JPH07311555A - 画像表示装置 - Google Patents
画像表示装置Info
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- JPH07311555A JPH07311555A JP6103688A JP10368894A JPH07311555A JP H07311555 A JPH07311555 A JP H07311555A JP 6103688 A JP6103688 A JP 6103688A JP 10368894 A JP10368894 A JP 10368894A JP H07311555 A JPH07311555 A JP H07311555A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- developing device
- recording
- image
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な構造で大画面での鮮明なカラー表示を
行うことができ且つ低コスト化が可能な画像表示装置を
提供すること。 【構成】 透光性を有する少なくとも一色の画素の規則
的繰り返しパターン及び該画素のパターン内に規則的に
繰り返して組み込まれた非透光性部分11Dを表面に備
えた板状透光性画像担持体1,21と、外部から入力さ
れる画像情報に基づいて各画素に対応してトナーTを板
状透光性画像担持体の表面に選択的に付着させる記録現
像器4,24,34と、板状透光性画像担持体を画像表
示裏面より照射するバックライト5,25,35とを備
えている。記録現像器4,24,34の稼働に際し、該
記録現像器4,24,34と板状透光性画像担持体1,
21とを相対的に逆方向に移動させる移送支持手段3等
を装備したこと。
行うことができ且つ低コスト化が可能な画像表示装置を
提供すること。 【構成】 透光性を有する少なくとも一色の画素の規則
的繰り返しパターン及び該画素のパターン内に規則的に
繰り返して組み込まれた非透光性部分11Dを表面に備
えた板状透光性画像担持体1,21と、外部から入力さ
れる画像情報に基づいて各画素に対応してトナーTを板
状透光性画像担持体の表面に選択的に付着させる記録現
像器4,24,34と、板状透光性画像担持体を画像表
示裏面より照射するバックライト5,25,35とを備
えている。記録現像器4,24,34の稼働に際し、該
記録現像器4,24,34と板状透光性画像担持体1,
21とを相対的に逆方向に移動させる移送支持手段3等
を装備したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示装置に係り、
とくに信号化された画像情報を視認可能な顕画像として
表示する画像表示装置に関するものである。
とくに信号化された画像情報を視認可能な顕画像として
表示する画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばコンピュータやファクシミ
リ・スキャナー等のデータを表示する画像表示装置とし
ては、CRT,液晶表示装置,プラズマ表示装置,LE
D表示装置,等の如く、可動部分がなく電気的駆動手段
のみによって作動する装置が多い。
リ・スキャナー等のデータを表示する画像表示装置とし
ては、CRT,液晶表示装置,プラズマ表示装置,LE
D表示装置,等の如く、可動部分がなく電気的駆動手段
のみによって作動する装置が多い。
【0003】また、ベルト状の感光体あるいは誘電体を
画像担持体として用い、これら感光体或いは誘電体表面
にトナー等の印材を画像データに従って選択的に付着さ
せ、又は弱定着させて表示する画像表示が提案され、一
部実用化されている。更に、磁気特性を有する印材を含
む画素構成部材を用い,画像データに従って印材を選択
的に反転あるいは移動させることによって表示させるよ
うにした画像表示装置がある。
画像担持体として用い、これら感光体或いは誘電体表面
にトナー等の印材を画像データに従って選択的に付着さ
せ、又は弱定着させて表示する画像表示が提案され、一
部実用化されている。更に、磁気特性を有する印材を含
む画素構成部材を用い,画像データに従って印材を選択
的に反転あるいは移動させることによって表示させるよ
うにした画像表示装置がある。
【0004】一方、機械的可動部分を伴わない電気的手
段のみにて作動する装置では、大画面の画像表示や一時
的な静止画像の表示等の用途では、高価であり、メンテ
ナンスにおいても手間がかかり、その設置にも多くに時
間を要する。
段のみにて作動する装置では、大画面の画像表示や一時
的な静止画像の表示等の用途では、高価であり、メンテ
ナンスにおいても手間がかかり、その設置にも多くに時
間を要する。
【0005】また、ベルト状の感光体,或いは誘電体を
用いたものでは、大画面を構築することや静止画像の表
示,更には装置全体の設置工事等においては比較的容易
に成し得るものの、ベルト状感光体の加工コストが高価
になること、安定送行の維持やメンテナンス等に難点が
あること、又カラー表示への拡張或いは表示面の暗さ等
に対する技術的な課題等があって、必ずしも十分なもの
となっていない。
用いたものでは、大画面を構築することや静止画像の表
示,更には装置全体の設置工事等においては比較的容易
に成し得るものの、ベルト状感光体の加工コストが高価
になること、安定送行の維持やメンテナンス等に難点が
あること、又カラー表示への拡張或いは表示面の暗さ等
に対する技術的な課題等があって、必ずしも十分なもの
となっていない。
【0006】更に、ベルト状感光体にあっては、表示時
の耐光性及びそれに伴う特性変化,大画面化するときの
製造コストや特性均一化等に技術的課題が未解決のまま
残されている。
の耐光性及びそれに伴う特性変化,大画面化するときの
製造コストや特性均一化等に技術的課題が未解決のまま
残されている。
【0007】また、同じく、磁性粉末を含む印材を画素
構成部材とする画像表示装置においても、大画面の静止
画像は比較的表示し易いものの、カラー表示がコスト高
となり又画像が暗いという技術的な課題が存在してい
る。
構成部材とする画像表示装置においても、大画面の静止
画像は比較的表示し易いものの、カラー表示がコスト高
となり又画像が暗いという技術的な課題が存在してい
る。
【0008】一方、これらに対してカラー画像表示方法
として、画像が形成される像担持体に、赤色,緑色,青
色等の微細なストライプ状又はモザイク状の色パターン
を設け、これらの色パターンをトナーで適当にかくして
カラー画像を表示する方法が、特開昭59−22957
8号公報に開示されている。
として、画像が形成される像担持体に、赤色,緑色,青
色等の微細なストライプ状又はモザイク状の色パターン
を設け、これらの色パターンをトナーで適当にかくして
カラー画像を表示する方法が、特開昭59−22957
8号公報に開示されている。
【0009】この特開昭59−229578号公報に開
示された方法では、ベルト状の画像担持体上の各色パタ
ーンにそれぞれ電圧が印加されるようになっている。そ
して、各色パターンに対して固定された針状電極を対向
させて像担持体を精度よく移送させることで、静電像を
形成し、トナーを付着させるようにしている。
示された方法では、ベルト状の画像担持体上の各色パタ
ーンにそれぞれ電圧が印加されるようになっている。そ
して、各色パターンに対して固定された針状電極を対向
させて像担持体を精度よく移送させることで、静電像を
形成し、トナーを付着させるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭59−229578号公報のものは、上述したよう
にベルト状の画像担持体上の各色パターンにそれぞれ電
圧が印加されるようになっており、その各色パターンに
対して固定された針状電極を対向させて像担持体を移送
させて静電像を形成しトナーを付着させるようにしてあ
ることから、像担持体上の各色パターンと固定針状電極
との高精度な位置合せが要求され、このため、原理的に
は可能であっても実際上の問題として繊細な表示は技術
的に困難な状態となっており、粗野なベルト走行に対す
る固定針状電極の位置合せを高精度に行うには多くの時
間と労力を要し、このため生産性が著しく劣るという不
都合が生じている。
開昭59−229578号公報のものは、上述したよう
にベルト状の画像担持体上の各色パターンにそれぞれ電
圧が印加されるようになっており、その各色パターンに
対して固定された針状電極を対向させて像担持体を移送
させて静電像を形成しトナーを付着させるようにしてあ
ることから、像担持体上の各色パターンと固定針状電極
