05-24 試験すべき大気中に含まれるエアロゾル粒子用電気的移動度スペクトロメータ Pending JPH07318477A (ja)

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