JPH07314031A - ストライプ状凹凸部付き景観用鋼管の製造方法 - Google Patents

ストライプ状凹凸部付き景観用鋼管の製造方法

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JPH07314031A
JPH07314031A JP24310693A JP24310693A JPH07314031A JP H07314031 A JPH07314031 A JP H07314031A JP 24310693 A JP24310693 A JP 24310693A JP 24310693 A JP24310693 A JP 24310693A JP H07314031 A JPH07314031 A JP H07314031A
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pipe
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャープな稜線の凹凸部を備えた鋼管を冷間
引き抜き加工法で安定して成形する景観用鋼管の製造方
法を提供する。 【構成】 鋼管の外周面に沿ってピッチが2.5mm以
上5.0mm以下、波高さが0.6mm以上0.9mm
以下の凹凸部が鋼管の長手方向に連続して備わっている
景観用鋼管を製造するにあたり、ダイスのギア部内周面
にピッチが2.5mm以上5.0mm以下、溝深さが
0.65mm以上1.0mm以下の凹凸溝を備え、且つ
ギア部に連接するアプローチ部内周面にもギア部溝深さ
の5.5倍以上の長さに凹凸溝を備え、そのアプローチ
部の角度はダイス中心軸に対して5.5度以上15度以
下となっているダイスを原管厚さ減少用プラグと組み合
わせ、原管厚さを1.3mm以上3.3mm以下減少せ
しめながら冷間で引き抜き加工により成形するストライ
プ状凹凸部付き景観用鋼管の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】手摺や玄関ポーチ柱或いは車止
め、転落防止柵やガードパイプ等の防護柵、及び照明
柱、案内標識柱、電柱等人々が視角で捉えられる場所に
用いられる建築、土木分野の構造物を対象とした、板厚
が2〜8mm、外径が20〜300mm、引張り強さが
300〜540N/mm2 レベルの、比較的設計強度が
必要で且つ意匠性を必要とする用途の建材に好適なスト
ライプ状凹凸部を備えた景観用鋼管の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より鉄鋼、ステンレス、鋳鋼、アル
ミ、樹脂、コンクリート等各種材料の外表面に凹凸形状
の溝や突起が付いた鋼管や鉄筋等の形材やシート等板材
が多数商品化されている。特に、最近は良好な都市景観
を形成する上で信号柱や照明柱等への貼り紙が問題視さ
れ、例えば実開平4−83409では貼り紙防止効果の
ある外周面に凹凸部が備えられている鋼製電柱、照明灯
柱等の柱等用鋼管が提案されている。
【0003】本発明者等もこのような都市景観の向上に
相応しい優れた形状についていろいろな視点から機能検
討と官能的評価を行った。その結果、貼り紙剥離効果と
意匠性には山或いは溝の形状も1つの要因であるが、そ
のピッチと山或いは溝の高さ又は深さが極めて重要な要
因となっており、ピッチが小さ過ぎる或いは大き過ぎる
もの、山或いは溝の高さ又は深さが低い又は浅いものは
一般の平滑な外表面の形材や板材と貼り紙剥離効果も意
匠性にも差異が認められなかった。
【0004】本発明者等はこの結果を基に、外周面に沿
い、且つ長手方向にピッチが2.5mm以上5.0mm
以下で波形高さが0.6mm以上0.9mm以下の凹凸
部を備えたものが、景観形成にも優れた意匠性を発揮で
き、成形加工後に亜鉛めっき、塗装等の防錆表面処理を
施しても形状的に充分にメリハリがあって、景観向上に
寄与できる最適寸法のものであると判断した。そこで、
