JPH0549349A - 植物自動給水鉢 - Google Patents

植物自動給水鉢

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JPH0549349A
JPH0549349A JP21096991A JP21096991A JPH0549349A JP H0549349 A JPH0549349 A JP H0549349A JP 21096991 A JP21096991 A JP 21096991A JP 21096991 A JP21096991 A JP 21096991A JP H0549349 A JPH0549349 A JP H0549349A
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JP
Japan
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water
water supply
container
pot
supply tank
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Pending
Application number
JP21096991A
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English (en)
Inventor
Takao Yamaji
孝夫 山路
Masayoshi Shimano
正義 島野
Terumasa Hoshino
照雅 星野
Kaoru Sakakibara
薫 榊原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観が美しく、且つ移動及び設置等も簡単に
行うことができ、観賞用植物に用いる鉢として使用でき
る取扱い易い安価な植物自動給水鉢を提供する。 【構成】 床面に設置可能な給水タンクは中空の偏平な
筒状に成形され、容器は植物の根の部分を収容する上方
の開口した鉢部分と、その鉢部分の上縁よりその外周と
適宜の間隔を置いて下方に向かって延び鉢部分の外周を
美麗に被覆するための外装部分とが一体に成形され、そ
の容器を給水タンクの上面に載置した状態にて両者が結
合されることにより、その外装部分にて給水タンクの少
なくとも上方部分や付属装置が覆われると共に、給水タ
ンクと鉢部分とが管手段にて給水タンク内の水を鉢部分
内に供給し、且つ鉢部分内の余剰の水を給水タンク内に
戻すように連通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物自動給水鉢に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動給水鉢としては、特
開昭55ー127930号公報に示されているような、
植木鉢を載置する盆状のパンに導管を通して密閉貯水槽
内の水をエアーポンプにて供給し、且つパン内の余剰の
水を同一の導管より戻すようにした植木鉢の自動灌水装
置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、盆状のパン、密閉貯水槽、導管、エア
ーポンプ及びタイマー等の付属品が配置構成上それぞれ
個々に独立しおり、装置全体として一体化されていな
い。
【0004】最近では、鉢に植えられた観葉植物等が家
庭の客間や事務所の応接室に置かれたり、または店舗等
のディスプレイとして用いられたり、人の出入りや人通
りの多い場所の環境作りに使用されることが非常に多く
なり、その利用も多岐に亘りその範囲が広まっている。
そのために、観賞用としての観葉植物自体だけでなく、
それに用いられる鉢も観葉植物や周囲の環境にマッチし
た美しいデザインのものでなければならない。このこと
からしても、従来の装置においては、外観のデザインの
ことは、全く考慮されておらず、自動給水としての機能
面のみを考えたものであって、観賞用としても、また上
述のような目的、環境等にて使用するにも大層不向き
で、一般化されず、普及しない原因にもなっていた。ま
た移動も簡単には行うことができず、取扱いに非常に不
便であり、その上、掃除もしにくく、清潔さに欠け、綺
麗な印象を与えない等、色々な問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、外観が美しく、且つ移動及び設
置等も簡単に行うことができ、また掃除等も簡単で常に
清潔さを維持することができ、植物自動給水鉢を観賞用
植物に用いる鉢として使用することもできる取扱い易い
安価な植物自動給水鉢を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の植物自動給水鉢は、給水タンクが床面に設置
可能な中空の偏平な筒状に成形され、植物の根の部分を
収容するための上方の開口した鉢部分と、その鉢部分の
上縁よりその外周と適宜の間隔を置いて下方に向かって
延び、鉢部分の外周を美麗に被覆するための筒状の外装
部分とが実質的に一体に成形され、その外装部分を前記
給水タンクの上面に載置した状態にて両者が結合される
ことにより、その外装部分にて給水タンクの少なくとも
上方部分及び前記水供給装置等の付属装置が覆われると
共に、給水タンクの天井面と鉢部分の底面とを貫通する
管手段にて給水タンク内と鉢部分とが連通されて、給水
タンク内の水が鉢部分内に前記の管手段を通して供給さ
れ、且つ鉢部分内の余剰の水が前記と同一の管手段を通
して給水タンク内に戻される。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の植物自動給水鉢
は、外装部分を前記給水タンクの上面に載置した状態に
て両者が結合されることにより、その外装部分にて給水
タンクの少なくとも上方部分及び前記水供給装置等の付
属装置が覆われると共に、給水タンク内と鉢部分とが管
手段にて連通され、給水タンク内の水が鉢部分内に前記
の管手段を通して供給され、且つ鉢部分内の余剰の水が
前記と同一の管手段を通して給水タンク内に戻される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1の実施例を図
1から図20を参照して説明する。
【0009】図1〜図20には、観賞用としての植木等
の植物1の自動給水鉢2が示されている。一般に、草花
や植木等の植物1は、保水性の大きい材料3例えば発泡
煉石等の詰められた簡易の発泡スチロール製の鉢4に植
えられ、その状態にて取り扱われている。この鉢4に
は、その底面または周面に水の補給及び排水のための多
数の小孔が設けられ、またこの小孔より細い根が外側に
