JPH0731059Y2 - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置Info
- Publication number
- JPH0731059Y2 JPH0731059Y2 JP8964390U JP8964390U JPH0731059Y2 JP H0731059 Y2 JPH0731059 Y2 JP H0731059Y2 JP 8964390 U JP8964390 U JP 8964390U JP 8964390 U JP8964390 U JP 8964390U JP H0731059 Y2 JPH0731059 Y2 JP H0731059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- water
- connecting rod
- float
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は室内を加湿する加湿装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、この種加湿装置の水タンクは、容器の底面に形成
した給水口を、弁を有するキャップにて閉成して形成さ
れ、この水タンクを装着すると、水槽に形成されたリブ
により弁を開放して水タンク内の水を水槽内に給水する
ようになっていた。この水タンクの容器は給水口のみを
開口したボトル形状に形成されているため、水槽は、所
定水位で水面がキャップ底面より上方位置に達し、水位
が低下して水面とキャップ底面との間に隙間が形成され
ると、その隙間及び弁を介して空気が水タンク内に入
り、空気の侵入に伴って水タンク内の水が水槽内に供給
されるようになっている。
した給水口を、弁を有するキャップにて閉成して形成さ
れ、この水タンクを装着すると、水槽に形成されたリブ
により弁を開放して水タンク内の水を水槽内に給水する
ようになっていた。この水タンクの容器は給水口のみを
開口したボトル形状に形成されているため、水槽は、所
定水位で水面がキャップ底面より上方位置に達し、水位
が低下して水面とキャップ底面との間に隙間が形成され
ると、その隙間及び弁を介して空気が水タンク内に入
り、空気の侵入に伴って水タンク内の水が水槽内に供給
されるようになっている。
しかしながら、この構成では、水タンクへの水の供給
は、水タンクを取り外し、キャップを取り外して行わな
ければならず、水タンクへの給水作業が面倒な欠点があ
った。
は、水タンクを取り外し、キャップを取り外して行わな
ければならず、水タンクへの給水作業が面倒な欠点があ
った。
この欠点を解決するため、水タンクの上面に給水口を形
成したものが、実開昭60-135544号公報(F24F6/12)に
て提案された。この構成では、水タンク内の水面に大気
圧が常時かかっているため、水槽に形成されたリブによ
って常時弁を開放する上述の構成をとると、水槽内の水
位が所定水位に達しているにもかかわらず、水タンク内
の水が全て水槽内に供給されてしまう。従って、水槽内
の水位を検出するフロートを設け、フロートにより、水
槽内の水位が低下すると弁を開放するようにしている。
成したものが、実開昭60-135544号公報(F24F6/12)に
て提案された。この構成では、水タンク内の水面に大気
圧が常時かかっているため、水槽に形成されたリブによ
って常時弁を開放する上述の構成をとると、水槽内の水
位が所定水位に達しているにもかかわらず、水タンク内
の水が全て水槽内に供給されてしまう。従って、水槽内
の水位を検出するフロートを設け、フロートにより、水
槽内の水位が低下すると弁を開放するようにしている。
しかしながら、この種加湿装置を長期間使用するうちに
水槽に、カビの発生等による汚れやぬめりが生じるた
め、水槽内を掃除する必要があるが、この構成では、フ
ロートが邪魔になり、水槽底面の掃除が困難であるとい
う欠点があった。
水槽に、カビの発生等による汚れやぬめりが生じるた
め、水槽内を掃除する必要があるが、この構成では、フ
ロートが邪魔になり、水槽底面の掃除が困難であるとい
う欠点があった。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は上記欠点に鑑み成されたもので、水槽の掃除を
容易に行える加湿装置を提供することを課題とする。
