JPH07316174A - 新規なビオチン標識化ヌクレオチド - Google Patents
新規なビオチン標識化ヌクレオチドInfo
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- JPH07316174A JPH07316174A JP13253494A JP13253494A JPH07316174A JP H07316174 A JPH07316174 A JP H07316174A JP 13253494 A JP13253494 A JP 13253494A JP 13253494 A JP13253494 A JP 13253494A JP H07316174 A JPH07316174 A JP H07316174A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 核酸の塩基配列決定に有用なピリミジン塩基
又はプリン塩基である、アデニン(A)、シトシン
(C)、グアニン(G)、及びチミン(T)の4種の塩
基に対応する新規なビオチン標識化ヌクレオチドおよび
標識化物を付ける前のヌクレオシドの中間体の調製が容
易な新規ビオチン標識化ヌクレオチドの提供。 【構成】 下記一般式 【化1】 (Qは、7−デアザアデニン、7−デアザグアニン、シ
トシンまたはウラシル残基であり、R1、R2、R3及び
R4は、それぞれ独立に、水素原子、ナトリウム原子、
又はリチウム原子を表す。ただし、ナトリウム原子とリ
チウム原子が同時に存在することはない。)で示される
新規なビオチン標識化ヌクレオチド。
又はプリン塩基である、アデニン(A)、シトシン
(C)、グアニン(G)、及びチミン(T)の4種の塩
基に対応する新規なビオチン標識化ヌクレオチドおよび
標識化物を付ける前のヌクレオシドの中間体の調製が容
易な新規ビオチン標識化ヌクレオチドの提供。 【構成】 下記一般式 【化1】 (Qは、7−デアザアデニン、7−デアザグアニン、シ
トシンまたはウラシル残基であり、R1、R2、R3及び
R4は、それぞれ独立に、水素原子、ナトリウム原子、
又はリチウム原子を表す。ただし、ナトリウム原子とリ
チウム原子が同時に存在することはない。)で示される
新規なビオチン標識化ヌクレオチド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なビオチン標識化ヌ
クレオチドに関するものであり、本発明化合物は核酸の
塩基配列決定方法、核酸の組み替え手法などにおいて有
用である。
クレオチドに関するものであり、本発明化合物は核酸の
塩基配列決定方法、核酸の組み替え手法などにおいて有
用である。
【0002】
【従来技術】特公平3−75559号公報ではビオチン
で標識化されたヌクレオチドが記載されており、その構
造において核酸の塩基とビオチンとを結合する基[以
下、結合基と略す]として、−CH=CH−CH2−N
H−、−CH=CH−CH2−O−CH2−CH(OH)
−CH2−NH−などのα位に二重結合を有するものが
示されている。しかしながら、特公平3−75559号
公報に記載されている化合物はピリミジンヌクレオチド
のみであり、プリンヌクレオチドは一切示されていな
い。また、前記公報に開示されているα位に二重結合を
有する結合基を持つヌクレオチドは、標識化物をつける
前のヌクレオシドの中間体を調整することが困難であっ
た。
で標識化されたヌクレオチドが記載されており、その構
造において核酸の塩基とビオチンとを結合する基[以
下、結合基と略す]として、−CH=CH−CH2−N
H−、−CH=CH−CH2−O−CH2−CH(OH)
−CH2−NH−などのα位に二重結合を有するものが
示されている。しかしながら、特公平3−75559号
公報に記載されている化合物はピリミジンヌクレオチド
のみであり、プリンヌクレオチドは一切示されていな
い。また、前記公報に開示されているα位に二重結合を
有する結合基を持つヌクレオチドは、標識化物をつける
前のヌクレオシドの中間体を調整することが困難であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、核酸の塩基配列決定に有用なピリミジン塩基又はプ
リン塩基である、アデニン(A)、シトシン(C)、グ
アニン(G)、及びチミン(T)の4種の塩基に対応す
る新規なビオチン標識化ヌクレオチドを提供する点にあ
る。本発明の第二の目的は、標識化物を付ける前のヌク
レオシドの中間体の調製が容易な新規ビオチン標識化ヌ
クレオチドを提供する点にある。
は、核酸の塩基配列決定に有用なピリミジン塩基又はプ
リン塩基である、アデニン(A)、シトシン(C)、グ
アニン(G)、及びチミン(T)の4種の塩基に対応す
る新規なビオチン標識化ヌクレオチドを提供する点にあ
る。本発明の第二の目的は、標識化物を付ける前のヌク
レオシドの中間体の調製が容易な新規ビオチン標識化ヌ
クレオチドを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ビオチン標識
化ヌクレオチドにおいて、核酸の塩基とビオチンとの結
