JPH07311652A - 接触操作式表示装置用のポインタ - Google Patents
接触操作式表示装置用のポインタInfo
- Publication number
- JPH07311652A JPH07311652A JP10283794A JP10283794A JPH07311652A JP H07311652 A JPH07311652 A JP H07311652A JP 10283794 A JP10283794 A JP 10283794A JP 10283794 A JP10283794 A JP 10283794A JP H07311652 A JPH07311652 A JP H07311652A
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- Japan
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- pointer
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- display screen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】アイコンが細かく細分化されていても正確かつ
迅速な操作が可能となる接触操作式表示装置用のポイン
タの提供。 【構成】タッチパネル式のＣＲＴの表示画面に接触する
ことで各種の操作を行うポインタ10であり、その形状は
手で握る軸部11の先端を先細りとしたペン型とする。こ
の軸部11の先端に、表示画面の上を転がるように回転自
在に軸支する回転支持部20と、転がる方向が可変となる
ように回転支持部20を回動自在に軸支する回動支持部30
とを介して、表面が硬質ゴムで形成された球状の接触部
12を取付ける。このポインタ10により小さなアイコンで
も、クリック操作やドラッグ操作がより迅速かつ正確に
行え、スムーズな操作感が得られる。
迅速な操作が可能となる接触操作式表示装置用のポイン
タの提供。 【構成】タッチパネル式のＣＲＴの表示画面に接触する
ことで各種の操作を行うポインタ10であり、その形状は
手で握る軸部11の先端を先細りとしたペン型とする。こ
の軸部11の先端に、表示画面の上を転がるように回転自
在に軸支する回転支持部20と、転がる方向が可変となる
ように回転支持部20を回動自在に軸支する回動支持部30
とを介して、表面が硬質ゴムで形成された球状の接触部
12を取付ける。このポインタ10により小さなアイコンで
も、クリック操作やドラッグ操作がより迅速かつ正確に
行え、スムーズな操作感が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータと人間と
を仲介するマン・マシンインターフェイスである接触操
作式表示装置用のポインタに関し、コンピュータを備え
た三次元測定機等に利用できる。
を仲介するマン・マシンインターフェイスである接触操
作式表示装置用のポインタに関し、コンピュータを備え
た三次元測定機等に利用できる。
【０００２】
【背景技術】近年、コンピュータを操作するにあたり、
表示画面においてプログラムやファイル等を駆動する領
域を示すアイコンをマウス等で操作して、必要なプログ
ラムやファイル等を迅速かつ簡便に呼び出すことができ
る、いわゆるグラフィック・ユーザー・インターフェイ
ス（以下、ＧＵＩという）を備えたオペレーティング・
システムが多用されている。このようなＧＵＩを介して
操作されるコンピュータには、キーボードやマウスを使
用せずに、表示画面に表示されたアイコンを指先で触れ
ることにより、各種の操作が可能な接触操作式表示装置
を備えたものがある。接触操作式表示装置を使用すれ
ば、指先で直接アイコンを操作できることから、迅速か
つ正確な操作が行えるうえ、オペレータの負担を軽減で
きる。
表示画面においてプログラムやファイル等を駆動する領
域を示すアイコンをマウス等で操作して、必要なプログ
ラムやファイル等を迅速かつ簡便に呼び出すことができ
る、いわゆるグラフィック・ユーザー・インターフェイ
ス（以下、ＧＵＩという）を備えたオペレーティング・
システムが多用されている。このようなＧＵＩを介して
操作されるコンピュータには、キーボードやマウスを使
用せずに、表示画面に表示されたアイコンを指先で触れ
ることにより、各種の操作が可能な接触操作式表示装置
を備えたものがある。接触操作式表示装置を使用すれ
ば、指先で直接アイコンを操作できることから、迅速か
つ正確な操作が行えるうえ、オペレータの負担を軽減で
