JPH0730910A - 消磁装置 - Google Patents
消磁装置Info
- Publication number
- JPH0730910A JPH0730910A JP19517793A JP19517793A JPH0730910A JP H0730910 A JPH0730910 A JP H0730910A JP 19517793 A JP19517793 A JP 19517793A JP 19517793 A JP19517793 A JP 19517793A JP H0730910 A JPH0730910 A JP H0730910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- degaussing
- time
- circuit
- timer circuit
- crt display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の時間経過すると自動的に消磁を行な
い、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの現象を
防止し、視聴者の眼の疲労度を抑制できる消磁装置を得
ることである。 【構成】 ＣＲＴディスプレイ装置の消磁を所定の時間
経過毎に繰り返し行なうための前記時間を設定するため
の時間設定手段２と、その時間設定手段２により設定さ
れた時間の経過を判別し前記所定の時間経過毎に消磁を
繰り返し行なうための制御信号を出力するタイマ回路４
と、そのタイマ回路の出力を基に消磁コイルに消磁電流
を供給する消磁コイル制御回路５とを備える。
い、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの現象を
防止し、視聴者の眼の疲労度を抑制できる消磁装置を得
ることである。 【構成】 ＣＲＴディスプレイ装置の消磁を所定の時間
経過毎に繰り返し行なうための前記時間を設定するため
の時間設定手段２と、その時間設定手段２により設定さ
れた時間の経過を判別し前記所定の時間経過毎に消磁を
繰り返し行なうための制御信号を出力するタイマ回路４
と、そのタイマ回路の出力を基に消磁コイルに消磁電流
を供給する消磁コイル制御回路５とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＣＲＴディスプレイの
消磁を行なうための消磁装置に関するものである。
消磁を行なうための消磁装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は、実開昭５９−６１６７６号公報
に開示された従来の消磁装置の構成を示す電気回路図で
ある。ここで１４は整流された直流電源Ｅ、１５は直流
安定化電源回路、１６はフライバックトランス、Ｄ２、
Ｃ１、Ｒはコンデンサ２０を充電するための整流回路、
Ｔｒは水平同期出力トランジスタである。この消磁装置
によれば、直流電源ライン１３に挿入されたテレビジョ
ン受像機のオン／オフを行なう第１のスイッチ１１と、
フライバックパルスを整流して得られる直流電圧が印加
される第１端子１２ａとコンデンサ２０が接続された第
２端子１２ｂと消磁コイル１９を接続した第３端子１２
ｃとを有する第２のスイッチ１２とが設けられており、
前記第１のスイッチ１１をオンにしたときには前記第２
のスイッチ１２は前記第１端子１２ａと第２端子１２ｂ
間とを閉成し、また前記第１スイッチ１１をオフにした
ときには前記第２のスイッチ１２が前記第２端子１２ｂ
と第３端子１２ｃとを閉成するようにして、前記第１の
スイッチ１１と第２のスイッチ１２とを連動させたもの
であり、視聴者が消磁装置の操作スイッチを操作するこ
となく、テレビジョン受像機をオフにするたびに自動的
に消磁を行なう。
に開示された従来の消磁装置の構成を示す電気回路図で
ある。ここで１４は整流された直流電源Ｅ、１５は直流
安定化電源回路、１６はフライバックトランス、Ｄ２、
Ｃ１、Ｒはコンデンサ２０を充電するための整流回路、
Ｔｒは水平同期出力トランジスタである。この消磁装置
によれば、直流電源ライン１３に挿入されたテレビジョ
ン受像機のオン／オフを行なう第１のスイッチ１１と、
フライバックパルスを整流して得られる直流電圧が印加
される第１端子１２ａとコンデンサ２０が接続された第
２端子１２ｂと消磁コイル１９を接続した第３端子１２
ｃとを有する第２のスイッチ１２とが設けられており、
前記第１のスイッチ１１をオンにしたときには前記第２
のスイッチ１２は前記第１端子１２ａと第２端子１２ｂ
間とを閉成し、また前記第１スイッチ１１をオフにした
ときには前記第２のスイッチ１２が前記第２端子１２ｂ
と第３端子１２ｃとを閉成するようにして、前記第１の
スイッチ１１と第２のスイッチ１２とを連動させたもの
であり、視聴者が消磁装置の操作スイッチを操作するこ
となく、テレビジョン受像機をオフにするたびに自動的