合基としてα位に三重結合を有する−C≡C−CH2−
NH−を用いることにより、核酸の塩基配列決定用のヌ
クレオチドに必要な機能を有する、ビオチンで標識化さ
れたA、C、G、T4種の塩基に対応するヌクレオチド
を容易に調製することができることを見いだし、本発明
を完成したものである。
題点を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ビオチン標識
化ヌクレオチドにおいて、核酸の塩基とビオチンとの結
合基としてα位に三重結合を有する−C≡C−CH2−
NH−を用いることにより、核酸の塩基配列決定用のヌ
クレオチドに必要な機能を有する、ビオチンで標識化さ
れたA、C、G、T4種の塩基に対応するヌクレオチド
を容易に調製することができることを見いだし、本発明
を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、下記一般式
【化6】 (式中、R1、R2、R3、及びR4は、それぞれ独立に、
水素原子、ナトリウム原子、又はリチウム原子を表す。
ただし、ナトリウム原子とリチウム原子が同時に存在す
ることはなく、Aは、
水素原子、ナトリウム原子、又はリチウム原子を表す。
ただし、ナトリウム原子とリチウム原子が同時に存在す
ることはなく、Aは、
【化7】
【化8】
【化9】 および、
【化10】 よりなる群から選らばれた基である。)で示される新規
なビオチン標識化ヌクレオチドに関する。以下、本発明
を詳しく述べる。本発明化合物は以下のようにして調製
することができる。まず、文献記載の方法[ジャーナル
オブオーガニックケミストリー(J.Org.Che
m.)、第54巻、第3420頁、1989年]に基づ
き、下記式
なビオチン標識化ヌクレオチドに関する。以下、本発明
を詳しく述べる。本発明化合物は以下のようにして調製
することができる。まず、文献記載の方法[ジャーナル
オブオーガニックケミストリー(J.Org.Che
m.)、第54巻、第3420頁、1989年]に基づ
き、下記式
【化11】 (式中、Qは、7−デアザアデニン、シトシン、7−デ
アザグアニンまたはウラシル残基を表す。)で示される
3−トリフルオロアセチルアミノ−1−プロピニル基が
核酸の塩基に結合したヌクレオシド[以下、ddN−P
GAPと略す]を調製する。
アザグアニンまたはウラシル残基を表す。)で示される
3−トリフルオロアセチルアミノ−1−プロピニル基が
核酸の塩基に結合したヌクレオシド[以下、ddN−P
GAPと略す]を調製する。
【0006】すなわち、ヌクレオシドのピリミジン塩基
の5位又はデアザプリン塩基の7位をヨウ素化し、パラ
ジウム0価触媒の存在下にN−トリフルオロアセチルプ
ロパルギルアミンを反応させることにより、式(6)で
示される7−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−
プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザア
デノシン、5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン、7
−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−プロピニ
ル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシ
ン、又は5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−
プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジンを調製
する。
の5位又はデアザプリン塩基の7位をヨウ素化し、パラ
ジウム0価触媒の存在下にN−トリフルオロアセチルプ
ロパルギルアミンを反応させることにより、式(6)で
示される7−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−
プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザア
デノシン、5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン、7
−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−プロピニ
ル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシ
ン、又は5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1−
プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジンを調製
する。
【0007】次に、ddN−PGAPの5′末端の水酸
基のトリホスフェート化は、ヌクレオシド又は2′−ヌ
クレオシドの5′−トリホスフェート化方法であるエク
シュタインらの方法[ジャーナルオブオーガニックケミ
ストリー(J.Org.Chem.)、第54巻、第6
