JPH07307285A - マスク、マスク支持方法、マスク支持機構、並びにこれを用いた露光装置やデバイス製造方法 - Google Patents

マスク、マスク支持方法、マスク支持機構、並びにこれを用いた露光装置やデバイス製造方法

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JPH07307285A
JPH07307285A JP742195A JP742195A JPH07307285A JP H07307285 A JPH07307285 A JP H07307285A JP 742195 A JP742195 A JP 742195A JP 742195 A JP742195 A JP 742195A JP H07307285 A JPH07307285 A JP H07307285A
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスクパターンに及ぼす歪みが極めて小さい
マスク支持方法やマスクチャックを提供すること。 【構成】 矩形状のマスクフレーム1の外枠のメンブレ
ン3の中心線からの距離のほぼ等しい3点(5−1、5
−2、5−3)でマスクフレーム1をx,y,θ方向に
位置決めする。そして、これら3点のうちの2点と対向
するマスクフレームの外枠の2つの位置を押圧機構(6
−1、6−2)によって押圧して固定する。z方向につ
いては、マスクフレーム1の裏面の3点(7−1、7−
2、7−3)でマスクフレーム1を支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線露光装置などに好適
なマスクの支持技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光装置によって半導体素子などのデバ
イスを製造するにあたって、素子の高集積度化に伴って
求められる焼き付け線幅はますます細くなり、例えば2
56MDRAMでは0.25μm、1GDRAMでは
0.18μmの線幅が要求される。そのためには、総合
重ね合わせ精度は、256MDRAMでは80nm、1
GDRAMでは60nmを要求される。通常、露光光と
してはi線やKrFレーザ等を用いているが、回折によ
る解像度の劣化を避けるため、より波長の短いX線を用
いたX線露光装置が有望視されている。
【0003】図27は従来のX線マスクと、X線露光装
置に搭載されているマスクチャックの概略を示す。図2
7(A)はX線マスクの構成であり、100は円形リン
グ状のマスクフレーム、101はSiからなるマスク基
板、102はマスク基板の一部をバックエッチによって
除去して形成したメンブレン、103はマスクメンブレ
ン上にEB描画装置等によって描画形成された転写パタ
ーンである。105は磁性材料等で作られた磁性リング
で、マスクフレーム100に埋め込まれている。
【0004】図27(B)は磁気吸着方式のマスクチャ
ックを示す。110はチャックベースであり、内部には
露光用X線が通過する円形の窓111が設けられてい
る。112は磁気ユニットで、磁性リング105に対応
して円周状に配置され、X線マスクを吸着するのに充分
な磁力を発生する。この構成において、X線マスクのマ
スクフレーム100はVブロック113に突き当てるこ
とによってx,y方向の位置決めがなされ、その後、チ
ャックベース110の保持面に磁気吸着され保持され
る。また、この磁気吸着方式の他に真空吸着方式もあ
り、その場合、磁気ユニットの代わりにバキュームポー
トとなり、真空力によって吸着保持される。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】i線やKrFレー
ザ等の光を用いた光露光装置の分野においては、図28
に示すようなレチクルの位置決め機構が知られている。
この機構では、押圧機構126と支持部材122によっ
て矩形状のレチクル120のx方向の位置決めを行い、
押圧機構125と2つの支持部材123及び124によ
ってレチクル120のy方向の位置決め、及びθ方向の
規制を行っている。この場合、押圧力を等方的に分散す
るために、押圧機構125、126は同図のようにレチ
クル外周の中心付近を押圧している。
【0006】このレチクル120は、比較的剛性の高い
溶融石英などの透明板上にCrでパターンを形成したも
のであり、フレームのような補強部材は特には使用して
いない。ところがX線マスクの場合、パターンを有する
メンブレンはX線の吸収をできるだけ少なくするよう非
常に薄いものであり、通常、その厚さは2μm程度であ
る。従って、その剛性はレチクルの透明板に比べると非
常に小さく、フレームから伝わる僅かな外力によっても
容易に変形してしまい、転写パターンのずれにつなが
る。これは、マスクフレームの窓部に対応して設けられ
た極薄のマスクメンブレン上にパターンが形成されてい
る構造のX線マスクに特有の問題といえる。
【0007】よって、仮に矩形状のマスクフレームを有
するX線マスクを使用して、図28と同様にしてX線マ
スクの位置決めを行ったとすると、マスクフレームの剛
