JPH07315325A - 紙テープのつづら折り装置 - Google Patents

紙テープのつづら折り装置

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JPH07315325A
JPH07315325A JP11728894A JP11728894A JPH07315325A JP H07315325 A JPH07315325 A JP H07315325A JP 11728894 A JP11728894 A JP 11728894A JP 11728894 A JP11728894 A JP 11728894A JP H07315325 A JPH07315325 A JP H07315325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper tape
roller
folding
rod
zigzag
Prior art date
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Pending
Application number
JP11728894A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Abe
桂一 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH07315325A publication Critical patent/JPH07315325A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】動作不良の発生頻度を抑制し、信頼性が高く、
かつ安価な装置を得る。 【構成】駆動源1により、軸2、歯車3〜8を介して反
時計回りに回転するローラー9と時計回りに回転するロ
ーラー10との間に挟んで、紙テープ11を送り出し、
一端を前記ローラー9に偏心して連結したロッド12に
連結しローラー9の回転とともに左右に揺動する中央ガ
イド13により、紙テープを左右に振り分ける。一対の
折り込み板14、15をロッド24で連結し連動して動
作する構成とし、そのうち一方の折り込み板14をロー
ラー10に偏心して連結したロッド23とリンク22と
に組み合わせ、ローラー10の回転とともに一対の折り
込み板14、15が開閉して紙テープをつづら折りに折
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品をテーピン
グした紙テープ等を効率的に収納するために用いられる
紙テープのつづら折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の量産化、プリント配線
板への自動実装等によって、ラジアルタイプの電子部品
はテーピングにより包装されたものが多くなっている。
また、これらの電子部品の生産工程においても、リード
線を紙テープの上に粘着テープで固定し、そのリード線
に素子等を半田付けする方法がよく用いられている。
【0003】図6は、電子部品をテーピングした紙テー
プの概念図である。多数のラジアルタイプの電子部品5
1が、長尺の紙テープ52の上に粘着テープ53によっ
て固定されている。このように長尺の紙テープにテーピ
ングされた電子部品を、効率よく収納して次工程へ供給
する際、あるいは出荷する際には、この紙テープをつづ
ら折りとする方法がしばしば用いられる。
【0004】図7は、このような紙テープをつづら折り
にするために、従来より使用されているつづら折り装置
の基本構成図である。本図において、駆動源1により鉄
製の歯車3を回転させ、鉄製の歯車4、軸2を、さらに
鉄製の歯車5および6を回転させ、これに噛み合う鉄製
の歯車7および8を回転させることによりアルミニウム
製のローラー10を時計回りに、また同じくアルミニウ
ム製のローラー9を反時計回りに回転させる。電子部品
をテーピングした紙テープ11は、これら二個のローラ
ー9および10に挟まれ、その回転に伴って、曲げ癖を
つけて下方へと送り出される。送り出された紙テープ1
1は、回転するローラー9に連結された鉄製のロッド1
2によって支点13aを回転中心として左右に動く鉄製
の中央ガイド13によって、左右に振られ、鉄製の折り
込み板14および15が交互に開閉動作をすることによ
り収納部18へとつづら折りに折り込まれる。
【0005】また、回転部、例えば図示したようにロー
ラー10に付設されたセンサー19を用いることによっ
て、ローラー9および10の回転に同期してエアシリン
ダー31および32を作動させ、折り込み板14および
15を、鉄製のリンク33および34を介して支点16
および17のまわりに円弧運動させる構成が採られてお
り、中央ガイド13の左右の揺動に伴って送られてくる
テープを、順次折り込んでつづら折りにする方式であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなつづら折り
装置を用いれば電子部品をテーピングした紙テープを所
定のようにつづら折りにすることができるが、一方この
方式の装置では、中央ガイド13の左右の揺動に対応し
て折り込み板14および15を動作させるには、上述の
ように、回転部のいずれかと同期をとるためのセンサー
19が必要であり、このセンサー19が何らかの不良動
作を生じると折り込み板の動作が不良となるという問題
点があった。また、折り込み板はエアシリンダーを使用
して動作させているので、エアフィルタや空圧機器も必
要となり、装置のコストが高価となるという難点があっ
た。
【0007】この発明は、このような背景のもとになさ
れたもので、その目的は、動作が確実で、かつコストの
安い紙テープのつづら折り装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明においては、紙テープのつづら折り装置
を、紙テープを曲げ癖をつけて送り出すための同一の駆
動源により時計方向に回転するローラーと反時計方向に
