JPH0731449Y2 - 自動二輪車用前照灯 - Google Patents
自動二輪車用前照灯Info
- Publication number
- JPH0731449Y2 JPH0731449Y2 JP8850589U JP8850589U JPH0731449Y2 JP H0731449 Y2 JPH0731449 Y2 JP H0731449Y2 JP 8850589 U JP8850589 U JP 8850589U JP 8850589 U JP8850589 U JP 8850589U JP H0731449 Y2 JPH0731449 Y2 JP H0731449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp body
- reflecting mirror
- aiming
- lamp
- elastic support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動二輪車用前照灯に関し、更に詳しくは灯体
内に反射鏡をエイミング調整自在に組込んだ反射鏡可動
タイプの自動二輪車用前照灯における反射鏡の支持構造
に関するものである。
内に反射鏡をエイミング調整自在に組込んだ反射鏡可動
タイプの自動二輪車用前照灯における反射鏡の支持構造
に関するものである。
〈従来の技術〉 反射鏡可動タイプの自動二輪車用前照灯では、上下方向
のエイミング調整が行なえるように、反射鏡を灯体に揺
動自在に組付なければならないが、従来では第８図及び
第９図に示す如く灯体１の側壁1aと反射鏡２の左右両側
フランジ2aとにわたってビスａを貫挿させ、ビスａでも
って反射鏡を揺動自在に支持していた。その為に、反射
鏡の組付けに手間取ると共に、外部振動の影響を受けて
ビスａが緩み反射鏡が灯体から外れる惧れがあった。
のエイミング調整が行なえるように、反射鏡を灯体に揺
動自在に組付なければならないが、従来では第８図及び
第９図に示す如く灯体１の側壁1aと反射鏡２の左右両側
フランジ2aとにわたってビスａを貫挿させ、ビスａでも
って反射鏡を揺動自在に支持していた。その為に、反射
鏡の組付けに手間取ると共に、外部振動の影響を受けて
ビスａが緩み反射鏡が灯体から外れる惧れがあった。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、反射鏡を灯体にワンタッチで揺動自在に組付ける
ことが出来ると共に、外部振動の影響を受けても反射鏡
が灯体から不用意に外れる惧れのない自動二輪車用前照
灯を提供せんとするものである。
あり、反射鏡を灯体にワンタッチで揺動自在に組付ける
ことが出来ると共に、外部振動の影響を受けても反射鏡
が灯体から不用意に外れる惧れのない自動二輪車用前照
灯を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案自動二輪車用前照灯は、灯体
内に反射鏡をエイミング調整自在に組込むようにした自
動二輪車用前照灯において、反射鏡の左右両側に光軸と
略平行に弾性支持片を突設すると共に該弾性支持片にエ
イミング支点用突起を外側へ向け直交状に突設せしめ、
前記弾性支持片を灯体の側壁へ押圧し、上記エイミング
支点用突起を灯体の側壁に回動自由に軸支させて反射鏡
を揺動自在となし、且つ前記弾性支持片を灯体又は前面
レンズから突設せしめた抜止片でもって灯体内側方向へ
の移動を規制した事を特徴としたものである。
内に反射鏡をエイミング調整自在に組込むようにした自
動二輪車用前照灯において、反射鏡の左右両側に光軸と
略平行に弾性支持片を突設すると共に該弾性支持片にエ
イミング支点用突起を外側へ向け直交状に突設せしめ、
前記弾性支持片を灯体の側壁へ押圧し、上記エイミング
支点用突起を灯体の側壁に回動自由に軸支させて反射鏡
を揺動自在となし、且つ前記弾性支持片を灯体又は前面
レンズから突設せしめた抜止片でもって灯体内側方向へ
の移動を規制した事を特徴としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
灯体１は樹脂材などを用いて所要の形状に成形し、その
内部に反射鏡２とバルブ３及びバルブソケット４を設置
し、前方開口部に前面レンズ５を気密状に設置すると共
に、後方開口部にカバー６を気密状に着脱自在に取付
け、且つ反射鏡２とにわたってエイミングスクリュ７を