との高精度な位置合せが要求され、このため、原理的に
は可能であっても実際上の問題として繊細な表示は技術
的に困難な状態となっており、粗野なベルト走行に対す
る固定針状電極の位置合せを高精度に行うには多くの時
間と労力を要し、このため生産性が著しく劣るという不
都合が生じている。
【0011】また、電極を持たない単なる各色のストラ
イプ状パターンを有するベルト状誘電体画像担持体にパ
ターンに対応してトナーを選択的に付着させ、カラー画
像を形成しようとするものもある。しかしながら、かか
る技術にあっても、同じように各色パターンに対して高
精度なトナーの付着位置精度が求められることになり、
ベルト状画像担持体を使用していることもあって、ベル
ト状画像担持体固有の課題が残されている。
イプ状パターンを有するベルト状誘電体画像担持体にパ
ターンに対応してトナーを選択的に付着させ、カラー画
像を形成しようとするものもある。しかしながら、かか
る技術にあっても、同じように各色パターンに対して高
精度なトナーの付着位置精度が求められることになり、
ベルト状画像担持体を使用していることもあって、ベル
ト状画像担持体固有の課題が残されている。
【0012】この場合、ベルト状画像担持体は、その回
転動作を繰り返すことによって、駆動ローラ及び支持ロ
ーラ等との摩擦で周囲のほこり等を表面に付着し、また
その付着物の中の一部は熱的変化を発生させてその透光
性を阻害するという不都合が生じている。
転動作を繰り返すことによって、駆動ローラ及び支持ロ
ーラ等との摩擦で周囲のほこり等を表面に付着し、また
その付着物の中の一部は熱的変化を発生させてその透光
性を阻害するという不都合が生じている。
【0013】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに単純な構造で大画面での鮮明なカラー
表示を行うことができ且つ低コスト化が可能な画像表示
装置を提供することを、その目的とする。
を改善し、とくに単純な構造で大画面での鮮明なカラー
表示を行うことができ且つ低コスト化が可能な画像表示
装置を提供することを、その目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、透光性を有
する少なくとも一色からなる画素の規則的繰り返しパタ
ーンおよび各画素のパターン内に規則的に繰り返して組
み込まれた非透光性部分を表面に備えた板状透光性画像
担持体を備えている。また、外部から入力される画像情
報に基づいて各画素に対応して非透光性印材を板状透光
性画像担持体の表面に選択的に付着させる記録現像器
と,板状透光性画像担持体を画像表示裏面より照射する
バックライトとを備えている。
する少なくとも一色からなる画素の規則的繰り返しパタ
ーンおよび各画素のパターン内に規則的に繰り返して組
み込まれた非透光性部分を表面に備えた板状透光性画像
担持体を備えている。また、外部から入力される画像情
報に基づいて各画素に対応して非透光性印材を板状透光
性画像担持体の表面に選択的に付着させる記録現像器
と,板状透光性画像担持体を画像表示裏面より照射する
バックライトとを備えている。
【0015】更に、記録現像器の稼働に際し、該記録現
像器と前述した板状透光性画像担持体とを相対的に逆方
向に移動させる現像器用相対移送手段を装備する、等の
構成を採っている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。
像器と前述した板状透光性画像担持体とを相対的に逆方
向に移動させる現像器用相対移送手段を装備する、等の
構成を採っている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。
【0016】
【作用】まず、表示位置に移動していた板状透光性画像
担持体1は、次なる画像形成のため下方に向って移動を
開始する。この板状透光性画像担持体1の下降のタイミ
ングで、トナーは所定の手段によって除去される。この
場合、当該プロセス中においては、記録現像器4の現像
機能は休止状態に設定制御されている。
担持体1は、次なる画像形成のため下方に向って移動を
開始する。この板状透光性画像担持体1の下降のタイミ
ングで、トナーは所定の手段によって除去される。この
場合、当該プロセス中においては、記録現像器4の現像
機能は休止状態に設定制御されている。
【0017】板状透光性画像担持体1が下降すると、現
像器用相対移送手段が作動して当該板状透光性画像担持
体1は上方に向っての移動に切り換え制御される。と同
時に、記録現像器4内では、現像機能が動作し始める。
像器用相対移送手段が作動して当該板状透光性画像担持
体1は上方に向っての移動に切り換え制御される。と同
時に、記録現像器4内では、現像機能が動作し始める。
【0018】そして、板状透光性画像担持体1の移動に
伴い、静電潜像は現像部17により黒色トナーTが付着
され顕像化される。図4では、緑色(G)に位置すると
ころ以外の部分に黒色トナーが付着されていることを示
している。
伴い、静電潜像は現像部17により黒色トナーTが付着
され顕像化される。図4では、緑色(G)に位置すると
ころ以外の部分に黒色トナーが付着されていることを示
している。
【0019】このようにして、板状透光性画像担持体1
の上方向への移動に伴い次々と画像形成が進行する。板
状透光性画像担持体1が最上部へ達すると、該担持体1
はバックライト5により照射されカラー画像を表示する
ことになる。
の上方向への移動に伴い次々と画像形成が進行する。板
状透光性画像担持体1が最上部へ達すると、該担持体1
はバックライト5により照射されカラー画像を表示する
ことになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図4に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0021】まず図1において符号1は板状透光性画像
担持体を示す。この板状透光性画像担持体1は、透光性
を有する三つの異なった色,例えば赤色(R),緑色
(G),青色(B)の各画素の規則的繰り返しパターン
および各画素のパターン内に規則的に繰り返して組み込
まれた非透光性部分Sを表面に備えている。この板状透
光性画像担持体1は、ケース本体2内に収納されるよう
になっている。このケース本体2には、図1の上部左方
に表示窓2Aが設けられている。
担持体を示す。この板状透光性画像担持体1は、透光性
を有する三つの異なった色,例えば赤色(R),緑色
(G),青色(B)の各画素の規則的繰り返しパターン
および各画素のパターン内に規則的に繰り返して組み込
まれた非透光性部分Sを表面に備えている。この板状透
光性画像担持体1は、ケース本体2内に収納されるよう
になっている。このケース本体2には、図1の上部左方
に表示窓2Aが設けられている。
【0022】ケース本体2内には、板状透光性画像担持
体1を、図1の上下方向(記号A,B方向)に移送し且
つ表示窓2A部分にて一時的に停止される現像器用相対
移送手段としての移送支持手段3が装備されている。ケ
ース本体2内には、更に、板状透光性画像担持体1の前
述した表示窓2A側の面に非透光性印材を付着させる記
録現像器4と、板状透光性画像担持体1を画像表示裏面
より照射するバックライト5と、記録現像器4の現像動
作の制御情報を外部から入力するインターフェイス部6
とが装備されている。
体1を、図1の上下方向(記号A,B方向)に移送し且
つ表示窓2A部分にて一時的に停止される現像器用相対
移送手段としての移送支持手段3が装備されている。ケ
ース本体2内には、更に、板状透光性画像担持体1の前
述した表示窓2A側の面に非透光性印材を付着させる記
録現像器4と、板状透光性画像担持体1を画像表示裏面
より照射するバックライト5と、記録現像器4の現像動
作の制御情報を外部から入力するインターフェイス部6
とが装備されている。
【0023】記録現像器4は、外部からインターフェイ
ス部6を介して入力される画像情報に基づいて各画素に
対応して非透光性印材を前記板状透光性画像担持体1の
表面に選択的に付着させる機能を備えている。符号7は
上述した各構成部分の作動用の電源部を示す。
ス部6を介して入力される画像情報に基づいて各画素に
対応して非透光性印材を前記板状透光性画像担持体1の
表面に選択的に付着させる機能を備えている。符号7は
上述した各構成部分の作動用の電源部を示す。
【0024】板状透光性画像担持体1は、図2及び図3
に示すように、基材となるガラス基板11と、このガラ
ス基板11上の表面に形成されたパターン層11Aと、
このパターン層11Aをカバーする透明膜からなるオー
バーコート層11Bと、このオーバーコート層11Bの
反対側の面に形成された透明膜からなる静電記録層とし