に消磁を行なう。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の消磁装置は以上
のように構成されているので、テレビジョン受像機を長
時間連続して視聴する場合にはまったく消磁が行なわれ
ないため、映像に色のにじみや焦点ぼけなどの現象が発
生し、また時間と共にこれらの現象が顕著に現われるこ
とになり、視聴者の眼の疲労度が増加する問題点があっ
た。
のように構成されているので、テレビジョン受像機を長
時間連続して視聴する場合にはまったく消磁が行なわれ
ないため、映像に色のにじみや焦点ぼけなどの現象が発
生し、また時間と共にこれらの現象が顕著に現われるこ
とになり、視聴者の眼の疲労度が増加する問題点があっ
た。
【０００４】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、所定の時間経過すると自動的に消
磁を行ない、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなど
の現象を防止し、視聴者の眼の疲労度を抑制できる消磁
装置を得ることを目的とする。
めになされたもので、所定の時間経過すると自動的に消
磁を行ない、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなど
の現象を防止し、視聴者の眼の疲労度を抑制できる消磁
装置を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る消磁装置
は、ＣＲＴディスプレイ装置の消磁を所定の時間毎に繰
り返し行なうための前記時間を設定する時間設定手段
と、その設定された所定の時間毎に消磁を繰り返し行な
うための制御信号を出力するタイマ回路と、そのタイマ
回路の出力により消磁コイルに消磁電流を供給する消磁
コイル制御回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
は、ＣＲＴディスプレイ装置の消磁を所定の時間毎に繰
り返し行なうための前記時間を設定する時間設定手段
と、その設定された所定の時間毎に消磁を繰り返し行な
うための制御信号を出力するタイマ回路と、そのタイマ
回路の出力により消磁コイルに消磁電流を供給する消磁
コイル制御回路とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【０００６】
【作用】本発明における消磁装置は、時間設定手段によ
り消磁を繰り返し行なう際の繰り返し時間が設定され、
この繰り返し時間ごとに消磁が自動的に繰り返されて行
なわれるため、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけな
どの現象が助長されることなく抑制され、視聴者の眼の
疲労を防止できることになる。
り消磁を繰り返し行なう際の繰り返し時間が設定され、
この繰り返し時間ごとに消磁が自動的に繰り返されて行
なわれるため、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけな
どの現象が助長されることなく抑制され、視聴者の眼の
疲労を防止できることになる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図１は、本実施例の消磁装置を有したＣＲＴディス
プレイ装置１を示す斜視図であり、ＣＲＴディスプレイ
装置１の前面には消磁を繰り返し行なう際の繰り返し時
間を設定するためのディップスイッチ２が設けられてい
る。このディップスイッチ２は消磁を繰り返し行なうた
めの繰り返し時間をたとえば「０．５時間」あるいは
「１時間」あるいは「２時間」などの「時間」単位で設
定したり、あるいは「分」単位で設定することが出来
る。
る。図１は、本実施例の消磁装置を有したＣＲＴディス
プレイ装置１を示す斜視図であり、ＣＲＴディスプレイ
装置１の前面には消磁を繰り返し行なう際の繰り返し時
間を設定するためのディップスイッチ２が設けられてい
る。このディップスイッチ２は消磁を繰り返し行なうた
めの繰り返し時間をたとえば「０．５時間」あるいは
「１時間」あるいは「２時間」などの「時間」単位で設
定したり、あるいは「分」単位で設定することが出来
る。
【０００８】図２は、ＣＲＴディスプレイ装置１に内蔵
された消磁装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、３はディップスイッチ２により設定された繰り返
し時間をタイマ回路４のプリセットデータに変換するデ
コーダである。また、タイマ回路４はｎビットのバイナ
リカウンタを備えており、図示していない発振回路が所
定の繰り返し周期で生成するパルス信号をデコーダ３に
より設定されたプリセット値からカウントし、タイムア
ップした時点でタイムアップ信号を出力し、その後再度
前記プリセット値にリセットされ、このプリセット値か
ら再度カウントを開始するタイマ回路である。５は消磁