31頁、1989年]を利用することにより、下記式
基のトリホスフェート化は、ヌクレオシド又は2′−ヌ
クレオシドの5′−トリホスフェート化方法であるエク
シュタインらの方法[ジャーナルオブオーガニックケミ
ストリー(J.Org.Chem.)、第54巻、第6
31頁、1989年]を利用することにより、下記式
【化12】 (式中、Qは前記と同一である。)で示される3−アミ
ノ−1−プロピニル基が核酸の塩基に結合したヌクレオ
チド[以下、ddNTP−PGAと略す]を調製するこ
とができる。二官能性のリン酸化剤によってddN−P
GAPを活性化したモノホスファイトとした後に、ピロ
リン酸と反応させ、酸化、脱保護することにより、式
(7)で示される本発明化合物の前駆物質である7−
(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオ
キシ−7−デアザアデノシン−5′−トリホスフェー
ト、5−(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′
−ジデオキシシチジン−5′−トリホスフェート、7−
(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオ
キシ−7−デアザグアノシン−5′−トリホスフェー
ト、又は5−(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,
3′−ジデオキシウリジン−5′−トリホスフェートを
調製する。
ノ−1−プロピニル基が核酸の塩基に結合したヌクレオ
チド[以下、ddNTP−PGAと略す]を調製するこ
とができる。二官能性のリン酸化剤によってddN−P
GAPを活性化したモノホスファイトとした後に、ピロ
リン酸と反応させ、酸化、脱保護することにより、式
(7)で示される本発明化合物の前駆物質である7−
(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオ
キシ−7−デアザアデノシン−5′−トリホスフェー
ト、5−(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′
−ジデオキシシチジン−5′−トリホスフェート、7−
(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオ
キシ−7−デアザグアノシン−5′−トリホスフェー
ト、又は5−(3−アミノ−1−プロピニル)−2′,
3′−ジデオキシウリジン−5′−トリホスフェートを
調製する。
【0008】次いで、ddNTP−PGAとビオチニル
−N−スクシンイミドエステルとを反応させることによ
り、N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル基が
核酸の塩基に結合した式(1)で示される本発明の新規
なビオチン標識化ヌクレオチドを調製することができ
る。このときに調製される本発明化合物としては、7−
(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデノシン−5′
−トリホスフェート[式(1)のAが式(2)のも
の]、5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピ
ニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−トリ
ホスフェート[式(1)のAが式(3)のもの]、7−
(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシン−5′
−トリホスフェート[式(1)のAが式(4)のも
の]、又は5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−
トリホスフェート[式(1)のAが式(5)のもの]で
ある。
−N−スクシンイミドエステルとを反応させることによ
り、N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル基が
核酸の塩基に結合した式(1)で示される本発明の新規
なビオチン標識化ヌクレオチドを調製することができ
る。このときに調製される本発明化合物としては、7−
(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデノシン−5′
−トリホスフェート[式(1)のAが式(2)のも
の]、5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピ
ニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−トリ
ホスフェート[式(1)のAが式(3)のもの]、7−
(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシン−5′
−トリホスフェート[式(1)のAが式(4)のも
の]、又は5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−