ての誘電層11Cとを備えて構成されている。
に示すように、基材となるガラス基板11と、このガラ
ス基板11上の表面に形成されたパターン層11Aと、
このパターン層11Aをカバーする透明膜からなるオー
バーコート層11Bと、このオーバーコート層11Bの
反対側の面に形成された透明膜からなる静電記録層とし
ての誘電層11Cとを備えて構成されている。
【0025】パターン層11Aは、透光性ある微細な赤
色(R),緑色(G),青色(B)の各画素が規則的に
繰り返し並び、これら各色の間には、黒色の非透光性部
分11Dが形成されている。この非透光性部分11D
は、図2の例では縦方向に太い黒色のラインが設けら
れ,横方向に細い黒色のラインが設けられている。
色(R),緑色(G),青色(B)の各画素が規則的に
繰り返し並び、これら各色の間には、黒色の非透光性部
分11Dが形成されている。この非透光性部分11D
は、図2の例では縦方向に太い黒色のラインが設けら
れ,横方向に細い黒色のラインが設けられている。
【0026】ガラス基板11上への繰り返しカラーパタ
ーンの製造法としては各種あり、大きく分けて有機材料
を着色層として利用する有機フィルタ、無機材料を用い
た無機フィルタ及びこれらの組み合わせによる複合フィ
ルタがある。
ーンの製造法としては各種あり、大きく分けて有機材料
を着色層として利用する有機フィルタ、無機材料を用い
た無機フィルタ及びこれらの組み合わせによる複合フィ
ルタがある。
【0027】有機フィルタの製造法としては、染色法,
分散法,印刷法,電着法等があり、また、無機フィルタ
の製造法としては多層干渉膜法がある。
分散法,印刷法,電着法等があり、また、無機フィルタ
の製造法としては多層干渉膜法がある。
【0028】赤色(R),緑色(G),青色(B)の各
色のサイズは、80〜200 〔μm〕程度であり、図2では
80〔μm〕×150 〔μm〕の例が示されている。また各
色間の間隔は30〜50〔μm〕である。
色のサイズは、80〜200 〔μm〕程度であり、図2では
80〔μm〕×150 〔μm〕の例が示されている。また各
色間の間隔は30〜50〔μm〕である。
【0029】誘電層11Cとしては、20〜30〔μm〕厚
のPET,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリエステル
等による透光性樹脂層で形成されている。
のPET,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリエステル
等による透光性樹脂層で形成されている。
【0030】次に、記録現像器4の一例を図4に示す。
【0031】この記録現像器4内には、板状透光性画像
担持体1の誘電層11Cの面に対して、選択的に電荷付
与を行う密着型の静電ヘッド16と、選択的に電荷付与
された板状透光性画像担持体1の誘電層11Cの面に非
透光性印材である黒色トナーTを供給する現像部17
と、誘電層11Cの面に付着した黒色トナーTを除去す
る印材除去手段としてのトナー除去器18とが配設され
ている。符号4Aは現像器本体ケースを示す。
担持体1の誘電層11Cの面に対して、選択的に電荷付
与を行う密着型の静電ヘッド16と、選択的に電荷付与
された板状透光性画像担持体1の誘電層11Cの面に非
透光性印材である黒色トナーTを供給する現像部17
と、誘電層11Cの面に付着した黒色トナーTを除去す
る印材除去手段としてのトナー除去器18とが配設され
ている。符号4Aは現像器本体ケースを示す。
【0032】静電ヘッド16は、外部からの画像情報に
基づく画像データがインターフェース部6,静電ヘッド
コントローラ16A(図3参照)を介して接続されてい
る。
基づく画像データがインターフェース部6,静電ヘッド
コントローラ16A(図3参照)を介して接続されてい
る。
【0033】現像部17では、黒色トナーTが、黒色ト
ナー貯蔵部17Aから供給ブラシ17Bによって帯電を
受けながら現像スリーブ17Cへと供給され、層厚規制
部材17Cによって現像スリーブ17C上に薄層黒色ト
ナー層TS となって、現像スリーブ17Cの回転と共
に、誘電層11C側へと供給される。
ナー貯蔵部17Aから供給ブラシ17Bによって帯電を
受けながら現像スリーブ17Cへと供給され、層厚規制
部材17Cによって現像スリーブ17C上に薄層黒色ト
ナー層TS となって、現像スリーブ17Cの回転と共
に、誘電層11C側へと供給される。
【0034】現像スリーブ17Cには、現像バイアス電
源19の出力が印加されており、これによって、誘電層
11Cと現像スリーブバイアス17C間で電界が形成さ
れ帯電された黒色トナーTが移転される。
源19の出力が印加されており、これによって、誘電層
11Cと現像スリーブバイアス17C間で電界が形成さ
れ帯電された黒色トナーTが移転される。
【0035】黒色トナーTとしては、通常の電子写真プ
ロセスで使用される7〜12〔μm〕程度のポリエステ
ル,ポリスチレン,スチレンアクリル共重合体をメイン
レジンとするトナーが用いられるが、本実施例において
は、トナーは熱定着等行われないため、熱的特性につい
ては同じである必要はない。
ロセスで使用される7〜12〔μm〕程度のポリエステ
ル,ポリスチレン,スチレンアクリル共重合体をメイン
レジンとするトナーが用いられるが、本実施例において
は、トナーは熱定着等行われないため、熱的特性につい
ては同じである必要はない。
【0036】トナー除去器18は、回転式除去ブラシ1
8Aと,この回転除去ブラシ18Aに接触して当該回転
除去ブラシ18Aより黒色トナーTを除去するための固
定部材18Bとを備えている。そして、このトナー除去
器18は、図示しない駆動手段によってその全体が板状
透光性画像担持体1に対して離接動作可能となってい
る。記号Cはその動作方向を示すものである。また、こ
のトナー除去器18については、その除去された黒色ト
ナーTを現像部17へと戻すために、フレキシブルパイ
プ18Pによって現像部17と接合されている。
8Aと,この回転除去ブラシ18Aに接触して当該回転
除去ブラシ18Aより黒色トナーTを除去するための固
定部材18Bとを備えている。そして、このトナー除去
器18は、図示しない駆動手段によってその全体が板状
透光性画像担持体1に対して離接動作可能となってい
る。記号Cはその動作方向を示すものである。また、こ
のトナー除去器18については、その除去された黒色ト
ナーTを現像部17へと戻すために、フレキシブルパイ
プ18Pによって現像部17と接合されている。
【0037】更に、図1に示すバックライト5として
は、冷陰極型のランプを光源として両端に配し、透明ア
クリル板を導光体とした構造であり、導光体周囲や光源
は、反射板にて光が漏れないように覆われている。ま
た、より効率的かつ均一に照光するため、導光板には拡
散処理やフレネルプリズム,或いは多層薄板等を設けて
も良い。
は、冷陰極型のランプを光源として両端に配し、透明ア
クリル板を導光体とした構造であり、導光体周囲や光源
は、反射板にて光が漏れないように覆われている。ま
た、より効率的かつ均一に照光するため、導光板には拡
散処理やフレネルプリズム,或いは多層薄板等を設けて
も良い。
【0038】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
る。
【0039】まず、表示窓3Aに対向する位置に移動し
ていた板状透光性画像担持体1は、次なる画像形成のた
め下方に向って移動を開始する。この時、記録現像器4
内のトナー除去器18は、板状透光性画像担持体1の表
面と接する位置に移動されており、板状透光性画像担持
体1の移動と共に、板状透光性画像担持体1上に付着し
ていた黒色トナーTS を除去することとなる。ここで、
このプロセス中においては、記録現像器4内の静電ヘッ
ド16並びに現像部17は休止状態に設定制御されてい
る。
ていた板状透光性画像担持体1は、次なる画像形成のた
め下方に向って移動を開始する。この時、記録現像器4
内のトナー除去器18は、板状透光性画像担持体1の表
面と接する位置に移動されており、板状透光性画像担持
体1の移動と共に、板状透光性画像担持体1上に付着し
ていた黒色トナーTS を除去することとなる。ここで、
このプロセス中においては、記録現像器4内の静電ヘッ
ド16並びに現像部17は休止状態に設定制御されてい
る。
【0040】このようにして、板状透光性画像担持体1
が図1の最下部へと移動する。そして、次に、表面がク
リーニングされた板状透光性画像担持体1は、上方に向
っての移動に切り換え制御される。と同時に、記録現像
器4内では、トナー除去器18は板状透光性画像担持体
1より離され、静電ヘッド16並びに現像部17が動作