その凹凸部山形状がシャープな稜線を具備する鋼管を精
度良く容易に製造する方法について検討を行った次第で
ある。
【0005】この点に関し、従来から凹凸部を備えた鋼
管製造法は多数提案されている。例えば特公平4−20
685では壁面長手方向に一体的にリブを形成したパイ
プのロール成形による連続製造法等が提案されている。
【0006】通常プラスチック等の樹脂やアルミ、銅等
加工の仕易い材料ものについては冷間或は温間引き抜き
法で意匠性に優れた凹凸溝を備えたパイプの製造は出来
るとされているが、構造体としての設計強度が不足等で
その用途が制限されている。一方、構造体として前述し
たレベルの強度があるステンレスや鉄系の難加工鋼材は
鋼板の幅方向に一様で且つ長手方向に圧延ロールや切削
加工等により、予め或いは成形の前工程で凹或いは凸形
状を付け、その後円筒状或いは多角形状に成形し、開口
部を溶接して鋼管にする方法。又は熱間押出し成形法等
により製造されているがロールやバイト、熱間工具の消
耗等製法上の制約があって本発明が狙う稜線がシャープ
で寸法形状の良い所謂意匠性にも優れた凹凸部を備えた
鋼管を製造することは出来ない。
【0007】従来から、冷間引き抜き加工を行えばシャ
ープな稜線の凹凸部が実現できるのではないかといろい
ろと検討されてはいるものの、強度がある難加工鋼材等
では単純な縮/拡管や凹凸形状にしても極めてピッチが
大きいもの或いは波形高さが低いものが出来る程度でメ
リハリのきいた凹凸部を備えたものの製造は困難とされ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構造上比較
的強度を必要とするステンレスや鉄系鋼管の外表面に、
ピッチが2.5mm以上5.0mm以下で波形高さが
0.6mm以上0.9mm以下のシャープな稜線の凹凸
部を備えた鋼管を冷間引き抜き加工法で安定して成形す
る景観用鋼管の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を有
利に解決したものであり、その要旨は以下の通りであ
る。鋼管の外周面に沿ってピッチが2.5mm以上5.
0mm以下、波高さが0.6mm以上0.9mm以下の
凹凸部が鋼管の長手方向に連続して備わっている景観用
鋼管を製造するにあたり、ダイスのギア部内周面にピッ
チが2.5mm以上5.0mm以下、溝深さが0.65
mm以上1.0mm以下の凹凸溝を備え、且つギア部に
連接するアプローチ部内周面にもギア部溝深さの5.5
倍以上の長さに凹凸溝を備え、そのアプローチ部の角度
はダイス中心軸に対して5.5度以上15度以下となっ
ているダイスを原管厚さ減少用プラグと組み合わせ、原
管厚さを1.3mm以上3.3mm以下減少せしめなが
ら冷間で引き抜き加工により成形するストライプ状凹凸
部付き景観用鋼管の製造方法を提供するものである。
【0010】ここで、本発明に於ける数値の限定理由を
図面を基に述べる。
【0011】図1はストライプ状凹凸溝付き鋼管を示す
図で、(イ)は概念斜視図、(ロ)は断面部分拡大図、
図2は本発明に於けるダイスとプラグの組み合わせによ
りストライプ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工を
する場合の例を示す図で、(イ)は一つの態様を示す断
面図、(ロ)は(イ)に於けるX−X断面のダイスギア
部を示す断面図、(ハ)は(イ)に於けるY−Y断面の
ダイスアプローチ部を示す断面図、図3は本発明に使用
するダイスの一部断面を示す図で、(イ)はアプローチ
部角度が13.5度のダイス一部断面図、(ロ)アプロ
ーチ部角度が溝の山部が13.5度で溝の谷部が15度
からなるダイス一部断面図、(ハ)はアプローチ部角度
が溝の山部が8度で溝の谷部が5.7度からなるダイス
一部断面図、(ニ)はアプローチ部角度5.5度と11
度の2段角からなるダイス一部断面図、(ホ)はアプロ
ーチ部角度が16度のダイス一部断面図、(ヘ)はアプ
