JPH07308218A - 手荷物用提げ手 - Google Patents

手荷物用提げ手

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JPH07308218A
JPH07308218A JP6308753A JP30875394A JPH07308218A JP H07308218 A JPH07308218 A JP H07308218A JP 6308753 A JP6308753 A JP 6308753A JP 30875394 A JP30875394 A JP 30875394A JP H07308218 A JPH07308218 A JP H07308218A
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JP
Japan
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baggage
slit
hand
carrying
grip portion
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JP6308753A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hirota
豊 広田
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/10Handles for carrying purposes
    • A45F5/102Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried
    • A45F5/1026Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried the carrying element being flexible, e.g. plastic bag handle
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    • A45F5/102Handles for carrying purposes with means, e.g. a hook, receiving a carrying element of the hand article to be carried
    • A45F2005/1066Details
    • A45F2005/1073Retaining means for controlled release of the carrying element

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手荷物の運搬の際の補助となる提げ手であっ
て従来に比べ手への負担が少ない提げ手を提供する。 【構成】 人の手により把持される把持部30を手荷物
の重さによっては変形し難い材料で構成する。しかも、
この把持部30の指が掛かる側の面を手のひらに接する
側に凸状の湾曲面32aとしてある。また、把持部32
の前記湾曲面32aとは反対側の面に把持部の長手方向
に沿ったスリット34を設け、該スリット34を手荷物
と提げ手30とを連結するための連結部34としてあ
る。さらに、スリットを規定する壁32yに、スリット
34内に入れられる手荷物側の紐などの連結部材がスリ
ット34から外れるのを抑止する突起部52a〜52d
を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手荷物の運搬の際の
補助となる提げ手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デパート等で提供される手提げ紙袋、ス
ーパーマーケット等で提供されるポリエチレン製等の手
提げ袋等で荷物を運搬する場合や、紐で梱包された荷物
を運搬する場合に、これら手提げ袋や梱包紐を手で直接
持つと、手提げ袋の紐や帯部分また梱包紐が手にくいこ
んでくるため苦痛が伴う。そこでこれを回避するため、
従来から種々の提げ手が提案されている。最も一般的な
提げ手としては、図8(A)に概略的な斜視図で示した
構造の提げ手10がある。この提げ手10は、おおよ
そ、鞄の提げ手の部分を独立させた形状のものである。
この提げ手10では、その把持部12はほぼ直線状とな
っている。そして直線状の把持部12の両端おのおのに
はフック状の連結部14が接続されている。実際は、把
持部12と各連結部14とは一体成形により作られる。
この提げ手10は、そのフック状の連結部14に上記梱