し始める。
が図1の最下部へと移動する。そして、次に、表面がク
リーニングされた板状透光性画像担持体1は、上方に向
っての移動に切り換え制御される。と同時に、記録現像
器4内では、トナー除去器18は板状透光性画像担持体
1より離され、静電ヘッド16並びに現像部17が動作
し始める。
【0041】静電ヘッド16が板状透光性画像担持体1
の規則的繰り返しパターンの位置及びサイズに合わせ
て、静電ヘッドコントローラ16Aによって板状透光性
画像担持体1の誘電層11Cに選択的に電荷を与え、こ
れによって誘電層11Cの外面に静電潜像が形成され
る。
の規則的繰り返しパターンの位置及びサイズに合わせ
て、静電ヘッドコントローラ16Aによって板状透光性
画像担持体1の誘電層11Cに選択的に電荷を与え、こ
れによって誘電層11Cの外面に静電潜像が形成され
る。
【0042】そして、板状透光性画像担持体1の移動に
伴い、静電潜像は現像部17により黒色トナーTが付着
され顕像化される。図4では、緑色(G)に位置すると
ころ以外の部分に黒色トナーが付着されていることを示
している。
伴い、静電潜像は現像部17により黒色トナーTが付着
され顕像化される。図4では、緑色(G)に位置すると
ころ以外の部分に黒色トナーが付着されていることを示
している。
【0043】このようにして、板状透光性画像担持体1
の上方向への移動に伴い次々と画像形成が進行する。板
状透光性画像担持体1が最上部へ達すると、該担持体1
はバックライト5により照射されカラー画像を表示する
ことになる。
の上方向への移動に伴い次々と画像形成が進行する。板
状透光性画像担持体1が最上部へ達すると、該担持体1
はバックライト5により照射されカラー画像を表示する
ことになる。
【0044】図4にて示した黒色トナー付着パターンに
おいては、バックライト5により緑色パターンを通過し
た光のみが見られることになり、緑表示がなされる。画
像表示時においては、バックライト5のみへの電源供給
だけで、カラー画像表示がなされる。そして、次に、異
なる画像を表示するには、上述した本動作を繰り返すこ
とで可能となる。
おいては、バックライト5により緑色パターンを通過し
た光のみが見られることになり、緑表示がなされる。画
像表示時においては、バックライト5のみへの電源供給
だけで、カラー画像表示がなされる。そして、次に、異
なる画像を表示するには、上述した本動作を繰り返すこ
とで可能となる。
【0045】実施例2
【0046】次に、本発明の第2実施例を図5ないし図
8に基づいて説明する。
8に基づいて説明する。
【0047】この図5ないし図8に示す第2実施例は、
基本構成ユニットとしては前述した第1実施例とほぼ同
一であるが、ここでは、記録現像器が移動し、板状透光
性画像担持体が固定されている点に特長を備えている。
このため、構成全体が前述した第2実施例に比較して簡
略化され、同一表示画面であっても全体的に小型化が図
られている。
基本構成ユニットとしては前述した第1実施例とほぼ同
一であるが、ここでは、記録現像器が移動し、板状透光
性画像担持体が固定されている点に特長を備えている。
このため、構成全体が前述した第2実施例に比較して簡
略化され、同一表示画面であっても全体的に小型化が図
られている。
【0048】即ち、この第2実施例は、透光性を有する
三つの異なった色からなる画素の規則的繰り返しパター
ン,及び各画素のパターン内に規則的に繰り返して組み
込まれた非透光性部分を一方の面に備えた板状透光性画
像担持体21と、外部から入力される画像情報に基づい
て各画素に対応して非透光性印材である黒色トナーTを
板状透光性画像担持体21の表面に選択的に付着させる
記録現像器24と、板状透光性画像担持体21を画像表
示裏面より照射するバックライト25とを備えている。
三つの異なった色からなる画素の規則的繰り返しパター
ン,及び各画素のパターン内に規則的に繰り返して組み
込まれた非透光性部分を一方の面に備えた板状透光性画
像担持体21と、外部から入力される画像情報に基づい
て各画素に対応して非透光性印材である黒色トナーTを
板状透光性画像担持体21の表面に選択的に付着させる
記録現像器24と、板状透光性画像担持体21を画像表
示裏面より照射するバックライト25とを備えている。
【0049】符号22は上記各構成部分を収納するケー
ス本体を示す。このケース本体22には、図5の中央部
左方に表示窓22Aが設けられている。この表示窓22
Aに面して、板状透光性画像担持体21の表示面が常時
位置するように、当該板状透光性画像担持体21がケー
ス本体22内に固定されている。
ス本体を示す。このケース本体22には、図5の中央部
左方に表示窓22Aが設けられている。この表示窓22
Aに面して、板状透光性画像担持体21の表示面が常時
位置するように、当該板状透光性画像担持体21がケー
ス本体22内に固定されている。
【0050】また、記録現像器24は、現像器用相対移
送手段としての現像器移送手段23によって図5の矢印
A又はB方向に往復移動されるようになっている。現像
器移送手段23は、その枠体が板状透光性画像担持体2
1の両端部に分かれて装備されている。
送手段としての現像器移送手段23によって図5の矢印
A又はB方向に往復移動されるようになっている。現像
器移送手段23は、その枠体が板状透光性画像担持体2
1の両端部に分かれて装備されている。
【0051】板状透光性画像担持体21は、耐候性があ
り且つ透光性あるPET板21Aの一方の面に、赤色
(R),緑色(G),青色(B)のパターンを重ね合せ
ることで、三色重ね合せ部分の非透光性のブラックマト
リックス部21Dと規則的な赤色(R),緑色(G),
青色(B)の繰り返しパターン21aとが形成されてい
る。そして、ここでも、各色パターン上にはオーバーコ
ート層21Bが設けられている。
り且つ透光性あるPET板21Aの一方の面に、赤色
(R),緑色(G),青色(B)のパターンを重ね合せ
ることで、三色重ね合せ部分の非透光性のブラックマト
リックス部21Dと規則的な赤色(R),緑色(G),
青色(B)の繰り返しパターン21aとが形成されてい
る。そして、ここでも、各色パターン上にはオーバーコ
ート層21Bが設けられている。
【0052】この場合、カラーパターン製造法として
は、各種の方法があるが、樹脂フィルムをPET板21
Aとして透光性画像担持体21の基材として用いるた
め、印刷法が適している。そして、PET板21Aは、
それ自体が静電記録層として使用できることになる。
は、各種の方法があるが、樹脂フィルムをPET板21
Aとして透光性画像担持体21の基材として用いるた
め、印刷法が適している。そして、PET板21Aは、
それ自体が静電記録層として使用できることになる。
【0053】各色パターンの配置については、図7に示
すようなトライアングル型としている。これは、先のモ
ザイク型と比べブラックが縦ラインとならず画像を見た
ときそのラインが目立たないものである。
すようなトライアングル型としている。これは、先のモ
ザイク型と比べブラックが縦ラインとならず画像を見た
ときそのラインが目立たないものである。
【0054】この第2実施例における記録現像器24
は、図8に示すように、そ内部に、板状透光性画像担持
体21のPET板21Aの面に対して、選択的に電荷付
与を行う密着型の静電ヘッド16と、選択的に電荷付与
された板状透光性画像担持体21のPET板21Aの面
に非透光性印材である黒色トナーTを供給する現像部1
7と、板状PET21Aの面に付着した黒色トナーTを
除去するトナー除去器28とが配設されている。符号2
8Aは現像器本体ケースを示す。
は、図8に示すように、そ内部に、板状透光性画像担持
体21のPET板21Aの面に対して、選択的に電荷付
与を行う密着型の静電ヘッド16と、選択的に電荷付与
された板状透光性画像担持体21のPET板21Aの面
に非透光性印材である黒色トナーTを供給する現像部1
7と、板状PET21Aの面に付着した黒色トナーTを
除去するトナー除去器28とが配設されている。符号2
8Aは現像器本体ケースを示す。
【0055】現像部17は、前述した図4に示すものと
同一のものが使用されている。また、トナー除去器28
は、ブレードクリーニング方式によるクリーニングブレ
ード29Aを備えたクリーナ29と交流コロナ放電部3
0とを有している。このトナー除去器28は、フレキシ
ブルパイプ28Pによって現像部17と接続されてお
り、また交流コロナ放電部30と共に、板状透光性画像
担持体21に対し図示しない駆動手段によって離接動作
可能に構成されている。符号30Aは交流コロナ放電部
30を駆動する交流電源を示す。
同一のものが使用されている。また、トナー除去器28
は、ブレードクリーニング方式によるクリーニングブレ