コイル制御回路であり、時間と共に減衰する消磁電流を
消磁コイル６に供給する回路である。
された消磁装置の構成を示すブロック図である。図にお
いて、３はディップスイッチ２により設定された繰り返
し時間をタイマ回路４のプリセットデータに変換するデ
コーダである。また、タイマ回路４はｎビットのバイナ
リカウンタを備えており、図示していない発振回路が所
定の繰り返し周期で生成するパルス信号をデコーダ３に
より設定されたプリセット値からカウントし、タイムア
ップした時点でタイムアップ信号を出力し、その後再度
前記プリセット値にリセットされ、このプリセット値か
ら再度カウントを開始するタイマ回路である。５は消磁
コイル制御回路であり、時間と共に減衰する消磁電流を
消磁コイル６に供給する回路である。
【０００９】次に動作について説明する。ＣＲＴディス
プレイ装置１を使用する際には、使用者はまずディップ
スイッチ２を操作して所望の繰り返し時間を設定する。
この状態でＣＲＴディスプレイ装置１の使用が開始され
ると、デコーダ３はディップスイッチ２により設定され
た繰り返し時間をタイマ回路４のプリセットデータに変
換し、このプリセットデータをタイマ回路４にセットす
る。するとタイマ回路４は図示していない発振回路から
出力されているパルス信号のカウントを開始する。この
結果、タイマ回路４の内部状態は前記プリセット値から
増加して、“２”のｎ乗個のパルスをカウントした時点
でタイムアップ信号を消磁コイル制御回路５に出力す
る。消磁コイル制御回路５はタイムアップ信号を基に時
間の経過と共に減衰する交流の消磁電流を消磁コイル６
に供給し消磁を行なう。
プレイ装置１を使用する際には、使用者はまずディップ
スイッチ２を操作して所望の繰り返し時間を設定する。
この状態でＣＲＴディスプレイ装置１の使用が開始され
ると、デコーダ３はディップスイッチ２により設定され
た繰り返し時間をタイマ回路４のプリセットデータに変
換し、このプリセットデータをタイマ回路４にセットす
る。するとタイマ回路４は図示していない発振回路から
出力されているパルス信号のカウントを開始する。この
結果、タイマ回路４の内部状態は前記プリセット値から
増加して、“２”のｎ乗個のパルスをカウントした時点
でタイムアップ信号を消磁コイル制御回路５に出力す
る。消磁コイル制御回路５はタイムアップ信号を基に時
間の経過と共に減衰する交流の消磁電流を消磁コイル６
に供給し消磁を行なう。
【００１０】一方、タイマ回路４はリセットされて再度
前記プリセット値から発振回路の出力するパルス信号の
カウントを開始し、タイムアップするたびにタイムアッ
プ信号を出力し、消磁コイル制御回路５は消磁を行な
う。
前記プリセット値から発振回路の出力するパルス信号の
カウントを開始し、タイムアップするたびにタイムアッ
プ信号を出力し、消磁コイル制御回路５は消磁を行な
う。
【００１１】以上説明したように本実施例によれば、消
磁がディップスイッチ２により設定された所望の時間毎
に繰り返し行なわれるため、連続してＣＲＴディスプレ
イ装置を使用するような場合でも確実に消磁を行なうこ
とができ、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの
現象を防止し、ＣＲＴディスプレイ使用者の眼の疲労を
抑制できることになる。
磁がディップスイッチ２により設定された所望の時間毎
に繰り返し行なわれるため、連続してＣＲＴディスプレ
イ装置を使用するような場合でも確実に消磁を行なうこ
とができ、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの
現象を防止し、ＣＲＴディスプレイ使用者の眼の疲労を
抑制できることになる。
【００１２】図３は本発明に係る他の実施例の消磁装置
の構成を示すブロック図であり、図２と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において７はディップスイッチ２により設定された繰り
返し時間を基にタイマ回路４からタイムアップ信号が出
力される時刻のたとえば数分前に警報を発する警報回路
である。この警報回路７は、音による警報を発したり消
磁操作を促す音声により警報を発したり、あるいは光に
より警報を発することができる回路である。８は手動に
より強制的に消磁を行なうための操作スイッチである。
の構成を示すブロック図であり、図２と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において７はディップスイッチ２により設定された繰り
返し時間を基にタイマ回路４からタイムアップ信号が出
力される時刻のたとえば数分前に警報を発する警報回路
である。この警報回路７は、音による警報を発したり消
磁操作を促す音声により警報を発したり、あるいは光に
より警報を発することができる回路である。８は手動に
より強制的に消磁を行なうための操作スイッチである。
【００１３】この実施例では、ディップスイッチ２によ