性の弱い部分に外力が加わることとなり、パターンに大
きな歪みを生じるおそれがある。発明者らの検討によれ
ば、マスクフレームとして、矩形窓の大きさが55mm
□、厚さ6mmの耐熱ガラスを用いた場合、図28のよ
うに支持して加圧力0.46Nを加えると、メンブレン
はy方向に最大19nmの位置ずれを生じることが分か
った。例えば、256MDRAMに必要な総合重ね合わ
せ精度80nmを満足するためには、マスクの機械的な
歪みに許される誤差は14nm程度であり、上記19n
mの位置ずれは許されない値である。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、マスクパターンに及ぼす歪みが極めて小さいマスク
支持方法やマスクチャックを提供すること、また、これ
に適したマスクを提供することを目的とする。本発明の
更なる目的は、上記マスク支持方法やマスクチャックを
用いた高精度な露光装置やデバイス製造方法を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のマスクは、マスクフレームと、該マスクフレームの
内側に設けられた矩形状の窓と、該窓とほぼ同一形状及
び大きさを持ったX線透過部を有するメンブレンと、該
マスクメンブレン上に形成されたパターンを有すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明のマスク支持方法は、矩形状
のマスクフレームの外周を、3つの支持点とこれにほぼ
対向する少なくとも2つの押圧点によって支持すること
を特徴とする。
【0011】ここで、縦方向のマスク中心線から前記押
圧点の一方までの距離と、横方向のマスク中心線から前
記2つの押圧点の他方までの距離とを、ほぼ等しくする
ことが好ましい。また、2つの支持点はマスクフレーム
外周の1辺上に位置し、残りの1つの支持点はこれと直
交する外周の辺上に位置することが好ましく、さらに
は、縦方向のマスク中心線から前記2つの支持点までの
それぞれの距離と、横方向の中心線から前記残り1つの
支持点までの距離とを、ほぼ等しくするとより好まし
い。また、マスクフレームの裏面の複数点、例えば3点
でマスクフレームを支持することが好ましい。
【0012】また、本発明のマスク支持機構は、矩形状
のマスクフレームの外周を支持するための、3つの支持
部材とほぼこれに対向する少なくとも2つの押圧機構を
有することを特徴とする。さらにマスクフレームの裏面
の複数点でマスクフレームを支持する支持機構を有する
ことを特徴とする。
【0013】また、このマスク支持機構を用いた露光装
置や、デバイス製造方法も本発明の範疇に属する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。以下の説
明においては、X線用のマスクを例に挙げるが、本発明
はX線に限定されるわけではなく、例えば同様のマスク
構造を持った真空紫外線用のマスクなどにおいても本発
明は有効である。
【0015】<実施例1>図1は第1の実施例のX線マ
スクの構成を示す図であり、図1(A)は正面図及び断
面図を、図1(B)は組立図を示す。図中、1はマスク
フレームであり、搬送や位置決めの際に取り扱いが容易
になるよう角型の矩形状をしている。マスクフレーム1
の内側には、フレームの外周形状と相似な矩形状の窓1
0が開けられている。マスクフレーム1の材料は低熱膨
張ガラスや、他の低熱膨張材、例えばSiC、SiN等
の低熱膨張セラミクスやSiなどを用いても良い。4は
マスク基板であるシリコンウエハである。マスク基板4
はマスクフレーム1に接合されており、接合方法として
は接着や陽極接合を用いる。3はX線が透過するSiN
のマスクメンブレンであり、マスク基板4のSi上にC
VDによってSiNを製膜し、エッチングによって矩形
状のX線透過部となる部分のSiを除去することによっ
て形成する。ここで、マスクフレーム1に設けられた窓
10とメンブレン3に設けられたX線透過部とは、ほぼ
同じ形状及び大きさを有している。メンブレン3上のX
線透過部には半導体デバイスの回路パターンなどの転写
パターン2が設けられている。この転写パターン2はA
uなどの重金属のX線吸収体から成っており、EB描画
装置などによってパターンを露光した後に成膜プロセス
によって形成したものである。
【0016】図2はX線露光装置に内蔵されるマスクチ
ャック機構の構成を示す。図2(A)はマスクを保持し
ない状態、図2(B)はマスクを保持した状態のもので
ある。該マスクチャック機構は重力方向に沿ってマスク
を縦置きに保持する。
【0017】同図において、9はチャックベースであ
る。11はチャックベース9上に固定されたブロックで
あり、搬送の際のマスクハンドに対する逃げが設けられ
た形状となっている。5−1、5−2はブロック11に
形成された、半球状の剛球からなる支持部材である。こ
れらの位置は、図2(B)に示すように、保持されたマ
スクフレーム1の矩形窓10の4つの辺のうち、y軸と
平行な2つの辺のそれぞれの下方方向への延長線上にあ
る。6−1はエアシリンダを含む押圧機構であって、マ
スクフレームを挟んで支持部材5−1と対抗する位置に