回転するローラーと、押し出された紙テープを順次左右
に振り分けるための前記のいずれかのローラーに連結さ
れたロッドにより左右に揺動動作をする中央ガイドと、
左右に振り分けられた紙テープを折り込むための一対の
折り込み板とから構成し、前記の一対の折り込み板が互
いに連動して円弧運動するようにロッドで連結し、かつ
一方の折り込み板が前記のいずれかのローラーに連結し
たロッドとリンクとによりローラーの回転に伴って円弧
運動するように構成するものとする。
【0009】
【作用】本発明においては、上記のように、一対の折り
込み板が互いに連動して円弧運動するようにロッドで連
結され、かつ一方の折り込み板を、紙テープを曲げ癖を
つけて送り出すための一対のローラーのいずれかとロッ
ドとリンクとにより連結し、ローラーの回転に伴って動
作するように構成したので、紙テープを曲げ癖をつけて
送り出す操作、送り出された紙テープを順次左右に振り
分ける操作、さらに左右に振り分けられた紙テープをつ
づら折りに折り込むための操作等のすべての操作が、一
対のローラーを回転駆動するための唯一の駆動源により
行われることになるので、従来に比べて不良動作を引き
起こす可能性が低くなり、また、すべての可動部分を機
構部品により構成しているので、動作が確実となる。
【0010】また、すべての可動部分を機構部品により
構成し、エアシリンダーを使用しないこととしたので、
空圧機器が不要となり安価に構成できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明による紙テープのつづら折り装
置の実施例の基本構成図を示したものである。2個のロ
ーラーによる紙テープの送り出し部、紙テープを左右に
振り分ける中央ガイドは、従来例と同一である。従来の
装置と同一の構成部品については、同一符号を付け、説
明を省略する。
【0012】一方の折り込み板14には、鉄製のリンク
22が設置されており、鉄製のロッド23によってロー
ラー10に連結されている。また、折り込み板14に
は、他の鉄製のリンク20が設置されており、もう一方
の折り込み板15に設けられた鉄製のリンク21と鉄製
のロッド24により連結されている。このリンク機構に
より、ローラー10の回転に伴って一対の折り込み板1
4および15は円弧運動をし、順次、紙テープを迎え入
れて折り込む操作を行う。
【0013】以下、図2〜5を用いて、本装置における
紙テープの一連のつづら折り動作を説明する。なお、図
2〜5においては、駆動源、各種歯車、収納部等は動作
の説明に直接的な関連が無いものとして省略されてい
る。図2は、ローラー9および10により曲げ癖をつけ
て送り出された紙テープ11が、中央ガイド13により
最も左方向に振られた時の状態を示したもので、中央ガ
イド13とローラー9とを連結するロッド12のローラ
ー9との連結点が、中央ガイド13から最も離れた位置
となるように、ローラー9が位置したときに対応してい
る。このとき、左側の折り込み板14に設置されたリン
ク22は、ローラー10に連結されたロッド23との連
結点が最も下方となるように、ロッド23のローラー1
0との連結点が略左下方に配置されている。これによ
り、折り込み板14は支点16を回転中心とする円弧運
動により上方へと開き全開状態となり、中央ガイド13
により左方向に振られた紙テープを迎え入れることがで
きる。一方、右側の折り込み板15のリンク21とロッ
ド24で連結されたリンク20は、リンク22が最も下
方となったとき、支点16を回転中心として移動して、
最も右方向に位置するように配置されているので、連動
して、リンク21が最も右方向に、したがって右側の折
り込み板15は、支点17を回転中心として円弧運動を
し最も下方へと位置することとなり、事前に迎え入れた
紙テープを抑えて折り込むこととなる。
【0014】図3は、つづら折り操作を、図2の状態か
ら1/4周期進めた状態を示したものである。ローラー
9が反時計回りに1/4回転することにより、中央ガイ
ド13に連結されたロッド12のローラー9との連結部
が1/4回転して略右上方から略左上方へと移動し、こ
れに伴い中央ガイド13が紙テープ11を中央下部に送
る位置へと移動する。また同時にローラー10が時計回
りに1/4回転することにより、ロッド23の連結点が
略左下方から略左上方へと移動し、これに伴いリンク2
2が上方へと引っ張られて、折り込み板14が時計回り
に円弧運動して半開の状態となる。同時に、リンク20
が時計回りへと円弧運動するのに伴って、ロッド24で
連結されたリンク21も時計回りへ円弧運動するので、
折り込み板15も支点17を中心として時計回りに円弧
運動し、半開の状態となる。
【0015】図4は、つづら折り操作を、図3の状態か
らさらに1/4周期進めた状態を示したものである。ロ
ーラー9が反時計回りにさらに1/4回転することによ
り、中央ガイド13が紙テープ11を最も右方向に送り
だす位置へと移動する。また同時にローラー10が時計
回りにさらに1/4回転することにより、リンク22が
さらに上方へと引っ張られて時計回りに円弧運動し、折
り込み板14が迎え入れた紙テープを折り返し、抑えて
折り込むこととなる。同時に右側の折り込み板15はさ
らに時計回りへ円弧運動し、全開状態となる。
【0016】図5は、つづら折り操作を、図4の状態か
らさらに1/4周期進めた状態を示したものである。ロ
ーラー9が反時計回りにさらに1/4回転することによ
り、ロッド12のローラー9との連結点が中央ガイド1
3から遠ざかる方向へと移動し、これに伴い中央ガイド
13が再び左方向へと振られ、紙テープ11を中央下方
へと送りだすこととなる。また同時に、ローラー10が
時計回りにさらに1/4回転することにより、ロッド2
3のローラー10との連結点が右下方へと移動し、リン
ク22を下方へと押し下げるので、折り込み板14は反
時計回りに回転して半開の状態となる。これにつれて、
ロッド24が右方向に動き、リンク21が反時計回り
に、従って折り込み板15も反時計回りに移動し半開の