トリホスフェート[式(1)のAが式(5)のもの]で
ある。
【0009】前記、ddNTP−PGAとビオチニル−
N−スクシンイミドエステルとの反応に使用される反応
溶媒は、例えば、アセトニトリル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、トリメチルホスフェートなどが挙げられる
が、好ましい溶媒はジメチルホルムアミドである。反応
pHは7〜9の範囲が好ましく、更に好ましいpHは
8.5であるので、pH7以上の緩衝作用を有するもの
を使用することが良く、例えば、50mM〜0.2Mの
ホウ酸緩衝液を用いる。反応温度は4〜50℃であれば
容易に進行するが、好ましい温度は20〜25℃であ
る。反応は2時間以内に終了する。
N−スクシンイミドエステルとの反応に使用される反応
溶媒は、例えば、アセトニトリル、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、トリメチルホスフェートなどが挙げられる
が、好ましい溶媒はジメチルホルムアミドである。反応
pHは7〜9の範囲が好ましく、更に好ましいpHは
8.5であるので、pH7以上の緩衝作用を有するもの
を使用することが良く、例えば、50mM〜0.2Mの
ホウ酸緩衝液を用いる。反応温度は4〜50℃であれば
容易に進行するが、好ましい温度は20〜25℃であ
る。反応は2時間以内に終了する。
【0010】なお、本発明化合物を使用する際には、
5′末端のトリホスフェートの水素原子をナトリウム原
子又はリチウム原子で置換したものを必要に応じて常法
により調製して用いる。
5′末端のトリホスフェートの水素原子をナトリウム原
子又はリチウム原子で置換したものを必要に応じて常法
により調製して用いる。
【0011】
【実施例】次に、実験例及び実施例にて本発明を更に説
明する。
明する。
【0012】実験例1 下記式
【化13】 で示される7−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザ
アデノシン100mg[277μmol]を30ml容
のナスフラスコに秤取り、乾燥ピリジン10mlで3回
共沸脱水して、更に室温で1時間減圧乾燥しフラスコ内
をアルゴンガスで常圧に戻した。残渣を乾燥ピリジン1
mlで溶解し、1M 2−クロロ−4H−1,3,2−
ベンゾジオキサホスホリン−4−オンのジオキサン溶液
0.31mlを加え、アルゴンガス雰囲気下室温で撹拌
した。10分後、0.5M ビス(トリ−n−ブチルア
ンモニウム)ピロホスフェートのジメチルホルムアミド
溶液0.83ml及びトリ−n−ブチルアミン277μ
l[1.2mmol]を加え、アルゴン雰囲気下、室温
で撹拌した。10分後、1%ヨウ素のピリジン溶液/精
製水[98/2]の混液5.5mlを加えて室温で15
分撹拌し、更に5%亜硫酸水素ナトリウム溶液0.28
mlを加えて5分間撹拌した。反応混合液を減圧下濃縮
乾固し、残渣を0.1M−炭酸水素トリエチルアンモニ
ウム緩衝液[pH7.6]10mlに溶解し、0〜4℃
で一晩静置した後、減圧下濃縮乾固し、残渣を濃アンモ
ニア水10mlに溶解し室温で4時間静置した。これを
更に減圧下濃縮乾固し、残渣を精製水10mlで溶解
し、エッペンドルフ中に同量のn−ブタノールで振と
う、分液し、ブタノール層を除去した。この操作を5回
繰り返すことにより、下層の水層を約1mlまで濃縮し
た。残渣を弱アニオン交換樹脂[DEAEセファデック
スA−25、直径2cm、長さ10cm]のカラム上部
に吸着させた。10%エタノール含有する炭酸水素トリ
エチルアンモニウム緩衝液の塩濃度を0mM、50m
M、100mM、200mM、300mM、350mM
[各200ml]と段階的に上げて通液した。塩濃度3
00mMで溶出した留分を減圧下濃縮乾固し、残渣を5
0%エタノール水溶液40mlに溶解し濃縮乾固し、こ
の操作をトリエチルアミン臭がなくなるまで繰り返すこ
とにより、下記式
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザ
アデノシン100mg[277μmol]を30ml容
のナスフラスコに秤取り、乾燥ピリジン10mlで3回
共沸脱水して、更に室温で1時間減圧乾燥しフラスコ内
をアルゴンガスで常圧に戻した。残渣を乾燥ピリジン1
mlで溶解し、1M 2−クロロ−4H−1,3,2−
ベンゾジオキサホスホリン−4−オンのジオキサン溶液
0.31mlを加え、アルゴンガス雰囲気下室温で撹拌
した。10分後、0.5M ビス(トリ−n−ブチルア
ンモニウム)ピロホスフェートのジメチルホルムアミド
溶液0.83ml及びトリ−n−ブチルアミン277μ
l[1.2mmol]を加え、アルゴン雰囲気下、室温
で撹拌した。10分後、1%ヨウ素のピリジン溶液/精
製水[98/2]の混液5.5mlを加えて室温で15
分撹拌し、更に5%亜硫酸水素ナトリウム溶液0.28
mlを加えて5分間撹拌した。反応混合液を減圧下濃縮
乾固し、残渣を0.1M−炭酸水素トリエチルアンモニ
ウム緩衝液[pH7.6]10mlに溶解し、0〜4℃
で一晩静置した後、減圧下濃縮乾固し、残渣を濃アンモ