ード29Aを備えたクリーナ29と交流コロナ放電部3
0とを有している。このトナー除去器28は、フレキシ
ブルパイプ28Pによって現像部17と接続されてお
り、また交流コロナ放電部30と共に、板状透光性画像
担持体21に対し図示しない駆動手段によって離接動作
可能に構成されている。符号30Aは交流コロナ放電部
30を駆動する交流電源を示す。
【0056】そして、この交流コロナ放電部30からの
両極電荷フローにより、クリーナ作動後の板状透光性画
像担持体21上の残留電荷が効果的に除電される。バッ
クライト25としては、薄型の低消費電力の光源である
白色のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)が用いられ
ている。
両極電荷フローにより、クリーナ作動後の板状透光性画
像担持体21上の残留電荷が効果的に除電される。バッ
クライト25としては、薄型の低消費電力の光源である
白色のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)が用いられ
ている。
【0057】次に、上記第2実施例の動作を説明する。
【0058】まず、図5における表示窓22Aの下方に
収納されていた記録現像部24が上方に向って移動を開
始する。このとき記録現像器24内のトナー除去器28
内のクリーナブレード29Aは、板状透光性画像担持体
21の表面に接しており、また交流コロナ放電部30に
も交流電圧が印加されるようになっている。
収納されていた記録現像部24が上方に向って移動を開
始する。このとき記録現像器24内のトナー除去器28
内のクリーナブレード29Aは、板状透光性画像担持体
21の表面に接しており、また交流コロナ放電部30に
も交流電圧が印加されるようになっている。
【0059】記録現像器24の移動と共に、板状透光性
画像担持体21上に付着していた黒色トナーTは除去さ
れる。そして、このプロセス中においては、記録現像器
24内の静電ヘッド16並びに現像部17は動作をしな
いようになっている。かかる状態を維持しつつ、記録現
像器24はケース本体22内最上部へと移動する。
画像担持体21上に付着していた黒色トナーTは除去さ
れる。そして、このプロセス中においては、記録現像器
24内の静電ヘッド16並びに現像部17は動作をしな
いようになっている。かかる状態を維持しつつ、記録現
像器24はケース本体22内最上部へと移動する。
【0060】次に、記録現像器24は、下方に向けて動
作が切り換えられ、同時にトナー除去器28内のクリー
ナ29は板状透光性画像担持体21より離接され、さら
に交流コロナ放電も停止される。代わって、静電ヘッド
16並びに現像部17が動作し介しする。
作が切り換えられ、同時にトナー除去器28内のクリー
ナ29は板状透光性画像担持体21より離接され、さら
に交流コロナ放電も停止される。代わって、静電ヘッド
16並びに現像部17が動作し介しする。
【0061】そして、記録現像器24の下方向への移動
に伴い、前述した第1実施例の場合と同様に、静電潜像
の形成及び顕像化が行われ画像形成が進行する。記録現
像器24が最下部に達すると、板状透光性画像担持体2
1はバックライト25に照射され、これによってカラー
画像が表示されることになる。カラー画像表示時におい
ては、バックライトのみへの電源供給だけでカラー画像
表示される。そして、次に、異なる画像を表示するとき
には、上述した動作が繰り返されることで可能となる。
に伴い、前述した第1実施例の場合と同様に、静電潜像
の形成及び顕像化が行われ画像形成が進行する。記録現
像器24が最下部に達すると、板状透光性画像担持体2
1はバックライト25に照射され、これによってカラー
画像が表示されることになる。カラー画像表示時におい
ては、バックライトのみへの電源供給だけでカラー画像
表示される。そして、次に、異なる画像を表示するとき
には、上述した動作が繰り返されることで可能となる。
【0062】実施例3
【0063】次に、本発明の第3実施例を図9ないし図
10に基づいて説明する。
10に基づいて説明する。
【0064】この図9ないし図10に示す第3実施例
は、基本構成ユニットとしては前述した第1実施例とほ
ぼ同一であるが、ここでは、記録現像器と板状透光性画
像担持体とが相互に逆方向に移動するように構成されて
いる点に特長を備えている。このため、構成全体が前述
した第2実施例に比較して簡略化され、同一表示画面で
あっても全体的に表示内容の切り換え速度の迅速化が図
られている。
は、基本構成ユニットとしては前述した第1実施例とほ
ぼ同一であるが、ここでは、記録現像器と板状透光性画
像担持体とが相互に逆方向に移動するように構成されて
いる点に特長を備えている。このため、構成全体が前述
した第2実施例に比較して簡略化され、同一表示画面で
あっても全体的に表示内容の切り換え速度の迅速化が図
られている。
【0065】即ち、この第3実施例は、透光性を有する
三つの異なった色からなる画素の規則的繰り返しパター
ン,および各画素のパターン内に規則的に繰り返して組
み込まれた非透光性部分を一方の面に備えた板状透光性
画像担持体1と、外部から入力される画像情報に基づい
て各画素に対応して非透光性印材である黒色トナーTを
板状透光性画像担持体1の表面に選択的に付着させる記
録現像器34と、板状透光性画像担持体1を裏面より照
射するバックライト5とを備えている。
三つの異なった色からなる画素の規則的繰り返しパター
ン,および各画素のパターン内に規則的に繰り返して組
み込まれた非透光性部分を一方の面に備えた板状透光性
画像担持体1と、外部から入力される画像情報に基づい
て各画素に対応して非透光性印材である黒色トナーTを
板状透光性画像担持体1の表面に選択的に付着させる記
録現像器34と、板状透光性画像担持体1を裏面より照
射するバックライト5とを備えている。
【0066】符号32は上記各構成部分を収納するケー
ス本体を示す。このケース本体32には、図9の中央部
から上方部に向けて比較的大きい表示窓32Aが設けら
れている。この表示窓32Aに面して、板状透光性画像
担持体1の表示面が迅速に設定されるように、当該板状
透光性画像担持体1と前述した記録現像器34がケース
本体32内でそれぞれ逆方向に移動されるようになって
いる。
ス本体を示す。このケース本体32には、図9の中央部
から上方部に向けて比較的大きい表示窓32Aが設けら
れている。この表示窓32Aに面して、板状透光性画像
担持体1の表示面が迅速に設定されるように、当該板状
透光性画像担持体1と前述した記録現像器34がケース
本体32内でそれぞれ逆方向に移動されるようになって
いる。
【0067】記録現像器34は現像器用相対移送手段と
しての現像器移送手段33Aによって図9の矢印A又は
B方向に,又板状透光性画像担持体1は現像器用相対移
送手段としての担持体移送手段33Bによって図9の矢
印b又はa方向に,それぞれ同時に移動されるようにな
っている。この現像器移送手段33Aと担持体移送手段
33Bとにより現像器用相対移送手段が構成されてい
る。そして、各移送手段33A,33Bは、それぞれ板
状透光性画像担持体1の両端部に分かれて装備された枠
体(図示せず)によって支持され,且つ矢印A,B方向
(又はb,a方向)に同時に付勢されるようになってい
る。
しての現像器移送手段33Aによって図9の矢印A又は
B方向に,又板状透光性画像担持体1は現像器用相対移
送手段としての担持体移送手段33Bによって図9の矢
印b又はa方向に,それぞれ同時に移動されるようにな
っている。この現像器移送手段33Aと担持体移送手段
33Bとにより現像器用相対移送手段が構成されてい
る。そして、各移送手段33A,33Bは、それぞれ板
状透光性画像担持体1の両端部に分かれて装備された枠
体(図示せず)によって支持され,且つ矢印A,B方向
(又はb,a方向)に同時に付勢されるようになってい
る。
【0068】図9において、矢印A,a(又はB,b)
が共に移動する際の方向を示し、矢印A,aは除去モー
ド、矢印B,bが現像モードの方向となっている。
が共に移動する際の方向を示し、矢印A,aは除去モー
ド、矢印B,bが現像モードの方向となっている。
【0069】ここで、除去モードとは、板状透光性画像
担持体1上に付着した非透光性印材であるトナーを除去
するときのモードであり、現像モードとは板状透光性画
像担持体1の表面上に,画像情報に従って(色パターン
の位置やサイズに合わせて)非透光性印材である黒色ト
ナーTを選択的に付着させるときのモードである。板状
透光性画像担持体1としては、本実施例では第1の実施
例で用いたものと同様のものが、又バックライト5,電
源部7およびインターフェイス6も、同じく第1実施例
で用いたものと同一のものが使用されている。
担持体1上に付着した非透光性印材であるトナーを除去
するときのモードであり、現像モードとは板状透光性画
像担持体1の表面上に,画像情報に従って(色パターン
の位置やサイズに合わせて)非透光性印材である黒色ト
ナーTを選択的に付着させるときのモードである。板状
透光性画像担持体1としては、本実施例では第1の実施
例で用いたものと同様のものが、又バックライト5,電
源部7およびインターフェイス6も、同じく第1実施例
で用いたものと同一のものが使用されている。
【0070】次に、第3実施例における記録現像器34
の一例を図10に示す。この第3実施例における記録現
像器34は、先の二つの実施例とは全く異なり、非透光
性印材である黒色トナーTを貯蔵するトナー貯蔵部36
と、このトナー貯蔵部36のトナー送り出し部分に装備
され現像機能およびトナー除去機能を備えた現像スリー
ブ37と、トナー貯蔵部36内に装備されトナーTを現
像スリーブ37側に送り出す供給ブラシ38と、トナー
貯蔵部36の図10における上端部でトナー貯蔵部36
の開口部に装備されて全体のモードに応じて現像スリー
ブ37に対するトナーTの付着又は非付着を実行する現
像ブレード39と、現像スリーブ37の図10における
下端部に設けられた漏れ防止フィルム部材40とを備え
た構成となっている。
の一例を図10に示す。この第3実施例における記録現
像器34は、先の二つの実施例とは全く異なり、非透光
性印材である黒色トナーTを貯蔵するトナー貯蔵部36
と、このトナー貯蔵部36のトナー送り出し部分に装備
され現像機能およびトナー除去機能を備えた現像スリー
ブ37と、トナー貯蔵部36内に装備されトナーTを現
像スリーブ37側に送り出す供給ブラシ38と、トナー
貯蔵部36の図10における上端部でトナー貯蔵部36
の開口部に装備されて全体のモードに応じて現像スリー
ブ37に対するトナーTの付着又は非付着を実行する現
像ブレード39と、現像スリーブ37の図10における
下端部に設けられた漏れ防止フィルム部材40とを備え
た構成となっている。
【0071】現像スリーブ37には、現像バイアス電源
42A又はトナー除去用バイアス電源42Aの出力が切
換スイッチ43を介して切替印加されるようになってい
る。また、現像ブレード39は、現像スリーブ37の長
手方向において導電部及び絶縁部が交互になって配列し
て形成されており、導電部にはそれぞれ画像データに基
づいて現像ブレード印加電圧制御部44より所定の制御
電圧が印加されるようになっている。
42A又はトナー除去用バイアス電源42Aの出力が切
換スイッチ43を介して切替印加されるようになってい
る。また、現像ブレード39は、現像スリーブ37の長
手方向において導電部及び絶縁部が交互になって配列し
て形成されており、導電部にはそれぞれ画像データに基
づいて現像ブレード印加電圧制御部44より所定の制御
電圧が印加されるようになっている。
【0072】ここで、現像ブレード印加電圧制御部44
は、記録現像器34がトナー除去器として動作する際に
現像ブレード39に印加するべき電圧となるように、モ
ード切替制御が成されるようになっている。
は、記録現像器34がトナー除去器として動作する際に
現像ブレード39に印加するべき電圧となるように、モ
ード切替制御が成されるようになっている。
【0073】次に、この第3実施例の動作について説明
する。
する。
【0074】板状透光性画像担持体1は全体が表示窓3
2Aとほぼ対向する位置,即ち最上位の位置から、また
記録現像器34はケース本体32内の最下位の位置から
上方に向かって移動を開始する。
2Aとほぼ対向する位置,即ち最上位の位置から、また
記録現像器34はケース本体32内の最下位の位置から
上方に向かって移動を開始する。
【0075】記録現像器34は、そのとき、現像スリー
ブ37にはトナー帯電極性とは逆極性の除去用バイアス
電源42Bからの出力が印加されており、また現像ブレ
ード39にはモード切替によって除去モードとして現像
スリーブ37上にトナーが出てこない電圧が印加され
る。そして、それぞれの移動と共に板状透光性画像担持
体1の付着トナーが記録現像器34に回収される。
ブ37にはトナー帯電極性とは逆極性の除去用バイアス
電源42Bからの出力が印加されており、また現像ブレ
ード39にはモード切替によって除去モードとして現像
スリーブ37上にトナーが出てこない電圧が印加され
る。そして、それぞれの移動と共に板状透光性画像担持
体1の付着トナーが記録現像器34に回収される。
【0076】板状透光性画像担持体1が図9におけるケ
ース本体32内の最下部に、また記録現像器34がケー
ス本体32内の最上部へと移動する。
ース本体32内の最下部に、また記録現像器34がケー
ス本体32内の最上部へと移動する。
【0077】次に、それぞれの移動方向が切替り、と同
時に記録現像器34の現像スリーブ37への印加電源が
現像用バイアス電源42Aとなり、また現像スリーブ3
7への印加も現像にモードが切替わり、これによって、
画像データに基づいて現像ブレード39の導電部への印
加電圧が制御される。そして、板状透光性画像担持体1
がが上方向へ、記録現像器34が下方向へそれぞれ移動
するに伴い、板状透光性画像担持体1の規則的繰り返し
パターンの位置及びサイズに合わせてトナーが板状透光
性担持体1上へ付着される。
時に記録現像器34の現像スリーブ37への印加電源が
現像用バイアス電源42Aとなり、また現像スリーブ3
7への印加も現像にモードが切替わり、これによって、
画像データに基づいて現像ブレード39の導電部への印
加電圧が制御される。そして、板状透光性画像担持体1
がが上方向へ、記録現像器34が下方向へそれぞれ移動
するに伴い、板状透光性画像担持体1の規則的繰り返し
パターンの位置及びサイズに合わせてトナーが板状透光
性担持体1上へ付着される。
【0078】かかる動作は、板状透光性画像担持体1、
記録現像器34、並びに現像スリーブ37の各移動速度
に対応して、現像ブレード39の各導電部のそれぞれの
印加電圧が制御され、この現像ブレード39の各導電部
と現像スリーブ37間の電界が変化することで当該現像
スリーブ37上にトナー厚特性の異なるトナーパターン
が形成され、それが現像スリーブ37の回転によって板
状透光性画像担持体1に順次付着されるという形態をも
って実行される。
記録現像器34、並びに現像スリーブ37の各移動速度
に対応して、現像ブレード39の各導電部のそれぞれの
印加電圧が制御され、この現像ブレード39の各導電部
と現像スリーブ37間の電界が変化することで当該現像
スリーブ37上にトナー厚特性の異なるトナーパターン
が形成され、それが現像スリーブ37の回転によって板
状透光性画像担持体1に順次付着されるという形態をも
って実行される。
【0079】このようにして、板状透光性画像担持体,
及び記録現像器が移動することによって、画像担持体全
体に画像形成が進行する。板状透光性画像担持体が最上
部へ達すると、バックライトによって照射されカラー画
像表示されることになる。そして、画像表示時には、バ
ックライトのみへの電源供給だけでカラー画像表示され
る。そして、次に異なる画像を表示するには、かかる動
作を繰り返すことで可能となる。
及び記録現像器が移動することによって、画像担持体全
体に画像形成が進行する。板状透光性画像担持体が最上
部へ達すると、バックライトによって照射されカラー画
像表示されることになる。そして、画像表示時には、バ
ックライトのみへの電源供給だけでカラー画像表示され
る。そして、次に異なる画像を表示するには、かかる動
作を繰り返すことで可能となる。
【0080】なお、ここで示した現像ブレード電圧制御
による方法の外にも回転マグロール内蔵の固定スリーブ
上に多数の微細幅電極を設け、それぞれの電極への印加
電源を制御することで選択的トナー層を設け、搬送させ
ることも可能である。
による方法の外にも回転マグロール内蔵の固定スリーブ
上に多数の微細幅電極を設け、それぞれの電極への印加
電源を制御することで選択的トナー層を設け、搬送させ
ることも可能である。
【0081】ここで、以上の実施例で用いた板状透光性
画像担持体1,21の規則的繰り返しカラーパターンの
各色の配置は、例えば図11に示すように同じ色を一列
にしてもよい。又図12に示すように一の列内に順次繰
り返し配置してもよい。
画像担持体1,21の規則的繰り返しカラーパターンの
各色の配置は、例えば図11に示すように同じ色を一列
にしてもよい。又図12に示すように一の列内に順次繰
り返し配置してもよい。
【0082】更に、上記各実施例では、複数の色の組み
合わせからなるカラー表示を前提として説明したが、バ
ックカラーについては一色のみとしてもよい。