配されている。これによって、支持部材5−1に向けて
押圧力を加え、マスクフレーム1をy方向に位置決めす
ることができる。この時、支持部材5−1、5−2での
支持によってz方向の回転も拘束される。なお、これら
の部材は必ずしも厳密に上記延長線上になくても、略延
長線上であっても良い。
【0018】同様に、5−3はマスクチャック上に形成
された半球状の剛球からなる支持部材であり、図2
(B)に示すように、保持されたマスクフレーム1の矩
形窓10の4つの辺のうち、x軸と平行な一方(上方)
の辺の延長線上に配されている。そして、同延長線上の
マスクフレーム1を挟んで対向する位置には、エアシリ
ンダを含む押圧機構6−3が配置されている。この押圧
機構6−3によって、マスクフレーム1をx方向に位置
決めすることができる。なお、これらの部材は必ずしも
厳密に上記延長線上になくても、略延長線上であっても
良い。
【0019】ところで、従来のような磁気吸着方式/真
空吸着方式などの吸着保持方式では、マスクフレームと
チャック面とは面接触となるために、両者の接触面は高
い平面度に仕上げる必要がある。発明者らの検討によれ
ば、両者の平面度が0.3μm違っただけで、フレーム
の厚さが13mmの時に90nmのパターンの位置ずれ
を生じ、またフレームの厚さが2mmの時でも、チャッ
キングによって27nmのパターンの位置ずれを生じる
ことが分かった。そこで、本実施例においては、この面
精度の影響を排除するため、面外方向(z方向)の支持
を3点で行うことによって、マスクチャッキング時の反
りの矯正を行わないようにしている。そのための機構と
して、7−1、7−2、7−3はそれぞれチャックベー
ス9上に形成された半球状の剛球からなる支持部材、8
−1、8−2、8−3はそれぞれクランプ機構で、支持
部材7−1、7−2、7−3に対向する位置に設けられ
ている。各クランプ機構は、回転と直動機構からなるア
クチュエータにより、X線マスク着脱時にこれを妨げな
い位置に退避する。先にx、y、θ方向に位置決めされ
たX線マスクは、これらの支持部材及びクランプ機構に
よって、チャックベース9側に押し付けられ、z方向の
位置決めがなされる。このz方向位置決めは3点でなさ
れるため、従来のような面内変形を生じる原因となる平
面矯正を行なわずにマスクを保持することができる。
【0020】以上のようにマスクをx,y,θ、z方向
に位置決め支持したときの状態のモデルを図4に示す。
押圧力は<マスクの重量>×<摩擦係数>として0.4
6Nを加えた。マスクフレーム1の矩形窓の辺は、中心
からのx方向への距離は27.5mmにあたる。
【0021】図5は、図4のモデルにおいて、支持部材
5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向への距離
Yを44mmの時、支持部材5−1、5−2及び押圧機構
6−1の中心からのx方向への距離xを変化させたとき
の、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表すグラフ
図である。ここで、歪み量とは、メンブレンのx方向、
及びy方向への長さの変化量とする。同様に図6は、支
持部材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心からの
x方向への距離xを変化させたときの、メンブレン3の
y方向への最大歪み量を表すグラフ図である。図5から
分かるように、x方向の歪み量については、距離xがお
よそ45mmでゼロとなっている。また、図6から分か
るように、y方向の歪み量については、距離xがおよそ
45mmで最小となっている。
【0022】図7は、図4のモデルにおいて、支持部材
5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向への距離
Yを33mmの時、支持部材5−1、5−2及び押圧機構
6−1の中心からのx方向への距離xを変化させたとき
の、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表すグラフ
図である。ここで、歪み量とは、メンブレンのx方向、
及びy方向への長さの変化量とする。同様に図8は、支
持部材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心からの
x方向への距離xを変化させたときの、メンブレン3の
y方向への最大歪み量を表すグラフ図である。図7から
分かるように、x方向の歪み量については、距離xがお
よそ32mmでゼロとなっている。また、図8から分か
るように、y方向の歪み量については、距離xがおよそ
34mmで最小となっている。
【0023】図9は、図4のモデルにおいて、支持部材
5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向への距離
Yを22mmの時、支持部材5−1、5−2及び押圧機構
6−1の中心からのx方向への距離xを変化させたとき
の、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表すグラフ