きる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンピ
ュータの内蔵メモリが大型化し、機能が多様化すると、
表示装置に表示されるアイコンの数が増え、アイコン一
つ当たりの表示面積が狭くなるため、指先では正確な操
作が困難となるという問題がある。
ュータの内蔵メモリが大型化し、機能が多様化すると、
表示装置に表示されるアイコンの数が増え、アイコン一
つ当たりの表示面積が狭くなるため、指先では正確な操
作が困難となるという問題がある。
【０００４】本発明の目的は、アイコンが細かく細分化
されていても正確かつ迅速な操作が可能となる接触操作
式表示装置用のポインタを提供することにある。
されていても正確かつ迅速な操作が可能となる接触操作
式表示装置用のポインタを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示画面に接
触することで各種の操作が行える接触操作式表示装置用
のポインタであって、手で握る軸部の先端が先細りとさ
れているペン型とされるとともに、この先端に樹脂製の
弾性部材で形成された接触部が設けられていることを特
徴とする。以上において、前記接触部は、少なくとも外
周部分が樹脂製の弾性部材で形成された回転体とし、前
記軸部には、前記表示画面の上を前記接触部が転がるよ
うに当該接触部を回転自在に軸支する回転支持部と、前
記接触部の転がる方向が可変となるように前記回転支持
部を回動自在に軸支する回動支持部とを設けることが望
ましい。また、接触操作式表示装置として、表示画面に
超音波振動を与えてその表面に弾性波を発生させ、この
弾性波で前記ポインタの接触位置を検出するものを採用
する場合には、前記ポインタの接触部は、前記表示画面
に押しつける力に応じて弾性変形するとともに前記弾性
波の吸収率が変化する弾性体で形成することが好まし
い。
触することで各種の操作が行える接触操作式表示装置用
のポインタであって、手で握る軸部の先端が先細りとさ
れているペン型とされるとともに、この先端に樹脂製の
弾性部材で形成された接触部が設けられていることを特
徴とする。以上において、前記接触部は、少なくとも外
周部分が樹脂製の弾性部材で形成された回転体とし、前
記軸部には、前記表示画面の上を前記接触部が転がるよ
うに当該接触部を回転自在に軸支する回転支持部と、前
記接触部の転がる方向が可変となるように前記回転支持
部を回動自在に軸支する回動支持部とを設けることが望
ましい。また、接触操作式表示装置として、表示画面に
超音波振動を与えてその表面に弾性波を発生させ、この
弾性波で前記ポインタの接触位置を検出するものを採用
する場合には、前記ポインタの接触部は、前記表示画面
に押しつける力に応じて弾性変形するとともに前記弾性
波の吸収率が変化する弾性体で形成することが好まし
い。
【０００６】
【作用】このような本発明では、先細りとなったペン型
のポインタでアイコンの選択操作等を行うので、アイコ
ンが細かく細分化されていても、所定の領域を確実に指
定でき、従来マウス等で行っていたクリック操作やドラ
ッグ操作がより迅速かつ正確に行えるようになるうえ、
画面に接触する部分を樹脂製としたので、操作を繰り返
しても画面の表面を構成するガラス等に傷が入らない。
また、ポインタの接触部を回転体とするとともに、表示
画面上を方向転換可能に転がるようにすれば、クリック
操作やドラッグ操作等の際に、スムーズな操作感が得ら
れる。さらに、接触操作式表示装置として、表示画面に
超音波振動を与えてその表面に弾性波を発生させ、この
弾性波で前記ポインタの接触位置を検出するものを用い
る場合、ポインタの接触部を表示画面に押圧する押圧力
に応じて弾性変形するようにすれば、表示画面に接触し
た接触部が表示画面の弾性波を吸収し、その接触位置が
検出可能となるうえ、接触部の変形量に応じて弾性波の
吸収量が変化するので、ポインタに加わる押圧力が検知
可能となる。このため、所定の力よりも大きな押圧力で
操作したときにのみ動作するように設定すれば、誤って
接触したときには動作しないので、誤操作が自動的に排
除され、正確かつ迅速な操作が達成される。
のポインタでアイコンの選択操作等を行うので、アイコ
ンが細かく細分化されていても、所定の領域を確実に指
定でき、従来マウス等で行っていたクリック操作やドラ
ッグ操作がより迅速かつ正確に行えるようになるうえ、
画面に接触する部分を樹脂製としたので、操作を繰り返
しても画面の表面を構成するガラス等に傷が入らない。
また、ポインタの接触部を回転体とするとともに、表示
画面上を方向転換可能に転がるようにすれば、クリック
