JPH07317320A - ホース移動用器具 - Google Patents
ホース移動用器具Info
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- JPH07317320A JPH07317320A JP13816494A JP13816494A JPH07317320A JP H07317320 A JPH07317320 A JP H07317320A JP 13816494 A JP13816494 A JP 13816494A JP 13816494 A JP13816494 A JP 13816494A JP H07317320 A JPH07317320 A JP H07317320A
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- instrument body
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Abstract
ができ、しかも構造が簡単で経済性に優れたホース移動
用器具を提供する。 【構成】 プラスチック製の器具本体1を上面が開口し
た容器状に一体的に構成する。プラスチック製のスライ
ド部材11を上面が開口した浅い容器状に一体的に構成
する。器具本体1の下側をスライド部材11に嵌め込ん
でからボルト23とナット25とでスライド部材11を
器具本体1に固定する。
Description
クリートを圧送して打設する際に用いられるコンクリー
ト圧送用ホースなどの大径のホースを容易に移動させる
ことのできるホース移動用器具に関する。
用いてコンクリートを打設する場合には、作業員が圧送
用ホースの先端を支えて送られてきたコンクリートを所
定箇所に打設している。打設箇所を変更する場合には圧
送用ホースの先端を移動させなければならないが、圧送
用ホースの重量が大きいために持ち上げて移動させるこ
とができず、したがって鉄筋上などをひきずりながら移
動させることとなる。
スは重量が大きいのでひきずりながら移動させるとホー
ス本体が早期に摩耗したり、ホース本体に亀裂が生じた
りする。また、鉄筋上を移動させる場合には鉄筋が圧送
用ホースに引っ張られて変形し、場合によっては鉄筋の
結束線が切断されるおそれもある。
スなどの重量の大きいホースをひきずることなく円滑に
移動させることができ、しかも構造が簡単で経済性に優
れたホース移動用器具の提供を目的とする。
め、本発明のホース移動用器具は、上端にホースを収容
するための収容凹部が形成された容器状の器具本体と、
この器具本体の外面下側を覆うようにこの器具本体に嵌
め着けられた容器状のスライド部材と、を備え、このス
ライド部材は前記器具本体から取外しが可能なように構
成されているものである。
無底形状に構成される場合とがあるが、有底形状に構成
する場合には外側底面をスライド面として形成すること
が好ましい。また、器具本体に軽減孔を形成し、器具本
体の重量を軽減することが効果的である。
き、この通し孔に固定用バンド又は固定用紐を通してホ
ースを収容凹部に固定することは有効な手段である。
され、外側底面がスライド面として構成されている容器
状の一体的な移動用器具のみを用いてホースを移動させ
ることも可能ではあるが、この場合には移動用器具(プ
ラスチック製であることが多い)の底部の摩耗が激しく
器具全体の寿命がきわめて短くなって経済的に問題を有
することとなる。プラスチック製の移動用器具では、摩
耗した底部に修理を施して製品寿命を延ばすことも可能
ではあるが、コンクリート圧送用ホースを移動させるた
めに用いる場合には内側底部にホースから排出されたコ
ンクリートが多量に付着していて修理もなかなか困難で
ある。
と接触するのはスライド面として形成されているスライ
ド部材の外側底面である。そして、このスライド部材は
器具本体から取外しが可能であるから、例えばスライド
部材の高さを低くして安価なものとして構成しておけ
ば、この安価なスライド部材のみを取り替えることによ
り器具全体の寿命を著しく延ばすことができる。
ライド部材の内側底部にはコンクリートなどが付着しな
いので、スライド部材の摩耗した底部を容易に修理する
ことが可能となる。この場合に、器具本体の外側底面を
スライド面として形成しておけば、器具本体の廃棄直前
にスライド部材を用いずに使用して器具本体を使い切る
ことができる。
ち底を有しないで側壁のみからなる枠体形状に構成すれ
ば、ホース移動用器具の重量を軽くでき、また廃棄する
場合の廃棄物量も減らすことができる。ホース移動用器
具の重量を軽減し、廃棄物量を減らすためには器具本体
に軽減孔を形成するのも効果的であるが、強度を十分に
確保できる場合には小さな軽減孔を多数設けてメッシュ
状にすることもある。器具本体の外側底面をスライド面
として形成する場合に、底部に軽減孔を形成すると、器
具本体のスライド機能が阻害されることがあるので、こ
の場合には側壁のみに軽減孔を形成するとよい。
ースが外れてしまう場合がある。ホースは重量が大きい
ので再び器具本体の収容凹部にホースを嵌め込むことは
大きな労力を必要とする。そこで、収容凹部の両側に通
し孔を形成し、固定用バンド又は固定用紐をこの通し孔
に通して器具本体に取り付け、ホースをこの固定用バン
ド又は固定用紐で押さえて収容凹部に固定しておくとよ
い。
する。
解斜視図である。
した容器状に一体的に構成されていて、上端には全周に
わたって鍔3が形成されている。前方の鍔3a及び後方
の鍔3bにはそれぞれコンクリート圧送用ホースA(図
2参照)を収容するための半円柱状の収容凹部5,5が
設けられ、かつこの収容凹部5,5の両側に固定用バン
ド7(図4参照)を通すための通し孔9,9が形成され
ている。
が開口した浅い容器状に一体的に構成されていて、この
スライド部材11の左右上端からはそれぞれ取付け部1
3,13が上方に延びている。取付け部13,13には
それぞれボルト孔15が形成されていて、器具本体1の
左右側壁17,19にこのボルト孔15に対応するボル
ト穴21が設けられている。
め込んでからボルト孔15及びボルト穴21にボルト2
3を通し、器具本体1の内側からこのボルト23にナッ
ト25を取り付けてスライド部材11を外面下側を覆う
ように器具本体1に固定する。器具本体1の左右側壁1
7,19にはそれぞれ中央上端部に長方形状の手掛け孔
27が形成されていて(右側壁19に形成されている手
掛け孔27については図4参照)、この手掛け孔27に
手を掛けてホース移動用器具を容易かつ自由に持ち運び
することができる。
られて重量が軽減されている。器具本体1の外側底面3
1はスライド部材11の外側底面と同様に端部が湾曲し
ながらゆるやかに上昇してスライド面を形成しているの
で(図3及び図4も参照)、器具本体1のスライド機能
を重視する場合は底部33には軽減孔29を設けないこ
とが好ましい。また、軽量化を重視する場合には底部3
3を設けないで左右側壁17,19及び前後側壁35,
37から形成される枠体形状に器具本体1を構成すれば
よい。
斜視図である。
器具本体1の収容凹部5,5にコンクリート圧送用ホー
スAが収められている。前方の2つの紐取付け孔39
