JPH07313604A - 低周波治療器の導子 - Google Patents

低周波治療器の導子

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JPH07313604A
JPH07313604A JP11671594A JP11671594A JPH07313604A JP H07313604 A JPH07313604 A JP H07313604A JP 11671594 A JP11671594 A JP 11671594A JP 11671594 A JP11671594 A JP 11671594A JP H07313604 A JPH07313604 A JP H07313604A
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JP
Japan
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low
conductor
heater
electrode
conductive adhesive
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Application number
JP11671594A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tominaga
斉 富永
Hideo Ishibashi
秀郎 石橋
Kaoru Seki
薫 関
Hirotsugu Sato
博次 佐藤
Masakane Etsuno
昌謙 越野
Katsuhiro Izumisawa
勝弘 泉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カバー部材の内面のほぼ中央部に低周波電極
を有し、低周波電極の電食を防止するための導電コート
を有し、導電性粘着パッドを使用して治療すべき皮膚表
面にはりつけられるようになった低周波治療器の導子に
おいて、導電コートは、実質的に低周波電極の表面に亘
ってのみ施されており、導電コートによって覆われてお
らず且つ使用時に導電性粘着パッドが接するカバー部材
の内面部分には、導電性粘着パッドとの間の接着性を調
整する表面処理が施されている。 【効果】 導電性粘着パッドが通常使用時にははがれに
くく、パッド交換時にははがれ易くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低周波治療器の導子、
特に、温熱機能を有する低周波治療器の導子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、人体の筋肉に例えば低周波電
流などの電気的刺激を与えることにより、その部分の筋
肉の萎縮を解きほぐす電気治療器が種々開発され使用さ
れている。この種の電気治療器として低周波治療器があ
り、この低周波治療器は、人体患部の皮膚に貼着して患
部に低周波電流を流すための低周波電極を有した導子を
備えている。
【0003】この種の低周波治療器の導子としては、低
周波電極だけでなく、患部に温熱効果を及ぼすための温
熱用ヒータを備えたものも開発され使用されている。こ
のような温熱機能を有する低周波治療器およびその導子
の従来例としては、例えば、実開昭64−34050号
公報に開示されたものや、特開平4−303463号公
報に開示されたものがある。添付図面の図5から図7
は、この種の温熱機能を有する低周波治療器の導子の従
来例を略示しており、図5は、その一部破断平面図、図
6は、使用状態でその導子の横断面を部分的に拡大して
示しており、図7は、使用に際して導電性粘着パッドを
付けた状態のその導子の縦断面を部分的に拡大して示し
ている。
【0004】これら図5から図7に示されるように、こ
の従来例の導子10は、塩ビで形成されたカバー部材1
1の内面に1枚のポリエステルシート121Aが付与さ
れており、このポリエステルシート121Aの上に、例
えば、ステンレスやニクロム等の同質材料にて、温熱用
ヒータ122と低周波電極123とが同一面上にパター
ン形成されている。温熱用ヒータ122は、もう1枚の
ポリエステルシート121Bで挟まれて密閉されてい
る。ポリエステルシート121Bは、参照番号3で示す
ようなシート境界を与えるように開口されていて、低周
波電極123の部分を露出させるようになっている。
【0005】そして、この低周波電極123およびポリ
エステルシート121Bの上に導電コート124が被せ
られている。この導電コート124は、低周波電極12
3の電食を防ぐために施されている。図6の横断面図に
