JPH07310441A - 安全帯用コロ付掴み器 - Google Patents
安全帯用コロ付掴み器Info
- Publication number
- JPH07310441A JPH07310441A JP10567894A JP10567894A JPH07310441A JP H07310441 A JPH07310441 A JP H07310441A JP 10567894 A JP10567894 A JP 10567894A JP 10567894 A JP10567894 A JP 10567894A JP H07310441 A JPH07310441 A JP H07310441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- support plate
- roller
- holding body
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
更に垂直部材には左右に張出した支持板5a,5bを設
けると共に、横部材の他端側には軸支片6a,6bを設
けて、この軸支片と支持板によりレール4を転動させる
コロ7a,7bを設けた挾持体2を有し、また、挾持体
の挿入部に挿入する挿入部材と、先端に受部片3cを設
けた垂直部材3bを一体に設け、しかも支持板5a,5
bと対応して挾持体3を有し、この両挾持体2,3を、
レール4を間にして挾持するように組合せロックピン9
で固定して掴み器1を構成し、更に、レール上には前記
コロを載せると共に、支持板には端部にレール4の顎部
4aに沿わせた円錐部13aを設けたローラ13を配し
て、レールに沿って移動可能にすると共に、一方の挾持
体2には安全帯のロープ14の一端を連結する環体15
を取付け、掴み器1をレール4に沿ってスムーズに移動
できるようにした。
Description
所作業において、作業者の墜落を防止し、安全を確保す
るために用いる安全帯用コロ付掴み器に関する。
確保するため安全帯を用いていることは一般に知られて
いる。
等の作業では、レール等固定部材に固定した主線を複数
組の環に通して張架し、この夫々の環に安全帯のロープ
の一端を連結して作業を行っているが、複数組の安全帯
を一本の主線によって吊持されるため主線が切断等する
と全部の作業者が同時墜落するような事態が発生するこ
ともあり、また作業中は安全帯に連結するロープは環を
介してからまりつくようなこともあって、作業に支障を
生ずるような不都合があった。
鑑み、前記した従来の課題に対処するために創案したも
ので、長方形断面の挿入部を有した横部材と、横部材の
一端に、先端にレールの顎部で受止められる屈折させた
受部片を設けた垂直部材を一体に成形した挾持体と、前
記横部材の挿入部に挿入可能とした長方形断面からなる
挿入部材と、この挿入部材の一端に前記挾持体と同様先
端に屈折させた受部片を設けた垂直部材を一体に成形し
た挾持体の一対で構成する掴み器を有し、この前記各垂
直部材には、一端を固定して左右に張出した支持板を設
け、この支持板の先端側にはレール顎部と略平行となる
円錐面を有したローラを回転可能に軸支して設け、更に
この円錐面ローラを備えた一対の挾持体をレールを間対
応させて、前記横部材に挿入部材を嵌合挿入してレール
を挾持可能にロックピンにより固定して位置させ、更に
挾持体の一方の横部材の先端側には前記支持板と対応し
て、レール上を転動するコロを軸支する軸支片を設け、
更に、横部材には安全帯のロープの一端を連結させる環
体を取付けてなることを特徴とした安全帯用コロ付掴み
器を提供し、掴み器をレールにロックピンにより簡単に
セットし、しかも作業時の移動がコロ及びローラにより
円滑に行うようにして、作業の能率と安全確保を目的に
したものである。
敷設したレール4上に、掴み器1の挾持体2側に軸支し
て設けたコロ7a,7bを搭載した後、レール4を間に
して挾持体2に対向した他端側から、挾持体2の横部材
2bに設けた挿入部2aに、他方挾持体3の挿入部材3
aを挿入し、挾持体2に設けた受部片2dとローラ13
の円錐面13aをレール4の顎部4aに沿うように配
し、更に挾持体3側に設けた受部片3c及びローラ13
の円錐面13aをレール4の他方側顎部4aに沿うよう
に挿入部2aに挿入部材3aを挿入し両方からレール4
を間にして挾持体2,3で挾持するようにした後、挾持
体2に設けた横方向の管部材8a側から管部材8aで案
内されるロックピン9を管部材8a及び挿入孔12、管
部材8bを通して挿入部材3aの位置をロックして固定
する。
はレール4に沿ってコロ及びローラ13によって自由に
移動できるようにし、更に、掴み器1に設けた環体15
に安全帯に連結したロープ14の一端を連結して掴み器
1をレール4の沿って移動させながら作業者が作業を行
うようにしたものである。
の一実施例を示したもので、以下図に基いて説明する。
体で、一方の挾持体2は、中空の挿入部2aを有して長
方形断面に成形された横部材2bを備えると共に、この
横部材2bの一端は、下方に向かった垂直部材2cと、
その先端に、レール4の顎部4aと略平行になるように
屈折させた受部片2dをもって構成され、更に垂直部材
2cの左右には夫々L形支持片5a,5bの各一端を夫
々に溶接等適宜の手段により一体に設けて張出し、更に
この挾持体2の他端側には前記L形支持片5a,5bに
対応させて軸支片6a,6bを横部材2bと一体になる
ように取付け、この軸支片6a,6bと前記L形支持片
5a,5bと対応する端部には、レール4上を転動する