合わせからなるカラー表示を前提として説明したが、バ
ックカラーについては一色のみとしてもよい。
【0083】また、上記第1実施例及び第3実施例で
は、板状透光性画像担持体のトナー付着面側のクリーニ
ングばかりでなく、バックライト照射面側もクリーニン
グや除電を行うことが長期にわたる鮮明な画像表示に有
効である。
は、板状透光性画像担持体のトナー付着面側のクリーニ
ングばかりでなく、バックライト照射面側もクリーニン
グや除電を行うことが長期にわたる鮮明な画像表示に有
効である。
【0084】いずれの実施例においても、表示後あるい
は次なる異なる画像形成前での付着トナー除去によって
除去されたトナーは、再び付着用の非透光性印材として
使用可能なものとなっている。バックライトとして、蛍
光ランプやELの例を示したが、特にこれに限定される
ものでなく、中でも述べたように白熱電灯やLED等で
もよい。また、実施例では、色パターンとして「赤色・
緑色・青色」の三色としたが、これは所望の他の色であ
っても良いし、また任意の2色であっても良し、更には
4色,5色等の多色パターンにしても良い。先の3色の
場合は、これによってフルカラー画像の表示が可能とい
う利点がある。また、非透光性印材として、黒色トナー
や灰色トナーの例を示したが、他の色のパターンの場合
にはもちろん他の色のトナーを用いてもよい。
は次なる異なる画像形成前での付着トナー除去によって
除去されたトナーは、再び付着用の非透光性印材として
使用可能なものとなっている。バックライトとして、蛍
光ランプやELの例を示したが、特にこれに限定される
ものでなく、中でも述べたように白熱電灯やLED等で
もよい。また、実施例では、色パターンとして「赤色・
緑色・青色」の三色としたが、これは所望の他の色であ
っても良いし、また任意の2色であっても良し、更には
4色,5色等の多色パターンにしても良い。先の3色の
場合は、これによってフルカラー画像の表示が可能とい
う利点がある。また、非透光性印材として、黒色トナー
や灰色トナーの例を示したが、他の色のパターンの場合
にはもちろん他の色のトナーを用いてもよい。
【0085】更に又、非透光性印材として粉体トナーを
使用する場合を例示したが、これは粉体トナーばかりで
なく液体トナーや高粘性トナーであっても良い。トナー
搬送方法としては、一成分現像法に限らず2成分系現像
法でもよい。また、トナーは、導電性,絶縁性,磁性,
非磁性のどれであっても、又どのような組み合わせのも
のであってもよい。
使用する場合を例示したが、これは粉体トナーばかりで
なく液体トナーや高粘性トナーであっても良い。トナー
搬送方法としては、一成分現像法に限らず2成分系現像
法でもよい。また、トナーは、導電性,絶縁性,磁性,
非磁性のどれであっても、又どのような組み合わせのも
のであってもよい。
【0086】上記各実施例は以上のように構成され作動
するので、以下に示す利点を得ることができる。
するので、以下に示す利点を得ることができる。
【0087】.規則的繰り返し色パターンに非透光性
部分(ブラックマトリックス部分)を有しているため
に、非透光性印材の付着位置サイズの精度を高精度化す
る必要がなくなり、画像担持体或いはトナー付着手段の
移送精度も適宜緩和することができるため、生産性がよ
い。
部分(ブラックマトリックス部分)を有しているため
に、非透光性印材の付着位置サイズの精度を高精度化す
る必要がなくなり、画像担持体或いはトナー付着手段の
移送精度も適宜緩和することができるため、生産性がよ
い。
【0088】.板状の透光性画像担持体1,21を用
いることで、設置組立てが楽となり、画像表示面の平坦
性も確保され、さらに担持体移動においてもベルト状の
ものと比べて構成部材の数やコスト,更には移送精度に
優れ、透光性の長期維持においても、ベルト状のものに
比較して各支持軸等とのこすれによる劣化や汚れ付着の
頻度も大幅に少なくなり、かかる点において耐久性が優
れている。
いることで、設置組立てが楽となり、画像表示面の平坦
性も確保され、さらに担持体移動においてもベルト状の
ものと比べて構成部材の数やコスト,更には移送精度に
優れ、透光性の長期維持においても、ベルト状のものに
比較して各支持軸等とのこすれによる劣化や汚れ付着の
頻度も大幅に少なくなり、かかる点において耐久性が優
れている。
【0089】.透光性画像担持体1,21が板状であ
り且つ非透光性部分を有する規則的な繰り返しパターン
であるため、透光性画像担持体1,21と記録現像器
4,24,34の単なる相対移動のみで画像形成が容易
に行われ、また装置としても薄型にでき、更に大画面と
なっても色パターンとトナー付着位置・サイズが合わせ
やすくなり、高密度な画像表示が可能となるという利点
がある。
り且つ非透光性部分を有する規則的な繰り返しパターン
であるため、透光性画像担持体1,21と記録現像器
4,24,34の単なる相対移動のみで画像形成が容易
に行われ、また装置としても薄型にでき、更に大画面と
なっても色パターンとトナー付着位置・サイズが合わせ
やすくなり、高密度な画像表示が可能となるという利点
がある。
【0090】.記録現像器4,24,34を板状画像
担持体1,21に対して、一度相対的に移動させるだけ
で、カラー画像表示を行うことができる。
担持体1,21に対して、一度相対的に移動させるだけ
で、カラー画像表示を行うことができる。
【0091】.トナー除去器を装備することにより、
非透光性印材であるトナーを繰り返し使用することがで
き、このためランニングコストを大幅に低減することが
できる。
非透光性印材であるトナーを繰り返し使用することがで
き、このためランニングコストを大幅に低減することが
できる。
【0092】.トナー除去器を記録現像器4,24,
34の内部に設けることで、記録現像器4,24,34
の板状透光性画像担持体1,21との相対的一往復の動
作で新しい画像の切り換え表示が容易となる。
34の内部に設けることで、記録現像器4,24,34
の板状透光性画像担持体1,21との相対的一往復の動
作で新しい画像の切り換え表示が容易となる。
【0093】.非透性部分を持つ色パターンであるこ
とで、非透光性部分を持たない色パターンと比べ色の再
現や鮮鋭性において優れたものである。画像表示におけ
る輝度不足は、バックライトの数%以内のパワーアップ
で充分なものとなる。
とで、非透光性部分を持たない色パターンと比べ色の再
現や鮮鋭性において優れたものである。画像表示におけ
る輝度不足は、バックライトの数%以内のパワーアップ
で充分なものとなる。
【0094】.板状透光性画像担持体1,21と記録
現像器4,24,34との間の一方向に於ける移動であ
ることから、装置構成も単純化され、従って駆動機構も
単なる一方向の往復運動だけとなり、生産性および耐久
性が良好なものとすることができる。 .カラー画像表示の長期維持もバックライトへの電源
供給のみで可となり、画像形成時ばかりでなく表示時に
もそのランニングコストを大幅に低減することができ
る。
現像器4,24,34との間の一方向に於ける移動であ
ることから、装置構成も単純化され、従って駆動機構も
単なる一方向の往復運動だけとなり、生産性および耐久
性が良好なものとすることができる。 .カラー画像表示の長期維持もバックライトへの電源
供給のみで可となり、画像形成時ばかりでなく表示時に
もそのランニングコストを大幅に低減することができ
る。
【0095】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、板状の透光性画像担持体を使用す
ると共にこれを同一方向への往復移動をもって所定の画
像を切り換え表示可能としたので、構造の単純化が可能
となり、従って従来のベルト式のものに比較して装置全
体を大幅に小型化することができ、同時に透光性画像担
持体を曲折することがないため耐久性を著しく向上させ
ることができ、透光性画像担持体の大きさを自由に形成
しても記録現像器も容易に対応し得るので低コストで大
画面での鮮明な表示を行うことが可能となり、また、透
光性画像担持体をカラー表示用とすると共にこれに対応
した所定の制御手段を準備することにより大画面での鮮
明なカラー表示を行うことも可能となり、非透光性印材
であるトナーを繰り返し使用することが可能となり、こ
のためランニングコストを大幅に低減することができる
という従来にない優れた画像表示装置を提供することが
できる。
ので、これによると、板状の透光性画像担持体を使用す
ると共にこれを同一方向への往復移動をもって所定の画
像を切り換え表示可能としたので、構造の単純化が可能
となり、従って従来のベルト式のものに比較して装置全
体を大幅に小型化することができ、同時に透光性画像担
持体を曲折することがないため耐久性を著しく向上させ