図である。ここで歪み量とはメンブレンのx方向及びy
方向への長さの変化量とする。同様に図10は、支持部
材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心からのx方
向への距離xを変化させたときの、メンブレン3のy方
向への最大歪み量を表すグラフ図である。図9から分か
るように、x方向の歪み量については、距離xがおよそ
14mmでゼロとなっている。また、図10から分かる
ように、y方向の歪み量については距離xがおよそ26
mmで最小となっている。
【0024】以上のことから、距離Xと距離Yがほぼ等
しいときに、最大歪み量がゼロとなっていることがわか
る。これはメンブレンに働く外力がメンブレンの対角線
上に働き、歪み量が少なくなっていると考えられる。ま
た、距離X及びYについて、Y=44mmの時、x方向の
歪み量をゼロにする距離Xとy方向の歪み量をゼロにす
る距離Xが一致しているが、Yが小さくなるに連れてx
方向の歪み量をゼロにする距離Xとy方向の歪み量をゼ
ロにする距離Xの値が異なってくる。これは、距離X<
27.5mmとなると、メンブレン部は薄膜で剛性が弱い
ために変形量が大きくなることによって生じていると考
えられる。
【0025】図11は、図4のフレーム1の材質をSi
Cとしたときのモデルである。図12は、このモデルに
ついて、支持部材5−3及び押圧機構6−3の中心から
のy方向への距離Yを44mmとした時、支持部材5−
1、5−2及び押圧機構6−1の中心からのx方向への
距離xを変化させたときの、メンブレン3のx方向への
最大歪み量を表すグラフ図、また図13はy方向への最
大歪み量を表すグラフである。図12から分かるよう
に、x方向の歪み量については、距離xがおよそ41m
mでゼロとなっている。また、図13から分かるよう
に、y方向の歪み量については、距離xがおよそ46m
mで最小となっている。
【0026】一方、図14は、図4のフレーム1の厚さ
を10mmとしたモデルである。このモデルについて、
支持部材5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向
への距離Yを44mmの時、支持部材5−1、5−2及び
押圧機構6−1の中心からのx方向への距離xを変化さ
せたときの、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表
すグラフ図を図15に示し、図16は、y方向への最大
歪み量を表すグラフである。図15から分かるように、
x方向の歪み量については、距離xがおよそ42mmで
ゼロとなっている。また、図16から分かるように、y
方向の歪み量については、距離xがおよそ47mmで最
小となっている。
【0027】以上のように、フレームの材質、厚さを変
化させても、ほぼ距離x=41mm〜47mmにおいて
xまたはy方向への最大歪み量はゼロとなっている。
【0028】以上の各モデルは、4ギガビットDRAM
サイズに対応できるように、窓10のサイズを55mm
□とした場合を想定している。次に、1ギガビットDR
AMサイズを念頭において窓10のサイズを33mm□
とした場合についても検討してみる。
【0029】この場合のモデルを図17に示す。図18
は、図17のモデルについて、支持部材5−3及び押圧
機構6−3の中心からのy方向への距離Yを44mmの
時、支持部材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心
からのx方向への距離xを変化させたときの、メンブレ
ン3のx方向への最大歪み量を表すグラフ図である。こ
こで歪み量とはメンブレンのx方向、及びy方向への長
さの変化量とする。同様に図19は、支持部材5−1、
5−2及び押圧機構6−1の中心からのx方向への距離
xを変化させたときの、メンブレン3のy方向への最大
歪み量を表すグラフ図である。図18から分かるよう
に、x方向の歪み量については、距離xがおよそ42m
mでゼロとなっている。また、図19から分かるよう
に、y方向の歪み量については、距離xがおよそ46m
mで最小となっている。
【0030】図20は、図17のモデルについて、支持
部材5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向への
距離Yを33mmの時、支持部材5−1、5−2及び押圧
機構6−1の中心からのx方向への距離xを変化させた
ときの、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表すグ
ラフ図である。ここで、歪み量とは、メンブレンのx方
向、及びy方向への長さの変化量とする。同様に図21
は、支持部材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心
からのx方向への距離xを変化させたときの、メンブレ
ン3のy方向への最大歪み量を表すグラフ図である。図
20から分かるように、x方向の歪み量については、距
離xがおよそ31mmでゼロとなっている。また、図2
1から分かるように、y方向の歪み量については距離x
がおよそ35mmで最小となっている。