容易に行える加湿装置を提供することを課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、加湿手段を有する水槽を内蔵する本体と、バ
ネによって閉成方向に付勢される弁を底部に有し、前記
水槽に水を供給する水タンクとを備え、該水槽底部に
は、一端に前記弁を開放させる押上突起を、他端には水
槽内の水位に応じて前記押上突起を上下させるフロート
を有する連結杆を揺動自在に設けるとともに、前記連結
杆を折り曲げ自在にしたことを特徴とする。
ネによって閉成方向に付勢される弁を底部に有し、前記
水槽に水を供給する水タンクとを備え、該水槽底部に
は、一端に前記弁を開放させる押上突起を、他端には水
槽内の水位に応じて前記押上突起を上下させるフロート
を有する連結杆を揺動自在に設けるとともに、前記連結
杆を折り曲げ自在にしたことを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案によると、水槽内の水位が下がるとフロートが下
がり、それに伴って押上突起がキャップの底部に設けら
れた弁を押し上げ、弁を開放することにより水タンクか
ら給水される。そして水槽内の水が所定水位まで給水さ
れると、フロートが上昇して押上突起が下がることによ
り、弁は閉成される。
がり、それに伴って押上突起がキャップの底部に設けら
れた弁を押し上げ、弁を開放することにより水タンクか
ら給水される。そして水槽内の水が所定水位まで給水さ
れると、フロートが上昇して押上突起が下がることによ
り、弁は閉成される。
水槽内の掃除等の際には、連結杆を折り曲げることによ
り、フロートが邪魔にならず、水槽底面のフロート下部
の掃除が容易に行われる。
り、フロートが邪魔にならず、水槽底面のフロート下部
の掃除が容易に行われる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を第1図乃至第4図に基づき以下に詳
述する。
述する。
1は植木鉢形状に形成された合成樹脂製の本体で、底面
に吸気口2を形成しており、吸気口2には本体1内への
ゴミ等の侵入を阻止するフィルタ3が配設されている。
に吸気口2を形成しており、吸気口2には本体1内への
ゴミ等の侵入を阻止するフィルタ3が配設されている。
4は前記本体1内に装着される水槽で、底面に加湿手段
である超音波振動子5が装着されている。6は前記水槽
4底面に装着されたファンケーシングで、モータ7が装
着されており、モータ7の出力軸に装着されたファン8
が前記ファンケーシング6で囲まれる空間に配設されて
いる。前記モータ7及びファン8により送風機9を形成
しており、送風機9の駆動により吸気口2から吸気した
空気をファンケーシング6の連通穴10を介して吸引し、
ファンケーシング6に連通された送風路11を経て水槽4
から上方に向かって立設された送風筒12を介して水槽4
上方に案内するようになっている。
である超音波振動子5が装着されている。6は前記水槽
4底面に装着されたファンケーシングで、モータ7が装
着されており、モータ7の出力軸に装着されたファン8
が前記ファンケーシング6で囲まれる空間に配設されて
いる。前記モータ7及びファン8により送風機9を形成
しており、送風機9の駆動により吸気口2から吸気した
空気をファンケーシング6の連通穴10を介して吸引し、
ファンケーシング6に連通された送風路11を経て水槽4
から上方に向かって立設された送風筒12を介して水槽4
上方に案内するようになっている。
13は前記水槽4上方に載置される仕切板で、前記超音波
振動子5の上方及び前記送風筒12を被う垂下筒14と、こ
の垂下筒内に形成され、仕切板13の上方空間と下方空間
を連通する連通筒15を有している。16は前記仕切板13に
固着され、連通筒15外周を被う噴霧筒で、噴霧口17を前
記本体1上面から外部に臨ませており、超音波振動子5
により霧化された水を、送風筒12から垂下筒14内に送ら
れた空気によって噴霧筒16を介して本体1外部に噴霧す
るようになっている。
振動子5の上方及び前記送風筒12を被う垂下筒14と、こ
の垂下筒内に形成され、仕切板13の上方空間と下方空間
を連通する連通筒15を有している。16は前記仕切板13に
固着され、連通筒15外周を被う噴霧筒で、噴霧口17を前
記本体1上面から外部に臨ませており、超音波振動子5
により霧化された水を、送風筒12から垂下筒14内に送ら