包紐や手提げ袋の帯部分を引っかけることで使用され
る。
【0003】また、実開平3−17041号公報には特
にスーパーマーケット等で提供される手提げ袋の提げ手
として好適な提げ手が開示されている。図8(B)はこ
の公報に開示の提げ手20を概略的に示した図である。
この提げ手20は適度な軟性を有する材質で構成された
(公報第2頁第9行)直線状の把持部22と、この把持
部22に設けられたスリットで構成された連結部24と
を具えたものである。この提げ手20は、連結部である
スリット24内に上記梱包の紐や手提げ袋の帯部分等2
6を入れることで荷物(図示せず)と提げ手20とを連
結して使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8
(A)を用いて説明した従来の提げ手10は、把持部1
2が直線状であるため各指への重さのかかり具合が不均
一となり易く、このため、手の痛みがすぐに生じ易いと
いう問題があった。一方、図8(B)を用いて説明した
従来の他の提げ手20は、把持部22を軟性を有する材
質で構成してあるため手荷物の重さに応じ把持部22が
曲がって手になじむと考えられるので図8(A)の提げ
手10で問題にした荷重の不均一さはある程度改善され
るが、それでもなお、把持部22の、加重で曲がった部
分によって手が締めつけられ易いと考えられる。さら
に、屈曲点に重さが集中し易いと考えられる。このた
め、この提げ手20も必ずしも満足のゆくものではなか
った。
【0005】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの発明は、従来に比べ手への負担が
少ない手荷物用提げ手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
めこの発明によれば、手荷物と提げ手とを連結するため
の連結部と、人の手により把持される把持部とを具え、
手荷物に対し着脱可能な手荷物用提げ手において、把持
部を、手荷物の重さによっては変形し難い材料で構成
し、かつ、その指が掛かる側の面を手のひらに接する側
に凸状の湾曲面としてあることを特徴とする。
【0007】この発明の実施に当たり、前記把持部の前
記湾曲面とは反対側の面に前記連結部を具えた構成とす
るのが好適である。たとえば、前記把持部の前記湾曲面
とは反対側の面に当該把持部の長手方向に沿ったスリッ
トを具え、該スリットを前記連結部とする構成である。
またスリットを具える構成の場合、スリットの底面も湾
曲面とするのが良い。たとえば、把持部の指が掛かる部
分の湾曲具合に倣ってスリット底面を湾曲させるのが良
い。また、スリットを規定する壁面に、該スリット内に
入れられる手荷物側の紐などの連結部材が該スリットか
ら外れるのを抑止する突起部を具えた構成とするのが好
適である。
【0008】
【作用】この発明の提げ手では把持部が手荷物の荷重に
よっては変形しないので、手荷物の重さが把持部に均一
に分散されると考えられる。また、把持部が所定の湾曲
面を持つので把持部が手になじみ易い。これらのことか
ら、手荷物を持つ人は手荷物の重さを把持部と接する手
の部分で平均して受けるので痛みを感じにくくなる。
【0009】また、連結部を、前記把持部の、前記湾曲
面とは反対側の面に設ける構成では、荷重の掛かる部分
と指が当たる部分とが対向するので荷重の指への伝達が
効率的に行なえると考えられ、そうしない場合に比べ荷
物の持ちごこちが良い。
【0010】また、手荷物側の紐等が提げ手から外れる
のを抑止する突起部を具えた構成では、提げ手を装着し
た荷物を手から離した後も提げ手が手荷物の紐等に連結
した状態を維持し易いので、手荷物を再び持つ場合も便
利である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の手荷物用
提げ手の実施例について説明する。しかしながら説明に
用いる各図はこの発明を理解出来る程度に各構成成分の
寸法、形状を概略的に示してあるにすぎない。また、説
明に用いる各図において同様な構成成分については同一
の番号を付して示しその重複する説明を省略することも
ある。
【0012】1.第1実施例 図1(A)〜(D)は第1実施例の手荷物用提げ手30
の説明に供する図である。特に図1(A)はその斜視
図、図1(B)および(C)はこの第1実施例の提げ手
30のいくつかの態様を示した要部断面図(図1(A)
のI−I線に沿った断面図)、図1(D)は他の態様を
示した斜視図である。
【0013】この第1実施例の提げ手30の全体的な形
状はおおよそ三日月形となっている。そして、この場合
三日月形のものそれ自体が、把持部32となっている。
この把持部32において、三日月の弦に当たる部分32