操作やドラッグ操作等の際に、スムーズな操作感が得ら
れる。さらに、接触操作式表示装置として、表示画面に
超音波振動を与えてその表面に弾性波を発生させ、この
弾性波で前記ポインタの接触位置を検出するものを用い
る場合、ポインタの接触部を表示画面に押圧する押圧力
に応じて弾性変形するようにすれば、表示画面に接触し
た接触部が表示画面の弾性波を吸収し、その接触位置が
検出可能となるうえ、接触部の変形量に応じて弾性波の
吸収量が変化するので、ポインタに加わる押圧力が検知
可能となる。このため、所定の力よりも大きな押圧力で
操作したときにのみ動作するように設定すれば、誤って
接触したときには動作しないので、誤操作が自動的に排
除され、正確かつ迅速な操作が達成される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１には、本実施例に係る接触操作式表示装置
であるタッチパネル式のＣＲＴディスプレイ（以下、単
にＣＲＴという）１と、その操作に用いるポインタ10と
が示されている。ＣＲＴ１の表面画面２には、超音波が
印加されて表面に弾性波を発生させ、この弾性波で表示
画面２の表面を走査する超音波式のタッチパネルが設け
られており、表示画面２と接触して前記弾性波を吸収す
る物質の接触位置が検出可能となっている。このタッチ
パネルは、加えられる押圧力に応じて弾性波の吸収率が
変化するゴム等の弾性体が表示画面２に接触した際に
は、その接触位置の検出だけでなく、弾性波の吸収率の
変化から押圧力の変化をも検出可能となっている。ＣＲ
Ｔ１の表示画面２には、プログラムやファイル等を表示
する複数のアイコン３が表示されている。これらのアイ
コン３の一つを選択し、そのアイコン３をポインタ10で
触れることにより、当該アイコン３が表示するプログラ
ムやファイル等が呼び出されるようになっている。
明する。図１には、本実施例に係る接触操作式表示装置
であるタッチパネル式のＣＲＴディスプレイ（以下、単
にＣＲＴという）１と、その操作に用いるポインタ10と
が示されている。ＣＲＴ１の表面画面２には、超音波が
印加されて表面に弾性波を発生させ、この弾性波で表示
画面２の表面を走査する超音波式のタッチパネルが設け
られており、表示画面２と接触して前記弾性波を吸収す
る物質の接触位置が検出可能となっている。このタッチ
パネルは、加えられる押圧力に応じて弾性波の吸収率が
変化するゴム等の弾性体が表示画面２に接触した際に
は、その接触位置の検出だけでなく、弾性波の吸収率の
変化から押圧力の変化をも検出可能となっている。ＣＲ
Ｔ１の表示画面２には、プログラムやファイル等を表示
する複数のアイコン３が表示されている。これらのアイ
コン３の一つを選択し、そのアイコン３をポインタ10で
触れることにより、当該アイコン３が表示するプログラ
ムやファイル等が呼び出されるようになっている。
【０００８】ポインタ10は、先端が先細りとなったペン
型のものであり、図２および図３に示されるように、手
で握るための軸部11と、表示画面２に接触させる球状の
接触部12とを有している。軸部11は、内部が中空の細長
い筒状のものであり、軸部11の図中左側の端面には、雄
ねじ部13が突出している。一方、接触部12は、金属球14
の表面を弾性部材である硬質ゴム15で覆ったものであ
る。このうち軸部11には、表示画面２の上を接触部12が
転がるように、接触部12を回転自在に軸支する回転支持
部20と、接触部12の転がる方向が可変となるように回転
支持部20を回動自在に軸支する回動支持部30とが備えら
れている。
型のものであり、図２および図３に示されるように、手
で握るための軸部11と、表示画面２に接触させる球状の
接触部12とを有している。軸部11は、内部が中空の細長
い筒状のものであり、軸部11の図中左側の端面には、雄
ねじ部13が突出している。一方、接触部12は、金属球14
の表面を弾性部材である硬質ゴム15で覆ったものであ
る。このうち軸部11には、表示画面２の上を接触部12が
転がるように、接触部12を回転自在に軸支する回転支持
部20と、接触部12の転がる方向が可変となるように回転
支持部20を回動自在に軸支する回動支持部30とが備えら
れている。
【０００９】回転支持部20は、接触部12を中程まで収納
する凹部21が設けられた略円錐台状のものである。回転
支持部20の側壁22には、接触部12を貫通する回転軸23が
回転自在に取付けられている。回転支持部20の底面24に
は、ねじ穴を有するボス25が設けられている。回動支持
部30は、軸部11側の端面が開口された略筒状のものであ