れた空気によって噴霧筒16を介して本体1外部に噴霧す
るようになっている。
18は前記本体1内上部に着脱自在に載置される飾り皿、
19は前記飾り皿18に一体的に形成された上面及び下面を
開口した容器20と該容器の下面開口部に着脱自在に装着
されるキャップ21とからなる水タンクで、キャップ21側
を仕切板13に形成された開口部22から水槽4内に挿入
し、容器20を仕切板13上に載置することで装着されるよ
うになっている。23は前記キャップ21に上下動自在に支
持された弁で、バネ24により常時閉成する方向に付勢さ
れている。
19は前記飾り皿18に一体的に形成された上面及び下面を
開口した容器20と該容器の下面開口部に着脱自在に装着
されるキャップ21とからなる水タンクで、キャップ21側
を仕切板13に形成された開口部22から水槽4内に挿入
し、容器20を仕切板13上に載置することで装着されるよ
うになっている。23は前記キャップ21に上下動自在に支
持された弁で、バネ24により常時閉成する方向に付勢さ
れている。
25は前記水槽4底面から上方に向かって突設したリブ26
により、支持軸を揺動自在に支持される連結杆で、該連
結杆25の先端にキャップ21に形成された弁23を開放する
押上突起27を有する第1連結杆28と、先端に水槽4内の
水位に応じて上下動するフロート29を設けた第2連結杆
30とからなり、第1連結杆28と第2連結杆30との連結部
には、第1連結杆28上面に回動軸31を形成し、また第2
連結杆30上面には前記回動軸31に回動自在に支持される
軸受部32を形成して、第1連結杆28に対して第2連結杆
30を上方向に向かって回動できるようにしている。ま
た、前記第1連結杆28の、第2連結杆30との連結部に
は、突起33が形成され、第2連結杆30の第1連結杆28と
の連結部には第1連結杆28の突起33が嵌合する切欠部34
が形成されており、突起33と切欠部34の嵌合部分に、第
2連結杆30を摺動自在なストッパー35を重合して第2連
結杆30の回動を阻止するようになっている。
により、支持軸を揺動自在に支持される連結杆で、該連
結杆25の先端にキャップ21に形成された弁23を開放する
押上突起27を有する第1連結杆28と、先端に水槽4内の
水位に応じて上下動するフロート29を設けた第2連結杆
30とからなり、第1連結杆28と第2連結杆30との連結部
には、第1連結杆28上面に回動軸31を形成し、また第2
連結杆30上面には前記回動軸31に回動自在に支持される
軸受部32を形成して、第1連結杆28に対して第2連結杆
30を上方向に向かって回動できるようにしている。ま
た、前記第1連結杆28の、第2連結杆30との連結部に
は、突起33が形成され、第2連結杆30の第1連結杆28と
の連結部には第1連結杆28の突起33が嵌合する切欠部34
が形成されており、突起33と切欠部34の嵌合部分に、第
2連結杆30を摺動自在なストッパー35を重合して第2連
結杆30の回動を阻止するようになっている。
36は前記水タンク19の容器20上面開口部を被う格子で、
前記飾り皿18及び格子36上面に飾り石、飾り苔等を象っ
た装飾物37が載置されている。
前記飾り皿18及び格子36上面に飾り石、飾り苔等を象っ
た装飾物37が載置されている。
38は前記飾り皿18を貫通し、下部を仕切板13の支持部39
に着脱自在に支持される植物形状の飾り体である。
に着脱自在に支持される植物形状の飾り体である。
40は前記超音波振動子5のトランスである。
而して、超音波振動子5及びモータ7に通電すると、水
タンク19から水槽4内に供給された水が超音波振動子5
により霧化される。一方、送風機9により吸気口2から
吸気された空気が送風筒12を介して水槽4と仕切板13と
で囲まれる空間に案内され、超音波振動子5により霧化
された水を噴霧口17から本体1外部に噴霧する。
タンク19から水槽4内に供給された水が超音波振動子5
により霧化される。一方、送風機9により吸気口2から
吸気された空気が送風筒12を介して水槽4と仕切板13と
で囲まれる空間に案内され、超音波振動子5により霧化
された水を噴霧口17から本体1外部に噴霧する。
水槽4内の水位が下がると、フロート29が下がり、それ
に伴って押上突起27がキャップ21の底部に設けられた弁
23を押し上げ、該弁23を開放することにより水タンク19
から給水される。そして水槽4内の水が所定水位まで給