aで、この発明でいう湾曲面32aを構成している。ま
た、把持部30の、湾曲面32aとされた部分とは反対
側に、把持部32の長手方向に沿ったスリット34を設
け、このスリット34で連結部34を構成している。な
お、この実施例の場合のスリットは、その底面34aも
湾曲面としてある。底面が平坦面となっているスリット
を用いてもこの発明の効果は得られるが、この出願に係
る発明者の詳細な検討によれば、スリットの底面も手の
ひら側に凸の湾曲面になっている方が把持部32への手
荷物の重さのかかり具合が均一になり、さらに、手提げ
袋の紐等とスリット34とのなじみも良いという結果が
出ているのでそうするのが好適である。この実施例では
スリット34の底面34aは、把持部32の湾曲面に倣
って湾曲している面としてある。
【0014】また、この把持部32はこれを使用する手
荷物の重さによっては変形し難い材料で構成する。した
がって、手荷物が入れられた手提げ袋の紐部分等が連結
部(スリット)34に掛けられた後も把持部32では実
質的な変形はおこらず三日月形を維持する。このため、
手荷物を持つ人の手が把持部32により締め付けられる
ことは起きない。ただし、ここでいう変形しないとは、
把持部32の湾曲面32aが変形しないことが重要なの
である。後に詳細は説明するが、把持部32に設けたス
リット34を挟む壁32y(図1(B)等参照)は、横
方向(把持部32の幅Wの方向)にある程度変形する場
合があっても良い。ここで、手荷物の重さによっては変
形し難い材料とは、特に限定されず、プラスチック、金
属、木材、無機材料(セラミックス)など任意好適なも
のであることができる。しかし、提げ手30を大量に製
造する点および提げ手30の単価を考慮した場合、提げ
手の材料として樹脂(プラスチック)を用いこれを成形
して提げ手30を得るのが好適である。
【0015】また、把持部32の幅W、W1 (図1
(A)参照)はあまり薄いと把持部32が手にくいこみ
易く手に痛みをあたえ易いし、逆に、あまり厚いと把持
しずらいので、これらを考慮した適正な幅とするのが良
い。またその際、対象となる手荷物の重さも考慮してこ
の幅W、W1 を決めるのが良い。これに限られないが、
幅W、W1 は、5〜30mm、より好ましくは10〜2
0mm程度とするのが良い。ここで、Wは把持部32の
中央部分の幅であり、W1 は把持部32の端部の幅であ
る。把持部32の中央部分の幅Wと端部の幅W1 は同じ
でも異なっても良い。この実施例では、中央部分の幅W
>端部の幅W1 としてある。また、把持部32の全長で
あるが、あまり短いと楽な把持が行なえないし、余り長
いと例えばこの提げ手30を携帯用とする場合に携帯性
が損なわれるので、これらを考慮した長さとするのが良
い。これに限られないが、把持部32の長さは、人指し
指から小指までの4本の指の幅を足した全幅より少し長
めとするのが良いと考える。また、把持部32の湾曲面
32aの湾曲の程度であるが、たとえば人が持ち易いと
感じるような曲がりぐあい(例えば曲率)を実験的に或
は人間工学的に割り出すなどしこれを参考に決めるのが
良い。また、把持部31のコーナー部(図1(B)の3
2x)は、握り易さや手への痛みの緩和などの面から、
丸みを持たせるのが好適である。
【0016】次に、連結部34についての好適例を主に
図1(B)及び(C)を参照して説明する。この実施例
の連結部34は把持部32にスリットを設けることで構
成してあるので、連結部34は壁32yすなわち側壁3
2y(図1(B)等参照)で挟まれることとなる。この
スリット34の幅は、対象となる手荷物側の連結部材例
えば手提げ袋の紐や帯部分、紐で梱包された手荷物の紐
が、入る幅とすれば良く、例えばこれに限られないが数
mm〜把持部32の幅W,W1 よりやや狭い寸法とでき
る。ここで、把持部32の湾曲面32a自体は変形しな
いことが必要であるが、壁32yは把持部32を人が握
った際に壁同士がちかづくように多少変形しても良い。
スリット中に手提げ袋の紐などが入った後に紐がスリッ
トからはずれにくくなるからである。このように変形可
能な把持部32を構成する例としては、例えば、把持部
32の底部(スリット34の底面34aでもある)の肉
厚を把持部32が手荷物の重さによっては変形しないよ
うな厚さとし、壁32yの肉厚は把持部32を手で握っ
た際の力で変形する程度に薄めにする方法が挙げられ
る。
【0017】また、例えば、図1(C)に示したよう
に、スリット34の両側の壁(側壁)32yそれぞれの
上端が予め近づいた状態となるように提げ手30を成形
しておき、かつ、壁32yをそれが指で押し開(ひら)
けるようなものでしかも弾性を有するものとしておく
(例えば壁32yの肉厚をある程度薄くしておく)よう
にしても良い。この図1(C)の場合は、手提げ袋の紐
をスリット34に押し込むように入れることが出来るの
で、その後の紐のはずれはおきにくい。
【0018】図2は、上記第1実施例の提げ手30をス
ーパーマーケット等で提供される手提げ袋40に対し使
用した例を示した図である。荷物42(例えば野菜な
ど)を多数入れて手提げ袋40が重たい状態になった場
合でも、この発明の提げ手30の把持部32は当初の湾
曲状態を維持するのが分かる。このため、手荷物を手の
痛みが少ない状態で持つことができる。
【0019】なお、この発明の提げ手においては、把持
部32をにぎる人の握り心地を向上させるために、図1
(D)に示したように、把持部32の湾曲面32aに指
かかり用の凹部36を設けるようにしても良い。
【0020】2.第2実施例 次に、図3(A)〜(C)を参照して第2実施例の手荷
物用提げ手50について説明する。ここで、図3(A)
は第2実施例の提げ手50の斜視図、図3(B)は図3
(A)のI−I線での断面図、図3(C)は図3(A)
のII−II線での断面図である。
【0021】この第2実施例の提げ手50は、第1実施
例の構成に加え、スリット34を規定する壁32yの内
面に、スリット34内に入れられる手荷物側の紐などの
連結部材がこのスリット34から外れるのを抑止する突
起部52a〜52dを具えたものである。ただし、各突
起部は、スリット両側の壁(側壁)それぞれに設けられ
た2つの突起を組として構成したものである。提げ手5
0を成形により形成するなら、これら突起部52a〜5
2dは提げ手の成形時に同時に形成できる。この図3に
は、把持部32の中央領域に2つの突起部52b,52
cを具え、把持部32の両端付近にそれぞれ突起部52
aまたは52dを具える例を示している。なお、この突
起部52a〜52d各々の上側部分は手提げ袋の紐等が
スリット34内に入り易いような形状例えば、なで肩状
としておくのが良い。また、この突起部52a〜52d
各々の下側部分は手提げ袋の紐等がスリット34内に入
った後にこの紐が外れにくいような形状、例えば鍵の手
形状としておくのが良い。また、この実施例では把持部
32の中央部分に設けた突起部52b,52c各々にお
けるスリット部分の断面積と、把持部32の端部に設け
た突起部52a,52d各々におけるスリット部分の断
面積とが異なるようにしてある。手提げ袋の紐や帯部分
が太い場合、細い場合いずれでも紐や帯部分がいずれか
の突起部に引っかかるようにするためである。この実施
例では、把持部32の中央部分に設けた突起部52b,
52cにおけるスリット部分の断面積の方が、把持部3
2の端部に設けた突起部52a,52dのスリット部分
の断面積より広くなるようにしてある。この構成の場
合、手提げ袋の紐が太い場合は中央部分の突起部52
b,52cによりこの紐を把持部32から外れにくくで
き、手提げ袋の紐が細い場合は端部の突起部52a,5
2dによりこの紐を把持部32から外れにくくできる。
ここで、設ける突起部の数や位置、さらに突起の出具合
(スリット部分の断面積)は提げ手の設計に応じ変更出
来る。なお、この第2実施例の提げ手も図2に示したよ
うに使用出来る(以下の各実施例において同じ。)。
【0022】3.第3実施例 次に、図4を参照して第3実施例の提げ手60について
説明する。上述の第1及び第2実施例では、例えば図1
に示したように、把持部32の一部にスリットを設けこ
のスリットで連結部34を構成していた。しかし、把持
部32の所々にフック(爪状の連結部)を付けるように
しこれらフックにより連結部を構成しても良いと考え
る。具体的にはこの第3実施例の提げ手60は、把持部
32の湾曲面32aと対向する面側に爪状の連結部62
a〜62cを設けたものである。爪状の連結部の個数や
設ける位置は設計に応じ決定する。爪状の連結部62a
〜62cの各爪は、それが指で押し開(ひら)けるよう
なものでしかも弾性を有するものとしておく。手提げ袋
の紐等64を爪状の連結部52a〜52cに順次ひっか
けてゆくことで手提げ袋と提げ手60とを連結出来る。
【0023】4.第4実施例 図5(A)は第4実施例の提げ手70を示した斜視図、
図5(B)は図5(A)のI−I線での断面図である。
この第4実施例の提げ手70の場合は把持部32に横方
向からスリット72を設けることにより第4実施例での
連結部72を構成している例である。この第4実施例の
場合は、特に、スーパーマーケットなどで提供されるポ
リエチレン製などの手提げ袋の帯部分をスリット72に
押し込んで使用すると好適である。スリット72の割り
幅も上記帯部分が簡単にははずれないような幅とすれ
ば、使用時は手提げ袋は提げ手70から外れにくくなる
ので好適である。この第4実施例の提げ手70も例えば
