JPH07307862A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07307862A
JPH07307862A JP6101008A JP10100894A JPH07307862A JP H07307862 A JPH07307862 A JP H07307862A JP 6101008 A JP6101008 A JP 6101008A JP 10100894 A JP10100894 A JP 10100894A JP H07307862 A JPH07307862 A JP H07307862A
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JP
Japan
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image processing
image data
clock
image
processing unit
Prior art date
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JP6101008A
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Yoshizo Toda
好造 戸田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路規模やコストの増大なしに必要な画像処
理を可能とすること。 【構成】 第1サイズの画像を表わす画像データを入力
するアナログ画像処理部6と、入力された画像データを
デジタル画像処理するデジタル画像処理回路22と、画
像処理された画像データを第1サイズよりも小なる第2
サイズの画像を表わす画像データとして出力する画像デ
ータ出力処理回路24とを備え、更に、アナログ画像処
理部6から入力される第1サイズの画像を表わす画像デ
ータのうち第2サイズの画像を表わす画像データをデジ
タル画像処理回路22に抽出して供給するためのクロッ
ク制御部16を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像をイメージセ
ンサで読み取る等によって得た画像信号を、電気的に処
理する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来例の画像処理装置をブロ
ック図で示したものである。
【0003】本従来例装置は最大原稿読み取り幅A3に
たいして、記録可能幅がB4のファクシミリ装置を想定
しており、従って、最大原稿幅A3にたいして、B4幅
の画像データを発生するものとし、(1)B4等倍モー
ド、(2)A3−B4縮小モード、を備えているものと
する。
【0004】また、本従来例装置の読み取り解像度は、
8dot/mmであるのでA3原稿幅を297mmとし
たときの処理画素数(ドット数)は、 8(dot/mm)*297(mm)=2376(do
t) となる。
【0005】図10において、100は読み取った原稿
画像からの反射光量を電気量に変換するためのイメージ
センサで、画像をライン方向に複数画素に分割して読み
取り可能なリニアCCDセンサ、密着型リニアイメージ
センサ(CS)などのラインセンサを利用する。
【0006】102はイメージセンサ100の出力であ
るビデオ信号で画素(ドット)毎のアナログ出力を発生
する。
【0007】104はアナログ画像処理部でビデオ信号
102に対してサンプルホールド、直流再生、シェーデ
ィング補正、ピークホールドABC(AutoBackground
Contorol)を行い最終的にアナログ画像信号を画素(ド
ット)毎のデジタル階調データにA/D変換するもので
ある。
【0008】106はアナログ画像処理部104の出力
であるデジタル画像データである。
【0009】107はデジタル画像データ104を転送
するための転送クロックである。
【0010】108はデジタル画像処理部であり、A/
D変換されたデジタル画像データにたいしてエッジ強
調、誤差拡散中間調処理を行い、画像処理された2値化
画像データを生成、出力するものとする。
【0011】110はこの出力画像データであり、11
1はこの画像データを転送するための転送クロックであ
る。
【0012】ここで本従来例装置では、イメージセンサ