水されると、フロート29が上昇して押上突起27が下がる
ことにより、前記弁23は閉成される。なお、水タンク19
への水の補給は第1図に示すごとく、本体1の上方から
格子36を介して注水することで行われる。
に伴って押上突起27がキャップ21の底部に設けられた弁
23を押し上げ、該弁23を開放することにより水タンク19
から給水される。そして水槽4内の水が所定水位まで給
水されると、フロート29が上昇して押上突起27が下がる
ことにより、前記弁23は閉成される。なお、水タンク19
への水の補給は第1図に示すごとく、本体1の上方から
格子36を介して注水することで行われる。
水槽4内の掃除等の際には、連結杆25の嵌合部からスト
ッパー35をスライドさせて、第2連結杆30を上方に折り
曲げることにより、フロート29が邪魔にならず、水槽4
底面のフロート29下部の掃除が容易に行われる。
ッパー35をスライドさせて、第2連結杆30を上方に折り
曲げることにより、フロート29が邪魔にならず、水槽4
底面のフロート29下部の掃除が容易に行われる。
掃除が終わると、第2連結杆30を元の位置に戻し、スト
ッパー35を嵌合部へスライドさせることにより、第2連
結杆30が上方向に回動することが阻止される。
ッパー35を嵌合部へスライドさせることにより、第2連
結杆30が上方向に回動することが阻止される。
(ト) 考案の効果 以上の如く本考案によれば、水槽の底部に設けたフロー
トの連結杆を折り曲げ自在にすることにより、連結杆を
折り曲げることで、フロートが邪魔になることなく掃除
ができる等の効果を奏する。
トの連結杆を折り曲げ自在にすることにより、連結杆を
折り曲げることで、フロートが邪魔になることなく掃除
ができる等の効果を奏する。
第1図は、本考案の実施例による加湿装置の断面図、第
2図は同フロート連結杆の折り曲げ図、第3図は同フロ
ート連結杆の嵌合部の拡大斜視図、第4図は同フロート
連結杆の嵌合部の分解斜視図である。 1……本体、4……水槽、19……水タンク、23……弁、
25……連結杆、27……押上突起、29……フロート。
2図は同フロート連結杆の折り曲げ図、第3図は同フロ
ート連結杆の嵌合部の拡大斜視図、第4図は同フロート
連結杆の嵌合部の分解斜視図である。 1……本体、4……水槽、19……水タンク、23……弁、
25……連結杆、27……押上突起、29……フロート。
Claims (1)
- 【請求項1】加湿手段を有する水槽を内蔵する本体と、
バネによって閉成方向に付勢される弁を底部に有し、前
記水槽に水を供給する水タンクとを備え、該水槽底部に
は、一端に前記弁を開放させる押上突起を、他端には水
槽内の水位に応じて前記突起を上下させるフロートを有
する連結杆を揺動自在に設けるとともに、前記連結杆を
折り曲げ自在にしたことを特徴とする加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8964390U JPH0731059Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8964390U JPH0731059Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0446644U JPH0446644U (ja) | 1992-04-21 |
JPH0731059Y2 true JPH0731059Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31823764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8964390U Expired - Lifetime JPH0731059Y2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731059Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP8964390U patent/JPH0731059Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0446644U (ja) | 1992-04-21 |
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