プラスチック成形法で容易に形成できる。
【0024】5.第5実施例 また、図6〜図7は第5実施例の提げ手の説明に供する
図である。特に、図6(A)は第5実施例の1態様を示
した平面図、図6(B)はその正面図、図6(C)は図
6(B)のII−II線における断面図、図6(D)は右側
面図、図6(E)は底面図、図6(F)は図6(A)の
I−I線における断面図、図7(A)、(B)はそれぞ
れ他の態様を示した図6(A)に対応する平面図であ
る。
【0025】この第5実施例の提げ手80は、図6に示
したように、連結部としてのスリット34の長手方向の
両端それぞれに、このスリットの対向する側壁32yの
少なくとも一方(図6の例では双方)を該スリット34
の底面34aに比べ前記長手方向(図6(A)中Xで示
した方向)外側にかつ他方の側壁との間に前記紐を通過
させ得る程度の間隙81が維持された状態で張り出させ
た部分83を具えたものである。この張り出させた部分
83により、スリット34内に入れられる手荷物側の紐
などの連結部材がスリット34から外れるのを抑止する
突起部を、構成している。なお、図6、図7において、
85で示した略凹凸部分は意匠的な意味を持つ部分であ
り提げ手の機能には直接寄与しない。
【0026】この第5実施例においてこの張り出させた
部分83は、買い物袋の紐などを人の操作により簡単に
スリット34に対し出し入れでき、かつ、手荷物の運搬
時やその運搬休憩時にはスリット34から外れにくいよ
うな形状とするのが良い。例えば、各部に適切な曲率を
持たせた鍵の手状に張り出させた構造は、この第5実施
例でいう張り出させた部分83として好適である。
【0027】なお、この張り出させた部分85における
間隙81の開け具合をどの程度とするかについては、使
用する買い物袋の手提げ部分(ひも等)の状態を考慮し
て決定する。たとえば、スーパーマーケットで提供され
ているビニール製の買い物袋であれば手提げ部(ひも
等)は細いので間隙81は狭くても良い。これに対し、
デパート等で提供される紙製の手提げ袋などでは手提げ
部(ひも等)は幅広のことが多いので、その場合は間隙
81はこの手提げ部が入り易いよう、図7(A)に示し
たように広めにするのが良い。
【0028】また、例えば図7(B)に示したように、
スリットの長手方向両端における対向する側壁の一方側
を他方側の側壁近くまで前記間隙81は確保されるよう
にしつつ張り出させ、張り出された部分83を構成して
も良い。なお、図7(B)の例ではスリットの長手方向
両端における2つの間隙81が把持部の一方側、具体的
には図7(B)の紙面の下方側に配置されている例を示
したが、図7(C)に示したように、2つの間隙81が
互いに異なる方向に開口したような状態としても良い。
【0029】これら第5実施例の提げ手80では、手荷
物袋の紐等のスリット84への出し入れが比較的容易で
かつ使用時(手荷物をもつことを休憩する時も含む)の
手荷物の紐等の外れが比較的起こりにくいと考える。
【0030】上述においてはこの発明の手荷物用提げ手
のいくつかの実施例について説明したがこの発明は上述
の実施例にかぎられずその目的の範囲内で種々の変更、
変形をすることが出来る。たとえば、スリット34から
手提げ袋の紐や帯び部分がはずれないようにするため
に、スリット34にはこれにはめ込むための蓋を用意す
るなどしても良い。
【0031】また、上述の実施例では提げ手の外形を三
日月形としていたが、所定の湾曲面を有していれば提げ
手の外形は三日月形に限られず任意好適なものとでき
る。例えば、略四角形の一部に湾曲面32aを有したよ
うなものなどでも、もちろん良い。
【0032】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の手荷物用提げ手は、把持部自体を手荷物の荷重
によっては変形せず、かつ、所定の湾曲面を持つものと
したので、手荷物の重さが把持部に均一に分散され、か
つ、把持部が手になじみ易い。このため、手荷物を持つ
人は手荷物の重さを把持部と接する手の部分で平均して
受けるので従来に比べ手への負担が少ない手荷物用提げ
手となる。
【0033】また、連結部を、把持部の、前記湾曲面と
は反対側の面に設ける構成では、荷重の指への伝達が効
率的に行なえると考えられ、そうしない場合に比べ荷物
の持ちごこちが良い。このため、手への負担がより少な
い手荷物用提げ手となる。
【0034】また、手荷物側の紐等が提げ手から外れる
のを抑止する突起部を具えた構成では、提げ手を装着し
た荷物を手から離した後も提げ手が手荷物の紐等に連結
した状態を維持し易いので、手荷物を再び持つ場合も便
利である。このため、手への負担が少ないかつ操作性が
良い手荷物用提げ手となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(D)は第1実施例の説明に供する図
である。
【図2】第1実施例の提げ手の使用例の説明に供する図
である。
【図3】(A)〜(C)は第2実施例の説明に供する図
である。
【図4】第3実施例の説明に供する図である。
【図5】(A)及び(B)は第4実施例の説明に供する
図である。
【図6】(A)〜(F)は、第5実施例の説明に供する
図である。
【図7】(A)〜(C)は第5実施例の他の態様の説明
に供する図である。
【図8】従来技術の説明に供する図である。
【符号の説明】
30:第1実施例の提げ手 32:把持部 32a:湾曲面 32x:コーナー部 32y:壁(スリットの側壁) 34:連結部(スリット) 34a:スリットの底面 36:指かかり用の凹部 40:手提げ袋 42:荷物 50:第2実施例の提げ手 52a〜52d:突起部 60:第3実施例の提げ手 62a〜62c:第3実施例での連結部 64:手提げ袋の紐等 70:第4実施例の提げ手 72:第4実施例での連結部(横方向スリット) 80:第5実施例の提げ手 81:間隙 83:張り出させた部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手荷物と提げ手とを連結するための連結
    部と、人の手により把持される把持部とを具え、手荷物
    に対し着脱可能な手荷物用提げ手において、 把持部を、手荷物の重さによっては変形し難い材料で構
    成し、かつ、その指が掛かる側の面を手のひらに接する
    側に凸状の湾曲面としてあることを特徴とする手荷物用
    提げ手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の手荷物用提げ手におい
    て、 前記把持部の前記湾曲面とは反対側の面に前記連結部を
    具えたことを特徴とする手荷物用提げ手。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の手荷物用提げ手におい
    て、 前記把持部の前記湾曲面とは反対側の面に当該把持部の
    長手方向に沿ったスリットを具え、該スリットを前記連
    結部としてあることを特徴とする手荷物用提げ手。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の手荷物用提げ手におい
    て、 前記スリットの底面も湾曲面としてあることを特徴とす
    る手荷物用提げ手。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の手荷物用提げ
    手において、 前記スリットを規定する壁面に、該スリット内に入れら
    れる手荷物側の紐などの連結部材が該スリットから外れ
    るのを抑止する突起部を具えたことを特徴とする手荷物
    用提げ手。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の手荷物用提げ手におい
    て、 前記スリットの長手方向の両端それぞれに、該スリット
    の対向する側壁の少なくとも一方を該スリットの底面に
    比べ前記長手方向外側にかつ他方の側壁との間に前記紐
    を通過させ得る程度の間隙が維持された状態で張り出さ
    せた部分を具え、該張り出させた部分をもって前記突起
    部を構成したことを特徴とする手荷物用提げ手。
JP6308753A 1994-03-25 1994-12-13 手荷物用提げ手 Pending JPH07308218A (ja)

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JP5566794 1994-03-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008067745A1 (fr) * 2006-12-05 2008-06-12 Zhixin Zhang Poignée facile
ITNA20110050A1 (it) * 2011-11-30 2013-05-31 Artecno Solutions S R L Maniglia salvamani

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WO2008067745A1 (fr) * 2006-12-05 2008-06-12 Zhixin Zhang Poignée facile
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