ローチ部角度が10度のダイス一部断面図、図4は本発
明に於けるダイスとプラグの組み合わせによりストライ
プ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工をする場合の
別の例を示す図で、(イ)は別の態様を示す断面図、
(ロ)は(イ)に於けるA−A断面のストライプ状凹凸
溝付き鋼管を示す断面図、(ハ)は(イ)に於けるB−
B断面の原管を示す断面図である。
【0012】本発明者等は図1に示す鋼管外周面(R)
に沿い且つ長手方向(L)にピッチ(P)が2.5mm
以上5.0mm以下で、波形高さ(H)が0.6mm以
上0.9mm以下の凹凸部が備わっている鋼管の安定製
造のため各種ダイス形状や引き抜き条件等を変えた実験
を行った。この実験結果をベースに、先ず、図2に示す
ダイス()のギア部(DG )内周面の溝ピッチ
(p’)を2.5mm以上5.0mm以下としたのは、
図1に示す鋼管の凹凸部ピッチ(P)が2.5mm以上
5.0mm以下であり、その所望鋼管の実現には溝ピッ
チ(p’)が同一寸法であることが必須の条件となるこ
とから同一範囲に限定したものである。
【0013】一方、図2に示すギア部(DG )内周面に
具備する溝深さ(h’)を0.65mm以上1.0mm
以下とし、その下限値を0.65mm以上としたこと
は、冷間引き抜き加工にあたりダイス()の内周面と
原管外周面の潤滑を良くし、焼き付きを防止等の目的で
原管表面に潤滑剤を塗布するが、加工時にギア部溝の谷
部(1)に潤滑剤が溜まり易く、0.6mm未満の溝深
さ(h’)では所望の最小波形高さ(H)0.6mmが
得難い。そこで、0.05mm余分に溝深さをとって
0.65mm以上としたものである。
【0014】また、上限値を1.0mm以下としたこと
は図1に示す波形高さ(H)をより高くする加工を施す
程原管表面に塗布した潤滑剤がより多くギア部溝の谷部
(1)に溜まり易くなる傾向があり、実質的に溝深さ
(h’)を減少することから、実質波高さを補正する目
的で所望波形高さ(H)0.9mm以下に対し0.1m
m余分に溝深さをとったものである。また、別途実験に
より溝深さ(h’)を1.0mm超としても図1に示す
波形高さ(H)の形成には無駄な空隙にしかなってない
ことを確認し、上限値を1.0mm以下としたものであ
る。
【0015】尚、所望波形高さ(H)0.6mm〜0.
9mm間に対応する溝深さ(h’)については、0.0
5mm〜0.1mmの間で比例計算の上余分に付けるこ
とが望ましい。
【0016】次にアプローチ部(DA )内周面にもギア
部(DG )内周面に連接してギア部(DG )溝深さ
(h’)の5.5倍以上の長さ凹凸溝長さ(dA )を備
えた数値の限定理由を述べる。原管はダイスアプローチ
部(DA )の図2に示す原管の縮径が始まるところ
(S)から引き抜き方向(I)に向かって、徐々に外径
(φ0)の縮小が生じ、併せてアプローチ部(DA )溝
の山部(2)で原管外表面に波形高さ(H)形成のため
メタルのフローを生じせしめる。一般に、本発明が対象
とするレベルの鋼管の伸びは20%程度であり、強い加
工を加えると焼き付き、肌荒れ、破断等のトラブルが多
々発生することがある。そこで、徐々にメタルの流れが
生じるよう少しづつ加工を加えていくことが望ましい
が、単純な縮径過程が長く続くと原管外表面の加工硬化
層が深くなり、波形高さ(H)の形成に必要なメタルの
フローが阻害されてメタルの量が集められなくなってし
まう。そのためには、加工硬化層が浅い原管の縮径が始
まるところ(S)から徐々に溝を付け、シャープな稜線
の波形状を成形せしめるギア部(DG )に到達せしめる
ことが望ましく、安定製造の上からもアプローチ部(D
A )での溝付け加工量(伸びに比例)が20%を越えな
い凹凸溝長さ(dA )の設定を必須条件とした。
【0017】即ち、ギア部(DG )の溝深さ(h’)に
対し、4.5倍の凹凸溝長さ(dA)では22%、5倍
では丁度20%であり安全性を見込んで5.5倍=18