ニア水10mlに溶解し室温で4時間静置した。これを
更に減圧下濃縮乾固し、残渣を精製水10mlで溶解
し、エッペンドルフ中に同量のn−ブタノールで振と
う、分液し、ブタノール層を除去した。この操作を5回
繰り返すことにより、下層の水層を約1mlまで濃縮し
た。残渣を弱アニオン交換樹脂[DEAEセファデック
スA−25、直径2cm、長さ10cm]のカラム上部
に吸着させた。10%エタノール含有する炭酸水素トリ
エチルアンモニウム緩衝液の塩濃度を0mM、50m
M、100mM、200mM、300mM、350mM
[各200ml]と段階的に上げて通液した。塩濃度3
00mMで溶出した留分を減圧下濃縮乾固し、残渣を5
0%エタノール水溶液40mlに溶解し濃縮乾固し、こ
の操作をトリエチルアミン臭がなくなるまで繰り返すこ
とにより、下記式
【化14】 で示される7−(3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデノシン−5′
−トリホスフェート88mg[105μmol]を得
た。収率は40%であった。
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデノシン−5′
−トリホスフェート88mg[105μmol]を得
た。収率は40%であった。
【0013】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 7.88(1H,s,2−H)、7.67(1H,s,
8−H)、6.31(1H,m,1′−H)、4.39
(1H,m,4′−H)、4.3−3.8(2H,m,
5′−H)、3.92(2H,brord s,C≡C
−CH2)、2.6−1.9(4H,m,2′−H a
nd 3′−H)
ppm 7.88(1H,s,2−H)、7.67(1H,s,
8−H)、6.31(1H,m,1′−H)、4.39
(1H,m,4′−H)、4.3−3.8(2H,m,
5′−H)、3.92(2H,brord s,C≡C
−CH2)、2.6−1.9(4H,m,2′−H a
nd 3′−H)
【0014】実験例2 下記式
【化15】 で示される5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン10
0mg[278μmol]から、実験例1と同様の操作
により、下記式
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン10
0mg[278μmol]から、実験例1と同様の操作
により、下記式
【化16】 で示される5−(3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−トリホスフェ
ート28mg[36μmol]を得た。収率は13%で
あった。
2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−トリホスフェ
ート28mg[36μmol]を得た。収率は13%で
あった。
【0015】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 8.48(1H,s,6−H)、5.93(1H,d,
J=5.9Hz,1′−H)、4.4−4.0(3H,
m,4′−H and 5′−H)、3.96(2H,
s,C≡C−CH2)、2.5−1.8(4H,m,
2′−H and3′−H)
ppm 8.48(1H,s,6−H)、5.93(1H,d,
J=5.9Hz,1′−H)、4.4−4.0(3H,
m,4′−H and 5′−H)、3.96(2H,
s,C≡C−CH2)、2.5−1.8(4H,m,
2′−H and3′−H)
【0016】実験例3 下記式
【化17】 で示される7−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザ
グアノシン100mg[254μmol]から、実験例
1と同様の操作により、下記式
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザ
グアノシン100mg[254μmol]から、実験例
1と同様の操作により、下記式
【化18】 で示される7−(3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシン−5′
−トリホスフェート28mg[33μmol]を得た。
収率は14%であった。
2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグアノシン−5′
−トリホスフェート28mg[33μmol]を得た。
収率は14%であった。
【0017】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 7.43(1H,s,8−H)、6.15(1H,m,
1′−H)、4.4−3.8(5H,m,4′−H,
5′−H and C≡C−CH2)、2.5−2.0
(4H,m,2′−H and 3′−H)
ppm 7.43(1H,s,8−H)、6.15(1H,m,