よく示されているように、この導電コート124は、ポ
リエステルシート121Bの開口3内においては、低周
波電極123の表面に直接接触している。
【0006】図7の部分拡大縦断面図によく示されてい
るように、カバー部材11のケーブルクランプ部11A
を通してケーブル13が引き出されている。このケーブ
ル13は、ヒータ用導線131および電極用導線132
を含み、これらヒータ用導線131および電極用導線1
32は、ポリエステルシート121Aおよび121B、
温熱用ヒータ122、低周波電極123および導電コー
ト124からなる電極シート12の端部において、それ
ぞれ低周波電極123および温熱用ヒータ122にハン
ダ付け4にて電気的に接続されている。
【0007】図6に示すように、この導子10は、低周
波治療器を使用して患部の治療を行なう際には、導子1
0の導電コート124に導電性粘着パッド2を付けてか
ら、その導電性粘着パッド2を介して患部の皮膚表面1
へ張りつけられる。このはりつけ状態においては、温熱
用ヒータ122は、ポリエステルシート121Aおよび
121Bに挟まれており導電コート124には接触して
いないので、導電性粘着パッド2が介在しても、皮膚表
面1から電気的に絶縁されているが、低周波電極123
は、ポリエステルシート121Bの開口3を通して導電
コート124に接触しているので、導電性粘着パッド2
を通して、皮膚表面1に電気的に接続されるので、皮膚
表面1へと低周波電流を流すことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の低周波治療器の導子は、導電コート124を
電極シート12の全面に亘って施していたため、導電性
粘着パッド2を交換する際、導電コート124への粘着
力が強過ぎてはがしにくいという問題点があった。
【0009】また、使用に際して、導電性粘着パッド2
が、図7において点線にて示すようにつぶれて、ヒータ
用導線131および電極用導線132のハンダ付け4の
部分に接触して、ヒータ122と低周波電極123との
間に電流リークが起きる恐れがあるという問題があっ
た。
【0010】さらにまた、塩ビ製のカバー部材11のケ
ーブルクランプ部11Aがケーブル13の曲げに対して
弱いという問題点があった。即ち、ケーブルクランプ部
11Aの屈曲によりヒータ用導線131および電極用導
線132が断線してしまう恐れがあった。また、この導
子10を皮膚に貼付した時に、ケーブルクランプ部11
Aが邪魔になるという問題点があった。
【0011】本発明の目的は、前述したような従来技術
の問題点を解消しうるような低周波治療器の導子を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの特徴によ
れば、カバー部材の内面のほぼ中央部に低周波電極を有
し、該低周波電極の電食を防止するための導電コートを
有し、導電性粘着パッドを使用して治療すべき皮膚表面
にはりつけられるようになった低周波治療器の導子にお
いて、前記導電コートは、実質的に前記低周波電極の表
面に亘ってのみ施されており、前記導電コートによって
覆われておらず且つ使用時に前記導電性粘着パッドが接
する前記カバー部材の内面部分には、前記導電性粘着パ
ッドとの間の接着性を調整する表面処理が施されてい
る。
【0013】本発明によれば、前記表面処理は、エンボ
ス加工であり、前記導電コートは、前記導電性粘着パッ
ドが接する表面がポーラスなカーボンコートであるのが
好ましい。
【0014】本発明の別の特徴によれば、カバー部材の
内面に温熱用ヒータおよび低周波電極を有し、導電性粘
着パッドを使用して治療すべき皮膚表面にはりつけられ
るようになった低周波治療器の導子において、前記カバ
ー部材は、前記温熱用ヒータとヒータ用導線との接続部
および低周波電極と電極用導線との接続部に対して、使
用時に前記導電性粘着パッドが入り込まないようにする
ブロック部材を与えうる形状とされている。
【0015】本発明のさらに別の特徴によれば、カバー
部材の内面に少なくとも低周波電極を有し、導電性粘着
パッドを使用して治療すべき皮膚表面にはりつけられる
ようになった低周波治療器の導子において、前記カバー
部材は、前記低周波電極を配置し使用時に前記導電性粘
着パッドが接する平坦部と、前記低周波電極への電極用
導線を含むケーブルを引き出してクランプするためのケ
ーブルクランプ部とを備えており、該ケーブルクランプ
部は、前記平坦部が延在する平面と実質的に平行な平面
内に延長しており、前記カバー部材は、さらに、前記平
坦部と前記ケーブルクランプ部との間を接続する傾斜部
を有しており、該傾斜部は、前記平坦部から前記導電性
