JP6881856B2 - スノースポーツボード用懸架アセンブリ - Google Patents

スノースポーツボード用懸架アセンブリ Download PDF

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Description

本開示は、一般にスノースポーツのための装備に関する。特に、本開示はスノースポーツボードの乗り手のための懸架アセンブリに関する。
スキー、スノーボード及びそりは世界中の多くの国でレクリエーション及び競技として楽しまれている雪上スポーツである。スキーとスノーボードには、乗り手の足をスキー又はスノーボードに固定して、立位で雪のある地形を下って行くことが含まれる。これに対し、そりは、乗り手のグリップ以外のそりへの特別の装備なしで、そりに座るか、膝まずくか、横たわった状態で雪原を下降する。さらに別の冬の活動では、急流を下るのとほとんど同じように、パドルを使ってターンしながらカヤックで緩い雪に覆われた丘を下る人もいる。
(概論)
スノーボードやスキーなどのスノースポーツボードは、通常、ユーザが直立した立位で乗る。急流を下るカヤックに似た別の経験として、スノーボードや他のスノースポーツボードを跪座位置で乗ることを所望するユーザもいる。そのようなアプローチの1つは、スノーボードに取り付けられた、乗り手の膝を受ける形状となった浅いプラットフォームを使用する。プラットフォームは、乗り手の体の下の足の上に乗り手を座らせて、乗り手にボード上の跪座位置を取らせる。そのようなアプローチは、ユーザの体重をボードに移すには非効率的であり、したがってボードを制御してターンさせることが困難であることが分かった。さらに、乗り手のボード上の位置は、乗り手の足や足首にかかる力のために、総じて不快であり、かつ長時間の使用後は痛みを与えることが分かった。
別のアプローチはシットスキーである。これは、下半身の機能のない人などに適応するため開発された。シットスキーの乗り手は、乗り手の腰をバケット式のシートに保持して、乗り手の膝と足を乗り手の前に伸ばした状態の、前方を向いた臥位を取る。シートは従来のバインディングを用いてスキーに取り付けられ、シートアセンブリは通常スキーブーツが置かれる位置に取り付ける。重心を低くするために、乗り手の腰は、上肢(例えば大腿部)を腰から膝に向けて上方に伸ばした状態で、膝の下に位置させる。いくつかの場合には乗り手の腰が最下点にあるので、ターン中などは、乗り手の膝が乗り手の胸の近くにあり、あるいは実際に胸に接触する。
シットスキーでターンを開始するためには、乗り手は、ポールの下端に取り付けられた部分的な長さのスキーなどのような、アウトリガーを使用しなければならない。シットスキーにおける乗り手の横たわった体の位置のために、また場合によって乗り手自身の身体的制約のために、ターンを開始するための体重のエッジへの移動は困難である。その代わり、乗り手は雪に対するアウトリガーの摩擦を使って、シットスキーをリバランスさせるか、抗力を生成するか、又はその両方でターンを開始して、実行する。シットスキーの更なる課題は、たとえ不自由のない体の乗り手であっても、その体の位置ではアウトトリガーを使用しないでターンを開始することは困難となる。乗り手の重心はスキーの上にあるが、乗り手の脚部やシートの一部が前方に延びているので、乗り手の上半身はスキーの中心の後ろにある。乗り手は脚部を前に伸ばして横たわった、すなわち臥位にあるので、体重を移動させてターンのためにスキーのエッジを立てることは困難である。さらに、乗り手はスキー上の拘束位置にあるので、シットスキーは本質的に不安定で、動いてないときは転倒しがちである。これらの理由により、一般にシットスキーの乗り手はアウトリガーが必要不可欠なアクセサリであると考える。
スノーボードやスキーなどのスノースポーツボードで使用するための懸架アセンブリのアセンブリと構成部品が開示される。懸架アセンブリは、着座するか又は正面を向いて膝まずいた位置で乗り手が使用するように構成されている。いくつかの実施形態によれば、懸架アセンブリには、フレームの頂部にシートがあり、スノースポーツボードとフレームの間に緩衝器がある。例えば、フレームは、ボード上を後方に延びるフレームの一部に取り付けられたシートを有する一般的に逆L字形をしている。緩衝器がフレームの下方向に延びる部分に接続され、フレームが、緩衝器と、フレームとボードに取り付けられたベースとの間に延びる連結体によって接続されるようになっている。懸架アセンブリは、乗り手が、乗り手の膝を乗り手の腰より低く前に出して、前向の座位でボードに乗れるようにする。例えば、乗り手は、懸架アセンブリの相対する両側の、シート下に位置する支持プレートを含む膝台に膝を置いてもよい。いくつのかのそのような構成では、乗り手の足はシートの下の足支持体におくか、あるいはボード上に伸ばしておくことができる。別の例では、乗り手の足は、ボード又は懸架アセンブリの後部に取り付けられた足ペグすなわち足支持体に置くことができる。
いくつかの実施形態によれば、懸架アセンブリは、ユーザが着座するか膝まずいて正面を向いた位置のままで、スノースポーツボードのターンを始動してターンを実行するために体重をボードに移すことを容易にする。ボード上の乗り手の高さを、ターン中のてこ作用として使用できる。例えば、ボードの上方にある乗り手の重心が、懸架アセンブリをボードのエッジを立てるためのてことして使用することを可能とする。スキーでは、スキーヤの足と膝が緩衝器として作用して、ターン時に発生する遠心力を吸収する。同様に、スノースポーツボードにおいて、遠心力は乗り手に対してボード方向に作用するが、乗り手はボード上で立位ではないので、足及び膝は同じように遠心力の吸収には使用されない。懸架アセンブリは一般的に、振動を減衰させ、例えば衝突、ジャンプ及びターン時に発生する遠心力に関係する、乗り手への衝撃力を吸収して減少させるように構成される。懸架アセンブリは、ターンから出るときに、乗り手が遠心力を前向きの運動量、つまりスピードに変換することも支援する。
いくつかの実施形態によれば、懸架アセンブリは、乗り手が膝(及び/又は下肢の一部)を支持台に載せてシートに着座しているときなどのアクティブな使用位置にある時、ユーザがチェアリフトに乗ることができるように構成されている。例えば、シートを支えるフレーム部分はボード上に片持ちされて、シートの下の邪魔のない領域にチェアリフトのシートを受けられる高さになっている。懸架アセンブリの構成の修正も変更もなしで、乗り手はシートとフレームの一部をチェアリフトのシートの上に置いて、アクティブな使用位置の状態でチェアリフトに乗ることが可能である。本開示に照らして、多数の実施形態及び変形形態が明らかであろう。