%としたものである。
【0018】アプローチ部(DA )全長に凹凸溝長さ
(dA )を備えても波形高さ(H)の形成には一向に差
し支えなく、むしろ溝付け加工量は少なくなり望ましい
方向である。ダイスのアプローチ部(DA )内周面の溝
付け長さ(dA )をギア部の溝深さ(h’)の5.5倍
迄とするか或いは全長にわたって付けるかは加工の仕易
さや加工費を勘案して決めることが望ましい。
【0019】次に、上述したダイス()と図4に示す
ストレートプラグ(P1)や図2に示す他のフローティ
ングプラグ(P2)等の原管厚さ減少用プラグと組み合
わせて成形するのは、当該プラグによって冷間引き抜き
成形の際原管内面側にも生じる縮径を強制的に阻止し、
原管の厚さ(T)を十分に減少せしめて凹凸部付き鋼管
の板厚(t)を任意の寸法に仕上げることと、波形高さ
(H)の形成に必要なメタル量を更に確保するためであ
る。このような原管厚さ減少用のプラグを全く用いず図
4に示すような本発明を使用する形状のダイスだけで成
形すると冷間引き抜き成形後の鋼管は、所望の波形高さ
(H)が十分に出ないばかりか、凹凸部付き鋼管の板厚
(t)は原管の厚さ(T)と略同等の厚さで、単に縮径
による仕上がり鋼管長の長いものが出来るだけである。
【0020】ここで、原管厚さ減少量とは、図4の原管
を示す断面図(ハ)の厚さ(T)からストライプ状凹凸
溝付き鋼管を示す断面図(ロ)の板厚(t)を引いた値
である。
【0021】他方、図3に示すアプローチ部の角度(θ
1〜θ8)をダイス中心軸に対して5.5度以上15度
以下としたのは、先ず基本的な考え方としてアプローチ
部の角度が過少のものは原管が単に通過するに等しく所
望鋼管の製造は殆ど不可能である。
【0022】一方、過大であると縮径加工量、摩擦量、
ダイス設計の仕方によって溝付け加工量も過大となっ
て、焼き付きや破断等が生じることが予想され、適正な
範囲に解があることが予測される。但し、所望形状の鋼
管製造がアプローチ部の角度だけで決まる訳ではなく、
後述する原管厚さ減少量が大きく寄与し、それとの相乗
作用によって実現出来るものである。
【0023】ダイスアプローチ部の角度(θ1〜θ8)
が5.5度〜16度の各種ダイス()を用い原管厚さ
減少量を1.1mm〜4.0mm変えた実験結果による
と、概して減少量を多くとる程、またアプローチ部の角
度が大きい程波形高さ(H)は高くなる傾向にあり、所
望の波形高さ0.6mmを原管厚さ減少量1.3mmの
軽い負荷量で実現できるアプローチ部の最小角度が5.
5度以上必要であったことから下限値とし、上限値を1
5度以下としたのは15度超のアプローチ角度にすると
所望の波高さは実現仕易いものの原管の縮径割合等が大
きくなり、潤滑を阻害してダイスや鋼管の焼き付きが発
生する等安定製造に支障が出たことから15度以下とし
たものである。
【0024】一方、原管厚さを1.3mm以上3.3m
m以下減少せしめながら成形することは、前述したダイ
スアプローチ部角度(θ1〜θ8)との兼ね合いで、図
3に示すアプローチ部角度が最小の5.5度のダイス
D4)で所望の波形高さ0.6mmを実現するために
必要な最小原管厚さ減少量が1.3mm以上で、1.3
mm未満では所望の波形高さが出ない。また原管厚さ減
少量を多く取って成形を行うと波形高さは高くなる傾向
にあるものの原管厚さを3.3mm超の減少量で成形す
ると鋼管の焼き付きの他、破断が発生仕易くなり安定製
造に支障が出ることから3.3mm以下としたものであ
る。
【0025】通常、所望の凹凸部付き鋼管の板厚(t)
と波形高さ(H)を決定したら、原管の厚さ(T)は原
管厚さ減少量を見込んで適宜設定する。例えば凹凸部付
き鋼管の板厚(t)が2mmで波形高さ0.6mmを原
管厚さ減少量1.3mmで実現するための最小原管厚さ
(T)は2mm+0.6mm+1.3mm=3.9m
m、また原管厚さ減少量3.3mmで波形高さ0.9m
mを実現するための最小原管厚さ(T)は2mm+0.