100、アナログ画像処理部104、デジタル画像処理
部108は全てA3幅に対応しており、最終的に画像デ
ータ100としては、A3全域の2376画素(ドッ
ト)のデータを得ることができる。
【0013】次に図11は、図10のデジタル画像処理
部108をさらに詳細に示したものである。
【0014】112は画像処理を行うためにデジタル画
像データを一時的に蓄積する為のラインメモリであり、
114はさきに述べたようなエッジ強調や誤差拡散中間
調処理などの画像処理を行うデジタル画像処理回路、1
16は画像処理後の2値化画像データの出力を制御する
ための画像データ出力処理回路である。
【0015】ここで、前述のように、図10のデジタル
画像処理部108は、A3幅に対応しているために、図
11のラインメモリ112はA3全域の2376画素
(ドット)に相当する容量を備えていなければならな
い。
【0016】次にこの従来例装置の動作を説明する。
【0017】図12の、(1)B4等倍モード に示す
ように、A3読み取り範囲にたいしてB4幅の原稿を等
倍で読み取る場合には、まず図10のイメージセンサ1
00はA3幅全域に対してビデオ信号102を発生し、
アナログ画像処理部104は、同様にA3幅全域に対し
てアナログ画像処理を行いデジタル画像データ106を
生成する。さらにこのデジタル画像データ106はA3
相当分全て、図11のラインメモリ112に取り込ま
れ、デジタル画像処理回路114にてデジタル画像処理
が施される。
【0018】この後、画像データ出力処理回路116に
て、A3全域に対して画像処理された画像データのう
ち、必要なB4以外の画像データを切り捨てて、図10
の2値化画像データ110として出力することにより、
B4等倍の画像データを得る。
【0019】一方、図12の、(2)A3ーB4縮小モ
ード に示すように、A3読み取り範囲に対して、A3
の全域の画素データをB4に縮小して処理する場合に
は、先と同様に、まず図10のイメージセンサ100は
A3幅全域に対してビデオ信号102を発生し、アナロ
グ画像処理部104は、同様にA3幅全域に対してアナ
ログ画像処理を行いデジタル画像データを生成する。さ
らにこのデジタル画像データはA3相当分全て、図11
のラインメモリ112に取り込まれ、デジタル画像処理
回路114にてデジタル画像処理が施される。
【0020】この際、デジタル画像処理回路114はラ
インメモリ112に取り込まれた、全画素のデジタル画
像データに対して、一定の割合でこのデータを間引き処
理し、B4相当のデータ量に縮小して、これに対してデ
ジタル画像処理を施す。
【0021】これにより、画像データ出力処理回路11
6には、A3−B4縮小され、デジタル画像処理された
画像データが発生し、これがそのまま図10の2値化画
像データ110として得ることができる。
【0022】
【発明が解決しようとしている課題】前述の従来例装置
によれば、最大原稿幅A3にたいして、これより狭い、
B4幅の画像データを発生する画像処理装置において
も、各画像処理部はそれぞれA3に対応しなければなら
ず、特にデジタル画像処理部におけるラインメモリの容
量をA3相当分備えることは回路規模とコストの増大に
大きな影響をもたらしている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑み
てなされたもので、回路規模やコストの増大なしに必要
な画像処理を実行可能な画像処理装置を提供することを
目的とし、詳しくは、第1サイズの画像を表わす画像デ
ータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力さ
れた画像データを画像処理する処理手段と、前記処理手
段により画像処理された画像データを前記第1サイズよ
りも小なる第2サイズの画像を表わす画像データとして
出力する出力手段とを備え、更に、前記入力手段から入
力される前記第1サイズの画像を表わす画像データのう
ち前記第2サイズの画像を表わす画像データを前記処理
手段に抽出して供給する供給手段を有する画像処理装置
を提供するものである。
【0024】
【実施例】
(実施例1)図1に本発明を適用した画像処理装置の実
施例のブロック図を示す。
【0025】本実施例装置においても従来例装置と同様
に、最大原稿読み取り幅A3にたいして、記録可能幅が
B4のファクシミリ装置を想定しており、従って、最大