這い出したり、鉢4の内壁に張り付いたりして鉢4に絡
み、植物1が鉢4に保持される。この植物1の植えられ
た発泡スチロール製の鉢4を自動給水鉢2に入れ、この
自動給水鉢2により植物の種類、季節等に応じて適宜の
時間間隔を置いて例えば1日に1回または2日に1回若
しくは3日に1回と云う間隔で水を保水性の大きい材料
3に供給して植物1を育成する。
【0010】植物1に給水するための水を収容する給水
タンク5は、ブロー成形方法にて合成樹脂材料により中
空の偏平な筒状に形成され、その上下各面には、中心部
より放射方向にほぼ等距離であって、その中心部に対し
て3等分したところに、それぞれ上下対向して円錐台形
状の凹部6が形成され、その各上下凹部6がその頭部に
おいてそれぞれ連結され、その各上下凹部6の連結部に
は、上下方向に貫通する貫通口7が形成されている。こ
の給水タンク5は、上下各壁面が上下各凹部6の頭部に
おいてそれぞれ連結されているので、特に給水タンク5
の中間部分においてベコベコすることなく、堅牢であ
る。給水タンク5の下面側の各凹部6の開口部周縁に
は、下方に隆起し、給水タンク5を床面に設置するため
の脚8が形成され、このように環状に隆起する構造にす
ることにより、前述の給水タンク5の上下各壁部をその
中間位置において凹部6にて連結した構造と合わせて給
水タンク5は更に堅牢になる。
【0011】給水タンク5の下面には、給水タンク5の
水を排水するための排水口9が形成され、その排水口9
に、それを開放可能に閉塞するための弾性キャップ10
がそれ自体の弾性作用に抗して押し込められている。給
水タンク5の中心部分の上面には、上方に開口した開口
11が形成され、その開口11の周縁には、ゴム材料に
て成形された環状のパッキン12が取り付けられてい
る。また、給水タンク5の下面には、前記の開口11と
対向した位置に、底面全域に対して僅かに窪んだ窪み部
13が形成され、給水タンク5内の最後の水が集まるよ
うにする。更に、給水タンク5の周縁の上面には、後述
する水供給装置14を接続するためのホース接続部15
と、同じく後述する水位計16及び水位検知用の電極棒
17等を備えた水位管18を接続するための接続管19
が形成されている。このホース接続部15は、給水タン
ク5の中心部に対して排水口9の反対側に設けられてい
る。更にまた、給水タンク5の下面外周側には、対向す
る2箇所に、外側方より手先きの挿入し得る運搬用の手
掛け凹所20が形成されている。
【0012】前記発泡スチロール製の鉢4を収容するた
めの容器21は、発泡スチロール製の鉢4を収容保持す
る有底筒状の鉢部分22と、その鉢部分22の上縁より
外方へ水平に延びる水平面23と、その水平面23の外
周より鉢部分22と適宜の間隔を置いて下方に向かって
延び鉢部分22の外周を美麗に被覆するための下方の開
放した筒状の外装部分24とが合成樹脂材料にて一体的
に成形されている。前記鉢部分22の下面には、前記の
3個の凹部6内にそれぞれ入る3個の取り付け脚25が
形成され、前記容器21を前記給水タンク5の上面に載
置した状態にて給水タンク5の下方より前記取り付け脚
25に貫通口7に嵌入する頭付きねじ26を螺合し、そ
のとき、その取り付け脚25の下端部の外周が凹部6の
頭部側の内周に遊嵌して、容器21の回転方向が規制さ
れ、ねじ26の頭部と取り付け脚25との間に凹部6の
連結部が挟持され、それにより両者が結合され、給水タ
ンク5の外周上方部分が容器21の外装部分24にて覆
われる。
【0013】鉢部分22の下面には、給水タンク5の上
面に接合する環状の接合リブ28が一体に形成され、給
水タンク5と鉢部分22とが結合されるとき、容器21
が給水タンク5の上面に安定した状態にて載置固定され
る。また、容器21の鉢部分22の底面中央部には、下
方に行くに従って細くなる導水管27が容器21と一体
に突出成形され、前記容器21を前記給水タンク5の上
面に載置固定したとき、導水管27が環状の前記パッキ
ン12に気密的に嵌入結合し、その下端が給水タンク5
の窪み部13に臨む位置に配置され、これにより、給水
タンク5内と容器21の鉢部分22内とが連通される。
更に、容器21の鉢部分22内の底面に、図4、22に
示されているように、リブ状突起28aが適宜の形状
に、且つ適宜の間隔を置いて配置成形され、前記鉢4を
ガタガタしたり、傾いたりすることなく安定した状態で
載置する。
【0014】容器21の鉢部分22内には、導水管27
の内径より大きな径の環状の起立壁29が容器21と一
体に成形され、、その容器21の鉢部分22の上面に
は、前記環状の起立壁29内に多数の突起30が適宜間
隔置きに一体的に突出成形されている。この環状の起立
壁29により鉢部分22内に僅かの水が溜まるようにし
ている。前記環状の起立壁29内には、目の粗い発泡ウ
レタン樹脂材料にて成形された網状体31が突起30に
串刺しされた状態で固定配置され、ゴミ等が導水管27
を通って給水タンク5内に侵入しないようにする。
【0015】給水タンク5内の水を容器21に供給する
ための水供給装置14は、給水タンク内に空気を給送す
るための空気ポンプ32と、一端が前記の給水タンク5
のホース接続部15の筒状部分に圧入接続された給送ホ
ース33と、その給送ホース33と空気ポンプ32との
間に設けられ、空気ポンプ32が作動しているときに
は、空気を給送ホース33を通して給水タンク5内に給
送し、空気ポンプ32が作動していないときには、給送
ホース33を外気に連通させる弁装置34とにより構成
されている。給送ホース33の一端をホース接続部15
に圧入して気密的に接続されているが、接着剤を用いて
もよい。
【0016】この空気ポンプ32は、合成樹脂製の枠体
35の一面に筒状体36が一体に成形され、その筒状体
36に弾性材料よりなるダイヤフラム37が設けられ、
このダイヤフラム37に非磁性体のアルミニュウム板よ
りなる板部材38を介して永久磁石39が設けられ、枠
体35には、回転永久磁石40を備えたモータ41を載
置する複数個のリブ状の台42が設けられ、モータ41
がバンド43にて台42上に固定される。その回転永久
磁石40の回転により、回転永久磁石40と永久磁石3
9との間で吸引及び反発作用が反覆してダイヤフラム3
7が収縮及び伸張し、ダイヤフラム37が伸張すると
き、ダイヤフラム37の吸引作用により吸引バルブ44
が枠体35に穿設された吸気孔45を開き、外気を吸引
し、このとき給送バルブ46は吸引作用を受けて枠体3
5に穿設された吐出孔47を閉鎖し、ダイヤフラム37
が収縮させられるとき、吸引した空気により給送バルブ
46を押し開いて空気を吐出孔47より圧送する。この
とき、吸引バルブ44は圧送空気により押圧されて吸気
孔45が閉鎖される。
