JPH07313796A - 組立式物干台 - Google Patents

組立式物干台

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JPH07313796A
JPH07313796A JP13789194A JP13789194A JPH07313796A JP H07313796 A JPH07313796 A JP H07313796A JP 13789194 A JP13789194 A JP 13789194A JP 13789194 A JP13789194 A JP 13789194A JP H07313796 A JPH07313796 A JP H07313796A
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JP
Japan
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rod
fitted
holding
clothes
side short
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JP13789194A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Yamanaka
義孝 山中
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Fuji Kinzoku Kk
Original Assignee
Fuji Kinzoku Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一度で大量の干物ができる、屋外、屋内兼用
の組立式物干台を提供するにある。 【構成】 所要長さの竿本体に、その片側または両側の
何れかに内嵌して、伸縮機能を有する管状の副竿と、そ
の円周方向の所要箇所で長さ方向に、複数の係止孔を有
する、延出板または板状部材の何れかとを設けられた、
管状の物干竿の2本、及び所要高さの2本の管状支柱
を、高さ方向の中央より上方に取着された回動部材で、
左右方向へ回動自在に連結された保持脚の2組を;開い
て対立させた該両保持脚の相対する一対の該両支柱の上
端部夫々に、該竿本体の両端部を固定ソケットで取着す
ると共に、前記両保持脚の該回動部材の下方に、前記両
支柱を所要開度で係止せしむる作動部材を取着したこと
を特徴とする組立式物干台である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外などの広い場所で
は、一度に大量の干物を干すことができ、さらに屋内の
ベランダなどの狭い場所では、外形を縮小させて適宜物
干しができる、屋外、屋内兼用であって、そのうえ2つ
折に畳むことができるので、平生片付けるのに便利な組
立式物干台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの物干台は、高さ方向に所要の
間隔を置いて、複数の竿鉤を固定した2本の高さの高い
支柱を、竿鉤を同一側に向け所要の間隔で立設して、同
一高さの竿鉤の間に干物を吊下げた物干竿を掛渡して使
用されるものか、または適宜な手段で所要の間隔で立設
された2本の支柱の上端夫々に、平行な横杆を固着し
て、その横杆の間に干物を吊下げた物干竿を掛渡して使
用されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の物干台は、
干物を吊下げた物干竿を、適宜な鉤棒で高く持上げて、
竿鉤間に掛渡さなければならず、また干物を取入れると
き逆の操作をしなければならないので、干物をするのに
手数がかかり面倒であり、さらに大きな重い干物は余り
干すことができず、そのうえ支柱は屋外に固定されてい
るので、屋内での使用ができないなどの欠点がある。
【0004】上記後者の物干台は、種々の形式のものが
あるが、大体大形のものが少なく、特に屋外、屋内兼用
のものは小形であって、一度に大量の干物を干すことが
できない欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のこのよ
うな問題点に着目してなされたものであって、竿本体
に、屋外などの広い場所では、引出して干物を大きく広
げることのできる、伸縮機能を有する副竿と、小さな干
物を一度に大量に干すことのできる、複数の係止孔を有
する延出板などを設け、さらに屋内のベランダなどの狭
い場所では、持込んで適宜物干しができるよう外形を縮
小できる、屋外、屋内兼用の組立式物干台を提供するこ