り設定された消磁が行なわれる時刻が迫って来ると警報
回路７から警報が発せられ、自動あるいは手動により消
磁が行なわれることになる。従って、消磁が都合の悪い
ときに行われるのを防止することができる。尚、上記時
間設定手段としてはディップスイッチによらず、リモコ
ン（遠隔操作装置）等で行えるよう構成しても良い。
り設定された消磁が行なわれる時刻が迫って来ると警報
回路７から警報が発せられ、自動あるいは手動により消
磁が行なわれることになる。従って、消磁が都合の悪い
ときに行われるのを防止することができる。尚、上記時
間設定手段としてはディップスイッチによらず、リモコ
ン（遠隔操作装置）等で行えるよう構成しても良い。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所望の繰
り返し時間により自動的に行なわれるため、ＣＲＴディ
スプレイ装置使用中でも確実に消磁が行なわれることに
なり、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの現象
を防止し、ＣＲＴディスプレイ使用者の眼の疲労を抑制
できる効果がある。
り返し時間により自動的に行なわれるため、ＣＲＴディ
スプレイ装置使用中でも確実に消磁が行なわれることに
なり、映像に現われる色のにじみや焦点ぼけなどの現象
を防止し、ＣＲＴディスプレイ使用者の眼の疲労を抑制
できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例による消磁装置を備えたＣＲ
Ｔディスプレイ装置を示す斜視図である。
Ｔディスプレイ装置を示す斜視図である。
【図２】本発明の一実施例による消磁装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】本発明の他の実施例による消磁装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】従来の消磁装置を示す回路図である。
１ ＣＲＴディスプレイ装置 ２ ディップスイッチ（時間設定手段） ４ タイマ回路 ５ 消磁コイル制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 ＣＲＴディスプレイ装置の消磁を所定の
時間毎に繰り返し行なうための前記時間を設定する時間
設定手段と、その設定された所定の時間毎に消磁を繰り
返し行なう制御信号を出力するタイマ回路と、そのタイ
マ回路の出力により消磁コイルに消磁電流を供給する消
磁コイル制御回路とを備えたことを特徴とする消磁装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19517793A JPH0730910A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 消磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19517793A JPH0730910A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 消磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730910A true JPH0730910A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16336733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19517793A Pending JPH0730910A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 消磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730910A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100438636C (zh) * | 2005-09-14 | 2008-11-26 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 一种控时消磁装置 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19517793A patent/JPH0730910A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100438636C (zh) * | 2005-09-14 | 2008-11-26 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 一种控时消磁装置 |
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