(図1参照)には引き紐41が取り付けられていて、こ
の引き紐41の先端を引っ張ればホース移動用器具をコ
ンクリート圧送用ホースAをともなって矢印X方向にス
ムーズに移動させることができる。引き紐を用いてホー
ス移動用器具を矢印X方向と逆方向に移動させたい場合
には後方の2つの紐取付け孔39にも引き紐を取り付け
ておく。ホース移動用器具を矢印X方向と直角方向に移
動させることが多い場合には、左側壁17の2つの紐取
付け孔39又は右側壁19の2つの紐取付け孔39(図
1も参照)に引き紐を取り付けるとよい。
り、又は押したり、あるいは手掛け孔27に手を掛けて
移動させてもよい。
ホース移動用器具の側面図である。
5,5から外れてしまわないようにするためには、収容
凹部5,5の外面43及びコンクリート圧送用ホースA
の外面を巻くように固定用バンド7を通し孔9,9(図
2参照)に通して端部を接続する。
替える場合には、ナット25を外してボルト23をボル
ト穴21及びボルト孔15から抜き取り(図1参照)、
その後器具本体1からスライド部材11を分離させる。
器具本体1に割れなどが生じてきた場合には、スライド
部材11を分離させて器具本体1を直接鉄筋B(図2参
照)上でスライドさせて使用する。
動用器具を用いれば重量の大きいホースでも円滑に移動
させることができる。しかも、本発明のホース移動用器
具は単純な形状の部材を組合わせることによって構成で
きるので構造が簡単であり、さらに器具本体の寿命をき
わめて長くできるので経済性にも優れている。
ある。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 上端にホースを収容するための収容凹部
が形成された容器状の器具本体と、この器具本体の外面
下側を覆うようにこの器具本体に嵌め着けられた容器状
のスライド部材と、を備え、このスライド部材は前記器
具本体から取外しが可能であることを特徴とするホース
移動用器具。 - 【請求項2】 前記器具本体の外側底面をスライド面と
して形成したことを特徴とする請求項1記載のホース移
動用器具。 - 【請求項3】 前記器具本体を無底形状に構成したこと
を特徴とする請求項1記載のホース移動用器具。 - 【請求項4】 前記器具本体に重量を軽減するための軽
減孔を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記
載のホース移動用器具。 - 【請求項5】 前記収容凹部の両側に通し孔を形成し、
この通し孔に固定用バンド又は固定用紐を通してホース
を前記収容凹部に固定することを特徴とする請求項1、
2、3又は4記載のホース移動用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138164A JP2838362B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ホース移動用器具及びスライド部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138164A JP2838362B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ホース移動用器具及びスライド部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07317320A true JPH07317320A (ja) | 1995-12-05 |
JP2838362B2 JP2838362B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=15215526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6138164A Expired - Lifetime JP2838362B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | ホース移動用器具及びスライド部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838362B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1967670A2 (de) * | 2007-03-06 | 2008-09-10 | Putzmeister Concrete Pumps GmbH | Vorrichtung zur partiellen Unterstützung eines Schlauches |
JP2020045681A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
JP2020045680A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
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JPH03262874A (ja) * | 1990-03-13 | 1991-11-22 | Takenaka Komuten Co Ltd | コンクリート打設装置 |
JPH0459242U (ja) * | 1990-09-27 | 1992-05-21 | ||
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-
1994
- 1994-05-27 JP JP6138164A patent/JP2838362B2/ja not_active Expired - Lifetime
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EP1967670A3 (de) * | 2007-03-06 | 2010-08-04 | Putzmeister Concrete Pumps GmbH | Vorrichtung zur partiellen Unterstützung eines Schlauches |
JP2020045681A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
JP2020045680A (ja) * | 2018-09-19 | 2020-03-26 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
JP2022163204A (ja) * | 2018-09-19 | 2022-10-25 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
JP2022163209A (ja) * | 2018-09-19 | 2022-10-25 | 有限会社山岡興産 | ホース移動用器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2838362B2 (ja) | 1998-12-16 |
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