とにより、上記課題を解決することを目的としている。
【0006】本発明は、所要長さの竿本体に、その片側
または両側の何れかに内嵌して、伸縮機能を有する管状
の副竿と、その円周方向の所要箇所で長さ方向に、複数
の係止孔を有する、延出板または板状部材の何れかとを
設けられた、管状の物干竿の2本、及び所要高さの2本
の管状支柱を、高さ方向の中央より上方に取着された回
動部材で、左右方向へ回動自在に連結された保持脚の2
組を;
【0007】開いて対立させた該両保持脚の相対する一
対の該両支柱の上端部夫々に、該竿本体の両端部を固定
ソケットで取着すると共に、前記両保持脚の該回動部材
の下方に、前記両支柱を所要開度で係止せしむる係止部
材を取着したことを特徴とする組立式物干台である。
【0008】
【作用】組立式物干台は、屋外のような広い場所では、
竿本体から伸縮機能を有する副竿を引出すことにより、
干場を広げて大きな干物などを一度で大量に干すことが
できるため、洗濯の能率化を計ることができる。
【0009】又組立式物干台は、竿本体に設けられた延
出板などに備えた複数の係止孔を用いて、ピンチで濡れ
た靴下などの小物を、適当な間隔を置いて一度で大量に
干すことができ、そのうえ風などにより横方向への移動
を防ぐことができるので、小物の間の風通しを良くして
乾きを早め、物干時間の短縮を計ることができる。
【0010】又組立式物干台は、屋内のような狭い場所
では、竿本体に副竿を引込め、必要に応じて両保持脚の
間隔を狭めて、外形を縮小させて持込むことができるの
で、ベランダのような場所でも適宜物干しをすることが
できて、使用上極めて便利である。
【0011】又組立式物干台は、小物を干さないとき、
係止孔にピンチを係止させたままで、竿本体を大きな干
物を干すのに使用できるので、ピンチの始末に頭をなや
ますことがなく、非常に重宝である。又組立式物干台
は、2つ折に畳むことができるので、平生の片付けが容
易であり、そのうえ両物干竿と両保持脚とは簡単に分解
できるので、不用のときの保管に場所をとらず、非常に
重宝である。
【0012】
【実施例】本発明を図1〜図8に示す第1実施例に基づ
いて以下詳述する。図1〜図3において、1は、円周方
向の所要箇所で長さ方向に、所要幅に展延して延出板2
を一体成形した、アルミニウム、アルミニウム合金、ス
テンレススチールなどの何れかの金属で造られた、所要
の径と長さを有する竿本体、3は、延出板2の幅方向の
中央附近で長さ方向に、所要間隔で複数穿設された、濡
れた小物を止めるピンチ4を係止させる正方形状の係止
孔である。
【0013】5は、竿本体1の両側に夫々内嵌して、伸
縮機能を有する、アルミニウム、アルミニウム合金、ス
テンレススチール、鉄などの何れかの金属で造られた所
要長さで管状の副竿で、夫々の内端に取着された係止装
置6により、副竿5を一方方向に回動させて、竿本体1
の所望の箇所に係止固定させ、副竿5を反対方向に回動
させて、竿本体1への係止を解除し、竿本体1内を自由
に移動できるようにして、伸縮機能を具現している。
【0014】7は、竿本体1と副竿5の間隙を塞ぎ且つ
副竿5が竿本体1から抜けるのを阻止するために、竿本
体1の両端に接着剤などで固着される、ABS樹脂など
の合成樹脂で造られたソケットで、竿本体1の端部をソ
ケット7の外側壁8と内側壁9とで挟持固着している。
10は、両副竿5,5の外端に固着された、ポリ塩化ビ
ニールなどの合成樹脂で造られた取手、11は、竿本体
1と両副竿5,5とからなる物干竿である。
【0015】図4において、12は、中心にボルト13
の挿通孔14を設け、さらに一面に、摺動し易いように
車輪状突起15を設けて摺動面16を形成された、所要
径の回動円板17と、該回動円板17の他面に、挿通孔
14に相対して設けられたボルト孔18を中心にして囲
繞する環状突起19を、外側円弧面20の高さ方向の中
央に突設された、回動円板17の高さと略同高で、後記
する支柱21を挿通固定する、平面でU字形状の保持管
22とを、ポリ塩化ビニールなどの合成樹脂で一体成形
してなる部材本体である。
【0016】図5において、23は、部材本体12の2
個を、摺動面16を合せて、夫々の保持管22に所要高
さで管状の支柱21を嵌挿させて、両支柱21,21の
高さ方向の中央より上方に穿設された貫通孔24,24
を、両挿通孔14,14及びボルト孔18,18に合せ
てボルト13を嵌挿し、両支柱21,21を回動可能に
締付け取着された回動部材である。25は、上記の如
く、所要高さの2本の管状支柱21,21を、高さ方向
の中央より上方に取着された回動部材23で、左右方向
へ回動自在に連結された保持脚である。
