JPH0731817A - エアフィルタ用ガスケット - Google Patents

エアフィルタ用ガスケット

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Publication number
JPH0731817A
JPH0731817A JP5202648A JP20264893A JPH0731817A JP H0731817 A JPH0731817 A JP H0731817A JP 5202648 A JP5202648 A JP 5202648A JP 20264893 A JP20264893 A JP 20264893A JP H0731817 A JPH0731817 A JP H0731817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air filter
gasket
core material
viscoelastic
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP5202648A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Miyaji
洋二郎 宮地
Takeshi Yamaguchi
健 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Muki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Muki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Muki Co Ltd filed Critical Nippon Muki Co Ltd
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Publication of JPH0731817A publication Critical patent/JPH0731817A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 芯材11の両面に粘弾性シール材層12,1
2を備えたことを特徴とするエアフィルタ用ガスケット
10。 【効果】 芯材11を介して粘弾性シール材12がその
粘着性により一体化しており、ガスケット10全体で高
いシール効果を発揮する。また、取り扱いが難しかった
粘弾性シール材12が、芯材11の存在により形状を保
ったまま一体化しており被着体に対する貼着も被着体か
らの剥がしも極めて容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアフィルタのフィル
タ支持枠と、エアフィルタの取付枠との間の気密性を確
保するために、フィルタ支持枠とエアフィルタ取付枠と
の間に介装して用いるエアフィルタ用ガスケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばエアフィルタをその取付枠
に載置固定する場合、気密性を確保するために一般的に
は平板状のガスケットを使用している。特に、高気密性
が要求されるような場合には、例えば、実開平1−12
4218号公報等に開示されるような粘弾性シール材を
用いたガスケットが知られている。このようなガスケッ
トは図5に示したとおり、エアフィルタaのフィルタ支
持枠bに凹溝枠cを接着剤dを用いて固着し、フィルタ
支持枠bと凹溝枠cの継目部分をシール材eで気密に被
覆すると共に該凹溝枠cの凹溝f内に高粘性ゼリー状で
油成分を含有しないシリコーンゲル等の粘弾性シール材
gを封入し、この状態でエアフィルタaをエアフィルタ
取付枠hに載置し固定することにより気密性を保つよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記従来のエ
アフィルタ用ガスケットの場合、次のような問題点があ
り、改善が望まれていた。 (1)例えば平板状ガスケットがネオプレン等の独立気
泡ガスケットである場合、締付ボルト等によって1/2
程度の厚みに圧縮することにより気密性を保持するよう
にしているが、長期的に見てゴム材料の復元力によって
圧着力が低下してしまい密閉性が低下するため適宜締付
が必要になる。 (2)粘弾性シール材を用いる場合は、フィルタ支持枠
と凹溝枠の間の接着剤塗布作業、接着部分の継目のシー
ル材被覆作業、凹溝枠への粘弾性シール材の封入作業等
の作業工程数が多く煩雑でしかもノウハウを要するため
作業効率が低い。 (3)粘弾性シール材は封入作業時に現場で調合して使
用するため、作業現場が例えば酸性ガス等の雰囲気であ
るとシール材の固化が充分に行われず、気密性が低下し
てしまう。 (4)フィルタ交換時等、エアフィルタをエアフィルタ
取付枠から取り外す時に粘弾性シール材がエアフィルタ
取付枠に残存し、シール材の拭き取り作業が必要となり
作業工程数が増える。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のエアフィルタ用
ガスケットは前記従来の不都合を解消するべく、芯材の
両面に粘弾性シール材を積層したことを特徴とする。
【0005】前記芯材としては例えば有機繊維、無機繊
維等からなる網状体や、織布や不織布等を使用するのが
好ましく、芯材の両面に備える粘弾性シール材が芯材を
介して互いに一体化される程度の空隙を備える構造でか
つ柔軟性に富んだものが好ましい。
【0006】また、前記粘弾性シール材としては、粘弾
性を備えたシール材であれば特に限定されるものではな
いが、例えば特開昭59−193112号に開示される
ような粘着力と緩衝性(弾力)を有するシリコーンゲル
等の粘弾性体から得られるゼリー状シール材が好まし
い。
【0007】また、前記粘弾性シール材には剥離紙等の
剥離材を積層し、使用前のエアフィルタ用ガスケットの
粘性面を保護しておくことが好ましい。
【0008】また、前記エアフィルタ用ガスケットはエ
アフィルタのフィルタ支持枠に予め貼着しておくことが
好ましく、この場合もフィルタ支持枠に対する貼着面の
反対側の粘弾性シール材面には剥離紙等の剥離材を積層
