JP2594188B2 - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置

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JP2594188B2
JP2594188B2 JP3176846A JP17684691A JP2594188B2 JP 2594188 B2 JP2594188 B2 JP 2594188B2 JP 3176846 A JP3176846 A JP 3176846A JP 17684691 A JP17684691 A JP 17684691A JP 2594188 B2 JP2594188 B2 JP 2594188B2
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water
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隆文 竹川
武彦 滝本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂超音波加湿装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種超音波加湿装置の水タンク
は、容器の底面に形成した給水口を、弁体を有する蓋部
にて閉成して形成され、この水タンクを装着すると、水
槽に形成されたリブにより弁体を開放して水タンク内の
水を水槽内に給水するようになっていた。この水タンク
の容器は、給水口のみを開口したボトル形状に形成され
ているため、水槽は、通常水位で水面が蓋体底面より上
方位置に達し、水位が低下して水面と蓋体底面との間に
隙間が形成されると、その隙間及び弁体を介して空気が
水タンク内に入り、空気の侵入に伴って水タンク内の水
が水槽内に供給されるようになっている。
【0003】しかしながら、この構成では、水タンクへ
の水の供給は、水タンクを取り外すと共に、蓋部を取り
外して行わなければならず、水タンクへの給水作業が面
倒な欠点があった。
【0004】この欠点を解決するため、水タンクの上面
に給水口を形成したものが、実開昭60-135544号公報(F2
4F 6/12)にて提案された。この構成では、水タンク内の
水面に大気圧が常時かかっているため、水槽に形成され
たリブによって常時弁体を開放する上述の構成をとる
と、水槽内の水位が所定水位に達しているにもかかわら
ず、水タンク内の水が全て水槽内に供給されてしまう。
従って、水槽内の水位を検出するフロートを設け、フロ
ートにより水槽内の水位が低下すると弁体を開放するよ
うにしている。
【0005】しかしながら、水タンク内に侵入したゴミ
等が弁体と蓋体との間に挾まって弁体が完全に閉成せ
ず、水タンク内の水が全て水槽内に供給されてしまう場
合があった。
【0006】そこで、本出願人は、水タンクの上面開口
部を通水部にて被ったものを特願平2−223664号として
平成2年3月8日付にて出願した。しかしながら、この
構成においては、水タンク内へのゴミ等の侵入を阻止す
るため、通水部の目を細かくする必要があり、目を細か
くすると、水タンク内に通水部を通して水を給水する
際、通水部が水によって被われると、水タンク内の空気
が外部に排気されないため、通水部に水が膜を張った状
態となり、通水部から水タンク内にスムーズに給水され
ない欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点に鑑
みなされたもので、水タンクへの給水をスムーズに行い
得る加湿装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波振動子
を底面に装着した水槽を有する内ケースと、該内ケース
を収納し、送風機を収納する本体と、前記内ケースに形
成され、前記送風機の送風を内ケース内に導く送風口を
有する送風筒体と、前記内ケースに装着され、前記水槽
内の水位が低下した際底面に設けた弁体を開放して水槽
に給水する上面開口の水タンクと、該水タンクの上面開
口部を被う通水部を有する蓋体とを備え、前記蓋体を貫
通し、前記水タンク内の水位に応じて上下動して水タン
ク内の水位を表示する表示部を設けると共に、前記表示
部と蓋体との間に通気路を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】水タンク内の水の量は表示部の蓋体からの突出
量によって表示され、水タンクへ内の水がなくなると、
上面開口部から通水部を介して水を注ぎ、水タンク内に
給水するのであるが、注ぐ水に混入しているゴミ等は、
通水部によりろ化されて水タンク内への侵入が阻止され
る。上面開口部から通水部を介して水を注ぐ際、通水部
に水が膜を張った状態になろうとするが、表示部と蓋体
との間に形成された通気路から水タンク内の空気が外部
に流出するので、通水部に膜を張った状態になることが
なく、水がスムーズに水タンク内に供給される。
【0010】(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を図1乃至図3に基づき以下に詳述す
る。