【0017】図6において、26は、嵌着された竿本体
1の端部を、中央附近に螺着された頭付ボルト27で締
付けて、物干竿11を固定する竿側短管28と、嵌着さ
れた保持脚25の支柱21の端部を、中央附近に螺着さ
れた頭付ボルト27′で締付けて、支柱21を固定する
柱側短管29とを、竿側短管28の軸芯Xに対して、柱
側短管29の軸芯Yを内角95°で外側に傾斜させて、
ポリ塩化ビニールなどの合成樹脂で一体成形されたT形
状の固定ソケットである。
【0018】図7において、30は、外端に、保持脚2
5の回動部材23の下方で、両支柱21,21の相対し
た面に回動自在に取着される鳩目31を設け、内端を互
いに回動自在に連結された、所要長さで細長板状の2本
の作動杆32,32′からなる作動部材、33は、一方
(図面では左側)の作動杆32の先端に延設された、他
方の作動杆32′の下側に突出したL形状の阻止板で、
両支柱21,21に回動自在に取着された作動部材30
が、下側に折曲がるのを防止している。
【0019】次に、組立式物干台34の組立方法につい
て図8により以下説明する。先ず、竿本体1の左・右端
部夫々に、柱側短管29が外側に傾斜した状態で、竿側
短管28を嵌着し、頭付ボルト27を締付けて、固定ソ
ケット26を仮止めしたのち、竿本体1の両側に副竿5
を夫々内嵌させてから、適当な接着剤を塗布されたソケ
ット7を竿本体1の端部に嵌着して固着させ、さらに両
副竿5,5の先端に、同様な接着剤を塗布した取手10
を嵌着して固着させて物干竿11を組立てる。同様にし
て物干竿11を2本用意する。
【0020】次に、2本の管状支柱21を、高さ方向の
中央より上方に取着された回動部材23で、左右方向へ
回動自在に連結された保持脚25に、その回動部材23
の下方で、両支柱21,21の相対した面に、両端の鳩
目31を介して回動可能に作動部材30を取着する。か
くして組立てられた保持脚25を2組用意する。
【0021】開いて対立させた両保持脚25,25の相
対する一対の両支柱21,21の夫々の上端部に、固定
ソケット26の仮止めを緩めて、柱側短管29を嵌着
し、頭付ボルト27′を締付けて、各支柱21…を各固
定ソケット26…に固定したのち、頭付ボルト27を亦
び締付けなおして、2本の物干竿11を2組の保持脚2
5に取着して組立式物干台34を組立てる。
【0022】この組立式物干台34は、両保持脚25,
25を折畳むことにより、2つ折に畳むことができ、ま
た固定ソケット26の頭付ボルト27を緩めて、保持脚
25を内側に移動させることにより、外形を縮小させた
り、物干竿11の延出板2の突出方向を変えることによ
り、ピンチ4の取付けを容易にしたりすることができ
る。
【0023】この場合、組立式物干台34は、屋外のよ
うな広い場所では、竿本体1から伸縮機能を有する両副
竿5,5を引出すことにより、干場を広げて大きな干物
などを一度に大量に干すことができるので、洗濯の能率
化を計ることができる。
【0024】又組立式物干台34は、竿本体1に設けら
れた延出板2に備えた複数の係止孔3を用いて、ピンチ
4で濡れた靴下などの小物を、適当な間隔を置いて一度
で大量に干すことができ、そのうえ風などにより横方向
への移動を防ぐことができるので、小物の間の風通しを
良くして乾きを早め、物干時間の短縮を計ることができ
る。
【0025】又組立式物干台34は、屋内のような狭い
場所では、竿本体1に両副竿5,5を引込め、さらに必
要に応じて両保持脚25,25の間隔を狭めて、外形を
縮小させて持込むことができるので、ベランダのような
場所でも適宜物干しをすることができて、使用上極めて
便利である。
【0026】又組立式物干台34は、小物を干さないと
き、係止孔3にピンチ4を係止させたままで、竿本体1
を大きな干物を干すのに使用できるので、ピンチ4の始
末に頭を悩ますことがなく、非常に重宝である。又組立
式物干台34は、2つ折に畳むことができるので、平生
の片付けが容易であり、そのうえ両物干竿11,11と
両保持脚25,25とは簡単に分解できるので、不用の
ときの保管に場所をとらず、非常に重宝である。
【0027】本発明を図10〜図12に示す第2実施例
に基づいて以下詳述する。図10において、35は、円
周方向の所要箇所で長さ方向に、所要幅に展延して延出
板36を一体成形した、第1実施例の竿本体1と同様な
材料で造られた、所要の径と長さを有する竿本体、37
は、延出板36の幅方向の中央附近で長さ方向に、所要
間隔で複数穿設された、ピンチ4を係止させる長方形状
の係止孔である。
【0028】38は、第1実施例の竿本体1と同様に、
竿本体35の両側に夫々内嵌して、内端に係止装置6を