9mm+3.3mm=6.2mmで、このような計算式
から求められる原管厚さ以上の原管厚さ(T)のものを
用いることが好ましい。
【0026】特に、言及してないが原管厚さ減少量1.
3mmで波形高さ0.9mm、原管厚さ減少量3.3m
mで波形高さ0.6mm等を実現することはダイス形状
を変えることで可能と考えられるが、本発明者等はダイ
ス加工費は高いことから極力少ないダイスで製造対応す
ると言う生産の原点に立ち、最適ダイス形状のものを用
いて加工費の安いプラグの径変更で容易に変えられる原
管厚さ減少量を制御するという方法を開発したものであ
る。
【0027】このように、適正形状のダイスと原管厚さ
減少に効果的なプラグを組み合わせ、更に原管厚さの減
少量を最適な量に設定することで、例えば凹凸部波のコ
ーナーR≦3mm位の稜線がシャープで意匠性の優れた
ストライプ状凹凸溝付き鋼管を冷間引き抜き法で安定製
造することができる。
【0028】また、ダイスの溝形状を正弦波、三角波、
角形、台形、半円形等(図示せず)にすることで、各種
意匠の鋼管を製造出来ること、更に潤滑を良くし、ダイ
ス寿命を延ばす上からはダイス表面にTiC,TiN等
をコーティングすることが好ましい。
【0029】図5は表1の本発明の実施例一覧に基づ
く、各種ダイス別原管厚さ減少量と波高さの関係を示す
図で、図中フローテングと特記したもの2点は図2に示
すプラグ(P2)を用い、図3に示すダイス(D4)と
組み合わせて冷間引き抜き加工をしたもので、この2点
以外は全て図4に示すストレートのプラグ(P1)と図
3に示すダイス(D1)〜(D6)の組み合わせで冷間
引き抜き加工を実施したものである。
【0030】図5からも分かるように、ストレートプラ
グ(P1)でもフローテングプラグ(P2)でも原管厚
さ減少に効果的な適正なプラグを用いれば安定した製造
は可能である。
【0031】一方、ストレートプラグ(P1)とダイス
D1)〜(D6)の組み合わせて冷間引き抜き加工を
実施した結果は、ダイスアプローチ部角度が13.5度
(θ1)のダイス(D1)の場合は原管厚さ減少量を多
くしても所望の波高さ0.6mm以上のものは製造出来
ず、むしろ波高さが低くなる傾向であった。これは図3
の(イ)に示すダイス(D1)のギア部(DG )に連接
するアプローチ部の溝長さ(dA )がギア部(DG )溝
深さ(h’)の4.2倍程度で溝加工時20%超の加工
が加わること、加工の当初から単純な縮径加工が先行し
その大きな加工硬化と相まって所望波形高さ(H)が出
なくなってしまったものと考えられる。この点、ダイス
アプローチ部角度が10度(θ8)のダイス(D6)の
場合、アプローチ部(DA )の溝長さ(dA )はギア部
(DG )溝深さ(h’)の5.5倍以上の長さが具備さ
れていることから溝加工時の加工量も18%程度と小さ
く、所望の山高さ(H)が得られた。
【0032】他方、ダイスアプローチ部角度が溝の山部
(2)、谷部(1)ともに5.5度(θ5)と11度
(θ6)の2段角度からなるダイス(D4)の場合は原
管厚さ減少量1.3mmで所望波高さ0.6mmの製造
が可能で、原管厚さ減少量を多くする程波高さも大きく
なる傾向にある。
【0033】但し、原管厚さ減少量3.5mmでは焼き
付きが発生する等製造が不安定となる。
【0034】また、ダイスアプローチ部のダイス溝の山
部(2)角度が13.5度(θ1)で溝の谷部(1)角
度が15度(θ2)からなるダイス(D2)の場合は、
原管厚さ減少量1.1mm位から所望波高さ0.6mm
の製造可能性があり、原管厚さ減少量1.3mmでは波
高さ0.67mm、また原管厚さ減少量3.3mmで波
高さ0.9mmの製造が安定して出来る。但し、原管厚
さ減少量4mmでは破断が生じ、安定製造には原管厚さ
減少量3.3mmが限界であった。
【0035】次に、ダイスアプローチ部のダイス溝の山