原稿幅A3にたいして、B4幅の画像データを発生する
ものとし、(1)B4等倍モード、(2)A3−B4縮
小モード、を備えているものとする。
【0026】また、本従来例装置の読み取り解像度は、
8dot/mmであるのでA3原稿幅を297mmとし
たときの処理画素数(ドット数)は、 8(dot/mm)*297(mm)=2376(do
t) となる。
【0027】一方、B4原稿幅を256mmとすれば処
理画素数(ドット数)は 8(dot/mm)*256(mm)=2048(do
t) となる。
【0028】図1において、イメージセンサ2、ビデオ
信号4、アナログ画像処理部6、デジタル画像データ
8、転送クロック9、デジタル画像処理部10、2値化
画像データ12、転送クロック13についての機能は、
従来例装置として図10に示したものと同等である。
【0029】また、14はアナログ画像処理部6に、動
作クロック15を供給するための動作クロックジェネレ
ータで常時クロック出力している。
【0030】16は動作クロックジェネレータ14のク
ロック出力を制御してデジタル画像処理部10に、動作
クロック17として供給するクロック制御部、18は各
部を制御するCPUである。
【0031】19はCPU18が出力するライン同期信
号であり、各部はこの信号に従って1ラインの処理を逐
次行なう。
【0032】21はCPU18がクロック制御部16の
動作モードを制御する信号である。
【0033】図2はデジタル画像処理部10を詳しく示
したものであり、ラインメモリ20、デジタル画像処理
回路22、画像データ出力処理回路24は従来例として
図11に示したものと同等である。即ち、デジタル画像
処理回路22においては入力するデジタル画像データに
対してエッジ強調処理、平滑化処理、誤差拡散中間調処
理等の周知のデジタル画像処理を必要に応じて実行す
る。
【0034】ここで本実施例装置では、図1のイメージ
センサ2、アナログ画像処理部6は、A3原稿幅に対応
しているのに対して、デジタル画像処理部10は、B4
幅相当のデジタル画像データまでしか対応していない。
【0035】すなわち、図2のラインメモリ20は、B
4幅の、2048画素(ドット)に相当する容量しか備
えていないものとする。
【0036】また、アナログ画像処理部6は動作クロッ
クジェネレータ14から供給される1クロックに対して
1画素の処理を行うものとし、また、デジタル画像処理
部10も同様に、動作クロック制御部16から供給され
る、1クロックに対して1画素の処理を行うものとす
る。
【0037】次に本実施例の装置での動作を説明する。
【0038】まず、(1)B4等倍モードの動作を以下
に説明する。
【0039】この際、図1のCPU18は制御信号21
によりクロック制御部16をB4等倍モードとする。
【0040】図3は、図1、図2における各部のB4等
倍モード時の動作クロックの供給と動作を概略的に示し
たものである。
【0041】ライン同期信号19は、1ラインの読み取
り動作の同期を取るもので、この信号のLからHへの立
上り後を各部の動作の1クロック目とし、1画素目の処
理を開始し、1ラインの動作を開始する。
【0042】アナログ画像処理部6に動作クロック15
を供給する動作クロックジェネレータ14は、常時クロ
ック出力しているので、アナログ画像処理部6は、A3
相当の2376画素(2376クロック分)に対して、
全てアナログ画像処理を行い、転送クロック9と共にデ
ジタル画像データ8を出力する。
【0043】次に動作クロック制御部16はCPU18
からのB4等倍モードの指示に従って動作クロックジェ
ネレータ14の出力に対して、出力/停止 制御を行
う。
【0044】つまり、本実施例ではA3幅に対して、セ
ンター振り分けでB4幅の等倍読み取りを行うので、停
止すべきクロック数(画素数)は、片側で (A3の画素数−B4の画素数)/2=(2376−2
048)/2=164クロック と成る。
【0045】すなわち、B4等倍モードが指示されてい
る動作クロック制御部16は、ライン同期信号のLから
Hへの立上り後、動作クロックジェネレータ14のクロ
ック出力15を164クロック(164画素分)カウン
トして、この間デジタル画像処理部10への動作クロッ
ク17の出力を停止し、この後、165クロック目(1
65画素目)からデジタル画像処理部10への動作クロ
ック出力を行う。