取着されて伸縮機能を有する、第1実施例の場合と同様
な材料で造られた副竿39を設けられた物干竿である。
副竿39の伸縮機能は、第1実施例の副竿5と同様であ
る。
【0029】図11において、40は、嵌着された竿本
体35の端部を、外側壁41とで挟持する内側壁42を
内側に設けると共に、延出板36の端部を嵌挿させる、
竿本体35の嵌入箇所と連通する空間部44を形成され
た突出部43を下方に突設した竿側短管45と、嵌着さ
れた保持脚25の支柱21の端部を固定する、外側中央
附近に螺着された頭付ボルト46を備えた柱側短管47
とを、竿側短管45の軸芯X′に対して、柱側短管47
の軸芯Y′を内角93°で外側に傾斜させて、ポリ塩化
ビニールなどの合成樹脂で一体成形されたT形状の固定
ソケットである。
【0030】48は、固定ソケット40の強度を高める
ためのリブである。突出部43は、竿側短管45の軸芯
X′を通る垂直線に対して、内角で45°の方向に突出
している。物干竿38及び固定ソケット40を用いて組
立式物干台49を組立てるのには、第1実施例の保持脚
25を使用する。
【0031】組立式物干台49の組立方法について図1
2により以下説明する。先ず、副竿39のない竿本体3
5及び延出板36の左・右端部に、適当な接着剤を塗布
したのち、柱側短管47が外側に傾斜した状態で、竿側
短管45を突出部43のある側から嵌着して、竿本体3
5の端部を外側壁41と内側壁42で挟持すると共に、
延出板36の端部を突出部43の空間部44に嵌挿させ
て、竿本体35の両端に固定ソケット40を固着する。
【0032】固定ソケット40を固着された竿本体35
の両側に、係止装置6を取着した副竿39を嵌挿して物
干竿38を組立てる。同様にして物干竿38を2本用意
する。次に、2本の管状支柱21を回動部材23で、左
右方向へ回動自在に連結され、さらに回動部材23の下
方に作動部材30を取着された、第1実施例の場合と同
様な保持脚25を2組用意する。
【0033】開いて対立させた両保持脚25,25の相
対する一対の両支柱21,21の夫々の上端部に、柱側
短管47を嵌着させて頭付ボルト46を締付け、各支柱
21…に各固定ソケット40…を固定して、両保持脚2
5,25に両物干竿38,38を取着して組立式物干台
49を組立てる。
【0034】第2実施例の場合、物干竿38が固定ソケ
ット40に固着されていることが、第1実施例の場合と
異なるだけなので、第2実施例における作用効果は、第
1実施例における作用効果と殆ど同様である。
【0035】上記の両実施例において、竿本体1,35
の両側に伸縮機能を有する副竿5,39を設けたが、必
要に応じて片側にのみ設けても良い。又第1実施例では
正方形状の係止孔3、第2実施例では長方形状の係止孔
37を、夫々の延出板2,36に設けたが、ピンチ4の
頭部4′を容易に挿入できて、延出板に係止できれば良
いのであるから、その形状に拘束されるものではない。
【0036】延出板2,36は、竿本体1,35を展延
して一体成形して設けたが、この代りに図13に示すよ
うな方法によっても良い。同図(A)において、竿本体
50の長さ方向に、外側中央を長さ方向に所要幅で開口
51した、断面で相対した鉤形状の両突起52,52か
らなる保持部53を一体成形し、該保持部53に内嵌す
る断面でT字形状の係止部54を、幅方向の一端で長さ
方向に設けた所要幅の板状部材55に、幅方向の中央附
近で長さ方向に適宜な形状の係止孔を設けて、延出板
2,36の代りにしても良い。この場合、板状部材55
はアルミニウムなどの代りに鉄、合成樹脂(熱硬化性プ
ラスチック、熱可塑性プラスチック)などで造っても良
い。
【0037】又同図(B)において、竿本体50′の長
さ方向に、断面で逆T字形状の保持部53′を一体成形
し、該保持部53′に外嵌する、外側中央を長さ方向に
所要幅で開口した、断面で方形箱形状の係止部54′
を、幅方向の一端で長さ方向に設けた所要幅の板状部材
55′に、同様な係止孔を設けて、延出板2,36の代
りにしても良い。
【0038】又ソケット7はABS樹脂、回動部材、固
定ソケットはポリ塩化ビニールで造ったが、これらの合
成樹脂の代りに、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂で造って
も良い。又固定ソケット26,40は、竿側短管28,
45の軸芯X,X′に対して、柱側短管29,47の軸
芯Y,Y′を、内角95°,93°で外側に傾斜させ
て、両管を一体成形したが、この角度は90°即ち保持
脚25の各支柱21が直立した状態であっても良いが、
物干台34,49に布団などの重いものを干したとき、