粘着パッドが貼着される側とは反対の側へと傾斜してお
り、前記低周波電極と前記電極用導線との接続部は、前
記傾斜部内に位置しており、この傾斜部内において、前
記電極用導線は、若干弛まされている。
【0016】本発明によれば、さらに、前記カバー部材
の前記平坦部には、温熱用ヒータも配置されており、前
記ケーブルは、ヒータ用導線も含み、前記温熱用ヒータ
と前記ヒータ用導線との接続部も、前記傾斜部内に位置
しており、この傾斜部内において、前記ヒータ用導線
は、若干弛まされている。
【0017】
【実施例】次に、添付図面の図1から図4を参照して、
本発明の実施例について、本発明をより詳細に説明す
る。
【0018】図1は、本発明の一実施例としての低周波
治療器の導子の平面図であり、図2は、使用状態で図1
の導子の横断面を部分的に拡大して示しており、図3
は、使用に際して導電性粘着パッドを付けた状態の図1
の導子の縦断面を部分的に拡大して示している。これら
図1から図3に示されるように、この実施例の導子20
は、塩ビで形成されたカバー部材21の内面に1枚のポ
リエステルシート221Aが付与されており、このポリ
エステルシート221Aの上に、例えば、ステンレスや
ニクロム等の同質材料にて、温熱用ヒータ222と低周
波電極223とが同一面上にパターン形成されている。
温熱用ヒータ222は、もう1枚のポリエステルシート
221Bで挟まれて密閉されている。ポリエステルシー
ト221Bは、参照番号3で示すようなシート境界を与
えるように開口されていて、低周波電極223の部分を
露出させるようになっている。
【0019】この実施例では、ポリエステルシート22
1Bの外面には、後述するような作用を果たすためのエ
ンボス加工が施されている。そして、低周波電極223
の表面とその周辺のみに導電コート224が被せられて
いる。この導電コート224は、低周波電極223の電
食を防ぐために施されている。図2の横断面図によく示
されているように、この導電コート224は、ポリエス
テルシート221Bの開口3内においては、低周波電極
223の表面に直接接触している。
【0020】図3の部分拡大縦断面図によく示されてい
るように、カバー部材21のケーブルクランプ部21A
を通してケーブル23が引き出されている。この実施例
では、カバー部材21は、温熱用ヒータ222および低
周波電極223を配置し且つ使用時に導電性粘着パッド
2が接する平坦部21Bと、温熱用ヒータ222へのヒ
ータ用導線231および低周波電極223への電極用導
線232を含むケーブル23引き出してクランプするた
めのケーブルクランプ部21Aとを備えている。そし
て、ケーブルクランプ部21Aは、平坦部21Bが延在
する平面と実質的に平行な平面内に延長しており、この
カバー部材21は、さらに、平坦部21Bとケーブルク
ランプ部21Aとの間を接続する傾斜部21Cを有して
いる。この傾斜部21Cは、平坦部21Bから導電性粘
着パッド2が貼着される側とは反対の側へと、この実施
例では、約45度の角度をなして傾斜している。
【0021】この傾斜部21Cには、若干の空間25が
形成されている。この空間25内において、ケーブル2
3からのヒータ用導線231および電極用導線232
は、ポリエステルシート221Aおよび221B、温熱
用ヒータ222、低周波電極223および導電コート2
24からなる電極シート22の端部において、それぞれ
低周波電極223および温熱用ヒータ222にハンダ付
け4にて電気的に接続されている。これら各導線231
および232のハンダ付け接続に際しては、図4に示さ
れるように、各導線に若干の余裕(弛み)を持たせるよ
うにして行われている。また、空間25の上部で、貼付
される導電性粘着パッド2の端部の下側に位置するよう
に、使用時に導電性粘着パッド2が入り込まないように
するブロック部材24が配置されている。
【0022】図2に示すように、この導子20は、低周
波治療器を使用して患部の治療を行なう際には、導子2
0の導電コート224およびポリエステルシート221
Bの表面に導電性粘着パッド2を付けてから、その導電
性粘着パッド2を介して患部の皮膚表面1へ張りつけら
れる。このはりつけ状態においては、温熱用ヒータ22
2は、ポリエステルシート221Aおよび221Bに挟
まれており導電コート224には接触していないので、
導電性粘着パッド2が介在しても、皮膚表面1から電気
的に絶縁されているが、低周波電極223は、ポリエス
テルシート121Bの開口3を通して導電コート224
に接触しているので、導電性粘着パッド2を通して、皮
膚表面1に電気的に接続されるので、皮膚表面1へと低
周波電流を流すことができる。
【0023】この実施例では、導電コート224は、粘