【0046】したがって、デジタル画像処理部10は1
64クロック目(164画素目)までは停止し、165
クロック目(165画素目)から動作を開始し、図2に
おけるラインメモリ20は165画素目のデジタル画像
データからデータの取り込みを行い、デジタル画像処理
回路22にて画像処理を行い、画像データ出力処理回路
24から出力する。しかし、ラインメモリ20はB4相
当分の2048画素相当分しか備えていないため、デジ
タル画像処理部10としては、2048画素分の画像処
理を行ったところで動作を停止してしまう。従って、A
3幅の画像データからB4幅の画像データの抽出がなさ
れる。
【0047】よって、画像データ12としては、A3読
み取り幅にたいしてセンターの等倍のB4幅に相当する
2048画素分の2値化画像データが得られる。このB
4幅の2048画素分の2値化画像データはB4幅の記
録紙に画像記録可能なプリンタに転送される。
【0048】次に、(2)A3−B4縮小モードの動作
を説明する。
【0049】まず、CPU18は、制御信号21により
クロック制御部16をA3−B4縮小モードに設定す
る。
【0050】図4は、図1、図2における各部のA3−
B4縮小モード時の動作クロックの供給と動作を概略的
に示したものである。
【0051】ライン同期信号19は、1ラインの読み取
り動作の同期を取るもので、この信号のLからHへの立
上り後を各部の動作の1クロック目とし、1画素目の処
理を開始し、1ラインの動作を開始する。
【0052】アナログ画像処理部6に動作クロック15
を供給する動作クロックジェネレータ14は、常時クロ
ック出力を行なっているので、アナログ画像処理部6
は、A3相当の2376画素(2376クロック分)に
対して全てアナログ画像処理を行い、転送クロック9と
共にデジタル画像データ8として出力する。
【0053】これに対し、A3−B4縮小モードに指示
されているクロック制御部16はA3の画素数相当クロ
ックにたいして、B4画素数相当クロックを形成すべく
クロックの間引きを行い、デジタル画像処理部10に動
作クロック17として供給する。
【0054】すなわちA3の画素数(クロック数)を2
376画素(クロック)とし、縮小後のB4の画素数
(クロック数)を2048画素(クロック)とすれば、
縮小率は B4画素数/A3画素数=2048/2376 となり、本実施例ではこの近似値として13/15 と
する。
【0055】図5に実際のクロック間引きの様子を示
す。動作クロック制御部16は動作クロックジェネレー
タ14の出力する15クロック(15画素)に対して、
まず8クロック(8画素)に1クロック(1画素)の割
合いでクロック間引きを行い、次に、7クロック(7画
素)に1クロック(1画素)の間引きを行う。
【0056】これを次々に繰り返して行けば結果とし
て、図1のクロック制御部16の出力17は動作クロッ
クジェネレータ14の出力する15クロック(15画
素)にたいして、2クロック(2画素)間引かれた、1
3クロック(13画素)の出力を行うことになる。
【0057】図4に、クロック制御部16の出力に対す
るデジタル画像処理部10の動作を示す。
【0058】つまり、図2のラインメモリ20はデジタ
ル画像データ8を15画素に対して13画素の割合で取
り込み、デジタル画像処理回路22で処理を行い、画像
データ出力処理回路24から出力を行い、2値化画像デ
ータ12として出力される。
【0059】しかし、図2のラインメモリ20はB4相
当の2048画素相当分しかメモリを持っていないた
め、図1のデジタル画像処理部10はここで動作を停止
してしまい、2値化画像データ12としては2048画
素分のデータが得られる。従って、A3幅の画像データ
からB4幅の画像データの抽出が実行される。
【0060】したがって、この場合はA3読み取り幅に
対して、13/15の割合で縮小されたB4幅相当分の
画像データが得られる。このB4幅分の画像データはB
4幅対応のプリンタへ転送される。
【0061】この様に、図1及び図2に示した実施例構
成によると、デジタル画像処理部10は最大原稿幅(例
えばA3)ではなく、それよりも狭い最大記録幅(例え
ばB4)分の処理を行なう能力を備えればよいので、例
えば、データ取り込み用のラインメモリの容量も最大原
稿幅ではなく最大記録幅に対応可能なものとすることが
でき、従って、回路規模を小さくでき、また、コスト的