93°〜96°で物干台34,49が安定する。
【0039】
【発明の効果】本発明は上記の構成なので次の効果を奏
する。 (1) 屋外のような広い場所では、竿本体から副竿を
引出すことにより、干場を広げて大きな干物などを一度
に大量に干せるので、洗濯の能率化を達成できて需要家
の要望を充足させることができる。
【0040】(2) 延出板または板状部材に設けられ
た係止孔により、小物を適当な間隔を置いて一度に大量
に干すことができ、そのうえ風などによる移動を防ぐこ
とができるので、風通しを良くして乾きを早め物干時間
の短縮を計り、需要家の希望を果すことができる。
【0041】(3) 外形を縮小させることができるの
で、屋内のベランダのような狭い場所でも適宜物干しを
することができ、また小物を干さないとき、ピンチを係
止させたままで、使用できるので、使用上非常に便利で
ある。 (4) 2つ折に畳むことができるので、平生の片付け
が容易であり、そのうえ簡単に分解できて小形にするこ
とができるので、不用のときの保管場所をとらず、非常
に重宝である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に用いる物干竿の一部切欠
した正面図。
【図2】図1の物干竿の側面図。
【図3】図1の物干竿のA−A断面図。
【図4】本発明の第1実施例に用いる部材本体で、
(A)は正面図、(B)は平面図、(C)右側面図、
(D)左側面図。
【図5】本発明の第1実施例に用いる回動部材で、
(A)は側面図、(B)は平面図。
【図6】本発明の第1実施例に用いる固定ソケットで、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は縦断面図。
【図7】本発明の第1実施例に用いる作動部材で、
(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図。
【図8】本発明の第1実施例に係る組立式物干台の斜視
図。
【図9】市販のピンチで、(A)は平面図、(B)は側
面図。
【図10】本発明の第2実施例に用いる物干竿の一部切
欠した正面図。
【図11】本発明の第2実施例に用いる固定ソケット
で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は縦断面
図。
【図12】本発明の第2実施例に係る組立式物干台の斜
視図。
【図13】本発明の第1及び第2実施例以外の竿本体の
側面図。
【符号の説明】
1,35,50,50′ 竿本体 2,36 延出板 3,37 係止孔 4 ピンチ 5,39 副竿 6 係止装置 8,41 外側壁 9,42 内側壁 11,38 物干竿 12 部材本体 13 ボルト 14 挿通孔 16 摺動面 17 回動円板 18 ボルト孔 19 環状突起 20 外側円弧面 21 支柱 22 保持管 23 回動部材 24 貫通孔 25 保持脚 26,40 固定ソケット 27,27′,46 頭付ボルト 28,45 竿側短管 29,47 柱側短管 30 作動部材 32,32′ 作動杆 33 阻止板 34,49 組立式物干台 43 突出部 44 空間部 52 突起 53,53′ 保持部 54,54′ 係止部 55,55′ 板状部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要長さの竿本体に、その片側または両
    側の何れかに内嵌して、伸縮機能を有する管状の副竿
    と、その円周方向の所要箇所で長さ方向に、複数の係止
    孔を有する、延出板または板状部材の何れかとを設けら
    れた、管状の物干竿の2本、及び所要高さの2本の管状
    支柱を、高さ方向の中央より上方に取着された回動部材
    で、左右方向へ回動自在に連結された保持脚の2組を;
    開いて対立させた該両保持脚の相対する一対の該両支柱
    の上端部夫々に、該竿本体の両端部を固定ソケットで取
    着すると共に、前記両保持脚の該回動部材の下方に、前
    記両支柱を所要開度で係止せしむる作動部材を取着した
    ことを特徴とする組立式物干台。
  2. 【請求項2】 竿本体の円周方向の所要箇所で長さ方向
    に、ピンチを係止する複数の係止孔を有する、一体成形
    による所要幅の延出板、または一体成形による保持部
    に、幅方向の一端に設けられた係止部を介して嵌着され
    た所要幅の板状部材の何れかを設けられた物干竿を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の組立式物干台。