【0031】図22は、図17のモデルについて、支持
部材5−3及び押圧機構6−3の中心からのy方向への
距離Yを33mmの時、支持部材5−1、5−2及び押圧
機構6−1の中心からのx方向への距離xを変化させた
ときの、メンブレン3のx方向への最大歪み量を表すグ
ラフ図である。ここで、歪み量とはメンブレンのx方向
及びy方向への長さの変化量とする。同様に図23は、
支持部材5−1、5−2及び押圧機構6−1の中心から
のx方向への距離xを変化させたときの、メンブレン3
のy方向への最大歪み量を表すグラフ図である。図22
から分かるように、x方向の歪み量については、距離x
がおよそ15mmでゼロとなっている。また、図23か
ら分かるように、y方向の歪み量については、距離xが
およそ26mmで最小となっている。
【0032】先の検討結果と同様に、距離Xと距離Yが
ほぼ等しいときに、最大歪み量がゼロとなっていること
がわかる。また、距離X及びYについて、Y=33mmの
時、x方向の歪み量をゼロにする距離Xとy方向の歪み
量をゼロにする距離Xが一致しているが、Yが小さくな
るに連れてx方向の歪み量をゼロにする距離Xとy方向
の歪み量をゼロにする距離Xの値が異なってくる。
【0033】すなわち先の検討結果と合わせて考慮する
と、フレームの材質、厚さを変化させても、距離Xと距
離Yがほぼ等しいときが最大歪み量がゼロとなり最適で
あることが判明した。また、相似な形状のマスクについ
ては、当然同様の結果が得られる。
【0034】また、マスクフレーム1の窓10の大きさ
をメンブレンのX線透過部とほぼ同じ形状及び大きさと
することによって、マスクフレームの剛性をできるだ高
めてメンブレン1の変形を極力抑えることができる。ま
た、押圧機構による押圧点とと支持部材による支持点を
対抗させることにより、メンブレン1の変形を極力抑え
ることができる。
【0035】なお、以上の説明では、マスクを縦置きに
保持した例を示したが、保持方向はこれには限らない。
マスクの面外方向に重力が働く場合には、<ステージの
加速度>×<マスクの質量>、あるいは<面外方向の押
圧力>×<摩擦係数>などを考慮して押圧力を決定す
る。押圧力に対して位置ずれ量はほぼ比例するため、本
実施例のような位置に支持部材や押圧機構を配する構成
は有効である。
【0036】以上の本実施例によれば、外周形状及び窓
の形状が矩形状のマスクフレームを用いているため、フ
レームの加工精度の向上が容易で、加工コストや検査コ
ストを小さくできる。加えて、搬送や位置決めの際の取
り扱いが容易となる。また、本実施例のようなマスク支
持を行えば、マスクパターンの歪みを非常に小さく抑え
ながらも、x,y,θ方向並びにz方向の位置決めを非
常に高い精度で行うことができる。このように本実施例
では、マスク構造の最適化とマスクの支持方法の最適化
とによって、相乗的な作用効果を得ている。
【0037】<実施例2>上記ではX線露光装置のマス
クチャック機構を示したが、マスク作製時のEB描画装
置にも同様の機構を用いることができる。両者での違い
は、X線露光装置ではマスクを重力方向に沿って垂直に
立てて保持するのに対して、EB描画装置ではマスクを
水平に寝かして保持することである。そこで、重力によ
るマスクの自重の影響を補償するように押圧力を管理す
れば、マスクの保持方向に関係なく、EB描画装置とX
線露光装置で実質的に同一状態でマスクを位置決め支持
することができる。
【0038】図3は、これを達成するためのマスクチャ
ック機構の構成を示し、先の図2と同一の符号は同一の
部材を表す。図2のものとの主な違いは、x,y方向の
支持部材15−1、15−2、15−3が、マスク支持
機能と共に圧力センサ機能も有していることである。制
御部17では、この圧力の検出値を基に、押圧機構16
−1、16−2、16−3の押圧力を所望の値となるよ
うに制御している。これによって、マスクの保持方向に
拘わらずマスクフレームに対して同一の押圧力を与える
ことができ、メンブレン(パターン)の歪み管理精度を
高めている。
【0039】発明者らの検討によれば、このマスクチャ
ック機構を用いたEB描画装置とX線露光装置でのメン
ブレンの位置ずれの相対差は1〜2nmに抑えられるこ
とが分かった。本実施例によれば、先の実施例1の効果
に加えて、EB描画装置によるマスク作製時とX線露光
装置によるマスク使用時とで、パターンの歪みにほとん
ど差が生じないため、非常に高精度の露光転写が可能と
なる。
【0040】<実施例3>次に、上記説明したマスク及
びマスクチャックを用いた微小デバイス(半導体装置、
薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)製造用の露光装置
の実施例を説明する。図24は本実施例のX線露光装置
の構成を示す図である。図中、SR放射源20から放射
されたシートビーム状のシンクロトロン放射光21を凸
面ミラー22によって放射光軌道面に対して垂直な方向
に拡大する。凸面ミラー22で反射拡大した放射光は、
シャッタ23によって照射領域内での露光量が均一とな
るように調整し、シャッタ23を経た放射光はX線マス