【0011】1は植木鉢形状に形成された合成樹脂製の
本体で、底面に吸気口2を形成しており、吸気口2には
本体1内へのゴミ等の侵入を阻止するフィルタ3が配設
されている。
【0012】4は前記本体1内に収納される合成樹脂製
の内ケースで、上部に形成された段部を前記本体1上端
縁に載置して装着されるようになっている。5は前記内
ケース4下部に凹設された水槽で、底面に超音波振動子
6が水密に装着されており、水槽5は内部に貯溜された
水における細菌の繁殖を抑制するため、小容積に形成さ
れている。
【0013】7は前記内ケース4底面に装着されたファ
ンケ−シングで、モータ8が装着されており、モータ8
の出力軸に装着されたファン9が前記ファンケ−シング
7で囲まれる空間に配設されている。前記モータ8及び
ファン9により送風機10を形成しており、送風機10の駆
動により吸気口2から吸気した空気をファンケ−シング
7の連通穴11を介して吸引し、ファンケ−シング7に連
通された送風路12を経て、内ケース4底面から上方に向
かって立設され上面に送風口を有する送風筒体13を介し
て内ケース4内に案内するようになっている。
【0014】14は前記内ケース4上方に載置される仕切
部材で、前記超音波振動子6の上方及び前記送風筒体13
を被う垂下筒15と、この垂下筒15内に形成され、仕切部
材14の上方空間と下方空間とを連通する連通筒16を有し
ている。17は前記仕切部材14に固着され、連通筒16外周
を被う噴霧筒で、噴霧口18を前記本体1上面から外部に
臨ませており、超音波振動子6により霧化された水を、
送風筒体13から垂下筒15内に送られた空気によって噴霧
筒17を介して本体1外部に噴霧するようになっている。
【0015】19は前記仕切部材14上に着脱自在に載置さ
れる飾り皿、20は前記飾り皿19に一体的に形成された上
面及び下面を開口した容器21と該容器21の下面開口部に
着脱自在に装着される蓋部22とからなる水タンクで、蓋
部22側を仕切部材14に形成された開口部を介して内ケー
ス4内に挿入し、容器21を仕切部材14上に載置すること
で装着されるようになっている。また、前記蓋部22には
バネ23により常時閉成する方向に付勢された弁体24が設
けられている。
【0016】25は前記水槽5底面から上方に向かって突
設した一対のリブで、該リブ25間に連結杆26の中間部を
揺動自在に支持しており、連結杆26の一端に水槽5内の
水位に応じて上下動するフロート27を、また連結杆26の
他端には水タンク20の弁体24を開放する押上体28を設け
ている。
【0017】前記水槽5内には、図示しない水切れ安全
スイッチが設けられており、該水切れ安全スイッチは前
記超音波振動子6と直列接続されたリードスイッチと、
フロートに設けられた磁石とから構成されている。29は
前記水切れ安全スイッチのフロートを上下動自在に支持
するリブである。
【0018】30は前記飾り皿19に装着される蓋体で、水
タンク20の容器21上面開口部を被う通水部31を有し、該
通水部31は水に混入したゴミ等の水タンク20への侵入を
阻止するため、比較的目の細かい網状に形成されてお
り、前記飾り皿19及び蓋体30上面に飾り石、飾り苔等を
象った装飾物32が載置されている。
【0019】33は前記飾り皿19を貫通し、下部を仕切部
材14の支持部34に着脱自在に支持される植物形状の飾り
体である。
【0020】35は前記蓋体30に形成された貫通穴で、こ
の貫通穴35周縁に上方に向かって環状にリブ36を形成し
ている。37は前記貫通穴35に貫通支持される表示部で、
前記水タンク20側に位置するフロート部38とフロート部
38の上部に固着されるキャップ39とから構成され、水タ
ンク20内の水位に応じてキャップ39の外部への突出量が
変化するようになっており、キャップ39の色を、飾り皿
19、装飾物32、飾り体33等と異ならしめて水タンク20内
の水位を明確に表示するようになっている。40は前記キ
ャップ39に形成された複数の突起で、前記表示部37が下
降した状態においても、リブ36上端面に当接してキャッ
プ39とリブ36上端面との間に間隔を形成し、表示部37側
面とリブ36との間隔及びキャップ39下面とリブ36上端面
との間隔からなる通気路41により水タンク20と外部とを
連通するようになっている。
【0021】42は前記超音波振動子6のトランスであ
る。
【0022】而して、超音波振動子6及びモータ8に通
電すると、水タンク20から水槽5内に供給された水が超
音波振動子6により霧化される。一方、送風機10により
吸気口2から吸気された空気が送風筒体13を介して内ケ
ース4と仕切部材14とで囲まれる空間に案内され、超音
波振動子6により霧化された水を噴霧口18から本体1外
部に噴霧する。
【0023】水槽4内に水が十分にある場合は、フロ−
ト27が上方に位置しているため、押上体28が弁体24を押
し上げておらず、弁体24は閉成しており、水槽4内の水
が所定水位より少なくなってくると、フロ−ト27が下降
するのにしたがって押上体28が弁体24を押し上げ、弁体
24を開放して水槽5内に給水する。尚、この状態では、
水切れ安全スイッチが超音波振動子6を作動させてい
る。