シットスキー及び他の利用できる設計が課題を有するために、乗り手が前向きの座位でスノースポーツボードに乗ることができる、改良された支持システムに対する必要性がある。本開示はこの必要性等に対処する。いくつかの実施形態によれば、乗り手はアセンブリの頂部に取り付けられたシートに座ることができる。乗り手の脚部は下に伸ばして、膝を懸架アセンブリのフレームの両側に沿って少し曲げることができる。一例では、乗り手は、支持フレームに取り付けられた台又はペグに膝を置いてもよい。別の例では、乗り手はボードに取り付けられた足支持体又はボードに足を置いてもよい。さらに別の例では、乗り手は、足をシートの下のボードにおいた座位で乗ってもよい。乗る状態は、自転車、オートバイ又は馬に乗る人と同様であり、よく知られている。シットスキーに比べて、少なくとも部分的にはより直立した、前向きの体の状態を有する運動姿勢のために、乗り手は、優れたボードの制御性と改善されたバランスを有する。また、他のアセンブリと違って、本開示の懸架アセンブリのいくつかは、乗り手を座位でボードの上方に持ち上げ、乗り手がターンのためにボードに体重を移すことを可能としている。いくつかの実施形態によれば、乗り手の着座位置は、シートの端部に着座しているようなものであって、乗り手がボードに体重を移すため、及び/又はバランスを取るために必要とされる、体重を足(又は膝)にかけることが可能である。このように、本開示による懸架システムのいくつかの利点には、脚部を乗り手の下に位置させて、前向きの位置でスノースポーツボードに乗れることが含まれる。
本明細書では、本開示の一貫性及び理解を容易にするために懸架アセンブリとして一般に述べるが、本開示のアセンブリはこの特定の用語に限定されるものではなく、替わって、例えば、支持アセンブリ、支持及び懸架システム、又はその他の用語で述べることも可能である。さらに、本明細書ではスノースポーツボードと称するが、開示のボードはその特定の用語に限定されるものではなく、替わって、例えば、スノーボード、スキー、又はその他の用語で述べることも可能である。さらに理解されるように、本明細書で説明するように構成された懸架アセンブリの特定の構成(例えば材料、寸法など)は、例えば目的とする用途が一般的なレクリエーション用途か、競技か、又は特定のタイプの分野かに依存して変化し得るものである。本開示に照らして、多数の構成が明らかとなるであろう。
本開示の一実施形態による、スノースポーツボードに取り付けられた懸架アセンブリの側面図である。 本開示の一実施形態による、シートに加えられた下向きの荷重に応答して緩衝器が圧縮された状態の、図1の懸架アセンブリの側面図である。 本開示の一実施形態による、シート、膝支持体及び足支持体を含む懸架アセンブリの側面図である。 本開示の一実施形態による、乗り手の足がボード上にあるアクティブ使用位置の例を示す、懸架アセンブリと乗り手の側面図である。 本開示の一実施形態による、チェアリフトに乗る準備をしている段階の懸架アセンブリ上の乗り手の位置の例を示す側面図である。 本開示の一実施形態による、チェアリフトにまさに乗る瞬間の懸架アセンブリ上の乗り手の位置の例を示す側面図である。 本開示の一実施形態による、チェアリフトに乗った後の懸架アセンブリ上の乗り手の位置の例を示す側面図である。 本開示の実施形態による、乗り手が着座し、乗り手の下肢が膝支持台上にあり、乗り手の足が足支持体に置かれた状態の、アクティブな使用位置例における懸架アセンブリ上の乗り手の側面図である。 本開示の実施形態による、乗り手が着座し、乗り手の足が足支持体に置かれた状態の、アクティブな使用位置例における乗り手の側面図である。 本開示の実施形態による、乗り手の膝と脛が膝支持台上にあり、足が足支持体に接触した状態の、懸架アセンブリ上のアクティブな使用位置例における乗り手の側面図である。 本開示の実施形態による、腰プレートを有するシートと、輪郭付きの膝パッドを有する膝支持台を含む、懸架アセンブリの前側及び左側を示す斜視図である。 図9の懸架アセンブリの側面図である。 本開示の一実施形態による、パッドのついた膝支持体と細長のシートを含む、スノースポーツボードに取り付けられた懸架アセンブリの側面図である。 本開示のいくつかの実施形態による、懸架アセンブリの構成要素を示す後方斜視図である。 本開示のいくつかの実施形態による、懸架アセンブリの構成要素を示す後方斜視図である。 本開示の一実施形態による、懸架アセンブリ、腰プレート付きのシート、足支持体及び脛当て付きの膝支持台を含む、懸架アセンブリの後方図である。
図面は、本開示の様々な実施形態を説明のみを目的として示す。以下の詳細な議論から、数多くの変形、構成及び他の実施形態が明らかになるであろう。
(構造と機能)
図1は、本開示の一実施形態による、スノースポーツボード10に取り付けられた懸架アセンブリ300の側面図である。いくつかの実施形態では、懸架アセンブリ300は、スノースポーツボード10(又は単純に「ボード」)に取り付けられるように構成されたベース310を含む。いくつかの実施形態では、ベース310は、スキーブーツ、スノーボードブーツ、又はそれらのバインディングに匹敵する長さの、長さLを有する。そのようないくつかの実施形態では、ベース310はスノースポーツボード10の中心Cの上に取り付けられて、ボード10のターン実行にはボード10の同一又は類似の部分を使用し、また乗り手の体重も、使用中はボード10上にほぼ集中させることができる。一例では、ベース310は、スキーブーツ用に設計されたスキーバインディングで受けられるように構築されている。ベース310は、かかと部分とつま先部分の間の連続面の有無に拘わらず、スキーブーツのかかと部分とつま先部分の複製を含むか、あるいは他の形で模擬することができる。いくつかのそのような実施形態では、ベース310は、スノースポーツボード10に取り付けられたスキーブーツバインディングを介して、スノースポーツボード10に固定可能である。