コロ7a,7bを夫々軸により軸受けして配してある
(コロ7a,7bはレール4の種類による高さで他のコ
ロと取替えるようにする)。また、L形支持片5a,5
b及び軸支片6a,6bの中間部で、更に、横部材2b
の中心線上の交叉部には横部材2bの左右に管部材8
a,8bを横方向に張出して取付け、更に、この管部材
8a,8bは前記横部材2bの孔を通して連通させて後
記ロックピン9を案内するようにしてある。
9aを設けると共に挿入部9bには、挿入部9bに沿っ
た案内溝9cと、この案内溝9cの両端にストッパ溝9
dを横方向に連続させて設け、管部材8a側に設けたね
じ杆9eを案内溝9cに嵌めてロックピン9を案内する
と共にロックピン9の抜出しを止めるようにしてある。
横部材2bの挿入部2aに向かって挿入する長方形断面
の挿入部材3aと、この挿入部材3aの一端側には、前
記挾持体2と同じように垂直部材3bと、屈折させて傾
斜させた受部片3cを設け、しかも、前記挾持体2に設
けたL形支持片5a,5bに対応させて左右に山形支持
片10a,10bを横方向に張出させて取付けてある。
にキー溝11を挿入方向に設け、このキー溝11は挿入
部材3aを挿入部2aに挿入した時、前記管部材8a,
8bで案内されロックピン9を挿通する挿入孔12に一
致させる位置と挿入部3aが抜け出さないようにするた
めのもので、横部材2の上面に螺合したねじ軸16を嵌
合し、ねじ軸16によってロックピン9と挿入孔12の
一致させる位置と抜出しできないよう規制するようにし
てある。
a,5b及び山形支持片10a,10bの夫々端部側の
対応位置には、レール4の顎部4aに略平行とした円錐
面13aを有したローラ13,……を回動可能に偏心軸
によって軸支して設け、前記レール4の顎部4aで受け
るようにして移動するようにしてある(偏心軸はレール
の幅の変化に対応して調整可能にしてある)。
bの上面に安全帯の一端に設けたロープ14を連結する
環体15を取付け、作業時の安全を確保するように作業
時にはレール4に沿って自由に掴み器本体1は移動でき
るようにする。
て一対の挾持体からなる掴み器を、レールの両側に設け
た円錐面を備えたローラとレールの上面の転動するコロ
によって、レールに沿って自由に移動可能としたこと
で、掴み器に設けた環体に安全帯からのロープの一端を
連結し設けることで自由に作業位置までスムーズに移動
して作業が行われ作業に支障がない。また掴み器は軽量
で持運びが楽で、しかもレールへのセットはロックピン
により簡単であって、前記した作業中墜落による事故を
防ぎ安全確保が得られる。
を示した正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 長方形断面の挿入部を有した横部材と、
横部材の一端に、先端にレールの顎部で受止められる屈
折させた受部片を設けた垂直部材を一体に成形した挾持
体と、前記横部材の挿入部に挿入可能とした長方形断面
からなる挿入部材と、この挿入部材の一端に前記挾持体
と同様先端に屈折させた受部片を設けた垂直部材を一体
に成形した挾持体の一対で構成する掴み器を有し、この
前記各垂直部材には、一端を固定して左右に張出した支
持板を設け、この支持板の先端側にはレール顎部と略平
行となる円錐面を有したローラを回転可能に軸支して設
け、更にこの円錐面ローラを備えた一対の挾持体をレー
ルを間対応させて、前記横部材に挿入部材を嵌合挿入し
てレールを挾持可能にロックピンにより固定して位置さ
せ、更に挾持体の一方の横部材の先端側には前記支持板
と対応して、レール上を転動するコロを軸支する軸支片
を設け、更に、横部材には安全帯のロープの一端を連結
させる環体を取付けてなることを特徴とした安全帯用コ
ロ付掴み器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10567894A JP2637367B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 安全帯用コロ付掴み器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10567894A JP2637367B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 安全帯用コロ付掴み器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310441A true JPH07310441A (ja) | 1995-11-28 |
JP2637367B2 JP2637367B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14414094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10567894A Expired - Lifetime JP2637367B2 (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | 安全帯用コロ付掴み器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2637367B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2389386A (en) * | 2002-03-14 | 2003-12-10 | Dunn & Cowe Ltd | Fall protection system and apparatus |