り、その内側面31には、軸部11の雄ねじ部13と螺合する
雌ねじが形成されている。回動支持部30の内部には、回
転支持部20を軸支するための軸部材32が収納されてい
る。軸部材32は、回動支持部30の底面33を貫通する軸部
34と、この軸部34の径方向に突出する鍔部35とを有する
ものである。軸部材32には、回転支持部20のボス25と嵌
合するとともに、ボルト36を挿通させる段付孔37が当該
軸部材32と同軸位置となるように設けられている。回動
支持部30の底面33の図中左右両側に回転支持部20と軸部
材32とを配置するとともに、これらの回転支持部20およ
び軸部材32をボルト36で固定することにより、回転支持
部20が回動支持部30に回動自在に軸支されるようになっ
ている。なお、ポインタ10の寸法は、長さ寸法Ｌが１２
０〜１５０mmの範囲内、軸部11の直径Ｂが１０〜１５mm
の範囲内、接触部12の外径Ａが３〜５mmの範囲内で設定
することができる（図２参照）。
する凹部21が設けられた略円錐台状のものである。回転
支持部20の側壁22には、接触部12を貫通する回転軸23が
回転自在に取付けられている。回転支持部20の底面24に
は、ねじ穴を有するボス25が設けられている。回動支持
部30は、軸部11側の端面が開口された略筒状のものであ
り、その内側面31には、軸部11の雄ねじ部13と螺合する
雌ねじが形成されている。回動支持部30の内部には、回
転支持部20を軸支するための軸部材32が収納されてい
る。軸部材32は、回動支持部30の底面33を貫通する軸部
34と、この軸部34の径方向に突出する鍔部35とを有する
ものである。軸部材32には、回転支持部20のボス25と嵌
合するとともに、ボルト36を挿通させる段付孔37が当該
軸部材32と同軸位置となるように設けられている。回動
支持部30の底面33の図中左右両側に回転支持部20と軸部
材32とを配置するとともに、これらの回転支持部20およ
び軸部材32をボルト36で固定することにより、回転支持
部20が回動支持部30に回動自在に軸支されるようになっ
ている。なお、ポインタ10の寸法は、長さ寸法Ｌが１２
０〜１５０mmの範囲内、軸部11の直径Ｂが１０〜１５mm
の範囲内、接触部12の外径Ａが３〜５mmの範囲内で設定
することができる（図２参照）。
【００１０】このような本実施例では、ＣＲＴ１の表示
画面２に表示された複数のアイコン３をポインタ10の先
に設けた接触部12で触れることにより、クリック操作を
行い、アイコン３が表示するプログラムやファイルを呼
び出す。この際、接触部12を弾性体である硬質ゴムで形
成したので、ＣＲＴ１は、接触部12に加わる押圧力の変
化を検出できるようになる。これにより、接触させたま
までも、ポインタ10を表示画面２に向かって断続的に２
回押圧すれば、ダブルクリック操作となる。また、接触
部12を表示画面２に接触させたまま、ポインタ10を移動
させれば、ドラッグ操作が行える。ここで、接触部12を
球状とし、回転支持部20および回動支持部30を介して軸
部11に取付けたので、接触部12は、表示画面２の上を転
がるようになるとともに、その転がり方向が可変となる
ので、ドラッグ操作の軌跡が、図４に示されるように、
折れ曲がった線４であっても、ポインタ10の移動がスム
ーズに行える。
画面２に表示された複数のアイコン３をポインタ10の先
に設けた接触部12で触れることにより、クリック操作を
行い、アイコン３が表示するプログラムやファイルを呼
び出す。この際、接触部12を弾性体である硬質ゴムで形
成したので、ＣＲＴ１は、接触部12に加わる押圧力の変
化を検出できるようになる。これにより、接触させたま
までも、ポインタ10を表示画面２に向かって断続的に２
回押圧すれば、ダブルクリック操作となる。また、接触
部12を表示画面２に接触させたまま、ポインタ10を移動
させれば、ドラッグ操作が行える。ここで、接触部12を
球状とし、回転支持部20および回動支持部30を介して軸
部11に取付けたので、接触部12は、表示画面２の上を転
がるようになるとともに、その転がり方向が可変となる
ので、ドラッグ操作の軌跡が、図４に示されるように、
折れ曲がった線４であっても、ポインタ10の移動がスム
ーズに行える。
【００１１】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、ポインタ10を先細りとしたの
で、アイコン３が細かく細分化されていても、ポインタ
10で任意の一アイコン３のみを触ることが可能となり、
クリック操作による選択操作を、迅速、容易、かつ、確
実に行うことができる。
