JPH07315455A - 粒子状物質用容器 - Google Patents

粒子状物質用容器

Info

Publication number
JPH07315455A
JPH07315455A JP10880294A JP10880294A JPH07315455A JP H07315455 A JPH07315455 A JP H07315455A JP 10880294 A JP10880294 A JP 10880294A JP 10880294 A JP10880294 A JP 10880294A JP H07315455 A JPH07315455 A JP H07315455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
container body
particulate matter
partition plate
sio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10880294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideharu Ogami
秀晴 大上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP10880294A priority Critical patent/JPH07315455A/ja
Publication of JPH07315455A publication Critical patent/JPH07315455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒子状物質を収容する容器内で、必要としな
い小さい粒径の粒子状物質を除去できる粒子状物質用容
器を提供する。 【構成】 粒子状物質Aを収容する容器本体1の底面1
aから容器本体1の口部2側方に向って延在する仕切板
5によって容器本体1内を第1の室3と第2の室4とに
区画する。仕切板5における容器本体1の口部2側に、
所定の開口寸法の多数の小孔を有する選別部6を設け
る。これにより、容器本体1内に粒子状物質Aを収容し
た後、容器本体1を傾斜させると共に、粒子状物質Aを
選別部6上を通過させることにより、粒子状物質A中の
必要としない小さい粒径の粒子を除去して、必要とする
粒径以上の大きな粒子のみを取り出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粒子状の蒸着物質等
を収容する粒子状物質用容器に係り、特に、所望の粒径
以上の粒子状物質のみを取り出すことができる粒子状物
質用容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、誘電体光学薄膜の蒸着物質とし
て、例えば、シリカ(SiO2 )や二フッ化マグネシウ
ム(MgF2 )等のように塊を粒径1〜5mmに砕いた
粒子状の物質が知られている。
【0003】これらの粒子状の蒸着物質を電子ビームを
用いて真空蒸着を行う際に、粒径1mm以下の細かい粒
子があると、蒸着中に電子ビームが照射されている蒸着
物質の融成物(メルト)が跳ねて蒸着基板に付着する確
率が極めて高くなる。
【0004】このメルトの跳ねを防ぐために、Si
2 、MgF2 等の蒸着物質は市販されている粒径が2
〜5mmのものを購入して使用しているが、これらの粒
子は塊を砕いたものであるため、角が鋭利になっている
ものが多く、輸送中に粒子がぶつかり合い粒径1mm以
下の粒子が多数発生するという事態が生じていた。
【0005】そこで、従来では、蒸着物質を使用する
前、ふるい等の選別手段を用いて粒径1mm以下の粒子
を除去していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ふるい
を用いて所望の粒径の蒸着物質を選別する際、この蒸着
物質が収容された容器を傾けて蒸着物質を取り出す度に
粒子同士がぶつかり合って粒径1mm以下の粒子が発生
するという問題があった。また、使用するごとに毎回、
容器から取り出した蒸着物質にふるいをかけることは多
くの手間と時間を要するという問題もあった。
【0007】本発明はこの様な問題点に着目してなされ
たもので、その課題とするところは、粒子状物質を収容
する容器内において必要としない小さい粒径の粒子状物
質を取り除いて所望の粒径以上の粒子状物質のみを取り
出すことができる粒子状物質用容器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、粒子状物質を収容する粒子状物質用容器を前
提とし、上記粒子状物質を収容する容器本体と、この容
器本体の底面から容器本体の口部側方に向って延在し容
器本体内を2室に区画する仕切板とを備え、上記仕切板
における容器本体の口部側に、所定の開口寸法の小孔を
多数有する選別部が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0009】この請求項1記載の発明に係る粒子状物質
用容器において、上記仕切板は、容器本体の底面から容
器本体の口部側方に向って延在し容器本体内を2室に区
画するものであれば、容器本体と一体に設けてもよく、
あるいは、仕切板が容器本体に対して着脱可能に形成さ
れているもの(請求項2)であってもよい。
【0010】また、上記容器本体を、口部を有する第1
の容器本体と、この第1の容器本体に着脱可能に連結す