ることができ、透光性画像担持体の大きさを自由に形成
しても記録現像器も容易に対応し得るので低コストで大
画面での鮮明な表示を行うことが可能となり、また、透
光性画像担持体をカラー表示用とすると共にこれに対応
した所定の制御手段を準備することにより大画面での鮮
明なカラー表示を行うことも可能となり、非透光性印材
であるトナーを繰り返し使用することが可能となり、こ
のためランニングコストを大幅に低減することができる
という従来にない優れた画像表示装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1内に開示した板状透光性画像担持体に組み
込まれている透光性画素のパターンの例を示す説明図で
ある。
込まれている透光性画素のパターンの例を示す説明図で
ある。
【図3】図1内に開示した板状透光性画像担持体の一部
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図4】図1内に開示した記録現像器の各部の構成及び
その動作を示す説明図である。
その動作を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す概略断面図である。
【図6】図5内に開示した板状透光性画像担持体の一部
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図7】図5内に開示した板状透光性画像担持体に組み
込まれている透光性画素のパターンの例を示す説明図で
ある。
込まれている透光性画素のパターンの例を示す説明図で
ある。
【図8】図5内に開示した板状透光性画像担持体の一部
及びこれに対応した記録現像器の各部の構成及びその動
作を示す説明図である。
及びこれに対応した記録現像器の各部の構成及びその動
作を示す説明図である。
【図9】本発明の第3実施例を示す概略断面図である。
【図10】図5内に開示した板状透光性画像担持体の一
部及びこれに対応した記録現像器の各部の構成及びその
動作を示す説明図である。
部及びこれに対応した記録現像器の各部の構成及びその
動作を示す説明図である。
【図11】板状透光性画像担持体に組み込まれている透
光性画素のパターンの他の例を示す説明図である。
光性画素のパターンの他の例を示す説明図である。
【図12】板状透光性画像担持体に組み込まれている透
光性画素のパターンのその他の例を示す説明図である。
光性画素のパターンのその他の例を示す説明図である。
1,21 板状透光性画像担持体 3 現像器用相対移送手段としての移送支持手段 4,24,34 記録現像器 5,25,35 バックライト 11D 非透光性部分 18,28,38 印材除去手段としてのトナー除去器 23,33A 現像器用相対移送手段としての現像器移
送手段 33B 現像器用相対移送手段としての担持体移送手段
送手段 33B 現像器用相対移送手段としての担持体移送手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/22 103 Z 21/00 386 578 H04N 1/29 G
Claims (6)
- 【請求項1】 透光性を有する少なくとも一色からなる
画素の規則的繰り返しパターンおよび前記各画素のパタ
ーン内に規則的に繰り返して組み込まれた非透光性部分
を表面に備えた板状透光性画像担持体と、外部から入力
される画像情報に基づいて前記各画素に対応して非透光
性印材を前記板状透光性画像担持体の表面に選択的に付
着させる記録現像器と、前記板状透光性画像担持体を画
像表示裏面より照射するバックライトとを備え、 前記記録現像器の稼働に際し、当該記録現像器と前記板
状透光性画像担持体とを相対的に逆方向に移動させる現
像器用相対移送手段を装備したことを特徴とする画像表
示装置。 - 【請求項2】 前記板状透光性画像担持体の各画素のパ
ターンが、赤色,緑色,青色の三色の透光性を有する色
の規則的繰り返しパターンであることを特徴とした請求
項1記載の画像表示装置。 - 【請求項3】 前記板状透光性画像担持体を固定装備す
ると共に、前記現像器用相対移送手段が、前記記録現像
器を移送駆動する現像器移送機能を備えていることを特
徴とした請求項1又は2記載の画像表示装置。 - 【請求項4】 前記記録現像器を固定装備すると共に、
前記現像器用相対移送手段が、前記板状透光性画像担持
体を移送駆動する担持体移送機能を備えていることを特
徴とした請求項1又は2記載の画像表示装置。 - 【請求項5】 前記現像器用相対移送手段が、前記記録
現像器と板状透光性画像担持体とをそれぞれ同時に逆方
向に移動させる二組の移送手段をもって構成されている
ことを特徴とした請求項1又は2記載の画像表示装置。 - 【請求項6】 前記記録現像器は、当該記録現像器の稼
働停止時に前記現像器用相対移送手段に付勢されて作動
し,前記板状透光性画像担持体に付された非透光性印材
を除去する印材除去手段を装備していることを特徴とす
る請求項1又は2記載の画像表示装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6103688A JP2830740B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 画像表示装置 |
US08/394,968 US5614290A (en) | 1994-02-28 | 1995-02-27 | Method and apparatus for displaying color image |
EP95102821A EP0669561B1 (en) | 1994-02-28 | 1995-02-28 | Method and apparatus for displaying color image |
DE69509812T DE69509812T2 (de) | 1994-02-28 | 1995-02-28 | Farbbildanzeigeverfahren und -vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6103688A JP2830740B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07311555A true JPH07311555A (ja) | 1995-11-28 |
JP2830740B2 JP2830740B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14360724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6103688A Expired - Fee Related JP2830740B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-05-18 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2830740B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59229578A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | Canon Inc | カラ−画像表示方法 |
JPH02140793A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Canon Inc | 画像表示装置 |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP6103688A patent/JP2830740B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59229578A (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-24 | Canon Inc | カラ−画像表示方法 |
JPH02140793A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Canon Inc | 画像表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2830740B2 (ja) | 1998-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980825 |
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