ク24に導かれる。X線マスク24は、上記説明したよ
うなマスクチャック機構によって保持されている。X線
マスク24が有するパターンは上記説明したようにEB
描画によって形成されものであり、このマスクパターン
を、ステップ&リピート方式やスキャン方式等によって
ウエハ25上に露光転写する。
【0041】次に上記説明した露光装置を利用した半導
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。図25は半
導体デバイス(ICやLSI等半導体チップ、あるいは
液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステップ
1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップ2(マスク製作)では設計した回路パターンを
形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエハ製造)
ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステ
ップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意
したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によっ
てウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み
立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製され
たウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッ
センブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケー
ジング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6
(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの
動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうし
た工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ス
テップ7)される。
【0042】図26は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多
重に回路パターンが形成される。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、マスクパターンに及ぼ
す歪みが極めて小さいマスク支持方法やマスクチャッ
ク、並びにこれに適したマスクを提供することができる
る。そしてこれを用いれば、高精度な露光転写が可能に
なり、高精度な露光装置の実現、高精度なデバイス製造
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のX線マスクの構成図である。
【図2】第1の実施例のマスクチャック機構の構成図で
ある。
【図3】第2の実施例のマスクチャック機構の構成図で
ある。
【図4】実施例の検討用モデルを示す図である。
【図5】図4のモデルにおける、メンブレンのx方向最
大歪み量を示すグラフ図である。
【図6】図4のモデルにおける、メンブレンのy方向最
大歪み量を示すグラフ図である。
【図7】図4のモデルにおける、メンブレンのx方向最
大歪み量を示すグラフ図である。
【図8】図4のモデルにおける、メンブレンのy方向最
大歪み量を示すグラフ図である。
【図9】図4のモデルにおける、メンブレンのx方向最
大歪み量を示すグラフ図である。
【図10】図4のモデルにおける、メンブレンのy方向
最大歪み量を示すグラフ図である。
【図11】実施例の検討用モデルを示す図である。
【図12】図11のモデルにおける、メンブレンのx方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図13】図11のモデルにおける、メンブレンのy方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図14】実施例の別の検討用モデルを示す図である。
【図15】図11のモデルにおける、メンブレンのx方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図16】図11のモデルにおける、メンブレンのy方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図17】実施例の別の検討用モデルを示す図である。