る第2の容器本体とで構成し、第1又は第2の容器本体
のいずれか一方の連結部に仕切板が設けられた構造にし
てもよい(請求項3)。
【0011】更に、上記容器本体を、口部を有する第1
の容器本体と、この第1の容器本体に着脱可能に連結す
る第2の容器本体とで構成し、かつ、仕切板が上記第1
及び第2の容器本体間に着脱可能に介在する構造にして
もよい(請求項4)。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明に係る粒子状物質用容器に
よれば、粒子状物質を収容する容器本体と、この容器本
体の底面から容器本体の口部側方に向って延在し容器本
体内を2室に区画する仕切板とを備え、上記仕切板にお
ける容器本体の口部側に、所定の開口寸法の小孔を多数
有する選別部が設けられているため、容器本体を傾けて
容器本体内に収容された粒子状物質を取り出す際、上記
選別部によって所望の粒径以下の粒子状物質を選別部か
ら区画された1室内に落下させ、所望の粒径以上の粒子
状物質のみを容器本体から取り出すことができる。
【0013】また、容器を立てると、選別された小さな
粒径の粒子状物質は仕切板によって他方の室内に入り込
むことがなく、小さな粒径の粒子状物質と大きな粒径の
粒子状物質とは再び混じり合うことはない。したがっ
て、別途にふるい等の選別手段を用いることなく、所望
の粒径以上の粒子状物質のみを容易に取り出すことが可
能となる。
【0014】また、請求項2記載の粒子状物質用容器に
よれば、上記仕切板が、容器本体に対して着脱可能に形
成されているため、容器本体を共通させて使用すること
が可能となり、構成部材の削減を図ることができると共
に容器の保管等を容易にすることができる。
【0015】また、請求項3記載の粒子状物質用容器に
よれば、上記容器本体が、口部を有する第1の容器本体
と、この第1の容器本体に着脱可能に連結する第2の容
器本体とで構成され、かつ、上記第1又は第2の容器本
体のいずれか一方の連結部に仕切板が設けられているた
め、一方の容器本体を共通化して使用することが可能と
なり、構成部材の削減を図ることができると共に容器の
保管等を容易にすることができる。
【0016】更に、請求項4記載の粒子状物質用容器に
よれば、上記容器本体が、口部を有する第1の容器本体
と、この第1の容器本体に着脱可能に連結する第2の容
器本体とで構成され、かつ、仕切板が、第1及び第2の
容器本体間に着脱可能に介在しているため、第1及び第
2の容器本体を共通化して使用することが可能となり、
構成部材の削減を図ることができると共に容器の保管等
を容易にすることができる。
【0017】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0018】[実施例1]図1はこの発明に係る粒子状
物質用容器の実施例1の概略断面図、図2は図1のII−
II断面図が示されている。
【0019】この発明に係る粒子状物質用容器は、例え
ば粒子状蒸着物質A(粒子状物質)を収容する有底角筒
状の容器本体1の頂部に、容器本体1より小径の口部2
を設けてなり、また、容器本体1内に、容器本体1の底
面1aから口部2側方に向って延在して容器本体1内を
2室すなわち口部2に連通する第1の室3と口部2に連
通しない第2の室4に区画する仕切板5を設けてなる。
なお、口部2の外周面には雄ねじ部2aが刻設されてお
り、図示しないキャップが着脱可能に被着されるように
なっている。
【0020】また、上記仕切板5における口部2側に
は、所定の開口寸法の多数の小孔を有する選別部6が設
けられている。この選別部6は具体的には例えば網目板
あるいは多孔板等にて形成される。
【0021】上記のように構成された実施例に係る粒子
状物質用容器に粒子状物質Aを収容した後、図3に示す
ように、仕切板5が下方に位置する状態で容器を傾けて
粒子状物質Aを取り出すと、粒子状物質Aは選別部6を
通過して外部の所定部分に移動する。この際、選別部6
の孔径より小さな粒子A1 は選別部6から下に落ちて第
2の室4内に回収され、孔径より大きな粒子A2 のみ容
器から取り出すことができる。
【0022】また、図4に示すように、容器を立てる
と、小さな粒子A1 は第2の室4内に溜まり、大きな粒
子A2 は第1の室3内に溜まるので、小さな粒子A1
大きな粒子A2 とは再び混じり合うことはない。
【0023】なお、選別部6は必要としない小さな粒子
1 の粒径によって孔径を適宜選択すればよい。例えば
選別部6の孔径の違う数種の容器を用意しておき、必要
とする粒子状物質Aの粒径に合せて、容器を選択して使
用すればよい。
【0024】[実施例2]図5はこの発明に係る粒子状
物質用容器の実施例2の分解斜視図が示されている。
【0025】この実施例は、1つの容器で、必要とする
粒径の粒子状物質に対応させた収容を可能にした場合で
ある。すなわち、容器本体1の側壁1bにおける口部2
の側方部位に、仕切板5の挿入用スリット7を開設し、
予め用意された所望の孔径の選別部6を有する数種の仕
切板5のうちの1つを挿入用スリット7を介して容器内
に挿脱可能に構成した場合である。
【0026】この場合、容器本体1の底面1a、頂面1
c、挿入用スリット7を設けた側壁と対向する側面1d
における挿入用スリット7の縁部と対応する部位に仕切
板案内用溝8を設けておくことにより、仕切板5を安定
した状態で取り付けることができるので、望ましい。ま
た、仕切板5の一側辺に摘み片5aを設けておけば、仕