状態となる。
【0017】なお、つづら折り操作を、図4の状態から
さらに1/4周期進めると、ローラー9および10の回
転にともない、折り込み板14は反時計回りに回転して
全開状態となり、折り込み板15は反時計回りに移動
し、紙テープ11を折り返して押さえ込むこととなり、
既に図示した図2と同一状態となる。このように図2〜
5に示した一連の操作を順次繰り返すことにより、紙テ
ープ11をつづら折りに折ることができる。
【0018】なお、上述した実施例では、折り込み板1
4、15の作動機構としてリンク機構を採用して例示し
ているが、リンク機構の代わりにカム機構を用いても同
様の効果が得られることは明らかである。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、上述のように、一対
の折り込み板が互いに連動して円弧運動するようにロッ
ドで連結され、かつ一方の折り込み板を、紙テープを曲
げ癖をつけて送り出すための一対のローラーのいずれか
とロッドとリンクにより連結し、ローラーの回転に伴っ
て動作するように構成したので、紙テープを曲げ癖をつ
けて送り出す操作、送り出された紙テープを順次左右に
振り分ける操作、さらに左右に振り分けられた紙テープ
を折り込むための操作等のすべての操作が、一対のロー
ラーを回転駆動するための唯一の駆動源により行われる
ことになるので、従来に比べて不良動作を引き起こす可
能性が低くなり、また、すべての可動部分を機構部品に
より構成しているので、動作が確実となる。
【0020】また、すべての可動部分を機構部品により
構成し、エアシリンダーを使用しないこととしたので、
空圧機器が不要となり安価なつづら折り装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙テープのつづら折り装置の実施
例の基本構成図
【図2】図1のつづら折り装置の実施例におけるつづら
折り動作の説明図(1)
【図3】図1のつづら折り装置の実施例におけるつづら
折り動作の説明図(2) で、説明図(1) の1/4周期後の
状態を示す。
【図4】図1のつづら折り装置の実施例におけるつづら
折り動作の説明図(3) で、説明図(2) の1/4周期後の
状態を示す。
【図5】図1のつづら折り装置の実施例におけるつづら
折り動作の説明図(4) で、説明図(3) の1/4周期後の
状態を示す。
【図6】電子部品をテーピングした紙テープの概念図
【図7】従来より使用されている紙テープのつづら折り
装置の基本構成図
【符号の説明】
1 駆動源 2 軸 3〜6 歯車 7,8 歯車 9,10 ローラー 11 紙テープ 12 ロッド 13 中央ガイド 14,15 折り込み板 18 支点 20〜22 リンク 23 ロッド 24 ロッド 31,32 エアシリンダー 33,34 リンク 51 電子部品 52 紙テープ 53 粘着テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の駆動源により時計方向に回転する
    ローラーと反時計方向に回転するローラーとを、それぞ
    れの外周面を近接して配置し、その近接する面の間に紙
    テープを挟んで送り出す紙テープの送り出し部と、前記
    のいずれかのローラーに偏心して連結されたロッドによ
    り左右に揺動動作をして、送り出された紙テープを左右
    に振り分ける中央ガイドと、左右に振り分けられた紙テ
    ープを折り込むための一対の折り込み板とを有する紙テ
    ープのつづら折り装置であって、前記の一対の折り込み
    板が互いに連動して円弧運動をするようロッドで連結さ
    れ、かつ一方の折り込み板が前記のいずれかのローラー
    に偏心して連結されたロッドとリンクとによりローラー
    の回転に伴って円弧運動をするよう構成された紙テープ
    のつづら折り装置。
JP11728894A 1994-05-31 1994-05-31 紙テープのつづら折り装置 Pending JPH07315325A (ja)

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JP11728894A JPH07315325A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 紙テープのつづら折り装置

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JPH07315325A true JPH07315325A (ja) 1995-12-05

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JP11728894A Pending JPH07315325A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 紙テープのつづら折り装置

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JP (1) JPH07315325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113978869A (zh) * 2021-12-01 2022-01-28 中国电子科技集团公司第九研究所 一种环行器塑封外壳编带连接片双摇臂切断机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113978869A (zh) * 2021-12-01 2022-01-28 中国电子科技集团公司第九研究所 一种环行器塑封外壳编带连接片双摇臂切断机构
CN113978869B (zh) * 2021-12-01 2023-01-13 中国电子科技集团公司第九研究所 一种环行器塑封外壳编带连接片双摇臂切断机构

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