いくつかの実施形態では、ベース310は、後ベース部312と前ベース部314とを含む。図1に示すように、後ベース部312と前ベース部314とは接続可能であるか、又は単一部品の懸架アセンブリ300として一体的に作製されてもよい。一実施形態例では、ベース310は、ボード10のねじ穴に受けられるねじを用いてボード10に固定されてもよい。図1はスノースポーツボード10の一部しか示していないが、スノースポーツボードは、長さが例えば130cm〜180cmのスキー、スノーボード、又は他のボードとして構成可能である。他の実施形態では、ボードは、特定の用途に望ましい、又は適切な、より長い長さ又はより短い長さを有する。ボード10は、両先端ボード、フリースタイルボード、パウダーボード、レースボードとして構成されてもよいし、又は他の適切な構成であってもよい。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
緩衝器330は下端332が前ベース部314に取り付けられている。例えば、下端332はベース310にボルト止めされて、緩衝器330がボルトを軸にして旋回可能となっている。緩衝器330の上端334は、フレーム350に旋回可能に取り付けられている。例えば、上端334は、ボルト止め又は他の方法で、フレーム350の本体352に固定されている。いくつかの実施形態では、緩衝器330は、ボード10との間に、例えば80°〜100°及び70°〜110°を含む、60°〜130°の範囲の角度αを画定することを含んで、ほぼ直立した配向となっている。いくつかの実施形態では、緩衝器330は、70°〜85°及び80°〜88°を含む、60°〜90°の角度で前傾している。緩衝器330は、ばね付きの空気圧ピストン、ばね付きの油圧ピストン、スプリング式緩衝器、あるいは、ボード10に乗った時の地形での衝突又は着地衝撃などの衝撃インパルスを吸収及び減衰させるように設計された他の緩衝器、などであってよい。例えば、緩衝器330は、シリンダ338に摺動可能に受容されるピストン336を含む。
一実施形態によれば、フレーム350は、下方向に延びる第1の部分354と、第1の部分354から後方向に延びる第2の部分356とを含む。いくつかの実施形態では、フレーム350は、フレーム350の第1の部分354と第2の部分356との間に本体352を画定する。例えば、第1の部分354と第2の部分356と本体352は、ほぼ逆L字形を画定し、本体352は第1と第2の部分354、356との間の角部に位置する。フレーム350は少なくとも部分的に緩衝器330に接続され、支持され得る。一実施形態では、本体352は概ね中空であり、本体352の両側部の間に受容される緩衝器330の上端334に取り付けられる。一実施形態では、本体352は金属製であって、理解されるように、U字形、円形若しくは楕円形、三角形、又はその他の開放若しくは閉鎖形状の断面形状を有する。U字形の断面形状を有する実施形態において、本体352は、前面パネル352aと相対する側面パネル352bを含んでよい。ここで、緩衝器330の上端334が相対する側面パネル352bに受容される。本体352の後部は開放されて、本体352を緩衝器330に対して旋回可能としている。
一実施形態では、フレーム350の第1の部分354が、前部及び/又は側部に沿って本体352から下方向に延びている。いくつかの実施形態では、第1の部分354は本体352と連続であって、かつ一体となっている。他の実施形態では、第1の部分354は、本体354に取り付けることができる、個別の部品である。第1の部分354は、膝支持体420などの、膝支持台のための取り付けブラケット360付きで構成可能である。取り付けブラケット360は例えば、ほぼ水平に延びて、締結具のための開口を画定するタブすなわち突起である。いくつかの実施形態では、フレーム350は、各側に2つ以上の取り付けブラケット360を含む。ボード10からの膝支持体420の高さと、膝支持体420とシート390との間の垂直距離は、理解されるように適切な取り付け位置を選択することにより変更可能である。あるいは、フレームは具体的に取り付けブラケット360を画定せずに、代わりに膝支持体420を取り付けるための1つ以上の位置を規定する取り付け開口を画定してもよい。一実施形態では、取り付けブラケット360が膝支持体420の調整可能な傾斜を可能とする。例えば、膝支持体420のプレート421の後方端がボード10からの調整可能な高さを有し、それによって乗り手500がボード10に対するプレート421の角度を調節することが可能となる。そのようないくつかの実施形態では、乗り手500は、チェアリフトに乗るために、取り付けブラケット360の留め金を外すなどして、プレート421の後方端を解放しようとすることが可能である。乗り手500が乗る準備ができると、プレート421の後方端を次に持ち上げて、留め金を取り付けブラケット360に再係合させて所定位置に固定することができる。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
いくつかの実施形態によると、フレーム350の第2の部分356が、シート390の底部に沿って延びる、支持体又はシート梁を画定する。第2の部分356は、前方端部分356aと後方端部分356bとを有する。例えば、第2の部分356は、ボード10の上を後方に16〜20インチ(40〜50cm)の距離だけ延びる片持ち梁として構成され、シート390を片持ち支持するように構成されている。いくつかの実施形態では、第2の部分356は本体352と連続であって、かつ一体となっていてもよい。他の実施形態では、フレーム350の第2の部分356は、本体に取り付けられる、個別の構成要素であってもよい。一実施形態例では、フレーム350の第2の部分356の前方端部分356aは、ボルト又は他の適切な締結具を用いて本体352に取り外し可能に取り付けることができる。いくつかの実施形態では、フレーム350の第2の部分356はシート390の下に開放領域380を画定し、それがチェアリフト又は同等物のシートを受けるような構成と寸法になっている。
いくつかの実施形態では、フレーム350の第2の部分356は、各膝プレート421の上方に、約6〜9インチ(15〜23cm)、例えば約7.5インチ(19cm)だけ高くなっている。そのような一実施形態において、フレーム350の第2の部分356の後方端部分356bは、地面より約16インチ(40cm)以上の上方にあって、乗り手がアセンブリ上にいないとき、チェアリフトシート602を受ける隙間を提供する。第2の部分356は、フレームの第1の部分354から約15インチ(38cm)延びている。例えば、開放領域380は、部分範囲14〜16インチ(35〜41cm)、又は約15インチ(38cm)、又はチェアリフトシート602の寸法に対応するか、それに適切な他の好適な長さを含む、約12〜18インチ(30〜45cm)の、フレーム350の後方端部分356bから本体352までの長さを有する。