切板5の容器本体1に対する挿脱操作を容易にすること
ができる。なお、この実施例において、その他の部分は
上記実施例1と同じであるので、同一部分には同一符号
を付して、その説明は省略する。
【0027】上記のように構成することにより、必要と
する粒子状物質Aの粒径に対応する仕切板5を挿入用ス
リット7を介して容器内に挿入して、上記実施例1と同
様に使用することができる。
【0028】[実施例3]図6はこの発明に係る粒子状
物質用容器の実施例3の分解斜視図が示されている。
【0029】この実施例は容器本体を2分割に形成した
場合である。すなわち、容器本体1を、口部2を有する
第1の容器本体11と、この第1の容器本体11に着脱
可能に連結される第2の容器本体12とで構成し、第1
の容器本体11又は第2の容器本体12のいずれか一方
(ここでは第1の容器本体11の場合を示す)に仕切板
5を一体に設けた場合である。
【0030】上記第1の容器本体11と第2の容器本体
12とを着脱可能に連結する手段としては、例えば、第
1の容器本体11の仕切板5を設けた側壁の四隅部に係
止孔13を設け、第2の容器本体12の連結側の四隅部
には、係止孔13に例えばスナップ嵌合する係止突起1
4を設け、これら係止孔13と係止突起14とを係脱可
能に係合させることにより、第1の容器本体11と第2
の容器本体12とを係脱可能に連結することができる。
ここでは、第1の容器本体11に係止孔13を設け、第
2の容器本体12に係止突起14を設けているが、勿
論、逆にしてもよい。また、係止孔13と係止突起14
に限定されるものではなく、例えばあり溝とこのあり溝
内に摺動自在に係合する膨隆突起等、任意の係脱手段を
用いることも可能である。
【0031】上記のように構成することにより、必要と
する粒径の粒子状物質Aに対応させた孔径の選別部6を
有する仕切板5を設けた数種の第1又は第2の容器本体
11,12を用意しておけば、第2の容器本体12又は
第1の容器本体11を共通させて使用することができ、
構成部材の削減を図ることができると共に、容器の保管
スペースを少なくするなど容器の保管を容易にすること
ができる。
【0032】また、第1の容器本体11に仕切板5を一
体に設けた場合には、この第1の容器本体1を単独で使
用することも可能である。すなわち、この第1の容器本
体11内に粒子状物質Aを収容した後、仕切板5を下に
位置させた状態で第1の容器本体11を傾けて、第1の
容器本体11内の粒子状物質Aを取り出す際、選別部6
を通過する粒子状物質A中の小さい粒径の粒子を選別部
6から下に落下にさせることができる。但し、この場合
は、下方に落下された小さい粒子が周囲に飛散しないよ
うに受け皿等を用いることが好ましい。
【0033】[実施例4]図7はこの発明に係る粒子状
物質用容器の実施例4の分解斜視図が示されている。
【0034】この実施例は、容器本体を2分割に形成す
ると共に、仕切板を着脱可能にした場合である。すなわ
ち、容器本体1を、上記実施例3と同様に、口部2を有
する第1の容器本体11と、この第1の容器本体11に
着脱可能に連結される第2の容器本体12とで構成し、
これら第1の容器本体11と第2の容器本体12間に、
必要とする粒径の粒子状物質Aに対応する孔径の選別部
6を有するの仕切板5を着脱可能に介在させた場合であ
る。
【0035】この場合、第1の容器本体11の連結側面
の四隅部に係止孔13が設けられ、第2の容器本体12
の連結側面の四隅には、係止孔13に例えばスナップ嵌
合する係止突起14を設け、また、仕切板5の四隅部に
は、係止突起14が遊嵌する貫通孔15が設けられてい
る。そして、第2の容器本体1の係止突起14を仕切板
5の貫通孔15に貫通させた状態で、第1の容器本体1
2の係止孔13に係合させることにより、仕切板5を介
在させて第1の容器本体11と第2の容器本体12とを
係脱可能に連結することができる。ここでは、第1の容
器本体11に係止孔13を設け、第2の容器本体12に
係止突起14を設けているが、勿論、逆にしてもよい。
【0036】上記のように構成することにより、必要と
する粒径の粒子状物質Aに対応する孔径の選別部6を有
する仕切板5を数種類用意しておけば、仕切板5のみを
選択して使用する以外は、第1の容器本体11と第2の
容器本体12を共通させて使用することができるので、
構成部材の削減を図ることができると共に、容器の保管
スペースを少なくするなど容器の保管を容易にすること
ができる。
【0037】『確認試験』次に、実施例1に係る粒子状
物質用容器と従来の容器を用いて本発明に係る粒子状物
質用容器の効果の確認試験を行った。
【0038】まず、粒子状物質として市販されている粒
径2〜5mmのSiO2 を用い、選別部6の孔径を粒径
1mm以下のSiO2 が通過するものを用いて、粒子状
物質1kgを、粒径1mm以下のSiO2 が通過するふ
るいにかけたところ、質量の約10%がふるいから落ち
た。この粒径1mm以下のSiO2 は、輸送中に粒子が
互いにぶつかり合ったために発生したものと思われる。
【0039】次に、ふるいにかける前の、粒子状物質1
kgを実施例1に係る容器に入れ、振動を与えながら容
器の口部2から少しずつ全部取り出した後、容器の第2
の室4内に残った粒径1mm以下のSiO2 について調
べたところその残量も約10%あった。このことから、
実施例1に係る容器によりほぼ完全に粒径1mm以下の
SiO2 を除去できることが確認できた。
【0040】一方、ふるいにかけた後の粒子状物質1k
gを従来の容器に入れ、100回程度容器を振った後