着性および導電性を考慮し、表面がポーラスなカーボン
コートとされている。一方、前述したように、ポリエス
テルシート221Bの外表面には、エンボス加工が施さ
れている。このようなエンボス加工の分布状態により、
導電性粘着パッド2に対する粘着性を制御することがで
きる。適度な粘着性を得るために、導電コート224の
面積とポリエステルシート221Bのエンボス加工の分
布を適当に選定することができる。このような選定によ
り、通常使用においては導電性粘着パッド2がはがれに
くいが、この導電性粘着パッド2の交換時には、はがし
易いというような適度な粘着力を得ることができる。
【0024】また、図3によく示されるように、空間2
5の上部にブロック部材24を配置したことにより、導
電性粘着パッド2がハンダ付け4の部分へと入り込んで
しまい、電流リークを起こすというようなことは完全に
防止される。この実施例では、ブロック部材24は、カ
バー部材21と同じ塩ビで形成されている。
【0025】図4は、この実施例の導子20を使用して
いる際に、矢印Pで示すような力がケーブルクランプ部
21Aに掛けられて、その部分が曲げられた状態を示し
ている。このような曲げ力に対しても、この実施例の導
子20では、平坦部21Bから約45度の角度で傾斜し
た傾斜部21Cがあるために、ケーブル23が曲げられ
た時に実効的な曲げ角度が傾斜角度を引いたものに相当
するため曲げ耐力が強くなる。即ち、ケーブル23が9
0度曲げられた時でも、傾斜部21Cでは、予め45度
の傾斜を持たせてあるため実効的な曲げ角度は、90−
45=45度となる。
【0026】これは力が図4の矢印Pの方向にかかった
場合であるが、逆の方向に力が掛かることも考えられ
る。しかし、電極シート22により逆の方向には曲がり
にくい構造となっている。これは、電極シート22は、
カバー部材21の平坦部21Bに接着されているが、図
4の矢印Pの方向は、それをはがす方向であり、電極シ
ート22の力があまり作用しないが、逆の方向には電極
シート22をカバー部材21の平坦部21Bへ押しつけ
る方向であり、電極シート22の弾性力も加わってくる
ためである。
【0027】
【発明の効果】先ず第一に、導子にポーラスな材料、例
えば、カーボンコート材とノンポーラスな材料、例え
ば、ポリエステルシートを用い、そのノンポーラスな材
料の表面にはエンボス加工等の粘着力増強の処理を行
い、ポーラスな材料の面積およびノンポーラスな材料の
表面処理の密度を適度に変化させることにより、導電性
粘着パッドが通常使用時にははがれにくく、パッド交換
時にははがれ易くすることができる。
【0028】第二に、ブロック部材を導線のハンダ付け
部の上部に配置したことにより、導電性粘着パッドがハ
ンダ付け部に入り込み電流リークを起こすことを防止で
きる。
【0029】第三に、カバー部材の平坦部とケーブルク
ランプ部との間に傾斜部を設けたことにより、ケーブル
が曲げられた時の曲げ耐力を強くできる。
【0030】第四に、カバー部材の平坦部とケーブルク
ランプ部との間に傾斜部を設けたことにより、導電性粘
着パッドとケーブルクランプ部との間に段差ができるた
め、導電性粘着パッドを皮膚表面に貼着したときに、ケ
ーブルクランプ部およびケーブルが邪魔にならないとい
う効果も得られる。また、このような段差のために、ヒ
ータおよび電極部の引き出し部分のための空間を広くと
ることができるため、ヒータおよび電極に接続する各導
線に余裕(弛み)を持たせることができ、導線の曲げ耐
力を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての低周波治療器の導子
の平面図である。
【図2】図1の導子を使用状態で示す部分拡大横断面図
である。
【図3】図1の導子を使用に際して導電性粘着パッドを
付けた状態で示す部分拡大縦断面図である。
【図4】図3に示した使用状態の導子のケーブルに外力
が掛かった状態を示す図3と同様の部分拡大縦断面図で
ある。
【図5】温熱機能を有する低周波治療器の導子の従来例
を示す一部破断概略平面図である。
【図6】図5の導子の使用状態を示す部分拡大横断面図
である。
【図7】図5の導子を使用に際して導電性粘着パッドを