【0017】吸引バルブ44及び給送バルブ46は、図
6に示されているように、ダルマ状に撓曲可能なゴム材
料にて形成され、そのダルマ状の腹部側が枠体35の表
裏両面に一体成形された円弧状部を有する取付枠部48
の円弧部に弾発保持される弾性体49により枠体35と
の間にそれぞれ挟持され、頭部側が撓曲可能に伸張し、
ダイヤフラム37の伸張及び収縮作用により吸気孔45
及び吐出孔47を交互に開閉する。この吸引バルブ44
及び給送バルブ46は、そのダルマ状の腹部が取付枠部
48の円弧部に嵌入し、取付枠部48内でズレルことが
なく、所定の位置に保持される。
【0018】前記の弁装置34は、枠体35のダイヤフ
ラム37と反対側に、一端が吐出孔47に連通するシリ
ンダ50が適宜のねじ手段により固定され、そのシリン
ダ50の他端には、圧送空気を給水タンク5内に導くた
めの給送ホース33を接続するホース接続管51と、大
気に開放する開口52とが設けられている。前記のシリ
ンダ50内には、弾性リング53の取り付けられたピス
トン54が滑動可能に設けられ、そのピストン54に
は、それを常には吐出孔47の側に弾発付勢する大径ば
ね55が設けられている。また、そのピストン54に
は、ピストン54の両側を連通させる連通口56が設け
られると共に、その連通口56を開閉する開閉バルブ5
7が設けられ、その開閉バルブ57には、開口52を開
閉する開閉弁58が設けられている。前記の開閉バルブ
57とピストン54との間には、開閉バルブ57を常に
は連通口56の吐出孔47側に設けられた弁座59に弾
接させる小径ばね60が介装されている。
【0019】前記ピストン54は、常には大径ばね55
の弾発作用によりシリンダ50の吐出孔47の側に位置
し、この位置においては、開閉バルブ57は小径ばね6
0の作用により常には連通口56を閉鎖すると共に、開
閉弁58は開口52を開放した状態に維持され、ホース
接続管51がシリンダ50と開口52とを介して大気に
連通する。開閉バルブ57が連通口56を閉鎖している
ときには、開閉バルブ57と弁座59との間において連
通口56を通って僅かな空気が漏洩するように隙間が形
成されている。また開閉バルブ57と弁座59との間に
隙間を設ける他にピストン54に小径の小孔を穿設して
もよい。
【0020】一端が給水タンク5のホース接続部15に
接続された給送ホース33を容器21の鉢部分22の外
周において一巻程巻回し、その給送ホース33を弁装置
34のホース接続管51に接続し、給水タンク5が転倒
しても給水タンク5内の水が給送ホース33を伝わって
ホース接続管51側に流れ込むのを防ぎ、弁装置34に
侵入しないようになっている。水が給送ホース33を伝
わってホース接続管51側に流れ込んだ場合には、弁装
置34内に浸水し、ダイヤフラム37、吸引バルブ4
4、給送バルブ46、開閉バルブ57及び開閉弁58等
が水に濡れて、作動不良を起こし、植物を枯らしてしま
う原因にもなるので、このようなことが起こらないよう
にしたものである。
【0021】空気ポンプ32の作動に伴なって生じる圧
送空気圧によりピストン54が大径ばね55の弾発作用
に抗して他方の側に移動する。このピストン54の移動
に伴って、先ず、開閉弁58が開口52に接合して開口
52を閉鎖し、更にピストン54が移動すると、開閉弁
58が小径ばね60の作用により開口52に弾接した状
態で、ピストン54のみが大径ばね55及び小径ばね6
0の弾発作用に抗して移動し、開閉バルブ57がピスト
ン54の弁座59から離隔して連通口56を開口する。
これにより前記のホース接続管51の大気との連通を遮
断して、ホース接続管51を吐出孔47にピストン54
の連通口56を介して連通させる。このように、空気ポ
ンプ32が作動しているときには、空気を給送ホース3
3を通して給水タンク5内に給送する。
【0022】尚、圧送空気圧によるピストン54の作動
については、開閉バルブ57と弁座59との間の隙間ま
たはピストン54の小孔から空気が僅かに漏洩しても殆
ど影響ない。
【0023】空気ポンプ32が作動中止になったときに
は、空気がシリンダ50内において、連通口56を通っ
て吐出孔47側からホース接続管51側に引き続き流れ
て、吐出孔47側の圧力が下降し始め、それに伴ってピ
ストン54のみが吐出孔47側に大径ばね55及び小径
ばね60の弾発作用により徐々に移動して、開閉バルブ
57が弁座59に接近し、最後には接触するが、更に開
閉バルブ57と弁座59との僅かな隙間を通して吐出孔
47側からホース接続管51側に僅かに漏洩し続け、ピ
ストン54の吐出孔47側の圧力がホース接続管51側
即ち給水タンク5内の圧力に近ずこうとする。この吐出
孔47側の圧力の下降に応じてピストン54が大径ばね
55及び小径ばね60の弾発作用により移動して、先ず
開閉弁58が開口52から離隔して開口52を開放する
と共に、その離隔と共にピストン54が小径ばね60の
弾発作用を受けることなく、大径ばね55のみの弾発作
用を受けて更に移動して元位置に戻り、ホース接続管5
1側がシリンダ50と開口52とを介して大気に連通す
ると同時に、給水タンク5内の圧力が更に下降して大気
と同一になる。
【0024】前記の弁装置34を用いることにより、給
水タンク5内の圧力下降を速やかに行うことができる。
【0025】前記の枠体35には、前記モータ41等の
駆動電源用としての複数本の乾電池を直列的に収容する
ための上下方向に延びる上方の開口した有底の筒状の電
池ボックス61が一体成形され、その電池ボックス61
の内壁に、内側に開放し、筒の長手方向に延びる案内溝
62が設けられ、電池ボックス61の下方部分には、周
壁部の対向面に乾電池が脱出できない程度の切欠口63
が設けられている。
【0026】1本の線材にて折曲形成された乾電池の取
出体64は、下端には水平面内において巻回した輪状部
65が形成され、上端には、輪状部65を電池ボックス
61内にて引き上げるための取手66が形成されてい
る。その取出体64の中間部は、波状に屈曲されていて
案内溝62内に配置され、案内溝62内にてガタ付かな
いように上下移動に対して僅かな抵抗が与えられ、ガタ
付き音が出ないようになっている。前記の輪状部65
は、それをそれ自体の弾性作用に抗して縮小しながら電
池ボックス61内に挿入し、前記の電池ボックス61の
下方の切欠口63に臨むところで、弾性作用により復帰
し、引き上げたとき、切欠口63の上縁に係合し、それ
以上の引き上げを不可能にし、その状態では、電池ボッ
クス61の上端より最後の乾電池の頭部が突出してつま
み出せるようになっている。
【0027】電池ボックス61の底部には、乾電池のマ
イナス側に接触して乾電池を上方に押し上げる円錐台状