1′−H)、4.4−3.8(5H,m,4′−H,
5′−H and C≡C−CH2)、2.5−2.0
(4H,m,2′−H and 3′−H)
【0018】実験例4 下記式
【化19】 で示される5−(3−トリフルオロアセチルアミノ−1
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン10
0mg[277μmol]から、実験例1と同様の操作
により、下記式
−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン10
0mg[277μmol]から、実験例1と同様の操作
により、下記式
【化20】 で示される5−(3−アミノ−1−プロピニル)−
2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−トリホスフェ
ート50mg[64μmol]を得た。収率は23%で
あった。
2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−トリホスフェ
ート50mg[64μmol]を得た。収率は23%で
あった。
【0019】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 8.49(1H,s,6−H)、5.96(1H,d,
J=5.0Hz,1′−H)、4.4−4.0(3H,
m,4′−H and 5′−H)、3.91(2H,
s,C≡C−CH2)、2.5−1.9(4H,m,
2′−H and3′−H)
ppm 8.49(1H,s,6−H)、5.96(1H,d,
J=5.0Hz,1′−H)、4.4−4.0(3H,
m,4′−H and 5′−H)、3.91(2H,
s,C≡C−CH2)、2.5−1.9(4H,m,
2′−H and3′−H)
【0020】実施例1 実験例1で得た式(9)で示される7−(3−アミノ−
1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デア
ザアデノシン−5′−トリホスフェート4mg[5μm
ol]を0.1M−ホウ酸ナトリウム緩衝液[pH8.
5]140μlに溶解し、更に4%ビオチニル−N−ヒ
ドロキシスクシンイミドエステルのジメチルホルムアミ
ド溶液140μlを加え、遮光し、1.5ml容のエッ
ペンドルフ中に静置して室温で2時間反応させた。反応
混合液を精製水1mlで希釈し同量のn−ブタノールを
加え、振とう、分液し、ブタノール層を除去した。この
操作を5回繰り返すことにより、下層の水層を約0.1
mlまで濃縮した。残渣を弱アニオン交換樹脂[DEA
EセファデックスA−25、直径2cm、長さ10c
m]のカラム上部に吸着させた。10%エタノール含有
する炭酸水素トリエチルアンモニウム緩衝液の塩濃度を
0mM、50mM、100mM、200mM[各200
ml]と段階的に上げて通液した。塩濃度200mMで
溶出した留分を濃縮乾固し、残渣を50%エタノール水
溶液に再溶解、濃縮、乾固を繰り返して溶媒を除去する
ことにより、目的物の下記式
1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デア
ザアデノシン−5′−トリホスフェート4mg[5μm
ol]を0.1M−ホウ酸ナトリウム緩衝液[pH8.
5]140μlに溶解し、更に4%ビオチニル−N−ヒ
ドロキシスクシンイミドエステルのジメチルホルムアミ
ド溶液140μlを加え、遮光し、1.5ml容のエッ
ペンドルフ中に静置して室温で2時間反応させた。反応
混合液を精製水1mlで希釈し同量のn−ブタノールを
加え、振とう、分液し、ブタノール層を除去した。この
操作を5回繰り返すことにより、下層の水層を約0.1
mlまで濃縮した。残渣を弱アニオン交換樹脂[DEA
EセファデックスA−25、直径2cm、長さ10c
m]のカラム上部に吸着させた。10%エタノール含有
する炭酸水素トリエチルアンモニウム緩衝液の塩濃度を
0mM、50mM、100mM、200mM[各200
ml]と段階的に上げて通液した。塩濃度200mMで
溶出した留分を濃縮乾固し、残渣を50%エタノール水
溶液に再溶解、濃縮、乾固を繰り返して溶媒を除去する
ことにより、目的物の下記式
【化21】 で示される7−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデ
ノシン−5′−トリホスフェート2.3mg[2.2μ
mol]を得た。収率は44%であった。
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザアデ
ノシン−5′−トリホスフェート2.3mg[2.2μ
mol]を得た。収率は44%であった。
【0021】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 8.04(1H,brord s,2−H)、7.60
(1H,s,8−H)、6.33(1H,brord
s,1′−H)、4.52(1H,m,CH−NH)、
4.5−4.3(2H,m,4′−H and CH−
NH)、4.3−3.8(4H,m,5′−H and