いくつかの実施形態では、本体352の第2の部分356は、緩衝器がアクティブな使用状態にあるとき、その下にチェアリフトシート602を受けるのに十分な、ボード10からの高さを有している。例えば、チェアリフトシートは地面から16〜22インチ(40〜56cm)の間の高さであってよい。したがっていくつかの実施形態では、第2の部分356の底部は、懸架アセンブリ300がボード10に取り付けられているとき、地面から少なくともその高さにある。他の実施形態では、フレームの第2の部分の後方端が、ボード10から少なくとも16インチ(40cm)だけ上であり、例えば、16〜18インチ(40〜46cm)、16〜20インチ(40〜50cm)、18〜20インチ(45〜50cm)及び18〜22インチ(45〜56cm)を含む、ボード10から16〜22インチ(40〜56cm)上などである。ボード10に対して、乗り手が休止位置又は停止位置でシート390に着座しているときは、緩衝器は通常、サグ(sag;垂下)と呼ばれる、ある範囲だけ圧縮される。したがっていくつかの実施形態では、乗り手がシート390に着座しているか、及び/又は膝支持体420に膝まずいているとき、フレーム350の第2の部分356の後方端部分356bは、最大3インチ(7.5cm)(例えば1〜3インチすなわち2.5〜7.5cm)、最大4インチ(10cm)(例えば2〜4インチすなわち5〜10cm)、又は最大5インチ(13cm)(例えば2〜5インチすなわち5〜13cm)のサグを含めて、ボード10から16〜22インチ(40〜56cm)上にある。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
第1の連結体370が本体352を後ベース部312に接続する。第2の連結体372がフレーム350の底端355を前ベース部314に接続する。第1の連結体370と第2の連結体372がフレーム350と ベース310の間に延びて、捩れ安定性を与え、かつ緩衝器330の伸縮に応答するシート390の運動範囲を制限する。一例では、第1の連結体370はベース310からフレーム本体352まで約45°の角度で上前方に延びて、緩衝器330の上端334の近くに接続される。第2の連結体372はフレーム350の底端355まで約60°の角度で上前方に延びる。一実施形態では、第1の連結体370と第2の連結体372のそれぞれは、平行に延びる1対のロッドを含むことができる。捩れ安定性のために、ロッドはその長さの大半をプレートで接続されて、ほぼH形を画定してもよい。他の実施形態では、第1の連結体370と第2の連結体372は、例えばヨーク又はフォーク形端部を用いて、1点又は2点でフレーム350とベース310に接続する、1本のロッドを含む。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
図2は図1の懸架アセンブリ300の側面図であって、シート390にかけられた下向き荷重の結果として圧縮状態にある緩衝器330を示す。第1の連結体370と第2の連結体372がベース310に対する懸架アセンブリ300の捩れと傾きに抵抗する。第1と第2の連結体370、372はまた、緩衝器330が伸縮するときに、(ボードに対する横方向又は捩れよりも)前後又ボード10から上方に延びる垂直面に沿う上下のシート390の運動を制限する。すなわちシート390に下向きの荷重がかけられたとき、フレームは緩衝器330の上端334を中心に旋回する。第2の連結体372は、緩衝器330が圧縮されている間にフレーム350が緩衝器330の上端334を中心に旋回するとき、フレーム350の第1の部分354の上向きの運動を制限する。こうして、シート390にかかる下向きの力が、本体352の第2の部分356をてこのハンドルとして作用させて緩衝器330を圧縮する。例えば、乗り手の体重などのシート390に掛かる下向きに力が、緩衝器330を圧縮して、緩衝器330の上端334を中心にフレーム350を下前方向に旋回させて、下方向に延びるフレームの第1の部分354を前方向に旋回させる。フレーム350の動きは第1と第2の連結体370、372で制限されるので、緩衝器330が緩衝器330の軸に沿って下方向に圧縮されるとき、フレーム350の第1の部分354は前方向に回転しようとする。例えば、シート390に掛かる下向きの力が、緩衝器330の経路に沿ってシートを下方向へ並進させ、またその時緩衝器330の上端334の接続部を中心に回転もさせる。いくつかの実施形態によれば、そのような動作が乗り手の体重を実質的にボード10の中心上に維持する。
フレーム350及びシート390は、乗り手の両膝の間に、狭いか、中間か、又は比較的広いサイズとなるように構築することができる。膝支持体420での跪座位では、両膝間の間隔を広くすることで安定したスタンスが取れ、それにより、理解されるようにボード10のバランスと制御が可能である。シート390に着座しているときは、乗り手は制御と安定性のために両膝の間にフレーム350を挟み込んでもよい。例えば、フレーム350は、4〜16インチ(10〜40cm)の横方向の幅(両側面パネル間の幅、又はシート幅として)、又は他の適切な幅を有する。いくつかの実施形態では、乗り手の膝502は、少なくとも6インチ(15cm)、少なくとも8インチ(20cm)、少なくとも10インチ(25cm)、少なくとも12インチ(30cm)、又は少なくとも14インチ(35cm)を含む、少なくとも4インチ(10cm)の横方向厚さを有するフレーム350及び/又はシート390で離間されている。他の実施形態では、フレーム350及び/又はシート390は、4〜12インチ(10〜30cm)、4〜8インチ(10〜20cm)、6〜10インチ(15〜25cm)、6〜12インチ(15〜30cm)、8〜12インチ(20〜30cm)、又は8〜16インチ(20〜40cm)の、乗り手の両膝502間の横方向厚さを有する。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。乗り手の足504は、互いに近接させて、両膝502と共に近似的に三脚スタンスを画定してもよいし、あるいは離間させて両膝502と共に4点スタンスを画定してもよい。