のコイルスプリング67がそれに接続された接続端子6
8と共に取り付けられている。更に、前記の枠体35に
は、後述する前記モータ41等を駆動制御するための制
御装置を構成する制御基板69が適宜のねじ手段により
固定される。
【0028】この枠体35を基に、前記の空気ポンプ3
2、弁装置34、電池ボックス61及び制御基板69等
が一体化され、ユニット化される。
【0029】前記のユニット化された枠体35は、鉢部
分22の水平面23より一段と低い取付平面70に、容
器21の内方より適宜のねじ手段により固定され、ユニ
ット化された枠体35が、鉢部分21と外装部分24と
の間に配置される。このとき、空気ポンプ32及び弁装
置34等が給水タンク5の中心部に対して給水タンク5
の排水口9の反対側に配置され、また電池ボックス61
の上端開口が前記の取付平面70上に穿設された乾電池
の挿入開口71と一致し、更に、線条の取出体64の取
手66を取付平面70の取手用穴72より突出させる。
【0030】前記の電池ボックス61の上端開口を閉鎖
する電池ボックス61の蓋体73は、その裏面に乾電池
のプラス側と接触する端子74が設けられ、その端子7
4の両端がそれぞれ挿入開口71の外方に延び、且つそ
の先端が取付平面70上に穿設された蓋体73用の取付
開口75を貫通して下方に垂下し、更に、それが水平方
向にL字形に折曲形成されている。
【0031】前記の取付開口75は、端子74の両L字
形の脚部が挿入可能な一対の幅広部76と、蓋体73を
回動したとき、端子74の両L字形の脚部の脱出が不能
で、両垂下部分が嵌入する一対の幅狭部77とが形成さ
れ、プラス側を上にして乾電池を電池ボックス61内に
挿入し、蓋体73をコイルスプリング67の作用に抗し
て下方に押しつけながら端子74の両L字形の脚部を幅
広部76内に挿入し、その状態のまま、蓋体73を回動
し、手を離すと、両L字形の脚部の水平部分が幅狭部7
7の裏面周縁部分にコイルスプリング67の作用により
弾接し、蓋体73がその位置に保持され、複数個の乾電
池も互いに、且つコイルスプリング67と端子74とに
弾接接合し、電気的接続が良好である。前記の端子74
は、蓋体73を回動したとき、制御基板69に固定され
ている弾性体よりなる基板端子78に弾接し、電気的に
接続される。
【0032】給水タンク5内の水量を表示する水位計1
6を構成する円筒形の水位管18は、給水タンク5の接
続管19に気密的に接続され、その下端が、給水タンク
5内の底面に形成されている山脈状に隆起した隆起部7
9に接合し、給水タンク5の底面との間に水の通過でき
る隙間が形成され、その水位管18の上端は、蓋80に
て閉鎖され、水位管18内には、四角形状の浮子81が
給水タンク5内の水位の変動に伴って上下方向に移動可
能に配置され、その浮子81の中心部には、前記蓋80
の中心部に穿設された小孔82を貫通して水位管18の
外方に突出する細線83が植設され、その細線83の先
端には、円柱形状の表示体84が中心より偏心した位置
に取り付けられ、その表示体84の上端は、45°の角
度でもって切断され、その切断面に鏡85が貼着されて
いる。
【0033】前記蓋80の上面には、水位管18と同方
向に延び、表示体84と同一の中心線を有し、表示体8
4を内包して上下方向に滑動可能に案内する筒体86が
設けられる。表示体84は、筒体86及びその筒体86
の軸心に対して偏心している細線83と小孔82とによ
り案内されているので、回転することがない。従って、
鏡85は、常に一定位置にて上下に移動するのみであ
る。前記の筒体86の内面に、給水タンク5内の水位を
表示する水位表示87を施したアルミニュウム箔のよう
な反射率の高いフィルム88が取り付けられ、その水位
表示87は、水位の高さを適宜の間隔毎に表す数字が内
周の一定位置に長手方向に亘って直線的に印刷されてい
る。
【0034】前記の容器21の水平面23には、容器2
1にて給水タンク5を覆ったとき、筒体86と一致する
位置に覗き穴89が穿設され、その覗き穴89に、透明
なアクリル樹脂等の窓90が取り付けられている。この
窓90を覗いたとき、表示体84の上端の切断面の鏡8
5に、フィルム88上の水位表示87が反射し、水位表
示87が確認できる。このとき、フィルム88は、反射
率が高いので、水位表示87が明るく見える。また、表
示体84は、回転することがないので、水位表示87を
常に一定状態にて見ることができる。また、筒体86を
透明な合成樹脂材料にて作り、その外周に水位表示87
を施したアルミニュウム箔のフィルム88を巻いてもよ
い。更に、反射率が高いフィルム88を使用しているの
で、水位表示87が明るく見えるが、特別に水位表示8
7の部分を照明するようにしてもよい。
【0035】一対の水位検知用の電極棒17は、蓋80
に間隔を置いて固定され、その一端が水位管18内にて
容器21の給水水位線Wと一致した位置に突出配置さ
れ、他端が外方に突出して接続端子とされる。
【0036】容器21の取付平面70は、その上面周縁
部が中央部分に対して僅か低く形成されている。即ち、
取付平面70は、乾電池の挿入開口71付近が周縁部よ
り隆起する形状になっているので、水はけがよい。
【0037】また、容器21の取付平面70を覆うカバ
ー91は、合成樹脂材料にて成形され、容器21の中心
部を通る平面上における断面が逆チャンネル状に形成さ
れ、内側壁が容器21の鉢部分22に、上面が水平面2
3に、外側壁が外装部分24にそれぞれ連続するように
形成されている。カバー91の円周方向の一端には、容
器21の幅広部76の下縁に係合する爪92を備えた係
合突起93が設けられ、他端には、容器21に取り付け
られたキャッチャ94のラッチの係合する係合凹所95
が設けられている。このキャッチャ94は、一般に使用
されているもので、押圧毎にラッチが突出及び没入を繰
り返すものである。
【0038】カバー91を取り付けるときには、係合突
起93を容器21の幅広部76に係合させ、カバー91
の係合凹所95側上面を押圧すると、キャッチャ94の
ラッチが突出して係合凹所95に係合し、カバー91が
取り付けられる。再びカバー91の係合凹所95側上面
を押圧すると、キャッチャ94のラッチが没入して係合
凹所95から離脱し、カバー91を取り外すことができ
る。カバー91が取り付けられているときには、カバー
91の下端縁が取付平面70の周縁部に対接している。
従って、そのカバー91上に水が飛散して、容器21と
カバー91との隙間から水が侵入しても、取付平面70
上の周縁部から水が流れ落ちて中央隆起部上に水が溜ま
ることがないので、挿入開口71や取付開口75等の各
種孔等から入るのを防ぎ、乾電池、制御基板69やモー
タ41等の電装部品の漏電、腐食及び破損等を防止する
