JPH07314072A - 鉄筋緊結装置 - Google Patents

鉄筋緊結装置

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JPH07314072A
JPH07314072A JP6108191A JP10819194A JPH07314072A JP H07314072 A JPH07314072 A JP H07314072A JP 6108191 A JP6108191 A JP 6108191A JP 10819194 A JP10819194 A JP 10819194A JP H07314072 A JPH07314072 A JP H07314072A
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JP
Japan
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main body
reinforcing bar
electric motor
detection signal
binding device
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JP6108191A
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Yumiko Funasaka
由美子 舟坂
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の手首や腕に負担をかけず、効率良く
緊結作業を行える。 【構成】 本体16には掴持可能なグリップ部18が形
成されている。棒材22は本体16に軸線Kを中心に回
転可能に突出して設けられ、その先端部には鉄筋を緊結
する緊結材へ引掛可能なフック部24が形成されてい
る。電動モータ26、減速ギア機構28は本体16内に
設けられ、棒材22を回転駆動する。円板36と光セン
サ40は本体16内に設けられ、棒材22の特定回転位
置を検出し、検出信号を出力する。制御部46は電動モ
ータ26を制御して棒材22を回転させ、検出信号が予
め決められた回数入力された際には電動モータ26によ
る棒材22の回転を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製品を補
強するために使用される鉄筋同士を、針金等の緊結材を
用いて緊結する鉄筋緊結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンクリート製品(ブロック
や、ビル、橋等の建物)を補強するために、型枠内に予
め複数の鉄筋を配設しておき、その後に型枠内にコンク
リートを流し込んでコンクリート製品を製造している。
なお、複数の鉄筋10は図3に示すように格子状に組み
合わされ、各鉄筋10同士は針金12を用いて緊結され
ているが、鉄筋10を緊結する際には緊結具100が使
用されている。次に、緊結具100について説明する。
緊結具100は、一方の端部にU字またはL字状のフッ
ク部102が形成された棒状に形成されており、他方の
端部はグリップ部104が形成されている。作業者は、
鉄筋10の交差部分に針金12を巻いた後、緊結具10
0のグリップ部104を手で持って、フック部102を
鉄筋10に巻き付けた針金12内に通し、緊結具100
を手首で矢印方向へ回すことで、針金12を捩じり締め
て鉄筋10同士を緊結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の緊結具には次のような課題がある。鉄筋同士を緊結
する箇所は例えばビルや橋等の建設の場合には膨大な数
に及ぶ。腕や手首を回して針金を捩じり締める緊結作業
は手首や腕などに負担がかかり、作業者は長時間に渡り
緊結作業を行うことができないため、緊結作業の効率が
低下するという課題がある。従って本発明は、上記課題
を解消すべくなされ、その目的とするところは、作業者
の手首や腕に負担がかからず、効率良く緊結作業が行え
る鉄筋緊結装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、掴持可能な
グリップ部が形成された本体と、前記本体に軸線を中心
に回転可能に設けられると共に、本体から突出する棒材
と、該棒材の先端部に設けられ、鉄筋を緊結する緊結材
へ引掛可能なフック部と、前記本体内に設けられ、前記