部(2)角度が8度(θ4)で溝の谷部(1)が5.7
度(θ3)からなるダイス(D3)の場合は、ダイス
D2)と略同様の傾向があった。これはダイス(
)と比べ、アプローチ部(DA)の溝長さ(dA )は
短いが、ギア部(DG )溝深さ(h’)の5.5倍超備
わっており、アプローチ部(DA )の全長にわたって溝
長さ(dA )が具備しているダイス(D2)と類似した
作用があるものと解釈される。
【0036】更に、ダイスアプローチ部角度が溝の山部
(2)、谷部(1)ともに16度(θ7)からなるダイ
ス(D5)の場合は形状的にダイス(D2)と似てお
り、類似の作用が期待されたが、一部に焼き付きが発生
した。これは原管の縮径割合が大きくなり、過大な摩擦
が生じて潤滑の機能が充分保たれなくなったためと推察
される。
【0037】これらのことから、本発明に従えば所望の
鋼管を精度良く安定して製造実施できるものである。
【0038】
【実施例】表1に各種原管寸法のダイスの種類を変えて
冷間引き抜き加工を行った本発明の一実施例を比較例と
共に示す。
【0039】本実施例は、原管に厚さ6〜8.3mm、
外径70〜197mm、引張強さ400〜540N/m
2の一般構造用炭素鋼鋼管を用いたものを示したもの
であるが、原管にSUS220等他の鋼種、寸法や強度
のものを用いても略同様に所望鋼管の製造は可能であっ
た。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、引き抜き加
工中のダイスや鋼管の焼き付き、破断等のトラブルもな
く寸法精度の良いものを安定して容易に製造することが
出来る。
【0042】また、鋼管に成形されたもの(原管)を更
に冷間で引き抜き加工をするので原管は電縫管、鍛接
管、シームレス管等各種鋼管の製法に囚われず供するこ
とが出来る。このことは、所望する仕上がり寸法や用途
に合わせて原管サイズや製法の選択幅が広くとれるの
で、需要サイドのニーズに合ったものを安定供給でき
る。また、冷間加工による意匠性の優れた凹凸溝形状
は、原管より延性は劣るもののストライプ状凹凸溝と加
工硬化で剛性と強度は更に上がり、設計上安全性の向上
が図られる他、使用材料の節約にもなる。
【0043】因みに、本発明によるストライプ状凹凸部
付き鋼管を通常の表面が平滑な鋼管と比較して貼り紙剥
離性を検証した。使用した鋼管の径は2種類、糊は3種
類、貼り紙は各鋼管に2枚、で暴露試験を行った結果、
通常の鋼管に貼った紙の2/3が1年以上付着していた
のに対し、凹凸部の付いた本発明の鋼管に添付した紙は
凹凸部の溝を伝わって雨、風が入り込み易く自然気象条
件の下約2ケ月で全数剥離した。
【0044】従って、本鋼管を電柱や信号柱に適用した
場合、現在問題視されている貼り紙による都市景観の破
壊に対し有効な対策となる。
【0045】また、貼り紙防止シート等を鋼管柱外面に
巻くと隙間腐食を生じて安全性、美観等に問題がある
が、ストライプ状凹凸溝と本体の鋼管が一体で出来てい
る本発明による鋼管では隙間腐食の問題も生じず、安全
性、美観等を長く維持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストライプ状凹凸溝付き鋼管を示す図で、
(イ)は概念斜視図、(ロ)は断面部分拡大図。
【図2】本発明に於けるダイスとプラグの組み合わせに
よりストライプ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工
をする場合の例を示す図で、(イ)は一つの態様を示す
断面図、(ロ)は(イ)に於けるX−X断面のダイスギ
アを示す断面図、(ロ)は(イ)に於けるY−Y断面の
ダイスアプローチ部を示す断面図。
【図3】本発明に使用するダイスの一部断面を示す図
で、(イ)はアプローチ部角度が13.5度のダイス一
部断面図、(ロ)はアプローチ部角度が13.5度と1