ことができる。また、カバー91を取付平面70に取り
付けたとき、カバー91の裏面に突出形成された係合突
起93が幅広部76に嵌入して蓋体73の取り外し位置
への回動を不能にし、蓋体73が外れないようにされ
る。
【0039】植物自動給水鉢2は、数多くの色々な外観
デザインのものが要求されるので、外観デザインに応じ
て容器21を多種類作ることは大変である。そこで、外
装部分24の外周壁を覆うことができる装飾体96を外
観デザインの数だけ別に用意し、その装飾体96を外観
デザインに応じて取り替えるようにするものである。こ
の装飾体96は、図11に示されているように、合成樹
脂材料や鋼板等にて外装部分24とほぼ同形の筒状に成
形され、その装飾体96を容器21の外装部分24にそ
の上方より挿入し、その外装部分24の外周を被覆す
る。その装飾体96は、外装部分24が裾広がりに形成
されているので、装飾体96の内径より大きな裾の径大
な部分で保持される。装飾体96は、容器21の外周に
取り付けられるようにしたので、容器21上面の操作部
の操作及び乾電池の出し入れにも邪魔にならない。
【0040】また、図12に示されているように、装飾
体96は、その外周上端を内方にL字形に折曲し、更に
その先端を外方に折り返し、外周下端を上方に折り返し
形成し、これを外装部分24にその上方より挿入する。
このとき、装飾体96の上端折曲部が外装部分24の外
周上方径小部に、下端折曲部が外装部分24の外周下方
径大部に接合保持される。尚、外装部分24の外周下端
部を外方にフランジ状に突出させて装飾体96の下端折
曲部を係合保持するようにしてもよい。更にその外装部
分24の外周下端のフランジ状部の先端部分を、図13
に示されているように、外装部分24の外周と僅かな間
隔を置いて上方に折り返し、その隙間に装飾体96の下
端折曲部を挿入支持するようにしてもよい。また更に、
図14に示されているように、装飾体96の外周上端の
折曲部にゴム等の弾性材料よりなる環状リング97を取
り付け、装飾体96と外装部分24の外周とのガタ付き
をなくし、ビビリ音の発生を防ぐものである。
【0041】以上は装飾体96の上方折曲部の内端を外
装部分24の外周に接合するようにしたものであるが、
図15に示されているように、装飾体96の上方折曲部
を容器21の水平面23上に接合させ、装飾体96によ
り外装部分24全体を被覆するようにしてもよい。
【0042】次に前記の空気ポンプ32を駆動するモー
タ41を制御するための制御装置について説明する。
【0043】図16は、制御装置のブロック図が示され
ている。中央処理装置(CPU)98は、給水間隔等を
記憶し、前記の空気ポンプ32用のモータ41を運転制
御するためのRAM及びROMを備えている。このCP
U98には、タイマ99、給水間隔セレクトスイッチ1
00、動作チェックスイッチ101、水位検出回路を介
して前記電極棒17、電圧検出回路、ドライバを介して
前記モータ41及び動作表示LED102が接続されて
いる。
【0044】前記タイマ99は、給水動作時間や給水ま
での時間等を計数するものであり、給水間隔セレクトス
イッチ100は、モータ41の運転間隔を、例えば1
日、2日、3日、4日と云うように設定するものであ
る。動作チェックスイッチ101は、乾電池等の電源電
圧のチェックとタイマ99が正常にカウントしているか
のチェックをするためのものであり、水位検出回路及び
前記電極棒17は、給水動作中の最高水位を検知するた
めのものである。電圧検出回路は、乾電池等の電源電圧
のレベルを検知し、適正電圧か、電圧低下かを検出する
ためのものである。また、ドライバは、CPU98から
のモータ41の運転指令によりモータ41を駆動するた
めのものであり、動作表示LED102は、電源電圧の
状態及びタイマ99の状態を表示するためのものであ
る。
【0045】図17は、全体の動作フローチャートを示
すものであり、先ず、電源を投入すると、CPU98内
のRAMがリセットされるなどの初期設定(S1)が行
われる。次のステップ以降においては、S2、S3、S
4及びS5のそれぞれの分岐条件を常に確認している。
全てが設定されていない状態、即ち指令を受けていない
状態においては、この確認動作を繰り返す。次に、給水
間隔セレクトスイッチ100が1日に設定されていれ
ば、ステップ(S2)でタイマ入力があり、給水間隔タ
イマカウント(S6)にて給水開始タイマがカウントア
ップされる。カウントアップされたタイマは、給水タイ
ミング比較(S8)において比較され、1日分のデータ
と合致すると、給水開始時間であるとの指示(S5)を
出す。この指示(S5)に従いモータ運転(S9)を指
令し、モータ41が運転される。給水間隔セレクトスイ
ッチ100が2日または3日或いは4日と云うように設
定されても、前記と同じように行われる。
【0046】また、任意に動作チェックスイッチ101
が押される(S3)と、動作チェック(S7)を実行す
る。
【0047】次に、給水タイミング比較(S8)、給水
のためのモータ運転(S9)及び動作チェック(S7)
についてフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0048】図18は、給水タイミング比較フローチャ
ートを示すものであり、給水間隔セレクトスイッチ10
0で設定された日数(S11)とタイマカウント(S
6)とを比較(S12)し、等しくなったときに、モー
タ運転フラグがセット(S13)される。また、給水間
隔セレクトスイッチ100が接触不良等で正しい設定が
読み込まれなくなった場合には、植物1が水涸れを起こ
すことなく生育できる最小限の給水を行うようにしてい
る。この実施例においては7日経過(S14)したとき
に、モータ運転フラグをセットするようしている。
【0049】図19は、モータ運転フローチャートを示
すものであり、給水タイミング比較(S8)でモータ運
転フラグがセットされたのを確認(S21)し、モータ
41をON(S22)し、モータ41を駆動して、容器
21の鉢部分22内に水を供給する。容器21の鉢部分
22内の水位が上昇し、電極棒17に達すると、パルス
状の電圧が印加されているその電極棒17の電極間に水
を介して電流が流れ、規定の水位Wまで給水したものと
判断(S23)し、モータ41をOFF(S24)し、
モータ41の駆動を停止して、容器21の鉢部分22内
への水の供給を止める。尚、電極棒17への電圧印加
は、モータ41の運転時(約10分以内)にパルス状
(duty比約2%)の電圧をかけるだけであり、また
構造上、電極棒17は、常には、水に濡れていないの
で、電食や電気分解等が起こりにくく、長期間信頼性の
高い水位検知を行うことができる(S23)。