次に図3を参照すると側面図が、バケット式シート390を装備し、フレーム350の第1の部分354に固定された膝支持体420を追加して装備した、懸架アセンブリ300を示す。この実施形態では、シート390はバケット式の構成となって乗り手を支持及び保持する。そのような構成では、シート390の両側は(例えば図9に示す)腰プレート394と同様の機能をして、乗り手を保持し、乗り手の体重をボードに移す。例えば図1〜図2又は図4のシートと比べると、図3のバケット式シート390はより高い背部を有して、乗り手のほぼ腰背部まで延びることができる。任意選択で、シート390は乗り手の背中の途中まで延びる背もたれ390aを含む。背もたれ390aの位置は所望の傾斜に調節可能である。またいくつかの実施形態では、バケット式シート390は、例えば、腹筋の機能のない乗り手を支えて保持するような配向とすることもできる。そのような実施形態の1つは、背もたれ390aを含み、シートを配向させて、シートのベースが乗り手の膝のボードからの高さを、乗り手の腰とほぼ同じになるようする。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
一実施形態において、膝支持体420は、取り付けブラケット360を用いてフレーム350に接続する左右のプレート421を含む。膝支持体420のプレートは、例えば乗り手の膝及び/又は脛を収容するサイズとすることができる。他の実施形態では、膝支持体420は、フレーム350から横に延びるペグ又はバーである。そのようないくつかの実施形態では、乗り手は脛当て440又は他のアクセサリを使用して、乗り手の体重を比較的面積の小さいペグ上に分散させてもよい。いくつかのの実施形態では、膝支持体420は固定位置を有し、フレーム350から横に延びる。他の実施形態では、膝支持体420は、本体350の側面パネル352bに沿って折り畳むことができる。こうして、乗り手がチェアリフトに乗る用意をしているとき、又は懸架アセンブリ300が輸送されているときなどの、使用しないときは、プレート421はフレーム本体352の各側面に沿って折り畳むことができる。膝支持体420を有する懸架アセンブリ300の実施形態は、足支持体400を含んでも、含まなくてもよい。
図3の実施形態はまた、任意選択の足支持体400を含む。いくつかの実施形態では、足支持体400は、乗り手のつま先がバーの後ろに押し込まれたときなどに、乗り手の足首の上又は前面に接触するように構成された、横バーを含む。別の実施形態では、足支持体400は、つま先領域又は中央領域又はかかと領域などの、乗り手のブーツのソールに接触するように構成することも可能である。示したいくつかの実施形態では、足支持体は懸架アセンブリ300からは分離されている。
図4はいくつかの実施形態による、図1の懸架アセンブリ300のための騎乗位置の例を示す側面図である。この例ではシート390は、漕法スタイルの構成を有する。腰プレート356はシート390の側面に沿って上方に延び、ターンのために乗り手500が体重をボード10に移すことを助ける。他の実施形態及びシート390の構成もまた許容可能である。乗り手500は、膝502を曲げて、足504をボード10上でベース310に沿った状態でシート390に着座する。乗り手の膝502は、乗り手の腰506の垂直下で前方にあることに留意されたい。そのような位置では、乗り手500は両膝502の間にアセンブリ300を挟み込むことができる。さらに、乗り手500は、衝突やジャンプを見越すなどして、シート390から立ち上がる立位を取ることが可能である。乗り手は前後に傾いてボード10の中心Cを超えて体重を移動することができる。また横に傾いて体重をボード10のエッジに移して、ターンを開始して実行することも可能である。乗り手の膝502は、フレーム350と緩衝器330の接続位置又はその近くにあることに留意されたい。そのため、緩衝器330の上端334の周りでのフレーム350の旋回が膝502の屈曲に一致する。また、第2の部分356がフレーム350の本体352に接続される場所又はその近くに、乗り手の膝502の裏側が位置することにも留意されたい。
図5A〜図5Cは、本開示の実施形態による、スノースポーツボード10に取り付けた懸架アセンブリ300を使用しているときに、乗り手500がチェアリフト600に乗る手順を示す。例えばチェアリフト600に乗る時、懸架アセンブリ300は、図5Aに示すようにアクティブな使用位置にあるときのシート390と懸架アセンブリ300の第2の部分356の下の開放領域380に、チェアリフトのシート602を受けることが可能である。チェアリフトのシート602が懸架アセンブリ300に係合する際に、乗り手500は座ったままでいられる。又は随意で立ち上がって、図5Bに示すように隙間を提供してもよい。チェアリフト600が持ち上がって乗り手500を丘まで運ぶとき、図5Cに示すように、乗り手500がシート390に着座した状態で、第2の部分356がチェアリフトシート602上に保持される。第2の部分356の後方端部分356bは、必要な場合にはチェアリフトの背部を通り越して延びることが可能であり、したがって、乗り手500は、例えば滑走するときにするように、チェアリフトシートの端部又はその近くで膝502を曲げた状態でシート390に着座することができる。任意選択で、シートベルト又はウェストストラップ432(例えば図10、図11に示す)がフレーム350に固定されて乗り手の腰部506の周りに巻くことができる。ここで、乗り手500はチェアリフト600に乗っている間、座位のままである。
図6は、本開示の実施形態による、膝支持体420付きの懸架アセンブリ300のアクティブ使用位置の例を示す側面図である。ここで、乗り手の膝502と、脛すなわち下肢508の一部は、膝支持体420上にあり、乗り手の足504はボード10の上に上げられている。図4で説明した位置と同様に、乗り手の膝502は乗り手の腰506の垂直に下の前方にあって、乗り手500がターンのためにボード10に体重をより容易に移せるようにする。乗り手500は、必要又は所望であれば、脚と膝502の間にフレーム350を挟み込むことができる。任意選択で、脚ストラップ430を膝支持体420に固定して乗り手の下肢508の後に巻き付けて、乗り手500を懸架アセンブリ300に固定することができる。