連繋せしめて、前照灯を構成している。
内部に反射鏡２とバルブ３及びバルブソケット４を設置
し、前方開口部に前面レンズ５を気密状に設置すると共
に、後方開口部にカバー６を気密状に着脱自在に取付
け、且つ反射鏡２とにわたってエイミングスクリュ７を
連繋せしめて、前照灯を構成している。
反射鏡２は樹脂材などを用いて所要の形状に成形し、そ
の左右両側位置に光軸と略平行に弾性支持片８を同一体
に突出形成すると共に、その弾性支持片８にエイミング
支点用突起９を外側へ向けて直交状に同一体に突出形成
せしめ、更に下部位置にエイミングスクリュ７を螺合連
結するためのナット部10を形成してなる。そして、上記
弾性支持片８を灯体１の側壁1aへ弾性的に押圧させ、エ
イミング支点用突起９を灯体１の側壁1aに形成した軸支
部（穴）14に回動自在に軸支させて、反射鏡２を灯体１
内に当該エイミング支点用突起９を中心にして回転揺動
自在に組付けると共に、上記ナット部10と灯体１とにわ
たってエイミングスクリュ７及びスプリング11を螺合連
繋して反射鏡２のエイミング調整を可能ならしめる。
の左右両側位置に光軸と略平行に弾性支持片８を同一体
に突出形成すると共に、その弾性支持片８にエイミング
支点用突起９を外側へ向けて直交状に同一体に突出形成
せしめ、更に下部位置にエイミングスクリュ７を螺合連
結するためのナット部10を形成してなる。そして、上記
弾性支持片８を灯体１の側壁1aへ弾性的に押圧させ、エ
イミング支点用突起９を灯体１の側壁1aに形成した軸支
部（穴）14に回動自在に軸支させて、反射鏡２を灯体１
内に当該エイミング支点用突起９を中心にして回転揺動
自在に組付けると共に、上記ナット部10と灯体１とにわ
たってエイミングスクリュ７及びスプリング11を螺合連
繋して反射鏡２のエイミング調整を可能ならしめる。
又、灯体１又は前面レンズ５からは反射鏡２の弾性支持
片８を灯体１の側壁1a方へ弾性的に押圧して灯体１内側
方向への移動を規制するための抜止片12を突設する。即
ち、第１図乃至第３図に示した第１実施例のものは、灯
体１から、詳しくは灯体１の後部開口部を密閉するカバ
ー６から反射鏡２の弾性支持片８の裏側（エイミング支
点用突起９と反対側の面）に向けて、抜止片12をカバー
６と同一体に突出形成したものであり、第４図乃至第６
図に示した第２実施例のものは抜止片12を前面レンズ５
の内側から同一体に突出形成せしめ、反射鏡２の弾性支
持片８に開口形成した貫通穴13を通して反射鏡２の弾性
支持片８を灯体１の側壁1a方へ弾性的に押圧するように
したものである。又、第７図に示した第３実施例のもの
は、弾性支持片８のエイミング支点用突起９の長さL1よ
りも短い間隔L2（L1＞L2）をあけて、抜止片12を灯体１
又は前面レンズ５から突設したものである。
片８を灯体１の側壁1a方へ弾性的に押圧して灯体１内側
方向への移動を規制するための抜止片12を突設する。即
ち、第１図乃至第３図に示した第１実施例のものは、灯
体１から、詳しくは灯体１の後部開口部を密閉するカバ
ー６から反射鏡２の弾性支持片８の裏側（エイミング支
点用突起９と反対側の面）に向けて、抜止片12をカバー
６と同一体に突出形成したものであり、第４図乃至第６
図に示した第２実施例のものは抜止片12を前面レンズ５
の内側から同一体に突出形成せしめ、反射鏡２の弾性支
持片８に開口形成した貫通穴13を通して反射鏡２の弾性
支持片８を灯体１の側壁1a方へ弾性的に押圧するように
したものである。又、第７図に示した第３実施例のもの
は、弾性支持片８のエイミング支点用突起９の長さL1よ
りも短い間隔L2（L1＞L2）をあけて、抜止片12を灯体１
又は前面レンズ５から突設したものである。
〈考案の効果〉 本考案自動二輪車用前照灯は斯様に構成したので、灯体
１内に反射鏡２を装入させると弾性支持片８の弾性力で
もってエイミング支点用突起９が灯体１の側壁1aに形成
した軸支部（穴）14に自動的に貫入して回動自由に軸支
され、反射鏡を灯体に工具やビス等の部品などを使用せ
ずともワンタッチで回転揺動自在に組付けることが出来
る。
１内に反射鏡２を装入させると弾性支持片８の弾性力で
もってエイミング支点用突起９が灯体１の側壁1aに形成
した軸支部（穴）14に自動的に貫入して回動自由に軸支
され、反射鏡を灯体に工具やビス等の部品などを使用せ
ずともワンタッチで回転揺動自在に組付けることが出来
る。
