JPH0731500U - ルーフボックス - Google Patents

ルーフボックス

Info

Publication number
JPH0731500U
JPH0731500U JP6672393U JP6672393U JPH0731500U JP H0731500 U JPH0731500 U JP H0731500U JP 6672393 U JP6672393 U JP 6672393U JP 6672393 U JP6672393 U JP 6672393U JP H0731500 U JPH0731500 U JP H0731500U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof box
main body
attached
luggage
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6672393U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2578590Y2 (ja
Inventor
慎一 田村
Original Assignee
田村プラスチック製品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 田村プラスチック製品株式会社 filed Critical 田村プラスチック製品株式会社
Priority to JP1993066723U priority Critical patent/JP2578590Y2/ja
Publication of JPH0731500U publication Critical patent/JPH0731500U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2578590Y2 publication Critical patent/JP2578590Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動車の屋根に取り付けられ内部に荷物Bを
収納でき、本体2とその一端に開閉可能に取り付けられ
る蓋体4とからなるルーフボックス1であって、自動車
進行方向前後の本体2の底部に吸気口7及び排気口8を
設け、排気口8に換気装置10を取り付けるとともに、
本体2及び蓋体4の内面に、シート体5及び弾性ネット
6を設けている。 【効果】 移動中自動車の振動で荷物がルーフボックス
内で崩れることがないので、荷崩れの重心移動によりハ
ンドル操作に支障がない上、荷物の周囲に通気路を維持
し、ルーフボックス内の湿った空気を換気することがで
きるとともに、ダクトに太陽電池を動力とする換気装置
を取り付けているので、自動車が停車している時も強制
的に換気ができ、特にルーフボックスの中が高温になる
昼間に効果が多大である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車の屋根に取り付けられトレイ形状の本体の一側端に開閉可能な 蓋体を枢着し、該本体及び該蓋体の内部に荷物を収納するルーフボックスに関す る。
【0002】
【従来の技術】
自動車の屋根に直接又はキャリヤを介して取り付けるルーフボックスは、その 屋根に取り付けられる本体と、その本体の一端に開閉可能取り付けられる蓋体と からなり、内部に荷物を収納することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、直射日光が当たる車上に取り付けられたルーフボックスの内部は高温 になるにもかかわらず雨水対策及び盗難防止のために本体及び蓋体は密閉されて おり、換気が悪く、濡れ物などを収納しておくと悪臭を放つ。 また悪路、山道での急カーブ又は急制動などでルーフボックス内で荷物が移動 すると自動車の重心が変動し、ハンドル操作に支障が出るおそれがあり、更に、 ルーフボックスは車上に取り付けるので使用者が踏み台を使わなくても荷物を取 り出しやすくするため、その形状は手が届くように浅く成形した本体を、深く成 形した蓋体が覆うようになっており、移動中自動車の振動で崩れた荷物が目的地 に到着して蓋体を開けた時に本体から崩れ落ちることがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこれらの課題を解決するものであって、自動車の屋根に取り付けられ トレイ形状の本体の一側端に開閉可能な蓋体を枢着し、該本体及び該蓋体の内部 に荷物を収納するルーフボックスであって、該本体の底部のうち、自動車進行方 向の前部においては吸気口を、後部においては排気口をそれぞれ設けるとともに 、該前部から該後部へ強制的に通気を行うべく該排気口に換気装置を取り付け、 更に該本体及び該蓋体の内面に、該荷物を該内部の中央部位へ押圧する保持部材 を設けてなるものである。
【0005】
【作用】
以上のように自動車の屋根に取り付けられトレイ形状の本体の一側端に開閉可 能な蓋体を枢着し、該本体及び該蓋体の内部に荷物を収納するルーフボックスで あって、該本体の底部のうち、自動車進行方向の前部においては吸気口を、後部 においては排気口をそれぞれ設けるとともに、該前部から該後部へ強制的に通気 を行うべく該排気口に換気装置を取り付け、更に該本体及び該蓋体の内面に、該 荷物を該内部の中央部位へ押圧する保持部材を設けてなるので、移動中自動車の 振動で荷物がルーフボックス内で崩れることがない上、荷物の周囲に通気路を維 持し、ルーフボックス内の湿った空気を換気することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る実施例を図面に従い説明する。 図1はルーフボックス1の内部を開放した斜視図を示し、ルーフボックス1は 自動車の屋根に直接又はルーフキャリヤ等を介して取り付けられた本体2と、そ の本体2の一端にガスダンパー3により開閉可能に取り付けられる蓋体4とから なり、本体2及び蓋体4とを閉止することにより内部に荷物Bを収納することが できる。また、本体2の深さは蓋体4のそれより浅くなっており、車上に取り付 けるルーフボックスから使用者が踏み台を使わなくても荷物を取り出しやすくな っている。 5は本体2の底部に敷かれるシート体であって、端面図を示す図3のように本 体2の底部に設けられた雨樋溝に荷物が落下しないようにする。なお、底部には 適宜水抜き穴を設け、排水機能を高めている。 6は蓋体4の開口部端に開口部を覆うように全周にわたって取り付けられた弾 性ネットであって、蓋体4が閉じられた時にはシート体5上の荷物Bを内部の周 辺部から中央部位へ押圧するので、この保持部材であるシート体5及び弾性ネッ ト6により自動車の振動による荷崩れを防止することができる。また、それによ り内部の周辺部に換気用通路13を確保し、後述する換気能力を高めることがで きる。