【0024】水タンク20内の水がない状態で、水槽5内
の水位が所定水位より低下すると、押上体28が弁体24を
押し上げて弁体24を開放するが、水槽5内に水が供給さ
れないため、水槽5内の水位がさらに低下する。
【0025】水槽5内の水位が所定水位より低下して危
険水位に達すると、水切れ安全スイッチのフロ−トに設
けた磁石がリードスイッチを開放して超音波振動子6へ
の給電を遮断し、超音波振動子6の発振を停止する。
【0026】水タンク20内の水がなくなってくると、水
タンク20内の水位の低下に伴って表示部37のキャップ39
が下降し、使用者に水タンク20内の水の不足を表示す
る。そして、水タンク20内の水がなくなると、上方から
水を注ぎ、装飾物32及び通水部31を介して水タンク20内
に給水するのであるが、注ぐ水に混入したゴミや、装飾
物32等の上に落ちていたゴミは、通水部31によりろ化さ
れ、水タンク20内に侵入することがなく、従って、弁体
24が閉成する際に弁体24と蓋体22との間にゴミが挾ま
り、弁体24が完全に閉成せず、水タンク20内の水が全て
内ケース4内に流出するといった不都合が生じることが
ない。
【0027】また、水タンク20内と外部とを通気路41に
より連通しているので、水タンク20内に水を注ぐ際、水
が通水部31を介して水タンク20内に供給されるのに伴っ
て水タンク20内の空気が外部に排気され、従って、水が
通水部31に膜を張った状態になることがなく、水タンク
20にスムーズに給水することができる。
【0028】尚、本実施例では、キャップ39に突起40を
形成して、通気路41の一部を構成するキャップ39下面と
リブ36上端面との間隔を形成したが、図4及び図5に示
すごとく、キャップ39に凹部43を形成して、通気路41の
一部を構成するキャップ39下面とリブ36上端面との間隔
を形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、水タンクへ
の給水を容易に行うことができ、給水作業性を向上する
ことができると共に、水タンクへのゴミの侵入を防止す
ることができ、水タンクの弁体を確実に開閉動作させる
ことができる。また、表示部により水タンクの水位を外
部から確認することができ、水不足による運転停止を防
止することができる。さらに、通気路により水タンクへ
の給水をスムーズに行うことができると共に、通気路を
表示部と蓋体との間隔を利用して形成しているので、構
成を簡素化することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同要部拡大断面図である。
【図3】同表示部のキャップの側面図である。
【図4】本発明の他の実施例の要部拡大断面図である。
【図5】同表示部のキャップの側面図である。
【符号の説明】
1 本体 4 内ケース 5 水槽 6 超音波振動子 10 送風機 20 水タンク 24 弁体 30 蓋体 31 通水部 35 貫通穴 37 表示部 41 通気路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子を底面に装着した水槽を有
    する内ケースと、該内ケースを収納し、送風機を収納す
    る本体と、前記内ケースに形成され、前記送風機の送風
    を内ケース内に導く送風口を有する送風筒体と、前記内
    ケースに装着され、前記水槽内の水位が低下した際底面
    に設けた弁体を開放して水槽に給水する上面開口の水タ
    ンクと、該水タンクの上面開口部を被う通水部を有する
    蓋体とを備え、前記蓋体を貫通し、前記水タンク内の水
    位に応じて上下動して水タンク内の水位を表示する表示
    部を設けると共に、前記表示部と蓋体との間に通気路を
    形成したことを特徴とする加湿装置。
JP3176846A 1991-07-17 1991-07-17 加湿装置 Expired - Lifetime JP2594188B2 (ja)

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JP3176846A JP2594188B2 (ja) 1991-07-17 1991-07-17 加湿装置

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JPH0526484A JPH0526484A (ja) 1993-02-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5532902A (en) * 1978-07-21 1980-03-07 Hitachi Ltd Pivot for totally-enclosed motor compressor
JPS6475828A (en) * 1987-09-14 1989-03-22 Hitachi Ltd Water supply device

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JPH0526484A (ja) 1993-02-02

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