図7は、本開示の実施形態による、足支持体400付きで構成された懸架アセンブリ300のアクティブ使用位置の例を示す側面図である。ここで、懸架アセンブリ300は膝支持体420を含まず、乗り手500は、楽になるため及び/又はボード10の制御のために必要に応じて、足504をボード10と足支持体400の間で動かしてもよい。例えば、乗り手500は座位で足504をベース310の隣になるように動かすことも、あるいは立位又は中腰の位置を取ることも可能である。乗り手500はまた、前傾するため又は普通の騎乗位置としてなどで、足504を足支持体400に移動させてもよい。他の実施形態であるように、乗り手500は、衝撃を吸収するためなどで、脚を使ってシート390の上方に立ち上がることもできる。
図8は、本開示の実施形態による、足支持体400と膝支持体420付きの懸架アセンブリ300のアクティブ使用位置の例を示す側面図である。ここで、乗り手500は、膝502と下肢508を、この実施形態例では1対のプレート421で示されている膝支持体420で支持する。プレート421は上向きの方向に延び、シート309はボード10の前部の方向へ下向きに延びており、乗り手の形に一致している。
乗り手の足504は、この例ではボード10上のベース310の後ろに取り付けられた足支持体400に係合する。たとえば、柱401が底板403などによって、ボード上に保持される。他の実施形態では、足支持体400はベース310の後ベース部312又は他の部分に取り付けられてもよいし、あるいはその一部であってもよい。いくつかの実施形態によれば、乗り手500は、座位に留まることができるか(いくつかの場合には任意選択のウェストストラップ432付きで)、膝支持体420上で高い椅坐位を取るか、又は足支持体400を使って一時的な中腰/立位を取るかのいずれかが可能である。ここで、足支持体400は、直立した柱401と、左右の足の位置を画定する横部品402とを含む。
図9と図10は、本開示の実施形態による、漕法スタイルのシート390と膝支持体302付きの懸架アセンブリ300の、それぞれ前方斜視図と側方斜視図とを示す。シート390は、フレーム350の第2の部分356の後方端部分356bの頂部に取り付けられている。任意選択のウェストストラップ432が、シート390の相対する側部から上方に延びる腰プレート394に取り付けられている。任意選択で、ウェストストラップ432はフレーム350の第2の部分356に取り付けることができる。この実施形態例では、フレーム350の第2の部分356と本体352は、例えばアルミニウム又は鋼のU型材で構築される。フレーム350の第2の部分356の前方端部分356aは、本体352に画定された型材に収容される。適切な締結具を用いて、第2の部分356を必要に応じて着脱可能である。例えば、理解されるように、スプリングボールプランジャ付きのピンを用いて、第2の部分356を迅速に着脱可能である。本体352はライザー(riser)353によって第1の部分354より高くなっている。いくつかの実施形態では、ライザー353はフレーム350の任意選択の付属品であって、特定の乗り手500の要望による膝支持体420とシート390の間の垂直距離の変更に使用可能である。いくつかの実施形態では、ライザー353はなくて、本体353がフレーム350の第1の部分354との一体品として形成される。さらに他の実施形態では、ライザー353は様々な寸法で構成されて、カスタマイズされたシート高さに適応可能である。膝支持体420は、乗り手502の膝の膝支持体420からの横滑り防止を助ける、上方に延びる側面422を有する1対のプレート421である。
膝支持体420は、1対の支持プレート421を含み、それぞれがフレーム350の相対する両側に取り付けられて、脚ストラップ430を含んでいる。これらは互いに接続されて乗り手を懸架アセンブリ300に固定する。いくつかの実施形態では、膝支持体420は、乗り手の下肢408の輪郭に嵌まる形状であってよい。そのような一実施形態において、膝支持体420は、乗り手500が装着する分離部品として脛当て440を含む。別のそのような実施形態において、脛当て440などは支持プレート421に固定される。第1と第2の連結体370、372は、溶接などによってロッド374に固定的に取り付けられたプレート376で接続された、平行ロッド374を含む。緩衝器330は、緩衝器330の下端332を貫通するボルトを用いてベース310に接続される。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
図11は、本開示の別の一実施形態による、パッド付の膝支持体420を有する懸架アセンブリ300の側面図である。この例では、膝支持体420の各プレート421には乗り手の快適さのためのパッド423が含まれる。パッド423は、プレート421から上に延びる側部422によって部分的にプレート421上に保持される。パッド423は、理解されるように、発砲ゴム又は他の適切な材料で作ることができる。ライザーブロック353は、フレーム350の第1の部分354の上端と本体352との間に固定される。前方端部分356aは、本体352が画定するU字型材内に収容され、締結具359を用いてそこに固定される。前述したように、第2の部分356は、フレーム350に迅速に着脱できるように構成可能であることは理解されるであろう。ウェストストラップ432はフレーム350の第2の部分356に固定され、第2の部分356の頂部にシート390が取りつけられる。
図12と図13は、本開示のいくつかの実施形態による、ボード10に取り付けられた懸架アセンブリ300の部分後方斜視図を示す。懸架アセンブリ300は、ベース310とフレーム350の間に接続された緩衝器330を含む。第1の連結体370は、後ベース部312とフレーム350の間に延びるロッド374を含む。ロッド374の間に接続されたプレート376は、フレーム350の捩れと、ボード10の側部へのアセンブリの動きとの両方を減少させる。第2の連結体372は同じように構築されて、前ベース部314と、フレーム350の第1の部分354との間を接続する。プレート421はフレーム350の相対する側部に接続されて、乗り手の膝502と下肢508のそれぞれに対する支持台を提供する(例えば図6に示すように)。
