JPH0731809Y2 - スキー板の二人乗用補助具 - Google Patents

スキー板の二人乗用補助具

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JPH0731809Y2
JPH0731809Y2 JP1989064150U JP6415089U JPH0731809Y2 JP H0731809 Y2 JPH0731809 Y2 JP H0731809Y2 JP 1989064150 U JP1989064150 U JP 1989064150U JP 6415089 U JP6415089 U JP 6415089U JP H0731809 Y2 JPH0731809 Y2 JP H0731809Y2
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JP
Japan
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ski
side wall
horizontal
footrest
passenger
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JP1989064150U
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JPH033374U (ja
Inventor
栄木 白山
Original Assignee
栄木 白山
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は子供を抱いて滑る時に、子供の足を固定する台
とする場合や、大人同士が二人乗りする場合に使用する
スキー板の補助具に関するものである。
〔従来の技術〕 なし。
〔考案が解決しようとする課題〕
スキーに於いて、一人でスキー板に乗って滑走できない
場合、幼児であれば抱いて滑ることが可能である。
しかし、成長するにつれ抱いての滑走は困難、且つ危険
であり、スキー板に直接立たせて支承することも安定性
がなく、却って危険である。
又、幼児といえ抱いて滑走することは相当な体力的負担
を強いられ、滑走時間に制限を受け、充分にスキーを楽
しむことはできないのである。更に、抱いて滑走するこ
とは幼児にとっては乗り物で滑った感覚であり、自らが
スキー板で滑るという点に欠け、滑る喜びを充分に味わ
えないと共に、一人で滑るための練習ともなり得ないの
である。
そこで、本考案は幼児や子供に対しては、安全且つ安定
した状態で一緒に滑れ、又スキーの練習にも利用でき、
更に大人同士の二人乗りも可能な補助具を提供せんとす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は下方の水平基部と上方の水平足載台を前後方向
へ傾斜した側壁でコ状に一体化し、水平基部の非側壁側
端に起立縁を形成したものである。
水平足載台の上面には滑り止めの凹凸を形成したり、靴
が安定するように靴嵌合凹部を設けてもよく、更に積極
的に靴を固定する止め具を取り付けてもよい。又側壁が
上下方向に伸縮自在とるすこともできる。
〔作用〕
次に、本考案の使用方法及び作用を説明する。
本考案の補助具は二個を一対として使用するものであ
り、コ状の側壁をスキー板の外方位置として金具の中央
部に立置し、下方の水平基部をスキーブーツで踏み着け
る状態で金具にスキーブーツを固定することによって補
助具をもスキーに固着する。そして、上方の水平足載台
に幼児等の初心者の同乗者が乗れば、スキー板に間接的
ではあるが同乗者が自立できるのである。
さすれば、補助具の側壁が前方へ傾斜している場合は、
同乗者を抱く恰好で支持して滑走するのであり、又側壁
が後方へ傾斜している場合は、同乗者が主乗者の腰へ抱
き着く恰好で両者が一体となって滑走するのである。
水平基部の非側壁側端の起立縁は、補助具が踏み着けた
スキーブーツから抜け出ないように、且つ左右の振れを
止める作用をなし、主乗者のスキーブーツで固定するこ
とで同乗者の加重と主乗者の加重位置を一致させること
ができる。
又、側壁が傾斜し水平足載台及び同乗者が前方又は後方
に位置するため主乗者の動きを規制せず、特にひざの屈
伸に妨げとならず、更に側壁がスキー板の外方位置にあ
るため内方へのひざの折曲も自由に行えると共に、重み
がスキー板の内方側へかかるため滑走の安定性に資す
る。
同乗者の足を積極的に水平足載台に固定手段で固定すれ
ば補助者の安定性が増し、更に側壁の伸縮は同乗者の身
長に合わせて高さを設定できる作用を為す。
〔実施例〕
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は本