【0050】また、電源電圧低下等の何らかの原因で、
水が規定水位Wまで上昇しない場合は、乾電池の消耗を
考慮し、一定時間後にモータ41をOFFするようにし
ている(S25)。
【0051】図20は、動作チェックフローチャートを
示すものであり、動作チェックスイッチ101を押すこ
とにより、電源電圧が低下及びタイマ99が動作してい
るかどうかをチェックする(S31)。乾電池等の電源
電圧が規定値以上であれば、緑LED、低下していれ
ば、赤LEDをドライブする(S32)。そして、電源
電圧が規定値以上であり、且つタイマ99が動作してい
れば、緑LEDは点滅表示を行い、タイマ99が動作し
ていなければ、緑LEDは点灯表示を行う(S33)。
また、電源電圧が低下しており、且つタイマ99が動作
していれば、赤LEDは、点滅表示を行い、タイマ99
が動作していなければ、赤LEDは、点灯表示を行う
(S34)。尚、各LEDは、動作チェックスイッチ1
01を押しているときにのみドライブするようなってお
り、乾電池の消耗を極力抑えるようにしている。
【0052】以上のように少ない構成部品で電圧及びタ
イマ動作の確認ができるので、製品の使い易さ、表示パ
ネルの簡素化等の効果がある。
【0053】前記のCPU98、給水間隔セレクトスイ
ッチ100、動作チェックスイッチ101及びLED1
02は、制御基板69に搭載されている。制御基板69
の取り付いた枠体35を鉢部分21と外装部分24との
間に固定されたとき、給水間隔セレクトスイッチ100
及び動作チェックスイッチ101のそれぞれの操作部
は、取付平面70上に穿設されたスイッチ用開口103
より突出し、カバー91を開いて操作できる。また、L
ED102は、取付平面70上に穿設された覗き窓10
4より点灯状態を確認できる。取付平面70上面に貼着
されているポリエステルフィルムの表示板105を通し
てLED102が透視できるようにその表示板105の
覗き窓104部分が透明にされている。
【0054】この実施例は、以上のように構成され、以
下にその組立について説明する。
【0055】先ず、給水タンク5の開口11の周縁に、
環状のパッキン12を取り付け、給水タンク5の水位計
用の接続管19に、浮子81、表示体84、表示フィル
ム88及び電極棒17を取り付けた水位管18を接続
し、一方、モータ41、空気ポンプ32、弁装置34及
び制御基板69等の取り付けた枠体35を容器21に取
り付け固定し、その容器21を給水タンク5上に載置
し、この状態で、転倒して給水タンク5の下方部より3
個のねじにて両者を締結固定する。
【0056】尚、容器21を給水タンク5上に載置する
ときに、給送ホース33の一端を給水タンク5のホース
接続部15に接続して他端側を鉢部分22の外周に一巻
程巻回するようにして弁装置34のホース接続管51に
接続し、また、制御基板69上の2本のリード線を一対
の電極棒17に前もって接続しておく。給水タンク5と
容器21とを締結固定するとき、両者の間にゴム板等の
弾性材料を介在させれば、前記の環状のパッキン12と
合わさって、モータ41及び空気ポンプ32等の振動や
騒音等が給水タンク5にも伝わらないので、非常に静か
である。次に、2本の乾電池を電池ボックス61内に挿
入し、その後、蓋体73を取付平面70の挿入開口71
に取り付け、この蓋体73の取付により、端子74が制
御基板69上の基板端子78と接続し、制御回路67が
電気的に接続され、その後、カバー91を取付平面70
に取り付ける。以上のようにして、植物自動給水鉢2が
組み立てられ、その組立が非常に簡単である。
【0057】次に動作について説明する。
【0058】鉢部分22に水を供給すると、鉢部分22
に供給された水は、空気ポンプ32が作動されていない
ので、弁装置34により、給水タンク5内が大気に連通
しており、容器21の導水管27を通って給水タンク5
内に入る。植物1の種類等に応じて給水間隔を仮に1日
または2日に1回になるように、給水間隔セレクトスイ
ッチ100を予めセットしておけば、タイマにより毎日
または隔日に同時刻になると、モータ41に電力が供給
されて、モータ41が駆動される。
【0059】これにより、空気ポンプ32が作動され、
それに伴なってピストン54が大径ばね55の弾発作用
に抗して移動させられ、このピストン54の移動に伴っ
て、先ず、開閉弁58が開口52を閉鎖し、更にピスト
ン54が移動すると、開閉弁58が開口52を閉鎖した
状態のまま、ピストン54のみが大径ばね55及び小径
ばね60の弾発作用に抗して移動し、開閉バルブ57が
ピストン54の弁座59から離間して連通口56を開口
し、これによって、前記のホース接続管51の大気との
連通を遮断して、ホース接続管51が吐出孔47にピス
トン54の連通口56を介して連通し、空気を給送ホー
ス33を通して給水タンク5内に給送する。
【0060】これによって、給水タンク5内の気圧が上
昇し、給水タンク5内の水が導水管27を通して容器2
1の鉢部分22内に水を徐々に押し上げ、規定の水位W
に到達したとき、水が一対の電極棒17に接触し、これ
により、規定の水位Wまで鉢部分22内に水が押し上げ
られたことを検出して、モータ41への電力を切り、モ
ータ41の駆動を停止する。このとき、空気ポンプ32
が作動中止になり、前述とは逆に、ピストン54が大径
ばね55及び小径ばね60の弾発作用により移動させら
れ、先ず、開閉バルブ57がピストン54の弁座59に
接合して連通口56を閉塞し、続いて開閉弁58が開口
52を開放すると共に、ホース接続管51がシリンダ5
0と開口52とを介して大気に連通し、給水タンク5内
の圧力が下降して、給水タンク5内が大気と同一圧力に
なり、鉢部分22内に供給された水が導水管27を通っ
て給水タンク5内に戻り、鉢部分22内より排水される
ことになる。
【0061】また、弁装置34により、空気ポンプ32
の作動が停止すると、水を速やかに鉢部分22内より給
水タンク5内に排水し、植物1の根が長時間水中に没し
ていないので、根腐れを起こす心配もなく、植物1の生
育にとっては非常によい。更に、空気ポンプ32の作動
が停止していれば、何時でも水の補給を速やかに行うこ
とができる。この鉢部分22内への供給から排水までの
間に、発泡煉石等の保水性の大きい材料3が水を含み、
植物1の生育に必要な水が供給されることになる。植物
1の種類や大きさ、季節等に応じて生育に必要な給水間
隔を給水間隔セレクトスイッチ100にて予め設定して
おけば、常に設定間隔に基ずいて長期間に亘り水を供給
する。従って、植物1に長期間に亘り定期的に水を与え
ることができるので、人の手を毎日煩わすことがなく、
水やりを忘れて枯らす心配も全くない。例えば、約7.