しエアフィルタ用ガスケットの粘性面を保護しておくこ
とが好ましい。
【0009】また、前記エアフィルタ用ガスケットはフ
ィルタ自重あるいはボルト締付等の圧力や加振時外力に
よる変形をおさえるため、形状保持性の観点から厚さ2
〜4mm程度の薄手の板状とすることが好ましい。
【0010】
【作用】芯材を介して粘弾性シール材がその粘着性によ
り一体化しており、ガスケット全体で高いシール効果を
発揮する。また、取り扱いが難しかった粘弾性シール材
が、芯材の存在により形状を保ったまま一体化しており
被着体に対する貼着も被着体からの剥がしも極めて容易
に行える。
【0011】
【実施例】次に本発明エアフィルタ用ガスケットの実施
例を図面に基づき説明する。図1は、本発明エアフィル
タ用ガスケットの一実施例を示すもので有機繊維製網状
織布からなる芯材11の両面にシリコーンゲルからなる
板状の粘弾性シール材12,12を積層し、これら粘弾
性シール材12,12の粘着性を利用して互いに一体化
してエアフィルタ用ガスケット10を構成するようにし
た。尚、本実施例では予め板状に形成しておいた粘弾性
シール材12,12を芯材11の両面からそれぞれ積層
するようにしてエアフィルタ用ガスケット10を構成す
るようにしたが、芯材11の両面に粘弾性シール材1
2,12が配置されるような構成をとるものであれば、
その構成方法は特に限定されるものではない。
【0012】図2は、前記エアフィルタ用ガスケット1
0の使用例を示すもので、図中1はエアフィルタを示
し、囲枠状のフィルタ支持枠内2にフィルタ3を気密に
収容保持すると共に、フィルタ支持枠2の下面全周に前
記本発明のエアフィルタ用ガスケット10を貼着するよ
うにした。そしてこのエアフィルタ用ガスケット10を
介してエアフィルタ1をエアフィルタ取付枠4上に載置
し、エアフィルタの自重によりエアフィルタ取付枠4上
に固定するようにした。このように本発明のエアフィル
タ用ガスケット10によればエアフィルタ1をエアフィ
ルタ用ガスケット10を介してエアフィルタ取付枠4上
に載置するだけで気密性を保たせた状態でエアフィルタ
の取付けが行える。
【0013】また、図3は前記エアフィルタ用ガスケッ
ト10の他の使用例を示すもので、エアフィルタ用ガス
ケット10をフィルタ支持枠2の上面全周に貼着し、こ
のエアフィルタ用ガスケット10を介してエアフィルタ
1をエアフィルタ取付枠14に当接させると共に押さえ
金具15をフィルタ支持枠2の下面に当て、ボルトナッ
トから成る締付部材16を締付けることによりこの押さ
え金具15をエアフィルタ1に対して締め付けるように
し、フィルタ支持枠2をエアフィルタ用ガスケット10
を介してエアフィルタ取付枠14に締付固定するように
した。尚、図中17はエアフィルタ1を取り付ける壁体
を示し、18は締付固定時のエアフィルタ用ガスケット
10の形状保持のためのストッパーを示す。
【0014】尚、前記エアフィルタ用ガスケットは、図
4に示すように予めエアフィルタ1のフィルタ支持枠2
に貼着し、フィルタ支持枠2に対する貼着面の反対側の
粘弾性シール材12に剥離紙等の剥離材19を積層して
おき、エアフィルタ1の設置作業時に剥離材19を剥が
し、設置作業を行うようにすることにより、作業性よく
エアフィルタの設置作業を行える。
【0015】
【発明の効果】本発明のエアフィルタ用ガスケットによ
れば、粘弾性シール材の現場での固化作業が不要で、ま
た、予めエアフィルタのフィルタ支持枠に貼着しておけ
ば作業現場では粘弾性シール材を保護している離型紙等
を剥がしてエアフィルタを設置するだけで気密に固定で
きるのでフィルタ交換作業等が簡単に行える。また、ガ
スケット自身の粘着性によってフィルタ支持枠とガスケ
ット及びガスケットとエアフィルタ取付枠の間に高い気
密性が得られるので、特別な接着剤塗布作業、シール材
被覆作業が必要でなく、しかもガスケットの継ぎ目もそ
の粘着性により密封されるので、特別なシール材被覆作
業も必要でない。また、芯材が補強材となり、しかもわ
ずかな圧力で固定できるので、エアフィルタの自重、エ
アフィルタのボルト締付等の圧力により粘弾性シール材
が破断することがなく気密性を低下させない。また、フ
ィルタ支持枠とエアフィルタ取付枠の間でフィルタ支持
枠側かあるいはエアフィルタ取付枠側に凹凸があったと
しても緩衝材となり、気密性を低下させない。また、フ
ィルタ交換時にも芯材と粘弾性シール材との密着性が優
れるので、取付枠にシール材が残存することがなく、取
付枠の拭き取り作業が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明エアフィルタ用ガスケットの一実施例の
截断側面図
【図2】本発明エアフィルタ用ガスケットの一使用例を
示す截断側面図
【図3】本発明エアフィルタ用ガスケットの他使用例を
示す截断側面図
【図4】本発明エアフィルタ用ガスケットの他実施例の
截断側面図
【図5】従来のエアフィルタ用ガスケットの一使用例を
示す截断側面図
【符号の説明】
1 エアフィルタ 2 フィルタ支持枠 3 フィルタ 4 エアフィルタ取付枠 10 エアフィルタ用ガスケット 11 芯材 12 粘弾性シール材 14 エアフィルタ取付枠 19 剥離材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の両面に粘弾性シール材層を備えた
    ことを特徴とするエアフィルタ用ガスケット。
  2. 【請求項2】 前記芯材は繊維体であって、前記粘弾性
    シール材はシリコーンゲルであることを特徴とする請求
    項1記載のエアフィルタ用ガスケット。
  3. 【請求項3】 前記粘弾性シール材に剥離材を積層した
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアフィルタ
    用ガスケット。
  4. 【請求項4】 エアフィルタのフィルタ支持枠に予め貼
    着されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載のエアフィルタ用ガスケット。
JP5202648A 1993-07-24 1993-07-24 エアフィルタ用ガスケット Pending JPH0731817A (ja)