【0007】 試作品による試験結果を表1に示す。荷物の大きさが1個あたり縦 300mm,横 250mm,高さ 130mm,のものを2個収納した場合について、固定装置を本考案に よる保持部材であるネットと、前後部にそれぞれベルトを設けるものとを比較し た。そして、実験車両を走行条件が悪路,急カーブ及び直線路において急制動を をした後の2個の荷物の固定状況を、固定されていたときは○で、外れていたと きは×で表示した。また、走行中の運転席で感じる接触音及び振動を、運転者が 感じたときは○で、時々感じたときは△で、感じないときは×で、表示した。
【表1】
【0008】 表1の実験結果より、本考案に係るネットのような保持部材の方が押圧力が強 く、またベルトのようにただ締結するだけでなく若干の遊びを設け押圧力に柔軟 性がある点が有効と思われる。
【0009】 7は吸気口であり8は排気口であって、換気のためのダクトとして自動車進行 方向前後の本体2の底部に設けられ、底部の前部に取り付ける吸気口7から後部 に取り付ける排気口8へ矢印のように空気が流れルーフボックス1の中が換気さ れていく。なお、ルーフボックス1を屋根に取り付ける方向は、空気抵抗を考慮 し自動車の進行方向に対しルーフボックス1の長手方向が平行になるように取り 付けることが望ましい。更に、ダクト7は雨除けのためのシャッター及び防虫用 網により覆われており、ダクト7の本体2への取付位置は雨除けのため本体の底 部が望ましい。 10は自動車進行方向後部の排気口8に設けられた換気装置であって電動モー ターにより駆動するファン11とファン11に接続され蓋体4の上面に取り付け られる太陽電池12とからなる。これらは、特にルーフボックス1の中が高温に なる昼間に、自動車が停車している間でも太陽電池12を駆動源としてファン1 1を回転させ強制換気することができる。なお、自動車のバッテリーより配電す る場合と切り替えることにより、昼夜別々の電源を利用でき、バッテリーの能力 低下を防ぎ、自動車の走行による自然換気に加え、自動車の停車時にも強制換気 することも可能である。
【0010】 試作品による試験結果を表2に示す。荷物として濡れたスキーウェアを1枚収 納した場合について、本考案による吸気口及び排気口からなるダクトを設けたも のと、そのようなダクトを設けない密閉されたものとを比較した。そして、実験 車両を走行条件が停車時及び走行時において1時間後の状況を、ルーフボックス 内の温度変化と、乾燥していたときは○で、いくらか湿り気を感じたときは△で 、又は湿り気を感じたときは×で表示したスキーウェアの乾燥状態とを表にした 。なお、天候は曇り、外気温は23.5℃であった。
【表2】
【0011】 表2の実験結果より、本考案に係る換気機能により湿り気を含んだルーフボッ クス内の空気を強制換気できるので、濡れたスキーウェアの乾燥が早い。なお、 ダクトのある場合に停車時の乾燥状態がやや悪いのは曇りのためファンの能力が 低下したものと考えられる。
【0012】
【考案の効果】
本願考案は、以上の構成のように自動車進行方向前後の本体の底部に吸気口及 び排気口を設け、排気口には換気装置を取り付けるとともに、本体及び蓋体の内 面に保持部材を設けているので、移動中自動車の振動で荷物がルーフボックス内 で崩れることがないので、荷崩れの重心移動によりハンドル操作に支障がない上 、荷物の周囲に通気路を維持し、ルーフボックス内の湿った空気を自動車の走行 により自然換気することができるとともに、ダクトに太陽電池を動力とする換気 装置を取り付けているので、自動車が停車している時も強制的に換気ができ、特 にルーフボックスの中が高温になる昼間に効果が多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のルーフボックスの説明図である。
【図2】図1のルーフボックスの後半部の説明図であ
る。
【図3】図1のルーフボックスの端面図である。
【符号の説明】
1・・ルーフボックス、2・・本体、3・・ガスダンパ
ー、4・・蓋体、5・・シート体、6・・弾性ネット、
7・・吸気口、8・・排気口、9・・荷物、10・・換
気装置、11・・ファン、12・・太陽電池、13・・
換気用通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の屋根に取り付けられトレイ形状
    の本体の一側端に開閉可能な蓋体を枢着し、該本体及び
    該蓋体の内部に荷物を収納するルーフボックスであっ
    て、 該本体の底部のうち、自動車進行方向の前部においては
    吸気口を、後部においては排気口をそれぞれ設けるとと
    もに、該前部から該後部へ強制的に通気を行うべく該排
    気口に換気装置を取り付け、更に該本体及び該蓋体の内
    面に、該荷物を該内部の中央部位へ押圧する保持部材を
    設けてなることを特徴とするルーフボックス。
JP1993066723U 1993-11-20 1993-11-20 ルーフボックス Expired - Lifetime JP2578590Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993066723U JP2578590Y2 (ja) 1993-11-20 1993-11-20 ルーフボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993066723U JP2578590Y2 (ja) 1993-11-20 1993-11-20 ルーフボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0731500U true JPH0731500U (ja) 1995-06-13
JP2578590Y2 JP2578590Y2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=13324113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993066723U Expired - Lifetime JP2578590Y2 (ja) 1993-11-20 1993-11-20 ルーフボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2578590Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127868A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 パナソニック株式会社 車載用充電装置
JP2021066319A (ja) * 2019-10-24 2021-04-30 株式会社デンソー 計測装置ユニット
JPWO2020148884A1 (ja) * 2019-01-18 2021-12-02 三菱重工機械システム株式会社 排熱装置、車載装置、及び料金機械