補助具の斜視図であり、下方の水平基部(1)と上方の
水平足載台(2)が側壁(3)で一体化され、正面から
見てコ状となっている。
水平基部(1)の非側壁側端には上方へ屈曲した起立縁
(4)が設けられ、水平基部(1)に主乗者のブーツを
載置すれば、側壁(3)と起立縁(4)がスキーブーツ
(9)に当接し、水平基部(1)がスキー板(8)とブ
ーツ底間をすり抜けるのを防止できる(第2図)。
水平足載台(2)の上面には足固定手段である締結ベル
ト(5)が設けてあり、水平足載台(2)に乗る同乗者
の足(靴)を係止固定するものである。
足固定手段(5)の位置及び構造は限定がなく、適宜位
置及び任意構造の固定具を用いることができる。
第6図及び第7図は水平足載台(2)の上面に足固定手
段を有しない実施例を示し、上面に滑り止め凹凸や靴嵌
合凹部を形成してある。この滑り止め用の凹凸は前記足
固定手段と併用してもよい。
側壁(3)は傾斜し、縦長の平行四辺形状をなし、した
がって、水平基部(1)及び水平足載台(2)の面は水
平を維持し、且つ、水平足載台(2)は水平基部(1)
の真上より側壁(3)の傾斜した分だけ前方又は後方の
位置にあることとなる(第3図及び第5図)。
故に、水平基部(1)に主乗者が、水平足載台(2)に
同乗者が乗っても前後の位置関係となって互いに障りが
なく位置決めできる。
水平基部(1)、水平足載台(2)及び側壁(3)は、
ねじれに強い材質で一体成形等で一体としてもよいが、
側壁(3)の高さ(即ち、水平足載台(2)の位置)が
固定するので、実施例では側壁(3)を上下に分割して
形成し、上部材(3a)を下部材(3b)に摺動可能に緩挿
し、上部材(3a)の上下方向に穿設した調節孔(6)
(6)…に下部材(3b)の連結締着具(7)により高さ
調節を可能とし、同乗者の身長に対応できるようにして
ある(第4図)。
〔考案の効果〕
以上の様に、本考案は側壁を斜傾させたため同乗者の水
平足載台を主乗者の前方又は後方に設置できるので、同
乗者を抱きかかえたり、おんぶして滑走する必要がな
く、支持するのみでよいから主乗者の労力が軽減され、
且つ、同乗者もスキー板に乗っているのと同じ感覚であ
るから滑走を楽しむことができ、スキー板の操作、バラ
ンスの取り方も自然に会得できる効果を有するものであ
る。
又、水平足載台が前方又は後方にあり、且つ、側壁がス
キー板の外方に位置せしめることにより、主乗者のスキ
ー操作のためのひざの屈伸を自由に行える効果がある。
更に、水平基部が主乗者のスキーブーツで踏み着けて固
定するため、スキー板の加重地点が一致し、しかも、外
方の側壁のみで連結しているため水平基部の内方向へ加
重がかかり、内側エッジをたて易く安定滑走を図れる効
果もあり、内方に起立縁を設けてあるから補助具は脱落
の恐れもない。
したがって、同乗者の身長や目的に合わせ側壁の高さを
調節し、又水平足載台の前後位置を選択してスキーブー
ツで固定することにより、同乗者が子供に限らず、大人
でも安全容易に二人乗りで滑走できると共に、スキー技
術の習得にも資するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は左足
のスキー板に使用した場合の正面図、第3図は同右側面
図、第4図は側壁部分の断面図、第5図は水平足載台を
後方へ位置せしめた左足スキー板への使用状態を示す右
側面図、第6図及び第7図は水平足載台の他の実施例を
示す平面図である。 符号 (1)は水平基部 (2)は水平足載台 (3)は側壁 (4)は起立縁 (5)は足固定手段

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方の水平基部と上方の水平足載台を前後
    方向へ傾斜した側壁でコ状に一体化し、水平基部の非側
    壁側端に起立縁を形成したことを特徴とするスキー板の
    二人乗用補助具。
  2. 【請求項2】水平足載台の上面に足固定手段を有する請
    求項〔1〕記載のスキー板の二人乗用補助具。
  3. 【請求項3】側壁が上下方向に伸縮自在である請求項
    〔1〕又は〔2〕記載のスキー板の二人乗用補助具。
JP1989064150U 1989-06-01 1989-06-01 スキー板の二人乗用補助具 Expired - Lifetime JPH0731809Y2 (ja)

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JPH033374U JPH033374U (ja) 1991-01-14
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