C≡C−CH2)、3.28(1H,m,CHS)、
2.92(1H,dd,J=12 and 4.6H
z,CH2S)、2.69(1H,d,J=12Hz,
CH2S)、2.6−1.9(6H,m,2′−H,
3′−H and CH2CO)、1.8−1.2(6
H,m,CH2)
ppm 8.04(1H,brord s,2−H)、7.60
(1H,s,8−H)、6.33(1H,brord
s,1′−H)、4.52(1H,m,CH−NH)、
4.5−4.3(2H,m,4′−H and CH−
NH)、4.3−3.8(4H,m,5′−H and
C≡C−CH2)、3.28(1H,m,CHS)、
2.92(1H,dd,J=12 and 4.6H
z,CH2S)、2.69(1H,d,J=12Hz,
CH2S)、2.6−1.9(6H,m,2′−H,
3′−H and CH2CO)、1.8−1.2(6
H,m,CH2)
【0022】実施例2 実験例2で得た式(11)で示される5−(3−アミノ
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン
−5′−トリホスフェート5mg[6.4μmol]か
ら、実施例1と同様の操作により、目的物の下記式
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン
−5′−トリホスフェート5mg[6.4μmol]か
ら、実施例1と同様の操作により、目的物の下記式
【化22】 で示される5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−
トリホスフェート2.6mg[2.6μmol]を得
た。収率は41%であった。
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシシチジン−5′−
トリホスフェート2.6mg[2.6μmol]を得
た。収率は41%であった。
【0023】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 8.10(1H,s,6−H)、5.96(1H,d
d,J=6.5 and2.4Hz,1′−H)、6.
33(1H,m,1′−H)、4.43(1H,dd,
J=9.2 and 4.7Hz,CH−NH)、4.
4−4.0(6H,m,4′−H,5′−H,CH−N
H and C≡C−CH2)、3.15(1H,m,
CHS)、2.81(1H,dd,J=11.1 an
d 4.9Hz,CH2S)、2.59(1H,d,J
=11Hz,CH2S)、2.5−1.9(6H,m,
2′−H,3′−H and CH2CO)、1.9−
1.2(6H,m,CH2)
ppm 8.10(1H,s,6−H)、5.96(1H,d
d,J=6.5 and2.4Hz,1′−H)、6.
33(1H,m,1′−H)、4.43(1H,dd,
J=9.2 and 4.7Hz,CH−NH)、4.
4−4.0(6H,m,4′−H,5′−H,CH−N
H and C≡C−CH2)、3.15(1H,m,
CHS)、2.81(1H,dd,J=11.1 an
d 4.9Hz,CH2S)、2.59(1H,d,J
=11Hz,CH2S)、2.5−1.9(6H,m,
2′−H,3′−H and CH2CO)、1.9−
1.2(6H,m,CH2)
【0024】実施例3 実験例3で得た式(13)で示される7−(3−アミノ
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デ
アザグアノシン−5′−トリホスフェート5g[5.9
μmol]から、実施例1と同様の操作により、目的物
の下記式
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デ
アザグアノシン−5′−トリホスフェート5g[5.9
μmol]から、実施例1と同様の操作により、目的物
の下記式
【化23】 で示される7−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグア
ノシン−5′−トリホスフェート2g[1.8μmo
l]を得た。収率は31%であった。
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシ−7−デアザグア
ノシン−5′−トリホスフェート2g[1.8μmo
l]を得た。収率は31%であった。
【0025】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 7.27(1H,s,8−H)、6.15(1H,d
d,J=6.0 and4.0Hz,1′−H)、4.
5−3.8(7H,m,4′−H,5′−H,C≡C−
CH2,2CH−NH)、3.09(1H,m,CH
S)、2.70(1H,dd,J=10.6 and
5.1Hz,CH2S)、2.7−1.9(7H,m,
CH2S,2′−H,3′−H and CH2CO)、
1.8−1.2(6H,m,CH2)
ppm 7.27(1H,s,8−H)、6.15(1H,d
d,J=6.0 and4.0Hz,1′−H)、4.