な効果がある。すなわち、ポインタ10を先細りとしたの
で、アイコン３が細かく細分化されていても、ポインタ
10で任意の一アイコン３のみを触ることが可能となり、
クリック操作による選択操作を、迅速、容易、かつ、確
実に行うことができる。
【００１２】また、球状の接触部12を回転支持部20およ
び回動支持部30を介して軸部11に取付け、接触部12が表
示画面２の上を転がるようにするとともに、その転がり
方向を可変としたので、接触部12を表示画面２に接触さ
せたままポインタ10をスムーズに移動できるようにな
り、ドラッグ操作を容易にでき、かつ、スムーズな操作
感を得ることができる。
び回動支持部30を介して軸部11に取付け、接触部12が表
示画面２の上を転がるようにするとともに、その転がり
方向を可変としたので、接触部12を表示画面２に接触さ
せたままポインタ10をスムーズに移動できるようにな
り、ドラッグ操作を容易にでき、かつ、スムーズな操作
感を得ることができる。
【００１３】さらに、接触部12の表面を硬質ゴムで形成
したので、操作を何度も繰り返しても、表示画面２の表
面に傷をつけることがない。
したので、操作を何度も繰り返しても、表示画面２の表
面に傷をつけることがない。
【００１４】また、接触部12に加わる押圧力の変化を検
出できるＣＲＴ１の表示画面２に、弾性体である硬質ゴ
ムで形成した接触部12を接触させるようにし、ポインタ
10を表示画面２に向かって断続的に２回押圧すること
で、ダブルクリック操作等を行えるようにしたので、キ
ーボードやマウスが不要となり、ポインタ10のみで迅速
かつ容易な操作が行えるうえ、所定の力よりも強い押圧
力で操作したときにのみ動作するように設定すれば、誤
って表示画面２に接触した等の誤操作が自動的に排除さ
れるようになり、迅速かつ正確な操作を実現することが
できる。
出できるＣＲＴ１の表示画面２に、弾性体である硬質ゴ
ムで形成した接触部12を接触させるようにし、ポインタ
10を表示画面２に向かって断続的に２回押圧すること
で、ダブルクリック操作等を行えるようにしたので、キ
ーボードやマウスが不要となり、ポインタ10のみで迅速
かつ容易な操作が行えるうえ、所定の力よりも強い押圧
力で操作したときにのみ動作するように設定すれば、誤
って表示画面２に接触した等の誤操作が自動的に排除さ
れるようになり、迅速かつ正確な操作を実現することが
できる。
【００１５】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、接触部とし
ては、球状のものに限らず、円盤状の車輪でもよく、そ
の表面の材質としては、硬質ゴムに限らず、合成樹脂の
発泡体や熱可塑性合成樹脂エラストマでもよい。また、
回転支持部20としては、その回転軸の中心線が回動支持
部30の軸部材32の中心線と交わるものに限らず、図５に
示されるように、回転軸23A の中心線が回動支持部30の
軸部材32の中心線と交わらないように、回転軸23A がオ
フセットされた回転支持部20A でもよい。
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、接触部とし
ては、球状のものに限らず、円盤状の車輪でもよく、そ
の表面の材質としては、硬質ゴムに限らず、合成樹脂の
発泡体や熱可塑性合成樹脂エラストマでもよい。また、
回転支持部20としては、その回転軸の中心線が回動支持
部30の軸部材32の中心線と交わるものに限らず、図５に
示されるように、回転軸23A の中心線が回動支持部30の
軸部材32の中心線と交わらないように、回転軸23A がオ
フセットされた回転支持部20A でもよい。
【００１６】なお、本発明は、超音波を印加して表示画
面の上に発生させて弾性波で接触を検出する接触操作式
表示装置に限らず、透明電極を用いたもの、赤外線の走
査や静電容量の変化で接触を検出するもの等、多種多用
な接触操作式表示装置に適用できる。ここで、表示画面
に接触したオペレータの手等を通じて電流が流れない
と、接触を検出できない静電容量検出型の接触操作式表
示装置等に本発明を適用する場合には、ポインタの弾性
部材を導電性ゴムとするとともに、他の部分を金属製と
する等により、確実な動作を達成することができる。
面の上に発生させて弾性波で接触を検出する接触操作式
表示装置に限らず、透明電極を用いたもの、赤外線の走
査や静電容量の変化で接触を検出するもの等、多種多用
な接触操作式表示装置に適用できる。ここで、表示画面
に接触したオペレータの手等を通じて電流が流れない
と、接触を検出できない静電容量検出型の接触操作式表