にも有効となる。
【0062】(他の実施例)図6に本発明の他の実施例
のブロック図を示す。
【0063】本実施例装置も図1、図2に示した実施例
と同様に、(1)B4等倍モード、(2)A3−B4縮
小モードを持つものとする。
【0064】図6において、図1と同じ番号を付したも
のに関しては、図1の実施例で説明した通りである。
【0065】また、30はアナログ画像処理部6のデジ
タル画像データ8に同期して出力される転送クロックで
あり、32はこの転送クロック30をクロック制御する
転送クロック制御部、34は転送クロック制御部32の
出力する制御転送クロックで、デジタル画像処理部10
はこの制御転送クロック34によってデジタル画像デー
タ8の取り込みを行う。
【0066】尚、デジタル画像処理部10の内部構成は
図2に示すものと同様とする。
【0067】但し、デジタル画像処理部10の動作クロ
ックとしては動作クロックジェネレータ14の出力であ
る動作クロック15をそのまま供給するものとし、デジ
タル画像処理部10は転送クロック制御部32からの出
力クロック34に従ってデジタル画像データの取り込み
を行いデジタル画像処理を行うものとする。
【0068】図6の実施例の動作説明を行なう。
【0069】まず、(1)B4等倍モードの場合、CP
U18は制御信号21によって転送クロック制御部32
をB4等倍モードに設定する。
【0070】この後の動作を図7に概略的に説明する
と、アナログ画像処理部6は、常時出力されている動作
クロックジェネレータ14からの動作クロック15にし
たがって動作するので、A3全域の2376画素分に対
するデジタル画像データに対応した分の転送クロック3
0を出力する。
【0071】これに対し、B4等倍モードに設定されて
いる転送クロック制御部32は転送クロック30をカウ
ントし164クロック(164画素)カウントまでクロ
ック出力を停止し、165クロック目(165画素目)
からデジタル画像処理部10に制御転送クロック34と
して出力する。
【0072】これにより、デジタル画像処理部10は動
作を開始し、図2のラインメモリ20は供給された制御
転送クロック34に同期してデジタル画像データ8の取
り込みを行い、デジタル画像処理回路22で必要な画像
処理を行い画像データ出力処理回路24により2値化画
像データ12として出力する。
【0073】但し、デジタル画像処理部10はB4相当
の2048画素分までしか動作しないので、2値化画像
データ12はこの2048画素分データとして得られ
る。
【0074】よって、A3読み取り幅に対して、センタ
ー振り分けのB4相当分の2048画素の2値化画像デ
ータが得られる。
【0075】次に、(2)A3−B4縮小モードの場
合、CPU18は制御信号21によって、転送クロック
制御部32をA3−B4縮小モードに設定する。
【0076】この後の動作を図8に概略的に説明する
と、アナログ画像処理部6は常時出力されている動作ク
ロックジェネレータ14からの動作クロック15にした
がって動作するので、A3全域の2376画素分に対す
るデジタル画像データに対応した転送クロック30を出
力する。
【0077】これに対し、A3−B4縮小モードに設定
されている転送クロック制御部32は、図9に示すよう
に図1の実施例と同様のアルゴリズムにしたがって、8
クロック(8画素)に1クロック(1画素)、そして、
7クロック(7画素)に1クロック(1画素)の間引き
を繰り返し行い、15クロックの転送クロック30に対
して13クロックの制御転送クロック34を出力する。
【0078】したがって、図6のデジタル画像処理部1
0は、15画素分のデジタル画像データのうち、13画
素分のデータを制御転送クロック34にしたがって、図
2のラインメモリ20に取り込み画像処理し、2値化画
像データとして出力する。
【0079】したがって、この場合はA3読み取り幅に
対して、13/15の割合で縮小されたB4幅相当分の
画像データが得られる。
【0080】以上説明した様に、アナログ画像処理部を
駆動する、動作クロックジェネレータとこのクロックを
カウントすることによりクロックの出力/停止制御、及
びクロックの間引き制御を行う動作クロック制御部を設
け、この制御された動作クロックによってデジタル画像
処理部を駆動することにより、読み取りアナログ処理さ
れた領域よりも小さい、任意の等倍領域、及び縮小領域