しかも、エイミング支点用突起９を突設した弾性支持片
８は抜止片12でもって灯体１内側方向への移動が規制さ
れているため、外部振動等の影響を受けてもエイミング
支点用突起が灯体の側壁に形成した軸支部（穴）14から
抜け外れる惧れがなく、従って反射鏡が灯体から不用意
に外れる惧れがなくなる。
８は抜止片12でもって灯体１内側方向への移動が規制さ
れているため、外部振動等の影響を受けてもエイミング
支点用突起が灯体の側壁に形成した軸支部（穴）14から
抜け外れる惧れがなく、従って反射鏡が灯体から不用意
に外れる惧れがなくなる。
よって、所期の目的を達成し得る。
第１図乃至第３図は本考案第１実施例を示し、第４図乃
至第６図は同第２実施例を示し、第１図及び第４図は横
断平面図、第２図及び第５図は縦断側面図、第３図及び
第６図は一部切欠斜視図、第７図は第３実施例を示す要
部の断面図である。又、第８図は従来例を示す横断平面
図、第９図は同一部切欠斜視図である。 図中 1:灯体、1a:側壁 2:反射鏡、5:前面レンズ 8:弾性支持片、９……エイミング支点用突起 12:抜止片
至第６図は同第２実施例を示し、第１図及び第４図は横
断平面図、第２図及び第５図は縦断側面図、第３図及び
第６図は一部切欠斜視図、第７図は第３実施例を示す要
部の断面図である。又、第８図は従来例を示す横断平面
図、第９図は同一部切欠斜視図である。 図中 1:灯体、1a:側壁 2:反射鏡、5:前面レンズ 8:弾性支持片、９……エイミング支点用突起 12:抜止片
Claims (1)
- 【請求項１】灯体内に反射鏡をエイミング調整自在に組
込むようにした自動二輪車用前照灯において、反射鏡の
左右両側に光軸と略平行に弾性支持片を突設すると共に
該弾性支持片にエイミング支点用突起を外側へ向け直交
状に突設せしめ、前記弾性支持片を灯体の側壁へ押圧
し、上記エイミング支点用突起を灯体の側壁に回動自由
に軸支させて反射鏡を揺動自在となし、且つ前記弾性支
持片を灯体又は前面レンズから突設せしめた抜止片でも
って灯体内側方向への移動を規制した事を特徴とする自
動二輪車用前照灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8850589U JPH0731449Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 自動二輪車用前照灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8850589U JPH0731449Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 自動二輪車用前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0326904U JPH0326904U (ja) | 1991-03-19 |
| JPH0731449Y2 true JPH0731449Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31638119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8850589U Expired - Lifetime JPH0731449Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 自動二輪車用前照灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731449Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009037743A1 (ja) * | 2007-09-19 | 2009-03-26 | Ipf Corporation | 灯具の照射方向調整装置 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP8850589U patent/JPH0731449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0326904U (ja) | 1991-03-19 |
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