CN110230409A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-09-13 | 中国化学工程第十一建设有限公司 | 一种安全绳防护组件及其应用的安全防护结构 |
KR20200022044A (ko) * | 2017-07-20 | 2020-03-02 | 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 | 안전 시스템 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5827930B2 (ja) * | 2012-08-31 | 2015-12-02 | 保線機器整備株式会社 | 支柱取付け架台 |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10567894A patent/JP2637367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2389386A (en) * | 2002-03-14 | 2003-12-10 | Dunn & Cowe Ltd | Fall protection system and apparatus |
GB2389386B (en) * | 2002-03-14 | 2005-11-23 | Dunn & Cowe Ltd | Fall protection system and apparatus |
KR20200022044A (ko) * | 2017-07-20 | 2020-03-02 | 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 | 안전 시스템 |
EP3655114A4 (en) * | 2017-07-20 | 2021-04-14 | Westinghouse Electric Company Llc | SECURITY SYSTEM |
CN110230409A (zh) * | 2019-07-12 | 2019-09-13 | 中国化学工程第十一建设有限公司 | 一种安全绳防护组件及其应用的安全防护结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2637367B2 (ja) | 1997-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07310441A (ja) | 安全帯用コロ付掴み器 | |
WO2012024743A1 (en) | Wear crutches for linking members | |
JP4468492B2 (ja) | タンデムロールスタンド群を備えている圧延ライン | |
CN209648605U (zh) | 一种推力圆柱滚子轴承用拆装工具 | |
CN208731036U (zh) | 一种建筑钢筋场地运输装置 | |
JP3472362B2 (ja) | 工具用ガイドレール | |
DK0796691T3 (da) | Apparat til langsgående skæring af rør | |
CN213497326U (zh) | 一种焊接操作台 | |
JPS60131151A (ja) | 鋼板の加工方法並びにその装置 | |
CN205740112U (zh) | 砖垛吊运装置 | |
ATE209073T1 (de) | Vorrichtung und verfahren für schnellen walzenwechsel an einem sechswalzen-walzgerüst | |
GB2381770B (en) | Punching machine | |
EP1020347A3 (en) | Method and apparatus for conveying works | |
CN208616803U (zh) | 一种物料分拣装置 | |
JP4040710B2 (ja) | 乗客コンベアの本体枠の加工方法 | |
US11084659B2 (en) | Transport device | |
CN108974078A (zh) | 一种建筑钢筋场地运输装置及其使用方法 | |
JPH10204808A (ja) | マクラギの吊り上げ装置 | |
JPH0716855A (ja) | カレンダのロール交換方法及び装置 | |
KR960006978Y1 (ko) | 슬라브 폭 자동측정장치 | |
CN107336191B (zh) | 一种汽车坐垫螺栓锁紧装置 | |
JP2004283853A (ja) | 形鋼の形状矯正方法及びその形状矯正装置 | |
Zmija | The development and modernization of the tube-sharpening line in the Trzyniec S. A. Mill in the Czech State | |
DE19938685B4 (de) | Station zum Aufbau einer Karosserie oder Teilkarosserie eines Fahrzeuges | |
JPH09165908A (ja) | 移動足場用ハンガーレール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 17 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |