JPH07308623A - 紙又は板紙等の動く材料ウェブの両面に液体媒体を塗布する装置 - Google Patents

紙又は板紙等の動く材料ウェブの両面に液体媒体を塗布する装置

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JPH07308623A
JPH07308623A JP7135943A JP13594395A JPH07308623A JP H07308623 A JPH07308623 A JP H07308623A JP 7135943 A JP7135943 A JP 7135943A JP 13594395 A JP13594395 A JP 13594395A JP H07308623 A JPH07308623 A JP H07308623A
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JP
Japan
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material web
liquid medium
drying
deflection
deflecting
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Application number
JP7135943A
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English (en)
Inventor
Anton Plomer
アントン・プローマー
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Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
Original Assignee
Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H23/00Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
    • D21H23/22Addition to the formed paper
    • D21H23/70Multistep processes; Apparatus for adding one or several substances in portions or in various ways to the paper, not covered by another single group of this main group
    • D21H23/72Plural serial stages only
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H25/00After-treatment of paper not provided for in groups D21H17/00 - D21H23/00
    • D21H25/04Physical treatment, e.g. heating, irradiating
    • D21H25/06Physical treatment, e.g. heating, irradiating of impregnated or coated paper

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトな構造を有する動く材料ウェブの
両面に液体媒体を塗布する装置を提供する。 【構成】 順次に配置されている乾燥手段及び偏向手段
が、材料ウェブ(1)の通路に沿って配置され、この場
合、まず初めに、前記材料ウェブ(1)をほぼ水平の方
向へ偏向する第1の非接触動作形偏向手段(3)を配置
し、次いで、水平面に対して下方から上方へ前記材料ウ
ェブ(1)を偏向する第2の非接触動作形偏向手段
(4)を配置し、次いで、前記材料ウェブ(1)の下面
を乾燥する第2の乾燥手段(6)を配置することとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗布手段を具備し、材
料ウェブは、水平面に対してほぼ上方から下方へ向かっ
て前記塗布手段を通過し、塗布手段の中で材料ウェブの
両面が、液体媒体により処理され、乾燥手段及び偏向手
段とを更に具備し、乾燥手段及び偏向手段は、塗布手段
の後に配置され、乾燥手段及び偏向手段の中には材料ウ
ェブの液体媒体により処理された両面が、乾燥されて更
に搬送される、例えば紙又は板紙等の動く材料ウェブの
両面に液体媒体を塗布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この形式の装置では、例えば紙又は板紙
又は繊維材料等の材料ウェブの両面が、例えば澱粉又は
含浸液体又は着色顔料等の液体媒体を塗布され、次いで
少なくとも事前乾燥される。この形式の従来の装置で
は、塗布手段の後の領域で材料ウェブを案内するため
に、この装置の長手方向に大きいスペースが必要である
か、又は材料ウェブをこの装置の地下室の中に案内しな
ければならず、この地下室は、装置の基礎の下に設けら
れており、材料ウェブへの接近が困難である問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
パクトな構造を有する冒頭に記載の形式の装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り請求項1に記載の特徴部分により解決される。本発明
では、ほぼ水平な方向へ材料ウェブを偏向する第1の非
接触動作形偏向手段が、塗布手段に直接に接続されてい
る。塗布手段の直接後ろでこのように偏向することによ
り、材料ウェブは、この装置の上方の通路の中に維持さ
れ、材料ウェブをこの装置の地下室の中に案内すること
が不要となる。本発明では、この第1の非接触動作形偏
向手段の後ろに、材料ウェブの上面を乾燥する第1の乾
燥手段が接続されている。このようにして、材料ウェブ
の上に大部分が配置されている第1の乾燥手段も、この
装置のベッドの上に配置されている。電気的に加熱され
る赤外線ラジエータが乾燥手段として用いられる場合、
そのラジエータを材料ウェブの上方に配置し、その反射
器を材料ウェブの下方に配置すると、本発明ではウェブ
破断の際の火災発生の危険を低減できる、何故ならばこ
れにより材料ウェブは落下しても、反射器の上にのみ落
ちるからである。本発明では、赤外線ラジエータの後ろ
に第2の非接触動作形偏向手段が接続され、第2の非接
触動作形偏向手段は、材料ウェブを、水平面に対して下
方から上方へ向かう方向へ偏向する。これにより、材料
ウェブは再び上方へ搬送され、すなわち、装置ベッドか
ら遠ざかって搬送され、従って、第2の非接触動作形偏
向手段に隣接し材料ウェブの下面を乾燥する第2の乾燥
手段は、本発明では第2の偏向手段の上方に配置されて
いる。従って、塗布手段の後に直列に接続されている前
述のユニットの全区間は、装置ベッドの上に配置され、
これによりこの装置の長手方向において非常にコンパク
トな構造が形成され、しかもこの場合、材料ウェブがこ
の装置の地下室を通過することは不要である。
【0005】有利には材料ウェブは、第2の偏向手段に
より、垂直方向で上方へ向かう方向へ偏向される。これ
により、本装置の長手方向で非常に小スペースな配置が
可能となる。1つの有利な実施例では、乾燥手段は、非
接触動作する。これにより、塗布手段の後ろで材料ウェ
ブが双方の偏向手段及び双方の乾燥手段により非接触案
内される、すなわち、材料ウェブがこれらの手段により
接触されない利点が得られる。これにより、材料ウェブ
の両面の液体媒体のコーティングの品質が完全に維持さ
れる、すなわち、塗布液体媒体の中に線及びマーキング
が発生しない。温かい空気のエアクッションは、有利に
は非接触動作形偏向手段の中に設けられている。従っ
て、偏向手段は、液体媒体が塗布されている材料ウェブ
を乾燥するのに既に寄与している。前述の非接触動作形
乾燥手段の有利な実施例では、2つの前述の偏向手段の
間に配置されている第1の乾燥手段の排気が、双方の非
接触動作形偏向手段に供給され、これにより双方の非接
触動作形偏向手段が、温かい空気のエアクッションを形
成する。この場合有利には、乾燥手段の排気、例えば赤
外線ラジエータの加熱された冷却空気は、偏向手段のた
めの噴射空気用いられる。従って、第1の乾燥手段の排
気の中に加熱エネルギーは、材料ウェブの迅速な乾燥に
寄与する。
【0006】本発明の1つの有利な実施例では、屋根状
カバーが、偏向手段及び第1の乾燥手段の上に設けられ
ている。一方では、このようなカバーによりカバー領域
での断熱が良好となり、従って熱は、材料ウェブの直接
上の領域内に好適に保持され、これにより材料ウェブは
迅速に乾燥される。他方では、カバーは、液体媒体又は
洗剤がはねかかるのを防止するために用いられる、すな
わち、液体媒体は、塗布機構から落下したりはねかえ
り、洗剤は、洗浄時に落下したりはねかえる。本発明の
別の1つの有利な実施例では、第2の乾燥手段の後に第
3の非接触動作形偏向手段が設けられ、非接触動作形偏
向手段は、材料ウェブを約90゜〜180゜偏向して、
塗布手段から遠ざかる方向へ偏向する。従って、塗布手
段及び偏向手段が後ろに配置されている本発明の別の1
つの装置は、このような第3の偏向手段の直接後ろに配
置でき、これにより、材料ウェブの両側に液体媒体の別
の薄膜を塗布することが可能となる。これにより、材料
ウェブのそれぞれの面を2つの順次の薄膜によりコーテ
ィングするユニットのための装置の長手方向で小スペー
スの配置が可能となる。勿論、このような第2の塗布手
段は、前述の本発明の装置の場合とは異なる方法で配置
することも可能である。例えば、材料ウェブの片面のみ
を、第2の塗布手段でコーティングすることも可能であ
る。この場合、材料ウェブが、前述の本発明の装置の第
1の塗布手段から、この第1の塗布手段の下流に接続さ
れている第2の塗布手段の中へのリングまでの全通路に
沿って非接触案内される利点が得られる。
【0007】本発明の別の1つの有利な実施例では、第
2の乾燥手段の後に第3の非接触動作形乾燥手段が設け
られ、前記非接触動作形乾燥手段は、材料ウェブを少な
くとも約180゜偏向して、水平面に対して上方から下
方へ向かう方向へ偏向する。従って、このような第3の
偏向手段は、少なくとも180゜の偏向手段における偏
向角を有する。本発明の別の1つの有利な実施例では、
少なくとも180゜の偏向角を有する第3の偏向手段に
直列に第4の非接触動作形偏向手段が設けられ、非接触
動作形偏向手段は、材料ウェブを、水平面に対して下方
から上方へ向かう方向へ偏向し、同様に第3の偏向手段
に直列にウェブ駆動ロールが更に設けられ、ウェブ駆動
ロールは、材料ウェブを、水平面に対して上方から下方
へ向かう方向へ偏向し、この偏向方向により材料ウェブ
は、塗布手段から遠ざかって案内される。第2の塗布手
段を有する本発明の第2の装置は、前述のウェブ駆動ロ
ールの直接後ろに配置でき、これにより、別の液体媒体
を材料ウェブの両面に塗布することが可能となる。勿
論、例えば、別の第2の塗布手段を接続し、これにより
材料ウェブの片面のみに液体媒体を塗布することも可能
である。
【0008】本発明の別の1つの有利な実施例では、少
なくとも180゜の偏向角を有する第3の偏向手段の後
に第4の非接触動作形偏向手段が設けられ、非接触動作
形偏向手段は、材料ウェブを少なくとも約180゜偏向
して、水平面に対して下方から上方へ向かう方向へ偏向
し、第4の偏向手段の後に2つの乾燥シリンダが接続さ
れ、乾燥シリンダはそれぞれ、材料ウェブを少なくとも
約180゜偏向し、この偏向は、この偏向後に前記材料
ウェブが、水平面に対して下方から上方へ向かって走行
するように行われる。この実施例では、第2の乾燥手段
を通過すると、材料ウェブは常に交互に、2つの非接触
動作形偏向手段及び2つの乾燥シリンダに沿って下方か
ら上方へ及び上方から下方へ案内される。この場合、偏
向手段及び乾燥シリンダにおける偏向角はそれぞれ、少
なくとも180゜である。偏向角が180゜より大きく
選択された場合、この装置の長手方向での配置は、小ス
ペースになる。本装置の第1及び第2の乾燥手段は、有
利には非接触動作し、材料ウェブは、この実施例では塗
布手段から第2の乾燥シリンダへ向かって非接触走行す
る。
【0009】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳細
に説明する。本発明の装置の全ユニットの図1に示され
ている部分において、材料ウェブ1は、まず初めに接触
乾燥シリンダ装置13から導出される。この接触乾燥シ
リンダ装置1の中で、材料ウェブ1は、公知のようにい
わゆる上部フェルト15により多数の乾燥子14に押し
つけられる。次で材料ウェブ1は、ウェブ案内ロール1
6,17,18及び19を介して、塗布手段2の2つの
ロール20と21との間に形成されているニップ部の中
に導入される。塗布手段2の中で液体媒体は、公知のよ
うにそれぞれ1つの塗布機構23,24により2つのロ
ール20,21のそれぞれに塗布される。次いで、液体
媒体は、ニップ部の中で材料ウェブの両側へ、塗布ロー
ルとして動作するロール20,21から転写される。塗
布手段2を上方から下方へ通過すると、材料ウェブ1
は、まず初めに、非接触動作形偏向手段3によりほぼ水
平方向へ偏向される。次いで、材料ウェブ1は、赤外線
ラジエータ5に直接下方を通過し、その際、材料ウェブ
1の上面が赤外線ラジエータ4に面し、次いで非接触動
作形偏向手段4により偏向され、次いで垂直方向で上方
へ向かって導かれる。材料ウェブ1は、赤外線ラジエー
タ6は赤外線ラジエータ6の直接脇を通過し、その際、
材料ウェブ1の下面が赤外線ラジエータ6に面し、次い
で非接触動作形偏向手段7により上方から下方へ向かっ
て180゜より僅かに大きい角度で偏向される。
【0010】次いで、材料ウェブ1は、ウェブ案内ロー
ル25及びいわゆる幅引締めロール26を介して接触乾
燥シリンダ装置29へ供給され、接触乾燥シリンダ装置
29の基本構造は、第1の接触乾燥シリンダ装置13の
基本構造と同一である。接触乾燥シリンダ装置29を通
過する間、材料ウェブ1は、底部フェルト30により乾
燥シリンダ27に押しつけられ、更に、図示されていな
い別の乾燥シリンダにも押しつけられ、次いで上部フェ
ルト31により乾燥シリンダ28に押しつけられ、更
に、図示されていない別のシリンダに押しつけられる。
偏向手段3及び4と赤外線ラジエータ5とは、屋根12
により覆われている。集液槽32が、屋根12の下端に
設けられている。この屋根12は、その下方に位置する
装置を液体媒体又は洗剤から保護する、すなわち、液体
媒体又は洗剤が、塗布手段から動作中又は洗浄中に落下
する。次いで、これらの液体は、集液槽32の中に集液
されて運びさられる。更に、屋根12は、断熱材として
も作用し、これにより、手段3,4及び5から放出され
る熱が、ユニットのこの領域内に良好に保持され、次い
でこの熱は、通過する材料ウェブ1の乾燥プロセスを改
善するために用いられる。
【0011】非接触動作形偏向手段3及び4はそれぞ
れ、エアクッションを形成し、このエアクッションの上
を材料ウェブ1は滑動する。図1に矢印により示されて
いるように、冷却空気が赤外線ラジエータ5に供給管3
3を介して供給され、次いで導管34を介して温かい排
気として除去され、分配管35,36を介して双方の偏
向手段3及び4に供給される。次いで、赤外線ラジエー
タ5からのこの温かい排気は、偏向手段3及び4の中に
エアクッションを形成するために用いられる。このよう
に、温かいエアクッションが形成されると、偏向手段手
段の3及び4の中の乾燥プロセスは付加的に促進され
る。赤外線ラジエータ6は、供給管37を介しても冷却
空気を供給され、次いで、この冷却空気は、温かい排気
として管38を介して非接触動作形偏向手段7に供給さ
れ、これにより温かいエアクッションが形成される。こ
のようにして、材料ウェブ1の乾燥プロセスは、偏向動
作際にも付加的に促進される。
【0012】本発明の第2の実施例の全ユニットの図2
に示されている部分のうちの、塗布手段2から赤外線ラ
ジエータ6への材料ウェブ1の通路の部分は、図1に関
連して説明したユニットにおけるものと同一である。従
って、同一部分は図1と同一参照番号により示されてい
る図2のこの部分の説明は、省く。勿論、ユニット3,
4及び5のための屋根を、図2の実施例でも設けること
も可能であり、赤外線ラジエータ5及び6からの温かい
排気を非接触動作形偏向手段3,4及び7に供給し、こ
れにより温かいエアクッションを形成することも可能で
ある。図2の第2の実施例では、非接触動作形偏向手段
7は、赤外線ラジエータ6に接続され、材料ウェブ1
を、垂直方向で上方へ向かって延在するウェブ走行方向
から90゜より僅かに大きい角度で偏向して、第1の塗
布手段2から遠ざかって上方から下方へ向かうウェブ走
行方向に偏向する。次いで、材料ウェブ1は、この送入
方向で第2の塗布手段2へ供給される。この第2の塗布
手段2と、第2の塗布手段2に隣接する非接触動作形偏
向手段3及び4と、非接触動作形偏向手段3と4との間
に配置されている赤外線ラジエータ5との配置及び設計
は、第1の塗布手段2に隣接し既に説明した素子の配置
及び設計と同一である。材料ウェブ1の下面を乾燥する
赤外線ラジエータと、図示されていない別の隣接所要ユ
ニットとも、第2のコーティングステーションの偏向手
段4の後に接続されている。図2に示されているよう
に、いくつかのコーティングステーションも、省スペー
スの配置で直列に配置できる。
【0013】本発明の第3の実施例の全ユニットの図3
の部分のうちの第1の部分、すなわち、材料ウェブ1が
塗布手段2から第2の赤外線ラジエータ6までの部分
は、図2の対応する部分と同一であり、従ってこの部分
の説明は省く。赤外線ラジエータ6には、2つの非接触
動作形偏向手段7及び8が接続され、非接触動作形偏向
手段7により材料ウェブ1は、まず初めに、その垂直方
向で上方へ向かって走行する方向から、再び、上方から
下方へ走行する方向へ偏向され、次いで、非接触動作形
偏向手段手段8により材料ウェブ1は、下方から上方へ
走行する方向へ偏向される。この場合、偏向手段7によ
る偏向角は、180゜より僅かに大きく、偏向手段8に
よる偏向角は、180゜にほぼ等しい。次いで、材料ウ
ェブ1は、再び、上方から下方へ向かって走行してウェ
ブ駆動ロール9を介して第2の塗布手段2へ供給され、
第2の塗布手段2は、第1の塗布手段2と同一であり、
第2の塗布手段2には、偏向ユニット及び乾燥ユニット
が、第1の塗布手段2と同様に接続されている。
【0014】本発明の第4の実施例の全ユニットのうち
の図4の部分のうちの、第1の塗布手段2から非接触動
作形手段7への材料ウェブ1の通路の部分は、図3に関
連して説明したユニットの対応する部分と同一であり、
従ってこの部分に関しては、前述の説明を参照された
い。偏向手段7を通過すると、材料ウェブ1は、別の非
接触動作形偏向手段8へ導かれ、非接触動作形偏向手段
8による偏向角は、偏向手段7の場合と同様に180゜
より僅かに大きい。次いで、材料ウェブ1は、2つの乾
燥シリンダ10及び11に沿って走行し、その際、接触
乾燥が行われる。2つの乾燥シリンダ10及び11の回
りでの材料ウェブ1の案内は、偏向手段7及び8の回り
での案内と同一である、すなわち、この場合にも材料ウ
ェブ1は、乾燥シリンダ11から出ると下方から上方へ
向かって走行する。
【0015】従って、図1〜図4本発明の4つの実施例
すべてにおいて、材料ウェブ1は、非接触動作で第1の
塗布手段2から第3の偏向手段7を通過するまで案内さ
れる。図3の第3の実施例及び図4の第4の実施例で
は、非接触動作形材料ウェブ案内は、実際には、第4の
偏向手段8を通過するまで延在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の第1の実施例の全ユニットの一
部を概念的に示す側面図である。
【図2】本発明の装置の第2の実施例の全ユニットの一
部を概念的に示す側面図である。
【図3】本発明の装置の第3の実施例の全ユニットの一
部を概念的に示す側面図である。
【図4】本発明の装置の第4の実施例の全ユニットの一
部を概念的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 材料ウェブ 2 塗布手段 3 偏向手段 4 偏向手段 5 赤外線ラジエータ 7 偏向手段 12 屋根 13 接触乾燥シリンダ装置 15 上部フェルト 16,17,18,19 ウェブ案内ロール 20,21 ロール 23,24 塗布機構 25 ウェブ案内ロール 26 幅引締めロール 28 乾燥シリンダ 29 接触乾燥シリンダ装置 30 下部フェルト 31 上部フェルト 32 集液槽 33 供給管 34 導管 35,36 分配管 37 偏向手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 − 塗布手段(2)を具備し、材料ウェ
    ブ(1)は、水平面に対してほぼ上方から下方へ向かっ
    て前記塗布手段(2)を通過し、前記塗布手段(2)の
    中で前記材料ウェブ(1)の両面が、液体媒体により処
    理され、 − 乾燥手段及び偏向手段とを更に具備し、前記乾燥手
    段及び前記偏向手段は、前記塗布手段(2)の後に配置
    され、前記乾燥手段及び前記偏向手段の中には材料ウェ
    ブ(1)の液体媒体により処理された両面が、乾燥され
    て更に搬送される、例えば紙又は板紙等の動く材料ウェ
    ブの両面に液体媒体を塗布する装置において、順次に配
    置されている前記乾燥手段及び前記偏向手段は、前記材
    料ウェブ(1)の通路に沿って配置され、この場合、 − まず初めに、前記材料ウェブ(1)をほぼ水平の方
    向へ偏向する第1の非接触動作形偏向手段(3)が配置
    され、 − 次いで、前記材料ウェブ(1)の上面を乾燥させる