棒材を回転駆動可能な駆動部と、前記本体内に設けら
れ、前記棒材の特定回転位置を検出可能であると共に、
検出した際には検出信号を出力する位置検出部と、前記
駆動部を制御して前記棒材を回転させると共に、前記検
出信号が予め決められた回数入力された際には駆動部に
よる棒材の回転を停止させる制御部とを具備することを
特徴とする。
【0005】また、1以上の整数値である目標回転数を
設定可能な回転数設定部を設け、前記制御部は、前記駆
動部により前記棒材を回転させた後に前記検出信号の入
力回数をカウントし、該カウント値が前記目標回転数と
一致した場合には駆動部による棒材の回転を停止するよ
うにすると、緊結作業毎の針金の捩じり締め回数を均一
にできる。
【0006】また、前記本体は、中途部分で鈍角に折れ
曲がった形状に形成し、一方の折曲部分には前記グリッ
プ部を形成し、他方の折曲部分の先端には前記棒材を突
設するようにすると、作業者がグリップ部を手で持っ
て、フック部を鉄筋に巻きつけられた針金内に通す作業
が行い易い。
【0007】また、前記駆動部は、電動モータと、該電
動モータの回転数を減速する減速ギア機構とから構成さ
れ、前記位置検出部は、前記減速ギア機構の出力軸と同
軸に配せられ、周縁部分に少なくとも一つのスリットが
設けられた円板と、該円板のスリットを検出し、前記検
出信号を出力する光センサとから構成すると、出力軸の
特定回転位置や回転数を確実に検出することができる。
【0008】また、前記電動モータへ電力を供給するた
めの携帯可能なバッテリーを設けると作業場所を自在に
移動しながら、緊結作業がおこなえる。
【0009】
【作用】第1の鉄筋緊結装置では、作業者はグリップ部
を掴持して本体を移動し、フック部を緊結材へ引っ掛け
る。その後制御部により駆動部を作動させて棒材を回転
駆動させると、フック部が回転して緊結材を捩じり締
め、鉄筋同士を緊結する。また、本体内には棒材の特定
回転位置を検出し、検出信号を出力する位置検出部が設
けられ、制御部は位置検出部からの検出信号が入力され
た際、または検出信号が予め決められた回数入力された
際には駆動部による棒材の回転を停止させるので、常に
均一回数の緊結材の捩じり締めが行える。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。図1は、本発明にかかる鉄筋緊結装
置の外形および構成を示す一部切欠正面図である。図2
は、図1の機能ブロック図である。
【0011】まず、図1、図2を用いて鉄筋緊結装置1
4の構成について説明する。なお、従来例と同様の構成
については同じ符号を付し、説明は省略する。16は本
体であり、合成樹脂や金属材料を用いて内部が中空な柱
状に形成されている。本体16の外周面には作業者が掴
持可能なグリップ部18が形成され、またグリップ部1
8には作業者が掴持した状態で操作可能な起動スイッチ
20が設けられている。起動スイッチ20は後述するマ
イクロコンピュータ(以下単に「CPU」と言う)へ、
後述する電動モータを起動するためのトリガ信号を入力
するためのものである。22は本体16から延設され、
後述する減速ギア機構の出力軸の軸線Kを中心に回転可
能な棒材である。24は棒材22の先端部に設けられた
フック部である。なお、本実施例では、作業者が鉄筋1
0の交差部分に針金12を巻いた後、フック部24を鉄
筋10に巻き付けた針金12内に通す作業を行い易くす
るために、本体16は、中途部分で鈍角に折れ曲がった
形状に形成し、一方の折曲部分22aにはグリップ部1
8を形成し、他方の折曲部分22bの先端には棒材22
を突設する構成としているが、本体16はT字状のピス
トル型や折曲しない柱状に形成しても良い。
【0012】26は本体16内に設けられた駆動部の一
部を構成する直流式電動モータである。28は本体16
内に設けられた駆動部の一部を構成する減速ギア機構
(一例として本実施例では遊星ギアを用いて形成されて
いる)であり、電動モータ26と棒材22との間に配せ
られ、電動モータ26のモータ出力軸30の回転を減速
して棒材22に伝達する。また減速ギア機構28にはチ
ャック32が設けられ、チャック32に棒材22が着脱
自在に取付可能な構造となっている。また、重量が大き
い電動モータ26と減速ギア機構28は、それぞれ本体
16の一方の折曲部分22aと他方の折曲部分22bと
に分けて配されており作業者がグリップ部18を持って
緊結作業する際にバランスが取り易くなっている。な