【図18】図17のモデルにおける、メンブレンのx方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図19】図17のモデルにおける、メンブレンのy方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図20】図17のモデルにおける、メンブレンのx方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図21】図17のモデルにおける、メンブレンのy方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図22】図17のモデルにおける、メンブレンのx方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図23】図17のモデルにおける、メンブレンのy方
向最大歪み量を示すグラフ図である。
【図24】X線露光装置の全体図である。
【図25】デバイス製造方法のフローを示す図である。
【図26】ウエハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
【図27】従来のX線露光装置のマスクチャックを説明
する図である。
【図28】従来の光露光装置のレチクルチャックを説明
する図である。
【符号の説明】
1 マスクフレーム 2 転写パターン 3 メンブレン 4 マスク基板 5−1、5−2、5−3 支持部材 6−1、6−2、6−3 押圧機構 7−1、7−2、7−3 支持部材 8−1、8−2、8−3 クランプ機構 9 チャックベース 10 矩形窓 11 ブロック
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のマスクは、マスクフレームと、該マスクフレームの
内側に設けられた窓と、メンブレンと、該メンブレンの
前記窓に対応した部分に形成されたパターンを有し、こ
こで前記マスクフレームの外周形状と前記窓の形状の少
なくとも一方が矩形状であることを特徴とするものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 9/00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクフレームと、該マスクフレームの
    内側に設けられた矩形状の窓と、該窓とほぼ同一形状及
    び大きさを持ったX線透過部を有するメンブレンと、該
    マスクメンブレン上に形成されたパターンを有すること
    を特徴とするマスク。
  2. 【請求項2】 前記マスクフレームの外周形状は矩形状
    であることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 【請求項3】 前記マスクはX線用のマスクである請求
    項1記載のマスク。
  4. 【請求項4】 矩形状のマスクフレームの外周を、3つ
    の支持点とこれにほぼ対向する少なくとも2つの押圧点
    によって支持することを特徴とするマスク支持方法。
  5. 【請求項5】 縦方向のマスク中心線から前記押圧点の
    一方までの距離と、横方向のマスク中心線から前記2つ
    の押圧点の他方までの距離とを、ほぼ等しくしたことを
    特徴とする請求項4記載のマスク支持方法。
  6. 【請求項6】 2つの支持点はマスクフレーム外周の1
    辺上に位置し、残りの1つの支持点はこれと直交する外
    周の辺上に位置することを特徴とする請求項4記載のマ
    スク支持方法。
  7. 【請求項7】 縦方向のマスク中心線から前記2つの支
    持点までのそれぞれの距離と、横方向の中心線から前記
    残り1つの支持点までの距離とを、ほぼ等しくしたこと
    を特徴とする請求項6記載のマスク支持方法。
  8. 【請求項8】 前記各支持点は、マスクフレームの窓の
    辺を延長した線がマスクフレームの外枠と交差する点を
    含んでこれよりも外側に位置することを特徴とする請求
    項3記載のマスク支持方法。
  9. 【請求項9】 さらにマスクフレームの裏面の複数点で
    マスクフレームを支持することを特徴とする請求項3記
    載のマスク支持方法。
  10. 【請求項10】 前記複数点は3点である請求項9記載
    のマスク支持方法。
  11. 【請求項11】 矩形状のマスクフレームの外周を支持
    するための、3つの支持部材とほぼこれに対向する少な
    くとも2つの押圧機構を有することを特徴とするマスク
    支持機構。
  12. 【請求項12】 さらにマスクフレームの裏面の複数点
    でマスクフレームを支持する支持機構を有することを特
    徴とする請求項11記載のマスク支持機構。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のマスク支持機構と、
    該マスク支持機構に支持されたマスクを露光する露光手
    段を有することを特徴とする露光装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の露光装置を用いて、
    微小デバイスを製造する工程を有することを特徴とする
    デバイス製造方法。
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