  3. 【請求項3】 保持部が、外側中央を長さ方向に所要幅
    で開口した、断面で相対した鉤形状の両突起からなり、
    また係止部が、長さ方向の突出部分を該保持部に内嵌さ
    せる、断面でT字形状であることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の組立式物干台。
  4. 【請求項4】 保持部が、長さ方向に断面で逆T字形状
    であって、また係止部が、該保持部の突出部分に外嵌す
    る、外側中央を長さ方向に所要幅で開口した、断面で方
    形箱形状であることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の組立式物干台。
  5. 【請求項5】 竿本体の端部を嵌着させて、適宜な手段
    で固着または係止の何れかで固定させる竿側短管と、支
    柱の端部を嵌着させて、適宜な手段で係止して固定させ
    る柱側短管とを、該竿側短管の軸芯に対して該柱側短管
    の軸芯を直交または所要角度で外側に傾斜させた何れか
    で、適宜な合成樹脂で一体形成されたT形状の固定ソケ
    ットを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の
    何れかに記載の組立式物干台。
  6. 【請求項6】 竿側短管の軸芯に対して柱側短管の軸芯
    を、内角で93°〜96°に傾斜させて、両短管を一体
    形成された固定ソケットを備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項5の何れかに記載の組立式物干台。
  7. 【請求項7】 嵌挿された竿本体を挟持する内側壁を設
    けられた竿側短管と、外側に該竿側短管と連通した空間
    部を形成した突出部を設けられた柱側短管とからなる固
    定ソケットを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項6の何れかに記載の組立式物干台。
  8. 【請求項8】 中心に挿通孔を有して、1面に摺動面を
    形成された、所要径の回動円板と、その他面に、該挿通
    孔に相対して設けられたボルト孔を中心にして囲繞する
    環状突起を、外側円弧面の高さ方向の中央に突設され
    た、該回動円板の直径と略同高の平面でU字形状の保持
    管とを、適宜な合成樹脂で一体形成された部材本体の2
    個を;前記回動円板の摺動面を合せた、夫々の保持管に
    支柱を嵌挿させて、該両支柱に穿設された貫通孔、前記
    挿通孔及びボルト孔を介して、前記両支柱を回動可能に
    ボルトで固定された回動部材を備えたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項7の何れかに記載の組立式物干台。
  9. 【請求項9】 外端を、保持脚の両支柱に相対した面
    に、夫々回動自在に取着され、内端を、互いに回動自在
    に連結された、2本の細長板状で所要長さの作動杆から
    なり、該両支柱を所要開度で係止せしむる作動部材を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに
    記載の組立式物干台。
  10. 【請求項10】 作動部材が内側に屈曲するのを防止す
    るL形状の阻止板を、何れか一方の作動杆の内端下方に
    延設したことを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れ
    かに記載の組立式物干台。
  11. 【請求項11】 両支柱の最大開度を60°になるよう
    形成された作動部材を備えたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項10の何れかに記載の組立式物干台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2482554A (en) * 2010-08-06 2012-02-08 Better Home Product Zhejiang Co Ltd Freestanding clothes airer with telescopic portions
JP2017023250A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 レック株式会社 物干しハンガ用連結部材

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