お、34はユニバーサルジョイントであり、駆動部の一
部を構成し、折曲された本体16内に配された電動モー
タ26と減速ギア機構28とを連結し、回転力を伝達す
るためのものである。なお、電動モータ26の回転トル
クが大きい場合には減速ギア機構28を設けず、モータ
出力軸30とチャック32を直接連結するようにしても
良い。
【0013】36は本体16内に配された位置検出部の
一部を構成する位置検出用円板であり、減速ギア機構2
8の出力軸38と同軸に配され、出力軸38に連結され
たチャック32および棒材22と同一回転で回転する。
円板36の周縁部分には少なくとも一つのスリット(不
図示)が設けられている。40は本体16内に配された
位置検出部の一部を構成する光センサであり、円板36
のスリットを検出可能な位置に取り付けられている。ま
た、光センサ40はスリットを検出した際には、検出信
号を出力する。本実施例では、光センサ40に透過型フ
ォトインタラプタが使用され、受光部に光が入光した際
に検出信号を発する構成となっているが、反射型のフォ
トセンサを使用するようにしても良い。また、本実施例
では円板36に設けるスリットの数は1個であり、スリ
ットの設けられた位置が円板36の特定回転位置であ
る。また光センサ40の取付位置は一例として、図1に
於ける円板36の上縁、つまり円板36の電動モータ2
6のモータ出力軸30の軸線L方向の端縁に配されてい
るが、どの位置に配するようにしても良い。なお、円板
36にはロータリーエンコーダを使用し、減速ギア機構
28の出力軸38の絶対回転位置を光センサ40により
検出する構成としても良い。
【0014】42は回転数設定部の一例としてのディジ
タルスイッチであり、設定用操作スイッチ(不図示)と
表示面(不図示)とが本体16の外方から作業者により
操作および確認可能に本体16の取り付けられている。
棒材22の目標回転数(1以上の整数値)として設定さ
れた回転数データは後述するCPUに送出される。ディ
ジタルスイッチ42を回転数設定部に使用すれば、設定
値が直接作業者に分かり一番良いが、コスト面を考慮す
ると単にディップスイッチとしても良い。起動スイッチ
20は、グリップ部18が形成された一方の折曲部分2
2aの他方の折曲部分22b側端部に配されている。こ
れによりグリップ部18を片手で掴持しながらの押下が
可能である。起動スイッチ20は押下された際にトリガ
信号を後述するCPUへ送出する。44は正逆回転用ス
イッチ(以下「正逆スイッチ」と言う」)であり、電動
モータ26の回転方向を切り換えるためのものである。
このように電動モータ26の回転方向を切り換えること
ができる構成とすれば、一旦捩じり締めた針金12を戻
すことも可能となる。また、本実施例のように3接点の
スイッチ(スライドスイッチ等)を使用し、一端側で
「正回転」、他端側で「逆回転」、中央で「停止」とい
う構成とすれば、「停止」に設定しておくことにより誤
って起動スイッチ20を押しても電動モータ26が回転
動作を開始しない構成とすることもでき、より安全とな
る。なお、棒材22の正逆回転を行う必要がないのであ
れば、このスイッチは不要となる。
【0015】また、本体16内には回路基板(不図示)
上に構成された制御部46が配されており、この制御部
46について詳細に説明する。制御部46は、CPU4
8と、CPU48の動作を規定するための作動プログラ
ムが記憶されたROM等の記憶手段(不図示)と、正逆
スイッチ44によってそれぞれの対グランドへの接続設
定が変わると共に、電動モータ26への電圧印加が可能
な正転リレー50と逆転リレー52と、CPU48から
のドライブ信号を受けて当該両リレー50、52への電
源の供給のオン・オフを行うスイッチ素子(不図示)
と、外部から供給される電圧を安定化して出力するAV
R(automatic voltage regulator )54とから構成さ
れる。なお、AVR54から出力される安定化される直
流電圧は両リレー50、52以外の構成要素に印加さ
れ、両リレー50、52を介して直接後述するバッテリ
ーから電動モータ26へ供給される電圧の変動を受けな
い構成としている。CPU48には、光センサ40から
の検出信号と、ディジタルスイッチ42からの回転数デ
ータと、起動スイッチ20からのトリガ信号とが入力さ
れ、CPU48は作動プログラムに沿ってこれらの信号
やデータに基づいてドライブ信号を出力して電動モータ
26を動作させる。