付けた状態で示す部分拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 皮膚表面 2 導電性粘着パッド 3 開口 4 ハンダ付け 20 導子 21 カバー部材 21A ケーブルソケット部 21B 平坦部 21C 傾斜部 22 電極シート 23 ケーブル 24 ブロック部材 25 空間 221A ポリエステルシート 221B ポリエステルシート 222 温熱用ヒータ 223 低周波電極 224 導電コート 231 ヒータ用導線 232 電極用導線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 薫 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 博次 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 越野 昌謙 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロセ 電機株式会社内 (72)発明者 泉澤 勝弘 東京都豊島区池袋3丁目3番8号301

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー部材の内面のほぼ中央部に低周波
    電極を有し、該低周波電極の電食を防止するための導電
    コートを有し、導電性粘着パッドを使用して治療すべき
    皮膚表面にはりつけられるようになった低周波治療器の
    導子において、前記導電コートは、実質的に前記低周波
    電極の表面に亘ってのみ施されており、前記導電コート
    によって覆われておらず且つ使用時に前記導電性粘着パ
    ッドが接する前記カバー部材の内面部分には、前記導電
    性粘着パッドとの間の接着性を調整する表面処理が施さ
    れていることを特徴とする低周波治療器の導子。
  2. 【請求項2】 前記表面処理は、エンボス加工であり、
    前記導電コートは、前記導電性粘着パッドが接する表面
    がポーラスなカーボンコートである請求項1記載の低周
    波治療器の導子。
  3. 【請求項3】 カバー部材の内面に温熱用ヒータおよび
    低周波電極を有し、導電性粘着パッドを使用して治療す
    べき皮膚表面にはりつけられるようになった低周波治療
    器の導子において、前記カバー部材は、前記温熱用ヒー
    タとヒータ用導線との接続部および低周波電極と電極用
    導線との接続部に対して、使用時に前記導電性粘着パッ
    ドが入り込まないようにするブロック部材を与えうる形
    状とされている低周波治療器の導子。
  4. 【請求項4】 カバー部材の内面に少なくとも低周波電
    極を有し、導電性粘着パッドを使用して治療すべき皮膚
    表面にはりつけられるようになった低周波治療器の導子
    において、前記カバー部材は、前記低周波電極を配置し
    使用時に前記導電性粘着パッドが接する平坦部と、前記
    低周波電極への電極用導線を含むケーブルを引き出して
    クランプするためのケーブルクランプ部とを備えてお
    り、該ケーブルクランプ部は、前記平坦部が延在する平
    面と実質的に平行な平面内に延長しており、前記カバー
    部材は、さらに、前記平坦部と前記ケーブルクランプ部
    との間を接続する傾斜部を有しており、該傾斜部は、前
    記平坦部から前記導電性粘着パッドが貼着される側とは
    反対の側へと傾斜しており、前記低周波電極と前記電極
    用導線との接続部は、前記傾斜部内に位置しており、こ
    の傾斜部内において、前記電極用導線は、若干弛まされ
    ていることを特徴とする低周波治療器の導子。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材の前記平坦部には、温熱
    用ヒータも配置されており、前記ケーブルは、ヒータ用
    導線も含み、前記温熱用ヒータと前記ヒータ用導線との
    接続部も、前記傾斜部内に位置しており、この傾斜部内
    において、前記ヒータ用導線は、若干弛まされている請
    求項4記載の低周波治療器の導子。
JP11671594A 1994-05-30 1994-05-30 低周波治療器の導子 Pending JPH07313604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119383A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 積水化成品工業株式会社 ゲル電極

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009119383A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 積水化成品工業株式会社 ゲル電極

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