示装置等に本発明を適用する場合には、ポインタの弾性
部材を導電性ゴムとするとともに、他の部分を金属製と
する等により、確実な動作を達成することができる。
【００１７】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、アイコン
が細かく細分化されていても、正確かつ迅速にクリック
操作およびドラック操作を行うことができる。
が細かく細分化されていても、正確かつ迅速にクリック
操作およびドラック操作を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例の全体を示す斜視図である。
【図２】前記実施例のポインタを示す側面図である。
【図３】前記実施例のポインタの要部を示す拡大断面図
である。
である。
【図４】前記実施例のドラック操作を説明するための斜
視図である。
視図である。
【図５】本発明の変形例を示す図２に相当する図であ
る。
る。
１ 接触操作式表示装置としてのＣＲＴ ２ 表示画面 10 ポインタ 12 接触部 20,20A 回転支持部 30 回動支持部
Claims (3)
- 【請求項１】表示画面に接触することで各種の操作が行
える接触操作式表示装置用のポインタであって、手で握
る軸部の先端が先細りとされているペン型とされるとと
もに、この先端に樹脂製の弾性部材で形成された接触部
が設けられていることを特徴とする接触操作式表示装置
用のポインタ。 - 【請求項２】請求項１に記載の接触操作式表示装置用の
ポインタにおいて、前記接触部は、少なくとも外周部分
が樹脂製の弾性部材で形成された回転体であり、前記軸
部には、前記表示画面の上を前記接触部が転がるように
当該接触部を回転自在に軸支する回転支持部と、前記接
触部の転がる方向が可変となるように前記回転支持部を
回動自在に軸支する回動支持部とを備えていることを特
徴とする接触操作式表示装置用のポインタ。 - 【請求項３】請求項１または２に記載の接触操作式表示
装置用のポインタにおいて、前記接触操作式表示装置
は、表示画面に超音波振動を与えてその表面に弾性波を
発生させ、この弾性波で前記ポインタの接触位置を検出
するものであって、前記ポインタの接触部は、前記表示
画面に押しつける力に応じて弾性変形するとともに前記
弾性波の吸収率が変化する弾性体で形成されていること
を特徴とする接触操作式表示装置用のポインタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283794A JPH07311652A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 接触操作式表示装置用のポインタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10283794A JPH07311652A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 接触操作式表示装置用のポインタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07311652A true JPH07311652A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14338107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10283794A Withdrawn JPH07311652A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 接触操作式表示装置用のポインタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07311652A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005346354A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像表示制御テーブル、表示領域割当方法及び表示領域割当プログラム |
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-
1994
- 1994-05-17 JP JP10283794A patent/JPH07311652A/ja not_active Withdrawn
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