図14は、本開示の一実施形態による、シート390と膝支持体440を有する懸架アセンブリ300の後方図である。この例では、各プレート421は、乗り手の下肢508に一致する形状の脛当て440を含む。脛当て440はいくつかの実施形態では、プレート421に固定される。図14からわかるように、シート390と膝支持体420は両方ともボード10を超えて横に延びている。このように、任意選択の足支持体400を使用するとき、乗り手500は、膝502をボード10の両側部を超えて延ばし、かつ足504をボード10の中心に沿って固定された足支持体400に係合させた、三脚のようなスタンスを達成可能である。乗り手500は、これらの機能を使って、懸架アセンブリ300上でバランスの取れた、安定した運動スタンスを取り、ターンのために体重をボード10のエッジに移すことが可能である。
使用時には、本明細書で様々に説明したように懸架アセンブリ300は、スキーやスノーボードとは異なる方法で、圧雪や非圧雪を横切る方法を提供可能である。いくつかの実施形態によれば、懸架アセンブリ300は、乗り手500がボード10への体重移動の助けとして使用可能な、腰プレート394又は他の障壁(例えばウェストストラップ432)を有するシート390を提供する。例えば、乗り手500が胴体をボード10の片側に傾けるとき、乗り手500は腰プレート394及び/又はウェストストラップ432に寄り掛かる。それにより、ターンのためにボード10のエッジに体重移動する。他の実施形態では、懸架アセンブリ300は、障害適応社会に対して好適であり得る、バケット式シートを装備することが可能である。いくつかの実施形態によれば、膝支持体420を、乗り手の下肢508がプレート421から滑り落ちることを阻止する形状とすることが可能である。例えば、膝支持体420は、脛当て440、凹型形状をしたプレート421、両側部422を有する膝プレート421、又はこれらの構造の組み合わせ、を含む。これらの1つ以上の構造を乗り手の下肢508と係合させることにより、乗り手500は、例えばターンと制御のために、ボード10に効率的に体重移動することが可能である。いくつかの実施形態によれば、腰プレート394付きのシート390と、輪郭付きの膝支持体420との組み合わせにより、乗り手の足首/足504と下肢508を固定する必要がなくなる。代わりに、乗り手500はウェストストラップ432だけを使用して乗り手500を懸架アセンブリ300に固定可能である。本開示に照らして、多数の変形形態及び実施形態が明らかとなるであろう。
(更なる実施形態例)
以下の例は、更なる実施形態に関するものであり、そこから数多くの置換及び構成が明らかとなるであろう。
例1はスノースポーツボードのための懸架アセンブリであって、このアセンブリは下向きに延びる第1の部分と、第1の部分から後方に延びる第2の部分とを有するフレームと、スノースポーツボードに取り付けられるように構成されたベースと、フレームの第2の部分の上のシートと、ベースとフレームの間に接続された緩衝器と、を備える。この懸架アセンブリは、着座して前方を向いた位置で、乗り手の膝が乗り手の腰の垂直に下で前方にある乗り手を支持するように構成される。
例2は、例1の主題を含み、そのフレームが一般に逆L字型を画定する。
例3は、例1又は例2の主題を含み、フレームの第1の部分とベースの後方部分との間を接続する第1の連結体と、フレームの第1の部分とベースの前方部分との間を接続する第2の連結体とを更に含む。
例4は、例3の主題を含み、第1の連結体と第2の連結体がそれぞれベースから上方及び前方に、フレームの第1の部分に向かって延びる。
例5は、例3〜例4のいずれかの主題を含み、第1の連結体と第2の連結体の少なくとも1つが2つの点でフレームに接続する。
例6は、例3〜例5のいずれかの主題を含み、第1の連結体及び/又は第2の連結体が、取り付けられて、平行なロッド間で横方向に広がる支持部品によって互いに接続される2つのロッドを含む。
例7は、例1〜例6のいずれかの主題を含み、緩衝器の上端がフレームの第1の部分に接続される。
例8は、例1〜例7のいずれかの主題を含み、シートは、緩衝器が圧縮されるとき、緩衝器の上端を中心に旋回する。
例9は、例1〜例8のいずれかの主題を含み、懸架アセンブリがスノースポーツボードに取り付けられるとき、シートはスノースポーツボードの後部の上に片持ちされ、それによってフレームの第2の部分の下で、緩衝器の後方に開放領域を画定する。
例10は、例1〜例9のいずれかの主題を含み、フレームの第2の部分の後方端は、スノースポーツボード上にベースが取り付けられているときに、スノースポーツボードの少なくとも40cm上方にある。
例11は、例10の主題を含み、スノースポーツボード上にベースが取り付けられているとき、乗り手がシートに着座することによる緩衝器の最大10cmのサグを含めて、後方端はスノースポーツボードの少なくとも40cm上方にある。
例12は、例10の主題を含み、スノースポーツボード上にベースが取り付けられているときに、後方端はスノースポーツボードの少なくとも50cm上方にある。
例13は、例1〜例12のいずれかの主題を含み、フレームの第1の部分に取り付けられた膝支持体を更に備える。
例14は、例13の主題を含み、膝支持体は、フレームの相対する側部から横方向に延びるペグを備える。
例15は、例13の主題を含み、膝支持体は、フレームの相対する側部に取り付けられ、かつフレームから横方向外側に延びる、1つ以上の膝プレートを備える。
例16は、例13の主題を含み、膝支持体は、フレームの第1の側に第1の膝プレートと、フレームの第2の側に第2の膝プレートを含み、第1と第2の膝プレートはフレームの側部に対して折り畳まれるようになっている。
例17は、例13、例15又は例16のいずれかの主題を含み、膝支持体は乗り手の下肢に一致する輪郭となっている。
例18は、例15又は例16の主題を含み、各膝プレートは調節可能な傾きを有する。例えば、各膝プレートは旋回して、スノースポーツボード上の膝プレートの後部高さを調節可能である。
例19は、例13〜例18のいずれかの主題を含み、膝支持体は、フレームの第2の部分の垂直の下に、15cm〜25cmの距離だけ離間している。
例20は、例13〜例17及び例19のいずれかの主題を含み、膝支持体の位置はシートに対して固定されている。
例21は、例13〜例20のいずれかの主題を含み、膝支持体は、膝支持体の外側端部から立ち上がる側壁を含む。例えば、各膝プレートは側壁を含む。
例22は、例21の主題を含み、さらに膝パッドを備える。
例23は、例1〜例22のいずれかの主題を含み、ベースに取り付けられるように構成された足支持体を更に備える。
例24は、例1〜例22のいずれかの主題を含み、ベースの後ろでスノースポーツボードに取り付けられるように構成された足支持体を更に備える。