5−3.8(7H,m,4′−H,5′−H,C≡C−
CH2,2CH−NH)、3.09(1H,m,CH
S)、2.70(1H,dd,J=10.6 and
5.1Hz,CH2S)、2.7−1.9(7H,m,
CH2S,2′−H,3′−H and CH2CO)、
1.8−1.2(6H,m,CH2)
【0026】実施例4 実験例4で得た式(15)で示される5−(3−アミノ
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン
−5′−トリホスフェート5mg[6.4μmol]か
ら、実施例1と同様の操作により、目的物の下記式
−1−プロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン
−5′−トリホスフェート5mg[6.4μmol]か
ら、実施例1と同様の操作により、目的物の下記式
【化24】 で示される5−(N−ビオチニル−3−アミノ−1−プ
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−
トリホスフェート1.3mg[1.3μmol]を得
た。収率は21%であった。
ロピニル)−2′,3′−ジデオキシウリジン−5′−
トリホスフェート1.3mg[1.3μmol]を得
た。収率は21%であった。
【0027】1H−NMR(200MHz,D2O)、δ
ppm 8.10(1H,s,6−H)、6.02(1H,m,
1′−H)、4.51(1H,m,CHNH)、4.4
−4.0(5H,m,4′−H,5′−H,CH−NH
and C≡C−CH2)、3.25(1H,m,C
HS)、2.90(1H,ddd,J=14.0,6.
0 and 2Hz,CH2S)、2.65(1H,
d,J=14Hz,CH2S)、2.5−1.8(6
H,m,2′−H,3′−H and CH2CO)、
1.8−1.2(6H,m,CH2)
ppm 8.10(1H,s,6−H)、6.02(1H,m,
1′−H)、4.51(1H,m,CHNH)、4.4
−4.0(5H,m,4′−H,5′−H,CH−NH
and C≡C−CH2)、3.25(1H,m,C
HS)、2.90(1H,ddd,J=14.0,6.
0 and 2Hz,CH2S)、2.65(1H,
d,J=14Hz,CH2S)、2.5−1.8(6
H,m,2′−H,3′−H and CH2CO)、
1.8−1.2(6H,m,CH2)
【0028】
【発明の効果】本発明によって、核酸の塩基とビオチン
との結合基としてα位に三重結合を有する−C≡C−C
H2−NH−を用いることにより、核酸の塩基配列決定
用のヌクレオチドに必要な機能を有する、ビオチンで標
識化されたアデニン、シトシン、グアニン、チミン4種
の塩基に対応するヌクレオチドを容易に調製することが
可能となる。
との結合基としてα位に三重結合を有する−C≡C−C
H2−NH−を用いることにより、核酸の塩基配列決定
用のヌクレオチドに必要な機能を有する、ビオチンで標
識化されたアデニン、シトシン、グアニン、チミン4種
の塩基に対応するヌクレオチドを容易に調製することが
可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式 【化1】 (式中、R1、R2、R3、及びR4は、それぞれ独立に、
水素原子、ナトリウム原子、又はリチウム原子を表す。
ただし、ナトリウム原子とリチウム原子が同時に存在す
ることはなく、 Aは、 【化2】 【化3】 【化4】 および、 【化5】 よりなる群から選らばれた基である。)で示される新規
なビオチン標識化ヌクレオチド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13253494A JPH07316174A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 新規なビオチン標識化ヌクレオチド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13253494A JPH07316174A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 新規なビオチン標識化ヌクレオチド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07316174A true JPH07316174A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=15083531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13253494A Pending JPH07316174A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 新規なビオチン標識化ヌクレオチド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07316174A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018123773A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2019-10-31 | 東レ株式会社 | 感光性樹脂組成物、およびそれを含む感光性樹脂印刷版原版 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP13253494A patent/JPH07316174A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018123773A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2019-10-31 | 東レ株式会社 | 感光性樹脂組成物、およびそれを含む感光性樹脂印刷版原版 |
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