に、粒径1mm以下のSiO2 が通過するふるいにかけ
たところ、その質量の約5%がふるいから落ちた。この
粒径1mm以下のSiO2 は、100回程度容器を振っ
た時に、粒子が互いにぶつかり合ったために発生したも
のであり、実際に容器からSiO2 を少しずつ取り出す
時に発生する量にほぼ等しいと考えられる。
【0041】そこで、実際に粒径1mm以下のSiO2
が通過するふるいにかけた後のSiO2 を実施例1に係
る容器に収容し、かつ、この容器からSiO2 の約1回
分の使用量に相当する約10gを取り出したところ、粒
径1mm以下の粒子は第2の室4内に回収されるため、
取り出されたSiO2 中に含まれる粒径1mm以下の粒
子は1%以下であった。
【0042】これに対し、粒径1mm以下のSiO2
通過するふるいにかけた後におけるSiO2 を従来の容
器に収容し、かつ、この容器からSiO2 の約1回分の
使用量に相当する約10gを取り出したところ、取り出
されたSiO2 中に含まれる粒径1mm以下の粒子は3
%もあり、粒径1mm以下の粒子は容器内のSiO2
量が少なくなるにつれて更に増加する傾向にあった。
【0043】次に、粒径1mm以下のSiO2 が通過す
るふるいにかける前のSiO2 を実施例1に係る容器に
収容し、かつ、この容器からSiO2 の約1回分の使用
量に相当する約10gを取り出したところ、取り出され
たSiO2 中に含まれる粒径1mm以下の粒子はこの場
合においても1%以下であった。
【0044】以上のことから、実施例1に係る粒子状物
質用容器は、容器内で発生する粒径1mm以下のSiO
2 を取り出す際に除去することができる。更には、Si
2を容器に入れる前にふるいにかけることも不要であ
ることが確認できた。
【0045】なお、上記実施例では、この発明の粒子状
物質用容器を粒子状蒸着物質の収容容器に適用する場合
について説明したが、粒子状蒸着物質以外の粒子状物質
の収容容器にも適用できることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る粒子状物質用
容器によれば、容器本体を傾けて、容器本体内に収容さ
れた粒子状物質を取り出す際、選別部によって所望の粒
径以下の粒子状物質を選別部から区画された1室内に落
下させ、所望の粒径以上の粒子状物質のみを容器本体か
ら取り出すことができるので、別途にふるい等の選別手
段を用いることなく、所望の粒径以上の粒子状物質のみ
を容易に取り出すことができる効果を有している。
【0047】また、請求項2記載の発明に係る粒子状物
質用容器によれば、容器本体を共通させて使用すること
が可能となり、請求項3記載の発明に係る粒子状物質用
容器によれば、第1又は第2の容器本体のいずれか一方
を共通化して使用することが可能となり、更に、請求項
4記載の発明に係る粒子状物質用容器によれば、第1及
び第2の容器本体を共通化して使用することが可能にな
るため、上記効果に加えて構成部材の削減を図ることが
できると共に容器の保管等を容易にすることができる効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る粒子状物質用容器の概略断面図
である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】粒子状物質の取り出し状態を示す断面図であ
る。
【図4】小さな粒子と大きな粒子とを選別した状態を示
す断面図である。
【図5】実施例2に係る粒子状物質用容器の分解斜視図
である。
【図6】実施例3に係る粒子状物質用容器の分解斜視図
である。
【図7】実施例4に係る粒子状物質用容器の分解斜視図
である。
【符号の説明】
A 粒子状物質 1 容器本体 1a 底面 2 口部 3 第1の室 4 第2の室 5 仕切板 6 選別部 7 挿入用スリット 11 第1の容器本体 12 第2の容器本体 13 係止孔 14 係止突起 15 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子状物質を収容する容器本体と、この容
    器本体の底面から容器本体の口部側方に向って延在し容
    器本体内を2室に区画する仕切板とを備え、 上記仕切板における容器本体の口部側に、所定の開口寸
    法の小孔を多数有する選別部が設けられていることを特
    徴とする粒子状物質用容器。
  2. 【請求項2】上記仕切板が、容器本体に対して着脱可能
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の粒子
    状物質用容器。
  3. 【請求項3】上記容器本体が、口部を有する第1の容器
    本体と、この第1の容器本体に着脱可能に連結する第2
    の容器本体とで構成され、 かつ、上記第1又は第2の容器本体のいずれか一方の連
    結部に仕切板が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の粒子状物質用容器。
  4. 【請求項4】上記容器本体が、口部を有する第1の容器
    本体と、この第1の容器本体に着脱可能に連結する第2
    の容器本体とで構成され、 かつ、仕切板が、第1及び第2の容器本体間に着脱可能
    に介在することを特徴とする請求項1記載の粒子状物質
    用容器。