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JP5202648A JPH0731817A (ja) 1993-07-24 1993-07-24 エアフィルタ用ガスケット

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JP5202648A JPH0731817A (ja) 1993-07-24 1993-07-24 エアフィルタ用ガスケット

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JPH0731817A true JPH0731817A (ja) 1995-02-03

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ID=16460833

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JP5202648A Pending JPH0731817A (ja) 1993-07-24 1993-07-24 エアフィルタ用ガスケット

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JP (1) JPH0731817A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8021454B2 (en) 2008-06-27 2011-09-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc Disposable air filter sub-assembly
JP2012518061A (ja) * 2009-02-17 2012-08-09 ダウ コーニング コーポレーション シリコーンゲル封止、並びに、その形成及び使用方法
US8241381B2 (en) 2008-06-27 2012-08-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Air filter with integral inter-filter gap filler
KR101446390B1 (ko) * 2012-06-04 2014-10-01 김정희 헤파 필터를 둘러싼 베젤부에 실리콘 가스켓을 구비한 필터 장치
KR101482076B1 (ko) * 2008-08-26 2015-01-21 한라비스테온공조 주식회사 실링부재 일체형 도어

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JP2012518061A (ja) * 2009-02-17 2012-08-09 ダウ コーニング コーポレーション シリコーンゲル封止、並びに、その形成及び使用方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406