にたいしてデジタル画像処理を行えば良いので、デジタ
ル画像処理に必要なラインメモリ、及び処理回路の規模
を大幅に小さくすることができ、ICの小型化、メモリ
容量の小型化によりコストの低減が可能になる。
【0081】また、アナログ画像処理部、デジタル画像
処理部を駆動する動作クロックジェネレータとアナログ
画像処理部からの出力データに同期して発生する転送ク
ロックをカウントすることによりクロックの出力/停止
制御、及びクロックの間引き制御を行う転送クロック制
御部を設け、この制御された転送クロックによってデジ
タル画像処理部がアナログ画像処理部の出力データを取
り込みデジタル画像処理を行えば良いのでデジタル画像
処理に必要なラインメモリ、及び処理回路の規模を大幅
に小さくすることができ、ICの小型化、メモリ容量の
小型化によりコストの低減が可能になる。
【0082】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明による画像処
理装置は、第1サイズの画像を表わす画像データを入力
する入力手段と、前記入力手段により入力された画像デ
ータを画像処理する処理手段と、前記処理手段により画
像処理された画像データを前記第1サイズよりも小なる
第2サイズの画像を表わす画像データとして出力する出
力手段とを備え、更に、前記入力手段から入力される前
記第1サイズの画像を表わす画像データのうち前記第2
サイズの画像を表わす画像データを前記処理手段に抽出
して供給する供給手段を有するので、例えば、画像デー
タを取込むためのメモリ等を第2サイズに対応のものと
する如く、処理手段の規模を小さくでき、コスト的にも
有効な画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像処理装置の実施例のブロ
ック図。
【図2】図1のデジタル画像処理部10を詳細に示した
ブロック図。
【図3】B4等倍モードの動作を概略的に示した図。
【図4】A3−B4縮小モードの動作を概略的に示した
図。
【図5】クロック間引きの様子を示した図。
【図6】他の実施例のブロック図。
【図7】B4等倍モードの動作を概略的に示した図。
【図8】A3−B4縮小モードの動作を概略的に示した
図。
【図9】クロック間引きの様子を示した図。
【図10】従来例のブロック図。
【図11】デジタル画像処理部のブロック図。
【図12】従来例の装置の動作を概略的に示した図。
【符号の説明】
2 イメージセンサ 6 アナログ画像処理部 10 デジタル画像処理部 14 動作クロックジェネレータ 16 クロック制御部 20 ラインメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1サイズの画像を表わす画像データを
    入力する入力手段と、前記入力手段により入力された画
    像データを画像処理する処理手段と、前記処理手段によ
    り画像処理された画像データを前記第1サイズよりも小
    なる第2サイズの画像を表わす画像データとして出力す
    る出力手段とを備え、更に、前記入力手段から入力され
    る前記第1サイズの画像を表わす画像データのうち前記
    第2サイズの画像を表わす画像データを前記処理手段に
    抽出して供給する供給手段を有することを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、前記処理手段が画像データの取込みに用いるクロッ
    クの前記処理手段への供給を連続的又は間欠的に停止す
    るクロック制御手段を有することを特徴とする画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像処理装置におい
    て、前記クロック制御手段は、等倍モードにおいてはク
    ロックの供給を連続的に停止し、縮小モードにおいては
    クロックの供給を間欠的に停止することを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像処理装置におい
    て、前記処理手段はエッジ強調処理、平滑化処理、誤差
    拡散中間調処理等のデジタル画像処理を必要に応じて実
    行することを特徴とする画像処理装置。
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