5リットル入りの給水タンク5を用いると、一月以上も
水の補給をせずに使用することも可能である。水の補給
が必要なときは、容器21の鉢部分22内に水を補給す
れば、自動的に導水管27を通って給水タンク5内に入
る。
【0062】乾電池が消耗しているか否か、また、給水
が確実に行われているか否かを確認する場合には、先ず
カバー91を開いて、動作チェックスイッチ101を押
しながら、覗き窓104よりLED102の点灯状態を
確認する。このとき、緑LED102が点滅表示をして
いれば、電源電圧が規定値以上であり、且つタイマ99
が動作していること示し、正常である。緑LED102
が点灯表示をしていれば、タイマ99が動作していない
ことを示し、タイマ99が故障している。また、赤LE
D102が点滅表示をしていれば、電源電圧が低下して
おり、且つタイマ99が動作していることを示し、乾電
池が消耗しており、交換しなければならないことを表
す。赤LED102が点灯表示をしていれば、タイマ9
9が動作していないことを示し、タイマ99が故障して
いる。更に、赤緑両LED102が点灯も点滅表示もし
なければ、電池が全くないか、または、装置が故障して
いるかのどちらかであるので、先ず乾電池を交換して確
認する。
【0063】電極棒17は、容器21により覆われてい
るので、直接人の手等に触れることがない。従って、電
極棒17に静電気等がかかってCPU98等を破壊する
虞がない。
【0064】給水タンク5には排水口9が給送ホース3
3を接続するホース接続部15の反対側に形成されてい
るので、給水タンク5を排水口9側に傾けて給水タンク
5内の水を排水口9より捨てるときも、水が、給送ホー
ス33を伝わって空気ポンプ32及び弁装置34に侵入
する心配も全くない。導水管27の先端が、窪み部13
に臨んでいるので、給水タンク5内の水を最後まで使用
でき、尚且つ、水を鉢部分22内から給水タンク5内に
補給する補給時間の短縮を可能にした。植物1の収容さ
れている植物自動給水鉢2を運搬用の手掛け凹所20に
手を掛けて、自由に運ぶことができ、非常に持ち易く、
取扱い易い。また給水タンク5に手掛け凹所20を形成
することにより、給水タンク5内に水を入れたときにも
変形がなく、組み立てられた植物自動給水鉢2としても
非常に堅牢になる。
【0065】更に、植物1が生育するためには、植物の
種類、季節、置き場所等に応じて、例えば1日に1回、
または2日に1回、3日或いは4日に1回と云うよう
に、水をやらなければならない。この実施例において
は、何日置きに給水するかは、給水間隔セレクトスイッ
チ100にて設定できるようにされているが、この給水
間隔セレクトスイッチ100が接触不良等で正しい設定
が読み込まれなくなった場合には、7日経過したときに
必ず給水し、植物1が水涸れを起こすことなく生育でき
る最小限の給水を行うようにしている。
【0066】容器21の鉢部分22には、環状の起立壁
29が成形されているので、揚水された水が給水タンク
5内に戻ったとき、水が環状の起立壁29により鉢部分
22内に僅か残って溜まっており、鉢部分22内が湿気
のある状態にあり、植物にとって良い状態である。
【0067】更にまた、給送ホース33に撥水性の高い
チューブ、例えばテフロンチューブ等を用いることによ
り、給送ホース33内に水が侵入しても、途中に残留し
にくく、速やかに給水タンク5内に流れ落ちる。従っ
て、給送ホース33が水滴で詰まることがない。また、
給送ホース33内に吸水性材料よりなる糸状の紐を通す
ことにより、水がその紐を伝わって流れ落ち易くなり、
給送ホース33内に水滴が詰まることがないので、空気
の流通がスムーズに行われる。
【0068】次に、第2の実施例について図21を参照
して説明する。
【0069】前実施例の弁装置34は、ピストン54に
その両側を連通させる連通口56が設けられると共に、
その連通口56を開閉する開閉バルブ57が設けられ、
その開閉バルブ57に、開口52を開閉する開閉弁58
が設けられているのに対し、本実施例は、空気ポンプ3
2の作動に伴なって生じる圧送空気圧によるピストン1
06のみの移動により、ホース接続管51を大気に連通
させたり、遮断して吐出孔47に連通させたりするよう
にしたものである。
【0070】即ち、シリンダ107のピストン移動の中
間位置に、ホース接続管51が設けられ、ピストン10
6が常にはばね108の作用により吐出孔47側に移動
配置され、この位置においては、ピストン106はホー
ス接続管51に対して吐出孔47側に位置し、ホース接
続管51が開口52を介して大気と連通し、給水タンク
5内が大気と同一圧力になる。
【0071】この状態で、空気ポンプ32を作動する
と、それに伴なって生じる圧送空気圧によりピストン1
06が前記のばね108の作用に抗して吐出孔47と反
対の側に移動し始め、ホース接続管51を越えて通過す
ると、ホース接続管51が大気と遮断され、吐出孔47
を介して空気ポンプ32の圧送空気が給水タンク5内に
導かれ、給水タンク5内の圧力が上昇し、給水タンク5
内の水を鉢部分22の所定水位Wに達するまで鉢部分2
2内に押し上げる。
【0072】所定水位Wにおいて水が電極棒17に接す
ると、パルス状の電圧が印加されているその電極棒17
の電極間に水を介して電流が流れ、モータ41をOFF
し、モータ41の駆動を停止し、鉢部分22内への水の
供給が止められる。これに伴って吐出孔47側の空気が
吸引バルブ44及び給送バルブ46から漏れて吐出孔4
7側の圧力が下降し始め、それと共にばね108の弾発
作用が徐々に打ち勝ち、ピストン106が吐出孔47側
に徐々に移動して、元の位置に復帰し、ホース接続管5
1を通過したとき、ホース接続管51が吐出孔47側と
は遮断され、大気に連通し、鉢部分22内へ供給された
水が給水タンク5内に戻る。鉢部分22内へ供給された
とき、発泡煉石3等が水を吸い込み保有し、植物1は、
この保有された水分を吸収して生育する。この実施例の
弁装置は、前実施例の弁装置34に比較して構造が簡単
である。
【0073】また、第3の実施例について図22を参照
して説明する。
【0074】第1の実施例の一対の水位検知用の電極棒
17は、水位管18の蓋80に固定されているのに対し
て、この実施例においては、給水タンク5に下端が連結
された筒状導水管109の上端に、ゴム等の弾性材料よ
りなる筒状キャップ110を取り付け、その筒状キャッ
プ110に、電極棒17の径より小さな貫通孔111を
穿設し、その小さな貫通孔111に電極棒17を挿入
し、定位固定する。電極棒17を貫通孔111に挿入す
ることにより、電極棒17と筒状キャップ110との間
がシールされると共に所定のところに固定される。
【0075】また、第1の実施例においては、導水管2
7を容器21の鉢部分22の底面に容器21と一体に突
出成形したのに対し、この実施例においては、鉢部分2
2の底面及び給水タンク5上面にそれぞれ穿設された導
通口を貫通する導水管27aが弾性材料より作られ、そ
の導水管27aの頭部には、各導通口をシールするシー
ル部27bが一体的に形成されている。従って、導水管
27aを導通口に鉢部分22側より導水管27a自体の
弾性作用に抗して挿入することにより鉢部分22と給水
タンク5とが気密且つ水密的に連通する。前記の導水管
27aの頭部には、網状体31が導水管27aの成形時
に同時に取り付けられる。
【0076】更に、第4の実施例について図21、23
を参照して説明する。
【0077】第1の実施例は、カバー91及び電池ボッ
クス61の蓋体73を容器21より取り外しできるよう
にしたのに対し、本実施例は、カバー112及び蓋体1
13等の紛失を防ぐためそれらが容器21より取り外し
できないようにした。
【0078】即ち、カバー112は、その一端側に下方
に突出する回転軸114が一体成形され、その回転軸1
14の外周に、回転軸114の軸線方向に延びる突状リ
ブ115が設けられている。容器21の取付平面70に
は、回転軸114を回転及び軸線方向に摺動可能に案内