例25は、例23又は例24の主題を含み、足支持体は乗り手の足又は足首を受けるように構成されている。
例26は、例23〜例25のいずれかの主題を含み、乗り手の足又は足首全体を固定するように構成されたストラップを更に備える。
例27は、例1〜例26のいずれかの主題を含み、フレームの第2の部分は、フレームの第1の部分に取り外し可能に取り付けられる。
例28は、例27の主題を含み、フレームの第1の部分と第2の部分の間に接続された、取り外し可能なライザーを更に備える。
例29は、例1〜例26のいずれかの主題を含み、シートは、底部と、底部の相対する側部から上方に延びる腰プレートを含む。
例30は、例1〜例29のいずれかの主題を含み、乗り手をシートに固定するように構成された1つ以上のストラップを更に含む。
例31は、例30の主題を含み、1つ以上のストラップは、膝台の第1の側部に固定される第1の端部部分を有する第1のストラップ部と、膝台の第2の側部に固定される第2の端部部分を有する第2のストラップ部とを含む。
例32は、例31の主題を含み、第1のストラップ部と第2のストラップ部の間に解放可能なストラップコネクタを更に備える。
例33は、例1〜例32のいずれかの主題を含み、緩衝器は、空気圧緩衝器又は油圧緩衝器の1つである。他の例では、緩衝器がコイルオーバ緩衝器である。
例34は、例1〜例33のいずれかの主題を含み、懸架アセンブリのベースに固定されたスノースポーツボードを更に備える。
例35は、例34の主題を含み、スノースポーツボードは、少なくとも130cmの長さを有する、スノーボード又はスキーである。
例36は、例34又は例35の主題を含み、懸架アセンブリのベースはスキーブーツのバインディングに収容される。
上記の実施形態例の説明は、例示及び説明の目的で提示された。網羅的であることも、また本開示を開示した厳格な形態に限定することも意図するものではない。本開示に照らして、多くの修正及び変形が可能である。本開示の範囲は、この詳細な説明によってではなく、むしろここに添付の特許請求の範囲によって限定されることが意図されている。本出願に優先権を主張する、将来なされる出願は、開示した主題を異なる形で特許請求することが可能であり、本明細書で様々に開示され、又はそのほかに明示されたような1つ以上の限定のいかなる組み合わせも一般的に含まれ得る。

Claims (14)

  1. スノースポーツボードのための懸架アセンブリであって、
    下向きに延びる第1の部分と、前記第1の部分から後方に延びる第2の部分とを有するフレームと、
    スノースポーツボードに取り付けられるように構成されたベースと、
    前記フレームの前記第2の部分の上のシートと、
    前記ベースと前記フレームの前記第1の部分との間に接続された緩衝器と、
    前記フレームの前記第1の部分に取り付けられた膝支持体と、
    を備え、
    前記懸架アセンブリは、乗り手を、着座して前方を向いて乗った位置で、前記乗り手の膝が前記乗り手の腰の垂直に下で前方にあり、前記乗り手の足が前記シートの下にある状態で支えるように構成された、懸架アセンブリ。
  2. 前記フレームは逆L字形をなす、請求項1に記載の懸架アセンブリ。
  3. 前記フレームの前記第1の部分と前記ベースの後方部分との間を接続する第1の連結体と、
    前記フレームの前記第1の部分と前記ベースの前方部分との間を接続する第2の連結体と、
    を更に備え、
    前記第1の連結体と前記第2の連結体はそれぞれ、前記ベースから上方及び前方に、前記フレームの前記第1の部分に向かって延びる、請求項1又は請求項2に記載の懸架アセンブリ。
  4. 前記懸架アセンブリがスノースポーツボードに取り付けられるとき、前記シートは前記スノースポーツボードの後部の上に片持ちされ、それによって前記フレームの前記第2の部分の下でかつ前記緩衝器の後方に開放領域を画定する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  5. 前記フレームの前記第2の部分の後方端は、前記スノースポーツボード上に前記ベースが取り付けられているときに、前記スノースポーツボードの少なくとも40cm上方にある、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  6. 前記スノースポーツボード上に前記ベースが取り付けられているとき、前記後方端は、前記乗り手が前記シートに着座することによる前記緩衝器の最大10cmのサグを含めて、前記スノースポーツボードの少なくとも40cm上方にある、請求項5に記載の懸架アセンブリ。
  7. 前記膝支持体は、前記フレームの相対する側部に取り付けられ、かつ前記フレームから横方向外側に延びる、1つ以上の膝プレートを備える、請求項1に記載の懸架アセンブリ。
  8. 前記1つ以上の膝プレートのそれぞれは、前記フレームの前記第1の部分に対して折り畳まれるように構成された、請求項7に記載の懸架アセンブリ。
  9. 前記膝支持体は前記乗り手の下肢に一致する輪郭となっている、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  10. 前記膝支持体は調節可能な傾きを有する、請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  11. 前記ベース又は前記ベースの後ろの前記スノースポーツボードに取り付けられるように構成された足支持体を更に備える、請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  12. 前記シートは、前記緩衝器が圧縮されているとき、前記緩衝器の上端を中心に旋回する、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  13. 前記フレームの前記第2の部分は、前記フレームの前記第1の部分に取り外し可能に取り付けられる、請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の懸架アセンブリ。
  14. 前記シートは、底部と、前記底部の相対する側部から上方に延びる腰プレートを含む、請求項1に記載の懸架アセンブリ。
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