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133441U (ja) * 1985-02-12 1986-08-20
JPS63127107U (ja) * 1987-02-12 1988-08-19
JPH01145810U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133441U (ja) * 1985-02-12 1986-08-20
JPS63127107U (ja) * 1987-02-12 1988-08-19
JPH01145810U (ja) * 1988-03-31 1989-10-06

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127868A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 パナソニック株式会社 車載用充電装置
JPWO2020148884A1 (ja) * 2019-01-18 2021-12-02 三菱重工機械システム株式会社 排熱装置、車載装置、及び料金機械
JP2021066319A (ja) * 2019-10-24 2021-04-30 株式会社デンソー 計測装置ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2578590Y2 (ja) 1998-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5566512A (en) Inflatable storage chamber
KR940018285A (ko) 전동차량
JPH0731500U (ja) ルーフボックス
JPS6418716A (en) Ventilating device for vehicle
US3709519A (en) Protective wheel enclosure
JPS62181432U (ja)
JP3007061U (ja) 乾燥させる傘入れ
JP3023724U (ja) 車付属雨よけ
JP3018442U (ja) 自動車内傘置き箱
JPS6031948Y2 (ja) 輸送用ペツトケ−ジ
GR3002182T3 (en) A car cover assembly
CN2361536Y (zh) 防盗轻便的车辆防护罩
JP3003119U (ja) 簡単車カバー
JPH0457424U (ja)
JPH03125679A (ja) 自動二輪車の物入れボックス
JPH01145810U (ja)
KR890000377Y1 (ko) 보디커버가 내장된 자동차용 범퍼
JPH0247051Y2 (ja)
CN2198186Y (zh) 自行车、摩托车随车防护罩
JPH0233122U (ja)
JPH05520U (ja) 自動車用日除け装置
KR970074122A (ko) 차량용덮개
JPS6346213U (ja)
JPH0740298U (ja) ルーフボックス
JPS62103274A (ja) スクータ型自動二輪車用物入れ箱