する有底の軸受け116が設けられ、回転軸114に
は、軸受け116の底部を貫通して軸受け116からの
回転軸114の脱出を阻止する規制体118が設けら
れ、その規制体118と軸受け116の底部との間に
は、常にカバー112を下方に向かって弾発付勢するコ
イルばね119が設けられ、前記の軸受け116に、カ
バー112が取付平面70を覆ったときには、突状リブ
115が没入し、カバー112を取付平面70よりコイ
ルばね119のばね作用に抗して引き上げたときには、
突状リブ115が脱出する嵌入溝117が設けられてい
る。
【0079】従って、カバー112が取付平面70を覆
った位置においては、突状リブ115と嵌入溝117と
の嵌合により、カバー112が固定され、カバー112
をコイルばね119のばね作用に抗して引き上げた状態
においては、カバー112を自由に回動させることがで
き、取付平面70を開放した位置において、手を離せ
ば、その位置にコイルばね119のばね作用により保持
され、この保持状態においては、突状リブ115の下端
が軸受け116の嵌入溝117の上端面に接合してい
る。
【0080】電池ボックス61の蓋体113は、取付平
面70に回動可能に枢着されている。その蓋体113の
裏面には、乾電池のプラス側に接触する接触板120が
設けられ、その蓋体113の枢着部において、接触板1
20と制御基板69の基板端子78との間にスプリング
121が介在され、両者が電気的に接続される。電池ボ
ックス61の下方には、乾電池を上方に向かって弾発付
勢する接続端子としてのばね板122が適宜のねじ手段
にて取り付けられている。取付平面70には、蓋体11
3が電池ボックス61の上端開口を回動閉鎖したとき、
その蓋体113の先端側上縁に係合する係止片123が
設けられ、蓋体113が乾電池を介してばね板122の
弾発作用を受けて係止片123に弾接し、その位置に保
持され、係止片123に係合した蓋体113により複数
個の乾電池が接触板120とばね板122との間に電気
的に接続される。
【0081】前記蓋体113は、閉鎖位置においては、
取付平面70を覆ったカバー112により回動不能にな
り、カバー112にて覆われているときには、乾電池
は、常に良好な接続状態にある。また、蓋体113が正
規の閉鎖位置にないときには、蓋体113にぶつかって
カバー112が閉まらないので、これにより蓋体113
が確実に閉鎖しているか否か確認できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明は、観賞用草花や植木等の植物の根の部分を収容す
る容器と、その植物の根の部分に給水するための水を収
容する給水タンクと、その給水タンク内の水を容器に供
給するための水供給装置と、その水供給装置を適宜時間
間隔置きに作動するための制御装置とを備えた自動給水
鉢において、前記給水タンクは床面に設置可能な中空の
偏平な筒状に成形され、前記容器は、植物の根の部分を
収容するための上方に開口した鉢部分と、その鉢部分の
上縁よりその外周と適宜の間隔を置いて下方に向かって
延び鉢部分の外周を美麗に被覆するための外装部分とが
実質的に一体に成形され、前記容器を給水タンクの上面
に載置した状態にて両者が結合されることにより、容器
の外装部分にて給水タンクの少なくとも上方部分及び前
記水供給装置等の付属装置が覆われると共に、給水タン
クの天井面と容器の鉢部分の底面とを貫通する管手段に
て給水タンク内と鉢部分とが連通されて、給水タンク内
の水が容器の鉢部分内に前記の管手段を通して供給さ
れ、且つ鉢部分内の余剰の水が前記と同一の管手段を通
して給水タンク内に戻されるようにしたものである。
【0083】従って、外観が美しく、且つ移動及び設置
等も簡単に行うことができ、また、掃除等も簡単で常に
美しくしておくこともでき、植物自動給水鉢を観賞用植
物に用いる鉢として使用することもできる取扱い易い安
価なものであって、その実用効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】植物自動給水鉢の要部縦断面図である。
【図2】植物自動給水鉢の一部縦断面図である。
【図3】植物自動給水鉢の斜視図である。
【図4】カバー91を取り外した状態の容器21の一部
を示す上面図である。
【図5】弁装置34及び電池ボックス61の要部縦断面
図である。
【図6】弁装置34の要部斜視図である。
【図7】図4のA−A線における電池ボックス61の要
部断面図である。
【図8】図4のB−B線におけるカバー91の係合突起
93と容器21の幅広部76との係合状態を示す要部拡
大断面図である。
【図9】図2のC−C線における要部断面図である。
【図10】水位表示87を備えた筒体86の要部拡大縦
断面図である。
【図11】装飾体96を容器21の外装部分24に被覆
した状態の要部縦断面図である。
【図12】図11の装飾体96の他の例の要部縦断面図
である。
【図13】図11の装飾体96の他の例の要部縦断面図
である。
【図14】図11の装飾体96の他の例の要部縦断面図
である。
【図15】図11の装飾体96の他の例の要部縦断面図
である。
【図16】植物自動給水鉢の制御装置のブロック図であ
る。
【図17】植物自動給水鉢の全体動作フローチャートで
ある。
【図18】植物自動給水鉢の給水タイミング比較フロー
チャートである。
【図19】植物自動給水鉢のモータ運転フローチャート
である。
【図20】植物自動給水鉢の動作チェックフローチャー
トである。
【図21】弁装置34及び電池ボックス61の関係の他
の例を示す要部縦断面図である。
【図22】水位検知用の電極棒17の取り付けに関する
他の例を示す要部断面図である。
【図23】カバー112及び電池ボックス61の蓋体1
13の取付に関する他の例を示すものであって、カバー
112を開いた状態において一部を破断して示す容器2
1の一部上面図である。
【符号の説明】
1 植物 5 給水タンク 14 水供給装置 21 容器 22 鉢部分 24 外装部分 27 管手段 69 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 榊原 薫 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観賞用草花や植木等の植物1の根の部分
    を収容する容器21と、 その植物1の根の部分に給水するための水を収容する給
    水タンク5と、 その給水タンク5内の水を容器21に供給するための水
    供給装置14と、 その水供給装置14を適宜時間間隔置きに作動するため
    の制御装置69とを備えた自動給水鉢において、 前記給水タンク5は、床面に設置可能な中空の偏平な筒
    状に成形され、 前記容器21は、植物1の根の部分を収容するための上
    方の開口した鉢部分22と、その鉢部分22の上縁より
    その外周と適宜の間隔を置いて下方に向かって延び、鉢
    部分22の外周を美麗に被覆するための筒状の外装部分
    24とが実質的に一体に成形され、 前記容器21を給水タンク5の上面に載置した状態にて
    両者が結合されることにより、容器21の外装部分24
    にて給水タンク5の少なくとも上方部分及び前記水供給
    装置14等の付属装置が覆われると共に、給水タンク5
    の天井面と容器21の鉢部分22の底面とを貫通する管
    手段27にて給水タンク5内と鉢部分22とが連通され
    て、給水タンク5内の水が容器21の鉢部分22内に前
    記の管手段27を通して供給され、且つ鉢部分22内の
    余剰の水が前記と同一の管手段27を通して給水タンク
    5内に戻されるようにしたことを特徴とする植物自動給
    水鉢。
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Cited By (8)

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