    第1の乾燥手段(5)が配置され、 − 次いで、水平面に対して下方から上方へ前記材料ウ
    ェブ(1)を偏向する第2に非接触動作形偏向手段
    (4)が配置され、 − 次いで、前記材料ウェブ(1)の下面を乾燥する第
    2の乾燥手段(6)が配置されていることを特徴とする
    動く材料ウェブの両面に液体媒体を塗布する装置。
  2. 【請求項2】 第2の偏向手段(4)が、材料ウェブ
    (1)を、垂直で上方へ向かう方向に偏向することを特
    徴とする請求項1に記載の動く材料ウェブの両面に液体
    媒体を塗布する装置。
  3. 【請求項3】 乾燥手段(5,6)が非接触動作するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の動く材料
    ウェブの両面に液体媒体を塗布する装置。
  4. 【請求項4】 温かい空気のエアクッションが、それぞ
    れの非接触動作形偏向手段(3,4)の中に形成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれ
    か1つの請求項に記載の動く材料ウェブの両面に液体媒
    体を塗布する装置。
  5. 【請求項5】 偏向手段(3,4)の温かい空気のエア
    クッションが、第1の非接触動作形乾燥手段(5)の排
    気から形成されることを特徴とする請求項4に記載の動
    く材料ウェブの両面に液体媒体を塗布する装置。
  6. 【請求項6】 屋根状カバー(12)が、偏向手段
    (3,4)及び第1の乾燥手段(5)の上方に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちの
    いずれか1つの請求項に記載の動く材料ウェブの両面に
    液体媒体を塗布する装置。
  7. 【請求項7】 第2の乾燥手段(6)の後に第3の非接
    触動作形偏向手段(7)が設けられ、前記非接触動作形
    偏向手段(7)は、材料ウェブ(1)を約90゜〜18
    0゜偏向して、塗布手段(2)から遠ざかる方向へ偏向
    することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのい
    ずれか1つの請求項に記載の動く材料ウェブの両面に液
    体媒体を塗布する装置。
  8. 【請求項8】 第2の乾燥手段(6)の後に第3の非接
    触動作形乾燥手段(7)が設けられ、前記非接触動作形
    乾燥手段(7)は、材料ウェブ(1)を少なくとも約1
    80゜偏向して、水平面に対して上方から下方へ向かう
    方向へ偏向することを特徴とする請求項1から請求項6
    のうちのいずれか1つの請求項に記載の動く材料ウェブ
    の両面に液体媒体を塗布する装置。
  9. 【請求項9】 第3の偏向手段(7)の後に第4の非接
    触動作形偏向手段(8)が設けられ、前記非接触動作形
    偏向手段(8)は、材料ウェブ(1)を、水平面に対し
    て下方から上方へ向かう方向へ偏向し、前記第4の偏向
    手段(8)の後にウェブ案内ロール(9)が設けられ、
    前記ウェブ案内ロール(9)は、前記材料ウェブ(1)
    を、水平面に対して上方から下方へ向かう方向へ偏向
    し、この偏向方向により前記材料ウェブ(1)は、塗布
    手段(2)から遠ざかって案内されることを特徴とする
    請求項8に記載の動く材料ウェブの両面に液体媒体を塗
    布する装置。
  10. 【請求項10】 第3の偏向手段(7)の後に第4の非
    接触動作形偏向手段(8)が設けられ、前記非接触動作
    形偏向手段(8)は、材料ウェブ(1)を少なくとも約
    180゜偏向して、水平面に対して下方から上方へ向か
    う方向へ偏向し、前記第4の偏向手段(8)の後に2つ
    の乾燥シリンダ(10,11)が設けられ、前記乾燥シ
    リンダ(10,11)はそれぞれ、前記材料ウェブ
    (1)を少なくとも約180゜偏向し、この偏向は、こ
    の偏向後に前記材料ウェブ(1)が、水平面に対して下
    方から上方へ向かって走行するように行われることを特
    徴とする請求項8に記載の動く材料ウェブの両面に液体
    媒体を塗布する装置。
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