5度からなるダイス一部断面図、(ハ)はアプローチ部
角度が8度と5.7度からなるダイス一部断面図、
(ニ)はアプローチ部角度5.5度と11度の2段角か
らなるダイス一部断面図、(ホ)アプローチ部角度が1
6度のダイス一部断面図、(ヘ)はアプローチ部角度が
10度のダイス一部断面図。
【図4】本発明に於けるダイスとプラグの組み合わせに
よりストライプ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工
をする場合の別の例を示す図で、(イ)は別の態様を示
す断面図、(ロ)は(イ)に於けるA−A断面のストラ
イプ状凹凸部付き鋼管を示す断面図、(ハ)は(イ)に
於けるB−B断面の原管を示す断面図。
【図5】本発明の実施例一覧に基づく、各種ダイス形状
別原管厚さ減少量と波高さの関係を示す図。
【符号の説明】
R…鋼管外周面 P1…ストレートプ
ラグ L…長手方向 P2…フローテング
プラグ P…凹凸部付き鋼管のピッチ p’…ダイス内周面
の溝ピッチ H…凹凸部付き鋼管の波形高さ h’…ダイス内周面
の溝深さ t…凹凸部付き鋼管の板厚 1…ダイス内周面溝
の谷部 φ1…凹凸部付き鋼管の谷径 2…ダイス内周面溝
の山部 T…原管の厚さ S…原管の縮径が始
まるところ φ0…原管の外径 I…冷間加工時の鋼
管引き抜き方向 …ダイス D1D6…ダイス
の形状 DG …ダイスギア部 θ1〜θ8…ダイス
アプローチ部の角度 DA …ダイスアプローチ部 dA …ダイスアプローチ部の溝長さ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】手摺や玄関ポーチ柱或いは車止
め、転落防止柵やガードパイプ等の防護柵、及び照明
柱、案内標識柱、電柱等人々が視で捉えられる場所に
用いられる建築、土木分野の構造物を対象とした、板厚
が2〜8mm、外径が20〜300mm、引張り強さが
300〜540N/mm レベルの、比較的設計強度
が必要で且つ意匠性を必要とする用途の建材に好適なス
トライプ状凹凸部を備えた景観用鋼管の製造方法に関す
るものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図1はストライプ状凹凸溝付き鋼管を示す
図で、(イ)は概念斜視図、(ロ)は断面部分拡大図、
図2は本発明に於けるダイスとプラグの組み合わせによ
りストライプ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工を
する場合の例を示す図で、(イ)は一つの態様を示す断
面図、(ロ)は(イ)に於けるX−X断面のダイスギア
部を示す断面図、(ハ)は(イ)に於けるY−Y断面の
ダイスアプローチ部を示す断面図、図3は本発明に使用
するダイスの一部断面を示す図で、(イ)はアプローチ
部角度が13.5度のダイス一部断面図、(ロ)アプ
ローチ部角度が溝の山部が13.5度で溝の谷部が15
度からなるダイス一部断面図、(ハ)はアプローチ部角
度が溝の山部が8度で溝の谷部が5.7度からなるダイ
ス一部断面図、(ニ)はアプローチ部角度5.5度と1
1度の2段角からなるダイス一部断面図、(ホ)はアプ
ローチ部角度が16度のダイス一部断面図、(ヘ)はア
プローチ部角度が10度のダイス一部断面図、図4は本
発明に於けるダイスとプラグの組み合わせによりストラ
イプ状凹凸部付き鋼管を冷間で引き抜き加工をする場合
の別の例を示す図で、(イ)は別の態様を示す断面図、
(ロ)は(イ)に於けるA−A断面のストライプ状凹凸
溝付き鋼管を示す断面図、(ハ)は(イ)に於けるB−
B断面の原管を示す断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】一方、ストレートプラグ(P1)とダイス
D1)〜(D6組み合わせて冷間引き抜き加工を