JP10880294A 1994-05-23 1994-05-23 粒子状物質用容器 Pending JPH07315455A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10880294A JPH07315455A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 粒子状物質用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10880294A JPH07315455A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 粒子状物質用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07315455A true JPH07315455A (ja) 1995-12-05

Family

ID=14493858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10880294A Pending JPH07315455A (ja) 1994-05-23 1994-05-23 粒子状物質用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07315455A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199751A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 ユニ・チャーム株式会社 動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器
WO2023119558A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 亨成 鬼頭 塗布装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199751A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 ユニ・チャーム株式会社 動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器
JP2014239668A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 ユニ・チャーム株式会社 動物用排泄物処理材パッケージおよび動物用排泄物処理材収容容器
CN105283070A (zh) * 2013-06-12 2016-01-27 尤妮佳股份有限公司 动物用排泄物处理材料包装和动物用排泄物处理材料容纳容器
WO2023119558A1 (ja) * 2021-12-23 2023-06-29 亨成 鬼頭 塗布装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7861855B2 (en) System and method for storing and mixing two or more substances
CA1168163A (en) Filtering unit for biological fluids
WO1994015212A1 (en) Feces pick-up container for transportation
US5499610A (en) Plural receptacle filtering litter box system
JPH07315455A (ja) 粒子状物質用容器
KR101672675B1 (ko) 화장품 용기
US5713494A (en) Powder feeding device
US5971143A (en) CD containing case
US5062272A (en) Refrigerator or freezer freshening device and process
US5277318A (en) Apparatus for removing contamination from low density particulate materials
BE1017108A3 (nl) Methode voor de verwijdering van kwik uit elektronicaschroot.
CA3022676C (en) Powder dustiness evaluation method and powder dustiness evaluation device
US5004353A (en) Fluid mixing accessory
JP7384403B2 (ja) 粉体容器
JPH0919612A (ja) 食用油用濾過器
CN209303195U (zh) 一种种子精选机的筛选机构
JP3603807B2 (ja) 生ごみ処理装置
US556508A (en) leggett
CN219943615U (zh) 一种全自动振筛装置
JP2003260413A (ja) 篩装置
KR102561898B1 (ko) 기생충란 분리기구 및 이를 이용한 기생충란 분리방법
CN213914836U (zh) 一种粉末测定晶体结构加工用筛选装置
KR20230167626A (ko) 액상형 양념과 알갱이형 양념 선택형 마개
RU1773735C (ru) Устройство дл заточки грифелей
JP2004016694A (ja) 電動調理機