【0016】また、56はバッテリーであり、作業者が
携帯可能な形状、大きさに形成され、電源コード58を
介して本体16と接続され、直流電圧を電動モータ26
へ供給する。なお、収納時を考慮してバッテリー56、
電源コード58、本体16を分離することが可能なよう
に第1コネクタ60と第2コネクタ62がそれぞれ、バ
ッテリー56と電源コード58との間に、電源コード5
8と本体16との間に配されている。
【0017】次に、動作および使用方法について説明す
る。まず、最初に従来と同様に作業者は、鉄筋10の交
差部分に緊結材としての針金12を巻いた後、鉄筋緊結
装置14のグリップ部18を手で掴んで鉄筋緊結装置1
4を移動させ、フック部24を鉄筋10に巻き付けた針
金12内に通す(ステップ100)。この後、起動スイ
ッチ20を押下してトリガ信号をCPU48へ入力する
(ステップ102)。CPU48はトリガ信号の入力を
検知して、両リレー50、52を駆動すべくドライブ信
号を出力する。この際に、正逆スイッチ44を一端側の
「正回転」に設定しておけば、オン状態となったスイッ
チ素子から正転リレー50に電圧が印加されて正転リレ
ー50が作動し、正転リレー50の接点がオン状態とな
り、電動モータ26が正回転を開始する(ステップ10
4)。なお、正逆スイッチ44が他端側の「逆回転」に
設定されていれば、スイッチ素子から逆転リレー52に
電圧が印加されて電動モータ26が逆回転を開始するこ
とになる。
【0018】電動モータ26が回転を開始すると、それ
に伴い減速ギア機構28等を介して棒材22も回転し、
針金12の捩じり締め動作を開始する。また、円板36
も棒材22と同一回転で回転し、光センサ40は円板3
6のスリットを検出する毎に検出信号を出力する(ステ
ップ106)。CPU48では、この検出信号の入力回
数をカウントし、このカウント値とディジタルスイッチ
42からの回転数データとを比較し(ステップ10
8)、一致するまでドライブ信号を出力し続け、一致し
た際にはドライブ信号の出力を停止する(ステップ11
0)。これにより棒材22は、予め設定された回転数と
同数回転した後に停止し、針金12の捩じり締め動作が
終了する。このように鉄筋10の交差部分の一か所の緊
結作業が終わったら、針金12からフック部24を抜
き、次の交差部分の緊結作業に移る。上述した鉄筋緊結
装置14を用いると、作業者は針金12を捩じるために
手首や腕を回す必要がないため、疲労が少なく、緊結作
業の効率が向上する。
【0019】なお、棒材22をチャック32に固定する
場合には、一旦起動スイッチ20を押下し、チャック3
2を回転させて停止させた後に、棒材22をそのフック
部24の先端が図1に示すように本体16の折曲方向と
同一方向となるように取り付けるようにする。これによ
り、それ以後は棒材22の回転が停止した際にフック部
24の先端は必ず同じ位置(円板36のスリットを光セ
ンサ40が検出した位置である特定回転位置)に停止す
ることができる。このため、捩じり締め作業後の針金1
2からのフック部24の抜脱や、次の捩じり締め作業時
の針金12へのフック部24に引っかけが容易に行え、
作業性が向上する。
【0020】また、上記実施例に代えて、ディジタルス
イッチ42からの回転数データと、光センサ40からの
検出信号とが入力され、検出信号の入力回数をカウント
すると共に、カウント値と回転数データとを比較し、カ
ウント値と回転数データとが一致した場合に、第2の検
出信号をCPU48へ出力する回転検知回路(不図示)
を設け、CPU48では検出信号のカウントや回転数デ
ータとの比較を行わない構成としても良い。
【0021】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述した実施例に限定されるの
ではなく、緊結作業を長時間連続して行う場合には携帯
用のバッテリーでは電力が不足するため、交流式の電動
モータとし、電力はコンセント等から供給するようにし
ても良いし、駆動部には電動モータに代えて、油圧モー
タや空圧モータを用いても良い。また、本体内に駆動部
の作動時間を設定するためのタイマを設け、起動スイッ
チが操作された後、タイマに設定した時間内だけ駆動部
を回転させるようにして、緊結材の捩じり締めすぎによ
る切断を防止する構成としても良い等、発明の精神を逸
脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんであ
る。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る鉄筋緊結装置を用いると、
作業者はグリップ部を掴持して本体を移動し、フック部
を緊結材へ引っ掛ける。その後制御部により駆動部を作
動させて棒材を回転駆動させると、フック部が回転して
緊結材を捩じり締め、鉄筋同士を緊結する。また、本体
内には棒材の特定回転位置を検出し、検出信号を出力す
る位置検出部が設けられ、制御部は位置検出部からの検
出信号が入力された際、または検出信号が予め決められ
た回数入力された際には駆動部による棒材の回転を停止
させるので、常に均一回数の緊結材の捩じり締めが行え
る。従って、作業者は緊結材の捩じり締め作業の際に、
手首や腕に負担がかからず、長時間緊結作業を行っても
疲労が少ないため、作業の効率が向上する。また駆動部
に電動モータを含め、電動モータへ電力を供給するため
の携帯可能なバッテリーを設けると作業者が自由に移動
でき、複雑な構造の作業現場でも緊結作業が効率よく行
えるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる鉄筋緊結装置の一実施例の構成
を示す正面断面図である。
【図2】図1の機能を示すブロック図である。
【図3】従来の鉄筋緊結するための緊結具を示す説明図
である。
【符号の説明】
14 鉄筋緊結装置 16 本体 18 グリップ部 20 起動スイッチ 22 棒材 24 フック部 26 電動モータ 28 減速ギア機構 32 チャック 36 円板 40 光センサ 46 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04G 21/12 105 E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掴持可能なグリップ部が形成された本体
    と、 前記本体に軸線を中心に回転可能に設けられると共に、
    本体から突出する棒材と、 該棒材の先端部に設けられ、鉄筋を緊結する緊結材へ引
    掛可能なフック部と、 前記本体内に設けられ、前記棒材を回転駆動可能な駆動
    部と、 前記本体内に設けられ、前記棒材の特定回転位置を検出
    可能であると共に、検出した際には検出信号を出力する
    位置検出部と、 前記駆動部を制御して前記棒材を回転させると共に、前
    記検出信号が予め決められた回数入力された際には駆動
    部による棒材の回転を停止させる制御部とを具備するこ
    とを特徴とする鉄筋緊結装置。
  2. 【請求項2】 1以上の整数値である目標回転数を設定
    可能な回転数設定部を設け、 前記制御部は、前記駆動部により前記棒材を回転させた
    後に前記検出信号の入力回数をカウントし、該カウント
    値が前記目標回転数と一致した場合には駆動部による棒
    材の回転を停止することを特徴とする請求項1記載の鉄
    筋緊結装置。
  3. 【請求項3】 前記本体は、中途部分で鈍角に折れ曲が
    った形状に形成され、 一方の折曲部分には前記グリップ部が形成され、 他方の折曲部分の先端には前記棒材が突設されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の鉄筋緊結装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動部は、電動モータと、該電動モ
    ータの回転数を減速する減速ギア機構とから構成され、 前記位置検出部は、 前記減速ギア機構の出力軸と同軸に配せられ、周縁部分
    に少なくとも一つのスリットが設けられた円板と、 該円板のスリットを検出し、前記検出信号を出力する光
    センサとから構成されていることを特徴とする請求項
    1、2または3記載の鉄筋緊結装置。
  5. 【請求項5】 前記電動モータへ電力を供給するための
    携帯可能なバッテリーが設けられていることを特徴とす
    る請求項1、2、3または4記載の鉄筋緊結装置。
JP6108191A 1994-05-23 1994-05-23 鉄筋緊結装置 Pending JPH07314072A (ja)

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Cited By (5)

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