実施した結果は、ダイスアプローチ部角度が13.5度
(θ1)のダイス(D1)の場合は原管厚さ減少量を多
くしても所望の波高さ0.6mm以上のものは製造出来
ず、むしろ波高さが低くなる傾向であった。これは図3
の(イ)に示すダイス(D1)のギア部(DG )に連接
するアプローチ部の溝長さ(dA )がギア部(DG )溝
深さ(h’)の4.2倍程度で溝加工時20%超の加工
が加わること、加工の当初から単純な縮径加工が先行し
その大きな加工硬化と相まって所望波形高さ(H)が出
なくなってしまったものと考えられる。この点、ダイス
アプローチ部角度が10度(θ8)のダイス(D6)の
場合、アプローチ部(DA )の溝長さ(dA )はギア部
(DG )溝深さ(h’)の5.5倍以上の長さが具備さ
れていることから溝加工時の加工量も18%程度と小さ
く、所望の山高さ(H)が得られた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【表1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】本発明に使用するダイスの一部断面を示す図
で、(イ)はアプローチ部角度が13.5度のダイス一
部断面図、(ロ)はアプローチ部角度が13.5度と1
5度からなるダイス一部断面図、(ハ)はアプローチ部
角度が8度と5.7度からなるダイス一部断面図、
(ニ)はアプローチ部角度5.5度と11度の2段角か
らなるダイス一部断面図、(ホ)アプローチ部角度が
16度のダイス一部断面図、(ヘ)はアプローチ部角度
が10度のダイス一部断面図。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 12/08 (72)発明者 鈴木正之 光市大字島田3434番地 新日本製鐵株式会 社光製鐵所内 (72)発明者 堤 重信 東京都板橋区舟渡4−3−1 新日本製鐵 株式会社東京製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管の外周面に沿ってピッチが2.5m
    m以上5.0mm以下、波高さが0.6mm以上0.9
    mm以下の凹凸部が鋼管の長手方向に連続して備わって
    いる景観用鋼管を製造するにあたり、 ダイスのギア部内周面にピッチが2.5mm以上5.0
    mm以下、溝深さが0.65mm以上1.0mm以下の
    凹凸溝を備え、且つギア部に連接するアプローチ部内周
    面にもギア部溝深さの5.5倍以上の長さに凹凸溝を備
    え、そのアプローチ部の角度はダイス中心軸に対して
    5.5度以上15度以下となっているダイスを原管厚さ
    減少用プラグと組み合わせ、原管厚さを1.3mm以上
    3.3mm以下減少せしめながら冷間で引き抜き加工に
    より成形することを特徴とするストライプ状凹凸部付き
    景観用鋼管の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102953323A (zh) * 2012-12-04 2013-03-06 南京联众建设工程技术有限公司 一种拼接式波纹钢板承重柱
KR101489570B1 (ko) * 2013-01-17 2015-02-03 현대하이스코 주식회사 내식성이 우수한 지주용 관재 및 그 제조방법
CN107288260A (zh) * 2017-06-16 2017-10-24 合肥工业大学 波形钢腹板t型外肋的空心钢管混凝土墩柱及其制作方法
CN114102071A (zh) * 2021-12-01 2022-03-01 浙江中达新材料股份有限公司 一种高效换热器用内槽式奥氏体不锈钢无缝钢管生产工艺

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